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2017.10.07
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カテゴリ: 雑記・会話
「張り切り過ぎてのち、病身(風邪)となりぬ」

真夏の8月9日帰宅後、とにかくそれまでとは打って変わって、ようやく生活の足として整った150ccスクーターで駆けずり回り、我れながらこの回復カーブ・好調が続くはずがないと予感だけはありました。

9月30日、土曜日、予感が現実となり、悪寒を覚えて去らないので、体温計で測ったら、38度2分の発熱。ただし、食欲は幸いあったので、それまでと変わらぬ食事をとり、そのための買い物にも、大事をとって車を使いましたが、出かけて、食事を規則的にとるよう努めました。

真夏の余勢を駆ってか、おとなしく寝床に横になってなぞいられません。さすがに8度台の熱が下がらぬうちは、2輪に乗るのを控えましたが、60代の年齢が影響しているのか、平熱にならず、微熱が続きます。暮夜近く、からだが楽になるのは、かつて流行って今また注目されつつあるバイオリズムのせいか、「そろそろ風邪は峠をこして、知らぬ間に治るといいのだが」との希望も出て来るのですが、ほぼ1週間経つ頃に至るも、からだのダルさが抜けず、せっかく急激に増加を続けていた体重も、63、4キロで鈍くなり、これが以前の体調ならば確実に減少に転じていたとも思われます。

外来通院は、まあ認めるにやぶさかでないのですが、通院のたびに体重を測るのには閉口しました。ついついこちらも意地になって、次回はさらに体重増を記録してやるとばかりに勇ましくなって、目指すは65キロなぞとバカなことを目標にしてしまいがちです。

ものにはほどがあるとは、コラムの師、山本夏彦氏がよく述べていた言葉の一つですが、そう考えると既にその体重に達しています。一旦激しくやせた時のほほのこけ方はなかなか旧に復してくれないのですが、60代半ばはもはや若くはありません。

ヘタな看護師などに限って、60代なんてまだ若いんだから、生活をきちんとしなきゃね、なぞとぬかしやがるのだが、少なくとも私より十(とお)年下の者共には、訳知り顔で言われたくないよと思っています。
古い話ですが、こんな子供の歌がありました。

「♪ 村の渡しの船頭さんは、今年六十のおじいさん、年はとってもお船をこぐ時は、元気いっぱい艪(ろ)がしなう、それギッチラギッチラギッチラコ」


私の母は「40、50くらいまではまだまだ大丈夫と思えるし、そうするうちにいつしか年を重ねるけどね、60になると衰えを感じるね。そこから先は10年経つごとに、からだの衰えを否応なく知らされるようになるよ」と、よく語ってくれました。

私がいずれ書評を書こうと予定している昭和の大作家・五木寛之(いつき・ひろゆき)氏は、60代以後、かなり愛好していた車の運転をやめています。
五木寛之氏の車好きは、特に彼のファンには周知のことと思いますが、私は漠然と知っていた程度で、どれほどのカー・マニアあるいはドライバーだったのか、寡聞にして存じません。

どんなに高齢化が進んでも、平均寿命・平均余命が伸びようとも、からだが思うに任せなくなる年齢は60代だと私は思っています。私自身に関して言うなら、せっかく47歳でようやく大型自動二輪免許をとって、車にも二輪にも乗れる資格を身につけたと思ったら、5年後の52歳の早春に、頸椎ヘルニアを発症して、平均的50代の男子の体力をかなり下回る身体(からだ)となりましたから、60代半ばのただいまは、当然他の60代の平均的な人々より低下した体力です。

本栖湖にてバイク走行ホーネット国内版.jpg
ホンダホーネット900ccで本栖湖畔を走った時の一枚。

車にバイクにスクーターにと、外見だけ見ると、何んだ元気ではないかと誤解されますが、両手両足の力は女子平均にも及ばないはずです。
だからなおのこと、老化に伴う衰えを、人より痛感するのは当然です。
バイクに乗るのはたくましく見えるでしょうが、これは体力の衰えを支える力学の乗り物だからです。頸椎症を抱えた身体(からだ)でつらいのは、立った姿勢からしゃがむときと、反対にしゃがんだ姿勢から立ち上がるときです。つまり起立した姿勢としゃがんだ姿勢との切り替えがキツいのです。

バイクにまたがった姿勢は、これらのどちらでもない、中腰の姿勢で、これは身体(からだ)を起こしている時にとる姿勢の中では、ある意味で一番楽なのです。さらにたとえばスクーターに乗っている時は、たっぷりクッションの効いた肉厚のシートに腰かけているのと同じなので、これは乗らない人には意外なほど楽ちんな姿勢の継続なのです。応接間や洋間のソファにいつも腰かけている人ならわかると思いますが、会議室の折りたたみ椅子や勤め先の回転椅子よりも快適です。

