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水曜の晩は、職場の映画ファンの仲間4人で、有楽町で映画トークで異常に盛り上がり…。昨晩は、新宿末廣亭で、昼席の橘右近十三回忌特別興行と、柳家小三治師匠が主任の夜席を続けて、6時間近く客席にいて…。今日も出かける予定だったのだが、疲れ果てて一日中寝ていた。また、こないだみたいに倒れたらいけないし。それにしても、昨日の末廣亭は凄いものだった。昼席は、寄席文字の橘右近師匠を偲ぶ座談会や、寄席文字の実演などがあり、いつもの寄席とはかなり違って、非常に面白かった。玉置宏、桂小金治といったベテラン勢の座談会は興味深い話のオンパレード!そして、昼席主任の圓歌師匠の歴代落語協会長の思い出噺も、聴き応え満点だった。まあ、どこまでが事実かは判らないけど(笑)。夜席主任は、柳家小三治師匠。夕べは、長いマクラが一切無くて、すぐに本題へ。演目は、なんと「船徳」!これが素晴らしい出来で、久々に唸った。唸りながら爆笑してたら、腹筋が痛くなったほど。ホント、見事な高座だった。平日だというのに2階席も超満員で、熱気も凄く、楽しい高座だった。他には市馬、志ん五、扇橋というメンバーが主だったが、各師匠方の出来も良く、久々に大当たりのプログラムに出合った感じがした。
2007年06月29日
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昨日は、戦後歌謡界の女王・美空ひばりの命日。NHKのBS2では、1週間以上も前から主演映画を連続放送したりと、毎年恒例の(?)気合いの入り方だった。特に土曜・日曜は、午後と夜に立て続けに特集番組を放送してて、その長時間ぶりと力の入れ方に驚いた。確かに、美空ひばりは凄い歌手だと思う。「不世出のド天才」だと思う。でも、戦前~戦後のスター歌手は、他にも大勢いるのに、毎年お嬢ばかり贔屓しすぎ、ってのが正直な感想。もっと、他の歌手でも、命日が近づいてきたら、美空ひばりレベルで、特集番組を組むべきだと思うのだが…。でもまあ、そんなことしてたら、のべつ幕なし特集番組だらけになっちゃうから無理か(笑)。私はとりあえず、土曜・日曜に放送されたのは全て録画した。まだ日曜夜のしか見てないが。その中で印象に残ったのは、最後の三人娘競演の、昭和55年正月の特集番組の一場面。3人の持ち歌を、メドレーでつなげたものだが、これが凄かった。美空ひばりも、55年の時点では、とっくに「別格扱い」されていて、歌番組でも、他の出演歌手と「同格」で扱われることはなかったはず。でも、このステージでは、親友2人と「同格」で歌えるのが嬉しいらしく、心の底からノリノリで歌っているのが、よく解った。何が凄いって、「リンゴ追分」を歌ってるときに思ったのだが、親友2人がいるということを意識してか、美空ひばりが「ひばりの物真似」をしているように歌う、という感じだったのだ。江利チエミがペリー・コモの「パパ・ラブス・マンボ」を歌ってるときには、着物だってのに後ろで踊りまくるし。雪村いづみが、このVTR見たら、すんごい悲しいだろうな…とつい思ってしまうほど、リラックスムードの、凄いステージだった。他にも、まだまだ凄いVTRの宝庫みたいな番組だったが、いくら書いても書ききれない!そんなわけで、「ビッグショー」の感想はまた明日。
2007年06月25日
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先週と今週、土曜の午後に文化放送で放送してる「伊東四朗・吉田照美 親父熱愛(パッション)」という番組で、面白い特集をやっていた。「この曲とこの曲は似ている」まあ、昔からありがちな企画ではあったけども、非常に面白くて、録音したのを寝る前に聞いて、大笑いしてしまった。「サウンド・オブ・サイレンス」と、由紀さおりの「夜明けのスキャット」とか。平浩二の「バス・ストップ」と、プラターズの「オンリー・ユー」の出だしとか…。山田太郎の「新聞少年」と、クールファイブやアローナイツが歌った「中の島ブルース」とか…。都はるみの「涙の連絡船」と、大下八郎の「おんなの宿」とか…。言われれば、確かにコード進行とかメロディーラインが同じで、大笑いしつつも驚いたり、感心したりで、結構面白かった。ダントツにそっくりで、盛り上がったのは、村田英雄先生の「皆の衆」と、近江俊郎先生の「ハバロフスク小唄」。まあ、これは前々から歌謡ファンの間では有名だが、2曲続けて聴いたら、すんごい笑ってしまった。