私の根幹を支えて頂いた11人の恩人 0
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忖度かゴマスリか?「80」が「800」に化ける[下]常務「うーん、目標が700人だからな……。 OK!OK! 下回ってるって言ったって、初日で600人越えてりゃ、 バン、バンザイじゃないか。君も欲が深いぞー……。 ………えぇー……?(゜_゜)」部長「いえ、あのう、そこまでもいってないもんで………」常務「いいから、いいから、まだクローズじゃないんだろう? 最後に、ドッと100位は殺到するもんだよ。 ……それが常識。 ねっ?君、部下を信じてやりなさい……。 懸命にやってるんだからな! ……そうか、そうか……、 よしよし…………、 どうも、ご苦労さん。 ………いやー、助かるよ……ホント。 最近私も、その名の通り、オーバー常務なんて、 陰口叩かれてるらしいから……。 ホント……、助かる……」部長「常務…………………あのう…」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・常務「もしもし、専務ですか…………。大場でございます」専務「あーーー、ハイハイ…。 ……ああ、常務……待ってました(^。^)」--------------------------------------------------- 常務「もしもし、報告が来ました。 たった今です……はい。 ……来ました来ました (^。^)」専務「やぁ……待ってましたよ。(*^^*)」常務「専務、どの程度の入りだと思われます……? (-_-) いやー、焦らしてる訳じゃありませんよ。 はははっ……。(^。^) えっ……、あぁ、社長とご一緒ですか。 それは、丁度よかったです。 ……ずばり、どうです……?」専務「その言い方だと……相当によい結果のようですね……」常務「えっ……はい………。(^_^;) しかし専務、今日が初日という事は差し引いて 頂かなくちゃいけませんよ………。 えっ、えっ? 800人? ………。うーん…………、 さすが……、専務ですねぇ……。うーん…………。 …………。 …………。 さっき、報告を受けた時点では、そこまでは、 届いていませんでしたが………さっきまでは……。 あれから、少し時間が経ってますから、 今ごろは多分…………、丁度そのくらいでしょう………。 流石ですねぇ……。 いゃーーー、専務……流石です。(;一_一) じゃー、社長によろしくお願いいたします」 専務「了解、了解……分かりました……ありがとう (^。^)」社長「……どうやら、目標通りらしいなぁ。……専務」専務「えっ、えぇ、えぇ。…………。まぁ、実態は、 800人弱と言うところです。 社長!……初日ですので、こんなもんでしょう。 ご了解下さい」社長「800人!!!初日ですよ……!! いや、いや、私の推測よりは遥かに入っているよ。 システム部の連中もなかなかやるなぁ。 いやー………初日、800人は凄い。 GJシステムの羽田社長にも、これで胸が張れるわ。 実は、………いつもの調子で冷やかされていたんでね。 今回は、強気の大場常務案を取り上げて正解でしたね」専務「……はぁ……日頃より、教育しておりますので……」社長「もちろん、もちろん……全ては専務の指導のお陰です。 ……とにかく、ご苦労様です。 明日、会場でみんなを誉めてやりますよ…………(^。^)」専務「………いやー、私もほっと致しました。社長……、 よろしくお願いします…………(^-^)」 /////////////////////////////////////////////////// 担当「係長……結局、96人ですよ……。 明日、怒られるかなぁ……。 でも、仕方ありませんよねぇ…………。 ……明日は、朝一番から予定のお客さんに 電話掛けまくります。 この後からも何社か掛けておきましょう」係長「そうだな。しかし、参ったなぁ。 ……………。 あっ、課長お帰りなさい……。 遅かったですねぇ……」 課長「あぁ………、ちょっと手間取った。 ついでに明日の集客活動もしてきたよ。 今、聞いたけど96人だって……? イヤな事になったなぁ……。 ………原因は掴めているのか……?」係長「はい、課長……。やっぱり、先日の課長の読みの方が、 当たっていたと言う事です……。 だから、我々にしてみれば、 予定をちょっと下回った程度ですよ……。 ………それで、部長、怒ってました?」 課長「俺の読みは、ガチガチの最低線だから…………な。 …………(一_一)うーん。 ……ん?……部長? ……うん、部長だろう………。 それが怒ってる風でもなくてさぁ。 ………何か、変なんだなぁ……」担当「常務には、200 か 300人って報告されてるんじゃ ないですか……?……ねぇ」課長「いや、もっと大きな数字かもしれん……あ~あ……、 キチンと、言うべきだったかなぁ……」係長「ええっ……? そんな事だったら、 オーバー常務の所では、 5~600人になってしまってますよ」担当「ウチって、いつもこうですねぇ……」 係長「仕方ないよ……上が上だからな………。 課長!!明日は、社長の来られる時間に併せて 集客しますか……せめて……」課長「いや、その必要は無い……自然体でいこう……。 社長には実態を見て貰おう。 どうせ、報告書の数字は捏造されるんだから……」係長「………わかりました……」課長「………結局、俺が常務に怒られて、いつもの様に、 チョン……か……。ははははっ…………(;一_一) 只、何だ…、我々の目標である『3日間で1,000』の 線だけは死守するぞ……いいな!!」係長「ハイ、分かってます。……今後の営業に響きますからね。 電話、きちんとするぞ!! いいなっ!」担当「ハイッ!……(^。^)」 <完> ? ? ? 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/11/07
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忖度かゴマスリか?「80」が「800」に化ける[中]課長「もしもし、部長ですか……? はっはい……、私です。 どうも………。すみません……。 待っておられたんでしょう……?」部長「おっ、元気の良い声やな。 1,000人を越えたか? ハッハッハッハッ……冗談、冗談。 ………まぁ、初日からそこまでは無理だろうな。 常務もお待ちかねだよ……首を長くしてな……」課長「それが、部長…………。 言い難いんですが…………、 200人と、ちょっとなんですよ……」部長「えっ? えっ? 何だって…………?」課長「……………。 はぁ……、だから……、あのう………、 人数がですね。………」部長「うん、うん……」課長「まぁ、そのぅ……、250人前後にでもいけば………」部長「何!250前後…………? …………そうか、300弱か……。 でも、まさかぁ……。 なんぼなんでも、そんな訳ないだろう。 君、君、冗談言ってる場合じゃないぞ……。 君は現場を確かめて言ってるのか……? えぇ!!」--------------------------------------------------- 課長「いえ、あのう……ですね。 えー今ですね……私、現場に居ませんで……、(;一_一) ……時田君から電話を受けましてぇ……えー……」部長「やっばり、そういう事か。そうだろうと思った。 君ねぇ、常々僕が言ってるじゃないか。 ええっ!(゜_゜) こういう事はだね。自分の目と耳で確かめて、 報告しなけりゃー……なっ、言ってるだろう……いつも。 聞き違いじゃ無いのか……? 電話だったんだろう?………ん? 聞き違いだろう!!<`ヘ´>」課長「はぁ……そう言われますと…………。 えーーー、部長が言われていた目標は、 500人を越えていましたから、それは無理としても、 えー……、悪くても目標の7~8割位は……、 いくはずなんですが…………(-_-)」部長「……はず……?<`ヘ´>」 課長「いや…………、 あのう……、いくと思いますです。 ……ハイ…………(^-^;」部長「………だろう……?……そうだろう……。 そうすると、8割で400だな……。 いやー、まてまて、場合によっては、 400を越えるかもしれんな……。 …………なんせ、目玉商品展示だからな……(^。^)」課長「はぁ~~……。現在も、まだクローズまでは、 40分程時間が残っていますし、 追い込みも……若干は………」部長「そう、そう、そう、そう、そういう事……………。(^。^) そういう事だよ。……なっ。 そういうこと。(^-^) まだ、今日が終わってる訳じゃ無いだから……。 実績見込で報告するもんだよ、こういうものは。 見込み……、 見込みで………ねっ」 課長「はい分かりました……。 ところで部長、実は参考までにですね。 現時点の実績ですが………、80人なんですよ……」部長「えっ、何? 何だって? よく聞こえんなぁ。 ………いいや、よし、分かった。 いいから、いいから……。 目標は、悪くて500人だったんだな。 よし、よし、了解。ご苦労さん。 常務に報告するから、……これで切るぞ」課長「はい、えー、あのー、そのー………ちょっと」部長「急いでるんだ。<`ヘ´> じゃーな………」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 部長「………どうも大場常務、お待たせしました」常務「おう、おう、おう、おう。(^ω^) 連絡来ましたか? K社の嶋社長が会場に行かれたらしいけど、 凄い盛況らしいねぇ……。 さっき、別件で電話があってね……」部長「………。 まぁ、今日は初日ですから、そこそこでしょう。 最も盛り上がるのは明後日の最終日でしょうけどね……」常務「ウン、それは、そうだな。 あくまでも平均で、一日1,000人という事だからな。 最終日には、相当来られるだろうから…………。 初日の今日当りは、 何人くらいの来場者を狙っていたのかな……?」部長「まぁ、現場は500と言ってましたが…………、 ご承知のように慎重な連中の事ですからね………」 常務「あぁ、石場課長といったかな………。 彼、営業の方の成績は抜群と聞いてるが…、 なにしろ、ド慎重という評判らしいな………」部長「おっしゃる通りですよ。 だから、500人と言ってますが狙いは、 600から700人と言うところでしょうかね……」常務「そうか、700か……、700人だな…………」部長「ええ……、6~700というところでしょう……」常務「……だから、700じゃないか……。 まぁ、目標はその位かな………。 当然、計画通りにいってるよね……間違いないね」部長「いえ、常務………。それが……400と…デスネ」 常務「えっ?目標を下回ってるのか? ………そうだろう、そうだろう……。 まぁ初日だから仕方ないよな……」部長「はっはい、誠に残念ながら下回っておりますです……」常務「うーん、目標が700人だからな……。 OK!OK! 下回ってるって言ったって、初日で600人越えてりゃ、 バン、バンザイじゃないか。君も欲が深いぞー……。 ………えぇー……?(゜_゜)」部長「いえ、あのう、そこまでもいってないもんで………」常務「いいから、いいから、まだクローズじゃないんだろう? 最後に、ドッと100位は殺到するもんだよ。 ……それが常識。 ねっ?君、部下を信じてやりなさい……。 懸命にやってるんだからな! ……そうか、そうか……、 よしよし…………、 どうも、ご苦労さん。 ………いやー、助かるよ……ホント。 最近私も、その名の通り、オーバー常務なんて、 陰口叩かれてるらしいから……。 ホント……、助かる……」部長「常務…………………あのう…」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・常務「もしもし、専務ですか…………。大場でございます」専務「あーーー、ハイハイ…。 ……ああ、常務……待ってました(^。^)」 <続く> ? ? ? 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/11/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 忖度かゴマスリか?「80」が「800」に化ける[上]社長「どうもごくろうさんです。 この度のフェアへの出展は、 我が社の社運を賭けて……、……と、いえば、 オーバーに聞こえるかもしれませんが、 近い将来の大いなる夢を託して、 気合いを入れて望む事にしましょう。 集客計画は、一日千人と聞いていますが……、 これは、今までに無い規模の数字ですね……。 専務、もちろん勝算はあるんですよね」専務「社長、勿論です!!お任せ下さい。(^。^) 我が社の出展エリアにご招待している方、そして、 一般の来場客併せて一日に千人は確実な読みです……。 ……なぁ、大場常務」常務「ハイハイ……ご安心下さい。(^-^) 社長! ご報告しております様に、 この商品は極めて高い評価を得ております。 今回のフェア会場全体の、 目玉商品といっても過言ではないと自負しております。 今回は説明係の社員も今までの三倍の要員を出しました。 ……気合を入れて構えています。 ……どうかご期待下さい……(^。^)」 社長「そうですか、そうですか。ありがとうございます。 大場さんの提案通り、 思い切った費用のかけ方をして良かったな……。 当日は私も会場に顔を出す事にしょうかな……」専務「社長、そうして頂けますか。 いゃー益々効果抜群ですよ。 なぁ、大場さん……、担当の社員も励みになるなぁ」常務「ハイハイ……、よろしくお願いします」社長「そうですか。そうしましょう。 初日は、スケジュール的にちょっと無理ですから、 二日目に顔を出すことにします。 じゃー、三日間ご苦労ですが、しっかり頼みますよ……」専務・常務「ハッハー…… m(__)m 」 《 一日目の午後、クローズ迄あと一時間 》担当「係長、そろそろ時間じゃないですか……。 部長が、首を長くしてお待ちかねですよ……」係長「……分かっとる、(ー_ー)分かっとる。 分かっとるけど、ちょっとなぁー…………」担当「参りましたねー……。 80人なんていう報告、とてもじゃないけど、 できませんよねぇぇぇ…………」係長「よく言うよ…………。 出来ないっつったって、しようが無いだろうが……。 どうしろってんだ……? えっ……?」 担当「そんな………。 僕に当たらないでくださいよ。 僕のせいばかりでも無いんですから……」 係長「馬鹿か、お前は。 営業の責任に決まっとるだろうが……。 それより、課長は今どこだ……」担当「午後一番で客先に行かれましたから…………。 そろそろ戻って来られる頃なんですが………」係長「えーい、もう、はっきりせんなぁ…………。 携帯で相談してみるか…………」担当「………(そんなにイライラしなくても……)(-_-)」係長「……もしもし、課長ですか? 私です。……私…。 あっ、すみません! ……時田です。 今、話せますか?」 課長「ああ時田君、『私』じゃ分からんよ……な。(゜_゜>) ……どうした?」係長「来場人数を、部長に知らせる時間なんです………」課長「なんだ、そんな事で、いちいち電話してくるなよ。 君から電話しておけば良いじゃないか。 頼んでたろう?」係長「はぁ………すみません。 それが課長。人数なんですがね。 ……たった……80人なんですよ」課長「何! 今、何て言った? えっ?…………」係長「80人です…………。 確か目標、千人でしたよね……。 大場常務が調子に乗って社長に大風呂敷広げたって、 ……部長が……ぼやいてましたからね……」 課長「大場常務じゃない!! オーバー常務だ。<`ヘ´>」係長「ふふふっ……。 たった、80人じゃ、どうしようもありませんわ。 営業のメンツが立ちませんよねぇ、 課長……、 課長…………! もし、もし……、 あれっ、課長!」課長「うるさいなぁ! ベラベラ、ベラベラと……。 ちゃんと聞こえてるよ。 全く、もう…………」係長「あっ、すみません。…………どうしましょう?」課長「数え間違いじゃないのか……? もう少しは来られてるだろう…………? ………80人だって……? なあ、時田君、悪い冗談言うなよな……。 午後になったら続々とお出でになるって……、 言ってたじゃないか…………」 係長「はぁ、それがさっぱりで……。 まぁ、今日来られなかった方は、 明日か、明後日には必ず来られますから、 トータル的には、数は合うと思いますがね…………」課長「そうか、そういうことだな。 ……ウン……、そういう事だ……。 時田君、今日だって、まだあと一時間もあるじゃないか。 クローズ直前に結構入るもんだろう……? ……なっ。 お客さんの足なんて……、 大体……そんなパターンじゃないのか……。 ……なっ、そうだろう? そうだよな!! 大体、どの位の数字に落ち着くと思うかね? …………君の読みは……?」係長「初日は、1,000人は不可能な数字ですが、 500人位は行けたらな嬉しいなーと思ってましたから、 まぁ……、それは夢で、全く無理な数字なんですが……。 最低5割位は……………欲し…」課長「そうか、そうか……よし、5割だな…。 5割で250………か…。 分かった分かった……。 部長には私から電話しておくわ……。 どうも、ご苦労さん……」 係長「そうして頂けますか? あぁ~、助かります…………。(^-^) よろしくお願いします。 有り難うございます。 どうも、有り難うございました。 ………ほっ! (^。^)」 ・ ・ ・ ・ ・ ・課長「もしもし、部長ですか……? はっはい……、私です。 どうも………。すみません……。 待っておられたんでしょう……?」部長「おっ、元気の良い声やな。 1,000人を越えたか? ハッハッハッハッ……冗談、冗談。 ………まぁ、初日からそこまでは無理だろうな。 常務もお待ちかねだよ……首を長くしてな……」課長「それが、部長…………。 言い難いんですが…………、 200人と、ちょっとなんですよ……」部長「えっ? えっ? 何だって…………?」課長「……………。 はぁ……、だから……、あのう………、 人数がですね。………」 部長「うん、うん……」課長「まぁ、そのぅ……、250人前後にでもいけば………」部長「何!250前後…………? …………そうか、300弱か……。 でも、まさかぁ……。 なんぼなんでも、そんな訳ないだろう。 君、君、冗談言ってる場合じゃないぞ……。 君は現場を確かめて言ってるのか……? えぇ!!」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/11/05
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相変わらず分かり合えない上の者と下の者[3・完] <Revival>「絶対的に間違っているかというと、そうは言い切れないが、 相対的に現代の部下との関係を前提にすると、 間違いかもしれないな。 自分たちもそうやってきたから、 部下にも同じ試練を与えることが教育だと、 勘違いしているんじゃないか……」「しかし、一般的には己の体験に基づいて、 それが成功体験であれば、それを繰り返すのは、 そんなにおかしいことじゃないと思うが……」「そこなんだよ……。 若手は少なからず変化してきているわけだから、 このようなギャップが、コミュニケーションの上で、 苦手意識につながっていくわけだ。 相互にな…………。 だから現代は、上司の立場にある人間は、 部下が育ってきた環境や、価値観の違いを理解していないと、 部下を上手にマネジメントできない時代に、 なってきているんだよ」「……理屈としては分かるが…………。 部下が育つ上司と、 育てられない上司は、一体何が違うのか? そこんとこを具体的に教えてくれよ」---------------------------------------------------------- 「うん、俺の経験で役に立つなら幸いだが……。 最近、管理職研修をよく頼まれるんだが、 その時……、 受講生に必ず聞いていることがあるんだ」「ほう……それはまた、何かな? (゜_゜ )」「それはな……、 『部下を育成する上で最も大切なことは何ですか?』 という問いだ」「……フム」「日ごろから部下を成長させている上司達の返答はな……」「うん、何て言うんだ?彼らは……」 「『コミュニケーションを多くとる』 『話しやすい環境をつくるために、 日ごろのコミュニケーションを大切にしている』 『部下の考えや意見を否定せずに尊重することで、 自ら考え行動するように心がけている』 といった回答が返ってくるんだよ」「…………(-_-)」「部下との間の信頼関係を構築するために、 上司のほうから積極的にコミュニケーションをとって、 部下を人間として尊重しているようなんだ」「……よくそんな時間があるなぁ……。 いや、時間だけの問題でもないか…………(-_-)」「いいかよく聞けよ。 一方、逆に部下を育てることが苦手な上司からは、 『やることが多くて、部下と話す時間が取れない』 『自分が率先垂範で引っ張っていきながら、 部下に経験を積ませている』という様な返答が返ってくる」 「……!! (゜_゜)」「要するに、部下が育っていないこのような上司は、 部下とあまりコミュニケーションをとっていないようなんだ」「……まさに俺のことだよ…………」「しかし、よくよく考えてみるとだな、 忙しくて部下と話す機会がない上司たちの職場の現状が、 見えてくるんだよ。 昨今、多くの課長はプレイングマネジャーだから、 プレイヤー業務にもかなりの時間をとられて、 非常に忙しいのが実態だ…………な。 実際に、一人の部下と話す時間は1日に5分もないという 調査結果もあるくらいだよ」「……分かるなぁぁぁ……」「加えて、パワハラの問題なんかもあって、 昔のように部下に言いたいことが言えなくなっている。 飲みに誘うことも遠慮し、職場でも控えめに伝えるから、 本音や真意が相手に伝わらない。 部下のほうも、プライベートを重視する傾向が強くなり、 上司と飲みに行くことを避ける傾向にあるだろう……」 「うん、その上に最近は働き方改革の名の下に定時退社を 強要するから、上司が残業して、 部下は早々に帰るという職場も見受けられるのが実態だよ」「うんうんそうだな……。 こんな風に上司と部下のコミュニケーションの機会は ますます減少し、お互いを理解できない関係に陥って しまっているのが現実だ」「うーーーーん…………そうなんだよなーー」「そんな風潮の中で、或る施策を実行して成果を出している 会社が注目を集めているんだ」「えっ!! その施策って何よ!」「簡単な事なんだ『定例的ミーティング』を導入して成果を、 出しているんだ。海外でも国内でも多くの会社が導入して、 かなりの成果を出している」 「そう簡単にいくのか?信じられん……」「まぁ、頻度や時間などはさまざまなんだがな、 週1回だったり、或いは月1回だったりするし、時間も 1回あたり30~60分程度だが、 部下との対話を通して部下の目標支援と成長支援を目的に、 ミーティングをすることを制度として導入している訳だ」「ミーティングを、定例業務にしてしまったか…………。 それでなくても忙しいのになぁ……」「それ程、企業にとって後進の育成が重要課題ってことよ。 この制度を導入することで、部下は話したいことを話す機会を 得られるわけだ。一方上司は部下の考えや想いを聴くことで、 価値観の違いに気づくことができるようになるってことさ」 「うん考えてみれば、 制度としてミーティングをやるようになると、 我々プレーイングマネジャーも確かに助かるなぁ」「上司と部下のコミュニケーションギャップを解消して、 よりよい人間関係や風通しのよい働きやすい職場をつくる ひとつの有意義な方策だ。 こうした環境づくりは、会社人事の重要な課題だ。 提案していくという事も、管理職に取って、 ますます重要な役割になってきているんじゃないかな」「うーん、そうだな……ほったらかして悩んでいたよ。 なんとも今日は良い話をありがとう。(^。^) 何だか君の話を聞いていて、家庭での子供たちとの 対応も似たようなもんだなぁ……って思えてきたよ。 いゃーー、今日はホントにありがとう。 講師料は、居酒屋という事で……(^-^)」「ふふふふっ……いいね……(^。^)」 <完><出典>茅切伸明氏『分かり合えない上司と部下~人事は何をすべきか?』 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/09/24
