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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月4,200円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜大幅反落。前日のNYがバーナンキ議長の議会証言を受けて最高値を更新したことを受けて、日本株も朝方から買いが先行。過去最大規模となるデトロイト市破綻のニュースもどこ吹く風でした。ただ日経平均は寄り付き後間もなく15000円を伺う展開から徐々に伸び悩み、10時頃から突然失速→中国株がマイナススタートとなると急落となりました。10分間で400円以上下げ、さながら5/23の急落を彷彿とさせる流れに。騰落レシオや平均線からの乖離率での過熱感、連騰が続く地合に加え、参院選という重要イベントを控えて様子見気分が高まったところにプログラム売買などによる裁定解消売りが重なった模様。一方、下値では買いが入り、強弱感が対立。その後は急速に下げ渋る流れになりました。ただ買い戻しが一巡すると、参院選を控えて様子見の売りが出る流れに。その後持ち直すこともできず6日ぶりの大幅反落となりました。売買高は36億株台、売買代金は3.1兆円とさすがに膨らみました。投資判断は「やや買い」。また最近忙しくなってきて、ブログの更新が滞りがち。ちなみに来週もまた忙しいので、更新は微妙な感じです。予めご了承ください。ちなみに不眠症は治りましたが、眠りが浅くすぐ目覚めてしまうので、どうもスッキリしません。それはそうと金曜のNYは企業の決算に好不調が入り交じり、それぞれ前日終値付近で終えました。一方ハイテクの多いNASDAQはMicrosoftやGoogleの決算が予想を下回ったことで下落。いずれにせよそれぞれ最高値圏はキープしている格好で、地方の財政状態がどうなろうとアメリカ国自体は好調持続。実際金利も6月末を越えてから落ち着いてきています。それらを受けてとりあえずシカゴ225先物は14900円くらいの水準に。ただ日曜の参院選の結果次第で状況が変化する恐れがあります。一般的には自民党の圧勝がコンセンサスになっていますから、万一自公が負け過半数を取れないようなら株価は外国人の容赦ない売りに見舞われ急落することになりそうです。しかし投票率も低そうですし、その可能性は極めて低いでしょう。となるとあとは勝ち方の問題ですが、これも一般的には「勝ち過ぎる」と、株価にはあまり良くないと言われています。勝ち過ぎて憲法改正論議に力が入る→景気対策が後手に回る、というロジック。自民65議席程度、公明10議席程度が想定されていますが、もし自民で70議席を越えるようなほぼ全員当選状態になると「勝ち過ぎ」となるのでしょう。ただこれもさすがに難しいという感じなので、一番のメインシナリオとしては「自公で70議席を越えて参院でのねじれ解消」が落としどころでしょう。となると、安定政権確保で「決められる政治」になり(実際どうなるかは別として)これから日本は良い方向に向かっていくと外国人投資家が期待しますから、週明けも引き続き外国人買いが続くと見るのが妥当です。実際、投資部門別売買動向を見ると、外国人の買いが3週連続で3000億円超え。一方、個人は2000億円を超える大幅な売り越しが3週連続で続いており、状況は変わっていません。金曜の急落があったので、今週は少なくとも先物市場では外国人も売り越しになっている可能性はありますが、海外株も安定している以上、概して外国人買いの流れに変化は無いと見られます。と言うわけで来週も引き続き底堅い動きが続くと見ます。金曜の急落を受けて会員向けのメールでは以下のように言及しました。「私は今回は5月のようにはならないと見ています。確かに裁定買い残、信用買い残がまた少しずつ積み上がってきていましたが、同じ手は2度通用しないと見ます。後場も引き続き様子は見たいですが、今回は「一時的」と見るのが妥当でしょう。今回の一時的とは、概ね来週中には混乱が収まることを意味します。ドル円も100円を維持していますから、全般的にはしっかりした地合が続くと見ます」来週は今週よりもボラが上がることで、全般的に値幅の出やすい地合になると見ます。一般的にボラが上がるということは下落しやすくなるので(リスク敬遠の動きが出るから)、金曜のような急落場面がまたあるとは思うのですが、基本は上述のような理由から押したところは拾う場面と見ます。為替に関しても円安トレンドが明確化しており、これら海外要因が5月の急落時とは異なります。究極的には為替と日経平均の連動性が高いですから、株価も上昇の可能性が強いです。実際足元での高値更新銘柄数はじわじわと増えてきていますから、指数もそれに合わせて高値更新、つまり15000円超えを目指す感じでしょう。それでも、間もなく決算シーズンが本格化します。前回も書いたような理由から、7月末辺りからまた上値が重くなると見ています。で、一旦8月に入った辺りでだれる→その後次第高でやや持ち直す、というシナリオを現段階では考えています。今ちょっと気になるのはデトロイト市の破綻でしょうか。大規模であっても基本破綻は済んだことなのであまり気にする必要が無いのですが、地方債の下落→ムーディーズによるアメリカ国債の見通し引き上げもあり、地方債から国債に資金が流れる→高い株式市場を売って、債券市場に資金が流れる、という動きが一時的でも出そうです。一応心の片隅に止めておいてください。 新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共に軟調。東証1部市場の混乱が新興市場にも波及し、全般的に軟調な地合となりました。ここまで第二のガンホー(3765)と見られたユナイテッド(2497)はCocoPPaの課金を受けて週初は買われたものの、材料出尽くしから急落。その他のDDS(3782)も一転売られるなど、絶好調だった一部の銘柄には需給逆転現象が生じています。ただ少しずつ東証1部銘柄の決算が始まるにつれ、大型株に買い辛さが出てくると、夏場は大抵仕手株や新興銘柄に物色が集まるもの。仕込みの時期としては悪くないと見ます。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は続伸。