「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2022.10.17
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カテゴリ: 美術館・博物館
西洋絵画は、歴史的な背景を合わせて理解が必要になりますね〜さてこの儀式は?


ヒント考えられない大きさの絵画で大人数が描かれました。



第一問=この絵は、誰が描きましたか?

第二問=題名は、何ですか?

第三問=この儀式が行われている場所は、どこですか?

第四問=どこの美術館にありますか?

第五問=この絵とほぼ同一の絵がもう1つあります。



第六問=2つの絵は、一部異なる部分があります。

 それは、何ですか?


近くに寄って見ると美しく描かれています手書きハート


​答えは・・・これ​


第一問=この絵は、誰が描きましたか?

​【解答】​ダヴィッド


第二問=題名は、何ですか?

​【解答】​ナポレオンの戴冠式


第三問=この儀式が行われている場所は、どこですか?

【解答】パリ・ノートルダム大聖堂


第四問=どこの美術館にありますか?

【解答】ルーヴル美術館


第五問=この絵とほぼ同一の絵がもう1つあります。

 それは、どこですか?

​【解答】ヴェルサイユ宮殿​


第六問=2つの絵は、一部異なる部分があります。

 それは、何ですか?

​​ 【解答】画面左の5人の女性のうち、

​左から2人目の服の色が違う。​



​『皇帝ナポレオン1世と皇妃ジョセフィーヌの載冠式』​

(ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠)




カンヴァス 油彩

621.0cmx979.0cm

パリ「ルーヴル美術館」所蔵。




​【解答】​ダヴィッド



ジャック=ルイ・ダヴィッド
​Jacques-Louis David​

1748年8月30日〜1825年2月29日(76歳没)

フランスの新古典主義の画家。



19世紀前半にかけて、

フランス史の激動期に活躍した。

新古典主義を代表する画家。

ナポレオン1世の首席画家。

【代表作】

『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』


18世紀後半、

ロココの行き過ぎへの反発もあり、

古代への回帰を主張した

新たな美意識が登場します。

それが、

ダヴィッドらによる「新古典主義」である。


第二問=題名は、何ですか?

​【解答】​ナポレオンの戴冠式


フランス語で正式には・・・

(Sacre de I'empereur  Napol éon ler et

couronnement de l'emp
ératrice Jos éphine

dans la cath
édrale Notre-Dame de Paris,

d écembre 1804)

『1804年12月02日、

 パリのノートルダム大聖堂での

 大帝ナポレオン一世の聖正式と

 皇妃ジョセフィーヌの戴冠式』


と長〜い題がつけられているが、

略して ​『ナポレオンの戴冠式』​

として知られる


この絵を見たナポレオンは・・・

30分ほど無言で見つめ続け、

その後ダヴィッドに対して、

最敬礼をしたそうです。



第三問=この儀式が行われている場所は、どこですか?

【解答】パリ・ノートルダム大聖堂


​ナポレオン1世の聖性式は、

パリのノートルダム大聖堂で行われた。

その目的は、

ナポレオンが「フランス人民の皇帝」として、

革命を引き継ぐものであると示唆することにあった。


ナポレオンが、ローマ教皇を、

ノートルダム大聖堂に招いた戴冠式の様子。

冠は、

ローマ教皇から頂くのが

普通のことだったのですが、


なんと〜ナポレオンは、

教皇に背を向け、

自分の頭に冠を載せたのです。


その後、

妻のジョセフィーヌの頭にも

自ら冠を被せます。


膨大な人物の中には、

式にいなかったナポレオンの母親の姿も

しっかりと描かれています。

(ジョセフィーヌの上あたり、椅子に座っている)


第五問=この絵とほぼ同一の絵がもう1つあります。

 それは、どこですか?

​【解答】ヴェルサイユ宮殿​


作品公開直後の1889年ダヴィッドは、

アメリカの事業家から、

同サイズの複製画を描くように注文を受けた。

同年、彼は

記憶を頼りに二作目の制作に取り掛かり、

ブリュッセルへの亡命中の1822年に

これを完成させた。

最終的に二作目は、

1947年にフランスに戻され、

ヴェルサイユ宮殿に保管された。


第四問=どこの美術館にありますか?

【解答】ルーヴル美術館

一作目は、ルーヴル美術館です。


第六問=2つの絵は、一部異なる部分があります。

 それは、何ですか?

​​ 【解答】画面左の5人の女性のうち、

​左から2人目の服の色が違う。​


画面左で並んで水色のドレスで着飾った

ボナパルト家の女性たち。


左から、ナポレオンの妹3人。

カロリーヌ(次女、ミュラの妻)

ポリーヌ(三女)

エリザ(長女)の順。


複製画では・・・

ナポレオンのお気に入りの妹

ポリーヌがピンクのドレスを着ている。


(参考文献:美術出版社/西洋美術クイズより)
(写真撮影/解説:ほしのきらり)

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最終更新日  2022.10.17 00:10:09
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