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今日の午後、落語仲間からのメールでこのことを知った。5月15日の放送で、満50周年(51年目に突入)を迎える『笑点』。その翌週、5月22日の生放送スペシャルで、歌丸師匠は『笑点』の司会を降りることに決めたという。今後も「終身名誉司会(長嶋さんのマネ?)」として、『笑点』には関わっていくことになるそうで、今月から『笑点』の前に始まった、ミニ番組の『もう笑点』には出続けるという。第一報を聞いたときは「しょうがねえよなぁ…」としか思えなかった。ここ数年は病気で休むことも多かったし。しかし、幼い日から見続けてきた、まさに『笑点』の顔という存在がいなくなるというのは、本当に本当に寂しいことだ。昭和41年5月の第1回から出演している大喜利メンバーが、これで全員いなくなってしまうわけだから…。批判が来ることを覚悟で書くが、歌丸師匠の判断は非常に正しいと思う。「体力の限界」「これ以上スタッフやメンバーに迷惑はかけたくない」と仰ったそうだが、確かにその通り。メーン司会が、しょっちゅう体調を崩して休むなんて、私はマズイと思う、やっぱり。番組にとって、かけがえのない存在の歌丸師匠でも。それで体力を消耗して、寿命を縮めて、本業の高座に影響が出てしまったら何にもならないんだもの。50年間(半世紀だよ!)回答者として、司会者としてメーンを張ってきたんだもの、もう十分やるべきことをやり遂げたと思う、歌丸師匠は。--------------------------------------------------------昨年の11月29日(日)の夜、私は新宿末廣亭で歌丸師の高座を見ている。板付きで、釈台を前に置いた姿での…若干痛々しさのある高座だったが、マクラで『笑点』裏話をして笑いを取って、スッと入った「紙入れ」が…。口跡のシャープさ、艶っぽさ…痛々しさを完全に忘れる絶品の高座。本当に驚いたのを覚えている。そのあと、夏丸さんと「夏丸演芸館」の打ち合わせをしたってのは、ここでも書いたが、そのとき歌丸師の高座のことを興奮して伝えてしまったくらい(笑)。正直、今でも歌丸師匠は「巧い噺家」ではないと思う。江戸弁ではなく標準語の落語で(談志家元曰く「先代の桃太郎師匠の口調」とのこと)、話芸としてはさほどの魅力はないと思っていた。寄席の高座で笑いを取るのが不得手だから、あまり定席に出ないで、「圓朝もの」「怪談もの」なんかに取り組んで頑張ってこられたんだろうと…。しかし、あの晩の「紙入れ」は違った。「藝は枯れてはいけない」と思うが、歌丸師に関しては枯れたことで巧さが5倍くらいになっていたと思う。で、これはマクラで…長いな、本題に入るまでが(苦笑)。高座が終わったあと、上記のとおり夏丸さんと会う約束をしていたので、私は末廣亭の前で待っていた。すると、私が外に出て4分~5分も経たないうちに、高座着のままの歌丸師匠が外に出てこられた。私は愕然とした。背中が曲がり、杖をつき、肩で息をしながら3人ほどの前座さんに付き添われ、ゆっくりゆっくりと送迎車が止まっている駐車場に歩いていかれたのだ。「こんなに小さくなってしまったのか…」「こんな満身創痍で高座を務めておられるのか…」私は不覚にもその姿を見て、涙が出てしまった。周囲は新宿三丁目の飲み屋街、若いカップルや大学生が「あっ!歌丸さんだ!」なんて言っていたが、誰ひとりサインや写真をねだる人はいなかった。そういったことをさせない…というか、してはいけないオーラが、歌丸師匠の周りにあったように思う。私は駐車場に向かう歌丸師匠の背中に、ただ頭を下げ小声で「お疲れさまです…」としか言えなかった。-------------------------------------------------------そういう姿を見てる故、『笑点』の司会を続けていくのはもう無理だろうと思っていた矢先、こうして自らが勇退の決断をされたのは、本当に素晴らしいと思う。木久扇師匠以下の大喜利メンバーは、寂しさや不安で一杯だろうと思うが、無理に引き止めるのは野暮!歌丸師匠の決断に、素直に拍手を送るべきであろう。…だから、こんなこと言っちゃ何だが、当代圓楽師って言動が江戸っ子っぽくないやね、結構。なんか未練がましくウジウジしてて、目の前にいる歌丸師匠の体調とかが見えてなくて、理想論ばかりを言っているような…。やっぱりレフト思想だからか?…って関係ないか(笑)。とにかく歌丸師匠!50年間お疲れさまでございました!これからは、寄席の高座で楽しませていただきます!…明日は、これからの笑点メンバーを予測してみよう(笑)。
2016年04月30日
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第8回・昭和歌広場「もはや戦後ではない頃の歌2」平成28年5月21日(土)会場…神保町らくごカフェ13時開場 13時30分開演 16時終演(予定)入場料…(予約)2,000円 (当日)2,500円司会…林田雄一ゲスト解説…保田武宏(演芸評論家)ゲスト…林家たけ平(落語協会新真打) 桂夏丸(落語芸術協会二ツ目)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまでCBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。電話でのご連絡・お問い合わせは、平日は20時~23時の間、土日・祝日は10時~17時の間でお願いいたします。昨日やっとこさ、曲目を決定いたしました!いつもより2曲多い、全22曲となっております!!昭和27年~昭和34年までのヒット曲・珍曲がズラリ!!落語協会の新真打・林家たけ平師と落語芸術協会の二ツ目・桂夏丸の「演芸界の歌謡マニア2トップ」が、今回初めて揃い踏みをいたします!そしてそして!演芸評論・歌謡曲研究界の将軍様(笑)、我らが保田武宏先生の名解説&ダジャレもバッチリ!?たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!ご予約をお待ちしております!
