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わたしの職場では今までは日勤者はひとりだったのが、月が変わって10月からは二人体制になる。初めての勤務の人が4人増えるので、食材がないとまごつくだろうと思い買出しに行ってきた。 11時前に職場に行くと新しいヘルパーさんは電話中だった。『わたしひとりじゃわからないので応援の人が10時に来てくださるって聞いていたのにまだ来てないんですが・・あっ、来ました』 とわたしの姿を見て慌てて電話を切った。わたしはちがいます、と手を振って合図したがヘルパーさんは話を続けた。『わたしひとりじゃ何していいかわからなくて、応援の人が来るのを待ってたんです。お昼ごはんを私が作っていいのかどうか・・・』『いえ、応援の人は11時に来ますよ』『10時に来るって聞いてるんです、それで待ってたんです』『いいえ、私は違いますよ。買い物に行ってきただけです』 わたしのことばが終わるのを待たずに話しつづけるおかしな人だ。 ガスレンジの上の鍋を覗くと、里芋と鶏ミンチを煮ている。『他には何を作るんですか?』 とわたしが聞くと、『塩じゃけを焼こうかと思って』と言ってはいるが、塩じゃけは見当たらない。冷凍庫の中に入ったままだ。『この鮭は身が厚すぎるからちょっと解凍して半分の厚みに切らないといけませんよ。グチを買ってきたからこれを煮てはどうですか』 と買い物袋の中からグチを取り出した。グチのパックを見てヘルパーさんが言った。『このお魚、捌いてないんですね。わたし、捌けないです』『はぁ?』 60半ばのヘルパーさんは魚をさばいたことがないんだって!『お魚はお魚屋さんが捌いてくれるものじゃないんですか?』『こんな小魚も捌いてもらうんですか?』 『ええ! そのためのお魚屋さんじゃないんですか?』『小娘みたいなこと、言うんですね』と言う私に、『わたし、小娘みたいですかね』という返事に半ば呆れて私が包丁を取り出すと、『あなた、できるの?』 参ったなあ、ヘルパーさん、訪問先でなにやってるの。 グチのウロコを取り頭を切ると、『まぁ! 頭を捨てるの? わたしは目玉まで食べるわよ』 とびっくりしている。『お年よりは頭は食べませんから』 頭と内臓をチラシに包んでゴミ箱に入れた。 買ってきた食材を冷蔵庫にしまい、なんと珍しい人だなあと思いながら帰ってきた。 夕方事務所から電話があった。『きょう買いだしに行って来た?』『はい、行って来ました』『ヘルパーさんが、若い女の子が買い物に行って来てくれましたって言うから、若い子ってだれかなあって。買い物に行くのはあなたしかいないと思って・・・あなたじゃったんじゃね、アハハ』 わたしも一緒に笑った。『なかなかいい人じゃね、アハハ』 なにはともあれ、終わりよければすべてよし!
2006.09.30
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またまた義妹が勤める会社でのこと。職場はパート5人のシフトで回っています。 その中のSさん。自宅から徒歩でいける勤務地を希望して就職したものの、1ヶ月だけと言う約束で我が町内の職場に来ました。その1ヶ月が3ヶ月に、3ヶ月が今月いっぱいに、今月いっぱいが今年いっぱいに延びて延びて・・・とうとう今月いっぱいでやめることになりました。 MさんとKさん、扶養控除の関係で来月と再来月いっぱい休むことになりました。結果、義妹とDさんの二人だけになりました。あっ、忘れていました。例のマネージャーがいました。 3人だけで回るわけがありません。そこで、義妹はマネージャーから言われました。『お願いがあるんだけどぉ、2ヶ月休みなしで仕事してくれる?』 義妹は早朝勤務で5時半には家を出ます。それを2ヶ月連勤してくれと・・・。『できません!』『ええ~っ! じゃあ、1日か2日休んでもええよ』『いいえっ! できません!』『ええ~っ! じゃあどうしたらええんよぉ?』『それはそっちで考えてください。だいたい、Dさんみたいに休みなしで働かせるのは労働基準法に違反してるんじゃないん?』『あ~、それは、シ~よ』『だったら、初めから勤務時間を計算して平均して勤務するようにしたらいいんじゃないんですか?』 それかもうひとり採用すれば年度末に2人も3人も休むようなことにはならないと思うのだけど。『それは、できません。おねがい! 2ヶ月でいいんだけど・・・』『そういうことならわたしも考えさせてください』 それで話は終わって義妹は帰ってきたわけだけど、毎度毎度、不思議な会社だと思いませんか?