分けても、クラッチ操作のない言わばオートマチックのスクーターの乗り心地は最高です。ここでオートマと言うと車を連想するのが普通かと思いますが、私は自家用車としてオートマチック車に乗ったことは一度もなく、ホームセンターで買ったベニヤ板を軽トラックで運ぼうと借りる時、オートマばかりでミッション車が一台もないので仕方なくそれを運転したものの、信号ストップの瞬間、ブレーキを踏みこみ過ぎて車を90度ほどスピンさせるというへまをやったことがあり、以後必ず乗らないことにしています。

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スクーターのほうが恐いという人のほうが多いかも知れませんが、私がスクーターに乗ったら、まず四輪の追随を許さないほどのパワーで断トツトップを走ります、と言いたいところですが、なぜかのんびりスタートし、加速するにしてもせいぜい時速60キロ止まり程度で、ほとんどの道路を走っています。巡航速度に達するまでの加速が凄く、それを楽しむのです。

もちろん飛ばすことはあり、県道380号線、すなわち旧国道一号線を走る時は、後続車にあおられるのに任せていると、次々に追い越されるので、オービスを気にしながらも、この年齢だからもはやゴールド免許でなくなっても構わぬとばかり、加速して80キロ、さらに100キロまで軽く達して、後続車のいない環境下で、先行車に追いついたところで減速し、流れに沿って走ることもあります。



一つ例を挙げておきます。
かつて私が乗ったカワサキゼファー750は、最高出力68ps、車重200kgで、パワーウェイトレシオは2.9でした。四輪は疎いので適切ではないかも知れませんが、マツダCX-8・2.2XDディーゼルターボを選びます。
スペックを見ると、なにゆえか四輪にはパワーウェイトレシオが明記されています。9.0とあります。カワサキのナナハンの敵ではないことがわかります。
かえってスポーツタイプでないほうがあるいはと、これも知識のなさゆえに思いつきで、もう一台調べました。ホンダシビックセダン1.5が、パワーウェイトレシオ8.0とあります。四輪はレーサーともなれば凄まじい加速を示しますが、市販車はいずれこんなものです。

カワサキ・ゼファー750.jpg

脚力低下著しきを痛感する身体(からだ)となったからこそ、特にスクーターは心強い生活の足なのです。

バッテリーを維持するためにも早く復調したいのですが、長距離走行は控えています。そう、近所のスーパーまでの往復には二輪を使うようにしています。

日照不足と言われた今夏でしたが、それでも9月半ばまでは暑い日が続き、2輪には絶好の季節でもありました。その夏もとうに終わり、まだ残暑があるから二輪を楽しめると思ったのもつかの間、季節は早、秋気忍び寄り、肌寒く感ずる候となりました。

ここで退屈な駄文をさらに退屈にする如きを書かねば次へ進めなくなる気がしたので、脱線致します。たった今「肌寒く」と書きましたが、キーボードは日本語入力で「はだざむく」と打っています。「はださむく」でも同じ字が出ますが、最近のテレビのアナウンサーは、濁音の発音をおろそかにするようになりました。「肌寒い(はださむい)季節になりました」なぞと言うのですが、お前の言葉遣いのほうが寒いよと言ってやりたくなります。

さらに言うなら、音便というものをもないがしろにする傾向を感じます。
音便とはその言葉の通り、発音しやすく言い換えた結果の言葉づかいです。
多くになじみのものとしては、「旅客機」があります。「りょかっき」と発音するものと察します。
ところが「活火山」を「かつかざん」と平気で言う、というよりわざとそう呼んでいる者共が増えました。理科の教師がそう呼んで強調さえしていました。

食堂で注文する時に「カツカレー」と言うのならわかりますが、「かつかざん」と言う必要がどこにあるのか。もちろん正しくは「かっかざん」と促音便(そくおんびん)を使うべしと思います。
かつて東京都を走る「山手線」を「やまてせん」と呼ぶ者共が増え、あやうく軽薄な奴バラによって駆逐されるのかと心配したことがあったのですが、NHKアナウンサーが中心となったとの記憶が正しいとするなら、決して短くない期間のあいだに、アナウンサーの人たちが、「やまのてせん」とハッキリ報道し、遂に「山手線」と書いて「やまのてせん」と呼ぶ啓発運動が奏効したことがありました。

山手線.jpg

これは珍しく山本夏彦氏も「NHKのような体力のあるテレビ局が一大キャンペーンを張ったら、かくの如き効果をもたらす好例である」と、メディア批判の得意な山本コラムが称賛していたので、印象に残っています。
忘れぬうちにもう一つ書いておきます。NHK礼賛ではなく、言葉にうるさい私の病の如きの続きです。
先に書いた発音の話は、百歩譲って是非もなしと無視することは出来ます。しかし、次の言葉は明らかな間違いです。『憎しみ合う』。この間違った言葉は、タイトルは忘れましたが、千葉真一氏が忍者の頭領になるドラマで、うんざりするほど聞かされました。「影の軍団」といったでしょうか。

