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昨夜、図書館からメールが届き、本日、ダ・ヴィンチ・コードの上巻と下巻あわせて、借りて来ました。う~ん、半年以上、待ったなぁ。マーフィーの法則というか、予約していた本が一気に6冊届きました。ほとんど延長禁止の本ばかり。あ~2週間で読みきれるかなぁほかに、パンドラアイランド(大沢在昌)サウダージ(垣根涼介)、臨場(横山秀夫)銀輪の覇者(斉藤純)
2005年01月30日
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昨年の夏前に予約した「ダヴィンチ・コード」、用意できたと図書館から連絡があった。やっと来たかとの喜びも束の間。まだ下巻だけしか用意できてないとのこと。これじゃぁ、しょうがないよね~
2005年01月26日
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昨日、図書館に行ったらくりむーぶ389さんお勧めの松浦寿輝の本が2冊あったので、さっそく借りてきた。う~ん、この世界、くりむーぶ389さんの「ぬっぺりとした妖しげな感覚」という表現、まさにそのとおり。私は、父親の実家が谷中、母親の実家が秋葉原(おまけに「あやめ」の冒頭に出てくるように総武線のガード沿い!)にあったので、三作とも光景が頭に浮かび、臨場感に溢れた作品だった。あの界隈、平日の日中は明るい町だけど、日曜の夜なんかは、ほんとに真っ暗になるし、子どもの頃、歩いているとひょいっと路地裏の暗闇の中に引き込まれる感じがして、とっても恐ろしかった。著者は、「暗闇は、東京というこの化け物の身体の奈落の底に淀む無意識の汚泥・・・」と表現しているが、小泉八雲の「のっぺらぼう」然り、今でも、夜、神田明神あたりの裏道をひとり歩くと怪しい世界を垣間見ることができるのであろう。些細なことだが、「あやめ」の冒頭で昭和通りの電気街の舗道の人ごみとあるのは、ちょっとおかしい。電気街があるのは中央通り。地理を知ってるだけに気になった。
2005年01月24日
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久しぶりの村上春樹だったが、ちょっといつもの作品と違う感じ。あまりにもあっさりしすぎてる。ミステリを読みなれたせいか、どんでん返しもないただ淡々と進んで行くだけの物語でガッカリ。観念的な部分と日常のドラマが根本的なところでリンクせず、疑問点も最後まで解消されないので欲求不満がたまってしまった。カメラの視点というのがテーマなのだろうが、やはりしっかりとしたドラマツルギーが無いと苦しいな。
2005年01月23日
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行ってきました。世田谷美術館。最終日一日前のせいか、10時開館前にすでに当日券買うために長蛇の列ができていた。チラシやポスターで紹介されているあの巨大な蔵王権現を見ることが最大の目的だったのだが、いきなり最初の展示室にどんとおられたので、早くも目的達成してしまい、拍子抜け。でも、やはり大迫力。来て良かった。あとは、お経とか古文書類には興味がないので、人の後ろからちょこっと眺めただけで、もっぱら、仏像仏画類をじっくりと見学。地獄極楽の曼茶羅図、昔の坊さんは、これを折りたたんで日本中をまわり、辻説法したのだそうだ。昔の人はびっくりしただろうな。そういえば、自分も幼稚園の頃、新宿のデパートの展覧会で地獄図を見たことを思い出した。とても怖くてしばらくは地獄に落ちないようにと、毎夜寝る前に祈ったっけ。道成寺縁起絵巻の、安珍黒こげ死体には思わず笑ってしまった。これって、マンガ!如意輪寺の如意輪観音の美しさには感激。当時のままの金箔がそのまま落ちずに残っているのだろうか?金峯山寺の金剛蔵王権現の3Dの映像。400年ぶりの秘仏開帳。これはもう絶対に吉野に行って、実物を見るしかないと決意したのであった。
2005年01月22日
