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♪ ハシボソの嗄れだみ声 物言わず黒光りおるシャバーニが好き‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ハシボソガラスが二羽、この時期の決まり決まった行動で、柿の木を見下ろしながら鳴いている。PAの役割を担っているのか、ボリュームいっぱいで辺りに響き渡るかなりの音量。 すぐ傍の、距離にして10m足らずの電線の上。だみ声というか嗄れ声というかあの独特の悪声が、頭上から無遠慮に飛び込んできて部屋の空気を濁らせる。右翼の街宣車のごとき狼藉がさわやかな秋の昼下がりを台無しにする。喧しいったらあーりゃしない。ハシブトの方が厳つい顔をしているが、鳴き声はよっぽどましだ。 そっとカーテンの間からカメラを向けたら、気配を感じたのかピタッと鳴き止んだ。頭がいい上に用心深く、わずかな変化や気配を瞬時に捉える。どこぞの大臣に欠けている危機管理能力はかなりのものだ。見習ってほしいものだねぇ。 植物は動かない。毎年必ずそこにある。当然、実のなる木は野鳥の脳に記されてタイムスケジュールに沿ってやって来る。今年の出来はどうだ? 今年は裏年なので実の付きも悪い。前日にはムクドリが様子を見に来ていた。やけに早かったメジロを最初に見たのもこの木だし、それより前にはシジュウカラが虫を探しに来ていた。今は、ヒヨドリが同じ電線で鳴いている。 季節が分からなくなってきた中で、四季の変化と小動物たちのそれに付随して見せる変化の様子を観察できるこの柿の木は貴重な存在なのだ。人手に渡ったこの庭が将来どうなるか分からないが、この柿の木だけは残してほしいと思う。
2019.09.30
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♪ スポーツに核 拉致 汚染 温暖化 米中イランの紛れゆくめり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 勝った勝った勝った勝った勝った!をアナウンサーが12回連呼した前畑秀子の優勝シーンを彷彿とさせるシーンが、一昨日と昨日、二日連日であった。 一つは一昨日のFIVBワールドカップ・バレーボール女子。世界ランキング1位のセルビアにフルセットの末に勝利をもぎ取った。セルビアは今大会は主力が不在だったらしいが、大阪へと会場が移って、メンバーも入れかえて戦略の見直しもあっての巻き返し戦。この日の登録メンバー 絶対的エースがいない日本が勝つためには、攻撃に多くの選択肢を持たせることが必要となる。韓国戦はフルセットの末に敗れ、「相手の裏をかく余裕がない。状況によってトスの種類を変えられないと…」と中田監督は渋い顔をしていたらしい。22日のアメリカ戦でもフルセットで負けている。 攻撃が単調で工夫もなく、墓穴を掘る様なシーンを散々見せられていたので、この日の勝利は溜飲が下がった感じ。ケガでメンバーから離れていたエースの黒後愛が戻ってきたことで、チームにまとまりが出たことが大きい。第3セットから攻撃も多彩になり人が変わった猛攻撃が始まった。 ミドルブロッカー、先発の奥村選手のトータル6本のブロックや芥川選手の攻撃などで加点し、途中出場の鍋谷サービスエースや素早い攻撃などで、その後の3セットを奪い返して逆転勝利。この攻撃が出来ていれば韓国にもアメリカにも勝てていたはず。 翌日のアルゼンチン戦は、調子を落としていた古賀が両チーム最多の17得点を挙げての活躍で、ストレートで勝ち、5勝5敗の五分となった。 そしてもう一方は、昨日のラグビー。あの世界ランキング3位で優勝候補のアイルランドに勝ってしまった。新聞も一面トップの大ニュース。 日本は前半、2トライを奪われ得点がなかなかできずにいたが、相手の反則が多数出て、田村優の4本中3本のペナルティーゴール(PG)を成功させて食い下がった。後半は待望のトライも決め、追加点も挙げながら相手には得点を許さず、完璧の試合運びとディフェンスで19―12での勝利。得点数がタイトな試合だったことを物語っている。勝った!勝った!勝った!勝った!との大歓声が、日本中に響き渡ったんじゃないかと思う大金星だった。福岡の逆転トライ このトライは気持ち良かった。 ダブルアタック作戦も功を奏したしスクラムも完璧で、王者を完ぺきに抑え込んだそのフィジカルに裏打ちされたモチベーションは、もうかつての日本のものではない。「優勝を狙っている」と、解説の五郎丸歩が言っていたのを「まさかー」と一蹴して聞いていたのが恥ずかしい。 それもそうだ、日本代表に選ばれた31名中、約半数の15名(8人が日本国籍を取得)(9人が日本の教育機関を卒業している)が外国出身選手。 ラグビーでは 1 その国(地域)に継続して3年居住する 2 当該国で生まれる 3 祖父母または両親のいずれかが当該国出身者 4 累積で10年間、その国(地域)に居住するという条件のいずれかを満たせば、その国(地域)代表選手になることができる。近年では(1)の「3年居住は短いのでは?」という議論も交わされ、2020年12月末から(1)の条件は「5年居住」となる。アイルランド戦登録メンバークリックでメンバー一覧へ(31人) 最後にノーサイドとなって握手を交わしお互いの健闘をたたえ合うのは何時もの事だが、この日のアイルランドの選手が日本選手を拍手で送り出すという感動的なシーンがあった。世界のトップに君臨するチームが格下に破れた屈辱の中でのシーンに、観客はこれぞラグビーの「ノーサイド精神」だと感激していた。 2連勝でA組首位に立ち、史上初の8強入りへ。5日にサモア、13日にスコットランドと対戦する。1995年の第3回大会でニュージーランドに17対145という大差でコテンパニやられた記録的惨敗を知っている人は、さぞ感慨深いことでしょうねぇ。A組1位突破の可能性が膨らんだ。(拡大します)
2019.09.29
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♪ 給油所に閉店予告の表示あり駆け上りたる坂の頂‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ピーカン天気は昨日までで、週末から来週ずっとぐずついた天気がつづきそう。ただそれだけではなく次の台風予備軍がスタンバイしていて、今日中にも台風(18号)になりそうなのだ。週明けに沖縄や奄美、西日本に接近し、大荒れの天気となる恐れが。 17号と同じような進路になりそうで、それよりも発達しそうだというから九州~近畿は大雨の心配も出て来る。 晴れるのは5日以降になりそうだが、秋らしいスッキリと晴れた日が待ち遠しい。 5時42分の朝焼け 3時の衛星写真 「ちょっといい話」ってそうはない。だからこそ “ほっこり” するわけだ。私もなるべくそういうチャンスが有ればするように心掛けている。それは喜んでもらえること以上に、自分の気分がいいからだ。 一日一善なんて言葉遊びにすぎないと思う。そんなにチャンスがあるわけはないし、見つけようと努めて無理やりやるのもどうかと思う。滅多にないチャンスを逃さず、反射的にサッとやるのがいい。いったん躊躇するともう出来なくなるから。 昨日のウォーキング中のこと。横断歩道のある場所で道路を横切ろうとして、なかなか車が途切れないので仕方なく手を挙げて渡った。止まる前から運転手の顔を見ながら手を挙げて車道へ出ていくので、車は嫌でも止まってくれる。チンタラしてないで、しっかり意思表示してささっとやるのもマナーだと思っていてる。 渡り終えるところで、女子小学生が走って来るのが見えた。車が停まっているのを見てチャンスと思ったらしい。それで私は渡り切らずに手を挙げながら車を制止し、その子が渡り終えるのを待ってあげた。 知らんふりして行ってしまうのは “大人としてやるせない” とか、思いやりとかは勿論あるけれども、もっと違うところの感覚。人間にしか出来ない行為としての美意識みたいなものかも知れない。 運転手に対して「ありがとう」の手話サインは、まだ出来ていない。
2019.09.28
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♪ 虫の音もなく暮れてゆくこの秋は誰かに手紙を書かねばならぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 長月は夏と知るべし朝露のなきしののめを救急車がゆく丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)♪ 青大将そろりそろりと辷りゆく作品作りのはかどらぬ午後♪ 長短のかげ姿見に震えおり手先の器用な生き方下手の宮城野萩
2019.09.27
