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♪ ガングロの化粧を落とす心地して竹の油分と汚れを落とす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 庭への通路脇を、竹を使って格好良くイメチェンをしたいと思い、竹を採って来てある。その竹の油抜きをやってみた。 丸竹はこれをやらないと、割れたり虫が湧いたりするし、直に腐ってしまったりする。プロは竹の美しさを保つために、この下ごしらえは必ずやるらしい。 素人の私でも、やるからには出来る範囲で最善の事はしたい。とは言っても適当なもので、どんな感じなのかやってみたいという好奇心からに過ぎないが・・。 染色の工房にツインバーナーのガスコンロがあり、こんな事にも役立って・・。 表面を覆っている保護膜を、ガスコンロであぶって浮き上がらせる。ブツブツと泡が立って濡れた様に緑色が際立って来る。その浮き上がった表面の油膜と汚れをぼろ布で拭き取っていく。濃い緑色だったのを再度あぶっていると色が抜けて白っぽくなっていく。上の4本が油抜きしたもの。 田舎もんが都会の風に吹かれて垢抜けするように 全体の汚れと身を守っていたバリアが取れて竹の地肌が現れてくる。これを天日に干して完全に水分が抜けると全体が白っぽくなる。そうなればちょっとやそっとでは腐らず、竹のもつ美しさを長く保ってくれるという塩梅だ。 最初は、コンロに設置した風防の口の部分が広すぎて火力が弱くうまくいかない。それでクランプで締めて口をすぼめたら効率が良くなった。それでも結構時間がかかり、2m程度のものが15分ほど掛かかった。竹って、思いのほか泥が付いていて、なんだか不思議な感じがする。 全部で20本余りあるので二日かかった。ガスは使うし何の利潤も生まない、この手間と時間を浪費してアホかと思う。あなたも、そう思ってるんでしょう? 遊びとはそういうものです。損得を考えちゃいけません。ただひたすら無心で、楽しさを味わうの。面倒臭かったり難儀だったりしても、楽しいと思えなきゃやる価値はないね。人に何と言われようと知ったこっちゃない。 竹はけっこう曲がっているもので、それを真っ直ぐにする「矯め直し」というのがある。油抜きしてまだ熱いうちに道具を使って矯正するわけだけど、道具なんかないのでどうすべきか考えている。冷たくなっているのを再度温めるというのも芸がないが、しょうがない。 よほど酷く曲がっているやつを選んで、何らかの方法でやって見ようと思う。↓ で、やってみましたよ。これがけっこう上手くいったのよ。 竹の曲がっている部分とその前後を火で炙り、熱くなったところで2mの竹の端が掛かる所に渡す。その中心を手で押さえながらグーと体重をかけて曲げるわけ。少しその体制を維持したまま濡れ雑巾を当てて冷ますの。熱いままだと戻ってしまうので、冷ます必要があるわけ。 大成功! ちゃんと直ってる。まだ曲がっているところが残っている場合もあって、再度その曲がっている部分を熱して同じ事をやる。これでほぼ真っ直ぐな竹になった。 しかし、あまり太いのは無理で、体重をかけて曲げられるものでないと出来ない。そりゃあそうだわな。熱するのも適当で、そんなに熱くはできないのだから本格的なことは無理に決まってるが、理屈が分かっていれば何とかなるって事だね。
2019.01.31
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♪ 二年越しにサンタにお願いした孫のピアノ練習ばあばの出番‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小さい時からピアノに興味を持っていて、山下洋輔風の即興パフォーマンスを見せジージとバーバを大いに笑わせていた孫。 「ピアノが欲しい」と、3歳のときからサンタさんにお願いしていて昨年もお願いしたところ、ようやく夢がかなって大喜び。両親と両方の祖父母が出し合って、クリスマスに届くように手配したもの。 せっせと練習するかと思えばなかなかそうはいかない。まだ音符の読み方が分からないので、その辺りからじっくりと教えていくことになる。 孫を預かる日にばーばが教えることになるわけだが、身内はどうかすると甘くなりがち。「練習するよ」と言っても、気が乗らないと「やらなーい」とはぐらかす。 ピアノを買う前からいじってはいたので、昨年は「お正月にみんなの前で発表だよ」と、音階を覚えさせていた。口では出来ても、鍵盤でその通りに弾くのはなかなかで・・♪ あそびながら口にでてくるおんかいのドレミファソソソそふぁみれどどど 正月になって、みんなの前で、覚えた音階を指で辿るようにして弾いていた。どこまでやる気を出して来るか、楽しみに待つことにしよう。 ママは学生時代に吹奏楽でクラリネットを吹いていたらしいし、爺も婆もバンドをやっていたので、何も出来ないのはパパだけ。この際「孫と一緒にピアノを練習しようかな」と、前向きな意思表示をみせた。正月という新鮮な気分がそう言わしめたのかも知れないが・・。三世代バンドが誕生するかもしれない。 孫が高校生になるころ、私は一体幾つになる? あと十数年となるとー、おやおや80を優に超えてしまうなぁ。あっという間に来そうな気もするしなぁ・・。今はギターもロクに弾けないし、何かしてないとのけ者になるぞ・・。
2019.01.30
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♪ 遠慮せず臆せず頼り平静は自己を貫く猫とし生きん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 朝方、ピピが外出から帰って来てわたしの布団の上に乗って来ることがある。カミさんの方に行く時もある。最初、その違いの意味が分からなかった。分け隔てないように気を使って、両方に行くようにしているのかとか。まさか、そんな事はないだろうと観察していたら、大概はカミさんが起きると一緒に階下に下りて行く。どうやら腹が減っていて餌が欲しい時らしい。 そんな日は、夜中にエサを食べに戻ってきて階下で「餌がな―い、腹減ったー」と鳴いている時だ。寒いし、面倒だし、無視していると諦めて、また外に出て行く。明るくなった7時前、寝ながら手を伸ばして撮った。 足元から乗ってきて、そこに留まっていてくれればいいものを、何故か顔の近くまで移動して来る。そこで、前足の爪を立てて揉むようにしながら、おっちらおっちらと上下させる。1分以上やっている。 それからドカッと横になって体を凭れかけるのでこっちは身動きが取れない。背中が密着して暖かいのだろうが、こちらは窮屈だし重たい。寝返りもままならない。強引に寝返りを打つと凭れていたのが解かれて、ピピの体がその位置を占拠することになる。起きる時間だし、身体を起こして半分抜けだしたところでパチリ。 ヤツは何事もなかったように、微動だにしない。これ以上の幸せはない極楽三昧。鼻を塞いでも起きないんじゃないかと思うほどに熟睡している。羽毛ふとんの上に毛布が掛けてあるので、そりゃあ暖かいわな。 餌を食べにカミさんと階下に降りと朝は、ストーブの前に陣取っている。その後、二階に上がって来てくる。布団に風を入れるため設えがされていないと、PCの前の私に訴えて来る。「寒いのに、寝る場所がにゃーい」「何とかしてー」とうるさい。 しかし、炬燵に入ることは滅多にない。細かい毛が密集しているので結構寒さには強いらしく、炬燵は暑すぎるのだろう。ストーブの前に寝ていても時どき外に出ては、火照った体を冷まし、また当たっている。このまま昼ごろまで起きてこない。 甘やかしすぎたなぁー。何でも言いなりだ。カミさんなんか「かーわいーい!」なんて言いながら頬ずりしてるし、餌も欲しがるだけ与えている。「寒くなーい?」と言いながら炬燵布団を捲ったりしているし・・。 猫にはそうしたくなる、そうさせる何かがある。 猫の「ツンデレ」は自己本位の究極の理想形だと思ったりする。人間社会ではさすがにここまで極端では通らないので、その中間を織り交ぜていく。 困った時は遠慮せずに他人に頼る。それ以外は他人に左右されず、自己を失う事無くマイペースで。 猫の人気が高まるのは、そこに理想の世界を見出すから。憧れであり、リスペクトできる身近な師匠なのだ。 27日にはこう詠んだ。「こんな感じで行きましょうよ!」という意味を込めて・・♪ ツンとデレだけじゃ淋しい三つ目の顔を加えてリベラルをゆく
2019.01.29
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♪ 語尾の〈て〉が耳に残りて車窓にはおみな語れるけものおる山‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 岐阜は隣の県なのに飛騨と美濃の区別が分かった様でよく分からない。郡上は確か美濃で高山は飛騨だったか。それじゃ先日行った中津川はどうだったっけ? それで調べてみれば、こんな風な区分けになっていることが分かった。 中央線を利用するし中央自動車道もよく走ったものだが、位置的なものとなると県境とか市の境などは全く分かっていない。この図を見て、中津川は岐阜の外れにあって長野との県境にある。そう、あの恵那山トンネルをくぐればそこは長野の飯田市へ抜ける。 恵那山トンネルは中央道のかなり高いところを通っていて、抜けて南下してくると眼下に恵那市が見えて来る。その山々に囲まれた盆地に傾斜を成して広がっている佇まいが好きだった。 周りが山だけに獣がそこここに現れ、カモシカやイノシシに出会うのは珍しくもないことらしい。日本料理店で猪の肉の話が出て、一発で仕留めたものでないと美味しくないという。何故かと聞けば、暴れ回って全身に血が回ってしまうと血抜きがうまくいかず、肉が不味くなるらしい。この店では2-3歳のメスしか料理に出さないんだとか。柔らかくて臭みもなく美味しいらしい。大きくなったのは固いし臭みもあってダメだという。 鹿の肉も同じ様なことが言えるのだろう。時期と肉の部位によってはかなりの美味だと聞く。以前、頂いた肉をフライにして食べたら旨かったこと。駆除したからと獲った獣の肉が必ずしも美味しいとは限らないようで、ジビエと謳って料理に出すものはそれなりのものでなければ期待を裏切られる。先日行ったエリアの北方 高校の時に「田立の滝」でキャンプしたことがあるし、南木曽の駅をスタートし、妻籠から馬籠まで歩いたこともある。中津川まで歩こうと思っていたが、疲れてしまってヒッチハイクに切り替えて駅まで行ったことなどを思い出したりした。それほど身近な存在のこの岐阜と長野の県境。 妻籠・馬籠は今、外国の旅行者であふれているらしい。何故だか白人が多く、京都などのようにアジア系の観光客は少ないという。ネット上に最初に情報を載せたのが白人だったのだろう。
2019.01.28
