清多夢くらぶ

清多夢くらぶ

2019年09月21日
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秋雨前線 が南へ下がったと思ったら、また北上して列島の近くに居座っている。涼しい乾燥した風と湿気を帯びた風とが交互に訪れる秋だ。そんな湿気のある夕方、雲が茜色に、江戸川が赤く染まった・・。​

 この時期、夕方の土手散歩は要注意である。帽子はもとより、長袖、メガネは必需品。マスクも携行したほうが良い。何故なら川沿い道路に、「 蚊柱(かばしら) 」が揺らめくから・・。​

 蚊柱の正体は、 ユスカリ(揺蚊) で、0.5mm程度の羽虫だ。やぶ蚊のように人間の血を吸わないが、催涙ガスの中を通り抜けるようなもの。鼻や耳の中に入り込むヤツ、汗ばんだ首筋に付着するヤツがいる。飛び群れるユスカリの成虫は、わずか3日から5日の寿命とされる。はかない命である。​

 ユスカリの幼虫を集めてダンゴ状にすると 釣りの餌 にもなる。また、泥地に棲む幼虫は、水質浄化に少し寄与とも。川魚の餌にもなる。食物連鎖の底辺を支えている。蚊柱をカゲロウと思えば、少し親しみが増すような気がする。​​​​​


写真-1 9月の秋夕空。久しぶりに大空が赤く燃えた。


写真-2 紅い雲間に月も輝く。


写真-3 作業を終えたクレーンと茜雲。


写真-4 再びのゴールデンアワーの江戸川。但しユスカリ群が・・。


写真-5 湧き上がる夕雲と「蚊柱」のカゲロウ。





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Last updated  2019年09月21日 06時00分09秒
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