江戸川の最下流に架かる橋は、市川大橋群である。湾岸道路の上下線、首都高速道路の上下線、および京葉線鉄橋の計5橋梁である。見晴らしの良い橋は、上流側湾岸道路。橋長406m、幅員15mの片側3車線+歩道の赤い橋である。
大潮時期、市川大橋付近では干潟が見られる。干潮狩に汗を流す人もいる。アサリ貝に似た「ホンビノス貝」を採るのだ。ハゼ釣りで休日を過ごす親子連れ多い。印象に残った風景は、或るものが橋影の干潟面からニョキニョキ頭を出している。キノコのようにも見える。貝類がスクスクと育つ所だなと思った。
江戸川を挟む本行徳と上妙典との区間は、車輌通行の要衝である。道(水路を含む)は、時代の状況を反映しつつ、盛衰を積重ねて変化する。この橋群もいつか不要なとき(未来)が来るかも知れない。かつて関東・東北と江戸を結ぶ物資の流通路として栄えた江戸川道のように。
写真-1 江戸川河口の橋の袂は、キノコのようなものが良く育つ。貝塚の様相。
写真-2 江戸川河口左岸から東京湾を望む。ハゼ釣りの家族連れが多い
写真-3 江戸川河口に架かる市川大橋群。左岸側から望む。赤橋が湾岸道路下り線
写真-4 この標識から上流へ約60km遡ると利根川に出あう。
菜の土手 ミサゴ 2024年03月21日
江戸川上から 夕富士 2024年02月13日
ETCGO 三郷流山橋 2024年02月10日
PR
Calendar
Category