金曜はあの混乱の中でもメガバンクはしっかり。参院選後の出直り相場を睨んでしっかり買われる流れとなりました。同社も出来高を膨らませて小じっかり。5月以来の高値水準に戻してきて、戻り待ちの売りをしっかりと吸収している感じです。背景にあるのは上述のような外国人買いの継続でしょう。最後はどう考えても銀行株が買われる流れになると思います。ただ5月の急落時は大規模な金融緩和が続く中で利ざやの取り辛くなる銀行「までもが」買われたことで、外国人買いの終焉を示唆する格好になってしまいました。では今回はどうかというと、NTT(9432)などのオワコン的な時価総額高い株はそこまで買われて無いので、まだ大丈夫と思います。05年の郵政解散後の動きを見ると、銀行株は大きく買われましたから(当時と背景は色々異なりますが)出遅れ感の特に強い銀行株は狙い目なのだろうと思われます。信用買い残も3月以来の最低水準で、だいぶ整理が進んでいる印象。三井海洋開発(6269)は反落。ただ本日の日経一面で「日本はレアアースを多く含む海底地層の独占探査権を太平洋の公海上で26年ぶりに得る見込み」と報じられています。遂に公海にまで範囲を拡げた、ということで、同社のビジネスチャンスが純粋に膨らむ格好。日本の資源問題は未だ解決にはほど遠い話ですから、参院選後もこういうニュースがドンドン出てきやすい地合になると思います。ですから、この銘柄にとって買い材料が今後も度々出て、その都度買われる感じになりそうです。株価は最近横ばいが続いていますが、3月、5月と大きく買われる場面がありましたから、リズム的にもそろそろドカンときそうです。さて、今回は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはニトリHD(9843)です。この銘柄は先週有料銘柄で取り上げ、一応そちらでの投資期間は終了となったので、今後はポートフォリオ銘柄で長期視点で取り上げていこうと思います。ご存じ家具小売り大手ですが、株式市場的には円安デメリット株とされています。なので、上述のように円安が続くと見ているクセに何で買いで取り上げるのか、と思われるかも知れません。実際、先月末に発表した第一四半期決算を見ても円安によって利益率が悪化しており、今期計画でも営業利益率が1%以上悪化しています。ところが株価は為替に反比例して売られるか、というと、むしろ高値更新を続けています。決算後も翌日は売られましたが、すぐ買い戻しの流れが続いて金曜は高値更新。同じように円安がマイナスと見られるABCマート(2670)も決算後に高値を抜けてきているように、そのイメージがむしろ株価を割安に放置しているように見えます。実際、同社の月次動向は順調で、直近3ヶ月の既存店売り上げは前年比プラスをキープ。特に6月は10%近い上昇で、回復傾向が顕著です。この流れで7月も一段と好調さをキープできると見ています。その根拠は「Nクール」という商品に挙げられます。帝人(3401)と共同開発した寝具のシリーズで、先日日経でも「冷感寝具「Nクール」の販売が前年の3倍」と報じられました。熱を効果的に逃がす繊維を用いることにより、暑苦しい夜も体感温度を大きく下げることに成功したとのこと。それが足元の「千年猛暑」と言われる連日の猛暑から、飛ぶように売れて現在は入荷待ちの状態。私も実際に最寄りのニトリに行ってみたのですがすっかり棚は空になっており2週間待ちの状態です。ユニクロのヒートテックを彷彿とさせます。確かにニトリの中で占めるNクールの割合は極めて小さいですが、それを求めて来店→他の品物にも食指、という構図は容易に連想しやすいです。丁度ボーナスも出たシーズンですし、無駄遣いしやすい時期でもあります。皆様もお近くのニトリに行って体感されると良いと思いますが、駐車場がいっぱいになるほどお客さんが来ていて、レジも長蛇の列。私自身は時々来ていましたけれど、恐らく開店以来の大盛況じゃないかと思います。これは夏の猛暑が続く限り猛暑関連株としてちょっと期待できると思います。で、チャートは実質上場来高値を無事抜いてきたので上値の節が無くなっており、需給面でも戻り待ちの売りが出ないわけですから、上値の軽い状態です。加えて信用残高は差し引き6.3万株程度の売り長で、今後は売り方の悲鳴の量に応じた買い戻しが上値を一段と引き上げてくれるものと思います。ここまでは値動きの小さい銘柄でしたが、ここから値幅は大きくなってくると見ます。そんなわけで月曜寄りから買いポートフォリオ入れ。目標株価は1万円にします。・・・そしてまだまだ書きたいことは山ほどあったのですが、恒例の文字数制限でここまでにします。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年07月20日
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ようやく前回の沖縄話が終わったところですが、その後3月に広島、宮島、江田島と行ってきたものですから、その話をまたとめどなく綴っていこうと思います。随分時間が経過したので、うろ覚えな部分も多いのですが(;^_^A広島で私がずっと昔から追っているソフトクリエイトHDのIRセミナーがあると聞いたので、以前から嫁も宮島に行きたいと言っていましたし、私は仕事で、嫁は観光ということで、勝手に第三の故郷と思っている広島に約13年ぶりに行くことになりました。富山から特急サンダーバードで新大阪へ。新大阪から山陽新幹線で広島へと目指します。お昼は新大阪で駅弁を買おうということに。新大阪と言えば以前「人志松本の○○な話」で紹介されていた和風焼肉弁当「じゅうじゅう亭」。これを一度食べてみたいと思って乗り換えの10分をフルに使って探し回ったのですが・・・どこで売っているのかわからず(T△T)結局諦めて帰りの乗り換えの時に探すとして、普通の焼肉弁当を買いました。にしても駅弁って高いですよねー(><)量も少ないですし。まあ特急や新幹線で食べる駅弁も醍醐味ではあるのですが。そう言えば子供の時にあったプラスチック容器のお茶って今は全く売ってないですね。無茶苦茶熱く、プラスチックが溶けていそうで身体に悪そうなところが思い出(?)です。それはそれとして約5時間半かけて広島に無事到着。