お隣さんの国：韓国からの手紙

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2011/12/07

数学の先生

(8)

テーマ：高校生活～生徒の立場から・親の立場から・教師の立場から～(5176)

カテゴリ：韓国の高校

コーちゃんの高校みたいに、中くらいのランクの高校では、大抵、

「数学ができないから」
という理由で文系に進み、

「国語、社会ができないから」
という理由で理系に進む。
もちろん、コーちゃんは後者。＾＾；

これが、トップクラスの高校だと、
医者になりたいからと理系に進み、

さて、高2になって、現実を知って驚いた。
高1のときの内申はまあまあで、
このまま、内申の成績で、適当な近所の大学に行けばいいや、
と思ってたら～

理系は、数学ができない生徒はほとんどいない。
みんな、数学、理科が得意。
その中で成績が出るので、
数学も理科も、驚くほど成績急降下。
というか、下にいた生徒たちが、文系に行っちゃったのよ～汗；
だから、順位が下がったのは、当たり前と言えば当たり前なんだけど。大汗；

もちろん、反対に、文系の子たちは、

みんな理系に来たので、
国語や社会の成績に焦ってるんだろうけど。。。

ま、そんなワケで、コーちゃんには、
夏休みから、数学の家庭教師をつけたわけなんだけど。

この先生、はんらは一目見て、気に入ったのよ。

スーッとした切れ長の目！（←好みです）
落ち着いた優しげな声～！（←好みです）
コンパクトな体型。（←好みです）

適度に厳しそうで、なんとなく、カリスマのある雰囲気。

一体、どこ見て判断してんだ？と言われそうだが、
なんか、雰囲気ってあるじゃない、
この先生なら、成績上げてくれそう、って感じ？

ノギさんもコーちゃんも気に入って、
「来年のスノン試験のときまでよろしくお願いしますっ！」
って始めたのに～

な～んと、2ヶ月も経たないうちに、
そう、初めての試験、2学期の中間考査の直前に

「一身上の都合で」
と辞めてしまわれたの。＠＠
こんなことって～＠＠

あまりにも急だったので、おそらく、教員採用が決まったんでしょうね。。。

で、その先生が紹介していってくれた代理の先生。

中間考査後に会いに行ってみたら、
（あ、家庭教師とはいっても、我が家じゃなくて、ビルの一室でやってます～。
韓国の庶民の住宅は、テレビのあるリビングを中心に各自の部屋がくっついてるので、勉強するのに、ふさわしくないので。）

コーちゃんより幼い顔した、童顔の少年？青年？の先生が「アンニョンハセヨ～」と。＠＠

聞いてみると、去年、スノンを受けて
今年、ソウルの東国大学数学科1年生。
ナント、コーちゃんとは1歳違い。

こんなおにーちゃん先生で大丈夫なのか。。。

中間試験は、1学期より2等級も上がったので、
たったの2ヶ月弱でこれだけ上げてくれた、
前の切れ長先生に、来年の受験までみてもらえたら、
本当によかったのに～

とりあえず、今、期末試験の真っ最中で、
この結果が出てみないと。

コーちゃんは、この童顔先生を気に入ってはいるようなんだけど、
高いお金を払っての家庭教師である以上、
成績が上がらなくてはねぇ。。。

さて、一足早く、期末試験が終わって、
結果も発表されたよしくん。
こちらは、はんらもノギさんも期待してなくて、毎回、
「最低、60点はクリアできますように」
ってな感じなのだけど、今回は、よしくんが

「点数、よかったよ」
と言うので
「あら、よかったじゃない。どれどれ。」
と見せてもらうと、

主要5科目の平均が84.8点、
全9科目の平均は91.6点と、

ホントに、成績、いいじゃないの～＠＠

前回60点だった数学も、今回は84点。

問題が簡単だったのかもしれないけれど、
80点以上取れたんなら、はんらもノギさんも、これ以上、
言うことは何もないわ。＾＾

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