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心に残るシーン9「人との出会い・・・親との最初の出会いは・・・」 大人はよく「人との出会いは大切だ」「人との出会いが自分の人生を変えた」「人と出会うことで自分の価値観が変わった」と言う。本にもそう書いてあるし。「先生もそう言うよ」と子どもにまで言われる。社会的動物である人間なのだから「当然のこと」と割り切っていってもいいのだが、どうも最近「本当か?」と考えることがある。 人間としての濃厚な出会い・・言い方がおかしいが・・・はまず家族である。それも親であることは間違いない。三つ子の魂百までというように3歳までの事で一生が決まると言うのだが・・・3歳までは記憶があまりない。親は一生懸命育てている時期だが、私も記憶がない。しかし、今の2人の子どもに対しては親ばかと言われようが、何を言われようが・「子どものために」と言う気持ちと祈るような気持ちで育てたと思う。食べ物と手しなえ品を換え与え、笑ったら「おお笑った」泣いたら「よしよし」ものを言わないと「熱でもあるのかなあ」とおでことくっつける。だから四六時中相手をしてやる。しゃべらない子どもが「まんま」なんていうと小躍りする。「おお立った」なんてなると親戚中に電話する。親の名前なんて言われると「今日は最高の日」なんて日記に書く。家に帰り疲れていても「おとうたん」なんて言ってぎこちなく走ってくること見ると一変に嫌なことを忘れてします・震えながら風呂へ入れる。「気持ちいいか」と言ってもわからないのに「よしよし」なんて言って腕で抱えながら「風呂はオレが入れる」と親ばからしい父親になる。写真もとにかくたくさん撮る。夫婦の写真の量をすぐ超える。コメントなんかもしっかり書く。「2ヶ月の息子」「初めてのはいはい 娘」「重たい荷物もなんのこと 息子」「お昼寝 娘」三輪車でうれしそう息子」親の愛情ほど尊いものはない。しかし・・・ 新聞紙上でも「虐待」という言葉をよく目にする。淡々と文字で書かれているが、実際は相当な悲惨な現状が想像出来る。「衰弱死」「虐待死」など一方的な殺人死が、この国で日々起こっている。密室の中で計画的な殺人が進められている・・・考えるだけでも恐ろしい。親が自分の子を殺す。最初の尊い出会いで全面的に信頼している親に・・・体を痛めつけられる子もいる。食事を与えられない子もいる。服をきちんと着させてもらえない子もいる。そうなったら「戦場」である・生き残った子どもが・・・どうなっていくのかもとても心配する。地獄を見た子が・・・。 出会いは大切です。親に虐待された子が、その後の「他の人」との出会いで立ち直ることもあるのです。
2007年12月20日
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心に残るシーン8「人は何に幸せを感じるのであろう」 この夏もいろいろな人と出会った。同じように生きている人。自分の考えをどうにかして形にしようとしてがんばっている人。日々の生活で精一杯の人。息を殺して生きているような人。様々である。 夜、友だちと飲みに行った、いつもの所である。何にもない1日であったが、こうやって友だちと酒を飲み交わすことは本当に楽しい。その店は家族で切りもりしている。焼き鳥は親父さんが焼く。魚なんかも焼く。つまみでも調理に難しいものを作る。奥さんは簡単なものを作る。具体的に言うと親父さんは焼き方、揚げ方である。焼き鳥、焼き魚、唐揚げ、皮エビの唐揚げなどである。味に微妙の差が出るものである。奥さんは切り方といっていいだろう。刺身、山かけ、サラダなど切ればどうにかなるものだ。盛りつけを考えれば大丈夫。いたわさ、冷やしトマト、もろきゅう、酢の物、冷や奴、もレパートリーにはいる。長女は、酒を作るのである。酎ハイや熱燗などである。次女は運ぶ係り。ビールでは生ビールを担当する。あとはできたものを運ぶのである。「たまに冷凍物をチンしますよ」と言う。4人で切り盛りしている。「店を開いたばっかりで夏休みもありません」という父。家族でどこかへと言うのはまだまだなようである。そのあともう一軒いった。 深夜までやっている焼き肉屋である。