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♪ 魑魅五百魍魎五百が目を覚ます夜更けの猫を思いみるべし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今朝もピーカン。昨日に引き続き、昼前後は湿度50-60%でさわやかな快晴の一日になりそうだ。しかし、週末はまた決まったようにぐずついてしまうらしい。 どう対応していいか分からず逃げ回っていたピピ。一週間経って徐々に慣れてきて、逃げ回ることは少なくなってはきている。しかし、仔猫のアタックは日に日に激しくなるので、やっぱり辟易していた。 ピピは気がやさしいというより気が弱い猫で、諍いは嫌いだし、とにかく何でもいいから静かに暮らしたい。遊びたい盛りの「あらん」に対して、拒否したいのに無碍怒ったりは出来ず、遠慮がちに怒ったりするものの手をこまねくばかりで・・・。クリックで動画へ 思うように自分の時間に浸っていられず、昼寝もロクに出来ないので鬱陶しいやら腹が立つやら。 10日経った今でもやっぱり外に逃げ出してしまうことが多い。外へ出ればお気に入りの場所があるのだろう、一日中帰ってこない。餌を食べに戻って来ても、すぐまた出て行ってしまう。 こんなにいい天気ならそりゃあ外の方が良いに決まっている。この空き家の窓ガラスは割れているが、ピピはそんなところへ出入りするような無頼な性格でもない。誰にも邪魔されずに一日が過ぎればいいだけの事。 年末ぐらいになれば、「あらん」は人間に換算して6-7歳になるのでだいぶ落ち着いてくるだろう。寒くもなるしストーブに当たるようになれば、自ずと仲も良くなっていくんじゃないか。 この2匹が並んで餌を食べている微笑ましいツーショットは、まだもう少し先の様だ。
2019.09.26
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♪ 早やも来て柿葉に紛る目白らの里に何かが起こりおるらん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ グレタ・トゥーンベリさん(スウェーデン人)は15歳だった2018年に、温暖化対策を取らない大人へ抗議するために、学校を休んでスウェーデン議会の前に座り込む「学校ストライキ」を始めた。 クリックで Wikipediaへ→ 彼女の主張に世界中の若者たちが賛同。たった一人で始めたストライキは各地に広がった。気候変動への対策を訴えてスウェーデンの国会前で座り込みを続け、一躍話題となった。(左) 2018年に一人で抗議運動を始めたトゥーンベリさん。(右)2019年、国連気候行動サミット直前の9月20日に世界各地で開かれた「グローバル気候マーチ」に参加した人たち 9月23日に米ニューヨークの国連本部で開かれる気候変動に関する会議に、出席したいと言い続けていた。ただ、移動手段が問題だった。 航空機は大量の燃料を消費し二酸化炭素を放出するなど、環境への負荷が大きい。クルーズ船も同様だ。そのトゥーンベリさんに声をかけたのが、モナコのヨットクラブ「チーム・マリツィア」。全長18メートルのレース用高速ヨット「マリツィアⅡ号」での大西洋横断をもちかけ、実現した。 8月中旬にイギリスから大西洋を横断し、2週間かけてニューヨークへ。 9月23日、ニューヨークで開かれた「国連気候行動サミット」に出席し、地球温暖化に本気で取り組んでいない大人たちを叱責した。 トゥーンベリさんは世界のリーダーを前に、時に涙を浮かべながら激しい口調で約5分間のスピーチを行った。 「トゥーンベリさんのスピーチ(全文)」 私から皆さんへのメッセージ、それは「私たちはあなたたちを見ている」、ということです。私は今、この壇上にいるべきではありません。私は海の向こうで学校に行っているべきです。それなのに、あなたたちは私に希望を求めてここにきたのですか?よくそんなことができますね! あなたたちは空っぽの言葉で、私の夢そして子供時代を奪いました。それでも私はまだ恵まれている方です。多くの人たちが苦しんでいます。多くの人たちが死んでいます。全ての生態系が破壊されています。私たちは大量絶滅の始まりにいます。それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展が ↑ YouTubeへ いつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか! 30年以上にわたって、科学ははっきりと示してきました。それに目をそむけて、ここにやって来て、自分たちはやるべきことをやっていると、どうして言えるのでしょうか。必要とされている政治や解決策はどこにも見当たりません。あなたたちは私たちに“耳を傾けている”、そして緊急性を理解していると言います。しかしどれだけ私が怒り悲しんでいようとも、私はそれを信じたくありません。 なぜなら、もしあなたたちが状況を理解していながら行動を起こしていないのであれば、それはあなたたちが邪悪な人間ということになるからです。私はそれを信じたくありません。二酸化炭素排出量を10年で半分に減らしたとしても、地球の平均気温を1.5℃以下に抑えるという目標を達成する可能性は50%しかありません。そしてそれによる取り戻しのつかない連鎖反応を埋め合わせることは、制御不能になります。 あなた方は50%でいいと思っているのかも知れません。しかしその数字には、ティッピング・ポイント(小さな変化が集まって、大きな変化を起こす分岐点)やフィードバックループ(フィードバックを繰り返して改善していくこと)、空気汚染に隠されたさらなる温暖化、そして環境正義や平等性などの要素は含まれていません。 そして、私たちや私たちの子供の世代に任せっきりで、何千億トンもの二酸化炭素を吸っている。私たちは50%のリスクを受け入れられません。私たちは、結果とともに生きなければいけないのです。 「気候変動に関する政府間パネル」が発表した、地球の温度上昇を1.5℃以下に抑える可能性を67%にするために残っている二酸化炭素の量は、2018年1月の時点で420ギガトンでした。今日、その数字はすでに350ギガトンにまで減っている。なぜこれまでと同じやり方で、そしていくつかの技術的な解決策があれば、この問題が解決できるかのように振舞っていられるのでしょうか。現在の排出量レベルを続ければ、残っているカーボンバジェット(温室効果ガス累積排出量の上限)は、8年半以内に使い切ってしまいます。 しかしこの現状に沿った解決策や計画は作られないでしょう。なぜならこの数字は、とても居心地が悪いから。そしてあなたたちは、それを私たちにはっきりと言えるほど十分に成熟していない。あなたたちは、私たちを失望させている。しかし、若い世代はあなたたちの裏切りに気づき始めています。未来の世代の目は、あなたたちに向けられている。 もしあなたたちが裏切ることを選ぶのであれば、私たちは決して許しません。私たちはこのまま、あなたたちを見逃すわけにはいかない。今この場所、この時点で一線を引きます。世界は目覚め始めています。変化が訪れようとしています。 あなたたちが望もうが望むまいが。 HUFFPOST より 彼女の行動を、「親の操り人形」と揶揄したり、自閉症、ADHD等と中傷する人たちがいる。 また、「子供の小使い銭金でスウェーデンからニューヨークまで来られるはずがない。親がやれせているのだろう。子供を洗脳して出汁にしている。児童虐待だ!ちゃんと学校に行かせろ!」なんて実態を知らずに言い放つ輩もいる。 自分だけが分かった様な気になって、実際は何も知らずにイチャモンを付けているだけの、その辺に溢れているクレーマーの如きもの。こういう人等は一体何を支えに生きているのだろう。 自分だけ良ければいいという、まさに彼女が最も軽蔑している大人たちだ。 すべての分野で低年齢化している時代。タブーがどんどん消えていく中での若者たちのパワーと情熱がまとまれば、計り知れないエネルギーが生まれる。蟻の穴から堤が壊れるごとく、パラダイムシフトが静かに動き始めたのかも知れない。
2019.09.25
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♪ 七羽五羽つぎつぎ過(よ)ぎるしらさぎの墨絵のごとき夕暮れをゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日の夕暮れ時。この時間にウォーキングに出るなんて何年振りだろう。5時50分ごろ、前方(南西)の空を見上げると何羽もの大きな鳥が、二つ三つの集団を作って急ぐように西南西の方向へと飛んで行った。薄墨色に染まってモノクロそれは、色彩を感じさせるものは何も見えない。それで白鷺だという事はすぐ分かった。低空を飛んでいくのでかなり大きく感じる。 周辺の水路でよく見かけるのはコサギで、チュウサギは渡り鳥で絶滅危惧種だし、水辺には来ない。ダイサギほどは大きくないのでコサギかもしれない。どこかにサギのコロニーがあるのだろう。しかし、コサギはほとんど単独でねぐらに帰って来て、集団で帰って来るのはダイサギぐらいというから、そこの所は当てはまらない。なんだか訳が分からなくなって来る。 サギ類は幾つかの種が集団で塒(ねぐら)を作っている。8月下旬から10月頃の「夏ねぐら」には、その地域で繁殖した個体だけでなく、渡りの中継地として立ち寄っている個体も加わっているらしい。 ササゴイ、アマサギ、チュウサギは、日本に4月頃渡来する夏鳥で、冬には南方に渡去するため日本では「冬ねぐら」を形成しない。一方、ゴイサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギは1年中日本に生息する留鳥で、12月から2月までねぐらで過ごすという。 最近、高速道路の蟹江インターチェンジ内でサギがねぐらを形成しているのが話題になっている。しかし、この時のサギが飛んで行った方向は、そっちとは全く違う。蟹江インターへ行くなら北へ行かなければならないのに、西南西へ向かっているように見えた。まっすぐ行けば四日市方面だが、ねぐらにはちょっと考えにくい。はてさて、いったい何処へ? 東名阪自動車道の蟹江インターチェンジは、チュウサギなど6種4千羽以上が集団営巣する、国内有数の「コロニー」。 サギがやって来たのは東名阪道の蟹江―名古屋西が開通した約40年前。車道に囲まれた、ICのループ部分の木々の上で繁殖している。周囲には餌場の水田が広がり、サギにとって一番の天敵・人間が近づけない安全な場所。やがて、蟹江と弥富(同県弥富市)の両ICで繁殖を始めたという。しかし、2017年から弥富ICでは営巣が確認されなくなったとか。原因は不明という。第527回「高速道路に5000羽!?サギ大集結」NHKの番組で、2017年10月29日放送された。 アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ、アマサギの6種類が、毎年春から夏にかけて、蟹江インターチェンジの敷地内に巣を作り、ヒナを育てていると・・・。
