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鳥取へ出張で行ってきました。もっとも、鳥取はこれまで何回も訪れているのですが、大阪から近いので(バスで3時間弱)、仕事で行く分にはあまり旅行気分も味わえないということで、通り一遍のおみやげか、最近では同じ県内の境港市の名物?であるゲゲゲの鬼太郎関連商品を買っていました。でも今回は久しぶりだったこともあり、原点に立ち戻って地元の名産をいろいろと探しまわったところ、「とうふちくわ(豆腐竹輪)」を見つけて買って帰りました。とうふちくわとは何ぞや。文字通り、豆腐を混ぜ込んだ竹輪です。豆腐7に対してすり身3というメーカーが多いそうですから、これはもう、普通の竹輪やかまぼことは違って、お魚ではないようですね。実際、とうふちくわは真っ白で、焼き竹輪ではなく蒸して作るそうです。形状は太めの竹輪ですが、斜めに切り、しょうゆをチョンと付けて食べてみると、ほのかに甘みを感じます。食感もなめらかで、物足りなさを感じるぐらい、ふわふわした噛みごたえでした。白いとうふちくわが標準ですが、バリエーションとして、ねぎを練り込んだものや、しょうがを練り込んだもの、また表面を焼いて焼き竹輪のようにしたものもあります。生で食べるのがいいのでしょうが、少し古くなれば、薄切りにして、油を引いたフライパンで焼いてもいいでしょう。塩味が薄いので、水で3倍に薄めたしょうゆを最後に入れて、火を切って絡ませると、ほど良く味がしみます。関東煮きにもいいかもしれませんね。揚げても美味しいでしょう。
2011年11月29日
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岡山県真庭市の鳥取県境に連なる山なみが蒜山(ひるぜん)です。このふもとで食べられているB級グルメが「ひるぜん焼きそば」です。昨今、脚光を浴びているということで、近所のスーパーでもフェアをやったようです。大手メーカーの「ひるぜん風焼きそば」もあったようですが、日切れ近くなり4割引きになっていたので、試しにと買ってきました。みそ味とのことで、どんな味なのか楽しみです。具は豚肉、キャベツ、にんじん、ピーマンを用意しました。ところが。袋をよく読むと、鶏肉、お好みで鶏皮も使うよう書いてあります。鶏肉にせよ、太めの麺や山あいでとれるキャベツにせよ、「洗練されてないかもしれないが、地元産でウマいもの」を使う料理なのでしょう。理屈は分かりましたが、仕方がないので、今回は麺とたれ以外は通常の焼きそばとして作りました。具を炒めて麺を加え、コップ半分程度のお湯を注いで炒め合わせるところまでは同じです。ここで火を弱め、トロッとした添付のたれを加えます。あたり一面に、にんにくの香りが立ち込めます。ひるぜん焼きそばの決め手はみりんなどで伸ばした、にんにくみそだれだったんですね。仕上がりはパリッとはいかず、どろっとした感じです。食べてみると、たれがよく麺に絡まって美味しいのですが、ちょっと甘いですね。ふだんソース焼きそばを食べ慣れているからでしょうか。個人的には、にんにくみそより、とうがらしみその方がいいかなと思いましたが、山国の気候にマッチした味なんだろうと思います。
2011年11月24日
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青森出張2日目。空いた時間を利用して、青森から「青い森鉄道」(旧JR)に20分ほど乗り、浅虫温泉に行ってきました。ちょうどお昼すぎだったので、何か美味しいものはないかと探したら、物産館のような建物の一角に軽食コーナーがあります。きつねうどんや普通のてんぷらうどんもありますが、青森といえばほたてでしょう! いか天ぷらそばより、ほたて天ぷらそばを選んで注文。ほどなくして、麺の上にほたてのかき揚げが乗ったそばが出てきました。いや、ほたてのかき揚げと言っても、かき揚げの真ん中にほたてが1個入ったものです。何というかこの、全体にほたてというか、ほたてだらけのてんぷらを想像していたものですから、少しあぜんとしました。ま、ワンコイン以下で食べられるのですから、その程度なんでしょう(^_^;)。美味しいかき揚げ天そばではありました。東京で、小柱がびっしり入ったかき揚げを食べたことがあり、とても気に入りましたが、ほたての3個も入っていたらどんなだったか。初日に弘前駅で買った駅弁の「ほたてめし」は、炊き込みごはん風で、ほたても数個入っていましたが、値段がほぼ同じの品川の貝づくし弁当と比べて、見劣りがしました。なかなかいいほたてに当たらないようです…。そばを食べたあとは、公衆温泉に入りました。あまりクセのないいいお湯で、体が温まりました。ここの温泉は、古くは麻蒸しという意味から名前がついたそうで、浅虫は当て字のようです。街並みも少し歩きましたが、ひなびた良い風情でした。
2011年11月21日
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昨日の「かやきせんべい」とともにお土産に買って帰ったのが、南部せんべいの「みみ」です。袋には「甘みみ」とありますが、これはお菓子としてちゃんと食べられる南部せんべいの、真ん中の丸い部分以外の「へり」です。うわさには聞いていましたが、本当にこの「みみ」だけを売っているとは(^o^;)! 小麦粉以外は塩と重曹だけの「かやきせんべい」とは違い、砂糖と(なぜか)落花生も原材料名にありました。ぽりぽりと食べると、お茶うけに好適です。お菓子の南部せんべいは、最近はバター入りなどのバリエーションがあるとはいえ、素朴さが売りです。製造時にどうしてもへり(みみ)ができるそうですが、ここは本体より硬く、ポリッとした食感です。好きな人がいるだろうことは想像できますが、みみだけを売るということは、みみのない製品が出回っているのか、またはわざわざ、みみだけを作っているのでしょうか? 買ったのは、300g入りの袋が2つで440円でした。家用とはいえ、安いお土産ですね。みみ自体は、長くカーブしたのも短いのも少し焦げたのもあり、さまざまでしたが、ほのかな甘みのある飽きの来ない味で、「やめられない、止まらない」某えびせんべいのように、どんどん手が出ます。ほとんど小麦粉でしょうが、一般のスナック菓子と比べると、油を一切使っていない点がとても安心です。こういうのは県外の人間には教えず、地元の人だけが楽しむ食品かと思っていたら、青森駅ビルの売店でも堂々と売っており、たいへん好感が持てました。
