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兵庫県の日本海側などで「焼ききす」として出荷されていた魚も、最近では正式名の「にぎす=似鱚」と表記されていることが多いようです。3匹ほどを短い竹の串に刺し、「いかだ」にしたような形状で売られているのをよく見かけましたが、今回見つけたパックでは、10匹を目刺し状にして若干ししてありました。家の魚焼き器でさっと焼いたところ、腹が破裂して背中側に曲がり、身が硬く締まってしまい、なんだかつまらないおかずになりました(^_^;)。腹には、この魚が食べていたアミ類がたくさん詰まっていました。でも、さっと酢を掛けていただくと、小さい頃に食べた味を少しだけですが思い出しました。
2016年01月30日
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売り場に生わかめが出ていました。少し早いような気もしますが、昨今は季節がむちゃくちゃですので、早く採れたものもあるのでしょう。買って帰って、さっと湯がいて冷水に取り、ざるに揚げてよく水気を切ってから、ざくざくと粗く刻み、きゅうりとかまぼこの薄切りと合わせて、マヨネーズ味のサラダにしました。ほんとうは酢の物にしたかったところですが、家族に好き嫌いもあるので、無難にマヨネーズにした次第です。水気をよく切るのがコツですね。
2016年01月27日
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お正月以来、3週間ぶりに大阪に帰って、家族の分の食事を作ってきました。長男はセンター試験を終えて、志望校を決める段階です。去年はこの時期に、野菜を五角形に切って煮付けた「合格煮=五ぉ角煮」を作りましたが、今回は娘からひき肉カレーのリクエストがあったこともあり、しっとりドライカレーと同じ要領で4人分のカレーを作りました。ただし具のうちのにんじんとブロッコリーの軸は五角形に切り、今年も合格祈願を兼ねたメニューにしました。鍋にサラダ油少々を熱し、あい挽き肉400gと粗みじんに切ったたまねぎ大2個を炒めます。にんじん大1本は、皮をむいたあとで2~3個に切り、それぞれを五角柱に、ふちを切り落としてから輪切りにします。落としたふちは、細かく切ります。ブロッコリーの軸は、皮を厚めに、やはり五角柱か五角錐になるように切ります。ほかにエリンギは輪切りにし、これら全部を鍋に加えたら、カレールーの箱に書いてある水の量の半量の水を加え、火が通るまで煮ます。いったん火を切って、温度が80度ぐらいに下がったら、カレールーを溶かします。濃いめのカレーになりますが、たまねぎなどから水分も出るので、しっとりするぐらいになると思います。ルーをよく溶かしてから再び沸騰させたら、弱火にして焦げ付かないように気をつけ、数分間煮込めば、できあがり。今回は、じゃがいもは、五角形にすると煮崩れそうなので、あえて使いませんでした。カレーをごはんの横か上に盛り、あれば福神漬けなどを添えて、どうぞ。
2016年01月24日
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シソ科の多年草のちょろぎ(草石蚕)は、地下茎の先に白い塊茎というのができて、ここが食用になります。塩漬けにした白いまま、またはその後に梅酢で赤く着色して、お正月料理の飾りに使います。谷中しょうがのような歯ざわりですが、特に味や辛みはなく、コリッとした食感が持ち味というぐらいでしょうか。お正月も過ぎて、スーパーで安く出ていたので、買って酒のアテにしました。そういくつも食べられるものでもありませんが、食卓を彩る一品です。
2016年01月21日
