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楽しい一日の送り方 南風一だらだらと何ということもない一日でも一日が過ぎ去ることでお金を稼げるとか(例えば太陽光発電ならば晴天でありさえすれば 日中電気を売ってお金を稼いでくれる)自分がだらだらと好き勝手な時間を無為に過ごしていても同じ時間帯にパラレルに太陽光パネルはせっせと発電して電気を売って稼いでくれる車を運転しながらも目的地に着いた後のことも無意識に考えていてしかも車の周辺状況や信号や対向車、歩行者、バイクの動きには無意識に注意を払い続けている一つの時間帯にこんなにパラレルに二つも三つも物事を同時並行的に進められる芸当をやっていればただ一日を過ごすだけでも楽しいに違いない意識では誰でも無意識にやっていることを金儲けの事象として現実に稼働させることができれば無意識のパラレル意識と同じように無為の時間帯にお金を稼ぐことはできるそれを楽しいといわずに何を楽しいと言おう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/31
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今日は今日だけの 南風一今朝は5分ほど早く家を出たのでエレベータに乗るところで会社の超ベッピンさんの彼女と一緒になった同じエレベータに乗り込んだもののほかに別会社の3人も乗り合わせたのでただ黙ったままフロア番号の灯りが移りゆくのを眺めていたふと彼女と私が朝のエレベータで出くわすのはいつまで続くのかな?と疑問が湧いてくる彼女は幾らベッピンといっても今年は30歳に届くし、そうそう会社勤めが永遠に続くものでもなかろう私だって来年の今頃はもういなくなっているかも知れないしそういう意味では日々のありふれた出会いもありふれたものではないのかなと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/30
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異性を性欲の対象と見てしまう男の不幸 南風一女性がいくら美人だからといって誰でも彼でも性欲の対象とするわけではないだろうに以前に勤務していた会社で席が隣りだった同僚女性が私に呟いた言葉があるそれは若くて美人の新人女性が入社してきて挨拶周りに来たときのことだった男どもはみんなスケベ面をして若い美人の新人女性を見ていたからだろう隣りの同僚女性の言葉は「みんな同じ顔をしている・・・」ぽつりとそんな呟きその呟きを聞いた私は深く恥じ入った「わたしも結局スケベな、同類の男だった」(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/28
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今を誰に見て貰おう? 南風一片田舎に育った一少年が大学院を修了して64歳までサラリーマンを務め上げあと1年もしないうちに厚生年金をもらうところまで辿り着いた将来どんな職業に就くのか想像もできなかった中学校の恩師や大学を卒業後も色々相談事ばかりを持ち掛けた大学時代の恩師たち小学校の恩師を除き、すでに亡くなってしまった恩師たちや母方の祖母や父方の祖父父と母みんな亡くなってしまったけれどここまでよくやってきたものだと今を報告に出向きたい人たちはみんな亡くなって天に昇ってしまった一番報告したい人たちが今いないというのは切ないね(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/25
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17歳で亡くなった友のこと 南風一小・中・高生が自殺したというニュースを見聞きするたびに不憫さを感じるともに17歳で亡くなった友のことを思い出すその友は中学校に進学したときから卒業するまで3年間同じクラス仲間で楽しい中学生活を送らせてもらった彼と私は進学した高校は違ってしまったけれど彼は進学した高校のバレーボール部のレギュラー選手になって相変わらず大活躍をしていた通学時の朝や下校時の夕方に同じ電車に乗り合わせたときは彼は必ず私の帽子を取り上げたかと思うと自分の頭にひよいとかぶせて「どう?似合う?俺も〇〇高校生だ」と得意気に笑っていた彼は高校2年生の夏休み中(お盆が過ぎた頃だった)午後9時過ぎに飲酒運転の車に跳ねられて亡くなった自慢の脚は折れ曲がりほぼ即死ということだった彼のお悔やみに出向いたときすぐ近くでケガして包帯を巻いた女子高校生が泣き崩れていた話を聞けば彼女と彼が二人で川沿いの堤の上の裏道を歩いていたとき飲酒運転の車に跳ねられてしまったとのことだった彼女の方は彼が彼女の後ろに回ったから運よく命拾いして助かったとのことだった彼女にしてみれば自分が助かって良かったものか悪かったものかその後もずっと苦しむことになっただろう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/25
