清多夢くらぶ

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2011年08月29日
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テーマ: 干潮狩り(1)
カテゴリ: 江戸川
  利根川の分岐点・関宿から下ること約60kmで江戸川は東京湾に注ぐ。1919年当時の行徳を二分までして造ったのが江戸川放水路である。後に江戸川と呼び、元の川を旧江戸川と言う。第一次世界大戦が終結した年のこと。その4年後には関東大震災が起こる。

 江戸川の最下流に架かる橋は、市川大橋群である。湾岸道路の上下線、首都高速道路の上下線、および京葉線鉄橋の計5橋梁である。見晴らしの良い橋は、上流側湾岸道路。橋長406m、幅員15mの片側3車線+歩道の赤い橋である。

 大潮時期、市川大橋付近では干潟が見られる。干潮狩に汗を流す人もいる。アサリ貝に似た「ホンビノス貝」を採るのだ。ハゼ釣りで休日を過ごす親子連れ多い。印象に残った風景は、或るものが橋影の干潟面からニョキニョキ頭を出している。キノコのようにも見える。貝類がスクスクと育つ所だなと思った。

 江戸川を挟む本行徳と上妙典との区間は、車輌通行の要衝である。道(水路を含む)は、時代の状況を反映しつつ、盛衰を積重ねて変化する。この橋群もいつか不要なとき(未来)が来るかも知れない。かつて関東・東北と江戸を結ぶ物資の流通路として栄えた江戸川道のように。

市川大橋の袂に育つキノコ

写真-1 江戸川河口の橋の袂は、キノコのようなものが良く育つ。貝塚の様相。

江戸川河口左岸から東京湾を望む

写真-2 江戸川河口左岸から東京湾を望む。ハゼ釣りの家族連れが多い

江戸川左岸から市川大橋群を望む

写真-3 江戸川河口に架かる市川大橋群。左岸側から望む。赤橋が湾岸道路下り線

江戸川河口の起点標識

写真-4 この標識から上流へ約60km遡ると利根川に出あう。






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Last updated  2011年09月02日 11時29分56秒 コメントを書く
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