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恩讐の彼方に 南風一俺が好きだったちょっとお澄まし顔の生意気な小娘そんなきみはもう何処にもいないだろうきみによく似た他人の空似はどこかを探せばいるのかも知れない恩讐の彼方にとはいかないまでもきみはもうすっかり俺のことなど忘れてしまっただろう俺もきみに対する拘りはとうに無くなってしまった若い日のきみに係わる苦悩って一体何だったのかな?こんな風にして生きてそして消えて行くのかなと想う (詩集の宣伝)「どこにでもある光景」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2012/05/27
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人を好きになる 南風一きみを好きだったのではなく意のままにならない感情を受け入れられなかった自分がコントロールできない感情を許せなかった人を好きになるということはつまりそういうことコントロールできる好きなんて好きでも何でもないだろうそれでも好きという感情を許せなかったコントロールできない感情は捨て去らねばならないそんなことができないからきみから逃げるしかなかった鉄のような心を持った男きみがそう想っていたら成功さでもきみは多分知っていただろう「痩せ我慢ばかりして なぜ自分に素直になれなかったの?」「そんな風に振舞ったところで 一生の後悔ものよ」さてきみの想像した通りだったかそれとも鉄が勝ったか (詩集の宣伝)「どこにでもある光景」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2012/05/26
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きみはちっとも変わってない 南風一 会わなければ何とも想わなくなるものできみと会って会わなければ会わないで何とかなるものだなあと悟ったきみと久々に共同作業をしておれがデータを読み上げる間合いが悪いときなどきみは遠慮会釈なく「ちょっと待って!」「私がハイと言うまで次に進まないで」と注文をつけてくるそんなところはちっとも変わってないそれがきみの良さなんだろうけれどね (詩集の宣伝)「どこにでもある光景」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2012/05/20
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何年前のことかな 南風一仕事を利用するつもりなんて毛頭なかったきみだって仕事とプライベートは別だから素早く反応したに違いなかった「会社から借りている携帯なので仕事以外でかけて来られると 困るんです。 昨日はちょうど接待の最中だったんです」これまでに見たことのないきみの怒った顔を見て「そうかこれは仕事の顔じゃないんだ プライベートになればきみもこういう顔つきになるんだ!」(きみから放たれた言葉の意味は横に置いておいて)とにかくこれは発見というかこれはちょっとした感動ものだったのんきに俺はそんな風に考えていた「なぜ俺は一線を越えて きみに何度も電話をしたのかな?」何かを期待したのは間違いないきみが好意的に応じてくれたらデートなんかを楽しんでその後何を期待したのかな?今から想えば能天気にもほどがあったね (詩集の宣伝)「どこにでもある光景」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2012/05/05
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