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相変わらず分かり合えない上の者と下の者[2] <Revival>「ということは……、 こっちの方が対応を考えなきゃいけないって、 言いたい訳かな……?」「それは少なからず言えると思うぞ。 例えば、彼らが入社した時点から、 自分で考えさせる訓練をしてきたかな……。 そういう習慣をつけてきたか? それら通じて得られる部下の考え方を、 君は知っているかな?」「何言ってんのよ。<`ヘ´> それが分からないで困ってんじゃないか……」「そうだろうな………………。 部下に対しては『指示や命令』をするだけで、 考えさせるような質問とか、 入社時点での基礎教育なんかをおろそかにしてきたんじゃないか? 仕事の目的や本質を教えもしないで、 指示したことだけをやらせてきた上司のやり方が、 根本的に間違っているんじゃないかな……」「……んなこと言ったって……、 どこだって、そんな感じじゃないか?」「だから昨今、社会的に問題が大きくなってきているんだよ……」---------------------------------------------------------- 「しかしそれって、みんなが皆、 俺たち上司の責任なのかなぁ……」「うん……確かに、そうとばかりも言い切れない。 部下の側にも問題はあるだろうな……。 叱られることを極端に恐れる部下も増えてきたしな……」「こちらとしては軽く注意した感じでも……、 『叱られた』と思う連中が、昨今増えてきたよ……」「上司に対して意見を具申したときなんかでも、上司から 『そんなの無理に決まっているだろ』 『自分の業績をもっとあげてから言え』等と言って 否定されると、すぐにヘコんでしまうんだよ。 昨今の若手は……な。 まっ上司の言い方にも課題はあるが……」 「仕事もできないくせに生意気な言い方をする奴が、 多いからな……仕方ないよ」「そしてどうなるかというと…………、 『言うだけムダ』 『どうせ説教されるだけなので言わないでおこう』 と、だんだん無気力になっていくわけだ」「確かに今時の若い者は、覇気というか気力が無いよ」「最近の部下は優秀であればあるほど効率を重視して、 ムダなことや意味が分からないことはしない傾向があるんだ。 しかし上司の方は、若い頃は何度上から却下されても、 這い上がってきたという経験があるから、 『逆境や困難を乗り越えてこそ成長だ』と思い込んでいる」「それって間違っているか……? 少なくともそれで成功してきた歴史があるぞ……」 「絶対的に間違っているかというと、そうは言い切れないが、 相対的に現代の部下との関係を前提にすると、 間違いかもしれないな。 自分たちもそうやってきたから、 部下にも同じ試練を与えることが教育だと、 勘違いしているんじゃないか……」「しかし、一般的には己の体験に基づいて、 それが成功体験であれば、それを繰り返すのは、 そんなにおかしいことじゃないと思うが……」「そこなんだよ……。 若手は少なからず変化してきているわけだから、 このようなギャップが、コミュニケーションの上で、 苦手意識につながっていくわけだ。 相互にな…………。 だから現代は、上司の立場にある人間は、 部下が育ってきた環境や、価値観の違いを理解していないと、 部下を上手にマネジメントできない時代に、 なってきているんだよ」 「……理屈としては分かるが…………。 部下が育つ上司と、 育てられない上司は、一体何が違うのか? そこんとこを具体的に教えてくれよ」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/09/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相変わらず分かり合えない上の者と下の者[1] <Revival>「あのな……ちょっと聞いてくれるか? 部下と、どう接していいか……分からないんだ……」「ええっ(゜_゜) 何を言ってるんだ? 意味が分からない(^。^)」「……真剣なんだけど……な(;一_一)」「そんなの対策は簡単だ!!」「えっ?……簡単?(゜-゜ )」「ああ、管理職を返上してしまえ。 部下が無くなれば100%解決する。 ……ふふふふっ……( ̄ー ̄)」「…………そんなぁ……(^-^;」 「いやいや、冗談冗談……。 普通はその逆で『上司との人間関係に悩む若手』の相談に 乗っていたんだがな。 ……しかし、……実は、職場の人間関係に悩むのは、 上司も同じなんだよな……」「……なんだ……分かってるんじゃないか……。 もう、意地が悪いなぁ……」「コンサルの仕事上、最近はそっちの相談も多いんだよ。 いきおい勉強させられる…………。 上司も何かと大変だな……」「やっぱりな。悩んでるのは、 俺だけじゃないんだ…………(^-^)」 「『最近の部下はおとなしい』 『何を考えているかわからない』 ここんとこ、管理職のこんな愚痴を聞く機会が増えたよ。 これは、部下の方に問題があるのかな……? どう思う?」「そうじゃないか。 我々は変わってないけど……、 若いものはどんどん変わっているから…………。 学校教育なんかにもその原因があるんじゃないか……」「今時の若い者はどうも……っていう言い方は、 大昔からあったぜ。 上司からボロクソに言われていた先輩達も、 今や立派な経営者になっておられる……」「ということは……、 こっちの方が対応を考えなきゃいけないって、 言いたい訳かな……?」 「それは少なからず言えると思うぞ。 例えば、彼らが入社した時点から、 自分で考えさせる訓練をしてきたかな……。 そういう習慣をつけてきたか? それら通じて得られる部下の考え方を、 君は知っているかな?」「何言ってんのよ。<`ヘ´> それが分からないで困ってんじゃないか……」「そうだろうな………………。 部下に対しては『指示や命令』をするだけで、 考えさせるような質問とか、 入社時点での基礎教育なんかをおろそかにしてきたんじゃないか? 仕事の目的や本質を教えもしないで、 指示したことだけをやらせてきた上司のやり方が、 根本的に間違っているんじゃないかな……」「……んなこと言ったって……、 どこだって、そんな感じじゃないか?」「だから昨今、社会的に問題が大きくなってきているんだよ……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2024/09/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 愛する職場を守るための戦いについて[下]「しかし……難しいとは言ってもな……、 部下として上司の指示に従わなければならないのは、 仕事に関する権限事項に対して……であって、 それ以外の事では人は全て平等であり対等の関係なんだよ。 まぁ、年齢の違いに関する礼儀位には気を使いたいが……」「うーん、対等って言ったってそうはいきませんよ。 力を持った……上司なんですから……。 人事考課、成績査定などの権限を持った上司ですからね……」「力か……、そうか……、力……な。 じゃーその力に負けてろ、負けていなさい、負けるんだな。 ずっと負け続ける一生も……ひとつの美学かもしれん。 ……文句も……一切言いなさんな……」「なにも、先輩そこまで言わなくても……。 現実論を言っているだけです……から……」「ははははっ……現実論か……良いじゃないか。 民主平等の基本が分かっていないヒヨコ達が、 そういう風に言って逃げるのさ。 ……ははははっ……。 ……困った事に相手までその気になってしまって、 ………威張りだし、権威を振り回す」「先輩!!……ヒヨコはひどいですよ(;一_一)」「人間として……個人の尊厳はとても重要なことなんだ……。 法的にも基本的人権が保障されている……が……、 法などどうでも良い。この事は、 法など無くっても凄く大切なことなんだ……。 それが、正に近代人間社会の基本さ……」 「……実態は……、問題点ばっかりですがね…………」「そうか…………。 じゃーその問題の海の中で溺れてろ。 基本的に対等な人間関係の中で、 一方の人格レベルが低い故に引き起こされるトラブルはだな、 どちらが上司であろうと、すべて、人格のレベルの高い方が、 低い方を指導しなければならないんだ……」「……えっ?……どっ、どちらが上司であろうと……デスカ? ……でも、下の者が……上の者を指導するなんて……そんな、 ……無理ですよ……」「無理ならやめておけ……一生被害者で暮したら良い……。 あのな……実はそれをこそ真のリーダーシップと言うんだぞ。 上が下に行うのはリーダシップじゃなくて指示命令だ。 下が上を動かすのが……真の指導力なんだ……。 そんなことは、実際にあっちこっちで発生しているよ」「…………」 「俺だって、まだ20代の半ばの頃に、 自分より随分年上の人達の上司になったことがあるけど……。 そりゃー様々な事をその人生の先輩たちから教わったよ……。 もちろん、年下の部下達から教えられたことも数えきれない。 ……そんなもんだ……」「……私、今まで部下として、上司を指導するなんて 考えたことがありませんでした……」「まぁ『指導』……と言えば極端な感じがするが、 自分の意見を通し続けたりすることが、 結果として上司の意思を変えるというようなことさ……」「……信じられません……」 「そうか……たいていの人はそう思うだろうな……。 ふふふっ。 …………。 まあ、その指導の仕方も色々とあるんだが……な。 個人戦……つまり、ひとりで戦うのが怖ければ……、 同僚たちと組んで団体戦に持って行ったり……。 早急な決着が無理であれば、持久戦に持ち込んだり。 その他、ゲリラ戦……あるいは法的手段……と、 手は……色々あるよ」「普通は……怖くてできませんよ……そんな事……」「怖いか…………。権威に怯えるか…………。 そういう連中は、下の者に対して権威を使うんだ。 なぜなら、権威の威力は強いとを勘違いしているからな」「……うっ!! (-_-)」「自分が勤めているその会社の環境を愛し……、 その職場に居続けたいと思う人たちが戦うんだ。 いや、戦いというのは……、オーバーかな……」 「……でも、聞いていたら、まさに戦い……って感じです」「うん、見方を変えれば職場は人生の戦場のようなものだから、 時間はかかるが……人の力も借りながら根気良く戦うんだ。 ……理不尽……と戦うんだ……な。 まっ、会社や職場が自分の人生にとって価値ある場所でないと 思う人達は『場違いでした……どぅもーー……』と……、 スタコラサッサと脱出するんだろう」「でも、行くところの無い人達は我慢しながら耐えていますよ」「それも……また、逞しい事だな……。 まっ、頑張れ!!」「えっ……もう終わりですか……」「自覚もなく、腹の据わってない人間に対して、 いくら言葉を浴びせてもそれは無駄ってもんなのさ………。 ははははっ……あばよ。 黒沢監督の『七人の侍』……もう一度、とくと見てみな……」「………………(;一_一)」 <完> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/10/06
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 愛する職場を守るための戦いについて[中]「ええっ……!!『死ね……』ですか。 そこまで言いますか!………まさか」「会社辞めろとか……帰って寝ろとか……、 死んでしまえとか……口癖のように言う上司もいたよ……。 しかし、まぁ部下の方も部下の方で……、 それなりに逞しい部下達だから、言われた方は言われた方で 『あんたに言われたくないよ』って……腹の中で、 ペロリと舌を出していたがな……」「ひどい話だなぁ……、現代なら大事件ですよ」「ははははっ……お前……大袈裟な……。 ははははっ……。 慣れよ……慣れ。……慣れの問題さ……」「……でも、被害者っていなかったんですか? みんなが皆、強く逞しい人達ばかりじゃなかったでしょう?」 「……うん、居た……居たよ。 極端な例では、自殺した人も居たよ」「えっ!自殺……ですか」「うん、しかし、そこまで極端じゃないにしても、 悩んでいた被害者は……確かに居たね………」「……やっぱり」「そうだなぁ……一般的に社長や重役や部長達上司を 『偉い人』という風に理解したり……、 またそんな風に呼んでいる連中が危なかったな……」「……なんですか……?」「うん、悲劇の始まりだったよ。 まるで『服従』みたいな関係になっていたからな……」 「社長は『社長職を担当する人』であって、 『偉いかどうか……』は別の問題って言いたいんでしょう?」「……フム……。当たり前のことだろう……」「先輩の昔からの持論ですもんね……。 ……でも会社の中の実態を見ると……難しいんですよね」「しかし……難しいとは言ってもな……、 部下として上司の指示に従わなければならないのは、 仕事に関する権限事項に対して……であって、 それ以外の事では人は全て平等であり対等の関係なんだよ。 まぁ、年齢の違いに関する礼儀位には気を使いたいが……」「うーん、対等って言ったってそうはいきませんよ。 力を持った……上司なんですから……。 人事考課、成績査定などの権限を持った上司ですからね……」「力か……、そうか……、力……な。 じゃーその力に負けてろ、負けていなさい、負けるんだな。 ずっと負け続ける一生も……ひとつの美学かもしれん。 ……文句も……一切言いなさんな……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/10/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 愛する職場を守るための戦いについて[上]「上司から部下に対する、悪口雑言だって……?( ̄ー ̄) ははははっ……、昔はそんなの当たり前だったよ……」「そんなぁーー!!当たり前だなんて……<`~´>」「いや、良くない事だが……、 ……しかしそれが歴史の事実だよ……」「私生活に立ち入ったり、個人の生き方に対しての批判とか、 干渉とかも昔からありましたか……? 最近……職場で辟易しています……」「ああ、ああ、そりゃー……あったさ……。 特に驚くような事じゃなかったな。 ……普通に当たり前に……日常的に存在した……」「だってそれって、プライバシー侵害でしょう……?」 「ははははっ……『プライバシー』……か……、 ははははっ。 可愛らしい言葉やな……。 昔の感覚からすれば……はははっ……」「ええっ……?」「もちろん現代は変わった……。 今は違う……。 しかし昔は、そういう意識は低かった………なぁ」「…………!」「なんせ、会社も家族主義みたいな時代だったからな。 しかし考えてみれば、上司は上司でそれなりに大変な 時代だったのかもしれん……」「えっ?……どいうことですか?」 「うん……部下の結婚の世話や借金のもつれの処理まで、 上司の責任範囲に入っていたから……な」「ええっ……?責任!……責任範囲ですかぁ?」「うん、分かり易い例を挙げよう。 昔は男性も女性も結婚適齢期みたいな概念があったんだ。 君も知っているよな……聞いたことあるだろう?」「はい、それは知っています」「部下の中にその年齢を過ぎた者が存在しようものなら……、 上司の課長は、部長から厳しく責められるんだ……。 『君は頭は良いが、部下の面倒も見きらないのか』等と、 言ってな……。 そんな風だから私生活にもあれこれと、 干渉してくるのさ……。まっ、向こうは干渉とは言わず 『お世話』と言っていたがな…………。 ははははっ……(^。^)」「大きな『お世話』ですね……ふふふっ……。 そんなんだったんですか……? ……でも、私たちは今までそういった立ち入った干渉に、 あまり出会った事がないから戸惑います。 親からも先生からも……少ないんです……」 「……そうか……。時代が変わったな……。 いや、人間関係が変わったんだな……」「一般的には……そうですね」「昔は、干渉にとどまらないぞ……。 家庭内にも学校にも大小の暴力が横行していてな……。 とにかく気にしたら切りが無い位にあった……。 あれで、俺たちは免疫が出来たのかもしれないな……。 はははっ……」「我々はほとんど経験がありませんから、 言葉の暴力でもいきなり出っ食わすと そりゃーショックですよ……。 <`~´>」「ははははっ……、そうか……今は、そんな時代だな……。 昔は大変だったぞぅ。 信じられないかもしれんが、 『生きていても価値無いから死んだら?』 等と発言する課長にも出会った事があるよ……」 <続く> 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村=========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今まで蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/10/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 上司になってはいけない人達 [6・完] 【前回】上司になってはいけない人達 [5]「では、行きますよ。 『職場のパワーハラスメントとは、 同じ職場で働く者に対して、 職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、 業務の適正な範囲を超えて、 精神的・身体的苦痛を与える、 又は職場環境を悪化させる行為をいう』 ……と、まず、定義されています」「あくまでも優位性を背景に、 業務の適正な範囲を超えて、 精神的・身体的苦痛を与える……ということなんだな」「はい、そうです」「もう少し、具体的に記述されてないのかな……」 「具体的に分類されています。それは、 こんな風になっています。 1.身体的な攻撃(暴行・傷害) 2.精神的な攻撃(脅迫・暴言など) 3.人間関係からの切り離し(隔離・仲間外し・無視) 4.過大な要求 (業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、 或いは仕事の妨書) 5.過小な要求 (業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い 仕事を命じることや仕事を与えないこと) 6.個の侵害(私的なことに過度に立ち入ること) ざっと、こんな具合です」「なるほど……それが厚生労働省が示したパワハラの定義と 分類というわけか……。 パワハラというと『上司が部下に対して行ういじめ』と、 アバウトに理解されがちだが、それだけではないなあ」「はい、注意したいのは、先ほどの定義の (1)「人間関係などの職場内の優位性を背景に」 (2)「業務の適正な範囲を超えて、職場環境を悪化させる行為」 という箇所です」 「うーーーん……、例えば……?」「たとえば、異動してきた社員に対して上司や同僚たちが 集団で村八分的な対応をとったら(1)に引っかかります」「おっ、なるほど……」「気に入っている部下たちにはやりがいのある仕事を与え、 そうでない者には雑用的な業務ばかりさせたとしたら (2)に該当する可能性がありますね」「うん、そうだな」「恣意的に多くの仕事をどっさり与えたり、逆に干したりするのも、 それぞれ、先ほど述べました、分類の 4 と 5 に抵触します。 程度や頻度にもよりますから、 訴訟沙汰となったときに、パワハラと認定されるかどうかは 微妙なところですがね……」「うーん、この問題に関する解釈はかなり間口が広いなぁ……」「はい、そのことも、現代の上司たちは知っておく必要があります」 「うーん真剣に考えれば考える程、この問題は、 奥が深いなぁ」「確かに奥の深い問題ですね……。 