2016年04月24日
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今日の『笑点』の前半は、落語協会・落語芸術協会の新真打披露口上だった。協会の彦丸師が欠席(!)というのは少し驚いたが(笑)、小圓鏡・たけ平・ぼたん・おさんの4人と、芸術協会からきらり改め鯉栄・橘ノ圓満・可女次改め可風の7人の口上。司会はたい平師。協会からは市馬会長、芸協からは小遊三副会長の挨拶。…今日、何も知らずにテレビをご覧になった方は、最後の三本締めで驚かれたかもしれない。久しぶりに、たい平・ぼたん両師匠の師匠、こん平師匠が音頭取りで登場されたからだ。レギュラーの『笑点』に。…でも、実は私、事前にこの情報を知っていた(苦笑)。新真打の1人、足立区北千住出身の某師匠(笑)から聞いていたのだ!私 「『笑点』での披露口上、いつ放送なの?」た 「たぶん4月のどっかだって言ってたけど… あっ、そうだ。今回サプライズあるからね」私 「何よ、サプライズって」た 「三本締めの音頭で、こん平師匠出るから! 感動的よ。まだダメよ、ブログに書いちゃ!」私 「分かってるよ、んなこたぁ!」…というやり取りが、3月中にあったのョ(苦笑)。2月の帝国ホテルのパーティーに出たとき、お声掛けをさせていただけたのは嬉しかったが、今日のこん平師は、あのときよりも元気そうに見えた。右手が利かないというのが辛そうに見えたが、三本締めの「イヨ~ッ!!」の声が、あれだけ出たことに、驚きと共にかなり感動してしまった。まだまだリハビリの道半ば、という感じではあったけど、着実に元気になっていっているのには、本当に驚く。高座復帰は難しいかと思うが、頑張っていただきたい。
2016年04月17日
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1・熊本大地震について東日本大震災は、とにかく大津波によって、たくさんの犠牲者が出たということだったが、本当に大きな揺れは(いわゆる「本震」)最初の2度くらいだったと思う。今回の熊本は、最初の震度7が「前震」で、今日の午前1時25分の震度6強が「本震」だったとは…。とにかく、こんなに立て続けに大きい揺れが…てのは初めてのように思う。最初の地震で持ちこたえてた物が、次の大揺れ2回で崩壊したりして、亡くなられた方が増えたようだ。崩壊した熊本城、崩落した阿蘇大橋…。報道特番を見ると、とにかく居たたまれない。熊本や阿蘇で暴れるのは、ラドンだけにしてほしい。…こんなことを書くと、亡くなられた方や、避難生活を現在している数多くの方に本当に申し訳ないのだが…。先だって「保育園落ちた。日本死ね」というツイートが話題になり、民進党の「高額ガソリン代」で名を上げた女性議員が、居丈高に安倍総理に質問したりしていたが…。私は普段、あんまり大いなるものってのは信じない性質の人間なんだが、やはり「言霊」ってものはあるような気がしてならない。「日本死ね」なんて言葉を、日本に生まれて日本で育った人間が軽はずみに発言して、それをまた一部の国会議員が礼賛して…。「保育園が足りない」と怒ってる輩、その一方で「自分の家の近所に保育園を作るのは反対!」という輩…。エゴだらけで「自分さえ良きゃそれでいい」人だらけになった日本人を見た「大いなるもの」が、怒りの鉄槌を下した、言い方変えれば「逆鱗に触れた」んだと思う。そんな気が、私はするのだ。かと言って、亡くなった方や避難生活をされている方には全く関係ない。完全なトバッチリ。「日本死ね」のツイートした人、ちったぁ責任を感じてもらいたいもんだ。第一、自分の子供が保育園には入れなくて腹が立っても、そういうツイートの「『死ね』という語感の汚さ」とか、「日本人としてあるまじき発言」と何も感じない時点で品性下劣な人だってことは解る。こんな母親が、子供のいじめやママ友いじめとかを助長するんだろう。この国難に及んで、民進・共産の一部の左巻きのバカ共は「反原発」「安倍降ろし」の関係ないツイートをしたとか何とかで、ネットで大炎上したというニュースも見た。…本当に人非人が多いね、左巻きって。