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幸せはそんなに身近にあるのかな?今朝通勤途上の路地裏で通学途上の男子高校生と女子高校生が仲良く歩きながら女子高校生の方が男子高校生の方に頭をもたれかかせる仕草をして二人仲良く歩いていく姿に出くわした敢えてこういう公道でそういう仕草をしたがる女子高校生の姿には健全性よりも学校や家庭で何か問題を抱えているのかな?と心配の方が先に立ってしまった男子高校生の方にもそんな安っぽい仕草をし合うことにどれだけ幸福感を抱くことができるのかな?と学生生活や将来のことに不安を感じたしかし二人の高校生の姿につい心配を感じてしまうのは私が年取った証拠だろうし若い人には若い人たちにしか分からない価値観があろうから余計な心配は止めることにしよう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/25
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1月・2月・3月の謎(早く過ぎ去る理由) 南風一1月は行く、2月は逃げる、3月は去るそう言われるにはそれなりの理由がある1月も2月も3月も寒くてできるだけ早く過ぎて欲しいと思っているから一日一日の過ごし方も義務的な仕事はさっさと切り上げるし食事も最短時間で済まそうとするしなるだけ早く就寝しようとする日々をそんな風に送るから一日・一週間・一か月が過ぎるのも早い1月から3月は風も温む早春で、季節も含む物事すべての始まりのとき(4月)までの足早に駆け去るべき時期でもあり季節的な厳しさということもあって人にしてみれば、なるだけ早く過ぎ去って欲しいという心理的な動機もあるそういうわけで1月から3月は、早く過ぎ去って欲しいという心理的動機からも同じ一日や一か月という時間であっても実際の活動時間は4月以降の、一日や一か月よりはるかに短くなって1月から3月は速く過ぎ去ったと感じる(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/24
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自由になるために 南風一ヒトとして生まれてきた以上誰しも(自分の)思い通りにとかもっと自由に生きて行きたいと思うだろう(そう意識するにしろ意識しないにしろ)誰しも部活に打ち込む学生さんも勉強に励む学生さんも自らの思うことに打ち込むことでもっと思い通りに、もっと自由に生きて行きたいと思ってそれぞれの思うことに打ち込むそして思い通りのことに打ち込んだ後今度は生きて行くために、稼ぐために仕事に就いて再びもっと思い通りにとかもっと自由に生きて行くために仕事を頑張って暮らすそして仕事からリタイアしたとき仕事から解放されることがもっと思い通りに、もっと自由に生きることであったと悟る仕事を通して生きがいを得るとか仕事で夢を実現するとかいうのは方便に過ぎなくて実は「仕事にしないこと」が一番生きがいを感じる方法であったことにようやく気づく(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/23
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人生や寿命は個人的なもの 南風一日本人の平均寿命が高いとか日本人の職業肯定感は極めて低いとかそう言ってみたところで実は何の意味もない日本人の寿命も職業人生も極めて属人的なものなので個人から切り離した「平均」には何の意味もないだから良いというわけではないが寿命が長い人は長い人なりに職業に満足している人はその人なりの満足を得て寿命も職業観もそんなものではないかな?寿命が長い人が多いことや職業に対する満足度が高い人が多いことには意味があるそれだけ手本にすべき人たちが多いということである(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/22
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止まった時間 南風一パソコン台の下に放り込んでいた新聞スクラップが一杯になってもう入らなくなったので整理してバインダーに綴じることにした毎回思うことだがもう新聞スクラップはなるだけ残すのは止めようと思うのだがそう思いつつも いやこれだけはと思って結局いつしかパソコン台の下はスクラップで一杯になっている数日に1回程度の切り抜きとはいえパソコン台の下に入れたスクラップかいつのものか憶えていないのでつい2~3か月前のものだろうと思っていたら古いものは昨年6月の日付のものだったスクラップ記事を見ればつい先日見たばかりという印象なのに時はすでに半年以前のものだった日々一日を過ごすときはなかなか過ぎないと思うのに過ぎ去ってみれば6か月や1年が過ぎ去ることの速いことよ私の意識だけがそこに止まっている(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/21