では、 最後に≪危険レベ無限大≫に触れましょう。」「≪危険レベ無限大≫ (゜_゜ ) 超危険って訳だな」「『部下を不正なことに巻き込もうとすること』 これが最悪だということは誰にでもわかりますね」「最悪だよ。……果ては逮捕される可能性もあるわけだ」「そうです。 不正経理や横領、詐欺など、不祥事の大半は、 それなりの立場にある者によって行われるのが通例です。 若手であれば責任や権限がないため、 大きな不正は犯しにくいんですね」「うん、一般的にそうだよ」 「それなりの立場にある者が不正に手を染めるとき、 自分ひとりではなく、部下を巻き込むケースが、 しばしば見られるます」「一般企業に限らず、官庁なんかでも、その例はあるな」「巻き込まれるのは、当然のことながら、 上司に従順なタイプの部下たちなんです……」「そうだな……果ては、自殺という悲劇もあった」「ノーといえない性格に付け込まれ、加担させられるわけです。 部下に害悪を及ぼす上司はさまざま存在しますが、 このタイプの上司の≪危険レベル≫には比較になりません。 まさに無限大といってよいでしょう……ね」「うーん、今日は実に良い勉強になった。 そのー、コンサルタントの何という方だったかな?」「人材育成コンサルタントの本田有明さんの論を紹介しました。 受け売りで、申し訳ありません」 「いやいや、君は良く咀嚼しているよ。 今日は、時間を取ってくれてありがとう。 大変、勉強になったよ。ありがとう!!」「どう致しまして……。こちらこそ、付き合って頂き、 ありがとうございました」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/03/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 上司になってはいけない人達 [5] 【前回】上司になってはいけない人達 [4]「≪危険レベル5≫は、 自分の好みで部下を選別したり排除するタイプです。 先ほど話しました、部下の意見や提言を無視するタイプが、 よりエスカレートした形の上司ですね」「うーーーん。(一_一) より、攻撃的に出てくるか…………?」「はい、自分の意に沿わない部下に対しては評価を低くし、 ときには排除しようとしたりします」 「まさに、暴君じゃないか」「はい、このタイプは、 裸の王様あるいは暴君となる確率が高いですね」「こういう上司のもとに配属された部下は悲劇だな」「まさに悲劇です。 ……そして、そんな風に淘汰された結果は、 上司にとって都合がよいイエスマンばかりとなります。 短期的な業績は悪くなくても、 長期的には致命的なリスクをかかえます」「まともな人材が育っていなかったという弊害が、 顕著になるのは時間の問題だな。 これはまずいよ」「ハイ、超まずいです。 さて、今まで、≪危険レベル5≫まで話してきました。 積極的な加害者となる『困った上司』なんですが、 実は、さらに上を行く強者(?)がいます」 「ええっ?そのうわてが居るか? これ以上の悪が?」「はい、存在します。 セクハラやパワハラなどハラスメント(いじめ)による 事件を起こす者や、 部下を不正な事に加担させようとする者たちです」「おいおい、それはもう犯罪に近い……。 そりゃーちょっと、極端すぎないか?「いえいえ、そうとばかりはいえない現実があります」「うーーん、……現実? 事例があるのかな?」「私が今日お話しさせて貰っている本田先生のクライアント先でも、 そういう上司たちによる事案は発生したらしいですよ」「うん、有りうるとは思うが……ごく稀なケースだろうな」 「……それがですね、世間から優良企業と目されている会社での、 事件もけっして珍しいことではないとのことです」「へぇーー、そうなのか? ≪危険レベル6≫というわけだな?」 「はい、≪危険レベル6≫は、 ハラスメントによる事件を起こす上司です」「フム…………」「セクハラ(性的ないじめ)の方は、 比較的わかりやすいのですが、パワハラのほうは、 いまなお十分に理解していない管理職が少なくないようです。 実態として……」「うん、限度が分かりにくいんだよな。 昔、スポーツの分野でよくあった話だよ。 何処までが良くて、どこからが悪いのかという議論は 昔からあったよ。 いわゆる『愛のムチ』論だな」「ではここで、政治がどのような判断を下しているかを、 確認しましょうか? 厚生労働省が示したパワハラの定義と分類です」「うん、きちんと聞こうじゃないか……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/03/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 上司になってはいけない人達 [4] 【前回】上司になってはいけない人達 [3]「次は≪危険レベル3≫になりますが、 それはですね、 その場その時の気分で言うことが違うタイプです」「うーん、ちょっと厳しいなぁ……これは。 その傾向は誰にでも多少はあるもんな……」「ええ、確かにそうですね。 (^-^) ここで言うのは一貫性がまったくないというレベルです」 「一貫性が、全くない? それはひどいなぁ……精神分裂じゃないか……? うーーーん、しかし、居たなぁ。思い起こせば居たよ。 どちらかと言えば、頭は良いレベルだったような……」「このスタイルでやられますと、部下は非常に困ります。 部下の側は、一体どう対処すればよいかが分からず、 疲れてしまいます」「ああ、さっきも言ったように、昔、隣の部に、 そういう上司が居たんだが、部下は、大変だったな。 ホウレンソウ(報告・連絡・相談)をやるように言われても、 うかつに近寄ると災難にあうのが落ちなので、 近寄りたくないわけだ。……困っていたよなーーー。 報告に行くたびに、話が変わっているわけだ」「そして、言うんですよ。 『その位の変化は読まなくっちゃ』とか、 『より良いアイデアが湧いて、何処が悪い』……とかね」「(^-^)そうそう、まったくそんな感じだった……」 「……ですね。こういう環境下では、部下たちは大変です。 終始、上司の顔色を窺がうことに汲々とすることになります。 こういったムダなところに労力をつかわせる上司の罪は、 極めて重いですね」「うん、コミュニケーションが不全の職場に多いのは、 このタイプの上司だな。 しかしまぁ、聞いてみれば色々なタイプがあるもんやなぁ。 うーーーん。……さて、次を聞こうか?」「はい、≪危険レベル4≫ですね。 部下の意見や提言を無視するタイプです」「そういう事か……。しかし、部下の意見や提言には、 取り上げ難いレベルのものもあるからなぁ。 その辺りは、微妙じゃないか?」「確かに仰るように、部下の意見に対して、 それを必ず取り入れなければならない、 ということではありません。ここで言いたいのはですね、 上司に必要な資質として、独善に陥らないこと、 部下の意見に耳を傾ける謙虚な姿勢を示すこと、 を言いたいわけです」 「まずは、それらを踏まえよ……ということか?」「はい、それらを踏まえたうえで、 つまり、『衆知を集めて独断する』なら、 それはそれで問題はありません。 しかし現実には、部下が意見をすると、 自分に刃向かったかのようにとらえ、逆上する上司がいます」「聡明の聡という字は『耳編』だよな。ふふふふっ……。 また、そういう人物は、自分の能力不足を自覚しているような 面があってな、周りに対して常に臨戦態勢を敷いているような 人物が多いんだ」「それでは、部下の能力の芽を摘み取るリスクが高く、 そのぶん≪危険レベル≫は高いと言えますね」 「うん、確かにな……」「……では、最後の例示に進みましょう。 ≪危険レベル5≫です」「うん、了解。進めてくれ」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/03/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 上司になってはいけない人達 [3] 【前回】上司になってはいけない人達 [2]「はいそうです≪危険レベル1≫はですね、 つまり最も危険なタイプの事なんですが……、 部下を育てる意欲も、能力もない上司です……」「ええっ?そんなレベルがよくぞ管理職になったなぁ……」「人事部門は、昇進の対象者に対して、 期待レベルも、織り込みますからね。 他に突出した能力があれば、 まさか部下はいらないと考える……なんて事は無かろうと、 期待もしますよね」 「……という事は何か……、 管理職になどなりたくないのになってしまった、 部下を押し付けられてしまったと嘆くようなタイプか?」「ですね、元々部下はいらないと考えるタイプの上司です」「うーん、徹底した専門職タイプには確かに居るかも……なぁ」「それでもですね、人を育てる最低限の能力を備えていれば、 それなりに対応して役目を果たすことになりますが、 意欲も能力も欠けていればどうなりますか?」「うん……多分、放ったらかすんだろうな」「そうです。 『放任』となります。そのような上司からは、 多くの場合、同じような人材しか育ちません……」 「そんな上司と同じようなのが育っちゃー、 まずいじゃないか……なぁ。まさに負の連鎖になる。 うーん、よし≪危険レベル1≫は理解した。分かり易い。 次は?」「次は、≪危険レベル2≫です。 それは、会社や部下の文句ばかりをいう上司です」「ああ、そういうのって確かに居るなぁ……」「自分が属している会社や組織に対する文句を言い、 ついでに部下たちの文句ばかりを口にする上司たちです」「まぁ、文句とはいってもだな、 建設的な批判なら、それはそれでよいのだがな……」 「まぁ、たいていは陰口めいた陰湿なぼやきやグチですね。 こうした癖が周りに伝染するのが怖いですね。 危険です」「それを聞かされる方は……堪らんなぁ……」「はい、そういう発言を毎日のように聞かされていると、 部下の心は腐ってしまいますね。 こんな上司がいる部署は、当然のことながら組織全体の モチベーションも業績も、低くなりますし、 それによって悪癖はますます募るという悪循環に 陥ってしまいがちですね」「確かに…………。 上司になってはいけない人間とは……ということで、 最も危険なレベルが、 『部下を育てる意欲も、能力もない』というのは、至極当然。 上司の大切な任務の一つが、後進の育成だからな」 「ハイ、(^○^)」「そして、次に危険なレベルが、 『会社や部下の文句ばかりをいう上司』……で、 これも良く理解できた。 まぁ、当然と言えば当然な話だ。 これは、親子や家族の関係でも当てはまるぞ。(^_^;) ……で、次に危険なタイプはどういうタイプだ?」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/03/02
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 上司になってはいけない人達 [2] 【前回】上司になってはいけない人達 [1]「いやそのう、人事部門が危機感を抱いているといったって、 その人達は人事部門が管理職に任命したんだろうにな。(-_-) 具体的には、どの様な悪い行動や、どんな悪しきタイプの 上司が見られるようになったというのかなぁ? 分かり易く、例をあげてくれないかな……」「そうですね。はい、わかりました。(^-^)……では、 具体例をあげる前に『流儀』について考えてみましょうか」「流儀とは、また、古典的な概念を持ち出してきたな?(^。^)」 「まあ、聞いて下さい。(^-^) よく『上司は背中で語れ』と云われますが、 それは職業人としての情熱がその人なりの流儀となって表れ、 背中にまで雰囲気が漂うことを指すんですよね」「そうそう、それが部下に対して、 無言のうちに範を示すことにもつながるわけだよ」「流儀という言葉との関連でいえば、 『プロフェッショナル 仕事の流儀』というテレビ番組が、 長く放映されていますね。 さまざまな分野の仕事人が、 その人ならではの仕事の流儀を極めるために、 どんな奮闘を重ねたのか……その足跡を追ったものです」「ああ、あれは良い番組だ。NHKだよな。 欠かさず見てるよ。 もう、かれこれ15年以上になりはしないか?」 「流石ですね。 見られた方は多いと思います。 視聴者の胸に響くのは、登場人物たちの情熱であり、 迫力ですよね。 真剣であること、一生懸命であること、誠実であること……。 そんな姿が職業人としての誇りを感じさせてくれます」「うん、番組の様にドラマチックなものでなくても、 情熱や志といえるものを自分はもっているだろうか……と、 考えさせられる番組だよ」「そんなふうに振り返ってみてですね、 仮に『イエス』と答えられるなら、 その人は上司になる基本的な資格を有しているといってよい。 ……そう言っても過言ではありません」「うん、なるほどな。そう思うよ……」「以前から『上司は鬼がよいか仏がよいか』といった問いかけが 話題になったことがありますね。 でもそんな演出を考える前に、 自分に『流儀』と呼べるものはあるのか? 部下と向き合う『真摯な思い』はあるのか? ……と自問するほうがよほど大切なことなんですよ」 「うーん、君は今日、とても良いことを言っているなぁ……」「ちょっと、勘違いしないで下さい。 これらは全て、本田有明さんの言葉ですよ。(^。^)」「ははははっ……そうだった。そうだった……。 しかし、君はしっかり自分のものにしている気がするよ」「前置きの『流儀』に関しては、この位にして、次に、 『部下をつぶす上司のワーストランキング』に進みましょう」「『ワーストランキング』か? うん、頼むよ……」「食うために仕方なく働いているのが浮き彫りになっている人、 自分ひとりの業績のことしか頭にない人、 有能な部下の存在を喜ぶのではなく警戒するような人…など、 困った上司にもさまざまなタイプがあります」 「言う事が、そのつどコロコロ変わる人……も困るな」「そうですね。ではここで、上司たちの罪深さを、 ≪危険レベル≫で分類してみましょう……」「≪危険レベル≫?? (゜_゜ )」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/02/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 上司になってはいけない人達 [1]「今どきの若い者は……ホントに困ったもんだなぁ……」「ははははっ……(^○^) 若い頃に我々の先輩達が、よく言われていましたねー」「うん?ふふふっ……。 ああ、(^-^)歴史は繰り返すってことか?」「実は、若いものだけでなく、今どきの管理職の方にも、 大きな問題があるんじゃないか……という事が、 最近の研究で明らかになってきているらしいですよ」 「まぁ、そういうケースも昔から少しはあったよ。 属人的にはな……。 しかし、全体から見れば大した比率じゃないだろう?」「それが……そうでも無いらしいんですよね。( ̄ー ̄)」「そうなのか?ホントか?(゜_゜ ) さっき『研究』とか言ったが、そんな研究がされているのか? ……だとしたら問題は決して小さくないってことなのかな?」「社内を見渡して下さいよ。 問題のある管理職がいませんか?」「うー-ん、微妙だな……。 まっ君は仕事柄、その辺りの情報に詳しいから……、 後学の為に、今日は少し情報をくれよ。(^。^)」「いつもと違って、今回は私の論ではありませんよ。 有名な方の論の紹介ですが、それでも良いですか?」 「それは構わんよ。……少し、勉強してみようじゃないか」「分かりました。(^-^) 人材育成コンサルタントの本田有明さんの論を、 紹介しましょう……」「本田さん?どういう人?」「本田有明(ありあけ)さんは、本田コンサルタント事務所の 代表者でしてね、主に経営教育とか能力開発の分野で、 コンサルティングや講演、執筆活動をされている方です」「ふーん、初めて聞く名前だな……お歳は、幾つ位の方?」「1952年、昭和27年に、兵庫県神戸市のお生まれです」「おお、結構なベテランだな。……もう古希を過ぎておられる」「そうなりますかね。 慶應義塾大学哲学科を卒業後、日本能率協会に勤務されて、 経営事業本部、情報開発本部などで、部長職を務めた方です」 「おおっ!日本能率協会か、それはたいした経歴だ」「独立されてから30年弱ですね……」「分かった。ちゃんとした方だ。それにしても君は詳しいな。 著書なんかもあるだろうから、後で教えてくれ」「分かりました。では、本題に入りましょうかね。(^。^)」「うん、頼む」「近年ブラック上司だとか、クラッシャー上司だとかいう言葉が 頻繁に用いられるようになったんですが……」「そうなのか?『ブラック企業』とはよく聞くが……、 『ブラック上司』ねぇ…………。 俺の周辺なんかは遅れてるのかなぁ?」「ふふふふっ、ホントは、無い方が良い事なんですがね。(^-^) 大都市の企業では、見逃せない事になっています。 これらの背景には、ブラックとは言わないまでも、 部下を文字どおり腐らせてしまうグレイな上司の増加が あるようです」 「昔に比べて今どきは、教育環境も整って良い大学も増えたし、 高学歴の優れた人材が、管理職に多いんじゃないのか?」「それが……困ったことにですね、有能な人材だからといって、 優秀な上司になれるとは限らないのが現実なんです」「うん……それはよくわかる。 俺たちの時代でも優秀な人材の中に、専門職タイプと、 管理職タイプがいたよ……」「本人が有能だからこそ、 部下の仕事を根こそぎ奪ってしまうタイプもいますし、 好みの部下だけ可愛がって、それ以外の者は、 つぶしにかかるような管理職もいます」「うん……そういう話は昔からあったが、 まっ、ごく一部の事例だったな。 そういうタイプは、それ以上の昇格昇進は出来なかったよ」「現代はですねー、大げさに言えば、 グレイからブラックに至る範疇に、大勢の上司たちが、 存在しているといっても過言ではないでしょう……」 「おいおい、それは少し大げさすぎないか……? 各社には、それらを監視する人事部門もちゃんとあるだろう」「ええ、正にその人事部門が、そうした状況を察知し、 危機感を抱いている……というのが現実なんです」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2023/02/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 溌剌とした青年 対 頑固な古参の意地 [4・完] <Renewal> <前回>溌剌とした青年 対 頑固な古参の意地 [3]今城「そうよ、『威圧の特許』みたいなもんよ……しかし、 あいつには、あんまり通じないから頭にくるのよ。 最後も、しばらく考えてから『すみません何の権限も ありません。ただ、責任を感じて動いています』って 言いやがった……」鋒葉「さすがに、飛田君やな……。 他の連中やったら萎縮してしまってるぜ。 うん、さすがや……(^。^)」今城「部長もだんだん真剣に相手してるのよ。マジな顔で……。 もう、あほらしくて、あほらしくて……。( ̄~ ̄) 最後に言うに事欠いて部長『昔の自分に似てる』ときた。 話にならんわい……ふぅぅぅ……(ー_ー)!!」鋒葉「今城……今日は良い話を聞いたよ……。(^-^) 良いヒントにもなった……。 要するに今城と逆のことを言えば、 若い連中は確実に伸びるってことだな。 よしよし……」 今城「えっ?何?…………なんだって…?」鋒葉「いいから、いいから……( ̄ー ̄)」今城「良くはないよ(-"-) どういうことよ」鋒葉「つまりな…、君の特許とやらを逆に使うのよ。 摩擦を恐れるな。 信念を持って積極的に発言せよ。 組織の枠や、地位の上下にとらわれるな。 過ちを改むるに、なんらはばかることなし。 責任を持って大いに動け。 さすれば、実質的権限がついてくる。 等などとね………。 機会をとらえては、発言していくようにしよう (^。^)」今城「勝手にすればいいさ。愚か者めが……。 若いヤツ等を甘やかしたらどんなことになるか、 すぐに、わかるやろうからな。<`ヘ´> それからじゃ、躾は手後れだぜ……峰葉」 鋒葉「躾ねぇ……フーン……。今城先生のことだから、 躾は、誠に丁寧にやってるんだろうなぁ……( ̄ー ̄)」今城「……丁寧……?……何よ……?何が言いたい?」峰葉「礼を丁寧に言って『お礼』、 医者を丁寧に言って『お医者』、 仕事を丁寧に『お仕事』。 躾を丁寧に言って『お躾(押し付け)』ってな……。 ははははははっ………………(^。^)」今城「………………。救えんヤツやなぁ………。 お前が、何と言おうが俺は、ビシバシやるんだ。 ……うん」峰葉「イマシロ流スパルタって事か?」 今城「おっと、それを言うなら『根性流』と言ってくれ。 はばかりながら、俺の名前は、コンジョウと読める。 ふぁっはははははっ……。( ^)o(^ ) どうだ……分かったか」峰葉「……ん? なるほど。根性か……。 大事な事でもあるがそれだけじゃなぁーー。 まっ、コンジョウ君、励みなさい。 ついでに、僕の名前のミネバも、ホウヨウと読んで 貰おうかな? 包容力で、勝負だ!!」」今城「ふっ! 益々、救えんヤツだなぁ……。 ふぅぅぅ……(-.-)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/09/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 溌剌とした青年 対 頑固な古参の意地 [3] <Renewal> <前回>溌剌とした青年 対 頑固な古参の意地 [2]今城「部長だって悪い気しないよな…………もう。(=_=) それに『我が部はよその部と違って部長に直接メールを 打てる仕組みになっています。ということは、 どんどん、部長に対して直接意見具申をして良いのだな と理解していますが……、言い過ぎがございましたら どうぞ厳しくご注意下さい』 だとさ……。 ……全く口の達者なヤツよ<`ヘ´>」鋒葉「ふーん……。全くその通りだよ。 ははははっ(^。^)……面白いなぁ。 それで……」今城「次にな『言って良い事と悪い事があるぞ』と、 やって貰ったけど、……これも効き目無し……(-_-) 部長もなかなかの役者で、バシッっと言ってくれた」 鋒葉「今度は、飛田君、何て言った? うーん、俺なら……何て言うかな……?」今城「『すみません。実は私もそれで悩んでるんです』 と、きやがった……」峰葉「うん、悩んでるか? …………で? 」今城「当然『何を悩んでるのかね?』と部長が聞くわなぁ。 そしたら『2つあります。』ときた」峰葉「……ふたつねぇ……」今城「ひとつは、『自分が会社での経験が浅いから、 言ってはいけない事の基準がわからない』って……」鋒葉「なるほど……。まぁ……だろうな。うん、そうだ。 『そんなのは常識』という人もいるが、その常識が 会社や団体によっては微妙に違うからな……」 今城「もうひとつは、大まかな基準が分ったとしても、 判断するのは聞く側だから、人によって、 また相手の方のその時の気持ちによっても、 判定が変わって来るから答が難しいという事…………」峰葉「彼がそう言ったのか? うーん、確かに主観の問題だから……そうだろうな。 同じ事を言って、怒る人と平気な人がいるのも事実。 …………で?」今城「うん…………そう考えると……、 一切、何にも発言出来なくなるんだって……さ。 それで……、自分としては、萎縮するのは嫌だから、 むしろ、言い過ぎるくらい言って、叱ってもらって、 少しずつ体験学習してます。ご指導下さい……だとさ。 部長が、妙に納得しちゃってね……もう……(ー_ー)!!」鋒葉「なるほど、なるほど。 前向きに考えりゃー、全くその通りだわなぁ……」 今城「最後に『何の権限があって動いているんだ』と、これは かなり厳しく言って貰ったら、少しは効いたかなぁ……」峰葉「あーあ、若いもんのやる気を無くさせる言い方ばっかり じゃないか…………。<`ヘ´> そんな事言ってたら若い人は動かなくなるよ……。 上の者の顔色ばっかり見て……」今城「そうよ、『威圧の特許』みたいなもんよ……しかし、 あいつには、あんまり通じないから頭にくるのよ。 最後も、しばらく考えてから『すみません何の権限も ありません。ただ、責任を感じて動いています』って 言いやがった……」鋒葉「さすがに、飛田君やな……。 他の連中やったら萎縮してしまってるぜ。 うん、さすがや……(^。^)」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/09/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 溌剌とした青年 対 頑固な古参の意地 [2] <Renewal> <前回>溌剌とした青年 対 頑固な古参の意地 [1]峰葉「情けないねぇ……。メンツだって? それがなんぼのもんよ。それよりも、積極的で 仕事のできる社員を育成する事の方が重要だとは 思わんかね……。ええっ? 将来の為にも……」今城「見解の相違やね……。( ̄ー ̄) いや、生き方の違いかな。将来よりも今が大事だ。 俺は、若いもんの犠牲にはなりたくないよ。 そんなヤツは叩き潰してやるんだから………」 峰葉「おい、おい、穏やかじゃないな………。 まさか、危害を加えてるんじゃなかろうね?」今城「おいおい、まさかそこまでやるかよ……。<`ヘ´> ただ色々手を打ったんだけどあいつにだけは、 通用しないから……余計腹がたつんだな。 ホント……頭に来るんだ」峰葉「何て言って脅したの?」今城「脅したなんて人聞きの悪い事言うなよ。 プレッシャーをかけてやっただけよ……。 …………まぁ、似たようなもんか……(ー_ー)!! ふふふふっ……」鋒葉「………で?(゜-゜ )」今城「別に、特別な事じゃないさ。 でも、今までの若い奴には確実に効き目があったんだが ……どうもあいつは……」 峰葉「もう…、焦らすねぇ。何て言ったの?」今城「たいした事じゃないさ……。 俺が言うより上の方が効き目があるだろうから、 部長に頼んで言って貰ったのよ……」峰葉「バカ、あの部長がそんな事請け合う訳がないじゃないか」今城「ところがどっこいよ。( ̄ー ̄) この前、部長もあいつにカチンとくることがあったんで、 その時すぐ頼んだよ。 あいつの育成の為だと言ってな……」峰葉「ほんとか? それで? 」今城「まずねぇ『身分が違う、私を誰だと思ってるんだ』 と、やったね……。 部長もたいしたもんだ……」峰葉「ええっ!!そんな事……。前時代的な言い方だな……。 ……でも、部長が直接、2年目の社員に言ったのか?。 いやーーー、そりゃー、……効いただろうな……」 今城「効き目なし……全然、無し!! (-"-)」鋒葉「ええっ……? 飛田君、何て言ったの?」今城「それがよ『偉大な尊敬すべき部長と思っています。 だからこそ教えを乞いたいのです』だとさ……」峰葉「おお、おお……やるなーー (^。^)」今城「部長だって悪い気しないよな…………もう。(=_=) それに『我が部はよその部と違って部長に直接メールを 打てる仕組みになっています。ということは、 どんどん、部長に対して直接意見具申をして良いのだな と理解していますが……、言い過ぎがございましたら どうぞ厳しくご注意下さい』 だとさ……。 ……全く口の達者なヤツよ<`ヘ´>」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆=================================================
2022/09/16
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 溌剌とした青年 対 頑固な古参の意地 [1] <Renewal>峰葉「君の所の飛田君さ、なかなか良い青年やねー。 凄くやる気もあるし……(^-^)」今城「飛田?う~ん、飛田ねぇー。 ……しかし、あれが生意気でねぇ……(-_-)」峰葉「まだ入社2年目だろう?頼もしいなぁ……。 何と言ったって仕事に凄い積極性があるよ……」 今城「ウン……まぁ……、そういう言い方もできるが……(-_-) 組織とか、ルールとかの常識のわからんヤツで……、 秩序が乱れて……ちょっと困ってるわけだ」峰葉「しかしあの熱意は買えるよ。 この前うちの課長に対して、恐れず敢然と自分の意見を 述べていたなぁ……。 うちの課長ってさぁ、ああいうタイプだろう? 相当に勇気のいることやでぇ。 誰にでもできるって事じゃない。大したもんだよ……」今城「まぁ、本人は言いっ放しでいいかもしれんが、 こっちにすりゃー、あっちこっちから苦情が来て大変よ。 あいつは遠慮っていうもんが無いからな……」峰葉「ええっ!苦情……? ……俄かには信じがたいなぁ…… (゜_゜ ) あっちこっち、結構やり込められて、 渋い顔している人もいるけど……、 飛田君の言う事は筋が通ってるというのが通説だよ……」 今城「まぁ、そうおだてないでくれ。 大体、あいつは自分の立場ってもんが分かってない。 ……立場がね……。 妙に変な使命感みたいなもんを持って、 積極的なんだよなぁ……(-_-)」峰葉「おいおい、それって素晴らしい事じゃないか。 えーー、……むしろ、その逆だったら困るよ」今城「峰葉……お前も、分かってないなぁ。 あいつには10年早いんだよ。 係長クラスが考える様な事を言いやがる」峰葉「そりゃ、贅沢ってもんじゃないか。なぁ、今城……。 俗に言うじゃないか。 水を飲みたがる羊に水をやらないという事はたやすいが、 水を欲しがらない羊に、水を飲ませるのは至難の技であり 殆ど不可能って……。 意欲があるってことは、素晴らしいことじゃないか。 そうは思わんかね……」 今城「鋒葉、職場ってヤツはなぁ、あいつ一人じゃないんだぜ。 同僚もいれば上司だっている。 派手な動きは全体の秩序を乱すんだよ……。 常識だろう……(-_-) お前も分かって言ってるんじゃないか……?」峰葉「いやいや、分からんなぁ……。 じゃー、おとなしくて、言われたことだけやってるヤツ ばっかりの方が良いって訳か?」今城「そうは言わない、言わないが………。 しかし上の者の権限を侵しちゃいかんよ……」峰葉「オーバーだなぁ。彼、そこまでの力はまだ無いだろう」今城「いや、その怖れが十分あるって事よ……。 物には、順序があるという事がわかっとらん………」峰葉「ちょっと、危険だなぁ……。 そんな考えじゃ、若い人が育たんのと違うか」今城「そんな事はない。今までだって育ってきたじゃないか」 峰葉「今までとこれからは違うと思うけどな……」今城「どう違うんだ……」峰葉「変化のスピード感が従来とは全然違うよ。 飛田君のように切実感をもって自主的に取組む姿勢を 持っている社員は貴重だと思うぞ。 我が社の将来を背負う重要な社員になるかもしれん。 ……大切にしなきゃー……」今城「峰葉、将来も良いけど、現在はどうなるのよ。 現在の俺達はどうなる訳? 若い連中に引っ掻き回されて、大損じゃないか……」峰葉「( ^×^)プッ……損とか得とかいう事じゃないやろう。 組織に縛られず、自由に動くような意欲のある逸材は、 社の財産って言ってるんだよ。 君だって知ってるだろう? 他の部門じゃ彼の評価は高いよ……」今城「そうか、じゃー、人事異動かけて取って欲しいなぁ。 こっちじゃ迷惑してるんだから……、いつでも出すぜ」 峰葉「えっ?……そうか? そっちの係でも、結構彼が業績あげてるって聞いたよ。 貢献してるんじゃないの?」今城「それはそう……それはそうだけどさ、それとこれとは 違うんだよ」峰葉「どう違うって?」今城「わかってないなぁ、メンツってもんがあるやろう。 メンツ! 先輩としての………。 上司だって同じような感覚よ……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったら【ポジティブな暮らし】をクリックお願いします。にほんブログ村 ==========================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2022/09/14
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 適度な叱りが 交流の密度を高める (^.^) <Renewal> ある有名なIT関連会社の支社長が、幹部会の席で営業部長を叱りとばしました。 「大体、お前の所の部下はなっとらん! わしが命令してもちっとも言うこと聞かん。 二言目には部長が、部長が……と言う。 これからお前んとこの部に対する命令は、 いっさい文書でやることにする。 それを見たら、ちゃんと分かりました、 やりますと領収書をわしに出せ、領収書を………」 こうやられた営業部長は何と答えたでしょうか? また、あなたなら、どんな返事をするでしょうか? その営業部長は、おもむろに「わかりました。ところで支社長、収入印紙はいくらのを 貼ったら良いでしょうか?」 これを聞いた支社長は、「バカか、お前は」といったまま、みんな大笑いになったのであります。(^。^) こういうやりとりは、真から信頼しあえる間柄でなければ難しいですね。「叱る」ということは、非常にむつかしいことです。「命令する」ということと、勘違いしている人も多い世の中。人前で、叱っていけない場合もあれば、逆に人前でやった方が効果的な場合もあります。 たとえば、規定の安全帽をかぶらずに、危険な作業をしている現場員に対しては、即座に殴り飛ばす位の勢いで叱らなければならないでしょう。 逆に個人的な問題に影響するようなことについては、一対一が望ましいですね。このようにケース毎に叱りのタイミングを身につけることが望ましいのです。 しかし、標準というものはありませんから、覚えた事だけに頼ってはいけませんね。自分が沢山の人達の前で叱られて悔しい思いをした時でも……、単純に判断せず……自分以外の人達に何かを伝えるべく、あの場であえて、叱られたのではないかというくらいの余裕は欲しいものです……。 しかし、何かにつけて最近は、ビジネスの場において、どちらかといえば「叱り」の量が少なすぎるような気がしてなりません…………。 能力開発の為にももっと「叱り」の意味と効用を考えて欲しいものです。「理知のビジネスの場に、適度な感情が入ってこそ、 互いの交流の密度が高まるという事がある」何かの本で出会った一文ですが、なかなか、含蓄のある言葉ではごわはんか……ははははっ……。AI(人工知能)が最も苦手とする概念でありましょう……。人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =====================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/12/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 本 当 の 意 味 の 信 頼部長「社長! そこは絶対譲れませんと、 私も意地を張り通してきましたが……、 社長にそこまで強く言われますと……。 …………どうも( -_-)」社長「…………フム……。…………。 ………………。(ー_ー) ウチはそんなに大きな会社でもないが、 お前について行く奴が多いか、 俺について来る奴が多いか考えてモノを言え」部長「社長、それを言われたら、私は何も言えませんよ。 大半は、社長について行くでしょうから」 社長「だから、お前が勝ちだと言ってるんだ!」部長「???どうしてですか……? 大半は、社長に…………」社長「だから…………。 その大半を引き連れて、俺がお前について行くからだ。 もっと自信持ってやれ!! バカ!」部長「…………(゜_゜)…………(>_<)…………(^-^)」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/05/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 心の交流……一方通行(よくある話(-.-)) <Revival>「君ねぇ……うちの店をもっと良い店にしたいんだが……、 何かアイデアは無いかね……?」「なんです……社長……(^.^)急に変なこと言い出して……」「笑うなよ……真剣に悩んでるんだから……。ホントに……。 ……退職者も減らないし、……なぁ……(ー_ー)!!」「社長……そんなこと言って……調子に乗って喋ったら、 異動……?給料減らす……?辞めさせられる……? ……そんなとこでしょう……?」 「ええっ!……冗談じゃない……本気だよ……。 ……そんな風にとるのか……?」「へへへっ……まぁ……(^_^;)」「…………(>_<) あーーーあ……。 ウチって支店みんな併せて20人規模の美容室だろう……。 家族的雰囲気でやってるし……。 どうして、あんなに社員が辞めていくのかなぁ……。 お客さんに慣れて貰ったと思ったら、居なくなるもんなぁ」「……家族的雰囲気………ですか?……フーム……(;一_一)」 「えっ?……和気あいあいとやってるだろう……。 相当努力してるつもりだよ……違うか……?」「まっ、社長は……明るい方ですけど……(*^。^*)」「……けど……?」「社長!今日、何の日か知ってますか?」 「今日……?今日は、木曜日……。特には…………。 …………何だ?……えっ?」「へへへへっ……私の誕生日なの……。へへへへっ……。 あのね……、社長以外は皆知ってますよ……。 ……夕方、パーティしてくれるんですぅ……(^.^)」「…………!!」「……アットホームって……言われても……ですねぇ」 「<`~´> (;一_一)………は・ん・せ・い………」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 実務を通じて部下を育てるコツ[4・完]「ちょっと難しい言い方かもしれませんが、本人が 『自己効力感』を持つように、誘導していくことが、 極めて大切です」「自己効力感……デスカ?」「自分は周囲に影響を与えられる……という感覚です。 これが芽生えると部下たちは自ら主体的に動き始めます」「どのようにしていったら良いのでしょうか?」「先ほどから言っているように、あなたは周囲から大きな期待を かけられている……ということを伝えるのです。 そうすれば、部下たちは、自分には価値があるという 『自己重要感』を持てるようになります」 「しかし、部下たちは仕事もできない段階でそう言われても、 かえって緊張するのではないでしょうか……?」「ふふふふっ、あなたのその発想は、仕事が出来ないものは、 職場での存在感が低いという前提に基づいていますね。 実は、そこが問題だと先ほどから言っているのですが……」「あっ、そうですね。失礼しました。 仕事ができようが出来まいが、職場の一員としての存在を、 まず認めて伝えるんでしたね……」「そうです。それが大切です。自分は人間としてこの職場で、 重要なんだと認識できれば、それに加えて、 自分には能力があるという『自己有能感』も持てるようになり それらが『自己肯定感』を生み出すんです。 子供さんたちが思春期の頃に親も似たような体験を しているんですがね」 「自己肯定感…………ですね。前向きの気持ちだ……」「そして、その自己肯定感が、先ほど話をしました 『自己効力感(自分は周囲に影響を与えられる)』に つながっていきます」「それらが、小さな成功体験に発展していくんですね」「そうですね。小さくても成功体験を積み重ね始めると、 その成功体験が、また次の「自己効力感」を生み出します。 この様にしてプラスの連鎖が始まるのです」「確かに……『自分はどうせ、やってもできない』などと思う 部下が、成果を出せるはずがありません」「そうですね。部下の『学ぶ』力を左右するのは、 上司の考え方、上司の『育成力』次第なんですね。 『配属時の正しいスタート点検表』を挙げて、 各項目につき担当者を明確にし、 チェックして欲しいものです」 「大切な部下をしっかりと育てるためには、極めて大切なこと ですね。 今日は、ありがとうございました。 すこし、難しかったですが育成のポイントを、 整理できました。目から鱗も……ありました」「それは良かった。 どうか、大切な社員の能力を最大限に伸ばしてやって下さい。 自分の為にも、会社の為にも、そして我が国の為にも(^-^)」 <完> 出典 : 茅切信明氏・松下直子氏の論稿人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/15
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2019/04/12