懐かしの広島駅は13年前とあまり変わっていませんでした。変わっていたのは新広島市民球場のマツダZoom-Zoomスタジアムとコストコが出来たこと(ちなみに丁度その日が開店前日だった様子)。特に新幹線の車窓から見る球場の緑が素晴らしく鮮烈に映えて、ちょっとテンションが上がりました(^_^)/旧広島市民球場は今は無くなってしまったのですが、私の旧市民球場との思い出と言えば、中日を応援しに行って佐々岡にノーヒットノーランをされたことと、外野手なりたての福留のサヨナラエラー(T△T)中日サイド的にはロクな思い出がありませんが、思い出すたび頭に流れるのは「カープ、カープ、カープ広島~広島カープ♪」という「それ行けカープ」の応援歌(;^_^A広島駅から出ると嫁は観光の定番原爆ドームへと行きました。私はIRセミナーへと向かいます。その辺りのくだりは省略。夕方になり市電の駅で待ち合わせした我々は、宿泊する宮島へと向かいます。そのまま「広電」で1時間程。広電は広島を網羅している日本で最も発達している市電で、わずか150円でほぼどこでも行けます。かつて原爆が投下されて壊滅した三日後に早くも運行を再開した世界一すごい伝統のある電車。しかし相変わらずスリリングですよね。まず駅が国道のど真ん中ですから、当然トラックもビュンビュン走っています。ちょっとでも駅から道路側に身を乗り出そうものなら大惨事(・・;)実際に電車もこの幅で走るかねぇ、というレベルの車幅のところでも走っていきますし(・・;)路駐なんてあったら一発アウトですよ。地元の車も慣れたもので、スレスレのところを併走したり( ̄Д ̄;;富山にも市電が走っていますがここまでではありません。もし接触事故でもあったら全線に影響してくるわけですから大事です( ̄Д ̄;;場所によっては山手線よりも短い間隔で走っているわけですから。そんな心配をよそに西広島で乗り換えて、宮島駅に到着。で、そこからはまた数分間隔で出てるフェリーで宮島まで。いやー、さすが観光の広島は交通網が発達していますね。スムーズに陽が沈む前に宮島に到着しました。(つづく)
2013年07月15日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月4,200円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は金曜続伸。前日のNYがバーナンキ議長講演を受けて高値を更新する中で、日経平均も朝方は買いが先行。しかし為替がやや円高に振れると一時マイナス圏に転じる場面も。前日に決算を発表したファーストリテイリング(9983)が売られたことも重石になりました。それでも後場は14500円を挟んで一進一退の展開に。中国株が後場からまた軟化しましたが、特に影響はありませんでした。引けでは14500円を回復。SQ値14410円が下支えとなって、割り込まずに推移できました。売買高は27億株弱、売買代金は2.3兆円とそこそこでした。投資判断は「やや買い」。折角ブログを何とか通常更新に戻したと思ったら、また一週間更新をさぼってしまいました。先週は月曜から不眠症モードにかかってしまい、布団の中で5時間ほど寝れない日々が続いて、連日2時間睡眠になってやや体調が悪かったので。急に暑くなって寝苦しくなったからでしょうか。とりあえず今は少しずつ寝れるようになってきました。それはそうと金曜のNYはJPモルガンなどの金融株の決算が良かったことで続伸。小幅ながらも高値を更新してきました。日本は3連休なので月曜のNYの動きも確認してみたいところですが、基本は参院選前でやや商いが細る中でも底堅く強い動きが続くと思います。先般より「アメリカのチャートが崩れている」としていましたが、先々週の雇用統計、その後のバーナンキ議長の発言で「QE3の終了は9月」ということで市場が織り込んだ形になりました。結果、チャートは見事復活し高値となっていることで、海外不安がまた一つ消えたことが大きいです。それを背景に投資部門別売買動向を見ると、外国人の買いが2週連続で4000億円超え。一方、個人は先々週も3000億円を超える売り越しと2週連続で大幅な売り越しとなり、さながら春先のような雰囲気になってきています。アメリカ市場がしっかりしていること、また参院選で自民が圧勝することが想定線となっている中、外国人は安心して買ってくるでしょうからこの流れはまだまだ続いていくものと見られます。また究極的には為替と日経平均の連動性が高いですが、アメリカの緩和終了によるドル高が見込まれるのであればここから円安トレンドが見込まれ、つまりは株高が期待できます。従ってアメリカが高値を更新しているならば、日経平均も5月急落前の高値を抜け、16000円を目指す動きになると考えるのが自然です。チャート的にも5/23の一日の急落で株価は16000円辺り→14500円まで1500円急落したわけですが、今週はその14500円での足踏みが続きました。この辺り前回「14500円辺りに一定の抵抗力があるものの、その水準を上抜ければ上値追いのスピードは速まる」「基調は上向きで、参院選前も後も買っていって良い」としたものを踏襲しています。ここを上抜ければ、上値は価格帯出来高の薄いゾーンに入ると言えますから、上値は軽く進んでいけるものと見られます。ただし、7月末辺りからまた上値が重くなると見ています。と言うのも3月決算銘柄の第一四半期決算が始まりますが、基本どの企業も大抵第一四半期は進捗率の悪い数字が出てきます。それは季節性要因からで、一般的に企業は最終四半期に売上を計上する傾向がある反動が第一四半期に出てくるからです。思った程業績回復の期待できない、という失望感が芽生えそうな頃合いです。と言うわけで、例年夏場は決算を受けてちょっと弱含む流れになります。加えて夏枯れ相場の名前の通り、流動性が減少します。主力の外国人投資家が夏期休暇で日本人もお盆休みを取るから、とか甲子園が始まると皆株よりも高校野球を見るから、とか色々言われていますけど、実際問題として夏は株式市場的なイベントの少なさがあります。流動性は株価を押し上げる一つの要因になりますが、その流動性が減るという事自体が逆にマイナス要因になります。そんなわけで、月間パフォーマンスも平均で夏場が最も悪く、特に8月は一年で一番パフォーマンスの悪い月。