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出会いと4年の歳月 南風一男女の仲というのは多分眼差しと眼差しが出会った瞬間に一瞬のうちに虜になってしまう類のものだろうと思う互いに既婚だったり独身だったりバツイチだったりいろいろなケースがあってすぐに胸の内をあからさまにすることはできないけれど互いの胸の内は伝わるものでそれから4年の歳月が過ぎて彼女は入籍したといい私の方は第二の定年まで日々を淡々と過ごしているそんな毎日(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/20
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ワンピースの存在価値 南風一悪さをする自民党議員しかし彼らも日本国民の一人というか日本国を構成する重要な日本の人たちの一人一人には違いない同じようにたとえ日本国において毎日犯罪や交通事故が絶えないとしてもその事件の加害者もまた日本国を構成する日本の人たちの一人に違いないまた同じように一個人にとってたとえある日につまらない会議や余り関与したくないイベントが予定されていたとしてもその会議やイベントをすっ飛ばしてしまえば自分が所属する組織におけるその個人の存在意義はなくなってしまう要するにある組織に属している人はその人の善悪の価値規範や性格や行動とは無関係に存在するワンピースでありワンピースという存在自体を否定できない今日の一日は人生のワンピース自分は日本国民や人類の一人というワンピースこのワンピースというところに重要な存在意義があるワンピースが一つでも存在しなければ全体は存在しない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/20
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帽子と目薬の効能 南風一若いころご老人が被っている冬の毛糸の帽子は洒落たスタイルに過ぎないと思い込んでいた自分が還暦を過ぎて寒い冬の朝など毛糸の帽子の温かさを実感して頭から毛糸の帽子を離せなくなって初めて若い頃に見たご老人が毛糸の帽子を被っていた意味を理解できた同じように目薬も運動選手やサラリーマンが伊達に差すものだと思い込んでいた還暦を過ぎて日中のパソコンとの格闘に疲れて目薬を差したときの気持ちの良さってこんなに気持ち良かったんだと悟った若いころには何とも思わなかったものの有難さがこの頃 ようやく分かるようになってきたものの良さや値打ちというものは実感しないとなかなか気づけないものだと思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/19
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少し痩せたのでは? 南風一彼女と出会って丸4年になる彼女もそれなりに年を重ねているはずだがほぼ毎日会っているからそんなに変わったように見えない今日昼下がりに彼女とすれ違ったから「あら、少し痩せたように見えますが?」と声をかけた彼女の方は笑いながら「いえ、正月だったので大変なことになって・・・嘘でもそう言って貰うと嬉しいわ」なーんて こちらの誉め言葉にも全然乗ってこない4年前に私が中途入社して初日から営業所の窓口応援へ行った帰り道腕が触れ合うくらいに二人肩寄せて歩いて帰ったのにあれ以来そんなふれあいはとんとなくなってしまった出会いから距離が開いていくこともある(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/18
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生きて何するでもなく 南風一酒はたまに飲めば良薬というけれどそんなことは嘘・嘘・嘘酒は身体に悪いに決まっている私の大学時代のクラスメートに経済官庁の高級官僚になった友人がいたけれど彼はある地方機関の局長を務めたあとある地方都市の市長選に出馬してその2~3年後に癌で亡くなった享年54歳だったかな酒豪(と本人は自認していたけれど、本当にそうだったかどうか疑わしい)だったのかどうか、それは分からないけれどとにかく付き合いで地方の地酒巡りをしたり飲んだり食べたり地方の産業振興に名前を借りた仕事に明け暮れていたのではないかなと思う仕事に尽くしたのだから本人にとっては幸せだったという言い方もあろうしかしそれは残酷な、はなむけ言葉に過ぎない人として生まれた以上はどんな生き方をするにしろやはり長生きして親よりは長生きするというのが人の務めではないかと思う彼は大学生のときに父親を亡くしそして自分もまた父親の後を追うように妻子や母親を残して早くに亡くなった幾ら周りの友人・同僚や仕事上の関係者にちやほやされたり羨ましがられてもやっぱり長生きして自分の寿命を全うする生き方の方が良かったのではないかなと思う彼とは対極の人生を歩むことになった私だから余計にそう思う(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/17
