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働き方改革関連法は誰のための法律なのか。成立した後も、疑問がぬぐえない。それは主要な規定、制度の内容に働き手の視点というよりも、企業の立場に重点が置かれている項目があるからだ。解決すべきは、長時間労働などあしき日本型の労働慣行だ。電通の女性社員の過労自殺やNHKの女性記者の過労死は、社会的な問題となった。法律に、これまで事実上、青天井だった残業時間に罰則付き上限規制を設け、非正規労働者の待遇を改善する同一労働同一賃金も盛り込んだのは、労働慣行の是正を図るのが目的だったはずだ。しかし、残業時間規制の上限は「月100時間未満、複数月の平均で80時間」で、過労死ラインの水準を許容している。過労死遺族らが義務化を強く望む勤務間インターバル制度は結局、努力義務にとどまった。高度プロフェッショナル制度に至っては、安倍晋三首相が国会審議で、経済界からの要請が端緒で導入が検討されたと答弁。長時間労働を助長するとの懸念は消えていない。人手不足は深刻で、労働環境の整備は個々の企業にとって喫緊の課題だ。今後、制度の運用について議論が進む。「働き手のための改革」という原点を忘れず、その議論や運用に目を光らせる必要がある。(2018.6.29 毎日新聞)神足記者が執筆された記事。産経、読売とは一味違うね。さすが、毎日らしいキレが光る。
2018.06.29

全国の労働局などに2017年度に寄せられた、職場でのトラブルなど民事上の労働相談の内容は、パワーハラスメントを含む「いじめ・嫌がらせ」が7万2067件で全体の23・6%を占め、6年連続でトップだった。前年度より1・6%多く、増加は15年連続。厚生労働省が27日発表した。パワハラの相談は、上司から暴言を受けたり無視されたりして精神的に傷ついたなどで、派遣先でのパワハラの相談もあったという。厚労省は相談が増えている理由について「社会的関心が高まったためでは」としている。(2018.6.27 朝日)レスリングにアメフト。職場に限らず、弱い者いじめが横行している。本当に強い人は、弱い立場の人を慮れる。いじめる人=弱い人(卑怯者)だと私は考える。平成29年度個別労働紛争解決制度の施行状況http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000213219.html
2018.06.27

先週、森田童子さんがお亡くなりになったとのニュースが流れました。昔々、観たドラマ「高校教師」の主題歌。学生生活も終わり、就職直前の期待と不安が入り混じった頃だった。あれ以来、まともにTVドラマを観た記憶がない。たぶん余裕が無かった。あれから四半世紀か
2018.06.23

「労務理論学会」第28回全国大会へお邪魔してきました。統一論題は「働き方改革と『働きがい』のある職場」、会場は同志社大学今出川キャンパス。いいお天気で、久しぶりの京都を満喫しました。 午前中は社労士セッションの会場へ。3名の先生方の発表で、論題は「中小企業における処遇格差の実態と課題〜同一労働同一賃金の実現に向けて~」、「中小企業における「働き方改革」の影響」、「従業員満足から見た「働き方改革」」。僭越ながら質問をさせて頂きました。チャペルでは挙式が行われていました。末永くお幸せに!追伸:お土産は、出町柳「ふたば」の豆もち。20分は並んだかな。
2018.06.09
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京の絵草紙屋満天堂空蝉の夢 (宝島社文庫 このミス大賞) [ 三好昌子 ]価格:702円(税込、送料無料) (2018/6/8時点)引き続き、先輩の奥様による作品。深い。素晴らしい。また京の街を訪れたい気持ちになりました。
2018.06.08
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京の縁結び縁見屋の娘 (宝島社文庫) [ 三好昌子 ]価格:702円(税込、送料無料) (2018/6/6時点)先輩の奥様による渾身のデビュー作。もちろんサインを頂きましたよ。あれよあれよと読み止まらなくなります。ぜひ一読あれ!
2018.06.06

正社員と非正規社員の待遇格差が、労働契約法が禁じる「不合理な格差」に当たるかが争われた2件の訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)は1日、「不合理か否かの判断は賃金総額の比較のみではなく、賃金項目の趣旨を個別に考慮すべきだ」との初判断を示した。そのうえで、契約社員による訴訟で5種類の手当の格差を不合理と認める一方、定年後の嘱託社員による訴訟では近く年金が支給される事情などから大半の請求を棄却した。ー後略ー(2018.6.1 毎日新聞)歴史的判断がなされるとのことで注目されていただけに、拍子抜けな感じがなんとも言えない。
2018.06.01
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