すると、月曜日の朝になると会社に行くのが気が重い。休んでしまい。サボりたい。このまま寝ていたい。そういった感情のままに仮病を使って休んでしまいたい気持ちになることがある。
実際にそのまま休んでしまう人もいる。
これは感情の取り扱い方を誤解しているのだと思う。
不快な感情のままにやるべきことを回避する態度は、気分本位な態度である。
会社に入社するときは、自分が労働することによって、賃金を支払うという契約をしている。
感情がいかに出勤すること拒んで居ようとも、嫌々仕方なしに出勤しなければいけない。
会社に勤めているということはそういう責任があるということです。
出勤してぼつぼつ仕事に手をつけていいるうちに、次第に仕事に対する意欲が高まっていくのである。
行動をしているうちに弾みがついて、新しい感情が生まれてくる。
感情と行動は切り離して考えることが大切である。
ここで大事な事は、月曜日の朝になると会社に行くのが気が重い。休んでしまい。
サボりたい。このまま寝ていたい。
そういった感情のままに仮病を使って休んでしまいたい気持ちに、どう対応するかということである。
2通りの方法がある。
1つは、自然に沸き起こってきた感情に対して、あってはならないものとして観念で抑えこもうとすることである。
「かくあるべし」で自然現象である感情を否定してしまう態度である。
こういう気持ちで、会社を休んでしまうと、瞬間的には気が楽になるかもしれない。
だがしばらくたつと罪悪感が出てくる。自己嫌悪や自己否定の感情も出てくる。
会社を休んでいても、同僚や上司の鋭い視線が心の中に突き刺さり、いてもたってもいられなくなる。
月曜日の朝の重い気分は、火曜日に繰り延べることになる。
火曜日の朝も辛い感情を味わうことになる。
火曜日も引き続いて休むということになると、次第に会社を辞めたいなどというネガティブな感情が出てくる。観念上で悲観的な考えが次から次へと悪循環を始める。
こういう人は普段から人の目を気にして有給休暇の申請が全くできなくなる。
忌引き休暇等に対しても申請すること自体罪悪感を感じて右往左往する。
これに対して、月曜日の朝の不快な感情をそのままに認めて許すという人もいる。
どんな感情でも自分の身に起こった事は正しいことだと思える人だ。
こういう考え方をする人は、会社の仕事の状況を見ながら、思い切って有給休暇の申請をすることができる。
他人の目を気にして、過労死寸前なのに無理をして出勤するということは避けることができる。
罪悪感がないので、有給休暇をとった時は思い切ってリフレッシュすることができる。
会社の都合よりは、自分を第一にして、自分もいたわって大事に扱うことができる。
自然現象である感情に対して、観念で目の敵にして抑圧している人と、どんな感情でも認めて受け入れている人ではその後の展開が大きく違ってくる。
私達は森田療法理論学習によって、どんな感情でも抑圧や否定をしてはならない。感情の事実に対して素直に受け入れていくということを学んで実践しようとしているのである。
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