2006.09.25
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病院の薬局に行ったら、いつも楽しみなのが『家の光』っていう雑誌を読むこと。エッセイもおもしろいし、手芸や料理、園芸も幅広く載っている。なんかわからないけど『農協婦人部』の印象が強いんだけどね。 パラパラッとめくっていると、今月は『これさえあればなんにも要らない』ご飯のおかずと題して簡単な1品料理が掲載されていた。その中の『酢鶏』が目についた。鶏肉さえ買えばあとの材料はある・・・。 手提げを探ってみたがボールペンもメモ帳もない。そうだ! 携帯にメモすればいいんだ。とはいうものの、『しょうゆ』を打つのにてこずり、『1カップ』の『1』が打てず『いちかっぷ』と打ち、『さとうおおさじ・・・』まで売って、『○○さ~ん!』と呼ばれ慌てて雑誌を本棚に戻した。 いつもはカウンターには薬剤師さんがひとりで対応しているから割とゆっくり本が読めるのに、今日は連休明けということで患者さんも多く薬剤師さんは二人で対応しているからいつもより早く呼ばれた。 レシピに心を残し薬局を出た。 帰りながら調味料の分量を反芻する。ふと、頭の回路がピピピッとつながった。携帯のメモを使おうとするから時間がかかるわけで、携帯にカメラがあるじゃないの。デジカメもいつも持ってるじゃないの。 いつものことだが、なぁ~にやってんだか! 気が利いて間が抜けてるというか、バカの後知恵というか、時々われながら呆れてしまう。 まぁ何はともあれ、『酢鶏』おいしくできました。
2006.09.19
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職場でケア会議があり、諸々のごたごたを解消する為に責任者を決めた。仕事の流れから食材の買出しまで若いナースがすることになった。 そうなるとおもしろくないのが今まで職場を牛耳っていたAさん。何かにに付けて、『責任者なんだからそれだけの自覚をもって仕事をしてくれないと・・・』と、ナースにちくりちくりと皮肉を浴びせている。 先日買ったばかりのみりんが見当たらない。『前に家からみりんを持ってきたからもらって帰ります!』って持って帰ったんだって。食器棚の丼もなくなっていた。『わたしが持ってきたものだから持って帰ります!』って。 セロテープがホルダーからはずされてテーブルの上にあった。『このホルダーも家から持ってきたので持って帰ります!』 持ってきた時は善意で自分からすすんで持ってきたはずなのにねえ。 そこまでするなら冷凍庫の中の『コノシロ』を持って帰ってくれませんか?骨がましくてお年寄りには食べにくい。『鶏の砂肝』も持って帰ってくれませんか?いかに言っても固くて噛めないと思うんですが。 昨日私が買出しを手伝って買ってきた『豚肉』がどこを探してもない。どちらへ帰ったのでしょうか? ケア会議の席で社長から、『お願いだから、朝起きて又仕事へ行かないといけないのかと憂鬱になるような職場にはしないで』と言われ、間髪あけず、『あらぁ~、私はここへ来るのが楽しくって仕方ないけどねえ』と答えたAさん。『それはあなただけです! 他の人はみんな来たくないと言っています』と言う社長に、『え~~~! そんなぁ・・・』に、みんな絶句。 さて、これから出勤。ホームの中のどこが違っているか間違い探しをしてきましょう。 みみっちい話でした。
2006.09.15
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義妹が働いているケータリングの会社(私も働いていた)には、平社員の上にチーフ、その上にマネージャーがいます。社員は殆どパートなので、毎年今ごろの時期になると税金の関係で休まざるを得ない人が2~3人出てきます。その欠員を埋めるためにマネージャーが助っ人としてやってきました。 現役で厨房に出ていたころから口ばかりで仕事のできない人でした。それがマネージャーの地位につき現場を離れているのですから浦島太郎状態なのは分かっています。利用者の食事形態がわからない、仕事の流れがわからない・・・で足を引っ張るばかりでした。 朝の食事出しが終わると8時です。『おなかがすいた・・・何か食べていい?』とマネージャーが義妹に聞きました。『どうぞ』残ったご飯を取り上げながら妹は答えました。『そのごはん、残ったん? おにぎり作ってぇ』『そんな時間はありません、自分でどうぞ』 呆れ果てて妹は答え、仕事に戻りました。 