丁度季節的に為替が円高に振れやすい時期でもありますから、それを見越して7月下旬辺りから先回り売りが出やすい時期です。なので「株は7月末に売って10月末に買い直すのがベストパフォーマンス」と昔からよく言われます。その8月頃にかけては注意が必要です。ただし、今の段階で8月が悪いと決めつけるのは、少なくとも今年に関してはまだ早いと見ています。と言うのも、まず出来高が薄いということは、トレンドが変わりにくいということでもありますから、もし7月がこのまま上げ潮ムードで終われば、8月もその流れが続く可能性があります。特に足元で高値を再度抜けてくるようなら、その勢いは益々強くなりそうです。今年は9月にアメリカのQE3が終わり、ドイツでは総選挙があります。また日本の消費増税が正式に決まるのも早ければ9月頃とされており、その辺りに国内外の大きなイベントが集中します。私は9月こそ今年の下半期で最も変化点の強い頃合いになると見ます。逆に言えば変化点となる9月までは、特にトレンドを変える手掛かりがなさそうです。で、また色々書いたもののまとめとして「目先は参院選通過後まで買っていける段階。ただ決算期に突入すると一旦上値の重さが出てくるものの、7月の勢いのまま8月も高くなるのではないか」という感じです。ガンガン買っていく段階ではないけれども、程々に買っていくべきところ、という感じでしょうか。足元で新高値銘柄も48銘柄と連日じわり増えてきています。これが大証との併合でやや嵩上げされることにはなりますけれど、それでも100を越えてくるようなら結果的に指数も十分5月高値更新を目指すと思います。 新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共に堅調。金曜は全般的に小型株がしっかりしてくることで、新興市場にも買いが集まりました。高値から見ると戻りが弱いですが、この辺りは上述のように個人投資家の売り越し基調が続いているところに起因するのかも知れません。ただ少しずつ東証1部銘柄の決算が始まるにつれ、大型株に買い辛さが出てくると、夏場は大抵仕手株や新興銘柄に物色が集まるもの。仕込みの時期としては結構良いタイミングかも知れません。【ポートフォリオ銘柄】船井電機(6839)は反発。今週から東証と大証の統合となり、重複上場していた同社のような銘柄に関してはTOPIX算入といった直接的な恩恵は無いものの、それでも2市場に分かれていた流動性が一つにまとまるわけですから、それだけでも売買のしやすさが拡がります。加えて同社はそれなりに時価総額の大きい銘柄ですから、今後アナリストなどのレポートが増えることで、より身近な銘柄になってきます。そうなってくると、特にPBR0.3倍という割安感、保有現金残の多さに注目が集まりそうです。NPC(6255)は反落。先週発表の決算は10年に買収したドイツマイヤー社を清算し、その他海外拠点を相次いで間引きする、ということで大幅な赤字への下方修正に。本業の売上が思うように伸びないというのも痛手でした。個人的にはこれだけ太陽光業界が期待→実績に向いて好調な中、 赤字縮小を期待していたのですが。マイヤー社の清算はわずか3年足らずで大失敗と決断したわけですが、これに関してはシャープ(6753)の亀山工場に同様、遅かれ早かれ切ってしまわないといけないものだったと思います。これだけ急いだのは欧州での急速な需要の減少と、今後の事業構造を今までの太陽電池モジュール製造販売から、直接受託して加工する事業へと転換する決意表明とも取れます。一方、決算短信を見ると受注残の増加が凄まじく伸びています。ただこの受注残は今までのような製造装置の受注ではなく、加工業の数字ですから、下請けになる分利益率は大きく減少します。また複数年契約での数字ですし、実際にどの程度加工をこなすキャパがあるか、更に上積みできるのかは今のところ未知数です。四季報速報の予想でも、残念ながら来期も赤字が続くとの見通し。来期にアク抜け感が出るなら今が買いとも言えるのですが、来期も黒字転換が微妙となると・・・ちょっと苦しいですね。幸い株価は250円を下値に、6/27の安値を割り込まないレベルで推移しています。上手くいけば売り一巡感が出てそのまま切り上がっていく形もイメージできますし、何かまた太陽光関連が話題になれば突発高する可能性はあります。ただ、太陽光関連株はここ1年くらいの短期勝負が妥当と思われる銘柄です。やはり太陽光の買取制度は世界的に成功例が無い以上、ドイツの二の舞になるのは目に見えています。一応ドイツなどが始めた時に比べて機器自体の性能が向上、また価格も安くなっているので、まだマシとは思えますが、それでも国民の懐具合に余裕が無い時期の電気料金引き上げは長続きしないでしょう。買取制度が続く間に業績が著しく改善して、次の新産業に向けた投資が出来るのなら話は別ですが、それが出来ない以上は明るい未来予想図はなかなか描けません。そんなわけで足元の水準が丁度買値水準でもあるうちに今回はポートフォリオ銘柄から外し、火曜の寄り付きでの売りとします。結局は同社を取り上げる前に持っていた印象「今後この銘柄を買うことはない」という思いを良い意味で裏切れませんでした。残念。日新電機(6641)は続伸。ようやく動き出した感じがあり、5月、6月に続いて3度目の680円突破に向けたトライとなっています。引き続き足元では太陽光向けパワコンメーカーが強く、高値を更新する銘柄が目立っており、同社には特に出遅れ感が強いです。また今週は今回のパワコンメーカーの好調さの火付け役となった安川電機(6506)の決算発表が予定されています。ここで再度パワコンの好調さが確認できれば、他のメーカーにも流れが波及していくものと期待されます。【注目銘柄】グローリー(6457)は反発。こちらはの銘柄は4日の有料メルマガにて買いで取り上げ。以後は横ばいの動きが続いていますが、金曜はようやく上値の節目である2400円を突破。上放れの動きが出始めました。75日線も上向いているため、突破は時間の問題でしょう。元々日本金銭機械(6418)の方を取り上げようと見ていたのですが、比較してみるとグローリーの方が良さそうだったので挙げたのですが・・・結果的には日本金銭機械の方が上放れの流れが鮮明になってきています。東証と大証の統合による効果や、参院選後にまたカジノ関連が取り沙汰されてくるものと見て、今辺りの水準は多いに仕込み時と考えています。当然ながら目標株価はまだまだ上の水準ですから、これからの動きに大いに期待しています。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年07月14日