2019.09.24
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♪ 山峡に咲くやまざくらひっそりとその身をさらす愛(は)しきなりけり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥南から北東へすごいスピードで雲が流れてゆく(6時)。 大型の台風第17号。6時には、松江市の北北西約110kmにあって、北東へ毎時50kmで進んでいる。東海は15m/s以上の強風域に入っている。 眼には見えない風に流されていく雲。しかしその正体は明確で分かりやすい。しかし、全く見えないところで操っているものが有る。その操られている事さえ気付かずに、あるいは、気付かぬ振りをしてやり過ごそうとする我等。 嘆く事さえ操られる人形たち(抜粋)朝日新聞「日曜に想う」編集委員 大野博人(2019・9・22) 我々は、ここに連記してあるものから疑問符抜きで、知らず知らずに操られている。政治権力、GAFAなどの情報操作、或いは新聞やTVに。また身の回りの同調圧力や慣習に。そして、目に見えない様々な風に・・・。 分かっていながらそうせざるを得ないと自分に思い込ませて、その不都合な事実から逃げている。長い物には巻かれろ。寄らば大樹の陰。生きる術、処世術とか言いながらフラストレーションを抱え込み、自分を抑え込んでいる内に、自分が自分でなくなっていく。 この記事はこの後、インドネシアのスハルト大統領の独裁支配に及び、如何に人心や対立する政党を操って来たかを述べる。そして下の文、日本の政治へと結ばれていく。この段を書くためにもってきた導入部かとおも思うが、私は前段の部分に強く惹かれたので引用させてもらうことにした。 融通の利かないド一刻、狷介で人を寄せ付けない偏屈ものの私ゆえの想いかも知れない。しかし、自分というものを絶対に失いたくはない。人に後ろ指を指されようとも自分を変えることは出来ない。完全中立自主防衛が理想とするところ。辛い淋しい、厳しいことだ。拡大します
2019.09.23
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♪ たまきわるいのち八十路の半ばなり義母と我が家の弱りゆく秋‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 義母は昭和8年生まれで今年86歳になる。偶然にも今住んでいる家も同じころに建てられたもので、ほとんど同じ時代の空気を吸って風雪に耐えてきたことになる。 さすがに80年を過ぎた家は傷んできていて、庇の下の漆喰がはがれ土壁が崩れかけているところがある。千葉を襲ったような強風でなくとも台風が通過するようなことが有れば一発でアウトだ。宮城野萩が咲き出した 義母もここへ来てかなり弱って来ている。急に激しいめまいに襲われ、何も食べられなくなってしまった。取りあえず検査入院し、脳に異常はなく多分耳から来るものだろうとの事。めまいを押さえる点滴で症状は落ち着いたものの食べられないままなので、栄養は点滴から取らざるを得ない。 寝たままではめまいに似た症状が無くならないので起きるように言われても、その意欲がかなり薄く、生きる気力が萎えてしまっているようだ。点滴だけで永らえるようなことを本人は望んでおらず、退院して自宅で養生することになるが、はてさてどうなることやら。コアシナガバチの巣 オスバチが集団で飛び回り、翌年女王蜂となる蜂と交尾する日も近い。そして10月半ばごろには空の巣となる。 去りゆく時が近づいているものも有れば、新しい命の躍動もある。「あらん」というプリティー・リトル・プッシーが家中を走り回って、静かだった家の空気がスプラッシュしている。今年は今までとは違う秋になりそうだ。 メダカも大分大きくなっている。中殿筋を痛めた8月26日以来になる、鉢の掃除と水替えをしてやった。
2019.09.22
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♪ 人の世に棲みて久しきイエネコの猛獣の血を爪に知らさる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ カワイイったらありゃしない。 ちょこまかと動き回って、おまえはハツカネズミか!って言いたいぐらいの、忙しなさとすばしっこさ。何をやっても手を出してじゃれついてくる。 あそび疲れてさすがに静かになり、どこかに行って姿が見えないなぁと思っていると、スッと現れる。誰かの側にいないと不安なのか淋しいのか、付かず離れずの距離でうつらうつらし始める。PC前の私の背中を見ながらくつろぐ「あらん」ちゃん 二階の四部屋はそれぞれが全く様子が違うのでそりゃあ面白いだろう。特に仕事部屋はゴチャゴチャしていて、狭いところに入り込んだりしている。そこで何かをしていれば必ずやって来て、ゴソゴソしだす。 パソコンの部屋へ来れば膝に飛び乗って来る。そしてジッとしているはずもなく、キーボードの上を歩きだす。kkkkkkkkkkkkとかpppppppppppppppとか・・・・「止めろ~!!」と叫んでピックアップ。 疲れて静かになったのでどうしてるかな?と見てみれば、後ろに置いてある観葉植物を置いていた台の受け皿の上に横になっている。 そうか、猫鍋が流行ってたっけ。猫は狭いところに入っていると落ち着くらしい。しかし、この皿の上じゃあ大した安楽気分には浸れないだろうに・・。またパソコンをいじってる。あそんでょー。 これからは「あらん」の話と写真が多くなるなあ。「ピピ」には悪いけど、薹が立ったオッサン猫よりこっちの方が断然面白いのだからしょうがない。 最初のネコ科の動物が現れたのは始新世のことで、4000万年ほど昔なんだとか。そして、イエネコが人間に飼われ始めたのは、約1万年前からとされているらしく、人間の歴史と共にあるといってもいいくらいのごく身近な関係なんだね。食肉目 ネコ科のZOOで見られる動物「Private Zoo Garden」よりサイトでは、それぞれの動物のプロフィールが詳しく解説されています。
2019.09.21
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♪ 「つめたいなあおまえってやつは」身の奥でつぶやく声を聞いてしまえり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 地球はもう完全に病んでいる。発熱と悪寒、自律神経失調といろいろな機能障害、悪性新生物も棲み付いていて、自然治癒力も衰えている。 もう誰にも治せない気がしています。 地球の来歴と寿命から言えばほんの短い期間、人間という最悪の生物が寄生して自然を破壊し、ついには自滅していった、という事になるのでしょうか。 無責任なことを言っていると思われるかもしれませんが、これも大きく見れば天然宇宙の摂理のようにしか私には思えません。子や孫の将来を心配したりもするわけですが、人類という動物の宿命的な生存競争、AIとの闘いと共にどのような方向に向かうのか、想像を絶する。もし、そんな環境に適合できなければ、弱いものとして淘汰されるだけのことだと思ってしまう。それは悲観論でも楽観論でもありません。 人類が滅んでも地球はちゃんと存在を維持していくでしょうし、例え核戦争が起こったとしても膨大な種のうちの選ばれしものの何かは、必ず生き残って新しい生命世界を作り上げていくでしょう。 極端なことを書きましたが、生物の宿命的な歴史の一部に人間もいるという事実を見据えるのは、楽観でも悲観でもない。地球の身、人間の身に何が有ろうと、どんと受け止めて受け入れて行くしかないと思っているわけです。 われら生物は、マントルの上の薄皮一枚の地表に棲み付いている。その地殻はチチカカ湖に浮かぶ蘆の島のごとく不安定で、何とも野蛮な生活基盤の上に成り立っている。70%が海であるこの基盤は、水という変幻自在な物質に囲まれその変容する酸素と水素の化合物に弄ばれながら、依存していくしかないか弱き生物たち。 神の視点で見てみれば「蟻ん子」と何ら変わらない小さな存在の人間。脳を肥大化させ、進化していくはずのものを逆方向へ捻じ曲げていく。 構築して来たヒエラルキーなどぶっ飛んで、進むAI支配が大半を「無用社階級(ユースレス クラス)」とするかもしれないという(ユヴァル・ノア・ハラリ)。「真の支配者(ルーラー)」はアルゴリズムそのものとなって全宇宙を支配しようとする。しかし、あまりにも高度に複雑化したAIを理解できないままだという、憎悪の未来社会。 金で支配し、される社会が独裁者を生み、地球温暖化、核戦争、破壊的なAI技術が、地球全体を覆い尽くす。さて、人類は賢いのか馬鹿なのか。
2019.09.20