酔った人しかいないがその焼肉は美味しい。そこではラーメンもやっていた。酔っぱらいの「しめ」はこのラーメンである。厨房を見ると私の親より上の人が手際よく作っている。この店はもう40年以上続いている。手際のいいのはどこに何があってどうすればいいのかが染みついているのである。わがままな酔っぱらい。4人それぞれ違うラーメンを頼む。私は「みそ」だったが。仲間は「しおバタ」「醤油」。とどめは「タンメン」でした。ビール飲んで緊急つまみの「メンマ」と「焼き豚」を頼む。うまいのである。80近い人の作るラーメンもうまい。 次の日、山を少し歩いたあと、早朝のガストに行った。5時半頃だった。客が以外といるのに驚いた。テーブルにうつぶせになっている人。コーヒー飲みながら本を読んでいる人。ウォーキングのあとのような人。高校生の一団。などである。働いている人は元気がいい。目が覚めるような声であいさつをする。昼間にホームセンターに行った。倉庫のような店内にたくさんの品物が並ぶ。学生のアルバイトかダンボールから品物を一生懸命に出している。そうやって1日終わる人もいる。 夜働く人、昼間暑い中で交通整理をする人、朝方まで働く人・・・その人達も「幸せを何かで感じていると思う」家族で過ごす夏休み。一人で旅する夏休み。勉強に力を入れる夏休み。いろいろな夏がある。自分の事ばかり考えていないで人のことを考えると・・何が幸せか・・すこしわかってくる。 いい夏休みになってきている。ko
2007年12月19日
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心に残るシーン7 麦茶を作る夏になるとどの家でも麦茶が冷蔵庫に入っています。外で遊んできた子どもが、ごくごく飲む姿。その姿も目をしっかりあけて上を向いて飲む。服装はTシャツと短パンがいい。お父さんがビヤガーデン。焼鳥屋、スナックのはしごで夜中にそっと帰ってくる。喉がからからになるので、冷蔵庫をおもむろに開け、麦茶を見つけ立て続けに2杯飲む。「ふーー」といってベットに倒れ込む。お母さんが炎天下の庭掃除を終えて、麦茶を飲む。「ふーー」親父よりかすがすがしい「ふーー」である。そのあとタオルで汗をぬぐい取り、一息入れる。娘が学校の部活動から帰ってくる「母さんあのね・・・」といいながら冷雨象庫を開けて麦茶を飲む。食事の時のも飲む。どこか行くときにもペットボトルに入れるか、水筒に入れて持っていく。職場なのには大きな「すいかん」があり。ちっこいつまみをまわしたり、おろしたり、ひいたりして麦茶を飲む。その時大切なのは3つある。1・ぎんぎんに冷たいこと2・一気に飲むこと3・どこか一点を見つめて飲むことです。 夏本番になりました。うっとうしい梅雨もようやく終わり、ギンギンに太陽が照っている。 結婚して始めてのアパートに引っ越した時。東京から頼んでい置いた家具が届いた。八王子から3時間かけて2人の人が荷を運んできた。額に玉の汗をかいていた。「ごくろうさま」その時出した麦茶を喉を鳴らして飲んだ「ふうううまい」その顔は麦茶のCMで使えそうでした。 50袋で280円。箱で450円・・とかどこへ行っても麦茶は売れ筋のいいものである。それをやかんで煮出しては、しばらくそのままにし、専用の容器に入れて冷蔵庫に入れる。空いた2Lのペットボトルに入れて立たせてもいい・500mlに小分けにしてもなかなかいい。そういうものがあるだけでいい。あるだけでうれしい。「作る人」の顔が見えるようなものはいい・作る人がいてその先に作ってやりたい人がいる。そのために「存在」するものに人は心を動かされる。 先日出張の帰りに出先で10本1000円のトウモロコシを買ってきた。手頃に割ってゆでる。テーブルの上に置く。帰ってきた子どもがおもむろに手にし、必ず2本目に手を出す。こうやって麦茶と同じ人の手によるものはいろいろある。庭になったトマトをひやしてスライスにしたもの。自家製の漬け物。家でうったうどん、そば。夏の旬の胡瓜は庭でできる・体を冷やしてくれるばかりでなく。心に涼風を吹かせてくれる。 「アルコールの入った麦茶」などと言っている輩にはこの気持ちはわからない。」
2007年12月14日