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4ヶ月も続いた沖縄話は遂に感動の(?)フィナーレです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20130301.htmlそんな切ない思いを胸に、我々は「ひめゆりの塔」から帰ることにしました。さて目下の問題は先ほどの土産屋のおばちゃんをどうやり過ごすか(・・;)もう散々土産物を買った我々は、これ以上土産は要りません。ぶっちゃけてしまえば、うちの母なんてテンションが上がりすぎて結局この3日間で何と総額7万円分もお土産を買いました(××)何てアホな母(-。-;)嫁が旅行前に言ったセリフ「お母さんと喧嘩しちゃダメだよ」という言葉を忠実に守って母のやることに掣肘せず自由に放置したら、こんな残念な結果になってしまいました(T△T)と言うわけで、母をこれ以上土産物屋に連れて行くわけにはいきません。いかに土産物屋のおばちゃんがあっちを向いているうちに通り過ぎるか、ゲームの「メタルギア」感覚でバレないようにそっと行こう・・・と思ったのですが、何とか別の観光客を捕まえ熱心にTシャツを勧めておられたので、我々はそそくさとその場を通り抜け。無事車に乗り込み離脱に成功しました(;^_^Aそんなこんなで帰りはJAに寄って現地の野菜を買ったりしつつ、ホテルに戻りました。その日の夕食は国際通りのお店「首里天楼」で琉球料理を。コースで食べきれない程の美味しい料理が出てきましたが、中でも沖縄名物「豆腐よう」が絶品!(××)私は以前沖縄に来た時に某モンドセレクション受賞などとされた豆腐ようをいただきましたが、はっきり言ってものすごく不味かったので、金輪際豆腐ようは食べることはないだろうと思っていました。しかし、ここの豆腐ようは無茶苦茶美味かったですね(^^)危うく豆腐ように対する誤解を持ったまま、一生を過ごすところでした。是非また機会があれば食べたいです。翌日ホテルをチェックアウトし、ゆいレールに乗って那覇空港へ。昼の飛行機で帰ってきました。我々の珍道中はこうして無事幕を閉じたのでした。しかし最後の最後まで母は空港での空き時間を利用して、親の仇とばかりにせっせと土産物を買っていたのでした(-。-;)(完)
2013年07月08日
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★☆★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中です! 「損せず焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中! ▼下記URLから成績などご確認後、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html 1ヶ月当たり4,200円~。 相場が続く限りチャンスは無限大! 一度お試しください! 以前のレポートはこちら http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/report.html※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━※投資信託は専門外ですが、一応取り上げてみました。投資信託なので短期的に見る方はおられないと思いますが、長期的な世界情勢も予測し辛いので、とりあえずは株と同様四半期単位のスパンで検証してみます。13年7月7日現在 3ヶ月以内投資判断 「やや買い」 買いのタイミング 現在 3ヶ月以内基準価格予想 10000円~11000円 要点・株式と債券の資産配分が半々のファンドであるが、基準価格の値動きは日本株との連動性が高い。・同種類のバランス型投信との比較ではパッシブファンドであるため信託報酬は低いものの、不動産の組入が無い分リターンに劣る。・足元の景気回復期待から基準価格は上昇期待。ただし相反する資産を組み入れリスクを小さくしたファンドであるため、大きな上昇は望めない。 【ファンド概要】セゾン投信の運用で07年3月設定。世界30カ国以上の株式、10カ国以上の債券に分散投資。インデックス型投資のパッシブファンドで株式と債券の基本資産配分比率は半々。原則として為替ヘッジは行わない。オープン型で12月決算。分配金は0円の再投資型。 【手数料・運用報酬】 購入・解約時に手数料のかからないノーロードタイプ。純資産総額に対して実質約年0.75%の信託報酬等がかかる。【直近の組み入れ比率などステータス】※最新の月報より1位 U.S.500・ストック・インデックス・ファンド 25.1%2位 U.S.ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド 21.7%3位 ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド 18.3%4位 ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド 12.0%5位 ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド 9.6%他、全8銘柄上位5銘柄で約87%を占める。地域別組入ランキング1位 アメリカ 46.8%2位 ヨーロッパ 30.3%3位 日本 13.7%【海外情勢及び特徴】アメリカには金融緩和終了に対する思惑から債券価格の下落が続いている。一方、シェールガス革命や量的金融緩和の成果による景気回復期待や投資家姿勢のリスクオンの流れから株式市場には資金が流入。リーマンショック後の高値を更新し、上場来高値圏にある。一方のヨーロッパ圏は未だ各国の財政問題、それにまつわる緊縮財政の継続による低成長、高止まりしつつある失業率・・・などなどの諸問題を抱えており、全般的にまだ底打ち感が見られない。