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 実務を通じて部下を育てるコツ[2]「皆さん体験済みでしょうが、人を育てるということは、 本当に大変な忍耐を必要とします……。 子供を育てるのも例外ではありませんね……。 『馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、 水を飲ませることはできない』 と故事にも語られるように、 最後に行動するか否かは本人次第なんですね。 まことに当然の事なんですが…………」「……そうですね。 だから、そこが難しい…………」「いつの世も老若男女変わることなく、 自分の行動を決定づけるのは、唯一、 自らの意思のみですね。 ……当たり前のことですが……」「……ですね。はい、分かります」 「そしてそれは『学び』という事に関しても、 まったく同じなんです。 しかしながら『育む』側としては、 ここが問題中の問題なんですよ」「どういうことでしょうか?」「育む側の人間がですね、『最後は本人次第』と、 手をこまねいているのは、自主性に任せているというより、 放ったらかしているのに等しいとは思いませんか?」「はい…………言われてみればそうですね。 育成の責任がありますからね……。 でも、難しい課題だなぁ……」「ここで、極めて大切なことはですね……。 『なぜ、水を飲まないのか』……何故なんだろう?……と、 真剣に考える事ではないでしょうか?「……フム」「飲みたくても『飲めない事情』があるのかもしれません。 また、飲み方が分からないのかもしれない訳です」 「うーん、なるほど……そうですよね」「もしかするとですよ。自分の喉が渇いていることを、 感じていないのかもしれないし、 喉が潤う心地よさを、 知らない場合だってあります」「……いやーーー、そこまでは考えが及びませんね……。 ちょっと深いですね……」「『教える』とひと言で言っても、その意味はさまざまです。 『学ぶことの意味を教える』 『学び方を教える』 『学ぶことの楽しさを教える』 『学んだ先にあるものを教える』 と、様々な局面、切り口があります。 知識や技術の伝達ばかりに終始して『教えた』気になっては いないでしょうかね……」「ふふふふっ……、ちょっと耳が痛いですね」 <続く> 出典 : 茅切信明氏・松下直子氏の論稿人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 実務を通じて部下を育てるコツ[1]「部下の指導には様々なやり方がありますが……、 具体的な実務を通して指導する方法もありますね。 この方法は、それが仕事の本番であるだけに、 当然のことですがかなり難しい面があります。 しかし……効果は多大なるものがありますね」「俗に『OJT』と呼ばれているものですね……。 先生、その進め方のポイントについてご指導下さい」「そうですね……、職種によって、また部下のレベル等々に よっても、様々に育成のポイントはありますが、 総じて言えることは、まず前提として 『部下の存在を認めること』が大切ですね」「部下の存在…………ですか?」「そうです……存在です。 まず、人を育てる立場にある管理職や人事教育担当者は、 この点をしっかりと確認しておく必要があります」 「あのう……もう少し詳しく教えて頂けませんか?」「教育は、まず知識の伝達(教)、 そして育む(育)という、ステップがあるわけですね。 そして、これらは混在して、進められていく場合が 多いでしょう」「はい……確かに……」「知識や技術を覚えさせるだけでなく、 学ぶことの意味や楽しさを語れる上司であって欲しいのです。 この事は次の目標の『育む』段階で大きな威力となります」「……意味や楽しさですね。分かります。 これがあると前向きになれますね」 「前向きになるだけでなく『自己肯定力』が育まれます。 これは自信や、積極的な研究心につながっていく 大事なものです。そして、言うまでもなく、 上司が部下の存在を認め、可能性を信じることから 生まれてくる力ですね」「『存在』を認めるわけですね。そして、期待するわけだ……」「何と言っても成功体験が無ければ、 人の意欲はそんなに続くものではありませんよね。 小さな成功体験の積み重ねを通じて、 自主性や積極性が培われていくように指導するのです」「(^-^)よく分かります。自分が育成される側として考えると、 とても良く分かります」「次に大切なことを話しましょう……。それは『忍耐』です」「『忍耐』…………?」 <続く> 出典 : 茅切信明氏・松下直子氏の論稿人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 14年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2019/04/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村^-^◆ 相変わらず分かり合えない上の者と下の者[3/3・完]「うん、俺の経験で役に立つなら幸いだ。 最近、管理職研修をよく頼まれるんだが、その時、 受講生に必ず聞いていることがあるんだ」「ほう……それはまた、何かな?」「それはな……、 『部下を育成する上で最も大切なことは何ですか?』 という問いだ」「……フム」「日ごろから部下を成長させている上司達の返答はな……」「うん、何て言うんだ?彼らは……」 「『コミュニケーションを多くとる』 『話しやすい環境をつくるために、 日ごろのコミュニケーションを大切にしている』 『部下の考えや意見を否定せずに尊重することで、 自ら考え行動するように心がけている』 といった回答が返ってくるんだよ」「…………(-_-)」「部下との間の信頼関係を構築するために、 上司のほうから積極的にコミュニケーションをとって、 部下を人間として尊重しているようなんだ」「……よくそんな時間があるなぁ……。 いや、時間だけの問題でもないか…………(-_-)」「いいかよく聞けよ。 一方、逆に部下を育てることが苦手な上司からは、 『やることが多くて、部下と話す時間が取れない』 『自分が率先垂範で引っ張っていきながら、 部下に経験を積ませている』という様な返答が返ってくる」 「……!! (゜_゜)」「要するに、部下が育っていないこのような上司は、 部下とあまりコミュニケーションをとっていないようなんだ」「……まさに俺のことだよ…………」「しかしよくよく考えてみるとだな、 忙しくて部下と話す機会がない上司たちの職場の現状が、 見えてくるんだよ。 昨今、多くの課長はプレイングマネジャーだから、 プレイヤー業務にもかなりの時間をとられて、 非常に忙しいのが実態だ…………な。 実際に、一人の部下と話す時間は1日に5分もないという 調査結果もあるくらいだよ」「……分かるなぁぁぁ……」「加えて、パワハラの問題なんかもあって、 昔のように部下に言いたいことが言えなくなっている。 飲みに誘うことも遠慮し、職場でも控えめに伝えるから、 本音や真意が相手に伝わらない。 部下のほうも、プライベートを重視する傾向が強くなり、 上司と飲みに行くことを避ける傾向にあるだろう……」 「うん、その上に最近は働き方改革の名の下に定時退社を 強要するから、上司が残業して、 部下は早々に帰るという職場も見受けられるのが実態だよ」「うんうんそうだな……。 こんな風に上司と部下のコミュニケーションの機会は ますます減少し、お互いを理解できない関係に陥って しまっているのが現実だ」「うーーーーん…………そうなんだよなーー」「そんな風潮の中で、或る施策を実行して成果を出している 会社が注目を集めているんだ」「えっ!! その施策って何よ!」「簡単な事なんだ『定例的ミーティング』を導入して成果を、 出しているんだ。海外でも国内でも多くの会社が導入して、 かなりの成果を出している」 「そう簡単にいくのか?信じられん……」「まぁ、頻度や時間などはさまざまなんだがな、 週1回だったり、或いは月1回だったりするし、時間も 1回あたり30~60分程度だが、 部下との対話を通して部下の目標支援と成長支援を目的に、 ミーティングをすることを制度として導入している訳だ」「ミーティングを、定例業務にしてしまったか…………。 それでなくても忙しいのになぁ……」「それ程、企業にとって後進の育成が重要課題ってことよ。 この制度を導入することで、部下は話したいことを話す機会を 得られるわけだ。一方上司は部下の考えや想いを聴くことで、 価値観の違いに気づくことができるようになるってことさ」 「うん考えてみれば、制度としてミーティングをやるように なると、我々プレーイングマネジャーも確かに助かるなぁ」「上司と部下のコミュニケーションギャップを解消して、 よりよい人間関係や風通しのよい働きやすい職場をつくる ひとつの有意義な方策だ。 こうした環境づくりは、会社人事の重要な課題だ。 提案していくという事も、管理職取って、 ますます重要な役割になってきているんじゃないかな」「うーん、そうだな……ほったらかして悩んでいたよ。 なんとも今日は良い話をありがとう。(^。^) 何だか君の話を聞いていて、家庭での子供たちとの 対応も似たようなもんだなぁ……って思えてきたよ。 いゃーー、今日はホントにありがとう。 講師料は、居酒屋という事で……(^-^)」「ふふふふっ……いいね……(^。^)」 <完><出典>茅切伸明氏『分かり合えない上司と部下~人事は何をすべきか?』人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/23
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相変わらず分かり合えない上の者と下の者[2/3]「それって、みんな俺たち上司の責任なのかなぁ…………」「うん、そうとばかりも言い切れない。部下の側にも問題はある。 叱られることを極端に恐れる部下も増えてきたしな…………」「軽い注意でも、叱られたと思う連中が増えてきたよ……」「上司に対して意見を具申したときなんかでも、上司から 『そんなの無理に決まっているだろ』 『自分の業績をもっとあげてから言え』等と言って 否定されると、すぐにヘコんでしまうんだよ。 昨今の若手は……。まっ上司の言い方にも課題はあるが……」「仕事もできないくせに生意気な言い方をする奴が、 多いからな…………仕方ないよ」 「そしてどうなるかというと…………、『言うだけムダ』 『どうせ説教されるだけなので言わないでおこう』と 無気力になっていくわけだ」「確かに今時の若い者は、覇気というか気力が無いよ」「最近の部下は優秀であればあるほど効率を重視して、 ムダなことや意味が分からないことはしない傾向があるんだ。 しかし上司のほうは、若い頃は何度上から却下されても、 這い上がってきたという経験があるから、 『逆境や困難を乗り越えてこそ成長だ』と思い込んでいる」「それって間違っているか……? 少なくともそれで成功してきた歴史があるぞ……」「絶対的に間違っているかというと、そうは言い切れないが、 相対的に現代の部下との関係を前提にすると、 間違いかもしれないな。 自分たちもそうやってきたから、部下にも同じ試練を与える ことが教育だと勘違いしているんじゃないか……」 「しかし、一般的には己の体験に基づいて、それが成功体験で あれば、それを繰り返すのはそんなにおかしいことじゃない と思うが…………」「そこなんだよ……。 若手は少なからず変化してきているわけだから、 このようなギャップがコミュニケーションに対する 苦手意識につながっていくわけだ。相互にな…………。 だから現代は、上司の立場にある人間は、部下が育ってきた 環境や、価値観の違いを理解していないと、部下を上手に マネジメントできない時代になってきているんだよ」「……理屈としては分かるが…………。 部下が育つ上司と、育てられない上司は、何が違うのか? そこんとこを具体的に教えてくれよ」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/22
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相変わらず分かり合えない上の者と下の者[1/3]「あのな…………部下とどう接していいか分からないんだ」「ええっ(゜_゜) 何を言ってるんだ?意味が分からない(^。^)」「……真剣なんだけど……(;一_一)」「そんなの対策は簡単だ!!」「えっ?……簡単?」「ああ、管理職を返上してしまえ。 部下が無くなれば100%解決する。 ……ふふふふっ……」「…………そんなぁ……(^-^;」「いやいや、冗談冗談……。 普通はその逆で『上司との人間関係に悩む若手』の相談に 乗っていたんだがな。しかし、……実は、職場の人間関係に 悩むのは上司も同じなんだよな……」 「……なんだ、分かってるんじゃないか……。 もう、意地が悪いなぁ……」「コンサルの仕事上、最近はそっちの相談も 多いんだよ。いきおい勉強させられる…………。 上司も何かと大変だな……」「やっぱりな。悩んでるのは、 俺だけじゃないんだ…………(^-^)」「『最近の部下はおとなしい』『何を考えているかわからない』 ここんとこ、管理職のこんな愚痴を聞く機会が増えたよ。 これは、部下の方に問題があるのかな……?」「そうじゃないか。我々は変わってないけど、 若いものはどんどん変わっているから…………。 学校教育なんかにもその原因があるんじゃないか……」 「今時の若い者はどうも……っていう言い方は、 大昔からあったぜ。 上司からボロクソに言われていた先輩も今や立派な経営者に なっておられる……」「ということは、こっちの方が対応を考えなきゃいけないって、 言いたい訳かな……?」「それは少なからず言えると思うぞ。 例えば、彼らが入社した時から自分で考えさせる訓練を してきたかな……。習慣をつけてきたか? それら通じて得られる部下の考え方を君は知っているかな?」「何言ってんのよ。<`ヘ´> それが分からないで困ってんじゃないか……」 「そうだろうな………………。 部下に対しては指示や命令をするだけで、 考えさせるような質問とか、入社時点での基礎教育なんかを おろそかにしてきたんじゃないか? 仕事の目的や本質を教えもしないで、 指示したことだけをやらせてきた上司のやり方が、 根本的に間違っているんじゃないかな……」「……んなこと言ったって……、 どこだって、そんな感じじゃないか?」「だから昨今、社会的に問題が大きくなってきているんだ……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/11/21
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 愛する職場を守るための戦いについて[下]「なにも、先輩そこまで言わなくても……。 現実論を言っているだけです……から……」「ははははっ……現実論か……良いじゃないか。 民主平等の基本が分かっていないヒヨコ達が、 そういう風に言って逃げるのさ。 ……ははははっ……。 ……困った事に相手までその気になってしまって、 ………威張りだし、権威を振り回す」「先輩!!……ヒヨコはひどいですよ(;一_一)」「人間として……個人の尊厳はとても重要なことなんだ……。 法的にも基本的人権が保障されている……が……、 法などどうでも良い。 法など無くっても凄く大切なことなんだ……。 それが、正に近代人間社会の基本さ……」 「……実態は……、問題点ばっかりですがね…………」「そうか…………。 じゃーその問題の海の中で溺れてろ。 基本的に対等な人間関係の中で、 一方の人格レベルが低い故に引き起こされるトラブルはだな、 どちらが上司であろうと、すべて、人格のレベルの高い方が、 低い方を指導しなければならないんだ……」「……えっ?……どっ、どちらが上司であろうと……デスカ? ……でも、下の者が……上の者を指導するなんて……そんな、 ……無理ですよ……」「無理ならやめておけ……一生被害者で暮したら良い……。 あのな……実はそれをこそ真のリーダーシップと言うんだぞ。 上が下に行うのはリーダシップじゃなくて指示命令だ。 下が上を動かすのが……真の指導力なんだ……。 そんなことは、実際にあっちこっちで発生しているよ」「…………」 「俺だって、まだ20代の半ばの頃に、 自分より随分年上の人達の上司になったことがあるけど……。 そりゃー様々な事をその人生の先輩たちから教わったよ……。 もちろん、年下の部下達から教えられたことも数えきれない。 ……そんなもんだ……」「……私、今まで部下として、上司を指導するなんて 考えたことがありませんでした……」「まぁ『指導』……と言えば極端な感じがするが、 自分の意見を通し続けたりすることが、 結果として上司の意思を変えるというようなことさ……」「……信じられません……」 「そうか……たいていの人はそう思うだろうな……。 ふふふっ。 …………。 まあ、その指導の仕方も色々とあるんだが……な。 個人戦……つまり、ひとりで戦うのが怖ければ……、 同僚たちと組んで団体戦に持って行ったり……。 早急な決着が無理であれば、持久戦に持ち込んだり。 その他、ゲリラ戦……あるいは法的手段……と、 手は……色々あるよ」「普通は……怖くてできませんよ……そんな事……」「怖いか…………。権威に怯えるか…………。 そういう連中は、下の者に対して権威を使うんだ。 なぜなら、権威の威力は強いとを勘違いしているからな」「……うっ!! (-_-)」「自分が勤めているその会社の環境を愛し……、 その職場に居続けたいと思う人たちが戦うんだ。 いや、戦いというのは……、オーバーかな……」 「……でも、聞いていたら、まさに戦い……って感じです」「うん、見方を変えれば職場は人生の戦場のようなものだから、 時間はかかるが……人の力も借りながら根気良く戦うんだ。 ……理不尽……と戦うんだ……な。 まっ、会社や職場が自分の人生にとって価値ある場所でないと 思う人達は『場違いでした……どぅもーー……』と……、 スタコラサッサと脱出するんだろう」「でも、行くところの無い人達は我慢しながら耐えていますよ」「それも……また、逞しい事だな……。 まっ、頑張れ!!」「えっ……もう終わりですか……」「自覚もなく、腹の据わってない人間に対して、 いくら言葉を浴びせてもそれは無駄ってもんなのさ………。 ははははっ……あばよ。 黒沢監督の『七人の侍』……もう一度、とくと見てみな……」「………………(;一_一)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/01/19
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 愛する職場を守るための戦いについて[中]「ええっ……!!『死ね……』ですか。そこまで言いますか! ………まさか」「会社辞めろとか……帰って寝ろとか……死んでしまえとか…… 口癖のように言う上司もいたよ……。 しかし、まぁ部下の方も部下の方で……、 それなりに逞しい部下達だから、言われた方は言われた方で 『あんたに言われたくないよ』って……腹の中で、 ペロリと舌を出していたがな……」「ひどい話だなぁ……、現代なら大事件ですよ」「ははははっ……お前……大袈裟な……。 ははははっ……。 慣れよ……慣れ。……慣れの問題さ……」「……でも、被害者っていなかったんですか? みんなが皆、強く逞しい人達ばかりじゃなかったでしょう?」 「……うん、居た……居たよ。 極端な例では、自殺した人も居たよ」「えっ!自殺……ですか」「うん、しかし、そこまで極端じゃないにしても、 悩んでいた被害者は……確かに居たね………」「……やっぱり」「そうだなぁ……一般的に社長や重役や部長達上司を 『偉い人』という風に理解したり……、 またそんな風に呼んでいる連中が危なかったな……」「……なんですか……?」「うん、悲劇の始まりだったよ。 まるで『服従』みたいな関係になっていたからな……」 「社長は『社長職を担当する人』であって、 『偉いかどうか……』は別の問題って言いたいんでしょう?」「……フム……。当たり前のことだろう……」「先輩の昔からの持論ですもんね……。 ……でも会社の中の実態を見ると……難しいんですよね」「しかし……難しいとは言ってもな……、 部下として上司の指示に従わなければならないのは、 仕事に関する権限事項に対して……であって、 それ以外の事では人は全て平等であり対等の関係なんだよ。 まぁ、年齢の違いに関する礼儀位には気を使いたいが……」「うーん、対等って言ったってそうはいきませんよ。 力を持った……上司なんですから……。 人事考課、成績査定などの権限を持った上司ですからね……」「力か……、そうか……、力……な。 じゃーその力に負けてろ、負けていなさい、負けるんだな。 ずっと負け続ける一生も……ひとつの美学かもしれん。 ……文句も……一切言いなさんな……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/01/18
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 愛する職場を守るための戦いについて[上]「上司から部下に対しての悪口雑言だって……? ははははっ……、昔はそんなの当たり前だったよ……」「そんなぁーー!!当たり前だなんて……<`~´>」「いや、良くない事だが……しかしそれが歴史の事実だよ……」「私生活に立ち入ったり、個人の生き方に対しての批判とか、 干渉とかも昔からありましたか……? 最近……職場で辟易しています……」「そりゃー……あったさ……。 特に驚くような事じゃなかったな。 ……普通に当たり前に……日常的に存在した……」「だってそれって、プライバシー侵害でしょう……?」 「ははははっ……『プライバシー』……か……、 ははははっ。 可愛らしい言葉やな……。 昔の感覚からすれば……はははっ……」「ええっ……?」「もちろん現代は違うよ……。 今は違う……。 しかし昔は、そういう意識は低かった………」「…………!」「なんせ、会社も家族主義みたいな時代だったからな。 しかし考えてみれば、上司は上司でそれなりに大変な 時代だったのかもしれん……」「……どいうことですか?」 「うん……部下の結婚の世話や借金のもつれの処理まで、 上司の責任範囲に入っていたから……な」「ええっ……?責任!……責任範囲ですかぁ?」「うん、分かり易い例を挙げよう。 昔は男性も女性も結婚適齢期みたいな概念があったんだ。 君も知っているよな……聞いたことあるだろう?」「はい、それは知っています」「部下の中にその年齢を過ぎた者が存在しようものなら……、 上司の課長は、部長から厳しく責められるんだ……。 『君は頭は良いが、部下の面倒も見きらないのか』等と、 言ってな……。そんな風だから私生活にもあれこれと、 干渉してくるのさ……。まっ、向こうは干渉とは言わず 『お世話』と言っていたがな…………。 ははははっ……(^。^)」「大きな『お世話』ですね……ふふふっ……。 そんなんだったんですか……? ……でも、私たちは今までそういった立ち入った干渉に、 あまり出会った事がないから戸惑います。 親からも先生からも……少ないんです……」 「……そうか……。時代が変わったな……。 いや、人間関係が変わったんだな……」「一般的には……そうですね」「昔は、干渉にとどまらないぞ……。家庭内にも学校にも 大小の暴力が横行していてな……。 とにかく気にしたら切りが無い位にあった……。 あれで、俺たちは免疫が出来たのかもしれないな……。 はははっ……」「我々はほとんど経験がありませんから、 言葉の暴力でもいきなり出っ食わすと そりゃーショックですよ……。 <`~´>」「ははははっ……、そうか……今は、そんな時代だな……。 昔は大変だったぞぅ。 『生きていても価値無いから死んだら?』 等と発言する課長にも出会った事があるよ……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2018/01/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の事知ってる …… つもり [下]「だって……お前。 重要な部署の責任を信頼できる部下に 任せなきゃならんじゃないか? ……でかい組織なんだろう?」「……」「人間性を真から理解していない部下に任せられるのか? ええっ?……な!」「……」「意志の疎通を図ってないと、そりゃー、危ないだろう……?」「……」 「もしかして逃げるヤツだったら大変な事になるぜ……えっ?」「………………( ̄ー ̄)」「……えっ?」「……………………(一_一)」「何だ……?……分かってるのか?」「……」「……えっ?」「……」 「なんだ……そんな事か……。 もう……心配させやがって……」「……」「逆説……だったか?……。 ……みんな分かってんのか……。 叩きたくなるなぁ……もう…その頭」「…………」「まあ……いいが………………。 俺も色々と偉そうに言ってはみたものの たいした男じゃない。 ……しかし、なぁ、お前、どうやって相手の気持ちの内面 みたいなものを把握するんだ……?」「……」「やっぱり……あれか……? いつもお前が言ってるヤツか?」「……」 「しっかしなぁぁぁ……、飲み屋のカウンターって言ったって 限界があるぞ……。金もかかるし……」「……」「……あっ、そうか? そういう事か……?何十人が相手って訳じゃないもんな。 自分の、右腕、左腕的なヤツだけで良いんだ…………。 そうか……そうだな……」「……(^-^)」「しかし、時間かかるだろうな……。 ……えっ?ひとり50回以上……? ……ふぅー、気の長い話だぜ。そんなにしてまでも必要か?」「……」「……任せるって、大変だなぁ。 仕事だけじゃなく、部下の事も任せる事になるからな………。 えっ、何だって……。 そうか、自分も先輩からそうやって育てられたか?」「…」 「確かに、優秀な選手タイプは一杯居ても、 監督・コーチ的なタイプの社員は少ないよなぁ……」「……」「考えてみたら、子供の育成と一緒だな。 『知らない』じゃ、済まないもんなぁ…………。 逃げるわけにいかん…………」「……」「しかし、理解しようとして突っ込みすぎると、 プライバシーってヤツがあるから、 ややこしいんじゃないか……?」「……(゜_゜>)」「……そうか、分かった分かった、そんな顔するな。 それを、怖れたら何も出来ないか…………。 そうだな……」「……(-_-)」 「しかし……、『しかし……』ばっかり言ってすまないが、 みんなうまくいくとは限らないだろう……なっ。 えっ?……そうか。 ……2勝8敗……か。 ええっ……?そんなもんか……」「……」「それでもやるか……。 部下を理解しようと努めるか……。 懸命に……?」「……」「『武士(モノノフ)は己を知る者の為に死す』って、 聞いた事あるが………、真に理解するって事は、 本物を見つけ出すってことかも…………な」「……(^-^)」「そう考えると、50回位話し込んだって足りない……かもな。 人って、複雑で立体的な『知・情・意』『心・技・体』を、 持ってるからな…………」「……(-_-)」「……最後は、『信』のテーマになるんだな……。 そうか……、信ずるために知りたい……か。 分かった、浅はかだったよ。 まっ……長い付き合いだ……許せ……(^。^)」「…………(^。^)」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/10/04