生物のクズよ。2・「フランク三浦」の腕時計訴訟地震ですっかり飛んでしまったが、フランク・ミュラーのパロディーと銘打って売っていた「フランク三浦」の時計。知財高裁で、商標の有効性が認められたという勝訴判決のニュースが流れたら(私はテレビで見た)、作ってる会社に注文が殺到したらしい(笑)。最初にニュースで「フランク三浦」という文字を見た瞬間、私の頭の中には…この顔と……この顔しか出てこない…。つまりは……この先生が関係してる時計?と思ったという(苦笑)。昭和歌謡ファンの悲しい性と言うべきだろう…な…。もはや「パブロフの犬」状態(笑)。3・『マツコ・有吉の怒り新党』リニューアル新たに加わるのが、テレビ朝日の女性アナと聞いた瞬間に思ったのが「…夏目アナは予算削減で切られたのか!?」ということ(笑)。その通りのことを、有吉がいきなり冒頭で言い放ったのには笑ったが。元フジの平井アナに少し似た、青山愛アナ。例の偏向報道番組『報道ステーション』で、チラッと見たことはあったが…。ま、局アナにしたということは「色がついていない」点では、評価はできる。ただ、京大卒で帰国子女という「挫折知らずの人生」を送ってきた女性に、様々な視聴者からの「怒りメール」に共感できるかといったら、難しいのではないだろうか?そして、どれだけ「様々なプライド」を捨てられるかが、この番組の今後に響いてくるだろう。ただ、もっと問題なのは、何故か「新三大」のコーナーを無くしてしまったこと。あのコーナー、確かにここ1年はマンネリっぽい印象はあった。でも後釜のコーナーが、まるでテレビ東京の『WBS』の『トレたま』コーナーのパクリみたいになっちゃったのは、全く評価できない。変な見栄を張らず、すぐに「元に戻すことにしました」と、「新三大」を復活させたほうがいいと思う。個人的には。
2016年04月16日
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「友人のことを手放しで褒めちぎる」ということほど、恥ずかしくて、野暮なことはないと思う(笑)。心の中では非常に感動してても、つい本人の顔を見ると「あそこがさ…」とか「良かったんじゃないのぉ?」とかそっけなく言ってしまう私。これは、正直言うと「東京人特有の照れ」なのだが…。多分だけど、かなりの回数、私はあっちこっちで暴言を吐きまくっているんだろうと思う。トランプ候補のことを、私ゃ悪く言えない(苦笑)。火曜日、西新宿のミュージック・テイトでウクレレをスパルタで教えた相手の(苦笑)桂夏丸さん。その人の、物凄い高座を昨晩観てしまった!金曜日は深夜勤務明け、私は昼前に帰宅をして夕方までゆっくり寝ようと考えていた。それで、もし体力が残っていたら、夕方起きて神保町に行こうと思っていた。つまり、さほど真剣に向かおうと思っていなかったということ。そうしたら、夏丸さんからメールが。「今日は、急遽依頼されて『もう半分』を演ることになりました」…これは、絶対に行かなきゃイカン!と思い立って、仮眠の時間を削って、らくごカフェに行った次第。夏丸さんの「もう半分」、私はキチンと聴いたことがなかった。一昨年の夏、『第8回・歌で綴る~』で高座にかけているのだが、私は歌謡ショーの司会者。楽屋で、構成や司会の文句を頭に叩き込んでいたので全く聴けなかったのだ(笑)。それで、その『歌で綴る~』で演った「もう半分」を、ウチの保田武宏先生が褒めたのヨ。だから、前々からずっと聴きたくてね…。んでもって、2年越しで聴けた「もう半分」。数ある落語の中で、1・2を争う「イヤな噺」だろう。先代の古今亭今輔師匠の十八番、NHKのスタジオで観客なしで演っているVTRが残っているが、あれは洒落にならないほど恐ろしい出来(褒め言葉ヨ!)。かなり昔、柳亭市馬師と、この映像の話になったら…「あれは落語じゃない!ホラーだ!」…と言い切ったからね(笑)。https://www.youtube.com/watch?v=ir4xNHkfwRQ↑(追記)誰かが、動画をYouTubeに上げておられた!夏丸さんの「もう半分」、橘ノ圓師匠からの直伝と言っていた。どんなもんかと思って聴き始めたが…。