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心に残るシーン6「お弁当の話」 今年は夏は夏ばてになるほどの暑さがないので、「夏」らしくない。(これは7月の話で8月になったら太陽がこれでもかと襲ってきました)入道雲、ギンギンの太陽、汗のしずく。セミの声、夕立・・・早く来ないかなあと感じる。 娘は毎日、弁当を持っていく。今日も課外授業と水泳部の部活で学校に行っている。弁当は妻が作る。毎日作るので飽きないようにと工夫している。大好きなモノを入っているし、体にいい酢の物、すぐに活力になるものなど考えている料理の本からレシピを書き写したり、新聞の切り抜いている。勇輝などは「受験生にいいメニュー」「一ヶ月10000円予算の夕食」よいう本を借りてくるほどだ。野菜や肉なども生協から買っている。、たいしたものだを思う。 親子げんかは毎日の日課である我が家。だいたい「もういい」「おしまい」「ごめんな」「ごめんなさい」で終末を迎えるのだが、ある日の喧嘩はものすごく、仲介役の私も役に立たなかった。「バン」と部屋の戸を閉め、朝まで出てこなかった。次の日、おはようも言わずぶすっとしている娘。負けずに一言も声をかけない母親。そのまま弁当をわしづかみにして学校へでかける。 その夜のこと、私が帰るとすでに娘が帰って来ている。荷物を置いて階段を上ると、笑い声が聞こえる。昨日のことがまるで嘘のようである。何があったかわからない。あとでスパイである息子に聞くと弁当箱の中に小さな紙が入っていたそうだ。そこには「良く泣いたから大好きなウィンナいれといたよ。ごめんね」親も大人も相手に対してついつい心配なあまり余計なことまで言ってしまう。売り言葉に買う言葉でそれは益々エスカレートする。だめなものはだめ・・でも。わが子の姿を見ている親は、自分に素直になることが必要なときもある。その晩のビールはうまかった。
2007年12月13日
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心に残るシーン5 「タオル1枚あれば」 私はよく汗をかくので、タオルをいつも持っています、机の中、車の中、カバンの中に潜ませています。このタオル1枚がすごく役に立つのを知っていますか。 夏の東京、友だちと新宿で待ち合わせをしていました。暑い日でした。汗が額から背中から頭から出てくるほどの暑さでした。ハンカチではたりません。ハンドタオルでもどうしようもありません。久しぶりに会う友人です。さっぱりした顔であいたくて、近くの水道で顔を洗いました。そのあとはタオルですね。しっかりとふけるのです。また、大声で泣いたときもタオルですね。しっかり泣くときには少し大きい方がいいのです。 さらに、温泉にも行けます。小さい頃は大きなバスタオルも必要だったのですが。今は普通のタオルで充分です。車で走っていて、少し遅くなるとき。どうせだったら温泉でもと豊富の道の駅を山の方に登って「みたまの湯」に入ってきました。11時まで営業している山梨県の中で、もう一度行きたいというNO1という高台にある日帰り温泉です。 この「日帰り温泉」は、何にもない畑の中にあるので視界を遮るモノがありません。だから夜の甲府盆地の夜景がとてもきれいに見えるのが自慢です。道の駅「とよとみ」から山の方へ10分です。地元でとれた野菜が豊富な道の駅で「トウモロコシ」「茄子」「胡瓜」「白菜」「青梗菜」「ジャガイモ」「大根」「赤蕪」二十日大根」「中国野菜」「いろいろな菜っぱ」「ニンジン」「トマト」など山積みにされて売られていますふっくら張った茄子が5本で100円です。人気のトウモロコシは朝一番でトラックで買いに来る人もいるのでびっくりします。値段が本当に安いのです。ここに野菜を持ってくる人もタオルを首に巻いています。後ろのポケットに垂らしている人もいます。タオルが似合うのです。軽トラックを運転してくる若い人たちも頭にうまくタオルを巻いています。 さて、温泉です。うれしくてしようがありません。荷物を待合室にしっかり置き。いそいそと出かける。このうれしさったらない。休みの時、好きなビデオを借りてきて家で一人で見るときと同じような気持ちです。