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♪ 有明のかそけき月の高ければ雲日和なる空の清しさ さわやかな朝だった。中5日も空いてしまったウォーキングにようやく出ることが出来た。雲があると無いのとではその趣はまるで違って来る。雲は、その日の空の機嫌を教えてくれる。 今朝の上空は、几帳面さを漂わせながらちょっと憂いを含んだような雲が数珠つなぎになって、何か言いたげに浮かんでいる。 水路にボラの稚魚が、群れながらキラッキラッと腹を光らせ、雲の中を泳ぐように遡上してゆく。 30分後、秋葉神社の階段を駆け上る。中団からの空を眺める。 朝日に照らされ、雲は溶けるように徐々に姿を変えていく。 夜以外にも存在をアピールするつもりなのか、月が思いのほか高い西の空にポカンと浮かんでいる。 6時半ごろには早くも、刈りとった畦の草を燃やす煙が風にながれて野趣を添えている。 月の周りの雲はすでに無く、まだ高い位置にポツンと取り残されたまま存在を示せずにいる。 女王カンナの前ではなおさら影が薄い月 月にさよならしているわけではないが・・ 住民健診に行く予定の時間になり、ブログを中断。 1時間半、1万歩ほど歩いたせいか体重と腹囲が減っていた。血圧はいつものように高く出て、測り直したら余計高く出だ。酢の効果は出ているはずなのに・・。 それにしても、130以上の人は再測定することになっているらしいが高齢者で130以下なんて人がいるのだろうか。いるとはとても思えない。バカな数値を設定して病人を増やそうとしている医師会の言いなりになっている行政の方もどうかと思う。 戻って来てブログを再開すれば、早や昼だ。やらねばならないことが有るというのに半日が呆気なく消え去った。
2019.09.19
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♪ 真夜中に忍び来たりて耳たぶをチュパチュパチュパと吸うおさな猫‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ デカイなあと急に思えてきたピピが寂しげな目をして座りおり♪ 各部屋をのぞき回ってあきたらずカーテンに爪立て上りはじめる♪ いきなりのちょっかいに怒るオッちゃんと幼児の喜劇 新猫ライブ♪ ピピの背をいついつもよりもねんごろに叩いてやらん軽き音立て♪ 少しずつ距離が縮まりゆく二匹 何気に様子を覗っている
2019.09.18
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♪ 唯一の存在である凡夫かな浜の真砂に抗いのあり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ご存知の方も多いと思いますが、田中彩子というソプラノ歌手の声域の凄さ。そのコロラトゥーラには度肝を抜かれますね。いったい何オクターブ出るのでしょう。2014年のCDデビューアルブム 18歳で、100年にひとりとも称されるハイ・コロラトゥーラの才能を認められ、音楽の都ウィーンに留学している。 もともとはピアニスト志望だった。歌手への分岐点はある音楽研修で発声練習の時、そのハイトーンの伸びのある声に「ものすごい才能がある。私が教えるからウィーンに来なさい」と元宮廷歌手に誘われたのが切っ掛けらしい。 22歳で名門スイスのベルン州立歌劇場でデビュー。田中の歌声は、繊細さと軽さが特徴とされ「まさに天使の歌声」、「鳥のように美しい」とその超絶的歌唱が賞賛を浴びてきた。 2019年Newsweek日本版の『世界が尊敬する日本人100人』に選ばれている。「華麗なるコロラトゥーラ」レコーディング映像夜の女王のアリア~歌劇《魔笛》(モーツァルト)より 2018年のバレーボール世界選手権開会式で日本・アルゼンチン国歌独唱を務め、2019年7月12日には、WBA世界ミドル級タイトルマッチにおいて、王者ロブ・ブラント(アメリカ)、挑戦者村田諒太(日本)それぞれの国歌を独唱している。田中彩子 / ドキュメンタリークリックでYouTubeへ 海外生活が長く(昨年で16年目)4-5年ほど日本語を全く話さんかった時期もあり、日本語がちょっと怪しいところがあるのも愛嬌があっていい。単語の収集が時代劇だったりして、変な言葉使いになったりもするらしい。その代わり日本語を含めて4カ国語が話せるというから、天は二物どころではない才能を彼女に与えている。 日本人初とか東洋人で初めてとか頭に注釈をつけて言われることも多かったが、10秒を切る100mランナーがいるし、様々な分野で世界のトップで活躍する日本人は多い。こういう世界でも日本人が活躍する時代になったんだねぇ。努力すればできるというレベルをはるかに超えたところで世界と渡り合える日本人。 田中彩子さんは現在35歳。脂がのって来る年齢になって、4オクターブ出るという声にますます磨きがかかって来ることでしょう。
2019.09.17
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♪ そそくさと済ませてしまいたいブログ朝のルーチンに時を食われて‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日、次男がテニスをやりに来くるついでに昼飯を食べに立ち寄った。仔猫がいることは伝えてある。やって来るなり仔猫が近づいていって、初めて対面したとは思えないくらいに馴れ馴れし気にまとわり付いている。 次男は幼児や仔猫を惹き付ける何か特別なものを持っていて、今までにも感心させられる事があった。案の定、この時の「あらん」も例外ではなかった。 好きなことの意思表示は、とにかくなめる事 会えなかった肉親、あるいは大好きな人ににやっと会えたよろこびを全身で表すように、べったりと引っ付いて離れない。寝ころんで抱えてやれば、口の周りをしきりになめまわしている。 好き!すき!好き~!だーいすき! 次男と入れ違いに長男一家もやってきた。仔猫を自分の所で飼えたら飼いたいと思っているので、どんな猫か見にきたのだ。わが家で飼う事は決まっているが、もし今飼っている「ウララ」と相性が良ければそちらに譲っても構わないとも思っている。 嫁さん、やって来て一目見て「かわいい~!」とさっそく気に入った様子。ウララちゃんを保護施設から連れてきたときはもう2歳を過ぎていたので、生後2週間ほどの小さな猫と接するのは初めて。その小ささと動き回る姿がやけに新鮮に見えるようだ。 サッカーの蹴りの練習とか言って、吊るした猫用に作ったおもちゃを蹴って遊ぶ孫。 孫がリビングで遊んでいる間、キッチンで嫁さんがひとしきり遊んいたネコを膝の上に乗せ、コックリコックリし出したのを愛おし気にながめている。とてもとても気に入っている。 それで「ウララ」との相性を確めに、ネットに入れて連れて行いくことに。もし相性が良ければそのまま置いてくるし、悪ければ同行して引き上げて帰ることにした。 30分ほどのドライブの後、「ウララちゃん」とご対面。すると、「フー!」とかなりの剣幕で威嚇して、仔猫を寄せ付ようとしない。ダメなようだ。 保護猫になる前には辛い思いをたくさんしただろう。周りに対する不信感と、自己防衛のバリアを張って身を守る癖が付いているのだろう。仕方がないので、再びネットに入れて再び30分間を車に揺られることに。孫が遊んだものがちょうどいい高さにあり、あらんの格好のおもちゃ 紐が伸びるので、捕まえても手を離すとピヨーンと逃げて行ってしまう。それが面白くて何度でも繰り返して、ちっとも飽きない。しばらくこれで遊んでいた。 朝、家の中に保護したばかりの仔猫。やっと家の様子が分かりかけてきたところで、また違う5歳児も混じった家族に囲まれて、いじられて構われて休む間もなし。その間、相性のいい人間一人に会えたのは良かったとしても、とてもとても変化の多い刺激的な一日だったに違いない。遊び疲れてうつらうつらするものの、ゆっくり昼寝も出来なかった。ピピの傍へ寄っていってもプイと背を向けてどこかに行ってしまう。 そんな一日もようやくすぎて、明日からはピピと水入らずでまったりできるかと思いきや、ピピは近づけば怒るし、相手なんかしてくれない。自然に慣れていくまで、慌てずにぼちぼちやっていくしかないのか。 体重を計ったら800gだった。最初に窓の下で鳴いていた頃に比べるとだいぶしっかりしてきた。良く食べるのでウンチの回数も多いので、そっちの世話が大変だ。
2019.09.16
