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久しぶりに 養老孟司
です。市民図書館の新入荷の棚にありました。 2024年11月の新刊
ですから、そんなに新しいわけではありません。
目次Ⅰ 身体を考える……脳はそんなにエライのかⅡ 学びを考える……知識だけでは身につかないⅢ 個性を考える……オリジナリティーよりも大切なことⅣ 社会を考える……たった一人の戦争
二十年後のQ&A
養老孟司 の愛読者の方ならご存じだと思いますが、 彼 は 重度の愛煙家 で、世の禁煙マナーというか、やたら喫煙を禁止する風潮に対して、かなり反抗的な発言を書いてきていらっしゃったわけで、この年になってもバカ高いタバコがやめられない シマクマくん には鵜飼 さすがに禁煙されたとか。
養老 タバコはね。うちのがうるさくて、そっちの方が大変。吸おうとすると起こるんだもん(笑)。理論的には今さら禁煙したって、影響が出るのはかなり先で、歳のいった僕にはもう関係ないはずなんだけどね。まあ、タバコのことは思い出さないようにするしかない。(P194)
「そうか、養老孟司センセーもたばこがやめられへんのんか、ふふふ。」の人だったのですからね。まあ、そういう雰囲気で読み終えました。
鵜飼 養老さんの本を読むと、「わからないからこそ、面白い」といった表現がよく出てきますね。今の時代は「わからない」ということに耐えられず、すぐに正解を求める風潮がありますが。
養老 だって、「ああすれば、こうなる」ってすぐに答えがわかるようなことは面白くないでしょ。「わからない」からこそ自分で考える。誰でもそうでしょ。競馬とか、パチンコとか、賭け事もそう。結果が見えないから必死になる。それが面白いんだよ。(P212)
学習とは文武両道である。両道とは二股を掛けているということで、それぞれべつにという意味ではない。脳でいうなら、知覚とは運動である。知覚から情報が入り、運動として出て行く。出て行くが、運動の結果は状況を変える。その状況の変化が知覚を通して脳に再入力される。こうして知覚から運動へ、運動から知覚へという、ループが回転する。そうしたループをさまざまに用意しモデル化すること、これが学習である。(P60)
乳幼児が自分の手をしげしげと眺めている。そうした光景は、人によって見覚えがあろう。その手を乳幼児はいろいろ動かす。その動きと、動きの感覚が、視覚に起こっている変化と連合する。こうして乳幼児は身体と視覚の関係を理解していく。最終的にそれが自己の認識につながっていくとしても、私は不思議とは思わない。(P61)
どんな世の中になるのだろう?まあ、あの赤ん坊が大人になるころなんて、どうせ、この世にはいないんですから知ったことではありませんが、なんとも不気味ですね。そういう不安を感じたい方にはうってつけですよ(笑)。
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