大きな風呂、露天の展望風呂。見ただけでうれしい。桶で湯をすくってばしゃーーん。そしてざざざざーーと入る「ふうーー」この気持ちよさったらない。「ふーーー」わかりますよね。体が少しぴりぴりするくらいの熱さが好きなのです。風呂へ入って目をつむるとなんといい気持ちになうのか・・・。 タオルさえあればこれが出来るのです。この日本のタオル。普通のタオル。白くてお葬式などのお返しでくれるもの。年始でもらうもの。金融機関で預金するともらえるあの普通のタオル。優れものなのです。世界を旅してもこれ以上の温泉に会うタオルはありません。スポーツタオルでもなく。スイミングのタオルでもありません。何度も何度も使うタオルです。ビジネスホテルの100万回使ったようなタオルでも立派に使えます。 ホテルへ行って「いいホテル」というのはこのタオルにお金をかけているという所ですね。ふかふかなタオルです。天日に干すとすぐにふかふかになります。 1枚のタイルもあれば、なんか幸せになれるのです。
2007年12月12日
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心に残るシーン4「おにぎりに思う」 夏のコンビニの朝。すごい人である。お弁当を買い求める人たちです。これから海へ行くのでしょう。持ち物がとてもカラフルです。だからわかります。車の中では、ビーチボールで子どもが遊んでいます。コンビニの店員も忙しそうです。おにぎりや冷やし中華、冷やしラーメン、そば、冷やしソーメンがどんどん売れていきます。争ってとっていくシーンをよく伊豆で見かけました。大瀬、戸田、土肥、熱海、伊東、稲取、下田、岩地、そこのコンビニの「おにぎり」は飛ぶように売れているようです。ひとつ100円から~150円ですからとても手頃です。コンビニの大手ローソン、セブンイレブン、ファミリーマートもこのおにぎりを主力製品にしています。 おにぎりは家で母親が握るモノと思っている私でさせついつい手軽なので買ってしまいます。味も確かに悪くはありません。でもどうしてもあの塩むすびには何ともかないません。表面がすこし塩辛く中はご飯、途中から具が出てきます。コンビニのように機械で最後に押し込むような具ではありません。おかか、梅、海苔の佃煮、塩昆布などです。母親が作るおにぎり、おむすびって言ったような気がします。見ていてもうまくできないのです。娘がまねしているのを見てなんか微笑ましく感じました。 茶碗に一杯はひとつだよ 塩を着けすぎないようにね まだ食べないのだめだよ 指についたご飯粒を食べながら話しています。いい雰囲気ですね。野良仕事や畑仕事の時もおけ一杯のおにぎりを作っていきます。ひと仕事終えた後のおにぎりは美味しいです。やかんに冷たい水を入れて、ひょっとこ口からぐびぐび飲む水のあのうまさは忘れられません。 コンビニはその名のとおり「便利」なところです。いつでも空いているし、どこへ行ってもだいたいあります。海外にもあります。中国、台湾、バンコク、シンガポールでもコンビニを見ました。そこにある商品は選び抜かれた売れるものです。売り方も考えに考え抜いています。また、集客の為に、各種の料金の支払い、電気、ガス、水道、電話、その他の支払い(ベネッセの支払い)などもできます。なにしろいつでも空いているのですから・・仕事帰り、買い物のついでなどでも簡単にできます。さらに本の注文をしておけばそこで受け取ることもできます。お中元、お歳暮、特別な日の弁当、コンピューターの端末もあり、アミューズメントのチケット、コンサートのチケット、ホテルの予約、航空券の予約までできます。また、店の中の商品の置き方も工夫しています。本を読むのは必ずからだが外になって言います。「人がたくさんいる」ように見えるのだそうです。コンビニの主力のお弁当、おにぎりは入ってすぐ前にあります。よく見えるところにあるのです。またタバコやこどもの好きなカードなどはレジの所にあります。さらにレジを待っているあいだに目の前におでんや、からあげ、などがありついつい「これもね」と言ってしまうそうです。「夜中の3時~などは人が来ません。でも開けておくのです。いつもで開いていることが必要なのです。」