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♪ 十五年を共に生きらん保護猫を「あらん」と呼べば太陽がいっぱい‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 迷い猫は昨日、何故か一回も来ず、心配性のカミさんはいつものように取り越し苦労の妄想を抱いて心配していた。とうとう夜になっても来なかった。 昨日は変な日で、ミスばっかりしていた。カミさんの姉さんもなんか思い違いしてパニくったりしていたらしい。変な気が流れていて、あちこちでいつもと違う小さな出来事が起こっていたんじゃないかと思っていた。 製本作業を中断して、何をするともなくボーっとしていた。寝不足とか疲れているとかの自覚は無かったが、プッシュアップなどしてみても10しか出来なかったところをみると、疲れがたまっていたのかも知れない。 それで早めに寝てしまおうかと電気を消して二階へ上がろうとしたちょうどその時、あのいたいけな仔猫の鳴き声が。おお、来たか! 時計を見ると22時を過ぎている。エサをやって部屋に導き入れ、「今までどこへ行ってた?」「何があったの?」と問いかけても、ガツガツとエサに喰らいついているばかり。 それにしてもよく食べる。一日何も食べていなかったのだろうから当然だとしても、お代わりを入れてやればすぐに無くなり、少しずつ追加していつもの3倍以上を平らげた。保護色みたいなピピと同じ茶トラのネコだ 取りあえず、無事生きていることを確認できたのでその夜はそのまま外へ出し、床に就いた。 今日、いつものように朝早くからやって来たらしい。私は珍しく寝坊して6時半頃に起床した時は、家の中で遊んでいた。猫を数匹飼っている姉さんに、「飼うつもりなら外に出さない方が良いよ」と言われたこともあり、昨日心配したもあってキッパリと飼う事を決めた様だ。 飼うことになれば、とうぜん名前を付けてやらないといけない。 以前、飼い始めた仔猫の名前を付ける時、私の案を強引に押しのけてカミさんが自分の案を名付けたことがあり、今回はそのリベンジだ。 その名は「あらん」アラン・ドロンのアランと、エドガ・アラン・ポーの「アラン」からとった。ちょっと言いにくいとか言ってカミさんが反対するも、今回は譲らない。表記はひらがなで優しい感じが出るように「あらん」とする。 これから、始終「あらん」「あらん」と呼ぶ声が家の中に溢れることになる。 先ずはトイレを教えなくては。それで数回、トイレの場所へ連れて行って手で掻いて「ここだよ、ここでするんだよー」とカミさんが教えておいたら、いつの間にかちゃんとウンチがしてあったらしい。これで何の心配も要らない。 ピピがどういう対応をするようになるか、とくと観察させてもらおう。 「あらん」の命とこちらの命をシンクロさせて、同時に全うするのが目標となった。そのおよそ15年間を、共に恙なく過ごせることを願うばかり。 折しも今日・明日の名古屋は35℃の猛暑日の予報が出ている。9月中旬だというのに、アラン・ドロンの「太陽がいっぱい」に相応しいこの暑さ。太陽も保護した猫に「あらん」と命名するのを予知していたか。昨日の妙な「気」の流れとは関係はないと思うが、結びつけて考えると何だか面白い。ともあれ、太陽が“あらん”かぎりのエネルギーで祝福をしてくれると思えば、この時期外れの猛暑をやり過ごすことができるというもの。
2019.09.15
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♪ なしくずしに家ネコとする猫好きの十五年先のいのちを想う 捨て猫か迷い猫か。鳴いて鳴いてうるさいのと、不憫なのとかわいいのとがない交ぜになって猫好きの心を乱す。ついに堪らずカミさんがエサを与えてしまった。 こうなるともうこの場所から離れない。しょっちゅうここへ来て、鳴いて、エサをねだって甘えるようになる。もう、後には引けないぞ~。捕まえて確認すると、どうやらオスらしいことが判明。 まってよー! 纏わりついていくものの、可愛がるような素振りはなくて何だかいじらしい。 今朝4時過ぎに、早くもやって来て鳴いているので、私も餌をやって部屋におびき寄せてやった。ちょっと警戒していたが、直ぐに入って来て足にまとわりついくる。 膝に乗せてやれば、グルグルと声を鳴らしながら腹の辺りに頻りに潜りこもうとする。どうやらオッパイを探しているらしい。 外から帰ったピピが「帰ったよー、入れて~」と鳴く声を聞きつけて、やってきた○○。甘えたい盛りなのでウレシクテうれしくて擦り寄っていいくものの、同じく親を知らずに育ったピピには、どう相手をすればいいのか分からない。 まったく同じ境遇のオス同士の、不思議な邂逅というところ。 カワイイ、カワイイを連発しているカミさんが起きて来て、少し構ってやってから外へ出してやったようだ。息子の方からは何も言ってこないが、取りあえずは外猫として扱うつもりでいるらしい。 ピピとの相性もまだはっきりは分からないが、相手は危害を加える事などないおさなごだ。直ぐになれるだろう。寒くなる前に家の中で飼うことになるのは目に見えている。 ピピは8歳なので人間でいえば48歳前後。壮年期の男盛りだが、私が「師匠」と呼んでいたギンちゃんとはエライ違いの素朴で地味なやつだ。猫の性格や気質は、個体差がかなりあるのが面白い。みんな違ってみんないい。情報は大まかなもので、猫種や個体差があるので参考程度のもの「獣医師広報板(www.vets.ne.jp)」 私が70歳でカミさんが63歳。猫の寿命と飼い主の寿命のを天秤にかけてみる必要がある。このチビを飼うことになると14~5年は生きるので、こっちの寿命を考えるとギリギリのところ。「最後の猫」ということになるのだろうか・・。
2019.09.14
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♪ LPのジャケットを立て見台を経て今、PCのキーボード台‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ パソコンを操作していてどうしても顎が前に出て猫背の姿勢になってしまう。腰のためにも良くない。やり始めは注意しているものの、いつの間にか吊るされた亀のように首を突き出した格好に。注意されなければ気がつかないので質が悪い。 それで“ふと”考えが・・・良いものがあるじゃないか! あの先日作った見台を転用する手があるぞ。さっそく持って来て、本の代わりにキーボードを載せてみる。 位置が高くなるのでいやが上にも姿勢は良くなる。椅子の脚に板を打ち付けて、キャスターを取りつけたので少し高くなっているので却って好都合だ。 使ってみると、これがなかなかいい。マウスはそのままテーブルの上に置いて使うが、何の問題もない。人間工学的に見てもこのフォームは理に適っているような気がする。 せっかく作ったこの見台。実は、あまり使っていなかった。読書するのに非常にいい具合で、机の上でも布団の上でも使い心地がグーなのだが、使った後の置き場所に困るのだ。その辺に置いておけば邪魔者扱いされるし、バラせるとはいっても持ち運びも面倒で・・・。 新しい置き場所が見つかって、一石二鳥と喜んでいる。・ * ☆ ★ ☆ * ・ そうそう、今日は仲秋の名月ですね。知多半島は良い月が観られそうです。高気圧にすっぽりと覆われている北海道と東北、北陸は晴れるものの、湿った空気が流れ込む関東から九州の太平洋側では所々で雨雲がかかりそう。 十五夜は毎月ある。8月の真ん中の15日ごろが「中秋の名月」で、最も空気が澄んで美しい月が観られる。新暦は旧暦と1~2か月のずれがあるため、「9月7日から10月8日の間で、満月が出る日」を十五夜としているそうです。 当然、その日は毎年変わるわけで、 2017年の十五夜:10月4日(水) 2018年の十五夜:9月24日(月) 2019年の十五夜:9月13日(金) 2020年の十五夜:10月1日(木) 2021年の十五夜:9月21日(火) 2022年の十五夜:9月10日(土) 2023年の十五夜:9月29日(金) 2024年の十五夜:9月17日(火) 2025年の十五夜:10月6日(月) と、なっている。 実際の満月は明日なのに、なぜ一日前なのか不思議に思う。 満月になる周期が14日〜16日と振れ幅があるので十五夜は必ずしも満月にならない。それと、満月は月と太陽の位置関係で決まるため、 その瞬間が日本から見て満月でない場合があるのだそうだ。
2019.09.13
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♪ 「本当にしたいことを・しているか」スティーブ・ジョブズが耳にささやく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 金にもならないことばかりを好きなように、やりたいようにやってきた私。時どき「お前はバカか」という内なる囁きが聞こえることもあったが、誰に迷惑をかけることもなくこうして生きて来られのだから有り難いことだと思う。 スティーブ・ジョブズは「本当にしたいことをしているか?」と毎日鏡に向かって自問していたという。その「本当にしたいことをしているか?」という言葉に鼓舞されてやりたいことをしていれば、「お前はバカか」という内なる囁きとぶつかる。そうだ俺はバカなんだ。バカなんだからしょうがない。バカな奴は、他に能が無いのだからやりたいことをやるしかないじゃないか。伝説の卒業式スピーチ(日本語字幕) YouTubeへ バカが一生懸命やりたいことをやって生きてきた。バカなんだから一生懸命やるしかない。一生懸命やっていれば身につくことも増えてゆく。虚仮の一念で一つの事だけを徹底的に追及することも悪く無いが、バカだから好きなことも変わる。バカだからある程度できるようになると飽きてしまい次の興味へ移って、したいことが変わっていく。 興味が湧けばやってみたくなるバカが、また他のことに手を出したと周囲は飽きれているかも知れない。もっと突き詰めて行けば、到達するべき未知の山に出会うことが出来るかも知れないのにと。でもバカにはそれが分からない。未知の山を探す旅になんて興味がもてない。やりたい、行ってみたい道が次々にみつかる。どうせ先は見えない道ばかりなので、新しい道を進んだ方が新鮮だし楽しいに違いないと思っている。 バカはきっと長生きする。本人は望んでいなくとも、その生き方の中には長生きする要素がふんだんに含まれていて、嫌でも長生きしてしまう気がする。 これは由々しき問題だ。長生きしない「やりたいこと」を見つけなければ・・。
2019.09.12
