お隣さんの国：韓国からの手紙

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2007/11/05

ソウル、三清洞通り

(22)

テーマ：韓国！(17945)

カテゴリ：ソウル

結果はともかく、韓国の中学生はほぼ全員、試験前は夜10時くらいまで塾でお勉強する。
非常におつかれ～である。

それで、試験明けということで、コーちゃんのご希望のソウルに遊びに行ってきた。

まずは、毎月第1日曜日は入場無料だという、民族博物館へ。

ところが、ここで予想外の問題発生。

チラシ、チケット、名刺マニアなよしくんが、
「チケットが無いなら、今日は入らない。
この博物館は、この次にする。」

言い出したらきかない、頑固者である。

こんなふうにうずくまって、テコでも動かない～。

有料の時は、3000ウォンもしちゃうのだ。

ノギさんに電話して説得を試みるが、
「うるさーい」
と電話を切っちゃう、困ったくん。

困ったーーー。

と、そこに、救世主が。＾＾

ガタイのいい、職員のおにーちゃんが
「

さあ、どうぞーどうぞー！！！」

その大声に驚いちゃったよしくん。
スパッと立ち上がり、逃げるように、入場。＾＾

でも。

中に入っても、座り込みを決め込むよしくん。
「ママー。写真は撮らないでっ！」

過去の路面電車。＾＾
ここからよしくんのテンションは、一気に急上昇～

オリニ（子ども）博物館。

体験コーナー
（はた織り機？）

ここから、何度もソウルに行きながら、未踏の地だった「三清洞通り」方面へ～。

サムチョンドン（三清洞）

近くのインサドン、景福宮付近は、何十回と行ってるのに、三清洞は「これ！」という観光地がなくて、通りそのものが散歩にもってこいだというようなイメージがあったので、子連れで行く機会がなかったのだ。

行ってみてビックリ。
細い道なのに、インサドンほどの人波でないとしても、ものすごい人、人、人。
日本人もいっぱい。

まるで、花火見物にでも行ったかのように、人、人、人で前に進めないほど。

「スワレ」というスパゲッティー屋でお昼。
もう2時頃だったのに、行列ができてた。
他にも、チヂミのお店に大行列があって、気にはなったんだけど。。。

スパゲッティーとリゾットとグラタンを注文。
美味しかったけど、ニンニクの塊がゴロゴロ入ってて、ビックリ。
噛むと、ぶふぁ～と、すごい刺激が。。。（＾＾；）

恋人と一緒に食べるのは、お互いに食べるからかまわないかもしれないけれど、日本に帰国間際の人は、絶対食べないほうがいい。

「スワレ」の隣にある、おもちゃ博物館「トイキノ」へ。

電車のおもちゃ展示場から動けないよしくん。

子どもは喜びそうだけど、レトロっぽいながらも、大人にとってはもう今一歩、といった感じかも～。
ブリキのおもちゃなんかが並んでたら、はんらだって興奮したと思うんだけど。。。

この両側は、女子中、女子高。
こんなステキなところにある学校に通えて、いいなぁ～。。。
冬ソナのロケ地となった高校も、このあたりにあるそう。
探せなかったけど。。。

ここにも載ってる「チベット博物館」へ。

ソウルの、他の地域の博物館は、安いところが多いのだけれど、このあたりの博物館は、なぜかすごく高かった。
上のトイキノも、大人5000ウォン、子ども3000ウォン。

これら以外にもたくさんの博物館があるが、ほとんどそのようなお値段。

でも、今は「三清路　文化祭り」期間中で、このチベット博物館もちょっと割引き（大人3000ウォン）だったので、せっかくだから、と思って入ってみた。

中は、ショボかった。。。

こんなんで、普段、5000ウォンで、入る人、いるのかなあ～？
と思ったんだけど、何やらチベット仏教？の仏像？？みたいなのが何体もあって、それぞれの前に、お金（お賽銭らしい）がたくさん置かれてたので、信者さんのような人たちがたくさん訪れるのかもしれない。

チベットの方々を背景に。。。（＾＾；）

BGMに、特有なチベット仏教？の音楽が、ずーっとずーっとずーっと流れてたんだけど、これが、
「ウンマニ～　バンメフン～　ウンマニ～　バンメフン～　ウンマニ～　バンメフン～」
と、この単語だけが、延々と繰り返される、何とも不思議なメロディーで、そこにいた20分くらいの間に、3人とも、すっかりこの曲に洗脳？されてしまった。

昨日は帰りの電車の中でも、気がついたら3人でこのメロディーの鼻歌歌ってたり、今日もはんらの頭の中は、朝からずーーーっと
「ウンマニ～　バンメフン～　ウンマニ～　バンメフン～　ウンマニ～　バンメフン～」
が渦巻いてる。

頭から離れない。。。

恐るべし、ウンマニ　バンメフン！！！

この音楽が聞きたくなって、ついつい、高い入場料を払って行っちゃうリピーターが多くて、あの博物館はやっていけてるのかもしれないわ。
気をつけなきゃ～。（＾＾；）

チベット博物館の真ん前のお店。
ハンバーガーとトウモロコシの椅子が道端に置いてあって、カワイイ～。＾＾

ホントは、伝統家屋がたくさん並んでるという、カフェ洞のほうも歩いてみたかったのだけれど、時間も切れ、宮様の体力も切れてしまった。

道端で、おつかれの宮様。

そうそう、このあたりは、カメラを抱えた若者も、ものすごくたくさんいたのだけど、こんなところでお休みになってるよしくんの姿が可笑しかったのか、何人かのカメラマンが、よしくんのこんな姿を、カメラに収めてました。。。（＾＾；）

寒くなる前に、ぜひともカフェ洞の方にも行ってみたいんだけど、よしくんの体力づくりの方が先かしら？？？

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