さらに「照明は目が痛くなるくらいにするのです」「安全面もあります、暗いと良くないですからね」さらに「今困ることがあるんです、家庭のゴミを出していく人がいます。だめ・・とは書いてありませんが常識ですよね」「独り者の人が、多くはないゴミとくにビールの缶とかを捨てていきますね」「利用してくれるのでいいのですが」・・・いろいろ悩みもある。 おにぎりの話に戻る。大きなおにぎり、小さなおにぎり、混ぜご飯のおにぎり、海苔が巻いてあるおにぎり、あとから海苔を巻くおにぎり、天ぷらがはいっているおにぎり、何も入っていないおにぎり、いろんなおにぎりがあります。でもその家その家で違った味のするおにぎりがあることを忘れては行けません。また、おにぎりを包むモノ。竹の皮であったり、新聞紙であったり、サランラップであったり、アルミホイールであったりします。さらにおにぎりには必ずついている漬け物も「たくわん」がいいですね。思い切り黄色い漬け物がいいのです。ぱくぱく ぽりぽりがいいのです。そして外で食べるとそのまわりの味が入るのです。山では山の河原では河原の海では海の・・・その香りが味と混ざるから不思議です。 おにぎりを握る姿をみるとホットします。この夏、おにぎりをもって自然の中に入っていきましょう。
2007年12月08日
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心に残るシーン3「50円の心」 私は、年賀状が大好きである。書くのも好きだし。もらいのも好きである。その中に昨年の「どうもありがとう」と今年の「よろしく」があの狭い中にぎっしりと書いてある。工夫もいい。家族の写真を誇らしげに載せてくるもの。書道の技をふんだんに使って威厳をしめすものもある。 先日暑中見舞いが卒業生からきた。毎年くれる生徒である。文面に・・・よろしくお願いします。と書いてある。心にさわやかな風が吹く。50円で心と心がつながっていくのである。近頃はメールというものがあり、それで年始のあいさつ、暑中見舞い、クリスマスカードとして代用してしまう若者が増えた。 12月のクリスマスの時にNZを訪れたことがある。その町の文具店にはクリスマスカードが何百種類並んでいた。明日ものは開くと浮き出てくる。音楽が流れてくるものもある。本当に多種多様でびっくりする。日本の年賀状と似たところもあるが、その比ではない。 カードは奥の棚に続く。バースディカード 母の日のカード 父の日のカード 入学、卒業のお祝いカード。各種のプレゼントにつける小さなメッセージカードもいろいろある。その上それぞれのカードには、家族用、友人用、親族用、恋人用などがあるからケースがいくつあっても足りないと言う感じがした。しかしそのカードを開くと装飾したアルファベットも並んでいるが、ほとんど真っ白である「あとは自分で書いてね」と訴えている。 日本のお正月では、かつては親しい人には年が明けてからきちんと「お年始」にいく事になっていた。それが時と共に生活習慣や人間感銘の濃い薄いもあり、年賀状でかんべんをというようになった。私も年賀状を300枚は書く。12月にはいると構想を練り、20日頃からどんどん書いていく。脇見をしていると年を越えてしまう。字ばかりだった年賀状から次第にスタンプを押したりさらにここ10年ぐらいから家族の近況も伝える意味から写真の年賀状となった。コストは割高だが。相手に対してのインパクトは強い。頂く年賀状にもだいぶ写真が目立つ。「50円」も少し値上がりしている。
2007年12月07日
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心に残るシーン 2「スーパーのレジで」 午後5時半・・・スーパーが一番混むときだ。仕事帰りの人。早く帰って夕飯を作る人でごった返す。私も「今日会合があるから夕飯のおかず買ってきて」と急に妻から連絡がありその場に並んでいた。レジはフル回転である。 その中で流れが遅いレジがあった。見習いというプレートを着けている。手際が悪いのかなかなか次ぎに進まない。すまなそうに「おまちどうさま」言っている。冷房が効いている中で汗すらかいている。