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女性の美しさ 南風一昔は女性の美しさというものは顔にあると思った社会人になって女性の美しさは性格にあると認識したそして老境に至って女性の美しさは顔と性格とそれから見えないけれども(多分女性である以上同じような形状には違いないけれど)なぜか美しいに違いないと想像している女性器(当然確かめようもないから想像に過ぎないけれど 容姿や性格からそう思い込んでいる)それだから余計に魅力的に見えるのかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/16
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月日の早送り 南風一一月は行く二月は逃げる三月は去る月の初めには あと〇日で15日15日が来れば四捨五入してもう今月も終わり15日が過ぎれば半月もしないうちに翌月の到来翌月が来れば またあと〇日で15日15日が来れば四捨五入してもう今月も終わり・・・15日が過ぎれば半月もしないうちに翌々月の到来・・・ ・・・・・・・・そんなことを数回繰り返すうちにあっという間に12月が到来して12月が来れば あとあと〇日で15日15日が来れば四捨五入してもう今年も終わり15日が過ぎれば半月もしないうちに新年の到来 ・・・・・・・・そんなことを数回繰り返すうちにあっという間に64歳が到来して12月が来れば仕事をリタイヤしてあとは気楽にケセラセラそうこうしているうちに棺桶に横たわってあとは火の中、水の中あっという間の一生だったね(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/15
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悩みがなくなる方法 南風一国同士のいさかいや学会の論争個人の悩みや悲観といったものそんなものは実は他者の視点をうっかり忘れることから起きる唯我独尊に起因する数学の証明問題のように論証方法の約束事もないから出てくる結論は独断と偏見のオンパレード自分が考えることなど自分の意識から出たものに過ぎず他者の目や意識を通っていないので正しいかどうかさえ分からないそんな独断専横的な自分の考えが正しいと信じるところに誤りがある他者の意見や考えを拝聴して自分の意見や考えと同じならば一応正しいかなと判断できるそういうわけで個人や組織、国や国際機関が考える思考や思想にしても必ずしも正しいわけではない他者の目を通っている場合にしろ多くの人や組織が同じように誤るということもあるそうであるにしろ自分だけの考えを唯一無二と考えずに他者の視点や考え方を取り入れれば比較ができることから多少なりとも批判的な見方ができるようになり唯我独尊的な誤りを糺すことができるすなわち自分が考えることは必ずしも正しいことではなく時間が経てば(明日にでも目が覚めれば)すぐに考えが変わって感情に流されて悲観的になっていたとかいろいろな視点から複合的に見ることを忘れていたとか様々な粗が見えてくるそうやって自分の考えの粗が見えてくればまた直していけばいいではないか欠点や誤りを直して、また考え直すというところに楽しみも見えてくる未来永劫正しいとか今後一切変わらないといったものはこの世には存在しないすべては移り行く人の考える思考も思想も人の命も人類の暮らしも地球もすべて移り変わっていく(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/14
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カレンダー 南風一今日は共通テストの一日目というちらりとカレンダーを見て昨年も一月のカレンダーを見てもう半月が過ぎようとしているなんて同じようなことを考えていたことを思い出した毎年同じようにカレンダーを見て同じような感慨に浸って毎年 毎日カレンダーを見てそこに「何を」見ているのだろうか?あるいは「何か楽しみ」をそこに期待しているからカレンダーを見るのかな?そんな疑問が湧いた期待するものなど思い浮かぶこともなくあと何日したら2月になるとか何かに耐えるわけでもないのに日にちが過ぎてカレンダー月が変わることを待っているカレンダーの日にちが変わったら何か良いことが待っていてくれたらそれはそれで良いことに違いない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/13