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♪ ツンとデレだけじゃ淋しい三つ目の顔を加えてリベラルをゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ “周りと同じでなければいけない” という感覚で凝り固まっている日本人って、一体何なんだろう。 自然災害の多い島国で、事あるごとに辛酸をなめて生きて来た中で培われた、同調精神なのかも知れない。火山国ゆえに山岳の占める割合も高く、山と山の間の盆地や川の流れる谷あいの限られた場所に居を構えて生きて来た。平野がないところも多く田畑を維持するのも大変なところへ、台風や地震に見舞われ、日照りや冷害に加えて水飢饉などもある。 都に住む公家や町人とは違って、農村に住む人々は少ない土地と田畑に命を預けて細々と生きて来た。災害が起これば地域が手を取り合って助け合うことで何とか生き延びて来た。そんなところでは、村とい集団の一部となって個人の自由など許されない。少しでも掟を破れば村八分となって困窮するばかり。そんな同調圧力が日本人の体に、DNAの中に組み込まれているのだろうか。 現代になっても、心とは別のところでその因習が顔を出し、出る杭は打たれるべく弾圧をしようとする。異質なものとして排除しようとし、それが正しい事なのだと疑いもせずただ単に無意識の行動として現れるから始末が悪い。 高齢者だけならまだしも、若者らにも染み付いている。家庭、地域、学校など諸々の環境に滲み込んでいるものが、子供が育っていく間に体の中に刷り込まれていくのだろう。 いじめをするのは、殆どが自分を認めてほしいという自己顕示欲から来ている。それは大人も子供も変わらない。強いものに立ち向かうのは骨が折れるので、安易な弱い者をいじめることで優越感に浸る。裏を返せば劣等感の表れでもあるわけだ。 いじめをする子の家庭には問題がある場合が多い。自分を認められていない、居場所がない、家庭不和など何らかの違和を抱え、心の中の得体のしれない齟齬と戦っている。アメリカの研究では、タバコを吸う人の多くは精神的な問題を抱えていると言われている。それと虐めは同根のものなのかも知れない。 同調圧力と虐めがセットになるのも日本独特の特徴なのか。ネットでの炎上を一概には言えないが、虐めと同調圧力とが根底にある事は否めないでしょう。匿名という隠れ蓑を着てはいるが、ハンドルネームでの自己顕示に他ならない。抑圧されている何かから自分を解放する手段として、ネットに書き込んでは憂さを晴らしている。賛同と注目されたい一心で一生懸命なのだ。 こいつらはバカだアホだと言うのは、煙草を吸っている人にバカだアホだと言っているのと同じ事になる。 心に虚ろな穴があるのを自分では気付かずにいる。 それは誰にでもあるものかも知れず、その穴に気付いた時から人は人として生き始めるのかも知れない。
2019.01.27
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♪ 恵那山をながめて暮らす古希おみな麻の布帛を慈しみつつ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 週末しか開館していないとのことでなかなか行けずにいた内田美恵子さんのパッチワークの作品展を、付知まで見に行って来た。この作品展について昨年12月18日のブログに書いてある。 何十年振りかに金山から中央線に乗って、しばしの旅気分。9時過ぎの下り列車は空いていた。 SLでスキーに行ったりキャンプに行ったりした高校時代が懐かしい。長野までの夜行列車では、途中の塩尻駅で長い停車時間があり、その合間にホームで月見うどんを食べるのがなんとも旅情を感じて楽しかった。今は列車運行が途中までしかないのが当たり前になって、鈍行の長旅なんて出来なくなった。なんとも淋しい限りだ。 そんな事を考え乍らの快速電車は1時間ちょっとで目的地に着いてしまい、本を読む時間もないくらいだった。 内田さんが駅まで迎えに来てくれ、付知の会場「熊谷榧つけちギャラリー」へ。けっこう遠い。 着いてみれば閑散としていて、受付の女性がいるだけ。週末の金・土・日の3日しかやっていない理由が分かる。内田さんによると、元々は熊谷守一美術館だったところで、どんな理由かよく分からないが作品が個人のものになり、移転して新たな美術館を建てて展示しているとか。市の文化財なのに所有権が個人に移ったのは理解できないとの事。 地下への入り口 それで、このギャラリーの「熊谷榧(かや)」の名は守一の娘さんのことだそうで、彼女の作品を展示しているものらしい。それだけでは集客できないので、合間に半分だけ他の人の作品を展示することになり、彼女に声が掛かったらしい。気が進まなかったが、蚊帳を使った作品があるので「かや」つながりで受けることにしたとか。 重い鉄の扉を開けて入ると地下へ下りる階段があり、まず内田さんの作品が並んでいてその奥に榧さんの油絵が展示してあった。「第一回原田泰治の世界をキルトで遊ぶ絵画キルト展」 大賞受賞作品「とうちゃんのトンネル」 この作品の現物を見るのは初めてで、様々なテクニックによって手触り質感が立ちあがり、その密度の濃い画面に引き付けられた。黒の麻布がよく効いていて画面に緊張感があり、流石だなあと感心してしまった。 内田さんの作品は古い蚊帳を使った額装のものが殆どで、半具象の構成と配色が素晴らしい。彼女ならではのもので、誰も真似ができないに違いない。色のセンスは持って生まれたものかも知れない。私が染めた色が良いと言うが、その素材を生かすも殺すもそれを扱う人のセンスに掛っている。照明が暗くていい写真が取れなかった。 作品を見て “あんな作品が作りたいので教えてください” というような電話がかかって来るらしく、 “あんな作品ってどの作品?” 自分の感覚で作っているので、簡単に教えられるものじゃないのに安易に言って来る、断るのに骨が折れるとぼやいていた。 また、額と麻布ばかりをみんなが褒めると言うので、それは歪曲されたある種の誉め言葉なんだと思うよ、ちょっと捻くれていて、ストレートに褒めたりしないだけなんじゃないかなぁと・・。 予約をしてくれてあった「美菜ガルテンふるかわ」という日本料理店へ。別の場所にあったが空き家となっていた民家を見つけ、思い切って2年前に今の場所に移転して来たらしい。座敷からの眺望がすばらしく、やや左に鎮座している恵那山からの山々が広々とした空の向うに連なっている。 季節ごとにかなり凝った料理を出すようで、とても贅沢な会席料理が味わえる。「すんき」という塩を一切使わない漬物を自分のところで漬けが、今年は暖かすぎて上手く出来なかったとか。 「鯨波」という珍しい名前のお酒を頂き、腹いっぱいになって最後のご飯は半分も食べられなかった。 その店を出て次は、落合にある「蔵茶房かわらや」でバッグ100人展というのを見に行く。店主と内田さんが企画したもので、これが大当たりだったらしい。オープン3日目のこの日、満席状態が続いていて内田さんは来客の対応に大わらわ。2階の展示スペースはあまり広くない。そこにバッグが所狭しと並んでいて、それはそれは見ごたえがあった。 様々な作家に声を掛けたらしく、その作品も多種多様。紙の米袋、Gパン、皮、段ボール、モラ、古布のパッチワークなどなど、およそバッグとして考えられるものは網羅されているかと思うくらいなポップな空間。値段も高くないので売約済みとなっているのも結構あるらしい。 冬の端境期だけの企画展で、通常は2階も客席となっている。最近は店の知名度も上がっていつも賑わっているらしい。 この100人のバッグ展は2月4日まで。蔵茶房「かわらや」 岐阜県中津川市落合1020-1 何だか内田さんの忙しい時に行ったみたいだし、食事をご馳走になりお土産までいただいて恐縮してしまった。私としてはとても楽しかったので、今度は是非こちらに来ていただいて歓待したいと思う。
2019.01.26
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♪ 《良いところだけを見なさい》欠点を治すことなど出来ないと言う‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 資本主義社会は膿み、民主主義は腐りかけている。患部はかなり酷く腫れ上がり、下半身は鬱血して栄養も届かず壊疽を起こしかけている。朝日新聞 1月22日 国際NGO「オックスファム・インターナショナル」は21日、2018年に世界で最も裕福な26人の資産の合計が、経済的に恵まれない世界人口の下位半分(約38億人)の資産合計とほぼ同じだとする報告書を発表した。格差拡大に歯止めをかけるには富裕層への課税強化が必須とし、スイス・ダボスで22日に開幕した世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で対策を呼びかける。 同団体がスイス金融大手クレディ・スイスのデータなどをもとに推計したところ、経済的に恵まれない世界人口の下位半分の資産合計は1兆3700億ドル(約150兆円、18年4~6月期)。米経済誌フォーブスの長者番付と比べた結果、上位26人の資産合計とほぼ同じだった。また、下位半分の資産合計は対前年比で11%減ったのに対し、超富裕層約1900人の資産合計は18年3月までの1年間で12%増えていた。 オックスファム・インターナショナルのウィニー・ビヤニマ事務局長は朝日新聞の取材に対し、「富裕層の税負担が軽すぎることが富の集中を生んでいる」と指摘。世界人口のうち最も裕福な上位1%の資産に0・5%課税すれば、年4千億ドル(約44兆円)余りが集まり、学校に行けない2億6200万人の子どもの教育に加え、医療サービス提供で330万人の命を救うことができると強調した。(ダボス=寺西和男) 手にした金をどう活かすかも問われるわけですが、自己しか目に入らない自己免疫過剰体質には、すべてが敵とみなされて問答無用に排除されるばかり。
2019.01.25
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♪ 南天の実の赤々と輝きて野鳥の羽の膨らみゆかん‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 野鳥に上げるミカンを採って来たN氏は、さっそく餌台に乗せてやった。一時来ていたメジロの姿が最近は見ないが、ジョウビタキが時どきやって来ては葡萄の棚に乗ったりする。オスとメスが来ているのでどこかで営巣しているのだろう。 何を食べにやって来るのか分からず観察していると、目の前にある隣家の南天の実に飛びつき、空中でパクッと咥え葡萄の棚でくいッと飲み込んだのを目撃。 ああそうか、あの赤い南天がお目当てだったのか。でも、どちらかと言えば昆虫や毛虫などの方が好きじゃなかったっけ? この時期はそんなもの口に出来ないので、こういう木の実も今はご馳走なのだろう。 この周辺に縄張りを敷いて子育ての準備をするジョウビタキ。可愛いもんだ。 ある日、二度ほどジョウビタキが餌台に乗ったのを目撃。ミカンには目もくれず、直ぐに飛んで行った。メジロやヒヨドリと違って、ジョウビタキは水気のある果物類は好きじゃないらしい。 それじゃあ彼らが好きなものを乗せてやろうと、「野鳥のまき餌」なるものを見つけて買って来た。色んな実(トウモロコシ、アワ、カナリアシード、ヒマワリ、青米、小麦)がミックスされていて、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ヤマガラの絵、ホオジロ、シジュウカラ、オオルリまで描かれている。カーマで600円ちょっとだったがネットでは480円前後で売られているらしい。 さっそく餌台に乗せたら、ジョウビタキがやって来た。ちょっと突ッついて直ぐに行ってしまった。警戒してるのだろうか。慣れるまで少し時間がかかりそうだ。餌がある事が知れ、慣れてくれば、色んな鳥がやって来るだろう。鴬が来たこともあるし、脂身があるといいと聞いて、ラードなんかも乗せてみたけど、食べるだろうか。 餌台がだいぶくたびれて来た わが家の庭は狭くるしいが、隣家の庭が広いし人の出入りが無いので、野鳥にとっては楽園だ。色んな鳥がやって来ては、なにやら餌を漁っている。 ヒヨドリも今年は餌が豊富にあるらしく、まだミカンを食べに来ていない。 最終的にはこの実を全部食べ尽くすのが何時ものパターンだが、今年はそのままンもこるかも知れない。 そういえば3日程まえ、家の庭の人工芝の上にキジバトらしき幼鳥が血だらけになって死んでいた。こりゃあピピの仕業に違いないが、一体どこで捕まえてきたのだろう。どこかに巣があってその巣に登って獲ったのに違いないが、近くにそんなものは見当たらない。 オス猫はメスと違って行動範囲が広いとは聞くが、狩りの方はあまり上手ではない。地面にいる鳥ならまだ分かるが、まだ羽根もろくに生えていないのだからねぇ。キジバトの成鳥を捕まえてきたこともあるので、巣の在り処を知っているのかも知れない。 庇の下に設置した巣箱の上に乗っていたのは初代のチャミー。メス猫でとても狩りの上手いやつで、四十雀を捕まえて喰っちまったことがある。それ以来、四十雀は寄り付かなくなった。 餌で鳥を寄せて、それを猫が喰っちまうなんて、まったく不条理な話だぞー。N氏よ、何とか言えよ!