そういえば、私が中学くらいまでのころ、よく「若いか若くないか判別するテスト」ってのがあった。それが…「♪チャンチャンチャ~ン、チャンチャンチャ~ン」…という、2小節のメロディーを聴いてみて、藤山先生の「青い山脈」のイントロと取るか、「ジングルベル」の出だしと取るか、というもの。上記のメロディーは、「♪ジングルベ~ル」の箇所と同じなので、よく「青い山脈」のイントロを口ずさむと「年寄りだ!」と馬鹿にされたものだ。あと、ウチの従姉妹が、小さい時に見てたアニメの「セーラームーン」のテーマが、倍賞千恵子の名曲「さよならはダンスの後に」と瓜二つ、ってのも一時は有名な話だった。私が思っているものだと、加山雄三の大ヒット「君といつまでも」と「恋は赤いバラ」の2曲も、コード進行がそっくり。これは結構、気付いてる人が多いと思う。でも、「恋は~」のほうが先に出来た歌だから、「君と~」のプロトタイプということもあるかもしれないけども…。他にもまだまだ、よく聴きゃそっくり、っていう曲は大量にあるんだろうな~。人間の考え付くメロディーなんて、限度ってもんもあるだろうしね…。
2007年06月24日
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今から14年前、平成5年の夏に出版された豪華絢爛なクレージーの写真集が、植木御大の追悼の意味を込めて、再販された。私は勿論、最初の版も持っているが、今回のも、黙って購入した。ま、ファンとして義務みたいなもんだ(笑)。今回久々に、この本を読み返してみて、改めて気がついたことがあった。この本が最初に出版されたときは、クレージーのメンバーが「全員存命」だったのだ。もっとも、この本が出た2ヵ月後くらいに、ハナ肇御大が亡くなってしまっているが、まだこの時点では、全員元気だったのだ。また周囲のスタッフの方々も、存命の方が多く、改めて悲しくなってしまった…。わずか14年で、クレージーのメンバーは4人が欠けてしまい、周囲の方では青島幸男、宮川泰、古澤憲吾、田波靖男、笠原良三の各氏などなど、もはや壊滅状態に近い状況…悲しい。それにしても、この本は本当に凄いと思う。ここまでクレージーの全てを集めた、集大成的な本は、これからも作るのは難しいかもしれない。写真が多く追加されている上に、初版より値段が安くなっている(!)というのも凄い。まだ、この本を購入されていない方がいらしたら、少し場所は取りますが、購入をオススメします。
2007年06月22日
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映画「舞妓Haaaan!!」を観に行ってきた。昨今の邦画は、難病ものとか、親子の情愛とか、「泣かせる映画がエライ」という、極めてバカな風潮がまかり通ってて、辟易していた。その点でいけば、この映画は実に素晴らしい。「娯楽映画」という称号が相応しい邦画も、本当に久々なのではないだろうか?主役の阿部サダヲの狂気じみた演技をはじめ、脇の面々も豪華で、素晴らしかった。個人的には…ファンだからってのもあるが、伊東四朗御大の、生き生きとした喜劇人ぶりは笑うのを通り越して、感動してしまった。そして、「解っている人」が観れば一発で解ると思うのだが、この映画の前半部は、完全に往年の「クレージーもの」へのオマージュである。いきなりミュージカルになるし、阿部サダヲは全編ド派手な背広でスクリーン内を走り回るし、話のテンポも、速い速い!トントン拍子に出世していく場面の演出に「古澤憲吾イズム」が僅かに感じられた。あと、詳しく書くと意味が無いので書かないが、最後の場面が実に良い。…しかし、そんなことはあくまでサブ。この映画を観に行った最大の理由。それは、我が「人生の師匠」、植木等御大の最後の勇姿を観ることだった。御大は、本当にチョイ役だったが、お座敷遊びのプロとでも言うべき大旦那役で、それは見事の一言に尽きた。小唄を唄いながら、川沿いの道を、ステッキを手に持ち、軽くよろけつつ歩く姿は、神々しさすら感じさせた。御大の着ていた和服の色は、薄い緑系のもの。それを観て、「ニッポン無責任野郎」の冒頭の、成城の駅前で「無責任一代男」を緑の背広で歌い踊るシーンが、頭の中でオーバーラップした。そしたら、涙が出てきてしょうがなかった…。植木御大は、最後の最後まで、本当~~~~に颯爽としていた。あと御大の登場場面、BGMの演出が実に粋で、そこもポイント。