次の日、妹は仕事が休みだったのでホームに入所している母を訪ねました。ホームの玄関で施設長に会いました。妹の姿を見るや、施設長は、『○○さん! あんた、どうして今日休んだん? 私、今日お昼に何食べたと思う? カップヌードルよ、カップヌードル!』 と早口でまくし立てました。施設長は、出勤している日の昼食はいつも施設の食堂で食べます。(今日のメニューは確か・・・うな丼・・・)できているうなぎの蒲焼をスチームで温めてたれをかけるだけ。よほどのことがない限りまずくなるわけがないのだがと、妹は施設長に尋ねました。『どうしたんですか?』『どうしたもなにも、ご飯はゴッチンだし、たれはかけすぎ、ジャガイモの煮物はまずいし、赤出汁は水臭くて飲めないし・・・私はナリ○マに電話しようと思っとるよ』 ひどい剣幕で怒っていました。施設長は妹の料理を気に入っています。その日の調理はマネージャーがしました。マネージャーともあろうお方がエラクまずいものを出したものです。 翌日、マネージャーは妹に聞きました。『施設長、何か言ってた?』『ご飯は固い、たれはかけすぎ、赤出汁は水臭いって怒ってたよ』 そう答える妹にマネージャーは言ったそうです。『だってほら、私は辛いお汁飲んだら顔が腫れるじゃろう? じゃけえ薄味なんよなあ』『そういう問題じゃないと思うよ』 返事するのもたいぎぃ、と妹は嘆いていました。 そして今日、仕事にやってきたマネージャーさん、一言も挨拶しないでふくれっつらで厨房に入ってきたそうです。第一声が、『私は今日は作りません!』 お昼の食事出しがすんだ後、『おなかがすいた、食べていい?』と言って、他の人はまだ仕事をしているのに、自分ひとりお皿におかずをよそって厨房の流しの陰に座り込んで食べ始めたのだそうです。妹に聞こえるように、『施設長に言われました。○○さんに毎日お昼ご飯を作ってもらいなさい、だって、サッ!』 そう言いながら食べていたかと思うと、知らん間に帰っていたんだそうです。 これがナリ○マのマネージャーです。
2006.09.14
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それで、Aさんの排尿の時はどうしますか? 膝まで下ろさせる? いや、男はやっぱり前からちょっと出したほうがしやすいよ。 失敗して濡れることがありますが。 私は座ってもらいましたよ。 それは、座ってもらうのが一番いいけどね。 座るのはねえ、落ち着かないんだよね。朝、ぼくなんか元気がいいから押してやらないといけないん だ。 そうすると下に届いて気持ち悪いんだよ。 それ、ちょっと見栄張ってません? アハハ、ゴメンゴメン、脱線しちゃったね。 Aさんは、大の時は全部脱いでしてますよ。小の時は膝まで下げてます。 じゃあ、全員統一しましょう。前からちょっと出す、これに決めましょう。 では次、Bさんのオシメ。しょっちゅうずらしてますね。 実習の時オシメをして寝てみましたが、女は後ろの部分、腰が痒くなりましたよ。痒いからずらしてる んですよ。なるべくお尻をしっかり包むようにオシメをしてあげてください。 Cさんはオシメに手を入れてるのをよく見ますね。 あなたたち女の人には男の気持ちはわからないんですよ。あなたたちはどっちを向こうが関係なしに包 んでいるでしょう? 男はそれぞれ落ちつく向きがあるんです。オシメの中の向きを変えようとしてる んですよ。そこんとこ、わかってあげてください。 さらっと流して読んでくださいね。
2006.09.13
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母の利用料の支払いに老人ホームの窓口に行くと、『お釣の支度ができるまでの時間、お母さんの顔を見に行って来ますか?』と事務の方がいつも声をかけて下さる。姑も胃婁にしているのだがゼリーやプリンはまだ口から食べられる。姑のおやつを寮母さんに託し、母のいるショートステイルームへ行く。 8月以降職員の移動があったようで、母がショートでお世話になるようになってから初めて会う職員さんだった。利用者の食事介助をしていた職員さんに挨拶をすると、『面会は長いこと来てないですよねえ?』と無表情に抑揚のない低い声で責めるように言った。『前開きの夏用のパジャマが2枚しかないので持ってきて欲しいんですが。それと下着も。かづこさんは出かけることがないから服は要らないんです』と、タンスの引き出しを開けながら職員は続けた。 9月半ばにもなろうとするのにまだ夏服?