2019.01.24
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♪ サイホンが使われている送水路岐阜から知多へ命をつなぐ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ N氏は、ボケーッとしているうちに5日も空いてしまったと、ぶつくさ言いながらウォーキングに出かけていった。10日前に行った佐布里池の様子を見るのと、野鳥に上げるミカンを採って来るという目的もあったらしい。 風は少しあったがわりかし暖かい。綿のマフラーをしていったら暑くなって、途中で腰に巻き付ける羽目になったとぼやいていた。これで本当に大寒?スキー場が嘆くのも無理ないわ。 佐布里池に着いてみれば、なんか何時もより人が多い。何か有ったのかと見回してみてもそんな事は無さそうだった。池の水を抜くという話が広まっていて、散歩がてらに様子を見に来る人が日に日に増えているようだ。 ① 排水口 左画像 拡大します。 底の方の水を最後まで抜くための排水口がどこかにあるらしいと聞いていたが、どうやらそれらしいものが見えてきた。 かなり水位が下がって浅くなり湖面も狭まって、野鳥の姿が多くなった気がする。川鵜が盛んに浮き沈みして魚を追っているし、以前には見られなかったアオサギやシラサギなども沢山いる。 カモ類も剥き出しになった斜面で日向ぼっこをしているし、このぐらいの水位が水鳥にとっては丁度良く、満々と水をたたえたものよりも却って都合がいいのかも知れない。10日前の様子 同じ場所から撮った下右の写真と比較すると、水位がいかに下がっているかがよく分かる。② 梅林下の遊歩道回り 左の写真から、右の写真の方へ続いている。 この遊歩道の上が梅林で、護岸に添ってずらーと、鉄パイプが打ち込んである。これは、これから防護柵を設置するためのもので、一般の人が下へ降りて行かないようにするためのらしい。工事期間が2年間と長く、その間に何が起こるか分からない。 間もなく「佐布里梅まつり」も始まるので、好奇心から下りて行ったりしないようにと、危険防止に万全を喫するする必要があるのだろう。景観がどうのと言っている場合じゃないか。 N氏は話好きなので、ついつい色んな人に声を掛ける。散歩がてらに様子を見に来た近所のおばあさん二人と立ち話。 ここは元々、畑や田んぼだったらしい。電気も通らない一軒家が建っていて、よく遊びに行ったんだとか。梅林は伊勢湾台風の被害に遭う前は今よりもずっと立派なものだった、と往時を懐かしんでいる。③ 橋の上からの眺め。 彼は、昔を知っている人にとって、佐布里池の水が抜かれてゆくのはとても感慨深いことだろうなあと、しみじみと納得。 あの一軒家はどうなったのだろうと言いつつ、話題が橋の方へ移っていった。橋の上からは色んなものが投げ込まれるらしく、自転車を放り投げたのが目撃されたりしているとか。すでに古タイヤが投げ込まれているのが見える。最後に何が出て来るか、地元ではいろいろ噂されているらしい。 自殺した人もあったとかで、その時はすぐに死体が上がったという。 N氏は、「水死体は、体内で発生したガスで、必ず浮かび上がってくるのでねぇ」と知ったかぶり。 おばあさんたちと別れて橋を渡る。それですんなり池から離れるなんてことをしないのがN氏の悪い癖。管理用の脇道へ入って行く。“これより先は云々” と、注意書きがあるのも無視して・・。 すると、水路に出くわす。愛知用水らしい。④ 「加世端開放路」の看板がある 愛知用水は佐布里池が終点ではなく、知多半島の先まで通じている。その経路がここらしく、ここから先へ通す水路らく、北側にある取水口を通過してこちらまできているらしい。 ぐーっとカーブしてきて、ここで終点になった。この先は池の土手で、底へ向かって落ち込んでいる。廃線の鉄路がスパッと切られた様になっていて、空になりつつある池が平がっているばかり。 どぅなってるの?? ─と、欽ちゃん風に呟く─ 〇〇サイホンと書いてある。そうだか、サイホンか! いつだったか、ここに書いたことがある、サイホンの原理を使った愛知用水の送水のこと。こんな所で出合うなんて! 10日前に見たあの取水口から繋がって、ここへ来ているのだ。⑤ サイホン あれだ、あの向こうに見えるのがそうだ。かなり距離があるが、この池の下を通ってここまで来ているのだ。⑥ 反対側 大府、東海市を経て、七曲がりの道路下のトンネルを通って出て来る場所。左の水路の先が右の給水口に通じている。この先端がサイホンになっている。 ここから池の下を通って向こう側に出るというわけだ。佐布里池への給水口は閉めていても、下流へは水を通す必要がある。 愛知用水は木曽川から南知多まで、幾つかの大きな池(貯水池)への給水を兼ながら、サイホンの原理を幾つも利用して巧みに導水されているのだ。東郷調整池は「愛知池」の事 N氏は探索が好きだ。自分の目で確かめないと気が済まないなんて、都合のいい時だけ言っては勝手なことをする。ウォーキングだって、ただ無目的に歩くということはしない。何かしら目的を持って出掛ける。逍遥とか彷徨とか言って気取っているが、老いに逆らって体を虐めてるだけかも・・。 この日は野鳥に上げるミカンを採る目的もあって、以前から見つけてあった放置されて誰も収穫しないミカンを採って来た。大きな実で甘くて美味しいみかんで、ビニール袋半分ほどでもかなりの重さ(計ったら1.6kg)。それを5km先の家まで持ち帰るのには、かなり骨が折れたらしい。 収穫時期もかなり過ぎていて、ふにゃっとしてしている。見てくれも悪い。 疲れた足で1.6kgのミカン袋をぶら下げて歩いて来たわけで、そりゃあ草臥れるわ。往復で19,000歩だ。野鳥のためにここまでやるかー? 実っているのに誰も採らないなんてもったいないし、ミカンにも申し訳ないじゃん?と、真面目な顔をして言っていたのが可笑しかった。
2019.01.23
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♪ 赤(あか)色を味(あじ)わいおれば切(キ)りもなく無(ム)上の漬物長(チょう)寿のおかず‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ キムチを漬け込んで9日目。かなり水が上がって来ていたので石の重しを外し、ちょっと味見。浅漬けが好きな人ならもう食べられそうな感じ。 70になってあまり辛いと胃に負担になるので、甘味を加え、辛さを控えてある。辛いほどいいという人には向かないが、辛いのが苦手な人には手ごろな味のものが出来そうだ。 気温が高いので発酵も早そうで、もう一週間ほどで食べられる。楽しみではあるが、その後の管理が問題。大寒を過ぎて今週末に寒波が来るとは言うものの、2月に入ると暖かい日が多いらしい。 よくよく発酵したのが好きなので、その状態を保つには冷蔵庫に入れて置く必要があるがそれが早まるかもしれない。野菜室に入れることになるが、匂いが付くし場所も取る。でもまあ仕方ない。高い確率が40%東海地方の1か月《1月19日(土)~2月18日(月)》予報1週目 : 1月19日(土)~ 1月25日(金)2週目 : 1月26日(土)~ 2月 1日(金)3~4週目 : 2月 2日(土)~ 2月15日(金)期間の前半は、気温の変動が大きい見込み。ああ、早く食べたい!!
2019.01.22
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♪ 植物も生きているもの生類に加えぬわれらは何様なるや‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 息子の家に実生で育てた「いろはカエデ」の苗を植え付けてきた。息子の庭にモミジを植えるのは、本人の達っての願いだった。 生憎小雨が降っていたが、この日にどうしても済ませておきたかった。 2015年の4月に種を蒔いて首尾よく発芽し、大事に育ててきたもの。4年目を前にして漸く地植えとなったもので、まだ苗は小さく35cmもないくらいのもの。鉢植えでの根がしっかり回っていたので大丈夫だろうと思う。 植える場所はだいたい決まっていたが、粘土質の土が盛ってあるのでそのままでは具合が悪い。大き目の穴を掘り底に枯葉などを入れ、腐葉土とバークたい肥、鶏糞、燻炭、化成肥料などを混ぜて埋め戻し、いざ植え付けようとしたら穴が深すぎて具合が悪い。少し盛り土になるように植えた方がいいとの情報を得ていたので、それじゃ拙いわけだ。 埋め戻した土をもう一度掘り返して、元の土と腐葉土を混ぜて嵩を増やしす。そこへ再度最初の土を入れて土の面より高くなるようにして植え付け。 掘り返した粘土質の土を穴の周りに埋め戻し、こんもりと盛り上がるように整え、たっぷりの水をやって完成。 夏のカンカン照りを嫌うらしいので、苗の根元に暑さと乾燥防止の腐葉土をたっぷり置いた。苗の成長過程 1年目 2年目3年目の昨年5月、鉢に寄せ植え。この時、幾つかの寄せ植えのうちで一番大きかったのが今回のもの。 夏になるとイネ科の雑草が蔓延る。昨年の秋にだいぶ引っこ抜いてあるものの、地下茎はまだ残っている。掘った穴の周辺は1-2年は大丈夫だとしても、いずれは地下茎がその勢力を伸ばして来るに決まっている。そんなものに負けないで無事に育ってほしい。 松の剪定をして風通しがよくなり、環境が良くなったせいか貧弱だった梅も勢力を取り戻し、いい雰囲気で新芽を伸ばしている。たくさんの蕾も付けているので早春の最初の花として開花するのが楽しみだ。 やはり、庭をそれなりの風情に保つには、怠りない手入れが必要らしい。息子にもその辺りの事が徐々に分かってくるだろう。分かってくればそれはそれで楽しみが増えるが、手間もかかって来る。庭師なんかに頼らず自分で好きなように形作って行けばいい。美大で環境デザインを学んで来た息子にすれば、願ってもない恰好の材料が目の前にあるのだ。
2019.01.21
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♪ 過去にのみ居場所のあるを疑わず時の流れに背を向ける人‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 時間は前から流れて来て、後ろへと過ぎ去っていく。船の舳先に立ってその流れに立ち向かうのが人生だと、私は信じている。 鴨長明の方丈記、「ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。・・・」のように、すべては時と共に流れ去っていく。 その流れ去っていった過去に固執するほど無意味なことはない。しかし、その過去に縋って生きている人のいかに多いことか。過去の来し方を褒めてもらうことで、自分の存在意義を見出そうとする。碁会所に通い、碁を差しながら自分は “どこどこの大学を出た” とか “有名企業の部長だった” と自慢しながら、相手と比較しあるいは相手を見下しては満足する。 ゴルフ場やクラブなど様々な社交の場で、日々同じことが繰り返されている。過去の経歴を捨てられず、過ぎ去っていった思い出の中に生きている人々。 この様な人々は “生きた屍” 同然であって、脳は活性化されることなく間違いなく呆け老人になってゆく。 脳の為には、新しいものにチャレンジすることが一番いいわけで、思い出の中に埋没しては脳が死滅し萎縮してゆくばかりだ。 口先でいくら大ぶろしきを広げて見せても、脳の活性化には繋がらない。好奇心と探求心をもって、例え小さな事でもやった事のない事に挑戦していくことが必要。過去なんか披歴して自己満足したところで、周りの誰も喜ばないし魅力を感じることもない。 立派な葬儀をするのは(亡くなった人の供養もさることながら)、残された人々の心を静め、癒すためだ。有名人の「お別れの会」にしてもそれは明確なこと。 「立派な葬儀をしてほしい」と言い残して死んでゆく人は、案外少ない。有るとすれば、残された人たちが肩身の狭い思いをせずに済むための方便に過ぎない。 一線を退いてからもまだ存在を知らしめ、生きて来た証しを認めてほしいという思いは、一体どこから来るのだろうか。過去に未来はない。当たり前の事なのにそこへ焦点が当てられる。歴史に名を残こそうとする足掻きにも見える。 現世の水面から、過去という水中に潜って魚を追い、未来という空中に飛び出してゆくという夢。「川鵜的幻想」とでも名付けましょうか。
