清多夢くらぶ

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2018年07月03日
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ブトリント遺跡 を訪ねる。遺跡の特徴は、古い各時代が幾重にも折り重なっている。時代が堆積しているかのようだ。古代ギリシヤ時代、ローマ時代、そして中世の時代が、融合して出来上がった遺跡だ。​

 ブトリントの地形は、湖と川に囲まれた 丸い半島 。石積み城壁が遺跡群を取り囲む。直径5kmの範囲に、15箇所の遺跡が詰まっている。その昔、堅固な城壁には8つの門があったとされる。​

 前4世紀、医学の神・アスクレピウスの聖域として、古代ギリシヤ世界から多くの巡礼者を集めたブトリント。ローマ時代には、カエサル、アウグストゥスによる入植が進められ 退役軍人 が、水道橋や浴場などの公共施設を造った。​

 エリアの南西部に、(3) ギリシヤ・ローマ劇場 、(4)ローマ浴場、(5)アゴラ/フォルムなど廃墟同然の遺跡が保存されている。長い年月の間に地盤沈下した。雨が降ると遺跡の周りに多くの池が湿原になるという。幸いに、虫類・カエル類や蛇に遭遇しなかった・・。​​​​​


写真-1 アスクレピオスの聖域跡(前4世紀)。


写真-2 ギリシヤ、ローマ劇場跡(3世紀)。


写真-3 アゴラ/フォルム(公共広場)跡。


写真-4 ローマ式浴場跡(2世紀頃)。


写真-5 ニンフの泉跡(2世紀)。ローマ時代の水道橋の終点。


写真-6 ブトリント遺跡の鳥観図[パンフレット]。





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Last updated  2019年01月12日 11時00分21秒
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