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♪ 八年前のホームビデを見るごとく仔猫が窓の外で鳴いている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 連日の熱帯夜。湿度も高くこりゃあ東南アジアそのものという有様だ。しかし、ようやく脱出できる日が近づいて、明日の木曜日までの辛抱らしい。5時半頃の空。見るからに暑さを感じさせる雲だ。 捨て猫か迷いネコが隣家の庭で鳴いている。朝、二階から見えていた子猫は何かを見つけたらしく、ジッと見つめて動かなかった。その様子は落ち着いて見え、飼い猫の子供かと思っていた。 しかし、午後になって窓の外でヒーヒーか細い声で鳴いている。カミさんが気付いて呼ぶと近づいてきた。飼い猫の仔かと思ったがどうもそうじゃないらしい。あまりに痩せていて腹ペコ状態らしく、餌を求めて鳴いているのだ。カミさんは見てしまった以上放っておけない。餌を与えてしまった。 息子の家では、飼っている子猫が家を空ける時に一匹にしておくのは可哀想だと、常々言っている。そういうこともあってのカミさんの行動だったようだ。孫を預かる日だったので一緒に見ていて、「家に連れて帰りたい」と言いだした。「パパとママに確認しないとね」 エサ与えてしまった以上、もうどこにも行かずに居座ってしまうかも知れない。腹がふくれたので取りあえずどこかへ行ったようだった。息子の家の保護猫 連れてきて間もない頃 人間の身勝手。“上から目線の思いやり”というか、人道的な優越感から来るやさしさ。自然界には理不尽な出来事や災いが満ち溢れているし、野生の動物の世界にも艱難辛苦は付きまとう。我々は、人間だけが心を持っていて慈悲と犠牲的精神に裏打ちされたもの。博愛のもとに生態系の頂点に生きている偉大な存在と思い込んでいる。 人間ほど残酷な生き物はないし、身勝手で自己中心であることを自覚しないまま、都合のいいように物事を解釈する傲慢な偽善者に他ならないのだが。 動物をかわいがることも、その実態は自分のためにしている自慰行為で、自分の心を満たすために利用しているに過ぎない。人間は、人間界に無いものをペットに求めている、哀れでか弱い存在なのかも知れない。 しかしまあ、それで救われる生きものもいるし、守られる命もある。外で遊ぶピピ 外で過ごした経験のある猫は、飼い始めるとやっぱり外へ出たがる。今飼っているピピがそうだ。家の中だけに閉じ込めておくことが出来ない。 今回の迷い仔とほとんど同じくらいの時に、同じように窓の下で鳴いていたのを次男が家の中に入れてしまって飼うことになった。幸いなことに我が家はそれ以前にも猫を飼っていて、自由に外へ出してやっていたので抵抗なく飼っている。 飼い始めて間もないピピ。ギンに抱き着いて甘えている 弊害と言えば、三代目のギンちゃんが賢い猫で勝手に網戸を開けて出入りするので、夜中に蚊に悩まされることがしょっちゅうだった。サッシの重いガラス戸でも平気で開けて自由に出入りする。猫用の出入り口が設置できなかったのでしょうがないのだが・・。 左はピピが来る前のアンリで、途中から居なくなった。右は高齢になったギンで、スリッパなんか載せられて・・ 息子の家は完全に家飼いで、一歩も外へ出していない。そこに、この風来坊を連れて行って一緒に飼い始めれば、なにかと問題が起こるだろう。それを考えると簡単に「じゃぁ、飼おうか」という訳にはいかない。 また、猫だってみんな違う個性を持っているし、相性の問題もある。どんな癖を持っているか、どういう気質の猫なのかは全くの未知数で、飼ってみないと分からないのだが・・。 こんなことを書いている間に、カミさんがちゃっかり餌を与えていたらしい。ピピも近づいて網戸越しに鼻を突き合わせたり、子猫が身を寄せて来たりして、まんざらでもなさそうなことを言う。本当は自分が飼いたいのだ。 そうそう、ピピを保護したのも8年前の9月18日だった。小雨の降る午後、家にいた次男がソファーに座って、その猫を胸に抱いて嬉しそうにしているではないか。プライベート・ペットにでもするかのように勝手に飼う事を決めている風で・・。
2019.09.11
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♪ 野放しの狂気が夜を走りきて眼光ビームが足を竦ます‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 交通事故の多い愛知県は事故を減らすために、「パトネットあいち」を使ってこういう注意喚起の案内が送られてきます。過去5年間の愛知県における交通死亡事故を見ると・・・ 9月の特徴○歩行者・自転車の交通事故死者数が年末にかけ増加傾向○歩行者・自転車乗車中死者の7割以上が高齢者○日没後の午後6時台が最も多発 *9月は月初めと月末の日没の差が最も大きく、日が暮れるのが急に早くなると感じる時期です。*歩行者・自転車の方は、夕暮れ時以降はドライバーから見えづらくなります。 反射材の活用と明るい服装を心掛けてください。*ドライバーの方は、早めのライト点灯とハイビームを活用し、安全運転に努めてください。 これはこれで良いのですが一つ気になる、看過できない部分があります。 それは「*ドライバーの方は、早めのライト点灯とハイビームを活用し、安全運転に努めてください。」のハイビームです。 暗くなって歩道を歩いている時、正面から「ハイビーム」の車が来ると、目潰しを喰らって全く何も見えなくなる。瞳孔を完全に開き切っている状態で強烈な光を照射されるのだからたまらない。突然の真っ暗闇で・・。特に最近の車はヘッドライトが明るくなっているので尚更だ。 日の短くなる季節にウォーキングしていて暗くなってしまうことがあり、何度も経験がある。自分の足元も見えないので、とても危ないのです。 「道路運送車両法等」では、ロービームの正式名称は「すれ違い用前照灯」、ハイビームは「走行用前照灯」とされ、その照射距離は、ロービームは前方40m、ハイビームがその倍以上の前方100m先を照らすことができるものと定められており、その使用方法として、対向車や前走車が存在する場合には、ロービームを使用することとされている。(ここでも歩行者の事が書かれていない) 歩行者(対向車も)を見たらすぐ「ロービームに切り替える」のが常識だ。それが出来ていない車の多い事。マナー違反です。腹が立ちます。不親切というより人権無視の犯罪的行為とさえ思います。 この「歩行者を見たらすぐにロービームに切り替えてください」という一行を書き加えてほしいという要望を、「愛知県警察へのご意見・ご要望・苦情」のメールフォームで書き送った。 とに角事故の多い愛知県。「歩行者優先」の意識が県民に欠如しているように思う。「名古屋走り」という言葉がり、黄色信号は「とまれ」ではなく「注意して行け」と理解しているし、赤になっても突っ込んでくる。方向指示器など曲がり始めてから出す輩も多い。これ等を背景に、当然のように歩行者を邪魔者としか見ていない。横断歩道では殆どの車が停まらないのもその表れだ。(愛知県に限った事でもないが) トヨタ王国にあって、車を持つ人が優遇され(愛知価格が存在する)甘やかされてるんじゃないか。車を降りれば一歩行者になるのにそのことへは考えが及ばず、歩行者でいる時の自分を蔑んでいるんじゃないかとさえ思えて来たりする。車に乗ると人格が変わってしまう人が多いのかも知れない。 街灯が歩道ではなく車道の方を照らしているという不思議。全国的のことで、まさに「お車様」のための道路で、「歩行者は車の邪魔をしない様にしなければならない」という暗黙の決まりが、未だにあるかのようだ。 メールフォームに、「お寄せいただきましたご意見、ご要望、苦情につきましては、担当部署へ通知するとともに今後の警察活動に反映させていただきます。」という記述があるのを期待して、気長に待つことにします。★ 追記 愛知県警から意見を承った報告と、その意見への回答の電話があった。 ご意見はごもっともで、まさしくその通りだと思います。 パトネットの文面ついては、文言が多くなりすぎるので「活用」という言葉で留めてあります。 県警のHPに、「歩行者の方や自転車の方を幻惑させないように、必要に応じて こまめにロービームに切り替えるなど思いやり運転に努めましょう。 」ときちんと書いてありますし、企業や様々な団体での講習会でもその旨を説明しています。 重々承知の上でハイビームを活用してほしいことに的を絞っての記述になっています事、ご理解をお願いします。との事だった。 たった一行加えるだけの事でも、今から修正するのは無理なのだそうだ。配信には中電の「きずなネット」を利用している。
2019.09.10
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♪ お茶うけに梅干し食べてやり過ごす白露を穢すフェーン現象‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 9月だというのに昨夜は熱帯夜。まだ夏だと思っているのか、まだ未明の5時過ぎにツクツクボーシが鳴いている。 今日の日中、知多市では(名古屋も)、何と、36.1℃の予報が出ている。ベラボウめ!冗談はやめてほしいワイ。 この時期に35℃を超えるのは7年振りとかで、この年も台風の影響だったような気がする。 この猛暑、関東の南を北上中の台風15号に向かって、北西の風が吹き込んでフェーン現象を起こしていることが原因らしい。 よりによって8日は「『白露』で、野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める。」という時節。フェーン現象なんて似合わない。 午後3時以降はほとんど無風状態に近い。 比較的湿度が低いのでなんとか我慢出来ているが、身体も気分も秋バージョンに切り替わっている中でのこれだ。ほとほとウンザリ許せざり。二階の仕事場が暑くて、集中力が持たず作品作りが進まない。 時間が、もの凄いスピードでコマ落としのように進んでいく(5歳児の一日はさぞかし長いんだろうなぁ)。展示会まであと2カ月しかない。歌会始の詠進歌も出来てないし、気持ちは焦るばかりでモグラ除けの風車のごとく空回りしている。 「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、秋分の日(9月23日)までは暑いのだと心得るしかないか・・。