2019.01.20
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♪ ジェンダーやセックスまでも均されていよよ消えゆく末世ならんや‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ わが家で孫が、保育園のスモック姿で遊ぶのを見るのは初めて。 制服が個性を隠してしまうのは幼児とて同じらしく、何だか別の子どもの様に感じる。 女の子を育てた経験もないしカミさんもピンクの服なんか着たことがないので、薄いピンクの服がなんだか新鮮に感じるわけだ。 “女の子なんて育てる自信がない” なんて、ずうっと言い続けていたのを思い出す。想像しただけで、“可愛すぎて食べちゃうんじゃないかとか” とか、思春期から成人へ変わりゆく時期に起こる諸々のことを思うと、息苦しくなってくる。彼氏が出来て、娘をかっさらって行くという悲劇を想い、人生論など語れないヤツだったらどうしようとか・・。 成人なりたての、娘と同じぐらいの女性とみだらな関係を持つなどとてもできなかった。そんな自分のクソ真面目な性格が、そのようなアホな幻想を抱かせたのだろう。 女性は、男とは全く違う生き物だと意識した思春期から、そのイメージが抜けるまでには随分の時間が要った。ようやく並列の存在として見られるようになったのはごく最近で、相手側の立場になって物事を考えられるようになってからのことだ。 女性は男にとっては喜ばしい存在であり、娘、おんな、女性、婦人、淑女、女優、スポーツウーマン、夫人などなど、魅力的な異性はこの世にいっぱいる。嬉しい事だしかけがえのない事だと思わずにはいられない。
2019.01.19
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♪ おのこゆえおみな見る目のやわらかし赤きワインが息づいている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ N氏は、なんか知らないが気になっている女優がいるんだとか。誰だか聞いてみると、長澤まさみと川口春奈という意外な答えが返って来た。 長澤まさみは、第5回(1999年度)東宝「シンデレラ」オーディションで35,153人の中からグランプリに選ばれ、当時(2000年1月)史上最年少の12歳(小学6年生)で芸能界入りしたらしい。彼が言うには、チャラチャラした鼻持ちならない女になると思いきや、芯のあるしっかりした魅力的な女優になって、予想を裏切ったことに甚く感心しているようだ。 2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演し、ヒロインの(白血病治療の副作用による脱毛症を抱えた)亜紀役を演じた際に、自分か申し出てスキンヘッドになったというから驚く。そんな逸話を聞けばさもありなんという感じではある。 高校の同級生だった鈴木杏は「いちばん親しい間柄」らしく、彼女のデビューの時にも存在感を感じていただけに、そんなところでも好感を持っている様子。ググググーッと 彼は、邦画やTVドラマをあまり見ない。虫が気になる時期になると、彼女がキンチョー「虫コナーズ」のCMでその姿を見せるようになる。“おお、イイ女になったのう”と、その成長ぶりにほくそ笑んでいる。 川口春奈にしても、大作りな濃い顔立ちの子どもがTVに登場した時は、あんなタラコ唇で? “へー” と訝って、抜擢した人のセンスを疑っていたらしい。 2007年の中1の時、中学生向けファッション雑誌『ニコラ』のオーディションでグランプリの6人に選ばれてデビュー。2009年春、三井のリハウス第13代リハウスガールに選ばれてCMで見るようになった。 どうしてこんな子が?と意外に思っていたが、さすが審査員は眼があると改めて感心したりしている。ここ数年、クノールスープのCMで妖艶な女に変身した姿を見せてくれ、驚いている。往年の女優・三宅邦子を連想させなぁなんて思いながら眺めているんだとか。 それから最近、おや?と思って見ているのが、「まんぷく」の織田島製作所所長夫人で出ている人で、なんか気になると言う。存在感というか波長が合うというか、チラッと顔が見えただけでピッと反応するらしい。 「畦田(うねだ)ひとみ」という大阪出身の女優さんで、NHK大阪放送局が制作する連続テレビ小説に「あさが来た」のツタ 役、「べっぴんさん」の浮島時子 役、「わろてんか」の勝部なつ 役、今の「まんぷく」と4作連続で出演している注目株らしい。 そんなに出ていたのに、今まで気づかなかったのはどういう事だろうと不思議がっている。たいした美人でもなく脇役タイプは、ともすれば見逃してしまうのかも知れない。 “いやいや、そうじゃない” と、彼は口をとがらせる。本人から発せられるものが、今までとは違ってきたからだ、と彼は言うのだ。 そういえば、最近の松岡茉優もいい味が出てきた。ひょうきんさと笑顔にも磨きがかかってきて、桜井日奈子が毛糸の感触なら彼女はフェルトの触感というところか。そのうち、鹿革のような素敵な味を出して来るかもしれない。
2019.01.18
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♪ 来年はあそこに立つと吹聴し鬼門に貼らん「笑うな」の文字‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 昨日は「歌会始の儀」の日、テレビの前に陣取ってゆっくり拝見させていただいた。入選者の奥宮さんはカツオの一本釣りを歌にした。50年間応募を続けてようやく入選された最高齢の人で、その続けてこられたことにも意義がある。教育関係者が3名もいたのも興味深かった。 それぞれの入選歌に私なりの感想や感じたことなど考察し、いずれ昨年同様に書いてみたいと思います。取りあえずは、歌の紹介に留めます。天皇陛下の御歌【贈られしひまはりの種は生え揃ひ葉を広げゆく初夏の光に】 阪神淡路大震災・被災地から10年の追悼式典に出席した際、震災で姉を亡くした少女から送られたひまわりの種を御所の庭で育て続けておられ、その育ちゆく姿に復興の想いを込めて歌われたもののようです。 この時は陛下以外、全員が起立して拝聴する。 一般入選、召人、選者の順に古式に則っとり披露される。長い棒読みの後、独特の節回しで歌われる。その後に皇族の歌が披露され、一番最後に陛下の歌が三回繰り返して歌い披露される。 皇后陛下 今しばし生きなむと思ふ寂光に園(その)の薔薇(さうび)のみな美しく 皇太子さま 雲間よりさしたる光に導かれわれ登りゆく金峰(きんぷ)の峰に 皇太子妃雅子さま 大君と母宮の愛でし御園生(みそのふ)の白樺冴ゆる朝の光に 秋篠宮さま 山腹の洞穴(どうけつ)深く父宮が指したる先に光苔見つ 秋篠宮妃紀子さま 日の入らむ水平線の輝きを緑閃光(グリーンフラツシユ)と知る父島の浜に 秋篠宮家長女眞子さま 日系の百十年の歴史へて笑顔光らせ若人(わかうど)語る 秋篠宮家次女佳子さま 訪れし冬のリーズの雲光り思ひ出さるるふるさとの空 常陸宮妃華子さま つかの間に光る稲妻さ庭辺の樹木の緑を照らしいだし来(く) 寛仁親王妃信子さま 被災者の苦労話を聴きにける七歳(ななさい)が光れる一語を放つ 三笠宮家彬子さま らふそくの光が頼りと友の言ふ北の大地を思ひ夜更けぬ 高円宮妃久子さま 窓べより光のバトンの射し込みて受くるわれらのひと日始まる 高円宮家長女承子さま 朝光(あさかげ)にかがやく御苑(みその)の雪景色一人と一匹足跡つづく来賓席【召人】 敬称略 鷹羽狩行(たかはしゅぎょう) ひと雨の降りたるのちに風出でて一色(いつしよく)に光る並木通りは【選者】 篠弘 手づからに刈られし陸稲(をかぼ)の強(こは)き根を語らせたまふ眼差 し光る 三枝昂之(さいぐさたかゆき) 歳歳(さいさい)を歩みつづけて拓く地になほ新しき光あるべし 永田和宏 白梅にさし添ふ光を詠みし人われのひと世を領してぞひとは 今野寿美 ひとたびといふともかげりおびてのち光さすとはいひけるものを 内藤明 日の光人の灯(ともし)に移りゆく川沿ひの道海まで歩む会場配置正面の両陛下、皇族に正対して召人、選者、その後ろに入選者が並ぶ。向かって右側に来賓席、左側が招待者席と思われる。 一般応募作品から規定違反などを除いた選考対象総数は2万1971首。2千倍の競争の中から選ばれた10首は次の通り。敬称略 土佐の海ぐいぐい撓ふ竿跳ねてそらに一本釣りの鰹が光る 高知県 奥宮武男(89) 剪定の済みし葡萄の棚ごとに樹液光りて春めぐり来ぬ 山梨県 石原義澄(82) 湿原に雲の切れ間は移りきて光りふくらむわたすげの絮 福島県 逸見征勝(79) 大の字の交点にまづ点火され光の奔る五山送り火 奈良県 荒木紀子(78) 分離機より光りて落ちる蜂蜜を指にからめて濃度確かむ 栃木県 大貫春江(77) 光てふ名を持つ男の人生を千年のちの生徒に語る 岡山県 秋山美恵子(66) ぎりぎりに光落とせる会場にボストン帰りの春信を観る 福岡県 瀬戸口真澄(65) 無言になり原爆資料館を出できたる生徒を夏の光に放つ 岡山県 重藤洋子(58) 風光る相馬の海に高々と息を合はせて風車を組めり 秋田県 鈴木仁(58) ペンライトの光の海に飛び込んで私は波の一つのしぶき 山梨県 加賀爪あみ(16)「歌会始の儀」入選者(左から)加賀爪あみ、鈴木仁、重藤洋子、瀬戸口真澄、秋山美恵子大貫春江、荒木紀子、逸見征勝、石原義澄、奥宮武男(敬称略)
2019.01.17
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♪ 失せ物がまた出てきたと脳内の小人がそーっと主人に告げる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ プリペイドの「manakaカード」を紛失して、駅の窓口に申し出た。常時携帯している保険証が身分の証明になって役に立った。「manakaカード」は無記名と記名式の2種類あって、こんなこともあろうかと記名式のものを使っていた。で、データはそのままに再発行されるのは有難い。しかし、登録料とデポジット料合わせて1,010円が必要。 窓口の駅員がこの用紙を示し、「再発行登録後の取り消しは出来ません」というところを、特に強調し、一つ一つ説明してチェックを入れていく。もし紛失したものが出て来れば、デポジットの500円は戻ってくるとか。 明日の朝には再発行されますとのこと。機械には、使用履歴など何から何までデータのすべて入っているわけで、基本データすべてが受け継がれたものが翌日には用意されているというわけだ。 1万円チャージしてまだ6,000円以上は残っているはずだし、ポイントも溜まっている。もし無記名のものだったらすべてパーになるし、拾った人が喜んで使うだろう。 記名式を選んだのは、紛失チョンボの自信?があるから。7-8年前に免許証を紛失し、再発行してもらった。それが数日後、少し前に履いたズボンの後ろポケットから出て来た。そのおっちょこちょい振りに、家人からは顰蹙を買うし余分な金と時間を浪費して、かなり落ち込んだことがある。 免許証がすぐに必要でかなり焦っていたのも確かだが、それにしても・・ ICカード紛失再発行整理票 部分整理番号がプリントされている。 それで、この日の話にはオチが・・・「歴史は繰り返す」人も同じ事を繰り返す。出てきたんです、カードが・・ もうこれ以上書きたくない。
2019.01.16
