大西洋へ航海の旅に出た。と言っても、バルセロナ港を発着とする クルージング だ。地中海と大西洋を繋ぐジブラルタル海峡周辺をクルーズするもの。
ジブラルタル海峡は、スペイン南部とモロッコ北部を隔てる幅15kmの水道。この 地中海の要衝 に、小さな英国領がある。海峡に突き出るように岩から崎が「ジブラルタル(人口28,000人)」。小高い山はターリクの山と呼ばれる。観光用展望台が設置され、海峡を往来する船舶を眺めることができる。
往復のクルージング距離は、2,650海里 (4,910km)で、日本列島をぐるりと周る距離に相当するという。折返し地点は、カナリア諸島 ランサローテ島 である。途中、カサブランカ港(モロッコ)、ポルトガル領マディラ島、マラガ港に停泊して観光する海道旅である。その際、ジブラルタル海峡を2回通過することになる。
ジブラルタル海峡は、眼が見えるうちに、見ておきたい場所のひとつ。40数年前、初めて津軽海峡を青函連絡船で渡った時のことを想い出した。日出ずる国から日没する国の時差は約8時間。時差ボケを解消しながら、しばらく 海外旅景色 シリーズ(12回を予定)を投稿します。よろしくお願いします。
写真-1 地中海からスペインの山並(アンダルシア地方)を望む。
写真-2 ジブラルタル海峡を往く。
写真-3 ジブラルタル海峡の夕景。
写真-4 英国領ジブラタルとターリク山の夜景。
写真-5 クルージング船の12階デッキ・展望室。船首側に設けられた全天候型展望台。
セレクト旅景色 2017 2017年12月31日
セレクト旅景色 2016 2016年12月31日
早朝のバンフ 鉄道駅の灯 2016年11月06日
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