間違いの根拠は『憎しみ』を動詞に変える作業でハッキリします。『憎しむ』という動詞は存在しません。このパソコンの変換で出るということは、既に誤用がまかり通っている証左と言えるでしょう。
『親しみ』という言葉があり、これには『親しむ』という動詞が正しく存在します。繰り返しますが、『憎しみ合う』とは本来なら言いません。『憎み合う』と正すべきですが、テレビなどで平然と使われるから、衆寡敵せずなのかも知れません。

「言葉は生きている」なぞと訳知り顔に言う専門家・評論家がいますが、俗耳に入りやすいと読んだ上の迎合です。間違いは間違い、NHKが「『憎しみ合う』とは言いません」と、山手線の時のようにキャンペーンを張ったら、かなり効き目があると思うけれども、多分黙殺しているのでしょう。

軌道修正致します。
私は60代に入ってからの風邪は長引いたり、ぶり返したりするおそれ大なりと、今回の経験で痛感しています。
その時、ある人が「ペッパー君の将来は明るいと思う」と言った言葉を思い出しました。

私はその人の前途にペッパー君は無縁だと思うものですが、その言葉と簡潔明瞭な説明は説得力を感じました。
まだ私にスクーター一台運転出来ぬ都合があって、そのかたの車に乗せてもらっている時の会話の一コマでしたが、印象に残るものです。

そして、今回風邪を引いて、なかなか本復の実感を持てぬまま日だけが過ぎるあいだに、ふと思いついたことですが、「ペッパー君ほどではなくとも、ロボット玩具も長足の進歩を遂げているのではないか」ということです。
かつて『アイボ』というペット系のロボットが話題となりましたが、価格を見て仰天したまま、当分縁がないと思っていました。

ロボットアイボ.jpg

果たして、新しいタイプが登場して、どうやらこれらに親しんでいる人もいるようなムードを感じましたが、今一つ食指が動かないのは、急な軍資金に欠くことだけが理由ではないようです。
ただし、この手のものを必ずしも毛嫌いするのではない根拠があります。
母が2009年に要介護度5から4へ下がる劇的変化を見せてくれたうれしさに、セガトイズの『夢ねこ』という精巧な猫のオモチャを買って、ベッドに横たわる母の隣りに置いてみました。猫の鳴き声に応えて、親しげに話しかける様子を見て、束の間母のペット代わりになるかと思ったものです。

スマイル

やや歳月が移って、2012年、母を特養に入所させる決心をして、その5月に母は入所しましたが、だいぶ衰えが進んだ翌年2013年の誕生日をどうにか迎えたその記念に、今度はラブラドール・レトリバーの、つまり犬のオモチャを買って自室の母に渡したのですが、猫の時のような活発な受け答えは見られなくなっていて、ほどなく家に持ち帰りました。これは今でも母が過ごした階下の部屋に置いてあります。

夢いぬ2012

今度は己れの番かとも思いましたが、私なぞは、ロボットを相手にするのさえ億劫なようで、既にロボットでさえ、好き嫌いが出ました。
それが今回掲載した二種類です。私がいずれを好むか、これに正解できる人は、楽天ブログ関係の人の中にはいないと察します。
答えは人間的でない格好のロボットのほうが好きです。

ロボットPalmi.jpg

ロボットRobi.jpg

昔よく読んだ月刊誌「少年」の二大人気漫画に例えると、「鉄人28号」と「鉄腕アトム」のうち、「鉄人28号」のほうが断然好きだったと書けば答えの根拠になると思います。鉄人も、2チャンネルプロポという簡単な操縦器にもかかわらず、正太郎少年の指令に正確に応える動きを見せました。しかし、アトムのように人間的な仕草をせず、第一目もあいたままだし、口はありません。西洋の騎士のよろいにヒントを得たと作者の横山光輝氏がものの本に書いていたように、とても精悍な顔のデザインです。

鉄人28号ソノシート表紙.jpg

少年昭和37年9月号

余計なことはしない。命じられたことに正しく従って動く以外は、正太郎邸のすぐ外に起立して真っ直ぐ前をにらんでいる。この姿と設定に少年の私はいたく共感しました。私はロボットにダンスをして見せて欲しいとは思いません。
こちらの指示に答え、それを完了したら、電池を切ってロボットにも休んでもらう。これがロボットへの要求の理想です。ロボットにとっても、余り付き合いやすい人間ではないかも知れません。





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最終更新日  2017.10.07 14:04:27
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