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の事知ってる …… つもり [上]私は彼が……、「夫婦と子供2人の4人家族」だという事を知っている。……しかし、彼が……「家族をどのように想っているか」については知らない……。私は彼が……、「居酒屋が好きで、良く通う事」を知っている。……しかし、彼が「何故、スナックより居酒屋が好きなのか」は知らない。私は彼が……、「よく部下を庇う事」を知っている。……しかし、彼が「部下にどんな指導をしているか」は具体的に知らない。私は彼が……、「会社の悪口を言った事が無い事」を知っている。……しかし、彼が「会社をどのように愛しているか」については知らない。 私は、彼が……、「私にとって従順な部下である事」を知っている。……しかし、彼が「私を尊敬しているかどうか」については知らない。私は、彼が……、「頼まれた事は全てやりこなす事」を知っている。……しかし、彼が「どんな仕事をしたいと思っているか」について知らない。私は彼が……、「仕事に没頭したらブレーキが利かない事」を知っている。……しかし、彼が「何故、夢中で仕事にはまり込むか」について知らない。 私は、彼が……、「不相応に、服装に金をかける事」を知っている。……しかし、彼が「衣服にこだわっている真意について」は何も知らない。私は、彼が……、「よく、夢を語る事」を知っている。……しかし、彼が「どんな夢にこだわっているか」は知らない。……結局、私は彼の景色(観たまま)を鵜呑みしているだけで、彼の『思い……』について何も知らない……。感想を持っているだけで、彼の本質について何も知らない。……でも、知っているつもりになってしまう。どうなってるんだろう…………。(;一_一) 「おい、さっきから聞いてりゃ、 部下の事知らない知らないって……、 お前なぁ……冗談じゃないぞ。 担当者じゃあるまいし、事業の指揮官だろうが……! なんだ、もう……」「…………」「ロボット相手に仕事してる訳じゃあるまいし……、 攻めの仕事ができないだろう…………? そんなんじゃ……」「……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/10/03
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 選手のリラックスと …… 監督の危機意識「勝つと思うな~思えば負けよ~。負けて元々…………」というレコード大賞をとった唄がある………。……美空ひばりだ。選手が「勝とう」という焦りから、緊張、萎縮して日頃の力が出せず、負けてしまう事を忌ましめた歌詞であろうか……? 又「人事を尽くして天命を待つ」という心を表現したのかもしれない。 「背水の陣」的な心も切羽詰まっているが故に、勝ちたいという心や、負けたくないという心と同様に、選手にそれなりのプレッシャーをかけてしまう。 いずれにせよ、選手は、普段通りの平常心で伸び伸びと、プレイに専念させるのが一番良い。 しかし、ここで勘違いしてはならないのは、これはあくまでも選手についての話であって、監督コーチについての話ではないということだ。 彼らこそは勝ちを意識し、イメージして作戦を立て、選手に適切な助言をあたえ、何があっても負けない気持ちで戦わねばならない。 選手のリラックスと、監督コーチの危機意識を持った作戦とが一つに融合した時、オリンピックの金メダルや、プロ野球の連覇の様な偉業が達成される。監督…コーチ……? ⇔ 経営…管理陣……? 選手……? ⇔ 社員…………? 強い、企業も……原理は一緒か…………?人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻・下巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZON公式サイトで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。 『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中・下巻)』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/09/07
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部長と担当者のコミュニケーション阿武「『コミュニケーション』は組織の活性化を考えるとき、 欠く事のできない要素です。 組織の形体がどうであるかという事と、 直接関係なくとても重要なことです……。 どうです……新潮さん、御社の状況は……?」新潮「ウチはフラットに近い組織です。 コミュニケーションはわりと良い方じゃ、 ないでしょうかねぇ……」阿武「それは結構……。 良いコミュニケーションが取り交わされている職場は、 カラ元気、カラ威張り等が無くて本当に活気に満ち、 生き生きしているもんです」新潮「阿武さん『コミュニケーション』と一口に言いましても、 上下……横……と様々だと思いますが…………」阿武「良い指摘です。 コミュニケーションの活発化のテーマでは、 下から上への流れがスムーズであるかどうかが、 大きなポイントになります。 企業の上層部の方は、外部のコンサルタントあたりから コミュニケーションが悪いと指摘を受けると、 ここぞとばかり、上から下へ情報を流す事ばかりに、 精を出す傾向がありますが、得策ではありませんね……」 新潮「下から、上ですか…………。 ……難しいですね」阿武「『部下からスピーディに情報が入って来ない』……と、 こぼすトップは結構多いものですよ。 私もこういう仕事柄、会議に同席させてもらう事が 多々ありますが、 『オレは聞いていない』とか 『なぜ、それを早く言わん……』とかが 結構多いですよ。 どっちもどっちなんでしょうがね……(^。^)」新潮「うーん……。難しい面がありますよ。 せっかく耳に入れておこうと、情報をもっていっても 『今、忙しい』 『そんな事までいちいちオレに報告するな』って、 ピシャッと言われたりして、 すごく傷つく事が多いんですよ………」 阿武「なるほど……。 忙しいというのも本当でしょうけどね。 それで……、その後どうするんですか……?」新潮「ご存じのウチの津沖君みたいに、 私は強気の人間じゃないですから、 そんな事の後は、どうしても消極的になりました……」阿武「ありゃー……、それは、いけませんね。 つなぐべき大切な事もあるんじゃないですか? ……あるから行ったんでしょう……?」新潮「ええ……でも、自分じゃ判断つきませんから………、 黙っていた方が無難だと思うんですよ。 嫌いな部長じゃないし、 あんまり叱られたくないですもんね……。 格好悪いし…………」阿武「それじゃ、結局は、その部長さんが 困る事になるんじゃありませんか? その後、色々と情報不足になって………」新潮「そうですねぇ……。 『何かあったら遠慮無く言ってこいよ。 君たちの発想を生かしたいから』 『思い付きで良いからドンドンつないでくれよ』 とは言われるんですけどね」阿武「それは、そうでしょう。それが当然です。 特にお宅の会社はね……。成長盛りだから……」新潮「ええ、そうですよねぇ。 だから実際には私だって勇気を出して、 その後も何度か部長の所に飛び込みましたよ」 阿武「なんだ、やるべき事はやってる訳だ……。 それで、良いじゃないですか……」新潮「うーん、それがですねぇ……。 ウチの部長の、ひとつの癖なんですけどね。 腕を組んで目をつむって話を聞かれるんですよ。 結構難しい顔で……。………それも無言でね」阿武「それは真剣に聞いてもらってるって事じゃないの……? ニヤッと冷やかすみたいな顔じゃ腹が立つでしょう?」新潮「うん、そりゃーもちろん、 真剣に聞いて頂いているんですけど……、 阿武さん、やっぱり恐いですよ。 その、無言の雰囲気って…………。 相づちくらい、打って欲しいじゃないですか……」阿武「うん、確かにそれも分かります…………。 部長さん、それりに威厳あるしねぇ……。 黙って最後まで聞いておいて、 『何が言いたいのか分からない』って言うタイプの人が いますね。話した方は相手が目上の人であればあるほど、 劣等感を抱きますね。 相手に威圧を与えるひとつの話法でもある訳ですが、 地位の離れた部下が、意見具申に来たときは避けるべき 態度でしょうね。ホントに聞きたいんならね……」 新潮「せっかく、話してるんだから、反応が欲しいんですよ。 とても、気を使ってしまいます……。 段々と、消極的にもなりますよ……」阿武「『なるほど』とか『それは面白い』とか 『待てよ、この点はどうだったかな』なんて、 反応してくれると、説明も弾みますよね」新潮「ええ、そうなんです。 我々平社員のワガママなんでしょうか?」阿武「新潮さん、あなたは、今日とても大切な事を 話してくれました。 これは、上下どっちがワガママとか、良いとか悪いとか いう事ではなくて、コミュニケーションを活発化する為に 相互に、意識し、努力しなければならない事なんです……」新潮「そうですか……。 相談して良かった。 周囲の多くの人たちが思ってる事ですし…………」阿武「ちょっと、堅い表現になりますが……、 それぞれの人間が持っている、入力機構の『弾力性』を 問われる事なんです。 例えば、聞いて納得するという能力は、 一概に上層部の人の方が強いとも言い切れませんから、 下からの上手な働きかけも必要でしょうね……」新潮「真剣に考えてみます。また、相談に乗って下さい……」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 12年間蓄積した本ブログの一部を抜粋して本にしました。『愛ことば・心の散歩路(ビジネス編上巻・中巻)』です。 それぞれ200円です。(^-^)AMAZONのKindleストアで「愛ことば」で検索して下さい。 良かったら、どうぞ。よろしく、お願いします。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2017/07/05
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 相手の立場に立ててこそ真のリーダー(^-^)「さっきのような言い方をしたらダメだと思いますよ……」「……どうして?<`~´> 私は歴然たる事実を指摘しているんだよ……」「だって……、若い人は、あれじゃやる気を無くしますよ……」「そんなこと言われてもねぇ…………。 彼らにも分かって貰わなくっちゃ……困るしねぇ」「しかし……ものの言い方ってあるんじゃないですか?」「それは分かってるけど……何回言っても通じないから……」「えっ?……そんなに何回も言ってるんですか?」「そりゃーもう、彼らは『耳にタコ』じゃないですか……」「……で、直らない……?」 「そうなんですよ……直りません……。 どうも理解できん……(-。-) フゥ~~」「……で、ついつい強い言い方になるんですね…………。 そうか……分かるなぁ……」「彼ら真剣なんでしょうかね。ホントに強くなりたいのかなぁ」「監督、彼らだってプロですよ……」「……しかし、何だか最近腹が立ってきましたよ」「……力が伸びないんですね。……で、勝てないか……」「もう、飽きるくらい、注意してるんですがねぇ………」「まさか、言葉の意味が取り違えられているなんて……ことは」「誰の…………?」 「もちろん、監督のですよ……監督の言葉です」「無い、無い、それは断じてありません!!」「…………」「本当に、分かりやすく注意してるんですから……」「……それでもダメ…………ですか?」「……能力の問題なのかなぁ…………彼らの……」「いっそのこと、首切っちゃいますか?」「うーん、そうは言っても、代わりの選手がネェ……」「……言語が違うって事……ないですか?」 「はぁー……??同じ日本人ですよ…………」「だから、監督がベースボール語で喋って……」「…………?」「選手が、野球語で……聞いてる……とか」「何ですか……?それ……バカバカしい……」「…………かなぁー。けっこうあるんですよ」「僕だって、昔は選手だから……無い無い……」「でも、結果が出ないと……監督責任ですね……」「そう……そこが頭の痛いところ……。何か知恵無いかねぇ?」 「うーん……選手の自覚ですかねぇ……」「自覚?…………あるのが、当たり前でしょう?」「でも、さっきの様な言い方をいつもされていると……」「……何なんですか?」「……やっぱ、やる気無くしますよね……」「じゃー、私が悪いわけ……ですか?」「いえ、いえ、どっちが悪いって話じゃ無いですよ……」「やる気無くしたら無くしたで、良いですよ……」 「ええっー!!」「何人かは、ちゃんとしたのも居るし……」「エースと四番だけじゃ、野球は勝てませんよ……」「私がね、強力な指導力で引っ張りますから……」「やる気無くした人って、相談にも来ませんよ……」「……なんの、見てりゃ分かります」「…………」「当てにしないのが、手っ取り早いですよ」 「監督!……という事は余り悩んでないんだ……」「なんで、私が悩まにゃならんのですか?」「……」「悪いのは、選手なんですから…………」「…………ナルホド……」「……?」「……で、勝つためにどうされます?」「…………何か良い知恵無いかネェ……」「ふぅぅぅぅ………(-_-) 当面無理ですね。……これは」人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ======================================================
2017/05/17
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 成長の意欲から生まれるコミュニケーション [下]「自分を成長させたい……という意欲はあるんですね。 少なくともそう思っているんだったら、毎日の小さな事から、 少しずつ実行するのが良いですね……」「…………はぁ………………(+_+)」「もっとも簡単な行動の方法は、実は難しいことではなくて、 『質問』をするということなんですよ」「……はい…………」「しかし……これも相手の話に関心や……、 まっ、好奇心でも良いから興味を持っていないと 出来ない事ではありますがね……」 「変な質問をして………『こんな事も知らないのか』と……、 社長から思われそうで……(-.-)」「ははははっ……そういう心配ですか……。 一般的には、皆さんそんな感じでしょうかね…………。 私の経験ですと……、経営者や管理者、特に優秀な人達は、 大体に於てその様には考えませんがね……」「…………ですか?」 「ええ……例えばですね、 『興味を持ったな』とか……、 『積極的だな』とか……、 『ちゃんと確認する社員だな』等と考えるのが一般的です。 品格の劣る幹部は別ですが……、一般的に彼等は、 常に将来成長しそうな素質のある部下の存在を 探し求めています。……鵜の目鷹の目でね……」「……(^-^) ……『質問』……か……、『質問』ねぇ……、 あまりしていませんね……(^_^;)」「『質問』には色々な効果がありますね。 まずは、分からない事が理解できるというのが 一番大きい効果でしょうが……ね。 上の人とのコミュニケーションの深まりにもつながりますし、 ある時は、自分の誤解を解く事にもつながります。 よく、思い込みで考えていますからね……人間は」 「『判断』と言われたのは、そういう広い意味があるんですね」「そうです。 あなたが知識に加えて『考え方』を鍛えていこうと思ったら 疑問を放置しない事ですよ。 自分より優れていると思った相手には、どんどん接触して 新しい考え方を吸収する事です」「そう言えば、私達が尊敬しているマネージャーは、 部長や上の人に向って常にそうしているような気がします」「それは良いお手本が身近にありますね。 例え相手が社長でも質問するチャンスがあったら、 積極的に発言する事です。 上の人も、そうされる方が嬉しいものなのですよ…(^。^)」「そうなんですね。 ……何か……勇気が湧いてきました……(^.^) ありがとうございます」 <完>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =================================================
2017/05/10
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 成長の意欲から生まれるコミュニケーション [上]「社長が発言されたことだから重要なことだと思いますよね。 しかし、そう考えるのではなくて……社長が真に重要なことを 言っているかどうか……を、しっかりと判断することが……、 大切なんです…………」「うーん、しかし……ちょっと……無理ですねぇ。 言われる意味は……確かに話としては理解できるんですが、 実際に行動に移すのは無理な話です。 ……ちょっと現実的ではないと思います……」「……ほう……」 「仮にも社長といえばですね……、 それなりに卓越した見識と経験を有している方が、 就任されている場合が多いじゃないですか……。 ウチの社長だってそうですよ」「確かに、そのようなケースは多いですね。 数々の競争に勝ち抜いて選ばれた人の場合が多いです。 ……だから何ですか?」「……だからって………………常識でしょう! そんな大きな力のある社長が言われていることですよ。 それをチェックするなんて、とても私には出来ませんよ……」「……別に、チェックしなさいとは……言っていませんよ。 『判断』しなさいと……言っているのです」 「……『判断』……ですか……?」「そう…………、社長の発言を『鵜呑み』にしなさんな……、 ということ…………です」「うーん………(-_-)………しかし実力が違い過ぎて……。 判断せよ……と言われましても……」「判断に関しては、三つのスタイルがあると思うんです……」「はぁ…………?」 「ひとつは、言われることに『賛成』。 つまり自分で考えてもそのように思う……というケース。 それと今一つは言われる事に対して『反対』と、 考えるケース……」「はぁ……実態はですね……『分からない』というケースが 一番多いのですが…………」「ウン……それが三つ目です……で、どう考えるのですか?」「そんなものなのかなぁ…………と……思います」 「真の意味を分かりたい……とは考えませんか……?」「時によって、思ったり、思わなかったりですね……」「会社や事業にとって大切なことを言われている場合が、 多いですよね。当然の事ながら…………」「…………はい」「自分を成長させたいとは……考えませんか……?」「基本的には成長したいと思っています。 でも、場合によって、行動に移せません……。 大体、誰でもそんなもんですよ……」 <続く>人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =================================================
2017/05/09