でも、この映画、やはり昨今の風潮かどうか分からないが、物語後半が唐突な感じで「人情喜劇」になっちゃったのが難点だった。その後半の場面は、物語のキーになる所だからしょうがないのだが、そこで、それまでのストーリーのテンポが、ガクッと落ちたのが実に惜しかった。なんで「クレージーもの」のオマージュなのに、後半を人情喜劇にしちゃうかなあ?「笑って泣かせて」ってのは、個人的には大っ嫌いなので、そこが最大のマイナスという気がしてならない。最後の最後まで、テンション上がりっぱなしの爆笑喜劇にしたほうが、より後味も良かったと思う。それにしても、阿部サダヲと堤真一の様々な対決場面は、実に見事だった。是非また、同じような豪華メンバーを集めて、「クレージーだよ・天下無敵」のような、ライバル同士の産業スパイ合戦みたいな、ああいう喜劇を見てみたい。
2007年06月21日
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夏風邪が完治せず、むしろ悪化してしまい、先週の火曜日は会社を休んでしまった。その後も体をセーブしつつ生活してたら、アッという間に、何にも書かずに1週間も経ってしまった。サボっているわけでもないんだけども…。明日も、楽しみにしていた舞台あったのだが、まだ、体も本調子じゃないので、観に行くのを諦めざるを得なくなってしまった。無念!ところで、「ビッグショーの感想・その○○」でこのコラムのタイトルをつけ続けていくと、だんだんキリがなくなってしまうんで、今日から表題を毎週変えていくことにした。さて、今晩のビッグショーは…。「二葉百合子・花は咲き雲は流れて四十年」昭和51年8月29日放送。 三波春夫・村田英雄・天津羽衣などと並ぶ、歌謡浪曲の大名人、二葉百合子先生の名調子を堪能した45分。いわゆる戦前から戦後の名曲を、アンコを挟み二葉節でアレンジしたものが多く、実に見応えも聴き応えもあって、素晴らしいものだった。ゲストは、浅香光代先生と内海桂子師匠!2人とも若かったが、キャラクターは今と全く変わってなかった(笑)。…しかし、物凄いスリーショットだったな~。何か、往年の小堺さんの「いただきます」を彷彿とさせるような、「オバサン集団」というか何というか…(苦笑)。また、舞台中に「浅草臭」がプンプン漂ってて、実に最高の雰囲気だった。…言っとくけど、上のは褒め言葉だからね、念のために断っておくけど(笑)!浅香先生が台詞を担当した「一本刀土俵入り」はホント最高だった。あと気付いたのが、内海桂子師匠の声が、異常に「先代のドラえもん」に似ていること。「今さら何を…」と仰る方も大勢いるだろうが、意外に今日まで気がつかなかった(笑)。フィナーレの「岸壁の母」も、いつも以上の熱唱で、とても感動的だった。来週はどうでもいいが、再来週は三波春夫!これも期待してしまうなあ!楽しみ楽しみ!
2007年06月18日
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先週末から、仕事のハードさがたたったのか、体調を崩してしまった。熱は出るし、喉は痛いし、鼻水は出るし…完全な夏風邪。♪夏風邪騒ぐ~丘の~上~…ああ、くだらない。体調不良でも、書かにゃならない、我が運命。さて、今晩のビッグショーは…。「加山雄三・39歳の青春」昭和51年6月27日放送。古希を過ぎても、相変わらずの(笑)若大将・加山雄三の31年前のステージ。45分間、大ヒット曲のオンパレード!改めて、加山雄三の「作り手としての凄さ」を認識できた気がする。観客の盛り上がりも、今まで見てきたこの番組の中で、いちばんと言っていいほど、凄かった。ゲストの有島一郎(!)も素晴らしかった!アン・ルイスはあまり必要なかった気がしたが。結構驚いたのが、本編後の「アンコール場面」を放送したということ。後ろでスタッフが、あたふたしているのに、また聞こえてきた「君といつまでも」の前奏。観客の大声援の中、歌い始めた加山雄三の声は、涙声になっていた。親父の経営していたホテルが倒産して、何億もの借金を抱え、それがやっと返済の目処が…というときに、スキー場で雪上車に轢かれて大怪我!人生でいちばん苦しかった時代に、少しづつ光が差し始めたときが、ちょうどこの頃。苦労を顔に出さず、若大将はいつもと同じように歌っていたが、最後の最後に感極まったんだろう。この場面は、結構、胸が熱くなった。それはともかく、今日の「ビッグショー」は加山ファンの私の母親が、隣でメチャクチャうるさくて、イヤになった(笑)。