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♪ いつしらに二月となりしこころはやさやに逃げゆくきさらぎの日々‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 京都の友禅作家「玉村 咏」氏が、名古屋で初個展を開いているので観に行って来た。いつだったか、友人のつづれ織り作家の紹介で訪れた、京都文化博物館での個展の折に一度会ったことがある。それ以後、毎回DMを送って頂いている。DMは、裏にコメントを認めた12枚の写真が同封され封書で送られてきた。 右は裏面に書かれている文章(拡大します) 会場は、センチュリーホールのある国際会議場。第一回国際絞り会議のレセプション会場になったところで、もう16年ほど前になるがとても懐かしい。2号館1Fの会場に行き、受付で記帳を済ませて観覧。 少しして、私の名を告げながら玉村さんが近づいてきたので驚いた。会ったのはずいぶん前で、それも一度切りなのに顔と名前を覚えているなんて、信じられない。 それを言うと、「芳名帳に記帳されたのを見たので、分かりました。」という。「でも、顔は覚えてないんじゃないですか?」と言うと、「その都度パソコンに入力してますから。」「吉田さんと一緒に来られたんですよね。」その時のことを入力してあるので分かったというのです。「そうだとしても、私だったら先ず無理ですね。」「顧客名簿には9,000人からの登録がありますが、入力のお蔭で分かるんですよ。」 私の友人の吉田さんとの付き合いがどの程度なのか、よくは知らないが一緒に行った時の印象が深かったのかも知れない。 来客との冗談を混ぜながらの気楽な雰囲気の接待、商売っ気を出さないフレンドリーな対応に好感を持ち、ファンも多いらしい。写真を撮っても良いかと聞けば、「どうぞどうぞご自由に。変なことやっている人がいると、警察に通報しても構いません。」なんて冗談も返って来る。「男の方は珍しいですね。」と、夫婦連れのご婦人に声を掛けられた。「私も染色をやってるもんですから。」「絞り染めですけど、色にはとても興味があるんです。」「有松絞りですか?」なんて、必ず聞かれるのをサラッと交わしながら、口から出て来る言葉をいつもの様に自由に泳がせて、しばしの立ち話。 長年にわたる友禅技法はさすがに洗練されていて、その表現の幅も広い。ぼかし染が得意なだけあって随所に見られ、色への思い入れと配色も相俟って美しい。名古屋友禅とは違う、京都の底深い伝統文化のかおりが会場に満ちていた。「いよいよ名古屋友禅へ殴り込み、ですね。」というと、「皆さんそうおっしゃいますが、そんなこともないんです。」と、意外に自然体で気負ったところがない。1号、2号館の前広場のベンチにはカップルなどが、祭日の午後をのんびり楽しんでいる。神宮前駅からの経路は、熱田神宮を横切り、堀川を越えていく形になる。向こうに見えるのが国際会議場。 せっかくなので、帰りは熱田さんの神殿に立ち寄って参拝。 ずいぶんの人出で驚いたが、思えばまだ睦月の半ば。年が明けてから二週間しか経っていないなんて、とても信じられない。何故だか、気分はもう2月に入っている感覚で、時間よりもかなり先を行っている感じ。 名古屋ではこの日が成人式だったのか、振袖姿もちらほら。剃り込みを入れた金髪で派手な袴姿の、蓮っ葉な連中もうろついていた。あんな輩でも神様は気になるらしい。
2019.01.15
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♪ 好きなものは自分で作る定めなりキムチの赤が笑い始める‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 去年の暮に漬けたかったキムチ。暖冬のためにいい白菜が手に入らず、持ち越しとなっていた。ようやく冬らしい寒い日もやって来るようになって、白菜も立派なのが出回っている。 何時も野菜を持って来てくれる友人の奥さんが、自分でも漬けてみたいので教えてほしいと言う。それで、先日会って、漬け方の載っている本のコピーを渡した。私が参考にした本で、取りあえずそれを基に自分で漬けてみる事となった。 自分も漬けるタイミングなので、必要な材料は私が買ってくることにした。名古屋駅西は、昔から韓国人が住んでいる土地柄から、キムチの材料を扱っている店が何軒かある。基本的なものしか使わない私は、小さい店だが必要なものは揃う「ナカゲン」に決めている。 唐辛子は中挽きの甘口と辛口、粉の甘口と辛口。アミの塩辛と魚醤。これさえ手に入れれば、あとはどこでも手に入るものばかり。 天気の良い日を見計らって白菜を購入。二つ割にしたものは白菜の質が良く分かって有り難い。それをさらに半割にして、天日に干す。肉厚で水分が多いので充分干す必要がある。干せば甘みも増す。 10時半頃から一階の庇の上に出す。思ったよりも陽射しが弱く、午後3時過ぎまで出しておいた。 充実した白菜二株は結構な嵩がある。先ずは塩で一昼夜、下漬け。硬いので四角い容器にしか収まらない。翌日には本漬けの予定だったが、天日干しがあまり効いておらず水分も抜けきっていない。もっと “しんなり” させたいので、もう一晩漬けておくことに。 翌朝、白菜を取り出し軽く水洗い(塩辛くしたくないので)し、笊に伏せて水気を切っておく。 午後から本漬けの作業。ここからが結構面倒臭い。野菜(大根、玉ねぎ、白ねぎ、細ねぎ、ニラ)の準備は(自分がやると切り方が大きめになる)、食べる時の食感に影響するのでカミさんに任せた。 4種類の唐辛子の分量を決め、計量しておく。今回は粉と中挽きを半々にし、(ついつい食べ過ぎて胃をやられるのを防ぐため)辛さを少し抑えた。ハチミツと砂糖も入れた。擂り下ろしたニンニクとショウガ。魚醤、アミの塩辛。いりこダシにもち米粉を溶き入れたものを用意し、具財など全部を混ぜ合わせて「キムチ・ヤンニョム」を作る。 拡大します。 これを8つの下漬けした白菜の葉一枚一枚の間に塗り込んでいく。切り分けた白菜の大きさがずいぶん違うので、均等に塗り込むのが難しい。途中で足りなくなったりしない様に、ヤンニョムを小分けしておくのがコツだ。 拡大します。 今までは本漬けも下漬けと同じ容器に入れていたが、今回はしっかり下漬けしたので、丸いずん胴の容器に収めることが出来た。 表面が空気に触れないようにビニールをかぶせる。水が上がって来るまで少し時間がかかるので、重しを乗せておいた方が良い。一回り小さな容器のフタを落しブタにし、このために手に入れた大き目の石を乗せて完成。 今まで盲点だったお隣さんの娘(50代)さんといろいろ立ち話する機会があり、話の流れでついキムチが好きですかと。「好きですよー!」との返事。おやおや、意外な所にもキムチファンが。「上手く出来たら持って来るね。」と、自己顕示の悪い癖・・。 わがキムチは無添加の健康食品。唐辛子の辛み成分「カプサイシン」、植物性の乳酸菌「ラクトバチルス」、ニンニクの「アリシン」、健康ビタミンの「ビタミンB12」、「βカロテン」などなど、発酵食品の良いところを併せ持った超優良食品です。 キムチは世界五大健康食品だとか。特に注目されているのが「ギャバ」と呼ばれる「γアミノ酪酸」。天然に存在するアミノ酸の一つで、無脊椎動物から脊椎動物、植物にいたるまで広く自然界に存在するもの。キムチのそれは、乳酸菌の働きにより蛋白質が変化したもの。 報告されているだけでも、脳の血流改善、血圧の降下、精神安定、腎・肝機能の活性、アルコール代謝の促進等の生理活性作用が確認されているとか。 キムチは、漬け始めてから3週間後あたりに、ラクトパチルスやビタミンB1、B2が最も多くなることが確認されている。キムチ+納豆は最高強のコンビ 韓国産は「アルンちゃん」マークがついているものが、政府推奨の優良品らしい。 「アルンちゃん」キムチの特徴 *原材料は、新鮮かつ高品質な韓国産を100%使用、保存料は一切使用しないで作ったプレミアムキムチ。 *徹底した衛生管理のもと、韓国農協食品研究所で研究開発、厳選された製品のみ生産している。 *韓国農協直営工場で製造、密封したものを直輸入し、漬けたての鮮度を保ちながらクール便で運ばれる。 *アトランタ、シドニーオリンピック、フランスワールドカップなどの公式キムチに認定されるなど、韓国を代表するキムチとして、世界的に活躍。
2019.01.14
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♪ 干上がりゆく池を見ている夕暮れに飛行機雲の崩れゆくみゆ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 土曜日の昨日、N氏は例のごとくドルシア姫の顔を見にウォーキングに出た。 少しショートカットになる道を選び、本道から外れて畑の間を歩いていく。イチゴ栽培のハウスが、いちご狩りはしていないようだが直売を知らせる看板があり、今度来た時に立ち寄ってみようと横目で見ながらスルーしてゆく。 土地勘がない彼だが、ここを行けば七曲がりの辺りに出るはずと見当を付け、右折して左折してまた右折してゆく。愛知用水路遠くに見えていて案の定、佐布里池に注ぐ経路になって道路の下を抜けるトンネルのところに出た。道の下へ・・道の向かい側にはこんなものが・・かなりの勢いで流れ、道路の下を通って出てくる。向こうにある水門は開いている様子だが・・ バイパスが作ってあるらしいが、この水は一体どこをどう通って浄水場に行くのだろうか。 何時もなら大量の水が音を立てて流入している取水口は、堤防耐震工事のために閉じられている。佐布里の池の水は益々減って見る影もない。 膨らみかけている梅林の梅も何だか寂しそうだなぁと思いつつ、彼は、そうそう、今日は起工式の日だと気付く。1月8日にブログにも詳しく書いてた。その日に比べても水位はかなり下がっている。怪しいものなどありそうもなく、良からぬものが出てくるかもしれないという噂は、まったくの杞憂に終わりそうだ。 N氏が喫茶店に到着したのが4時半頃。ドルシア姫はおらず、ポニーテールの別の若い娘さんがいるだけだった。日曜休みだし、土曜日は客も少ない様なのでシフトが平日とは違うのだろう。 新聞を取りに行った時にママさんに、「日が大分長くなりましたね。」と声を掛けてみた。「そうですね、出る時も暗くなくなりました。」という。彼が怪訝そうな顔をしているのを見て、「遠くから通ってるもんですから。」と言葉を継いだ。「遠くから、暗い中を・・」「はい。」 彼は自分のことをどこまで覚えていてくれるか分からないので、確認のために声掛けをしたのだ。この会話だけでは判別つかず、それ以上は聞かなかった。 30分ほど居て、帰り際にレジで、「今日もあそこまで帰るんですか?」とママが言う。「ええ、朝倉までね。」と答える。覚えてくれていたようだ。“あそこまで” という言い方は年配のママらしい。のっけに声を掛けたので、曖昧な記憶を思い出したのかも知れない。「暗くならずに済みそうです。」何故だか、くすくすと頻りに笑っている。何が可笑しいのか分からないが、まっいいか、と店を出た彼。 日が長くなったことを実感しながら、疲れてはいるが直ぐに回復するだろうと一気呵成に歩いた。家に着いたら、1時間半もかかっていなかった。 持久力を付けるには、ロング、スロー、ディスタンスが理想らしいが、丁度いいより少し負荷をかけないとダメだとも聞く。 こんな調子で、中二日ぐらいで歩いていたら、芭蕉の様に一日八里やそこらは歩けるようになるんじゃないかな。
2019.01.13