2011年11月20日
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青森に1泊で出張してきました。空港は雪の中でしたが、幸い平地は雪もなくわりあい暖かで、何よりでした。公務出張でもあり、職場への土産等々、いろいろ買ったなかで、まず今日は、家用に買った「かやきせんべい」を使って、「せんべい汁」を作ってみました。鍋仕立てにもできるそうですが、今回は具だくさんのみそ汁で試しました。たまねぎ、にんじん、大根葉などあり合わせの野菜でみそ汁を作り、最後にせんべいを割って加えて5分ほど煮込みました。かやきせんべいは、砂糖もごまもピーナッツも加えず、塩と重曹だけで焼いた南部せんべいです。汁物用にはお菓子の南部せんべいでなく、この「かやき」を使います。1枚を4つか5つに割って、しばらく煮込むと、煮汁を吸って軟らかくなります。ただ、焼き締めてあるせいか、溶けるほどには軟らかくならず、もちもちとした食感が楽しめました。原料が小麦粉なので、麸のようですが、家族は「まるで皮だけのギョーザみたい」と言いました。なるほどですね。B級グルメの「八戸せんべい汁」はよく聞きますが、八戸だけでなく青森県や岩手県の南部地方各地でせんべい汁は食べられていると思います。昨今は大阪のスーパーでも、スープの素つきで売っていますが、今回買った「かやき」は10枚入り210円と廉価でした。焼き麸や、秋田のきりたんぽも、汁物に入れて、もちもちとした食感を楽しむものですが、その一つにこの南部せんべいもあるのでしょう。有名になると「え?せんべい?」という意外性はなくなりますが。
2011年11月19日
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きょうのお昼は、つけ麺でした。ラーメンの麺と汁を分けたものですが、これはざるそばなどでは普通の食べ方です。中華そばの場合には、汁そばがスタンダードなので、わざわざ「つけ麺」と呼ぶのでしょうね。汁そばに比べて、つけ汁はそれほど濃い味付けではないのに、量は150cc程度です。わが家は4人家族で長男はよく食べるので、麺は6人前用意しましたが、つゆは普通のラーメンの2人前でした。麺もつゆも熱ければ、冬場でも充分、体が温まります。具は、まず7分茹でのゆで卵を人数分用意し、殻をむきました。300ccの熱湯で溶かすラーメンスープ2袋を600ccのお湯で溶き、気持ちだけしょうゆを加えて、ゆで卵を投入しておきます。短時間ではあまり味がしみたり色がついたりしないでしょうが。ほかに、刻みねぎ、薄く切った焼き豚、薄切りのかまぼこ。メンマもあれば良かったですね。これらを各自の小皿に盛り、熱くしたつゆと卵をお椀に入れたら、硬麺、バリ硬など、お好みの固さに麺を茹でます。麺が茹で上がれば、丼か深鉢によそいます。ごま油かねぎ油で少しあえてもいいのでしょうが、今回は茹でたてをそのままでいただきました。それぞれ好みの具をお椀に投入し、麺を適量からめて食べます。あまり塩分を足していないので、少し飲んでもいいのですが、家族はみんな、飲まなくても満足しているようでした。なお、つけ汁の量が少ないからと言って、倍ほどに濃くすると、付けて食べるにも濃すぎます。じゃぶっと浸けられるぐらいの濃さでどうぞ。
2011年11月12日
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松茸ごはんを書いてないなあ…と思ったら、確かにこのところ、松茸ごはんは作っていない…。先日作ったのも、具材はエリンギで、「松茸の味お吸い物」を加えて炊いたきのこごはんだった…。というので、悪びれず、エリンギごはんを書くことにします(^_^;)。でも、さすが、松茸に似た食感が売りのきのこだけあって、美味しかったです。食卓についた長男が自分の茶碗を見て「えっ、きょう松茸ごはん!?」と聞いてきたときは、思わず涙を…こらえましたが。エリンギは、適当な和名がなかったため、学名のプレウロトゥス・エリンギイのまま近年普及したきのこです。小さな株で売っていたり、2~3本が入ったパックだったりします。しめじの炊き込みごはんでは、しめじを1本1本ばらばらにしますし、舞茸なら適当にばさばさ手で捌きますが、エリンギは横には切らずに、長いまま縦に薄く切ります。裂くと長くなりにくいです。細い放射状に8~12に切るのがいいでしょう。2合で1パック程度を用意しましょう。にんじんや揚げ等の具は加えず、大ぶりなきのこだけで炊くのが松茸ごはん、ならぬエリンギごはんの極意です。今回は小賢しくも“香り付け”をしましたが、なければ、しょうゆ・昆布茶それぞれ少しだけを加えて、本当にエリンギの味と香りを楽しむエリンギごはんでもいいと思います。炊きたては勿論、冷めてもきのこの味がしっかりと付いています。休みの日におむすびを作り、公園などで食べれば、大ぶりな淡い褐色の具に注目が集まるかもしれませんよ!
2011年11月03日
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