2007年06月11日
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昨日の「ビッグショー」、実によかった!個人的な嗜好だと、歌手のワンマンショーよりは、作曲家の特集の方が良い。大勢の歌手が出てくるから、内容がバラエティーに富んでいて、面白いからね。「服部良一・栄光の旋律」昭和51年6月20日放送。昭和49年9月のスタジオ収録のもの以来の、服部先生のビッグショー。藤山・淡谷の両先生を筆頭に、木の実ナナ、高英男、ダウンタウンブギウギバンドという、物凄い顔合わせ(笑)。そして番組の進行は、我らが玉置宏先生!いや、ホント贅沢な、最高の45分だった。オリジナルシンガーによる歌唱が少なく、そこは消化不良の感もあったけども、それを補って余りある、藤山・淡谷両先生の歌唱は素晴らしかった。おまけに「山寺の和尚さん」を、…なんと!藤村有弘(ドン・ガバチョ)、熊倉一雄(トラヒゲ)、高松しげお(元チックタック)、宮本悦郎(クールファイブのハゲの人)の4人がコーラスするという贅沢さ!いい加減で、かなり危なっかしいコーラスだったけど、実に見応えがあるものだった。高英男が、着流しで化粧して(苦笑)歌ってた珍曲「落葉の巷」も貴重だった。…結構、気味悪い感じもしたけどね(笑)。さあ、来週は若大将。これも期待大だな。
2007年06月05日
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今晩の「ビッグショー」の感想は、明日にさせていただいて、今日も訃報を書こうと思う。石立鉄男氏の訃報のあとを追いかけるように、今日も本当に驚いた。ピアニストで作曲家の羽田健太郎氏、急死。まだ58歳の若さ。本当にビックリしたし、物凄くショックが大きい。最近は、日曜日が出勤になってしまったので、最近「題名のない音楽会」がどうなっていたか全然分からない。ただ、この番組の司会者のうち2人が、この世を去ってしまったことになる。こういう「クラシック」を、大衆に分かりやすく伝える人の死は、音楽業界にとって、大きすぎる損失だと言えるのではないだろうか。クラシックだけでなく、この先生が作曲した「渡る世間は鬼ばかり」のテーマソングも、何年経っても、強烈なインパクトがあるし。黛敏郎、岩城宏之、山本直純、芥川也寸志…、そして羽田健太郎。全員この世を去ってしまったことになる。ホントに惜しいし、淋しいことだ。最後の締めが、必ずこの台詞になってしまうが、心からご冥福をお祈りしたい。
2007年06月04日
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昨年、映画ファンの知人から聞いた話。その方の目撃談なのだが、俳優の藤岡琢也氏が亡くなったとき、その日にコンビニに行ったら、「サッポロ一番・味噌ラーメン」が、店頭から消えていたという。ついさっき、石立鉄男氏の訃報を聞いたとき、不謹慎なのだが、思い出したのは上記の話。『「エースコック・わかめラーメン」が、今度はコンビニの店頭から消えるのかな?』と。もう20年くらい前の(もっと前かも)CMだが、あの「わかめラーメン」のCMは、いまだに強いインパクトがあると思う。もっとも、柳沢慎吾が何かにつけてモノマネをしていたから、その影響もあるかもしれない。「お前はどこのワカメじゃ?」って何だったんだ、あのフレーズは?それにしても、64歳。若すぎる死だと思う。朝、家族の方が起こしにいったら、もうすでに布団の中で亡くなっていたらしい。3月に、鈴木ヒロミツ氏が亡くなったときに、テレビのインタビューで見たのが、私が見た最後だった。少々痩せていて、往年の面影が無かったので、「ありゃ、すいぶん歳取っちゃったなあ」と思っていたが…急な訃報で驚いた。1970年代のテレビドラマは、この人の作品を抜きにして語れないだろう。それっくらい、ヒット作の多い人だった。…と、偉そうに書いてやろうと思ったのだが、いかんせん1979年生まれだと、再放送を小さい頃に、うっすらと見た程度で、作品について熱く語れない(涙)。CSで、結構この人の作品をやっているのだが、観るチャンスも無いし…。そんなわけで、石立氏といえば、どうしても「わかめラーメン」になってしまう…。石立さん、申し訳ありません…。ご冥福を心よりお祈りいたします。
2007年06月01日
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