清多夢くらぶ

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2022年11月13日
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カテゴリ: 北海道岬めぐり
​  ​小さな岬に囲まれ、良好な港・増毛は、江戸時代からニシン漁が開かれ、ニシンの村として栄えた。最盛期の増毛は、「 ニシン千石 」場所とよばれ、網元や商人が財を成した。明治当初は船運が交通の主な手段。増毛駅が開業したのは、大正10年(1921年)。ニシン漁の衰退に合わせて、鉄道利用が減って行く。​

 増毛が栄えた理由のひとつに水がある。暑寒別岳の豊富な 伏流水 があり、生活に欠かせない良質な地下水があったため。この名水を使用して、酒造りをした人(本間泰蔵)がいた。日本最北の酒蔵「国稀(くにまれ)酒造」だ。酒蔵内を見学した。敷地の駐車場側に、自由に汲める湧き水施設があった。​

 深川から伸びる留萌本線の終着駅だった ​増毛駅​ 。利用客が年々減少し、平成28年(2016年)に廃駅となる。しかし、1981年公開映画「駅・STATION」で、留萌駅とその周辺が舞台になったこともあり、解体されずに、2018年にリニューアルされた。「増毛(ぞうもう)」のコマーシャルに一役買っている「益」だ。アイヌ語のマシュケ(カモメの多いところ)が由来。ニシンが押し寄せていたことを物語っている。​​


写真-1 リニューアル保存されているJR増毛駅。


写真-2 増毛駅舎と旅館富田屋。


写真-3 駅舎内休憩所と映画ポスター。


写真-4 日本最北の酒蔵「国稀酒造」と湧き水名水。


写真-5 旧商家丸一本間家。


写真-6 レトロな建物。増毛館と田中商店





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Last updated  2022年11月13日 06時00分08秒
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