一方で一部の国にインフレ懸念も生じていることから、このまま金融緩和を維持することが難しいジレンマも抱えている。 【基準価格推移】運用開始以後は設定価格を上回る推移が続いていたが、リーマンショックによる混乱を受けて急落。一時6500円を割り込む場面も。その後は回復局面に入り、昨年11月以降の日本株高を受けて8000円から11000円辺りまで半年で急回復。一方で債券市場、特に最も組み入れ比率の高いアメリカの債券市場は日本株と反比例する形で昨年11月以降売られ(=金利が上昇)し、実質的には日本株との連動性が強い商品のように見受けられる。 【ファンド間比較】 同ファンドの直近の基準価格は10247円、直近5年間のリターンは8.4%であるが、他のファンドと比較してどうであろうか。財産3分法F(不動産・債券・株式)毎月分配型 『愛称:財産3分法ファンド』03年8月設定。世界の債券、国内不動産、日本株を2:1:1の割合で組入れ分散投資。直近の分配金 50円購入時手数料 約3.2%、実質的信託報酬 約1.0%。直近の基準価格 6086円純資産額は4700億円超で、バランス型の投資信託では最大。基準価格は低いものの、毎月の分配金を加味すると、直近5年のパフォーマンスは10.7%と高い。りそな・世界資産分散ファンド 『愛称:ブンさん』05年11月設定。アメリカやヨーロッパなどの債券、REIT、株式に1/3ずつ投資。原則為替ヘッジは行わない。毎月決算。直近の分配金 15円購入時手数料 約2.1%、実質的信託報酬 約1.4%。直近の基準価格 7483円総資産額は1100億円超で、バランス型の投資信託では3位。毎月の分配金を加味すると、直近5年のパフォーマンスは14.1%と高い。グローバル3資産ファンド 『愛称:ワンプレートランチ』05年9月設定。債券、株式、REITへの投資割合は1:1:1を基本とした分散投資。原則為替ヘッジは行わない。毎月決算。直近の分配金 20円購入時手数料 約3.2%、実質的信託報酬 約1.5%。直近の基準価格 6295円総資産額は800億円超で、バランス型の投資信託では5位。毎月の分配金を加味すると、直近5年のパフォーマンスは4.3%と低い。しんきん グローバル6資産ファンド(毎月分配型)06年6月設定。国内外の株式、債券、REITへの投資を1/6ずつ行う分散投資。原則として為替ヘッジを行わない。直近の分配金 25円購入時手数料 約2.1%、実質的信託報酬 約1.1%。直近の基準価格 7110円総資産額は300億円程度。毎月の分配金を加味すると、直近5年のパフォーマンスは17.5%と高い。他の資産分散・バランスタイプの投資信託と比較すると、分配金が無く信託報酬が低い割にはパフォーマンスが悪い。資産配分として他の投資信託は不動産を組み入れており、その比率も1/3である一方、同ファンドは資産の半分が足元で下落の目立つ債券。その分パフォーマンスに差が出てくる状況にあると見られる。【評価】足元で世界的な債券価格は下落傾向にある。一般的には景気回復傾向が見られ、金融緩和の収束の動きが出ているため。反面株式市場は上昇している。同ファンドは元々相対する二つの商品を等分に組み入れており、またインデックス連動タイプの商品であるから、大幅な値上がりは期待し辛い。時間をかけた着実な上昇を見込む貯蓄性の強い商品である。一方で上述のように基準価格と日本株の連動性が強い傾向にあるため、究極的には日本株の先行きを気にする必要がある。それを勘案すると、現在日本株は上昇基調にあるため、基準価格の見通しに対しても多少強気な姿勢を持っても良さそうだ。資産配分に関しては、足元で不動産を組み入れていないこと、またヨーロッパの配分比率が多めであることはマイナスである。ただ長い目で見た場合、これらの資産に巻き戻しの動きが出た際に投資家一人一人が機動的な解約をできるかどうか。あまり日々の経済動向を追いかけるつもりの無い投資家向けの商品と言えるだろう。つまり長期的な観点から保有、または他のファンドとの組み合わせで保有するといった総合的なポートフォリオ形成の一部品として有意性の出る商品である。信託報酬などのコスト面では他のファンドに比べて魅力的ではあるが、逆に言えばそれ以外のメリットがあまり見あたらない印象。そのため積極的な資産形成を好む人には不向きと言えるだろう。※投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。また同ファンドの中身に関して目論見書などを必ず再確認してください。
2013年07月06日
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2013年07月06日
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終わると見せかけてまだ続く沖縄話です。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20130301.htmlおきなわワールドを跡にした我々は「ひめゆりの塔」へと向かいます。ひめゆりの塔はご存知の方も多いでしょう。太平洋戦争末期、遂に沖縄に上陸してきた米軍に抗するべく、当時15歳~19歳の女学生までも看護要員として従軍させられましたが、いよいよ米軍の手が迫ってると、全員壕の中へと逃げ込みます。しかし手榴弾やガス弾などを投げ込まれ、そのまま壕の中で80名あまりが絶命しました。その跡地にひめゆりの塔が作られ、今も戦争の悲惨さを語り継ぐ場所となっています。カーナビの示す通りに運転し、我々は無事ひめゆりの塔に到着。既に日も暮れて、記念館の閉館時間が迫っていました。なので観光客もまばら。駐車場に車を停めて降りると、道路の向かい側の土産物屋のおばちゃん達が丁寧に「こっちこっち(^^)」と案内してくれます。しかしその裏には「今日最後のお客さん。帰りは何かうちで買っていってね(^^)」というムードが見え隠れし、ちょっと帰りを警戒する我々(・・;)で、案内された方向に進みましたが、一向に塔らしきものは見あたりません。目の前にあるのは大勢の戦没者の名前が記された記念碑と地面に大きな口を開いた壕。