2019.09.09
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♪ 高齢者の目立つ日曜朝六時追い越しながら声をかけゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ♪ 口々に歩かないかんと言われててしぶしぶ歩く痛々しかり♪ 瓢箪が揺れおるごとく前をゆく杳き昭和のむごんの夫婦♪ 自殺せし子を思い出す目の前に柿の実ひとつ不意に落ちきて♪ 古希の記念に何を残すかいつもより坂道多く駆け上がりつつ
2019.09.08
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♪ 幼子が「今日のは半分」とひとりごつ「なんで」を添えて窓見あげおり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 5日の宵の口。遊んでいた孫が、ふと見上げた窓に半月が浮かんでいるのに気がついた。南南西にあったので西に傾きつつある月のようだ。半分しかない月を見て不思議を感じ、いつもの様に「何で~?」と。 ばーばが説明しようとするも理解させるのは不可能に近い。お鉢がこちらに回ってきたが、私とて同じこと。5歳の子に太陽と月の位置関係を口で説明しても面白くもないだろう。“模型でも作ってやろうか”と、一瞬思ったが無理だ。 翌日よく見れば、一つの星が従者のように寄り添っているのに気づいた。金星が月に近づくことがあるのでそれかと思ったが、時間帯や月の位置、形も三日月でもない。AstroArtsでチェックしたら、正しくそれを取り上げているのがあった。どうやら木星が接近していたらしい。6日の星の出没時間 8日には土星が月に接近するらしい。時間の経過とともに間隔が小さくなっていき、深夜22時ごろには約1度(満月2個分)まで近づくらしい。 これから空気が澄んで来ると、虫の声も良く通るようになる。夜遅くに夜露に濡れた草を踏みながら、空を見上げつつコンビニへ酒を買いに行くのもいいものだ。 しかし、それもまだまだ先になるようだ。来週一週間は暑い日が続くらしいので気を緩めないようにしないと。気温の一カ月予想
2019.09.07
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♪ 高気圧を支え育てる低気圧 時に怒りの台風となる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 未明まで降り続いていた雨が上がり、東の空が真っ赤に燃えて朝が来た。 今日も33度ほどになる予想。昔の真夏の気温がこんなもんだった。夏が二段階ある感じの昨近、今は残暑じゃなくて二段階目の夏が真っ盛りというところ。この暑さと、出っ放しのシャワーの様な雨。まるで熱帯地方そのものじゃないか。 “この暑さは台風がもたらしている”というが、海面水温が高いのがそもそもの原因だ。 いい加減ウンザリしている高齢者の私。チコちゃんに「ボーっとしてんじゃねーよ!秋なんてまだ先なんだからよー」と、叱られそうだ。 台風15号が東海地方を目がけてやって来る。今のところ、9日3時までの間に暴風県内に入る確率は東京の62%が最大で、東海地方は21~23%(静岡30%)程度の予想なので、あまり心配はなさそうだ。 卵から観察しているジャンボタニシ。藻をせっせと食べまくり、すっかり無くなってしまった。仕方がないのでホテイアオイを入れてやれば、これまた根や葉に取りついて喰い荒らしている。芥子粒のように小さかったのが、今では7~8mmになっている。 いつまで飼うつもりかって? さあねぇ。大きくなったら息子の家の水槽の掃除係りに2~3個派遣することになっているが、あとの20数個は処分するしかないだろう。何せ食欲旺盛なので糞の量も凄くて水がすぐ濁る。水替えも面倒だし、餌にも困るしなぁ。 ミユキメダカがせっせと卵を産んで、次々に孵化している。棕櫚の繊維を縛って、発泡スチロールに吊るしておくと、上の方に卵を産み付ける。それを水槽に吊るしておけば10日ほどで孵化するという訳だ。 本当は優良なものだけを選別してペアリングし、産卵させるのが良いのだけど・・。ブリーディングには水槽が幾つも必要だし、それだけのスペースも要る。なかなかそこまではやりたくても出来ない。 稚魚の水槽に「ボウフラ」が何匹かくねくねと上下している。蚊を繁殖させるわけにはいかないので、寒冷紗で蓋をしてやった。産卵させず、羽化しても飛び出せないように。メダカも成魚ならボウフラを食べるのでしょうが、生まれたの稚魚では無理だ。☆ ジャンボタニシが孵化した 2019年7月17日☆ ジャンボタニシの稚貝 その後 2019年7月25日
2019.09.06
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♪ バリアーを知らずに張っているらしい何から何を守りおる 我‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨夜の雷は凄かった。宵の口から鳴ってはいたがかなり遠かった。それが深夜の3時前後にはそりゃあもう物凄く、空をつんざき轟き渡り、絶え間なく鳴り続けていた。光ってから音がするまで3~14秒ぐらいだったので、340(m/秒)を掛けると920m~4760mで1~5kmほどのかなり近い距離。空全体で鳴りまくっている感じ。雷雲はかなり厚く、規模も大きかったのだろう。 雷が大好きな私としては嬉しかったが、何せ真夜中の事。轟く雷鳴をききながら雷光を眺めるようなことは、眠くて出来なかった。2時間前(4時半ごろ)の雨雲 どうやら三重県南部にかなりの雨雲と雷雲が掛かっていたようだ。 ずっと雷運が居座って鳴り続けている様で、昨夜はさぞかし物凄いことになっていたことでしょう。5時頃になってもまだ鳴っている。40分前 飼い猫ピピは、お祭りの太鼓の音が恐くてウーウー唸って隠れ場所を探してオロオロするのに、カミナリの音はまったく気にならないらしい。3時半過ぎに雨も雷も激しい中を、いつもと変わらない様子で二階の窓から出て行った。自然界で起こることは平気で人為的・人工的な異様音は神経に障る騒音でしかないらしい。 昨日は、サーッと雨が降ったかと思うと真夏並みの陽射しが照って、ヒステリック・ウィドーの様な不安定な天気だった。 すぐ横の網戸に蝉が止まって、夏も終わりを告げている。9月になって、それまでとは大きく違う顔を見せ始めている。4日午後4時半ごろ 上空と地上の温度差が大きくなって、大気が非常に不安定な状態。尾張東部・西部には雷と大雨注意報が出、一部では大雨警報も発令されていた。知多地方は(雨雲は無いものの)曇っていて、ひんやりと冷たい風が吹いていた。4日午後4時半の雨雲 東海地方を横切るように前線が停滞していたこともあって、南から湿った風が吹き込んで雨雲を大量に発生させていたらしい。 台風13号は東シナ海へ抜けるようだが、8日(日)から9日(月)頃は太平洋高気圧の勢力が後退する予想で、台風や熱帯低気圧が本州に近づきやすくなる。日本や海外のモデルで本州に近づく予想となっているものが複数あり、今後の動向に注意が必要。 14号が発生して西へ行ってしまった後、15号が発生して発達しながら日本へ近づく恐れがある。海面水温が高い状態が続いており、海水が蒸発して雲を生み、上昇気流によって低気圧がますます発達しやすくなっている。海面水温が平年より2度ほど高い状態が続いている 北海道沖の高気圧の動向次第で、15号がまともに北上してくる可能性がある。来週はまた台風に怯えなければならないかも知れない。
2019.09.05
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♪ 台風の生まれしニュース聞く夜を忍び根を張る名の知れぬ草‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近になってやたらに生えるようになった雑草がある。以前には見たことがなかったのに、この2~3年の間に急速に増えている。取っても取っても次々に生えて来る。 特徴的なのが葉の裏側。二回羽状複葉の小軸に棘があるので触るとくっ付いてくる。軍手などで扱うと厄介だ。 名前が分からない。“お近づき”になりたいならまず、名前を知ることから入るのが一番いい。この雑草とお近づきになりたいわけでもないけれど、とりあえず名前が知りたい。名前が分かれば素性が分かる。素性が分かれば生態が分かる。生態が分かれば好奇心は満たされる。美しい花でも咲かせてくれれば別だが、好奇心が満たされて愛着が湧いても困る。海外から入って来る花には、元々は雑草扱いされていたものなんかが結構あるので、ミイラ取りがミイラにならないとも限らない。 7月25日に草取りをした隣家の庭に、この名前を知らない草がたくさん生えてきた。以前はこんな草、見たこともなかったのに。急速に植生が変わりつつあるのかも知れない。多分、暑さに強い系なのだろう。元々は南部にあったものが、クマゼミのように北上を開始したのか。 異常な猛暑のせいで我が家のデラウェアは収穫できなくなり、今年は諦めて伐ってしまったが、近くにある巨峰の棚もこの時期になって収穫もされずに放置されている。やはり異常気象の影響は深刻さを増しているようだ。★追記 〇 分からなかった雑草の名が判明