『前回来た時に、寝間着以外の服とズボンを持ってきてほしいと言われたので持って来たんですが』『あの時は病院へ行くから服が要ったんでしょう?』『では、前開きの下着とパジャマを持ってきます』と返事をして母のそばへ行った。 母に声をかけるわたしのそばで職員さんは私と母の様子を見ている。『かづこさん、どうな?』 母のほっぺたを触りながら声をかけると、『ああ~・・』とうるさそうに母は顔をしかめた。母の寝間着の胸元を治してやり、ふとんをかけなおしてから母のそばを離れた。『もう、いいんですか?』 職員が呆れたように言う。『これから母の着替えを買いに行って又来ますから』『そうですか』 色白で無表情、抑揚のない低い声。何とも面白みのない話し方をする人だ。 ホームを出て買い物に行き、きれいな色の花柄とクリーム色のパジャマと前開きの半袖シャツ2枚と長袖シャツ2枚を買い、再びホームへ行った。 先ほどの職員の姿は見えなかった。挨拶をし、母の着替えと寄り道をして買った菓子パンを皆さんでどうぞと渡して帰ってきた。 話し方と聞き方、表情、目の輝きで受けとり方感じ方もずいぶん違って来るなあと、さて私はどうなんだろうと考えさせられた一日だった。
2006.09.12
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削除しました。コメントありがとうございました。
2006.09.07
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うちのおっちゃん、子供たちが持ってるものは何でもほしがる。ポケベルも携帯も。携帯はいつも携帯している。そう、携帯してるだけ。めったなことではかけてこない。 毎日5時40分にはぴたりと帰って来る。今日も時間通り帰ってきた。玄関で靴を脱ぎながら、『怪我をしたからこれから病院へ行く』と、見れば左手に握ったティッシュが血に染まっている。それでもちっとも急がず、作業服のポケットを探り、中のものを出している。『あんた、急ぎ!』『おお、服を着替えて行かにゃあ・・・』『そのままでいいんじゃないん? それより怪我は大丈夫?』『ちょっとタオル濡らして持ってきて』『どうするん?』『汗臭うて、いけまい。ちょっと体を拭いていく』『臭いのは人じゃのに、それより早う病院へ行き』 怪我が気になって、わたしは気が急いているのに、当の本人は冷静沈着。病院の受付が6時までなので、わたしは時計ばかり見上げている。 おっちゃんが病院へ行って2時間。うんともすんとも言って来ない。どのくらいの怪我なのか、どういう治療をするのか気になって仕方ない。こんなことなら付いて行けばよかったと気をもんでいると、間もなく車が入ってくる音がした。ドアを閉める音がしてもなかなか家に入ってこないので外に出てみると、妹と話している。『13針も縫うたんじゃってよ。オソロシイ~』と妹が大きな声で教えてくれた。見ると左手の中指は包帯で巻かれている。『遅いけえ、心配しょうったがあ』と言うと、『診察して、レントゲン撮って、待合室で横になって、麻酔打って又待って、それから縫うて金払うて、薬もらいに行って・・・』 おっちゃんの右手には薬の袋と携帯を持っている。わたしはその携帯を指で叩きながら、『これは何かいなあ? 電話というもんじゃないんかなあ?』と言うと、『電話かける間はない』とあっさりしたもんだ。『まぁ~、これくらい電話をかけてこん男は知らんなあ』と言っても知らん顔だ。『これは飾りじゃなあ』と呆れて言ったら、『飾りじゃけえ、えぇのを買うてくれ』じゃって! それで肝心のおっちゃんの怪我だけど、自分でハンマーで叩いたんだって。だから言うて行くところはないんよ。
2006.09.04
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じ~っくり考えてみても、結婚して31年夫がおかずを褒めた記憶がない。必ずけなす。もしくはないものを欲しがる。天ぷらをすれば『玉ねぎがうまいのにのぉ』、魚を煮れば『わしは焼き魚のほうがえぇ』という具合に。 好き嫌いも激しい。ハンバーグ嫌い、カレー嫌い、納豆嫌い、刺身嫌い、身の厚い魚嫌い、ドレッシング嫌い、辛いもの嫌い、ゴーヤ嫌い・・・ 昨夜のことだが、秋刀魚の塩焼きとおからの炒り煮を作った。『わしはわけのわからん魚は嫌いじゃ』と例の如く魚をつつきながら夫が言った。それを見ていた孫が、『じいちゃん! それ、さんまよ! しらんのん?』と目を真丸くして言った。『秋刀魚は知っとるんよ。