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♪ ぬらぬらと浮き沈みして光りおる得体のしれぬものを掴みぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 久々にN氏の登場。彼は人の顔を判別するのに長けていると自慢する。とはいうものの、古い映画を観ていて出てくる俳優の若い頃の顔を見て、それが誰だか分かるという程度の事。自慢するほどの事でもない。 彼がそう思うのは、奥さんがまったくその辺の事に疎くて、まったく気付かないでいるので鼻で笑っていたりするからだ。そのくせ洋画を観ているときなど、誰が誰やらわからなくなっているのを見ると、言うほど大したことではないのは明白だ。トム・ハンクス まあそれでも、古い洋画に出ている俳優が誰だかがすぐに分かるのに変わりない。どうやら顔認証というより、個体識別が得意という事なのかも知れない。 歳がいっても若い頃の面影は案外残っているもので、その特徴を瞬時につかんでそれが誰だか分かるわけだ。しかし、その能力が他人よりも長けているかどうかはまた別の問題だ。 彼は、人の顔に対して特別な感情を持っているらしいと思うことがある。人相を意識するというか表情に敏感というか、顔に現れている何かをとても強く意識する。それは無意識のもので、直感で内面を汲みとろうとする習性があるらしい。 サンドイッチ現象と言われるものからくる疎外感と、持って生まれた内向的な面がない交ぜになって、子どもの時から人を見る目が違っていたようなのだ。意思の疎通が下手で自己表現が出来ず、そこからくる批判的な視線に抗いながら相手の心を斟酌する癖がついてしまったらしい。 相手の顔色をうかがい、自分に対してどう思って接しているのかを意識しているうちに、顔の表情と心を読むのが習わしになったのだろう。何を考えているか、どんな人間なのか、表面的な部分からでしか分からないのに、本質的な部分を見抜いてしまう。相手は堪らないだろう。そんな人とは付き合いたくないと思うし、変なヤツだと毛嫌いもするだろう。創成期に透視実験で用いられたゼナー・カード 霊が見える人がいるように、人の本質的なものが見えてしまう人もいるんじゃないか。理屈ではなく直感的なものなので、言葉では説明できない。心は顔に出る。いくら口先でいろいろ言っても、目や顔に出ている。それが分かってしまうというのは、良い事かと問えば、間違いなくNOだろう。そんなもの見えてしまったら、辛いし生きにくい。見えないから平気でいられるわけで、黴菌や病原菌が肉眼で見えたらまともな神経ではいられないのと同じだ。 彼は、そんな風だから人との付き合い方が下手だ。ちょっとした会話でその人の本質が見えた気がしてしまうという。初対面の人でも、会って3分も話をすればその人がどんな人だか分かる、と嘯いていたこともある。そういう風だから組織に属することが苦痛でたまらない。虚飾と見栄、本心を見せずに探り合い、自信がないのに見え隠れする自尊心。自分を見ている様で居たたまれなくなるらしい。 人の裏側を見る癖は欠点であって、何の役にも立たない。離婚しようと悩んでいる人から相談され、その相手の心が手に取るように分かって離婚を決意させたことがある。そんな人生相談のような場面でない限り、百害あって一利なしだ。 そんな彼も高齢者の仲間入りをし、裏側を見るようなことを避ける術を覚えたようだ。欠点は誰にでもあり、完璧な人間なんて存在しないことを心に念じ、相手の良い面だけを見るようにしているらしい。そのお蔭で心が軽くなったとは言っているが、ものの本質をついつい見てしまう癖は抜けないらしい。 自然のあるがままの姿に心を寄せ、大自然の嘘偽りのないものに囲まれながら、つましい余生を送りたいと思っているようだ。
2019.01.12
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♪ 回転も根気も鈍り持ち主の叱咤に萎えるわが脳(なずき)かな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ Yahoo!ジオシティーズのホームページサ-ビス中止に伴う引っ越し作業をしている。適当にやればできるとおもって、最初の段階で甘く見ていたのが間違いだった。 70歳の頭は回転を渋り、根気という機能が鈍っている上に記憶の倉庫が錆びついて思うように行かない。プロバイダーのヘルプの電話は繋がらず、チャットでやりとりするもこれがまた一々間が空くのでイライラする。 このチャット担当者は一人らしく、一体同時に何人の相手をしているのだろうか。引っ越しの期間はかなりな数の質問が集中するだろう。まるで囲碁や将棋の10人打ち20人打ちをやっているようなものだろう。 以前のやり取りはその場限りで消えてしまい、二三日前にやり取りしたことを再度確認するのに時間がかかる。頓珍漢な答えが返って来て、電話なら声を荒げるところを、グッと抑えてのやり取りはまだるっこい。即答ではないので、待つ間に他のことをやったりしていてウッカリ遮断してしまったりする。レンタルサーバーのサポート分かる人には何てことない事柄だろう。(このページにチャットが設けてある。) また、せっかく独自ドメインの移管手続きを終えたところで、年間費用が高過ぎると思い直して使うのを止める羽目になったり・・。それにしてもYahoo!ジオシティーズの独自ドメイン使用料は安かった。それに甘んじていたことが引っ越ししてみてよく分かった。 他人のお役に立てればと勝手に作って運営しているHPも、その存在が意味を持ち重要性が自覚されると要求も増して来る。“頭の体操ですから” と意に介さずにやって来たが、こんな引っ越しなんてことをする羽目になるなんて。大家に強制立ち退きを迫るられる、つましい人々の気持ちがよーく分かる。 今回の引っ越し先は、Yahoo!ジオシティーズの推奨する業者なので一応安心はしているが、競争が激しくなれば何事もシビアになる。諸行無常の世にあっていつ何がどうなるかは時の運だ。 今回の引っ越しも仕方がないこととは言え、こういう事にはあんまり巻き込まれたくないもんだねぇ。
2019.01.11
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♪ 大自然のキャンバスに立ちアートする さあ、若きらよファームに歌え‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 国や企業が海外の土地を買い、作物を育て、収穫物を自国または世界市場に輸出します。地元民が小規模ながらも作物を育てていた土地を「まとめ買い」して、そこで大規模農業を実施する動きです。 土地代は地元民に支払われますが支払われないケースも多いそうで、そんなやり方を『土地買収』ではなく『土地収奪 Land-grabbing』と呼び警鐘が鳴らされています。 地元民は、自給的生活から消費生活に移り変わり、想像より多くのお金が食費にかかる。数年は『土地代』で生活できるかもしれないが、使いきった時に食糧難に陥ってしまう。 日本も、当事国であってモザンビークなどの土地を買い野菜を育てているが、収穫した野菜(トマトや大豆など)は日本に持って行って自国で消費している。 モザンビークは国民の約半数が食糧難に陥っている国で、飢餓のある国から食べ物が出ていくという不条理なことが行われている。「自然農法」を広め、世界から飢餓を失くすためにCATALYSTインタビュー 「日本には土地がないから海外に進出する必要がある」という理屈。しかし彼は、日本には耕作放棄地があるじゃないかという訳です。 耕作放棄地を観察してみるとそこは微生物の宝庫であり、雑草の根が土を深く深く耕している。根が枯れると、その根が作り出した”道”は酸素の通り道となり、枯渇した根は新たな微生物を呼び、さらに土地は豊かになっていく。 こんな土地を有効利用した栽培方法が自然栽培だ、と彼は思っている。自然栽培を目指す農家にとって耕作放棄地こそが宝であり資源であると。高齢化や後継ぎ不足で増え続ける耕作放棄地を問題視するのではなく、資源として捉えることこそ今の日本に求められているのだという。 ありあまる耕作放棄地で作物を栽培し少しでも海外の土地からは撤退するべきであって、飢餓のある国ではその国の人々のための作物が栽培されるべきだと力説する。自然栽培農家の輪が広がれば、それが回りまわって飢餓削減に繋がると信じている。 そして、そんな考えを持つ人が増える事を強く望んでいる。 彼は、群馬県 南牧村を「幸齢化率日本一」と呼んでいる。 メディアには、「少子高齢化率 全国1位」「消滅する可能性の最も高い自治体」と紹介されることが多いが、東京から移住した自分が感じるはその正反対だというのです。地球という大自然を相手に自己の肉体を使って人々の役に立つものを作り出していく。それが農業という素晴らしい創作活動だ。耕作放棄地は微生物の宝庫。無農薬、無施肥の野菜作りに最適の、手作りアートに絶好のキャンバスなのだ。ストレス社会に喘いでいる君。一度、覗きに行ってみてはどうかな。
2019.01.10
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♪ キャンサーの大好物は甘い蜜 政界に棲む嘘吐きもまた‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 宝島社が1月7日、全国紙3紙の朝刊に掲載した見開きの全面広告。読売新聞と日刊ゲンダイに載せた、「敵は、嘘」バージョンと朝日新聞に載せた、「嘘つきは、戦争の始まり」の2バージョンが秀逸だった。 わが家は朝日新聞、「なかなかいい!」「よくぞ言ってくれた!」と拍手を送った。読売新聞と日刊ゲンダイ「敵は、嘘。」朝日新聞「嘘つきは、戦争の始まり。」 今年の企業広告の意図について、宝島社では次のように明かしている。「敵は、嘘。」「嘘つきは、戦争の始まり。」をメインコピーに、2つのビジュアルを使用しました。連日メディアを賑わしている隠蔽、陰謀、収賄、改ざんの事件など、気がつくと、世界中に嘘が蔓延しています。 それを伝えるニュースでさえ、フェイクニュースが飛び交い、何が真実なのか見えにくい時代になってしまいました。 人々は、次から次に出てくる嘘に慣れてしまい、怒ることを忘れているようにも見えます。嘘が蔓延している今の世界に対して、嘘についてあらためて考え、そして、嘘に立ち向かってほしい、そんな思いをこめて制作しました。日本の最高権力者も平然と嘘を吐く。その周りの人もそれを容認し追従している。嘘で固められた政府に慣らされてはいけない。この癌細胞を転移させてはいけない。
2019.01.09
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♪ 夕まぢか久野床太郎思いつつ佐布里(そうり)の池の水際に立つ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 佐布里池の水を全部抜く話で、地元には色々と噂話が飛び交っているらしい。外来種の魚を捕獲・退治するのはいいとしても、池の底から飛んでも無いものが出て来るので都合が悪いので、一般公開はしないだろうとか。周辺では過去に事件が幾つかあって、その関係のものが出るんじゃないかとか言っているわけ。 市の広報でも何も言ってないし、県の所轄なので調べてみると「愛知県企業庁」の広報にはこう書いてある。 ◆「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」番組収録にかかるお知らせ 収録場所が耐震補強工事の工事区域であることから、安全性を重視し以下のとおり対応してまいりますので、お知らせします。 1 番組収録の日時につきましては、現場の混乱を避けるため非公表とさせていただきます 2 番組出演者につきましては、テレビ局から伺っておりません 3 番組収録に際し、一般向けに生物捕獲等のボランティアを募集する予定はございません 4 生物捕獲作業の収録場所は、立入禁止の工事区域となることから、現場の混乱を避けるため、間近での見学は出来ません 大村知事が番組にPRしたことに対して、やや迷惑がっている感じがしないでもない。まあ、どこでも首長と現場の間ではこういうことが付いて回るのだろうが・・。 広報によると、工事の目的と段取りは次のようになっている。 ★起工式 平成31年1月12日(土) 午後1時30分から午後2時10分まで 開催場所 佐布里緑と花のふれあい公園 イベント広場 ★工期 平成 30 年度から平成 32 年度まで の2年間 ※佐布里池に隣接する知多浄水場では、佐布里池から取水し、東海市、知多市、阿久 比町、東浦町の2市2町の44事業所へ、一日約40万㎥の工業用水を配水してい ます。 ※工事期間中、知多浄水場では、既設バイパス管により、愛知用水幹線水路から直接 取水します。 ★総事業費 約 21.7 億円 ダム堤の外側 池側ののり面の厚さを増やす補強工事なのでそんなに大ごとでもなさそうだが、工事期間が2年とは随分余裕を取ってある感じ。 そうは言っても、やはり色々とやるべきことが有るらしく、「佐布里池耐震対策工事積算資料等作成業務(仮称)仕様書」なるものを見ると細かい事が書いてある。! 昨日、ウォーキングで佐布里池まで行って驚いた。おやおや!もう、かなり水位が下がって三分の二ほどになっているじゃないのぉ! 取水を止めて排水口を開ければそれだけで水は減っていくわけだ。 水を抜くのに2カ月かかるということになっているが、最後に残った分を抜くのに多少時間がかかるということか。それでも2カ月はかからないんじゃないか。長くかかると思わせておいて、コッソリ収録を済ませる魂胆か?7日の夕方4時頃の佐布里池向こうに見えるのが佐布里大橋取水塔佐布里ダムは愛知用水の工業用水を新日本製鐵、大同特殊鋼、愛知製鋼といった製鉄大手企業が所在する名古屋南部臨海工業地帯に供給するために建設された貯水池 水鳥も引っ越しを余儀なくされる 梅林からの眺めこの水が全部干上がって、水のない池を背景の観梅となる。味気ないなぁ。 「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の収録に野次馬が押し寄せて車や人がウロウロしては近隣の住民は迷惑だろう。かつては周回道路をサーキット代わりに暴走する車が押し寄せて、ギャラリー迄集まっていた場所だ。事故も有ったので車が暴走できない様にしてからはそれも無くなって、静けさを取り戻しているところだからねぇ。市の広報 車の規制はこの程度にしても、梅の館から池の周辺は公園になっているのでどこからでも眺められる。収録日を嗅ぎつけた人たちがやって来るのは目に見えている。しかし、池の底を探索する人たちが限定されているし、あまりにも広範囲になるので遠くから見ていても何をやっているのか分からないだろう。中継は出来ないし、録画編集したものをほんの短時間放映して終わりのような気がして来た。 洪水吐 オーバーフローした時の流水口 これがパークロードの脇を通り、信濃川(二級河川)になり横須賀新川と合流して伊勢湾に注いでいるわけだ。拡大します 佐布里池からはほとんど水が流れ出ることはないのに、川にはいつも水が流れている。周辺の山からしみ込んだ雨水がゆっくりと時間をかけて湧き出して来るのだろう。 正月に怠けていたせいでもないと思うが、17,000歩ほどのウォーキングが結構きつかった。立ち寄った雑貨屋さんで立ち話したりで4時間程立ちっぱなしだったこともあり、家に着く頃にはへとへとだった。 これはやはり老化の影が忍び寄って、私をゆっくりと覆い始めているということなのか。15日で70歳だ。● その後の佐布里池の様子(2019年2月22日)● いよいよ今夜放送。佐布里池「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」(2019年3月24日)● その後の佐布里池の様子(2020年12月21日)● その後、佐布里池の様子(2021年1月11日)
2019.01.08
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♪ 鼻水を飛ばしてピピがくしゃみする不如意なるかなクシャンクシャクシャ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 急に寒くなって、さすがの毛皮のコートだけの身には応えたか。飼い猫ピピが鼻かぜを引いてクシャミをしている。鼻をグシュグシュやっている猫の姿は何だか情けない。鼻を掴んでチーンとやらせるわけにもいかない。 幼子の場合、親が口で吸ってやるのが一番だと聞くが、そんなこと言われてもなかなかできない。ましてや猫や犬など動物はある種の菌を持っているので、口を付けたりするのはよしたほうが良いと言われている。 鼻が詰まると大変だが、自分の舌でよく掃除していればそのうち治るだろう。 そんな風邪ひきのピピは、それでも寒い外へ出て行く。昼間も出るし、夜行性なので夜は尚更の事。アンダーシャツを着ると暖かいのだが、体毛の下に着せるわけにはいかない。薄い下着を重ね着すると暖かいんだぞー。 そうそう、最近買ったB.V.DのVネック長袖Tシャツは暖かい。ポリエステル95%、ポリウレタン5%で特殊な裏起毛(瞬暖GRID-TEC)になっていて、ユニクロの1‐2年で伸びきってダラーとなるヒートッテックなんか問題にならない。 ヒートッテックよりも高くてヨーカドーで初期値が1,800円だが、出すだけのことはあるね。 これを着ていると、下着の重ね着なんてしなくても充分に暖かい。やや厚手でストレッチなので着心地も抜群だわ。アマゾンで1,944円で出ているようだ。「商品紹介」 内側のグリッド構造により優れた保温性(起毛加工)と放湿性を兼ね備えています。また、ポリウレタンの伸縮性により動きやすく体にやさしくフィットします。「裏起毛」「保温」「放湿性」「ソフトタッチ」「ストレッチ」「帯電防止」
2019.01.07
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♪ 飼葉桶持って来たとて海馬には見向きもされず泡雪の降る‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近、海馬の食欲が芳しくなく、あまり餌を食べなくなった。目の前に餌を運んでやってるのに食いついてこない。心もとないというか頼りないというか。「お前も歳をとったからしょうがないとは思うが、元気を出してほしいなぁ」とつぶやいてみてもどうにも不如意な感じで、歯がゆくてしょうがない。 若いころはどんなエサでも食いついて、しっかり栄養をため込んでいたのに、歳をとって消化力も無くなってくれば当然のことと諦めるしかないのかなぁ。飼葉桶 「アルツハイマー」は脳の中に老廃物であるアミロイドベータが貯まることが原因の一つで、そのアミロイドベータがまず最初に溜まるのが「海馬」らしい。アルツハイマー型の認知症がもの忘れからはじまるのは、海馬の働きが悪くなることから起こるというわけだ。 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を通して入力される感覚は全て海馬に入り、海馬で必要かどうかの仕分けされる。この五感をフルに活用するような刺激のある生活をすることが、海馬にたくさんの刺激を与えることになるというわけだ。 今まで経験したことのない新しいことをやると、海馬から新しい神経回路ができるという。新しいことへ常に挑戦することが海馬を大きくすることにつながるわけだ。 型にはまった考え方に囚われず、常に新しい視点をもって、どうしたら面白くなるか、楽しくなるかを考えるようにすること。その姿勢が海馬を大きくするというわけだ。 海馬の前方には扁桃体という感情を司る部位がある。海馬と扁桃体はお互いに影響し合っていて、感情が大きく揺さぶられると海馬にも大きな影響を与えるんだとか。「好き!」「楽しい!」「嬉しい!」という感情が起こると、扁桃体からドーパミンが放出されて海馬が活性化し記憶力が向上するらしい。 「好きこそものの上手なれ」は、まさしく海馬と扁桃体が必然的に起こしているものなんだね。 脳の中央部には「側坐核」という部位があり、何かをやり始めると側坐核の「やる気スイッチ」が押され、海馬や前頭葉にやる気をおこすアセチルコリンが放出されるらしい。自分から行動を起こして、この「やる気スイッチ」を押すと海馬も元気になるというわけだ。 また、海馬は心理的ストレスを長い間受け続けるとコルチゾールが分泌され、神経細胞が破壊されて萎縮してしまう。ストレスに弱く、長期間ストレスを受け続けると海馬の機能はどんどん低下してしまう。 逆に、脳内ホルモンの1つである β エンドルフィンが分泌されると海馬における長期記憶が増強するらしい。 β エンドルフィンは、別名「脳内モルヒネ」といわれ、美味しいものを食べたり好きな人と一緒にいたりなどの幸福感を味わうと分泌されるんだね。 また、海馬の特徴は「情報のふるい分け」にあり、生存のために必要な情報を優先的に保存し、その他の情報はほとんど捨てられる。何かを身につけたい、覚えたいという場合には、繰り返し、繰り返し情報を入力する必要があるようだ。 海馬を大きくするには、有酸素運動も必要で速歩やジョギオングも有効らしい。NHKの「人体」シリーズで「骨や筋肉が海馬と情報交換している」というのをやっていた。それを観て、身体全部が繋がっているということを知った。 海馬を大きく育てるには 1 ●五感をフルに働かせる 2 ●新しいことに貪欲になる 3 ●感情を豊かにして、扁桃体を活性化させる 4 ●とにかく行動を始めて「やる気スイッチ」を押す 5 ●見知らぬところへの旅など、空間的な移動をする 6 ●繰り返す 7 ●睡眠を充分取り、ストレスを溜めない 8 ●有酸素運動をする 9 ●速読 このうち、1、2、4、5、7、8、は、そこそこやっているはずなんだがなぁ。やり方が手ぬるいのか、足りないのか。最近、だらだらとTVを観ていることが多いので、その辺りをまずカットしてみようっと。
2019.01.06
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♪ 万物に命宿りて果てあるもどれより先にわれは消えゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 朝日新聞は年末より「エイジング ニッポン」と題した特集記事を載せています。それを基に書いてみます。 経済大国を誇った日本の船は90年以降、それが幻であったかのように沈み続けて低成長に喘いでいる。それとは逆に人口減少や高齢化は加速するばかりで、喫水線は甲板すれすれまで下がっている。 2050年の国内総生産(GDP)はインドネシアやブラジルにも抜かれることは確実らしい。中国、インド、アメリカの上位3カ国が世界の半分ほどを占め、4位以下は大きく引き離されていく。 あの「右肩上がり」「終身雇用」「年功序列」という言葉はすでに死語となっているにも拘らず、かつての栄華が忘れられない人がいる。敗戦からの復興という掛け声の下、勤勉さと同調圧力と協調性と謙虚さで、ただ前だけを見てただただガムシャラだっただけの事。 何もかもが先細りしている日本。明確なビジョンを持って国民を説得し、国民と共に痛みを共有しようとする宰相が現れず、島国根性のままグローバルという波に揉まれて喘いでいる。小島は大波に弱い上に大海を知らない漁民はそれが恐くて外へ出られない。 ヤクザが経営しているかのような日本の銀行のやり方が起業を阻み、国家に阿る大企業が従業員を虐げる。前近代的な頭を持ったタコ部屋の老看守のような経営者が、未だに幅を利かしている異様な国。ヒヨコの刷り込み現象そのままに、最高権力者の真似をしてコンプライアンスの欠片もない。 人口減が待っていて、一部では市町村単位で消滅していくことは避けられないのが現実。三歩進んで二歩下がる様な国に愛想を尽かして、日本を脱出する若者が増えていくことでしょう。古い因習や柵のない若者が言葉の壁を軽々超えて、発展の意欲とエネルギーの満ちているアジア諸国に新天地を求めるのは当然のこと。 今、国の中枢でふんぞり返っている老害が一掃されて新陳代謝が進み、新しい血が通うようになるまで、この国は持ちこたえることが出来るのか。 どんなものにも30年というサイクルがあり、現代の国のサイクルもおおむね30年ごとに変化してきている。終戦が1945年、それから1975年あたりが復興のピ-ク、2005年を挟んでの失われた20年を経て現在に至っている。20世紀から近年までに起こった国内外の事件・事故、歴史的瞬間が、年ごとにわかりやすく検索できます。 2035年あたりに大きな転換期が訪れるのでしょうか。あと16年が早いのか遅いのか、団塊の世代は100歳目前でまだ生きているかも知れないが、もう居ないも同然でしょう。 東京オリンピックが2022年、大阪万博が2025年、この後に不況が来るとも言われていますが、それから10年前後に大きな転換期が訪れるのかも知れません。 日本の年齢階層別将来人口推計(高齢社会白書2018年版、単位:万人) 今のまま行くわけがないし、行ってもらっても困る。ただ、あまりに変化が激しいこの時代では今までの歴史観では先が読めない。コンピュータが人間を超える「シンギュラリティ」が2045年と予言されていて、その前の2020年代には「プレ・シンギュラリティ」なるものが訪れ、技術的特異点の大いなる布石となる革命が起こると言われている。 シェアエコが進み、生き方も価値観も確実に変化しているし、お金そのものも変わろうとしている。やはり2035年あたりは日本にとって、あるいは人類にとっても大きなポイントとなりそうです。