これが最も悲惨と言われた伊原第三外科壕のようです。覗き込むと深さ10mくらいあり、それぞれ10数メートル四方の壕である様子。高所恐怖症の私はこれだけでクラクラ。このような陽の当たらないところで何日も隠れ続け、最後には無惨に殺されるとは。無念さに思いを馳せ合掌。結局タイムオーバーで記念館も閉まってしまったようだったので、せめて塔だけでも見ていこうと思い必死に探す我々。しかし塔というくらいだから、すぐに目に付きそうなものだけれど・・・。母が「そう言えば姉ちゃんが行ったことあるっていってたから、姉ちゃんに電話で聞いてみよう」と提案。で、姉曰く「何か大きな穴あるでしょ?それそれ」とのこと。へっ?(・・;)実はひめゆりの塔とは我々のイメージするいわゆる高層の建築物ではなくて、穴の横に据え置かれた高さ数十cmの小さな石碑。それに「ひめゆりの塔」と記されています。その事実を知らずにやってきた我々のような者が皆、突っ込みたくなるような事実でした。多分修学旅行生とかは皆笑いながら突っ込んでいるのでしょう。しかしwikipediaなどで見てみると、これは当時物資難であったこと、また米軍の統治下であったために派手な慰霊が出来なかったことが原因の様子。そう考えると非常に切ないひめゆりの塔。うん、これは立派な塔ですね(T△T)(もう一回だけつづく)
2013年07月05日
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★☆【有料メルマガ】【銘柄診断】お申込募集中! 専属のアナリストがなんと一ヶ月4,200円~!ここでしか手に入らない情報があります!ブログを更新しない日も、有料メルマガで相場観を提示しています。 ▼HP「じょうしょうダルマ」からお申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/ ※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━日経平均は続落。前日のNYは独立記念日の前日で半ドンでしたが、ADP雇用統計や新規失業保険申請件数などの数字が良かったことで堅調。ポルトガル不安などでヨーロッパにまた火が付き始めた嫌な感じをあっさりと吹っ切りました。それを受けた日経平均は、為替が円高方向に振れたことを嫌気して軟調スタート。ただ外国人投資家の参加率が低い中で前日終値を挟んだ推移が続き、値動きは小幅。明日のアメリカ雇用統計に対する警戒感も手控え要因で、結局引けまで14000円を挟んだところでの一進一退が続きました。売買高は24億株台、売買代金は2兆円割れ。TOPIXも6日ぶりの反落となりました。投資判断は「中立」。前回「メドとしては5/23高値15942円→6/13安値12415円の半値戻し水準である14178円辺り」としましたが、昨日はその辺りで上値の限界を見せ、14000円近辺での推移となっています。ドル円の100円乗せにも達成感。ただ、今日の動きはむしろ底堅い印象がありました。先月末の急騰を鑑みると、もう少し弱い動きに繋がっても良かったのですが。そんな中で次第に光明が出てきているのは「チャートによる底打ち感」と「アメリカの金融緩和終了に対するソフトランディング感」です。まずチャートに関しては、個別株などでもMACDが好転してきているものが増えていること。5/23以降の下落トレンド自体は、少なくともチャート上は終焉しています。「アメリカの金融緩和終了に対するソフトランディング感」に関しても、もう出口論に対する不安感が煽られてから2ヶ月近く経過し、だいぶ市場にも織り込まれてきました。実際、先般より経済指標が「良い」にもかかわらず、それを受けてNYは高くなっています。つまり、金融緩和終了に対する恐怖よりも、景気回復に対する期待を素直に喜ぶ地合になってきたということです。流れが正常化していると言えるでしょう。 ただし、まだアメリカのチャートは崩れたままで「Sell in May」の流れが継続中です。そして中国不安とアメリカの出口論が「慣れてきた」ところで、新たな「ヨーロッパ不安再燃」は、ちょっと新鮮味があり厄介です。もっともいつの世も、不安材料が全く無いなんてことは有り得ませんね。その不安材料が嫌気され株価をマイナスに導くか、大して影響せずに済むか、のどちらになっているかで、相場の体感温度は測れます。個別では個人投資家好みの銘柄が「鬼の居ぬ間にトレード」で盛り上がっており、値上がり率ランキング上位を占めていました。特に低位株のマネーゲームが全市場において見られた感じ。恐らくは明日もこんな地合が続くものと思われます。本日発表された投資部門別売買動向を見ると、先月末の急騰場面で外国人は現物・先物共に大幅な買い越し。一方、個人は大幅な売り越しになっています。丁度先週の信用買い残が震災直後の11年3月以来の水準で急減したことも合わせて考えると、個人投資家は余程懲りて、追撃買いする気も起きなかったということでしょう。戻り場面でのやれやれ売りを外国人が取得した、という5月までの構図がまた再現された形になっています。つまり、押し目買いを待っていた個人投資家の大部分は波に乗れずにまた置いて行かれた形になっています。 新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。朝方は昨日の流れを継いで非常にしっかりした地合でしたが10時頃から突然バイオ中心に崩れ出す流れに。「相場主」の気まぐれを感じる展開になりました。ここまでの戻りが急ピッチだったことで利益確定売りと戻り待ちの売りが嵩んだものと思われますが、明日も地合が全般的に手控えモードであるならば、個人投資家中心の新興市場の方が妙味のあるものと思います。もう少し上値追いの余地はあるでしょう。【ポートフォリオ銘柄】みずほFG(8411)は小動き。外国人投資家の参加が限定的な中で値動きは小さくわずか二本値。それでも個人的にはよく高値圏で踏ん張っているなという印象があります。テクニカル的には一目均衡表の雲下限に上値を抑えられている恰好ではありますが、その雲が今週末、来週頭にかけてねじれてくる部分に。突破するならこのタイミングというところに来ています。雰囲気的には上値の重さを感じるので、雇用統計次第というところか。一方で上放れれば今後は一転雲が下値支持をしてくれるので、安心感に変わります。