この噺、当人はどう思っているか分からないけども、私としては「桂夏丸十八番」の筆頭に挙げていいと心底思った。増位山太志郎の歌ばかり歌ってる場合じゃない(笑)!これホントよ、正直なとこ。感情注入の度合いが少なく、常に醒めた口調で進める夏丸さんの高座スタイルに、これほど「もう半分」がハマっているとは思わなかった。特に居酒屋の女房の目つきの鋭さと非情さ・冷酷さを演るときの巧さったらなかった。感情注入を極力抑え、淡々と物語を進めていくから、余計に怖さと後味の悪さが引き立っていた感じ。これ、もし…誰とは言わないが「夏丸さんがいい感情を抱かない売れっ子の二ツ目」とかが演ったならば(笑)、感情注入が過多になり、変テコなギャグを入れまくり、噺全体をぶち壊す危険性が多分にあるだろう。いやぁ…夏丸さんの素晴らしい高座を観たよ、昨夜は。勿論、柳家ろべえさんの「花見の仇討」と「居残り」も素晴らしく、夏丸さんのもうひとつの十八番である「青い鳥」と、ゆうべの4席はハズレが全く無かった。最近、情報番組で取り上げられた「イケメン落語家」もいいけれど、本寸法の藝を魅せてくれる若手の噺家がちゃ~んといるんだから、ここに。
2016年04月09日
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大変長らくお待たせをいたしました!第3回以来の超豪華な規模でお送りする、なつかしの流行歌と爆笑トークで綴る豪華ショー!詳細が決まりましたので、早速お知らせいたします。第8回・昭和歌広場「もはや戦後ではない頃の歌2」平成28年5月21日(土)会場…神保町らくごカフェ13時開場 13時30分開演 16時終演(予定)入場料…(予約)2,000円 (当日)2,500円司会…林田雄一ゲスト解説…保田武宏(演芸評論家)ゲスト…林家たけ平(落語協会新真打) 桂夏丸(落語芸術協会二ツ目)オーディオコーディネート:高山承之内容のお問い合わせ・チケット予約はこちらまでCBC01742@nifty.com0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp090-4183-2028ご予約の際「名前(フルネーム)」「連絡先(携帯電話等)」「必要枚数」を必ずお伝えください。電話でのご連絡・お問い合わせは、平日は20時~23時の間、土日・祝日は10時~17時の間でお願いいたします。第8回目にして、林家たけ平・桂夏丸の2人が初めて揃い踏みをいたします!我らが保田武宏先生の曲目解説もバッチリ!音響も最高級の音質であります!今回は新しめの曲目、昭和27年~昭和33年くらいの間の流行歌を特集してお送りいたします!乞うご期待!たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!
2016年04月06日
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2月と同様、さっき『東京かわら版』を読んでいて、自分の名前が書いてあるのを見て思い出した(苦笑)。偶数月の第一火曜日の晩は、吉例企画のこちら!私もジャマしにレギュラー出演しております(笑)。是非とも仕事帰りにお立ち寄りくださいませ!『第27回・夏丸演芸館』開催日…4月5日(火)開場…19:00 開演…19:30 終演…21:30会場…西新宿ミュージック・テイト料金…予約:2,000円 当日:2,200円予約先… ticket@musicteito.co.jp出演…桂夏丸(3席)、私(ウクレレ講師)予約は、当方でも受け付けいたします。0ps388121401v2y@ezweb.ne.jp↑こちらに、枚数とお名前をご連絡いただければ、私が夏丸さんとテイトに伝えます(笑)。毎度毎度のウクレレ教室…というか、ウクレレ漫才をすることになるんでしょう、おそらく(苦笑)。夏丸さんは、どうもウクレレ買う気もなさそうだし、本気でウクレレを習得して「アロハ・マンダラーズ」に入りたいのか、甚だ疑問ではありますが…(笑)。たくさんのご来場、心よりお待ち申し上げます!!