2019.01.05
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♪ 砂浜にひょいと顔出す蟹の眼に捉えられたるわれは何もの 浮かれて過ぎたお正月も4日目となって、仕事始めのセレモニーが行われているところも多いのでしょう。 この日、東海地方の企業や商店は商売繁盛を祈って「豊川稲荷(円福山 豊川閣 妙厳寺)」にお参りするとことも多い。日本三大稲荷の1つとされ、神社ではないものの境内の参道には鳥居が立っている。商売繁盛などを願う参拝客ら年間約500万人が訪れ、2017年(平成29年)の正月三が日の参拝客は約145万人だったとか。 何も信心など無い人でも、正月だけは出向く初詣。正月気分を味わうために行くようなもので、御利益なんか誰も信じていない、とは言えないが・・・ 平成最後の一般参賀に、感謝とお別れの意味が込められてのことでしょうか、15万を超える人で埋め尽くされた。 人民に寄り添い安寧を願い続けられた稀代の平成天皇は、いつまでも語り継がれることとなるでしょう。 新しい元号が4月1日に発表され、5月1日から実施されることが決まっている。 どんな元号になるのか、楽しみです。 初詣は3日まで、と考えている人が50%程度というのは納得の数字ですね。 もっと言えば、正月は3日間だと思っている人が40%というのも、常識的な数字。官庁の御用始めが4日ですから、世間もそれに倣っているのでしょう。 松の内、すなわち休みの間までというのは、学生時代からの習慣と企業の慣習で、その後はまあおまけみたいなもの。 “人気のある所=人出が多いところ” という変な常識がこんなところにも。川崎大師は300万人を見込んでいるとか。 お賽銭はすべて “寄付金として処理される” って、なんか変? 3日午後6時10分頃、熊本地方で震度6弱の地震。よりによって正月に地震はないよなぁー!と困惑したことでしょう。 今年も自然災害が頻発するのでしょうか。早くも警鐘が鳴らされた格好だ。 正月が終わって困るのは学生と小さな子供を抱える主婦。働き盛りの年代は、そう休んでばかりはいられない。 高齢になってくると、逆に早く平静を取り戻したいと思うようになる。 今朝、遅めに目覚めて8時にPCを立ち上げたら、アクセス数が1353535と並んでいたのに気が付いた。こういう場面によく出会う。それで、今日は数字をテーマにブログを書いてみようと思ったわけ。 「GAFA」が世界中の情報をかき集めて、それらを利用して富をかっさらっていくことが問題視されている。言うまでもなく「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」の頭文字をとったもので、すべてアメリカのゾンビ企業。 これらが提供する様々な便利で有効活用できるシステムやサービスが、もはや手放せなくなってしまっていることが恐いのだ。資本主義は単なる一つの在り方に過ぎないもので、これが最良、唯一の仕組みだと思っていることに警鐘が鳴らされている。 「GAFA」は「カジノ」そのものだと言う。それらを利用して金を儲ける人がいるのは確かだが、所詮は「胴元が独り勝ち」する様に出来ている。我々はその「餌食となっている」というわけだ。躍起になってシャカリキになって利用すればするほど、奴らのところへ金が集まっていく。こんなのは「ペテン」であって、正しい商取引とは言えない。 ビットコインにしても、投機マネーにしても、「金が金を産む」なんてことは資本主義の本質を外れている。そのうち必ずや「新しい仕組み」が生まれて来る。肥大化するものはその副作用によって崩壊する。現にこれらの株は下がり続けている。 8人の大金持ちが、世界人口の半分と同等の資産を持っている。 1位:ビル・ゲイツ(マイクロソフト社創業者) 2位:アマンシオ・オルテガ(スペインの実業家。ZARA創業者) 3位:ウォーレン・バフェット(投資家) 4位: カルロス・スリム・ヘル(メキシコの実業家。中南米最大の携帯電話会社アメリカ・モビルを所有) 5位:ジェフ・ベゾス(Amazon.com創業者) 6位:マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者) 7位:ラリー・エリソン(オラクル創業者) 8位:マイケル・ブルームバーグ(前ニューヨーク市長) 世界の富裕層の1%が8割の富を独占している。 この時代にこんな不条理がいつまでも続くはずがない。
2019.01.04
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♪ すきま風のごとく入りくるAIの傍らにわれ手をうごめかす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ あるがままにさして文句のなきピピの腹のたるみは多分しあわせ ♪ 円かなる猫の毛耳にささやけば尻尾の先で何かいうなり♪ 四季に沿い天気に添いて風を聴く暦もいらぬ猫になりたし
2019.01.03
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♪ めでたさは一日だけのお正月まだ先長く生かされてゆく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 日本海側以外は、とてもいい天気に恵まれた年末年始。こんなのは久し振りな気がする。 元旦は、形ばかりのお屠蘇を頂いて近所の神社にお参り。拝殿の前には長い行列ができていた。その脇に舞台が設置されていて、ちょうど尾張万歳元旦奉納公演が行われるところだった。 毎年恒例行事として、尾張万歳の(国指定重要無形民俗文化財)の門付万歳、三曲万歳、御殿万歳が奉納が起こ間われているのだ。八幡(寺本)が発祥の地とされいる、知多が誇る伝統の祝福芸だ。 午前中に県立翔洋高校の生徒も参加する予定だったが、不幸があって午後の出演に予定変更になったとか。舞台で5人の漫才師が、往時のままの演目を披露している。女性が二人加わっているのが何だかいい感じ。 しばらく観てから、中三日となっていたウォーキングにカミさんとは別れて、ぐるっと遠回りの道へ向かう。久しく行ってなかった秋葉神社の120段の階段を駆け上がった。 上から下りてきた家族連れとあいさつを交わし、「まあ、素晴らしい。いいものを見せてもらった」と言う。「まあ、正月ぐらいは景気よくと思って」なんて、すっとぼけてみせたが、階段を駆け上がっている姿に感動しているらしかった。 そういえば、階段の下にブリキの四角い缶が置いてあって賽銭箱と書いてある。「何で???」と思いつつ、賽銭を入れたのを思い出した。 どこでも高齢化が進んで、これらの階段が苦痛になって、訪れる人が減っているのが現状のようだ。ここでも1年ほど前だったか、階段の中央に手すりが取り付けられた。そうか、このためだったか。 そこから家の方向へコースを取り、途中にある御嶽神社に立ち寄る。ここも高台にあり、結構急な階段が77段ある。山を削ってできた住宅街にポツンと取り残されたようにある神社で、出っ腹に突き出た大きなデベソのように立ち上がっている。高齢者が上って来るのを拒否しているかのような佇まいで、月次祭にも、上がって来るのが苦痛になったという声をよく聞いていた。 当然、私は駆け上がったわけだが、社殿の前のテントで、に数人が振舞甘酒を飲んでいるばかりで、元旦にしてはとても淋しい光景だった。日本の各地でこのような状況・情景が見られるのだろう。 人は何のために神社にお参りをするのか? ほとんどの人が「習慣だから」「伝統行事だから」と答えるのでしょう。「商売繁盛」「家内安全」「〇〇祈願」など諸々をお願いする向きも多いわけですが、本来、神社はお願いするために行くところではありません。神前に手を合わせて、自分に対して誓いを立てるというのが本筋でしょう。 縁起を担ぐことは良しとしても、神に頼んでも何もしてはくれません。神はその為に存在するものでもないし、神が人を助けた話などどこにも存在しません。有ったとしても、こじつけて神話化し、権威付けに利用しているだけの事です。 人間は弱い。自然界にあって虫けらとそう変わらない無力な生き物です。折々に心を落ち着け謙虚になって、生かされていることへの畏怖と畏敬の念が、自然に手を合わせる行為へと繋がっていくのだと思います。 実際、神が助けてくれるなんと思っている人はいないのかも知れない。腹が減っていなくても三度の食事をとるのと同じように、単に癖になっているだけ。同調圧力も無意識に感じていたりもするのでしょう。昔と違って価値観が多様化し、何でもありの世の中になってもまだ、この習慣が残っていることを感心すべきなのかも知れません。 現に私も、一日に三か所も参拝したわけですから。何もお願いはしませんでしたが・・。★ それはそうと、今日の夕方からの「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦(テレビ東京系・テレビ愛知10ch)」で知多市の「佐布里池」が登場します(多分最後の方)。説明する大村愛知県知事 佐布里池は愛知用水の貯水池として作られ、面積62万平米、総貯水量530万トンと、ナゴヤドーム3杯分に相当する大きな池です。 その堤防の耐震改修工事のため水を抜くことになり、大村知事が番組に秋波を送って見事採用された。先月中旬に予告編が収録されたらしい。2カ月掛けて水を抜く、その計画と番組の取り組みか方の全貌が明らかになるというわけだ。 2年続けてきた「番組史上最大の池」という触れ込みだけで予告編を放映するというのも異例の事。その大きさと規模がハンパナイのは、時どき行っているところだけに良ーくわかる。 愛知用水を取り込んで溜めている池なわけで、その水を必要としない時期、渇水期でもあることを考慮しての工事なのだろう。いつから水を抜き始めるのか。愛知用水はバイパスがあるのかも知れないが、池の水は美濃川と信濃川に放水することになるのだろう。 「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」の取材が何時なのか。かなり大掛かりに動員をかけないと、これだけの広さの池の探査は難しいだろう。 佐布里の梅まつりの時期に、梅林から見下ろす池に水がないというのも味気ない。田んぼに水が入る頃までには堤防改修工事が完成するのだろうか。いずれにしろ、ウォーキングで通るたびにその変化を見ることが出来るわけだ。工事が始まれば立ち入り禁止になって、大橋は通れなくなるかもしれない。塒にしているカラスたちもビックリだろう。 ★起工式は1月12日(土)に行われる。
2019.01.02
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♪ 頭足を刺激ケアして腹据えて自我と自立のボヘミアンたる
2019.01.01
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