エドハクは、高床式構造をイメージした建物で、地下1階・地上7階建。2階と3階は空間・広場となっている。建物の高さが62.2mで、江戸城の天守閣並みとのこと。エドハクのロゴマークは目。東洲斎写楽の 役者絵の左目 をデザインしたもの。江戸から未来を見通す目ということか・・。
この3月28日でエドハクは開館20年を迎える。常設展示室5階では「 広重・東海道五拾 参次 」の展示会が開催。広重の55枚が順番に並べられている。散歩感覚で観ることができた。江戸日本橋から始まり、京都三条大橋で終わる旅絵図。55枚中6枚に橋の絵が登場する。
昔の旅人は、江戸日本橋から京都までの約500kmをおよそ2週間かけて歩いた。大名行列は53の宿を摂ったのだろう。歌川広重は、それぞれの宿駅ごとに季節感を出し、郷土色豊かに描く。 日本の風土 に根ざした作品ばかり。今旅しても風景に深みを与える情報も多いはず・・。
写真-1 両国橋のシンボル的な親柱。両国橋は花火を見る橋だった。花火の大玉が・・。
写真-2 高床式を思わせる江戸東京博物館。ロゴの「写楽の目」と眼が合う。
写真-3 5階フロアの常設展示室の様子。ほど良いパネルの間隔。
東海道五十三次の地図と主な宿場絵。橋から始まり橋で終わる道中図。
写真-4 東海道の難所を「箱根湖水図」として描く。二子山・芦ノ湖・富士山の遠近図。
古街道沿 駒形神社 2020年08月29日
日光道中 粕壁宿 2020年08月06日
白壁・格子戸 石畳の道 2017年10月06日
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