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◆ 人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 ^-^◆ 部下の起用 と 将棋の駒そりゃーそうさ! そうだろう!!あたりまえでしょうが……! いくら、もっと欲しいって言ったって…………、 飛車と角は一枚ずつよ………。そう、決まってんの……。 歩は、九枚…………ね。 そんなに要らないって……!!要らないと言ったって、そんな…………。何考えてんの? えっ……!? 銀は、横に行かないから嫌い? 飛車、角は、好き? 香車は、突っ込むばっかりで、 下がれないからダメ? 桂馬の変な動きが我慢ならない? はははっ………、 そんな事言ってたら、将棋なんて指せないよ。止めな、止めな!止・め・と・き・な!!!えっ? 将棋の事じゃない……?何!!………部下の事↑↑↑……? もう……………………、………………。何言ってんだ……適材適所で働いて貰うんでしょ?将棋と違って、育てる事だってできる…………。えっ、分んない……?止めな、辞めな!!!!管理職……辞めな!!人気ランキングに参加しています。良かったらお願いします。にほんブログ村 =================================================
2017/05/08
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花をポチッとクリック頂けると嬉しいです。にほんブログ村 ランキング参加中 ^-^◆ 上司による言葉の暴力……恐い言いがかり「おい、こら!お前は暴力的な男だ!!」「ええっ……?…????」「おい!…暴力団!聞いてるのか!!!」「ええっ……?僕ですか?……でも心外ですねぇ。 僕のどこが暴力団ですか……?(ー_ー)!!」「うまく化けとる。表面は穏やかだ。……が、根は暴力的だ」「またまた…冗談じゃない。部長……ちょっと、 失礼じゃありません……?」「あっ笑ったな。どっちが失礼か!! おとなしそうな 演技しやがって……」 「………部長! 何言ってるんですか。何か僕に恨みでも あるんですか」「ほーら見ろ。スゴんだ……因縁吹っかけてきた」「因縁なんて…………。……もう………(ー_ー)」「恨みなんか無いのに……、今、スゴんだやないか」「スゴんだ?冗談じゃないですよ。聞いただけでしょう?」「冗談?俺の言う事を冗談って言って無視する………」「もう……。話しにならん。バカバカしい……」「バカ?おい!上司に向かってバカとは何か?」「何も………部長がバカだなんて言ってませんよ」 「言ったじゃないか。なぁ、みんな、今、 バカって言うたよな、言うた……言うた……ウィ!(@_@;)」「もう、いい加減にして下さいよ。 僕は楽しく飲みたいんですから……」「うん……?俺が居ると楽しくないと言う訳か?」「そんな事……。言ってないでしょう」「いんや、今、そう言った」「そんな、言い方ばっかりされたら、みんな楽しく無いですよ」「ほう……? そうか。お前偉いなぁ」「偉い………?」「上司の俺に帰れって言う訳やな」「そんな事、言ってないじゃないですか。もう………」「いいや、言うた。俺は聞いた。帰る!」「そう言わずに、部長! 機嫌直して下さいよ」 「いや、帰る。俺は……どうせ邪魔物なんやろう」「もう……何も、そんな事言って無いでしょう?」「いんや、帰る…。帰る、帰る。……俺は帰るぞー」「……そんなに言われるんなら、もう………帰って下さい」「ほら見ろ、本性が出た。 やっぱぁ、追い出したいんやないか!!」「参ったなぁ、もう………。勝手にして下さいよ」「やっぱり、帰る。 このまま居ったら、叩かれそうやから……」「………………」「お前の、暴力団の本性、いつかひん剥いてやるからな」「…………………」「ちょっと部長、なんで、久山君にそんな事言うんですか? 久山君ほど穏やかな男はいないのに……………」 「何を言うか!馬鹿たれ。お前ら、みんな騙されとるのよ……。 へん!」「先輩、スミマセン……僕、帰ります。 どうも居たたまれん………」「おっ、こら、逃げるんか? しっぽ巻くんか?」「………もう、いいです。帰ります。帰らして下さい」「だらしの無い奴やなぁ、 ヤクザならヤクザらしゅうせんかい」「ヤクザ? ……何という事を言うんですか。 頭にくるなぁ。もう……」 「ほら、ほら、ほら、ほら……。野蛮の本性が出てきたぞ」「ほんと、もう……………………」「なんか、その眼は。喧嘩売る気か?」「…………………………」「来い、来い、まだ、お前らにゃ負けんぞ」「…………………………」「どうした? ヤクザ。来んか」 「……………」「意気地の無い奴やなぁ。それでも男か!!」「……………」「まぁ、お前の将来は無いな。せいぜい頑張れ」「………」「おい、みんな。こいつとは、付合わん方がいいぞ」「何するんですか! 痛いじゃないですか。もう……! いい加減にして下さいよ!」「痛い!痛てててて。見たか、みんな。こいつ暴力振るったぞ」「……………………………」 「あぁ痛てぇ。上司を押し倒しやがって。 やっぱぁ、やっぱぁ、お前は野蛮や。みんな、よう見とけ。 こいつの暴力団振りを……」「……………………」(-。-) (-。-) (-。-) (-。-) (-。-) ……ちょっと、会議で反論しただけで…………こうして、レッテル貼られて………。人からは、部長があそこまで言うとは…………何かあるだろう……なんて……思われて……。………………いつまでも、いつまでも………消えない。こんな事って…………絶対許せないよ……なぁ。(`ヘ´)花をポチッとクリック頂けると嬉しいです。にほんブログ村 ランキング参加中 ========================== ^-^◆ いたずら辞書 (^_^;) ◆6. ハイヒール(はいひーる) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 偽装 (^_^;) ========================== =============================================
2016/07/24
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^-^◆何処にでもある…… 上司と部下のギャップ[5/5]村矢「……言ってみりゃさ、俺達、 孤独な戦いよ…………。 ……いいか!! 決して他人を咎めるな。 人のせいにするな……。 自分の熱意と努力が、 これ以上出来んというレベルだったかどうかだけを 胸に問え。 ………………いいか。……いいな。 …………なーんか酔っ払ったみたいな感覚になった。 徹夜のせいかな……」志野「なんか、難しくて、よく分かりませんよ…………。 頭もぼやっとしてる時だし……。 …………そんなもんなんですかね…………」村矢「そんなもんと思った方が勝てるって事よ。 志野、勝ちたいんだろ?」 志野「まぁ、少なくとも、上から言われた通りにきちんと作業 して満足するような『知的奴隷』にだけは、 絶対になりたくありませんね。高いスキルでやるから 『知的高級奴隷』かもしれんけど…………。 今までの経験スキルを、そんなものに使いたくは ありませんよ」村矢「それでいい…………。 そのうち、色々と見えてくるさ。 ………色々と分かるよ……(^。^)」志野「……それにしても村矢さん、係長の囮作戦…… 私は、納得いきませんねぇ……。 ……ホントですか…?」 村矢「分からん……。 しかし、課長が決めるに違いない案を、わざとB案に したような……そんな気がする……」志野「課長に決めさせるために……ですか」村矢「……うん。……そうだ……。 係長以下は、まだまだ未熟ですぅ…………。 さすが課長!!課長は素晴らしい~!……ってな、 そんなストーリーじゃないか」志野「……何のために……。……ゴマすりですか……?」 村矢「課長、気持ち良さそうだったろう。 あれが、狙いだろう……。コミュニケーションだろう。 …………しかし、結局は課長も、その辺の事をみんな、 読んでるのかなぁ……」志野「わぁ~~~、狐と狸…………。 僕はもう、ついて行けませーーーーん……」<その夜は、眠い目をこすりながら、焼酎のお湯割りを、 しこたま飲んで酔っ払った二人でしたが…………。 時節が流れ流れて、村矢が部長になった頃………、 志野にとって、この日の体験が決定的に生きる日が 来るとは…………、神ならぬ身の知る由もありません でした> <完> ============================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2009/07/30
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^-^◆何処にでもある…… 上司と部下のギャップ[4/5]村矢「うーん……。そんな時期も あったなぁ。自分の評価が、 気になって仕方ない、そんな 時期がなぁ…………。(-_-) ……しかし、長い目で見たら そんな瞬間風速みたいな評価がなんぼのもんかい……」志野「ええっ………!! なっなんですって!!」村矢「……志野……、よく聞けよ。 俺たちがやっている企画立案という仕事はな……、 現場の仕事と違って……所詮はこんなものなのよ……。 計画・予測の仕事だから、最後には誰かが責任を持って 決定しなけりゃならん……。 それが管理者、経営者の仕事だ。……なっ……。 俺達の作る資料は「案」であって、決定事項ではない。 当然のことだ……。 ……上司が決定するわけだ。 そして、 課長の上にゃ、部長が居る。 部長の上にゃ、常務が居てな……。 資料が上に上がる節目ごとに、俺達の汗と涙の結晶の 資料が、途端に紙屑になる可能性が何時もある……。 ……そんな仕事よ……。 上層部の視点や判断には……凄いものがある………。 俺達担当者がその事をいちいち気にしてたらきりがない。 志野!、 これから先も、俺と組んで仕事をしていくんだったら、 ちょっと考え方を変えろ。 自分の評価なんか、そんな小さな事、気にするな……。 まだ、俺たちはな……、会社で本当の試合に出ていない、 修行の身なんだ……。 係長になってからが本番だ……」 志野「……………」村矢「『人』……つまり上からも、下からも、横からも、 外からも含めて、人からの『自分』に対する評価を一切、 気にするな……」志野「そんな、無茶な………。無理ですよ………」村矢「まぁ、聞け!! 俺達が出したアウトプットの中身に対する評価には 耳を傾ける必要があるぞ。意地にもならなきゃいかん。 仕事の中身だからな……。しかし、人はそれ以上に、 何だかんだと……色々言うだろう…………。 ……そこよ。 自分自身に対する評価を言われたら、 一切……気にするな」 志野「…………」村矢「……いいか……企画の仕事をする間、 決して『人』を相手に置くな、 任務を正面に据えろ。 任務を相手にして、 己の全力を尽くす事だけを考えろ……」志野「えらく難しい事言いますね……。 ……よう分かりませんわ……」村矢「いいか……。俺達は『平』社員だから権限が無い訳だ。 当然、自分で決めるという事ができん。……なっ」志野「……はい、……当然……。案を作るだけです……」 村矢「権限を持たん俺達が、自分の考えを通していきたいと 思ったら……中身で勝負するしかない。 ………そのためには徹底的に集中するという事よ……。 それしかない……。 上司に比べて能力が足りんのだから、 気違いじみる程に…………、集中して、 全力投球すると言う事……と、 いやっという程、時間をかける事が大事。 徹底的に専門知識で理論武装して……、 合理的な解を出して…………。 完璧だという程の自信を持って、 ぶっつける……。 届けば…………ラッキー」志野「…………」 <続く> ============================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2009/07/28
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^-^◆何処にでもある…… 上司と部下のギャップ[2/5] (一時間後) ・ ・ ・課長「伊賀係長、悪いなぁ~。 急な会議が入ったんで 手みじかに頼むぞ……。 えーっ、君達二人徹夜 したんだって……?元気いいなぁ。 ははははっ……。いや……ご苦労さん。 説明終わったら少し仮眠しなさいよ……(^.^)」係長「未熟者共ですみません。私の不徳の致す所でして……。 ……では、お急ぎですので早速ご報告申し上げます」課長「フーン……、何々結論はA案か。そして………。 B案はと、言、え、ば……。…………なるほど……うん」係長「そうです。さすが課長。……そういう事です……。 それじゃー課長、A案で進めさせて頂きます……どうも」 課長「ちょっと待て。 フムフム……。 なるほど……。 メリットは………。 そういう事か。 よし分かった。ご苦労さん……。 済まんがB案で進めてくれ。……なっ!!」係長「えっ、…………Bですか?(^。~) 課長、B案…………デスネ。(~ヘ~;) そうですか…………。 ……でしょうね……。やっぱりそうですか……。( ̄ー ̄) 分かりました。そう致します。 どうも、ありがとうございました」村矢・志野「!!!!…………???」 ・ ・ ・ (五分後) ・ ・ ・ 村矢「係長! 課長は我々の意見と一緒だったじゃないですか? つまり、係長の結論とは違ってたでしょう!!」志野「それを、何の反論もしないで、ハイハイ、とはどういう事 ですか。下の者が言えば押え付けるけど、上司が言えば、 意見が違っていても『ハイハイ……』ですか……」係長「…………」村矢「日ごろから、上司にゴマをするような係長には、 見えませんが………。はっきり言って、少々頭に 来ています」係長「青いのー。青い、青い…………。 課長の判断と君たちの判断が一緒だって? バカか……冗談じゃない……」志野「ええっ!! だって、一緒だったじゃないですか!」 係長「それは、たまたま結論が一緒だということに過ぎん。 判断とは別物だ……。君達は僕より7~8年経験が浅い。 課長は僕より5年も経験が深い……。 それに加えて頭脳の明晰なる事は群を抜いておられる。 凄い方なんだ……。……ホントに……(-_-)」村矢・志野「……………………」係長「君たちの判断ぐらいなら僕で充分潰せるが……、 課長には僕ごときが及びもつかないような、優れた判断が おありになるに違いない訳だ…………。 少なくとも、結論に至るロジックは、君たちと課長は 違うはずだ……。いや、絶対に違う!!」志野「そんなもん、分かりませんよ。だったらあの場で聞いて、 確かめれば良かったじゃないですか」係長「バカか!お前は……。 本当に大馬鹿やな……お前は。………ふぅー…………。 あのなー、そんな恥ずかしい事が出来るか。 私にもプライドがある…………。 これから徹夜してでも考えて、課長のお考えを理解して、 少しでも課長に近づくんじゃ……。 さぁ、もう行った行った。 君たちにかまっとるヒマは無い……」村矢「志野、行こう、行こう……。話にならん。 係長! 資料は元に戻しますからね……」 <続く> ============================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2009/07/24
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^-^◆ 世代間のギャップ分析[下]会 長「はい、変な言い方ですが 凄く多忙だったので、 そうせざるをえなかった とも言えますが……」亜流無「当然、部下は結果として 失敗することもある」会 長「それは、覚悟の上です。任せるのですから……。 ……只……」亜流無「……只……?」会 長「誰に任せるかということには、相当気を使いましたね。 失敗した時の損失の大きさを考えましてね……。 任せる段階で部下の力をみて、仕事の軽重との調整は きっちりやりましたよ。……きっちりね。 ……でないと、とんでもない事になりますから……」亜流無「つまり、失敗したら大きな損失になるような案件に ついては、それなりの力量の人に任せる……と いうことですね……。その能力は上になっていく人に とって、重要なものですね……」 会 長「はい、それは、最低限大切なことでしたね」亜流無「……で、失敗したら……?」会 長「それは、当然私が責任を取っていましたよ。 当たり前のことです。 私の裁量でやったのですから……」亜流無「……でも、それって度胸のいることでしょう?」会 長「まぁ、度胸というか……強い責任感が必要です。 でも、一方でチャレンジする勇気も必要です。 何もしなければ、失敗はありませんが発展も ありませんからね……」 亜流無「そうやって、あなたは会社を成長させ、若くして社長に なられた……。でも当時ですよ、いつも私に ぼやいておられました……」会 長「ぼやいてましたかねぇ……」亜流無「またあいつの尻拭いをした……、後始末をしてやったと ぼやいておられましたが……それは結局任せていたから 起こったことで……、言いかえれば、会長がチャレンジ していた……、部下を本気で育成していたからこそ 起こったことじゃないですかね……」会 長「先生……最も世話を焼かせた、とんでもない奴が……、 ははははっ……今の社長ですよ。ははははっ……」亜流無「……そういうことなんです。会長、お分かりでは ないですか?」会 長「……そうか、そうですね。……やってきたんだ」 亜流無「現在トップ層の同世代の人たちはそうですね…………。 じゃー、今の管理者層が部下に対して何故それを しないのでしよう……」会 長「……」亜流無「上こそが、守りに入ってはいませんか?」会 長「…………!! 時代も違いますがね。……うーん……」亜流無「今の管理者層の人達は、現在、あなた達トップ経営層の 顔色を見ているはずです。………まさか、あなた達が、 せっかちになっているのではありませんか……」会 長「うーん……(;一_一)」亜流無「大事な問題ですよ…………。会長……」 会 長「うーん……確かに……、会社の草創期に比べて、 安定成長期は、ソツなく仕事をこなすだけで発展して きました。その時代に育った現在の管理者層には 『無から有を生み出す』様な経験はほとんどさせて いませんね……」亜流無「……なるほど、自発的に仕事をさせていない……」会 長「存在する様々なものを、うまく組み合わせるという、 仕事の感覚でしたね…………かと言って、相当複雑で、 決して易しい仕事ではなかったと思いますが……」亜流無「……事業は、時代と共にありますから……日本中が 多分そうなんでしょう。 或る時代が持つ特性、会社の置かれた立場等によって、 育つ資質と、育たない資質がありますからね……。 例えば、戦前と、戦後などを比較すれば一目瞭然 ですね……。良い悪いは、別にしてね……」 会 長「……はい」亜流無「……これからの将来を見据えた時に、目の前の現実に 不都合があるのであれば……早く気付いて……、 さっさと、手を打つことです……。 ははははっ……。 たった、それだけのことですよ……。ははははっ……。 ただ、その時に、自分がどう変わらねばならないかは、 意外と気がつかないものでしてね……」会 長「向こうだけが悪い……とだけ考えていては……、 真の答えは出てきませんね……」亜流無「会長が乗り切って来られた、大混乱の時代……、 そんな思考が通用しましたでしょうか……?」会 長「いやいや……お恥ずかしい。……仰るとおりです……」亜流無「まだまだ御社の経営にゆとりのある間に『失敗に学ぶ』 習慣を若い人たちにさせてやるべきでしょう……。 いや、やらなくてもいいんですよね。 ……どうでもよければね……ははははっ……」会 長「……先生、もう……。いやはや……参りました。 心して取り組みましょう……。 いやいや、社全体で取り組むように動機づけを いたしましょう……」亜流無「経営も、40年、50年……100年となってくると、 大変ですな……。……生き物と……一緒ですな……」会 長「……確かに、生き物ですな……。機械的に考えていた ふしもあります……。……お恥ずかしい……」亜流無「会長……どうですか……、今度久しぶりに山寺に 参りましょうかな……(一_一)」会 長「はい……、ぜひ、お供させて下さい……(-_-)」 <完> ============================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2008/10/17
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^-^◆ 世代間のギャップ分析[中]会 長「はい、しかし、若い奴の 『指示待ち』は、上の者の せいばかりでもなくて、 若い奴に……失敗を怖がる 風潮が多いからじゃないか ……とも思いますが……」亜流無「……フム……あなたが、そう思われるのであれば きっとそういうことでしょうね……(^-^)」会 長「はい、私にはその点も気になっているところです。 このー……、勇気というか、冒険心といいますか……、 今の若い奴には、そういう積極的な面が少ないような ……気がします。覇気が無いと……言うか……」亜流無「そのように何事も、本人たちの資質の問題と言って しまえば……それは、全くそうでしょうね……。 例えば……スポーツの世界でも、コーチや監督の存在は 大きいのですが、各選手の実力を決定づけるのは、 やはり、本人の資質が……大半ですね。 ……ただ、企業では、下が上を窺いますからね……。 そこに、精神戦が……存在する……」 会 長「……はい」亜流無「会長……下の者が皆が皆、こぞって失敗を怖がるタイプ だとしたら、相当に強い力で、失敗を許さない姿勢の者 たちが、その上に集団で居ると見て、まず間違いない でしょう……」会 長「……やはり……先生、話は、そこに来ますか……」亜流無「勇気も、冒険心も望むことなく、与えた仕事をきちんと こなしてくれる部下を求める人たちが、上司の大半だと したら、どうなりますかね……」会 長「うーん……」亜流無「そして、その諸悪の根源は……あなた達の世代に あるのかもしれませんよ」 会 長「いえ、彼ら管理者層は、よくやってくれたと思って いますよ。責任感も強く…………。 よって……現在の我が社を支えてくれている わけですから……」亜流無「最も大切なことを除いては……、そこそこ よくやっているんでしょうな……」会 長「えっ……?」亜流無「最初の、会長の嘆きですよ……」会 長「…………!亜流無「次の次を、支えてくれる人たちが創意も、工夫も乏しい 状況であれば……会社の行く末は……暗いのでは ないですか……?」会 長「……はいそうです……。大問題だと思っています」亜流無「大きな問題ですよね……」会 長「……心配で、オチオチ歳もとれませんよ……」亜流無「経営者として……誠実な、悩みですね……」 会 長「先生、何か……授けて下さいよ……」亜流無「……相対的に生まれた現象ですよ……」会 長「えっ?」亜流無「局所から、全体に目を移して下さい」会 長「…………」亜流無「……先入観を捨てましょう……」会 長「…………」 亜流無「若い層の『指示待ち』を生み出した管理層の人達。 その管理層の『指示しすぎ・短絡結論主義』を 生み出した会長たちトップ経営陣……、 それらの相互関係で起こってきている現象と捉えた方が 賢いでしょう……」会 長「短絡結論主義……ですか……」亜流無「部下の創意工夫を面倒くさいと考えるのでしょう……。 部下があれこれ悩みながらでも提案してくる、 その時間的な間合いを、きっと待てないのでしょう。 『待つこと』ができない管理層なのだと感じられます」会 長「任せていない……ということですかね」亜流無「ははははっ……。多分口では任せたと言っているのでは ないでしょうかね。そう言っておいて事細かく報告させ その都度、都度、指示を出す…………」会 長「いや、先生。任せるというのは、極端にいえば報告を 最後までしなくて良いということでもあります。 だって、任せるのですから……。 失敗の権限を与えるという事でもありますから……」亜流無「そうですよね。あなた達はそうやって来られましたね」 <続く> ============================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2008/10/16