カードを使う人、値段がわからない食品。割引をしていないことをレシートを見て言い寄る人。だんだんいらだってくる様子が隣のレジで見ていた私にもわかった。その時だひとりの若いお母さんが「いいじゃない、この人一生懸命やって居るんだから。「少しぐらい待ったって・・2~3分のことでしょ」まわりの人もざわつくことなく「そうよそうよ」という声にかわる。さっきまでいらだっていた人も「ごめんね急いでいたから・・」するとその青年「ありがとうございます、がんばります。ほうれん草100円チーズ158円」と大きな声で言うようになった。とてもいい気持ちがした一瞬でした。 ほんの一言で人の気持ちを和らげるということってあるんですよね。私もレジで買い物の籠をテーブルの乗せるとき「お願いします」とはっきり言います。すると相手もすごくうれしそうな顔をします。外食でラーメンを食べる時うちの息子や娘は「おいしそう」と大きな声で言う。するとハイおまけとチャーシューが増える。「きれいだねこの教室」という言葉がどれだけ担任をやる気にさせるか。「やっぱりこのホテル、いいねえ」最後の会計の時フロントで言うことですごくいい雰囲気になる。「君のおかげで今日もうまくいきました」若い後輩がが先輩に言われたときのあのうれしい顔「おかげさまで、優しい嫁で助かっています」ということを人伝えに聞いたときの嫁の泣きそうになるような思い、わかりますか。電話の時「いつもお世話になっています」「本当に丁寧な説明ありがとうございます」「急がせてすみません、大丈夫ですか」「忙しい中おまちどおさまです、ずいぶん待ちましたか」 生徒のかかわりが、深くなるこの時。言葉や言葉かけはとてもデリケートになります。うまくいかないこともありますが、そこは一呼吸置いて生徒と接していきましょう。こんな会話が自然にできる人を私は尊敬します。
2007年12月06日
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心に残るシーン 1「ソーメンの幸せ」 夏に昼には、よくソーメンを食べる。食欲がない時にはほんとうに助かる。そして安くて簡単にできる。「揖保の糸」という高級なそうめんでも350円くらいである。このソーメン・・作りたてが一番うまい。昼近くになると、子どもが真っ黒な顔をして帰ってくる。「ただいま、お腹空いた」子どもが水泳で泳いで帰ってくる「疲れた。今日はハードだった、たいへん」子どもが課外授業から帰ってくる「ふーー暑い暑い」 そんな時、「はーーいどうぞ」目の前の大皿にソーメンがのる。冷えた汁にこれもきざんだ茄子とネギ。「いただきます」目の前の山盛りのソーメンがみるみるなくなる。小さい頃、父親の給料で3人を育てた母。ソーメンを一緒にすすることなく。子どもの顔を眺める。ざるに残ったソーメンを救って食べる。納豆もそうだ、納豆をみんなでかけた後。そのねばねばの中にご飯を入れて食べる。最後に食べる母親の姿は今でも思い出す。ソーメンを急いで食べると腹がふくれる。するとなんだか眠くなる。本当に眠くなるのである。 昼寝をする。汗をかきながら昼寝をする。そばでは母親がお腹を出している子どもにタオルをかける。クーラーは消し、扇風機を消し、うちわで扇ぐ。このうちわの風が一番気持ちがいい。そうしているうちに母親も寝てしまう。大きくなりもりもろご飯を食べ、風邪もひかず、よく寝る。そんな子どもの顔を見ると日頃の嫌なことも忘れてしまうのであろう。いつのころからだろう「勉強」という言葉を使うようになりいつのころからだろう「早く・・」といって子どもをせかしはじめたかいつのことからだろう「まったく・・また・・・」と子どもの言うようになったのはいつのことからだろう「ばか」と言う言葉で片付けてしまうようになったのはいつのことからだろう「ごめんね」って言わなくなったのは母親はそう思うことで「こんどこそ」と思うのだが・・・うまくいかない。「だからおいしいって食べてくれる顔・・大好きなんです。」午後二時家中が寝ている。先の起きた娘が母親にそっとタオルを掛ける。
2007年12月03日
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