三井海洋開発(6269)は反発。本日は日経一面で「千代田化工建設(6366)がイギリスのエクソダス社を買収し海洋資源開発事業に参入」と報じられ、千代建の方は急騰。地合的に材料難な中、同社にも連想買いが波及するか・・・と思いましたが、反応は限定的でした。相方の日本海洋掘削(1606)の方は急伸しましたが。ただこちらも何とか上値で値を保っており、需給バランスは崩れていません。引き続き高値をキープして、良いニュースが飛び込んでくるのを待つ流れです。船井電機(6839)は続伸。昨日は地味に大証で値上がり率トップになったりしていました。特段目新しい材料は無いですが、素直に出遅れ感や0.3倍の超低いPBRが買い材料に。今後は東証と大証の現物市場統合を睨んで、大証銘柄が買われやすい地合が続くと思います。【注目銘柄】前澤工業(6489)は反発。こちらは先週末に有料メルマガにて買いで取り上げましたが、値動きは非常に小幅で、なかなか商いは盛り上がってくれません。一目均衡表の雲下限が上値の重石要因に。ただ本日引け後に決算見通しの上方修正を発表。4月に続き連続の上方修正で、明日はようやく三角持ち合い上放れの動きが明確化してくるものと思われます。ここからの値動きに注目です。セリア(2782)は反発。こちらは先日も当欄で紹介しましたが、25日より有料メルマガでやはり買いで取り上げ。きちんと上場来高値更新が続き、売り方の悲鳴を糧に上昇が続いています。ここまで15.1%の上昇に。まだまだ目標株価を上に見ているので、また目標達成し次第当欄にて取り上げます。その他有料メルマガの成績は下記のURLから確認の上、お申込ください。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
2013年07月04日
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沖縄話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20130301.htmlその後、ハブの攻撃性を風船割で確認したり、ハブの牙を見せてもらったりと色々堪能してショーは終了。何とかハブは脱走せず、けが人も出ませんでした←※元々安全なショーです!最後は巨大ヘビとの記念撮影などもやっていましたが、ヘビよりも長い行列が出来ていたので残念ながら諦めました(※一応ヘビは大嫌いなのですが、折角の記念ですから何でもやってみたいタチ)。で、後はゆっくりと館内を見学。館内はハブに関する様々なことが展示されており、ここに来るとあなたも明日からハブ博士に(;^_^Aまた他にも色々な種類のヘビが多数飼育されていました。ヘビ以外にもコウモリやらカメやら、全般的にアンダーグラウンド感が漂う生き物が多数。好きな人は好きなのでしょうが、私はまあそんなにゆっくり眺めていたくは無いかな、という感じ。ひとしきり堪能して館から出てくると、外では幸運の白ヘビを首に巻いて記念撮影をやっていました。私もやりたかったのですが、時間の都合で残念。またしても心残りでした(T△T)写真はいっぱい撮ってきましたが、あまりに載せると引かれそうなので、とりあえず一枚だけ(;^_^Aこうして無事おきなわワールドを閉園間際まで満喫してきました。いやー、おきなわワールド良いですよ(^^)今回の沖縄で一番印象に残ったお奨めスポットです。名前が「おきなわワールド」だと、印象がイマイチな感じで行く気が失せるのですが、実態は「名前勝ち」した魅力的なランドマーク。ちなみにもし「おきなわーるど」だったら、もっと行く気が失せるのですが(-。-;)そうして我々はこの旅最後の目的地「ひめゆりの塔」へと向かうのでした。(次回いよいよ感動の(?)フィナーレへとつづく)
2013年07月03日
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2013年07月02日
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沖縄話の続きです。http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20130301.htmlスーパーエイサーの凄さに圧倒された我々は「ハブショー」が行われるハブ博物公園へと急ぎ足(・・;)本日最後の公演ということで、それを見逃すわけにはいきません。沖縄といえばハブ。ハブと言えば羽生善治←意味無し我々が着いた頃には、既にハブショーは始まっていました。「ハブがステージから脱走したら、とにかく逃げてください」と笑顔で注意事項を面白く説明するお兄さん。間もなくアシスタントのお姉さんがハブの入っている壺のようなものを持ってくると、長い引っかけ棒みたいなもので、簡単にひょいっとハブを取り出します。頭がプックリと大きく、いかにも強そうなハブの登場です( ̄Д ̄;;あれ?何かこの光景見たことあるぞ。デジャブーかな?(・・;)と思っていたら、どうやら昨年だったか「HEY!HEY!HEY!」で一度このハブショーをやっていたのを思い出しました。あぁ、ここでやってたのかー(××)で、ハブを無造作にステージの上に放り出すと、当然ハブは怒ります。しかしお兄さんは慌てず騒がず棒でハブを軽くあしらいます。「勿論ボクも噛まれたら一巻の終わりですけどね(^^)」なんて笑顔で。「ハブは後ろのものに全く気付かないんですよー」とか呑気な感じで言いつつ、素手でハブの後頭部を「パチコン!」と叩いたりします(・・;)すげー。で、その後は相方(?)のマングースが登場します。今は動物愛護の観点から、ハブ対マングースショーはやっていないとのこと。なので対決といっても別々の透明なパイプに水が入っているところで、競泳ショー(;^_^Aどちらが早く向こう側に辿り着くか、というものです。ちなみにその時はハブはスタートから全く動かず、あっさりとマングースが勝ちました。本来、ハブの泳ぎの速さに驚いてもらう段取りだったのですが・・・。正に勝負は水もの、ということでしょうか(;^_^A(つづく)
2013年07月01日
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