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どら焼きを電子レンジで1分ぐらい、熱々になるまで温めて、バター1かけらを乗せてから、ナイフとフォークで食べると、きっと小倉ホットケーキのようになるだろうな、と思った次第です。半額になっていたどら焼きを買い、冷蔵庫に入れて2日ほどしてから食べたので、なおさら温めようと思ったわけですが、残念ながら北品川の住まいにはバターがありません。だから写真は、単に温めたどら焼きです。バターがとろけるのを想像していただければ幸いです。小さい頃は「どら焼き」が分かりませんでした。ドラえもん世代ではなかったこともあり、漫画に出てくるどら焼きの形を知らなかったこともありますが、名前の銅鑼という楽器の形状から、太鼓まんじゅう(回転焼き、御座候、今川焼きなどとも)のことだと思っておりました。ただし、いわゆるどら焼きは関西にもありました。それはなだらかな丘(山)である奈良の御蓋山(三笠山)に見立てたのか、三笠、または三笠まんじゅうと呼ばれている和菓子でした。さらに申せば、実は三笠は生地が甘すぎて、わたしはあまり好きではなかったのです。太鼓まんじゅうのほうが、あんこは多いものの、全体にあっさりとしていて好きでした。ただし今回は、初めて東京のどら焼きなるものを食べてみようという興味もあって、買ってみたものです。まったく三笠まんじゅうでしたが。ちなみに小倉ホットケーキの小倉(おぐら)も、あんこ職人が住んでいた(異説もあるようですが)京都の小倉山にちなんだ呼び名だとのことです。
2016年01月12日
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以前に「品川巻き」のときにも書いたように、品川は「海苔の代名詞」です。わたしが今年の年賀状に書いた連句にも「のり採る舟」を登場させましたが、そうしたら、新年になって屋形船を経営しておられるご近所の方に、年始の挨拶に行ったときに、自家製の海苔の佃煮をいただきました。東京湾で採った海苔を、しょうゆだけで煮付けてあります。市販の瓶入りなどの海苔の佃煮に比べると、ややしょうゆ辛いですが、お湯割りのアテとしてちびちびといただきました。海の恵みとともに、ご近所付き合いの温かみをいただいた感じです。
2016年01月11日
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ごぼうをうなぎや肉などでくるんだ料理を、ごぼうの産地である京都府の八幡(やわた)にちなんで八幡巻きと言います。豚肉の八幡巻きを書いたときにも考えたのですが、「AのB巻き」と書いたときに、外側に来るのはAではなくBのほうだろう。今回のメニューも豚肉とごぼうで作るのですが、名前は八幡巻きではなく豚肉巻きにしました。実際には、巻いてくるんであるので、豚肉包みなのかもしれませんが。比較的安価で作りやすいメニューかと思います。ごぼうは、皮をこそげて3cmぐらいの長さに切り、太ければ半分に割って、たっぷりの水につけてあくを抜いておきます。豚肉は薄切りを使いますが、切り落としなどでかまいません。豚肉をまな板に広げて、水気を切ったごぼうを4つか5つ乗せ、肉で全体をくるみます。鍋かフライパンに油を薄く塗って、合わせ目を下にした肉包みを並べ、中弱火で熱します。底側が固まったら箸で丁寧に裏返して全体を焼き固めます。ほどけないよう、慎重に行いましょう。しょうゆ1:みりん1:だし4~6、という、煮魚の煮汁のように調味料を合わせておき、肉の半分が浸る程度に鍋に加えたら、落としぶたをして中火で煮詰まるまで煮て、できあがりです。熱いうちには触らず、冷めてから小鉢などに取り分けると、崩れずにすむと思います。あとはお好みで、電子レンジで温め直すとか、山椒の粉を振るとかして、お召し上がりください。ごぼうに代えて、中身を拍子切りのにんじんやじゃがいもにしても、いいかもしれません。
2016年01月09日
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2016年が明けました。みなさま、本年も当ブログをご贔屓にしていただきますよう、よろしくお願いします。パソコンを残して大阪に帰ったりしているうちに、寒に入ってしまいましたが、新年最初の書き込みということで、黒豆にします。例年どおり、年末30日の晩に仕込みをしました。さっと洗った「飛切」級の黒豆250gに対し、6倍量(1500cc)の水を沸かし、豆の8割(200g)の砂糖を溶かします。沸いたら、しょうゆ少々と重曹小さじ1を加え、すぐに豆を投入して火を切り、そのまま一晩置きます。翌日の大みそかは、とろ火で煮詰めていき、豆が液面から顔を出したら、ぷっくらとした黒豆の完成です。
2016年01月06日
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