2016年04月02日
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昨年末の、国本武春先生の訃報と同等のショックである。昨日の午後、ネットで訃報を見た瞬間「なんで今ごろ15年前の記事が出てるの?」と思い、0.5秒後に「…当代かよ!?」と気づいたときの衝撃は、ちょっと今でも言い様がない感じがある。先月8日の『徹子の部屋』に、ご子息の小猫さんと共に出演したのは録画して見た。確かに「猫八先生、だいぶ痩せたな…」と思ったけども、まさか余命宣告が出ていたほどの病に侵されていたとは全く思わなかった。喋る声が今になって思えば、少し弱々しい感じがしたが、それ以外は普通だったんだもの。第一、今年正月二ノ席の末廣亭で、その姿を見ているし。死因は進行性胃ガン。享年66。いま現在の医学では、胃ガンは早期に見つかれば100%で治るガンだと言われている。ウチの父親も治ってる。それなのに…。進行性だと、気づくのが難しかったか…。いくらなんでも若すぎる。先代は80歳まで生きたのに。本当に勿体無いし、残念のひと言に尽きる。余命宣告を受けてから入院~死去するまでの間、全ての仕事のキャンセルや、代演の依頼、身辺の整理などをご自分でやられたという。そのときの猫八先生の心中を思うと、胸が痛い。そして、3月21日に亡くなられていたそうだが、協会が新真打の披露目の初日だということがあったからだろう。事前に密葬で済ませ、余一の昨日に訃報を発表というのもとても素晴らしい心配りで、それがまた非常に悲しい。-------------------------------------------------------------四代目猫八先生を最初に知ったのは、テレビ東京系列で平日の夕方(何曜日だったかは忘れた)に放送していた、ファミコンの番組の司会者としてだった。『ゲーム王国』とか言ったっけな?明らかに「ファミコンのことを知らない(恐らく興味もほとんどない)」という感じで司会してたのを(苦笑)、今でも何となく覚えている。あとCXで放送していた長寿番組『素人民謡名人戦』の司会者の印象もあるな…。『笑点』とか『お好み演芸会』では、1人で声帯模写をするというよりは、お父さんの先代猫八先生とコンビでウグイスを鳴いたり、サカリのついた猫の真似(笑)をやっていたという思い出がある。17年ほど前から寄席演芸にハマり、毎週の寄席通いを始めたのだが、その頃から今年の正月まで、ず~っと四代目猫八…つまりは「先代小猫」先生を、何度となく生で見続けてきた。着物で座布団に座って…の高座が似合った先代とは違い、いつも白か黄緑のジャケットを着ての、常に洗練されたスマートな立ち高座だった当代。どこの寄席でも、あの十八番のウグイスの鳴き真似は、マイクのあるなし関係なく、最後列の席に座っててもビーーン!と鼓膜に響くほどの音量だった。「ああ、こういう芸を名人芸って言うんだな…」と、しみじみ思ったものだ、いつでも。コロオギの鳴き真似、鶴の鳴き真似、ホトトギスの鳴き真似…。その他たくさんの至芸の数々。今ごろの時期、本物のウグイスの鳴き声を聞くと「猫八先生より下手だなぁ、ホンモンは!」なんて毎年思ってたりする。芸に対する厳しさを内に秘めつつの、温かい人柄が滲み出る、あの軽妙なトークも大好きだった。何度となく見た、あの素晴らしい高座を思い出せば思い出すほど、早世が惜しい。惜しすぎる。ただ、早野凡平先生とか、百面相の波多野栄一先生、ボンサイト先生のように「後継ぎがなく、一代限りで絶滅してしまった芸」とは違い、実子の小猫さんがいま現在、立派な高座を見せている。これが、本当に救いであろう。猫八先生も、まだまだ道半ばでの無念の死であろうが、「自分で動物物真似の芸を途絶えさせなかった」という点に関してだけは、安心だったのではないだろうか。小猫さん、いずれ五代目猫八になる日が来るのだろう。その日まで芸を磨いて、頑張っていただきたい。誰が作ったのか分からないが、結構昔からあると思う私の大好きなギャグ(?)に…「泣かぬなら、自分で鳴こう、ホトトギス。by江戸家猫八」…ってのがある(笑)。これが、いつまでも「遠く過ぎ去りし古のギャグ」にならないようにしていただきたい!四代目猫八先生、本当に本当にお疲れさまでした。心からご冥福をお祈り申し上げます。
2016年04月01日
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