わけのわからん魚が嫌い、言うとんじゃ』『わけのわからん魚? それこそワケわからん』 煮魚は嫌い、焼いたのなら食べんこともない、それも秋刀魚なら。鯖、いわしも嫌い。『もうちょっと焼き色がついとったらえぇのに・・・』 と、裏に返し表に返ししながら、フンフン言いながら食べている。 『おから』も、食べようかどうしようかというように、箸を持っていったり引っ込めたりしている。『おいしいよ、食べてみ』と促すと、やっと、それも少しだけ取って口に運ぶ。『んんん・・・・』『どしたん? おいしいじゃろ?』『んんん・・・もうちょっと・・・怒られるけぇ言うまぁ』『言うてみ、怒らんけぇ』『これはちょっと水気が多いでぇ』『・・・・・』 確かに、もうひと息炒ればよかったんだけど、手がだるかったからやめた。それを言い当てられたのも癪だが、偏食の標本みたいな人に批評されたくない。『あんたにそれ、言われたくないわぁ』 そう言うと、もう一つの『かぼちゃの煮物』を一切れ食べて、『これはうまいのぉ。あんたも食べてみない』と取ってつけたように大仰に言った。『まぁ、あんたに料理を褒めてもろうたことがないなあ』と私が言うと、『そうかえ?』と答える。『ちょっとは料理をしてから文句を言い。あんたが作れるんはカップヌードルだけじゃろ?』とわたし。『ようもカップヌードルがこの世にあったもんじゃ!』と夫。『・・・・そうじゃな! よかったなあ』
2006.09.03
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もともとのほんとの目的は、ヘアカラーを買うこと、明日のお墓参り用のササキを買うこと、脱衣所の棚にぴったしのかごを買うこと。 まず『道の駅』へ。 入ってすぐのコーナーに並べられてある菓子パン。ここの菓子パンがおいしいんだ・・・どれどれ・・・大好きなくるみパンとレモンパンとウインナロールとミルキーパンをかごに入れる。その隣には『タコ飯』と『いかの天ぷら』。魅力的だけど買うのはやめて、野菜コーナーへ。みずみずしい茄子を買って・・・あっ、ニガウリがある、チャンプルーにしよう。そうめん瓜・・・なつかしいなぁ・・・これ買って帰ってもなぁ・・・坊ちゃん南京だって、ちっちゃいなぁ・・・これが80円・・・かぼちゃは大きいのもらってるからなあ・・・。 あらっ、豆腐コーナーが出来てる。ゴマ豆腐、好きなんよなぁ、もめん豆腐も買うか・・・あらまっ!キムチを売ってる! 本格キムチって書いてある。『てるちゃんキムチ』・・・へえぇぇぇ~!750円!たっかぁ~! やめとこ。 レジに向かうときに花のそばを通って思い出した。(ササキを買うんだった!)残念ながら売り切れ。 次は脱衣所のかご。途中『秋の手作り展』が開催されている公民館の前を通った。(見たいけどなあ・・・豆腐が腐るわなぁ・・・)とそのまま行きかけて又後戻り。ちょっとだけ見ていこう。 『お月見ウサギ』と題した展示会だった。玄関に入ってすぐ、大きなタペストリーの前に蚊帳地で作った彼岸花、赤と白と黄色。なんともすばらしい。2~3人の人が値札を見ている。『いいけど、1本2300円じゃねえ、1本だけじゃあ飾れないし・・・』 ほんま、ほんま、と頷きながら奥の部屋へ。 和服地で作ったポーチやウサギの人形、粘土のウサギ、アクセサリー、きもののリメーク品などなど。わたしも手作りが大好きだったけど、もう細々したことは目が許さなくなっているのでやめた。いいなあ、すばらしいなあ、高いなあ、買えないなあ、と一回りして公民館を出た。 百均、百均。ちゃんと測って来たから完ぺき、メモを見ながら探していく。メジャーを忘れてきた!手の平で大体のところを測って2個買った。 次はスーパー。旬のさんまが並んでいる。昨日は1尾300円だったのに、今日は100円。やったぁ~! 今日はさんまの塩焼きね。お~、辛子明太子・・・これがおいしいんだ・・・名前が『ふとっぱら』・・・いいねえ。チャンプルーに入れる豚肉と鶏のモモも買っておこう。ハーブ入りのウインナー・・・これもおいしいんよなあ。そうだ、食パン、食パン。納豆も買っとこ! お昼は久しぶりに納豆まんまでも食べようか。玄米と五穀を買って・・・チョコレート、買おうかなあ・・・・・・やめとこ! 潔くレジへ。 あらまっ! ヘアカラーを買ってない! なんだろうねえ。 ぶつぶつ言いながら、女の買い物、終わり!
2006.09.02
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