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年末に買いだめした105円本の一冊。これも一気読み。う~ん。どうも映画の影響が強すぎて・・・草なぎ君の役どころは登場しないし、映画のようなどんでん返しもない。山本圭壱の役は、そのまんまかなと感じたが。まあ映画の方はこの原作を元にしたまったく別のミステリ作品ということ。昔読んだこの作者の「OKAGE」には、あまりいい印象が残ってなくてどうなのかなと思ったのだが、どうしてどうして。いい意味での期待はずれ。さわやかな読後感だった。ホラーのゾンビ物と違って、思い出の人だけが蘇ってくるってのがいいね。ソラリスを念頭において書いたのかな(猫のゆりかごさんの日記で「惑星ソラリス」のことを思い出したばかりだった。偶然!)しばらく重たい本が続いたので、やっとホッと一息つける本に出会った感じ。作者の熊本を愛する思いもひしひしと伝わってきた。
2005年01月21日
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「重力ピエロ」に続いて二作目の伊坂作品。どうも、(特に前半)主人公たちの会話に追いついていけない。そのせいか、登場人物たちに親近感を感じられなかった。歳のせいかなぁ~ディランとか、「重力ピエロ」のローランド・カークとかリアルタイムで聴いていて、ふと懐かしい気持ちにはなるんだけどね。後半、過去と現在の二つのストーリーがつながる頃から「あっそうだったのか」と感心はしたが、感動までには至らず。どうせなら、せつなくなるよりも、もっと爽やかにだまされたかったな。
2005年01月20日
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「幻夜」読了。まさに一気読み。睡眠時間を削って読んだ本は久々だ。あっという間に作中に引き込まれ、先が気になってしょうがない。電車の中、昼休みとハードカバーを持って歩かされた。そういえば、5年前、「永遠の仔」と「白夜行」をこんな具合に立て続けに読んだことを思い出した。今回も偶然、同じような巡り合わせだなと感心した。読み始めたのも昨日、震災十周年の17日からだったし。さて、東野さん。「殺人の門」同様、これでもかというほど、人の悪意を嫌というほど上手に書くよなぁ。さらに、主人公、美冬のこのキャラは圧倒的!もし、こんな女性がいたとしたら、私なんか近づいただけで、マッチ棒のように発火しちゃうに違いない。雅也が歩んできたのは、本当の夜ではなく、幻の夜。美冬がラストに見たのは、幻のように美しい夜。う~ん、うまい!濡れ場シーンが多かったのは、週刊プレイボーイ連載ということのためなんでしょうな。さもありなん。でもちょっと余計。物語としては、楽しく読めたが、「家族狩り」、「幻夜」と続いたので、今度は心に沁みるさわやかな読後感のある本を読みたいものだ。
2005年01月18日
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家族狩り5部読了。重かった~家族間の問題だけでなく、この世の中のあらゆる問題まで引きずってきてしまう。身近に、虐待や家庭内暴力の体験者がいて、ある部分ではノンフィクションのようでもあった。だから、前作の家族狩りのようなサイコサスペンスみたいな方が、かえって安心して読めたのではないかと思う。先ほど、偶然にも、小4の息子が、「また明日ね」と言って家に遊びに来ていた友人を見送っていた。思わず、息子の頭をかかえて、なでまわしてしまった。
2005年01月16日
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盧舎那仏を中心とした金堂の再現と鑑真和上坐像と東山魁夷の障壁画の御影堂の再現のふたつがメイン。まず、金堂。30年ぶりに東京で盧舎那仏に再会。30年前、これはSF小説の世界だなと感じたことを思い出す。なんとまぁ、おごそかな。ただ光背と蓮華座が無いのが残念。千手観音と薬師如来にも居てほしかったなぁ~盧舎那仏さん、後ろにまわると羅髪が落ちてはげがありました。唐招提寺ではこんなところまでは見れないよなと、なぜか感心してしまった。次に鑑真和上坐像。唐招提寺では年に何日しか拝観することができないのではなかったか。教科書でしか見たことのなかったあこがれの像に対面できて感激。素晴らしいお顔。思わず、頭が下がる。横から見ると、何と背中が平面で、床と直角になっていた。そしてお顔はやはりパンダだった!(失礼)東山魁夷の障壁画。エメラルドクリーンの海。深山から流れ落ちる滝。風にゆれる柳・・・・もう、ため息の連続だった。ヴィム・ヴェンダース撮影の鑑真和上坐像のはがきを買った。彼は唐招提寺の記録映画でも撮ったのかしら?1/14 金 15:00~17:00