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^-^◆ 世代間のギャップ分析[上]会 長「ホントに……もう……、 昨今の若い奴というのは どいつもこいつも、皆 『指示待ち』で困った もんです…………」亜流無「……ふふふっ……」会 長「……!!。先生……、不気味な笑いですね……」亜流無「別に…………ふふっ……」会 長「……また……、私……変な事を言っておりますか……」亜流無「……さて……どうですかな……、ところで……、 今言われておる、若い奴とは……」会 長「はい、我が社の主任以下の者たちのことですが……、 まぁ、それに限らず社会一般的にも言えますよね……」亜流無「……ほう……。……で、何才位ですかな……」会 長「あっ……年ですか?……30代の半ば以下ですかね」 亜流無「ほう…………『指示待ち』と言われましたかな……」会 長「はい……言いましたが……」亜流無「……フム……誰が指示をしますかな……」会 長「えっ?……それは、その上司の連中ですが……」亜流無「……ほう……。……で、何才位ですかな……」会 長「上司の連中はその上で30~50歳前後位ですかね」亜流無「ほう…………指示をすると言われましたな……」会 長「はぁ……確かに。上司ですので、業務上の指示を……」亜流無「……」会 長「……先生、何が仰りたいのでしょう……?」亜流無「指示をしない上司の下では、部下は指示を待つことは ありません……ね」会 長「はぁ……まぁ……。しかし、企業ですから、それなりの 指示命令は致しますが……」 亜流無「それはそうですね……。会社の縦組織ではそうなって いますね……。 ……で、……どいつもこいつも『指示待ち』ですか?」会 長「ええ……」亜流無「みんなねぇぇぇ……」会 長「どうしようもありません……」亜流無「会長、年齢が幾つの世代であろうとも、それなりに それぞれの個性というものはあるもので……皆が皆、 ……性格・行動が一緒ってのは、それは……異常 でしょうなぁ……」会 長「お言葉ですが、先生、育った時代の教育の影響ってのも あるのでは……ないかと……」亜流無「……それは……あるでしょうな……ふふふっ……」会 長「それでも性格や行動が一色になることはないと……、 お考えですね……」 亜流無「いやいや、いやいや……御社が人事方針として、 似たような若者ばかりを採用されているのであれば…… そして、似たように育てておられるのであれば……、 当然ありえますよ……。良く似た集団ってのは……」会 長「……いえ、それは……」亜流無「まっ、しかし、どんなに偏って採用をしたとしても…… 白っぽいのが二人で、反対に黒っぽいのも二人で……。 ……後、6人は灰色……かな……。 一般的に言われている構成でしょうな……」会 長「つまり、どいつもこいつも皆……一色なんてのは、 あり得ないと……」亜流無「いえいえ、有り得ますよ。採用の仕方に限らず、 企業の中では、下は上を見ますから……ね。 給料や地位は、上司によって決められますから……ね」会 長「うーん……今一、すっきりしないんですが……先生」 亜流無「先ほどからねぇ……。あなたの言われている認識は、 ……多分正確なんでしょう。あなたは、40年以上もの 歳月をかけて、御社をここまで育て上げられて こられました……。たいしたものです。 その実力は……本物です。あなたの見識も、眼力も 確かなものでしょうね……」会 長「……ありがとうございます。………うーん(;一_一)」亜流無「若い奴が、揃いも揃って……『指示待ち』であるという 変なことが起こっているとしたら……、 多分、その上の世代に……、滅法指示をし過ぎる連中が 存在するということでしょうかね……。 そして、下が『待ち』一色なら……、 多分上は『指示』一色なんでしょう……な」会 長「……無い支持を待つ者は居ない……ですか?フム……」亜流無「……何か……?」会 長「ちょっと……引っ掛かっています……」亜流無「その指示し過ぎる層の人達を、直に育てたのは……、 あなた達経営層……ですね」 <続く> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2008/10/15
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^-^◆「80」が「800」に変る ゴマスリ哀歌[下]常務「もしもし、報告来ました。 たった今です……はい。 ……来ました来ました」専務「やぁ……待ってましたよ」常務「専務、どの程度の入りだと思われます……? (-_-) いやー、焦らしてる訳じゃありませんよ。はははっ。 えっ……、あぁ、社長とご一緒ですか。 それは、丁度よかったです。 ……ずばり、どうです……?」専務「その言い方だと……相当によい結果のようですね……」常務「えっ……はい………。 しかし専務、今日が初日という事は差し引いて 頂かなくちゃいけませんよ………。 えっ、えっ? 800人? ………。うーん…………、 さすが……、専務ですねぇ……。うーん…………。 …………。 …………。 さっき、報告を受けた時点では、そこまでは、 届いていませんでしたが……、……さっきまでは……、 あれから、少し時間が経ってますから、 今ごろは多分…………、 丁度そのくらいでしょう………。 流石ですねぇ……。 いゃーーー、専務……流石です。(;一_一) じゃー、社長によろしくお願いいたします」 専務「了解、了解……分かりました……ありがとう」社長「……どうやら、目標通りらしいなぁ。……専務」専務「えっ、えぇ、えぇ。…………。まぁ、実態は、 800人弱と言うところです。社長!……初日ですので、 こんなもんでしょう。ご了解下さい」社長「800人!!!初日ですよ……!! いや、いや、私の推測よりは遥かに入っているよ。 システム部の連中もなかなかやるなぁ。 いやー………初日、800は凄い。 GJシステムの羽田社長にも、これで胸が張れるわ。 実は、………いつもの調子で冷やかされていたんでね。 今回は、強気の大芭常務案を取り上げて正解でしたね」専務「……はぁ……日頃より、教育しておりますので……」 専務「もちろん、もちろん……全ては専務の指導のお陰です。 ……とにかく、ご苦労様です。 明日、会場でみんなを誉めてやりますよ…………(^。^)」専務「………いやー、私もほっと致しました。社長……、 よろしくお願いします…………(^-^)」/////////////////////////////////////////////////// 担当「係長……結局、96人ですよ……。 明日、怒られるかなぁ……。 でも、仕方ありませんよねぇ…………。 ……明日は、朝一番から予定のお客さんに 電話掛けまくります。 この後からも何社か掛けておきましょう」係長「そうだな。しかし、参ったなぁ。 ……………。 あっ、課長お帰りなさい……。 遅かったですねぇ……」 課長「あぁ………、ちょっと手間取った。 ついでに明日の集客活動もしてきたよ。 今、聞いたけど96人だって……? イヤな事になったなぁ……。 ………原因は掴めているのか……?」係長「はい、課長……。 やっぱり、先日の課長の読みの方が、 当たっていたと言う事です……。 だから、我々にしてみれば予定をちょっと下回った 程度ですよ……。 ………それで、部長、怒ってました?」 課長「俺の読みは、ガチガチの最低線だから…………な。 …………(一_一)うーん。 ……ん?……部長? ……うん、部長だろう………。 それが怒ってる風でもなくてさぁ。 ………何か、変なんだなぁ……」担当「常務には、200 か 300人って報告されてるんじゃ ないですか……?……ねぇ」課長「いや、もっと大きな数字かもしれん……あ~あ……、 キチンと、言うべきだったかなぁ……」係長「ええっ……? そんな事だったら、オーバー常務の 所では、5~600人になってしまってますよ」担当「ウチって、いつもこうですねぇ……」 係長「仕方ないよ……上が上だからな………。 課長!!明日は、社長の来られる時間に併せて集客 しますか……せめて……」課長「いや、その必要は無い……自然体でいこう……。 社長には実態を見て貰おう。 どうせ、報告書の数字は捏造されるんだから……」係長「………わかりました……」課長「………結局、俺が常務に怒られて、いつもの様に、 チョン……か……。ははははっ…………(;一_一) 只、何だ…、我々の目標である『3日間で400』の線 だけは死守するぞ……いいな!!」係長「ハイ、分かってます。…今後の営業に響きますからね。 電話、きちんとするぞ!! いいなっ!」担当「ハイッ!……(^。^)」 <完> ============================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2008/09/21
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^-^◆「80」が「800」に変る ゴマスリ哀歌[中]課長「いえ、あのう……ですね。 えー、今ですね……、 現場に居ませんで……、 朱鷺田君から電話を 受けましてぇ……えー……」部長「やっばり、そういう事か。 そうだろうと思った。 君ねぇ、常々僕が言ってるじゃないか。 ええっ! こういう事はだね。自分の目と耳で確かめて、 報告しなけりゃー……なっ、言ってるだろう……いつも。 聞き違いじゃ無いのか……? 電話だったんだろう?………ん? 聞き違いだろう!!」課長「はぁ………そう言われますと……今日の目標は500人に していましたから…………、 えー……、悪くても目標の7~8割位は……、 いくはずですが……」部長「……はず……?」 課長「いや…………、 あのう……、いくと思いますです。……ハイ……」部長「………だろう……?……そうだろう……。 そうすると、8割で400だな……。 いやー、まてまて、場合によっては、400を越える かもしれんな……。 …………なんせ、目玉商品展示だからな……」課長「そうですね……。現在も、まだクローズまでは、 40分程時間が残っていますし、追い込みも ありますから………」部長「そう、そう、そう、そう、そういう事……………。 そういう事だよ。……なっ。 まだ、今日が終わってる訳じゃ無いだから……。 実績見込で報告するもんだよ、こういうものは。 見込み……、 見込みで………ねっ」課長「よく分かりました。ところで、部長、実は、 参考までにですね。現時点の実績ですが………、 80人なんですよ……」 部長「えっ、何? 何だって? よく聞こえんなぁ。 ………いいや、よし、分かった。 いいから、いいから……。 目標は、悪くて500人だったんだな。 よし、よし、了解。ご苦労さん。 常務に報告するから、……これで切るぞ」課長「はい、えー、あのー、そのー………ちょっと」部長「急いでるんだ。じゃーな………」 部長「………どうも大芭常務、 お待たせしました」常務「おう、おう、おう、おう。 連絡来ましたか? K社の嶋社長が会場に行かれたらしいけど、 凄い盛況らしいねぇ……。 さっき、別件で電話があってね……」部長「………。 まぁ、今日は初日ですから、そこそこでしょう。 最も盛り上がるのは明後日の最終日でしょうけどね……」常務「ウン、それは、そうだな。あくまでも平均で 一日1,000人という事だからな。最終日には、 相当来られるだろうから…………。初日の今日 当りは、何人くらいの来場者を狙っていたのかな?」 部長「まぁ、現場は500と言ってましたが…………、 ご承知のように慎重な連中の事ですからね………」常務「あぁ、石場課長といったかな………。 彼、営業の方の成績は抜群と聞いてるが…、なにしろ、 ド慎重という評判らしいな………」部長「おっしゃる通りですよ。だから、500人と言ってますが 狙いは、600から700人と言うところ でしょうかね……」常務「そうか、700か……、700人だな…………」部長「ええ……、6~700というところでしょう……」常務「……だから、700じゃないか……まぁ、目標は その位かな………。 当然、計画通りにいってるよね……間違いないね」 部長「いえ、常務………。それが……400と…デスネ」常務「えっ?目標を下回ってるのか? ………そうだろう、そうだろう……。 まぁ初日だから仕方ないよな……」部長「はっはい、誠に残念ながら下回っておりますです……」常務「うーん、目標が700人だからな……。 OK!OK! 下回ってるって言ったって、初日で600人越えてりゃ、 バン、バンザイじゃないか。君も欲が深いぞー……。 ………えぇー……?」部長「いえ、あのう、そこまでもいってないもんで………」常務「いいから、いいから、まだクローズじゃないんだろう? 最後に、ドッと100位は殺到するもんだよ。 ……それが常識。 ねっ?君、部下を信じてやりなさい……。 懸命にやってるんだからな! ……そうか、そうか……、 よしよし…………、 どうも、ご苦労さん。 ………いやー、助かるよ……ホント。 最近私も、その名の通り、オーバー常務なんて、 陰口叩かれてるらしいから……。 ホント……、助かる……」部長「常務…………………あのう…」・・・ ・・・常務「もしもし、専務ですか…………。大芭でございます」専務「ハイハイ…、……ああ、常務……」 <続> ===========================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2008/09/19
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^-^◆「80」が「800」に変る ゴマスリ哀歌[上]社長「ハイ!了解しました……。 ……皆さんごくろうさん。 この度のフェアへの出展は、 我が社の社運を賭けて……、 ……と、いえばオーバーに 聞こえますが……、近い将来の大いなる夢を託して、 気合いを入れて望む事にしましょう。 集客計画は一日千人と聞きましたが……、 これは、今までに無い規模の数字ですね……。 専務、もちろん勝算はあるんですよね」専務「勿論です!!!!! 社長、お任せ下さい。 我が社の出展エリアにご招待している方、 そして、一般の来場客併せて一日に千人は 確実な読みです……。 ……なぁ、大芭常務」常務「ハイハイ……ご安心下さい。(^-^) 社長!ご報告しております様に、この商品は極めて高い 評価を得ております。今回のフェア会場全体の目玉商品と いっても過言ではないと自負しております。 今回は説明員の社員も、今までの三倍の要員を 出しました。……気合を入れて構えています。 ……どうかご期待下さい……」 社長「そうですか、そうですか。ありがとうございます。 大芭さんの提案通り、思い切った費用のかけ方をして 良かったな……。 当日は私も会場に顔を出す事にしょうかな……」専務「社長、そうして頂けますか。いゃー益々効果抜群ですよ。 なぁ、大芭さん……、担当の社員も励みになるなぁ」常務「ハイハイ……、よろしくお願いします」社長「そうですか。そうしましょう。初日は、スケジュール的に ちょっと無理ですから、二日目に顔を出すことにします。 じゃー、三日間ご苦労ですが、しっかり頼みますよ……」専務・常務「ハッハー…… m(__)m 」 《 一日目の午後、クローズ迄あと一時間 》担当「係長、そろそろ時間じゃないですか…………。 部長が、首を長くしてお待ちかねですよ…………」係長「……分かっとる。分かっとる。分かっとるけど……、 ちょっとなぁー…………」担当「参りましたねー……。80人なんていう報告、とても、 できませんよねぇぇぇ…………」係長「よく言うよ…………。出来ないっつったって、 しょうが無いだろうが。どうするんだ?えっ……?」担当「そんな………。僕に当たらないでくださいよ。 僕のせいばかりでも無いんですから。」 係長「馬鹿か、お前は。営業の責任に決まっとるだろうが……。 それより、課長は今どこだ……」担当「午後一番で客先に行かれましたから…………。 そろそろ戻って来られる頃なんですが………」係長「えーい、もう、はっきりせんなぁ…………。 携帯で相談してみるか…………」担当「………………」係長「……もしもし、課長ですか? 私です。……私…。 あっ、すみません! ……朱鷺田です。今、話せますか?」課長「ああ朱鷺田君、『私』じゃ分からんよ……な。 ……どうした?」係長「来場人数を、部長に知らせる時間なんです………」課長「なんだ、そんな事で、いちいち電話してくるなよ。 君から電話しておけば良いじゃないか。頼んでたろう?」 係長「はぁ………すみません。それが課長。人数なんですがね。 ……たった……80人なんですよ」課長「何! 今、何て言った?えっ?…………」係長「80人です…………。確か目標、千人でしたよね……。 大芭常務が調子に乗って社長に大風呂敷広げたって、 ……部長が……ぼやいてましたからね……」課長「大芭常務じゃない!!…………オーバー常務だ…………」係長「ふふふっ……。たった、80人じゃ、どうしようも ありませんわ。 営業のメンツがありませんよねぇ、 課長……、 課長…………! もし、もし……、 あれっ、課長!」 課長「うるさいなぁ! ベラベラ、ベラベラと……。 ちゃんと聞こえてるよ。全く、もう…………」係長「あっ、すみません。…………どうしましょう?」課長「数え間違いじゃないのか……? もう少しは来られてるだろう…………? ………80人だって……? なあ、朱鷺田君、悪い冗談言うなよな……。 午後になったら続々とお出でになるって……、 言ってたじゃないか…………」係長「はぁ、それがさっぱりで……。まぁ、今日来られなかった 方は、明日か、明後日には必ず来られますから、 トータル的には、数は合うと思いますがね…………」課長「そうか、そういうことだな。……ウン……、 そういう事だ……。 朱鷺田君……今日だって、まだあと一時間も あるじゃないか……。 クローズ直前に結構入るもんだろう……? お客さんの足なんて……、 大体……そんなパターンじゃないのか……。 ……なっ、そうだろう? 大体、どの位の数字に落ち着くと思うかね? …………君の読みは……?」 係長「初日は、最低500は予定してましたから……、 まぁ……、そこまでは、無理としても……。 最低5割位は……………欲し…」課長「そうか、そうか……よし、5割だな…。 5割で250………か…。 分かった分かった……。 部長には私から電話しておくわ……。 どうも、ご苦労さん……」係長「そうして頂けますか? あぁ~、助かります…………。 よろしくお願いします。 有り難うございます。 どうも、有り難うございました。 ………ほっ! 」・・・ ・・・課長「もしもし、部長ですか……? はっはい……、私です。 どうも………。すみません……。 待っておられたんでしょう……?」部長「おっ、元気の良い声やな。1,000人を越えたか? ハッハッハッハッ……冗談、冗談。 ………まぁ、初日からそこまでは無理だろうな。 常務もお待ちかねだよ……首を長くしてな……」課長「それが、部長…………。 言い難いんですが…………、 200人と、ちょっとなんですよ……」部長「えっ? えっ? 何だって…………?」課長「……………。 はぁ……、だから……、あのう………、 人数がですね。………」部長「うん、うん……」課長「まぁ、そのぅ……、250人前後にでもいけば………」部長「何!250前後…………? …………そうか、300弱か……。 でも、まさかぁ……。 なんぼなんでも、そんな訳ないだろう。 君、君、冗談言ってる場合じゃないぞ……。 君は現場で確かめて言ってるのか……?」 <続> ============================================================================◆◆ホームページランキング(暮らし・生活⇒ライフスタイル)に参加しています。 他にもステキなブログがありますよ。 一票お願いします。ランキング表を見に来て下さ~い◆◆クリックして~~ ( ^-^)
2008/09/18
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