2019.09.04
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♪ アマゾンの森林火災この星に病理の種の増えゆくばかり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 今朝も4時半起床。5時半過ぎの夜明けの空、珍しく雀たちの声がほんの短い時間、賑やかに響き渡った。と、思った直後、ムクドリの二つの集団が、バラバラっとスクランブルをかけたジェット機の様な勢いで西の方へ飛んで行った。 一日の始まりのお決まりのシーンなのかも知れないが、昨日は気付かなかった。野生の動物たちは、ただ本能に従って生きているだけのものでもないだろう。喜怒哀楽とはっきり言えるものではないにしても、感情に近いものはきっとある。また、そう思わないとつまらない。人間が特別の存在だとしてヒエラルキーの頂点にあるといっても、その下層にいるもの達との交感があってこそのものだと思う。 頂点にいるものが下へ降りていってコミュニケートを図る、その努力をしなければ始まらない。その逆はあり得ないのだから。 世界中で自国優先、保護主義が頭を跨げ、力で支配しようとする風潮が無くならない。同じヒト科同士で弱肉強食をしていられるのは、他からの攻撃を受けないで済んでいるからだ。 このまま地球が人類に破壊されていけば、最終的に地球そのものを敵に回すことになる。そうなって淘汰されるのは下層生物たちと共存共栄できない者たちに違いない。 アマゾンが山火事で大変なことになっている。地球の酸素の二割を供給しているというアマゾン。それを支配している人(ボルソナロ大統領)は、生きるためにその自然災害をむしろ歓迎しているように見える。森林開発の手間が省け、農地として活用するには好都合というわけだ。支配者は権力を利用して利益を独占しようとする、地球の保護などへは目を向けようとしない。 今年のアマゾンでの火災は8月までで74000件を超え、2018年よりも84%増加していることを指摘。これは2013年以降最大で、2013年の2倍に当たるとか。 火事が広がったそもそもの原因は、農地開発によって森林が乾燥し、植生が変化し、焼き畑が加速するという“必然”ともいえるもの。熱帯雨林と人間が住む土地との境界部分で起きているという。あちこちで歯抜けの様になったエリアが完全に一つに繋がった時、アマゾンは死滅し不毛の草地と化する。 ハリケーン「ドリアン」が現地時間1日昼頃、5段階の分類で最も強い「カテゴリー5」の勢力でバハマ北部のアバコ島に上陸。過去二番目の勢力。アメリカの東海岸沿いを北上する見通しで、米本土に上陸しない可能性も。 地球規模で天候異変が起きている。アマゾンの山火事は森林破壊で酸素供給が減るだけでなくCO2が吸収されず発生し、溜め込まれていたそれも放出される。乾燥が進めば回り回って生態系や天候にも大きな影響をもたらす。 大型ハリケーンもアマゾンの火災も原因は、「自然界で最も不自然な存在」である人間にある。
2019.09.03
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♪ あさまだきしじまに本を読みおれば網戸の向こうに猫あらわれり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3時半にトイレに行ってそのまま寝付かれず起きてしまい、明るくなるまで本など読んで過ごす。 9月に入ってめっきり秋めいてきた。葡萄を伐ったので狭い庭をよけい狭くしていた棚がなくなり、暗かった雰囲気から明るくなって気分が変わる。 それで昨日、暑くて何もする気が起こらずにほったらかしになっていた鉢植えを植え替えたり、久し振りの庭いじり。 種だけ撒いて出た芽が育たず、ちんまりとポットに収まっているオジギソウ。遅まきながらまともな鉢に植え替えてやった。芽挿ししてあった菊も鉢に移植したり・・。テイカカズラよりも葉が細長い こんもりと塊になって地を這っていたツル状の植物。テイカカズラの仲間なのか、家にあるものとは少し葉の様子が違うものを散歩中に見つけ、採取してきた。 それが根付いてツルを伸ばしていたのでこれも大きな鉢に植え。ハツユキカズラ、テイカカズラ、そしてこれの3種類のどこがどう違うのか。鉢に寄せ植えしてハンギングにでもしようかな。 パキラを外に出してあり、かなり大きくなって根詰まりしている。花を咲かせてみたいと思っているが、その気もない。パキラはもともと果樹やパルプ材にするような高さ20mにもなる高木らしい。上手く育てると、6~7月に淡緑色の花弁と200~250本の雄しべをもつ花をつける。結実して実が熟すと、果実が裂けて周囲にタネを飛ばすという。その可憐な花が見てみたいわけ。 あまり大きくしたくないので、根を切り戻して同じ大きさの鉢に植えてきたが、根元がかなり太くなっている。花を咲かせるにはもう一回り大きめの鉢にした方が良いのかも知れない。 実生の椿もしっかり芽が育ってきたので植え替えした方が良い気がしているが、どうなんだろう。 貰ってきたメダカ(ミユキメダカと楊貴妃)が順調に大きくなってきている。 ミユキメダカの方が、早くもホテイアオイの根に産卵したのには驚いた。別の水槽に移しておいたら先日孵化した。よーく見ないと分からない小さな小さな稚魚が2匹、浮遊する感じで漂っている。 産卵用に作った、棕櫚の繊維を糸で括って発泡スチロールに吊るしたものにも、さっそく産み付けてあった。 コアシナガバチの巣がかなり大きくなって、たくさんの蜂が世話をしている。雨続きで大変だったろうに、ようやく晴れてホッとしているに違いない。今朝の5時半ごろ覗いてみると、死んだ様にジッとして動かずまだ寝ている様だった。意外にも、蜂の朝は遅いらしい。6時半頃になってようやく動き出した。 先日、カメラを近づけていったら一匹がスッと飛びあがって、威嚇の飛行を始めたので慌てて退散。怒らせるとこの通路を通れなくなるので、なるべく知らんぷりする様にしている。
2019.09.02
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♪ 飢餓はなし生態系の頂に永らえて今、長寿を憂う‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 百歳以上の高齢者の数は、老人福祉法が制定された昭和38年には全国で153人だったが、昭和56年に千人を超え、平成10年に1万人を超えた。平成24年に5万人を超え、2018年は「69,785人」で、前年よりも2,014人増えている。左は棒グラフに、右は折れ線グラフに対応 nippon.comより 住民基本台帳を基にした2018年度中に百歳になる人は「32,241人」で、前年度よりも144人増えている。 百歳以上の高齢者のうち、「男性」は8,331人、「女性」は61,454人で、女性が88.1%を占めている。わが知多市の広報によると、今年(2019年8月15日現在)百歳以上の人は55人もいるらしい。市の人口は 85,294人。 これを見て “ウヘー!” と思わず声が出た。驚くべき数字だ。106歳が2人いて、104歳から順に2人、6人、7人、15人、23人とその数も、昨年から急激に増えている。大正8 9年生まれの人かな。 義祖父も今年94歳になるし、周りにも90代の人は沢山いる。自分も気が付いたらその中に入っていたりして・・。 市内で高齢化率がすでに30%を超えている地域が幾つもある。人口は頭打ちなのでその割合は増えていくばかりだ。 2019年1月1日現在(住民基本台帳ベース総人口)知多市の人口ピラミッドGD Freakより 知多市の2015年の総人口にしめる65歳以上の割合(高齢化率)は、25.5%で全国平均( 26.6%)よりも1.2ポイント低い。 今後、高齢化率は2045年までに11.0ポイント上昇し、36.5%に達し、おおよそ10人に4人が高齢者になると見込まれる。 知多市で20人以上、全国では毎年3万人以上が100歳となっていく。この事実をどう捉えるか。果たして喜ばしいことか? 介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」。男女ともに年々延びていて、男性は01年に69.40歳だったのが、07年に70.33歳と70歳を超え、16年は72.14歳まで延びた。女性は01年に72.65歳だったのが、16年は74.79歳まで延びたという。 日本経済新聞より 平均寿命と健康寿命の差は、介護などが必要となる期間。2016年の平均寿命と健康寿命の差は男性8.84年、女性12.35年もある。 脳血管疾患の患者が生活習慣の改善で減っているため、差が縮まる傾向にあると言う。かと言って縮まり続けることはないわけで、どこかで頭打ちになるだろう。 戦争を知らず、高度経済成長の恩恵にどっぷり漬かって、農薬や食品添加物、モータリゼーションや電化の波をかぶり、消費が美徳とばかりに便利の壺に嵌って生きてきた団塊世代とそれに続く世代。そんなに長くは伸びないかも知れない。
2019.09.01
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