2005年01月15日
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暮れに105円均一でまとめ買いした文庫を懸命に読んでるがまだまだ積読状態~お蔵入りになりそう。異人たちとの夏 片岡鶴太郎と秋吉久美子の姿が頭に浮かんで泣けたけれど、名取裕子の部分は・・・夏の庭 私の好きなジュブナイル。おまけに泣ける本というお勧めがあって、期待したのだが・・・・確かにいい本ではあったが。避暑地の猫これって本当に宮本輝の作品?まるで小池真理子の本を読んでいるようだった。でも、霧の軽井沢のミステリアスな雰囲気を充分味わえて良かった。真夏の犬こちらの方は、まさに宮本輝の世界。おまけにカバーは大好きな有本利夫。文春文庫のカバーでこの画家のファンになった人も多いことだろう。ちなみに舟越桂も、永遠の仔の装丁でブレークしたとのこと。リプレイ人生について真剣に悩んでいた若い頃、早く歳をとりたいと思っていた。早く物事を達観できるようになりたいと。そんなことを思い出しながら読んだ。大切な人との出会いの喜びと失う悲しさを主人公とともにまさにリプレイし続けた。久しぶりに泣けたなぁ~さて、次は「家族狩り」の続きに取りかかるとするか。
2005年01月12日
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図書館から、夏前に予約してあった「幻夜」がやっと用意できたと連絡があった。同じ頃に予約した「ダ・ヴィンチコード」はまだまだみたい。なぜか12月に予約した「アヒルと鴨のコインロッカー」も用意できたとのこと。
2005年01月11日
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展示室、野比家の5/1の再現など。子どもの頃、遊び場は近所の神社に併設された児童公園だった。はらっぱの土管こそなかったが汽車の形をしたコンクリの中で、また上に乗って日が暮れるまで遊んだものだった。そんな昔の懐かしさを一瞬感じたが、うちの息子にとっては、ただの広場に過ぎなかったようだ。やはりはらっぱは日常的なものじゃなくてはね。
2005年01月08日
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4月からbunkamuraザ・ミュージアムで開催されるベルギー象徴派展の前売りチケットを買う。超早割入館券で何と600円!お得!何と言っても楽しみはデルヴィルの「死せるオルフェウス」竪琴の上のオルフェウスの首が川を流れて行くあの絵!直に見れると思うと今からぞくぞくしてしまう。
2005年01月05日
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子どもの看病は連れ合いにバトンタッチして,ブリヂストン美術館にザオ・ウーキー展を観に行く。職場のK女史、お勧めだったのだが、抽象画の名前も知らない画家だったので正直あまり期待してなかった。ところが結果は良かった良かった!いつもは抽象画を見続けると、そのうちにどっと疲れてくるのだが今日は、彼の絵にぐいぐいとひき込まれた。抽象画といいながらも、深山幽谷や海や滝などを連想できるからであろう。色とりどりのセロハン紙を集めて中心でクシャッとしわをよせたような感じの絵が何とも言えず面白かった。モネに捧げるというようなタイトルの絵があったがこれは睡蓮の絵が元になっているのが分かった。マチスに捧げた絵の方は、残念ながら分からなかった。
2005年01月03日
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