つまずく石も縁の端くれ
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10月の読書メーター読んだ本の数:13読んだページ数:3111ナイス数:202みだら英泉 (河出文庫 み 29-2)の感想英泉の3人の妹たちの生きざまはすごかった。江戸の昔に首つりごっこもあったのですね。英泉の人柄が、その退廃的な絵のように描かれていてとてもしっくりときた。読了日:10月01日 著者:皆川 博子父と暮せば (新潮文庫)の感想こんなに薄い書物で、こんなに心が震えるなんて。芝居も観たい。読了日:10月03日 著者:井上 ひさし夜の道標 (単行本)の感想当たり屋に使われた小学生が救われたのはよかった。でも関係者のその後はどうなったのかが気になるし、殺人の動機がいまひとつしっくりこないのが残念。読了日:10月05日 著者:芦沢 央早朝始発の殺風景の感想こちらも高校生が日常の謎を解き明かすという類の短編集。変に理屈っぽくなくてさらっと読めて楽しい。しかし全治8か月の重傷ってのは半端じゃ無い!読了日:10月08日 著者:青崎 有吾井浦新の美術探検 東京国立博物館の巻の感想確かに10年前の東博はこのように静けさ溢れるところだったなぁ。今はインバウンドで激混みです。トーハク愛を感じて嬉しいです。読了日:10月11日 著者:井浦 新未来の国宝・MY国宝の感想万博、太陽の塔。切手少年。つげ義春のねじ式。まさに同年代の山下先生の本に、親近感がわきます。赤瀬川原平さんのエピソード、辻先生とのやり取りなどのこぼれ話も面白く読めました。若冲も国宝になり、この本の予言もどんどん当たっていくことでしょう。明治時代初の国宝は何か楽しみです。読了日:10月15日 著者:山下 裕二とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館の感想2005年と20年前の本ではあり、若干、現在の状況と異なる点はあるが、紹介されている名品の数々は20年の時の流れなど、ほんの一瞬にしか過ぎないと感じる。まだまだ未見のものも多いので、出会えるのが楽しみ。写真は美しい。読了日:10月17日 著者:あの日、君は何をした (小学館文庫 ま 23-1)の感想読書中、ずっと疑問に思ったことは、なるほどそういうことだったのかとすっかりと解消。愛情は狂気に変わる。登場人物が今後どのように生きていくのかが気になった。この警察官バディは続編があるようなので楽しみ。読了日:10月20日 著者:まさき としか目には目をの感想少年犯罪、少年法、罪とは、贖罪とは、残された被害者や加害者の家族の問題などなど、いろいろ考えさせられる物語。読んでいて、登場人物の背景をそれぞれ思い出すのにちょっと苦労した。読了日:10月22日 著者:新川 帆立酒亭DARKNESSの感想ホラー短編集というより、不思議なエッセイ集というような味わいだった。「黒の欠片」で色の存在について語られていて、自分が見ている色と他人が見ているその色は同じかどうか分からない、色は相対的なものという。これはいつも自分が疑問に感じていることで共感した。おまけの「ムーン・リヴァー」の謎解きがステキだった。読了日:10月24日 著者:恩田 陸日本美術の底力: 「縄文×弥生」で解き明かす (NHK出版新書 619)の感想日本美術を縄文と弥生の二つの文化から説明してしまう荒唐無稽な面白さ。なるほどと思えることが多くありました。牧野邦夫という画家は知らなかったので、実物を見たい。先生、10月の第二日曜日に紅葉の京都を訪ねることは不可能ですよ!(P139)読了日:10月25日 著者:山下 裕二ポルターガイストの囚人の感想ホラーとしてよりもミステリとして楽しんだ。発生する怪異現象についても分かりやすく説明されており、すっきりとしました。ストーリー展開もミステリの王道。前作も読まねば!読了日:10月28日 著者:上條 一輝昭和歌謡イイネ!の感想昭和歌謡、特に60・70年代のヒット曲の中の蘊蓄が楽しかった。ウルトラセブンの歌で尾崎紀世彦の声が聞けたなんて!ほぼ同世代の横山剣、自分も小6の時の修学旅行先が日光の田母沢会館だったのでびっくりでした。読了日:10月30日 著者:横山 剣読書メーター
2025年11月01日
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