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義父の涙-今から思えば 南風一私が40歳を過ぎた正月だったと思う義父は(今から思えば)65歳の定年を過ぎたか定年後の再就職をした時期に相当するその正月には私が妻と妻の実家を訪ねていつものように年始の挨拶をした新聞を読んでいた義父は私の顔をじっと見てしみじみとした調子で「俺に力がないばかりに・・・」と誠に申し訳なさそうな口調で呟くのだった私の方はその意味が分からず「・・・・???」ただ黙って笑っていたそれから10年ほどが過ぎて私が管理職に昇進して地元の新聞に名前が出て私の名前を見つけたときの義父の歓びようと言ったら後年、義母から聞いた話によれば新聞を持って「南風さんが副長になった」と自分のことのように喜んでいたという昨年その義父も亡くなってしまって(今から思えば)自分の娘が夫を東京から田舎にUターンさせておいて田舎で出世からすっかり取り残された私の姿に娘の父親として負い目を感じていたのかな?と推測したことさら今となってはどうでもいいことに一喜一憂することもなかったのに・・・と思っているでも義父の感じた申し訳なさというものは恐らく妻にも義母にも理解できないものだろうと思う詰まらぬことに申し訳なさや負い目を感じてしまう男の性(さが)かな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/13
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順番の楽しみは 南風一順番にも色々あって楽しい順番もあれば余り歓迎したくない順番もある子どもの頃の運動会のかけっこの順番はいつもどきどきしたけれど楽しい部類かななじみのうどん屋の昼時の長い行列も順番はすぐに来るので楽しい部類今年末で65歳になるので会社を退職する順番は昨年3月末に定年1年後のシニア退職をした女性部長さんに次ぐシニア退職だけどやはり楽しい部類かな?でも毎日仕事へ出勤しなくて良くなって好きなことが出来る境遇になれるとはいえやがて祖父母や父母が辿ったように身体が弱るか病気になって死んでしまう順番はどちらかといえば歓迎したくない順番だけど子育ても、仕事も、孫との遊びも一通り体験した年配者がいつまでも元気で居残っていたのでは若い人たちが同じような経験や楽しみを積めないしそういった意味ではやがて死んでいく順番は 楽しい部類になるのかな(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/13
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淋しさより淋しいこと 南風一昨日は彼女のすぐ近くを通り過ぎたのに一瞥もくれない彼女のことに淋しさを感じたというのに今日は仕事からの帰りがけに自転車置き場でヘルメットを被ったりズボンのすそに留めバンドを付けたりしていて(もしかしてこんな時に限って帰りがけの彼女に 出会ったりするんだよなと案じていたら)案の上、彼女が向こうから近づいてきた彼女が「お疲れさまでした」という言葉を投げて寄こしたのに合わせて思わず私も「お・お疲れさまでした。寒いので気を付けて帰ってください」と言うのが精一杯で特に何の感動もなく彼女のすぐ横を自転車に跨ったまま追い越して行ったのだった・・・本当はもっと気の利いた言葉の一つでも投げかけて帰ればいいものをありきたりの挨拶を投げるのが精一杯で彼女の横を通り過ぎてしまった今日は仕事で疲れていて彼女のことより早く家に帰って寛ぎたいという気持ちの方が勝っていたにせよ昨日の彼女が一瞥もくれなかった淋しさより自分の不甲斐なさの方をもっと淋しく感じたのだった(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/12
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淋しさ 南風一確かに近頃はお手洗いへ行く時間帯も違えば季節的に一年で最も寒い季節ということもあってきみと廊下で顔を合わせる偶然もすっかりなくなってしまっているのが現実でも幾ら事務的な用事できみのいる事務所に行ったからといって直ぐ近くを横切るのに互いに一瞥も送らないというのもなんとも哀しいことに違いないこちらがきみの方へ一瞥も送らないのだからきみの方も同様に私の方に一瞥も送って来ないというのも当たり前のことに違いないのだけれど一抹の淋しさはあるよね(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/11
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メガネの曇り 南風一メガネを一日かけているとレンズに埃や涙、脂が付着して汚れる眼鏡専用の洗浄液を垂らして汚れを丁寧に拭き取っても曇りが残るときがある曇りを取るにはもう一回洗浄液を垂らして水で洗い流すかレンズへ息を吹きかけてティッシュでもう一度レンズを拭く片方の側を拭いただけではやっぱり曇りが残っていることがあるそんなときはもう片方の反対側からもう一度拭いてみる必要があるそうしてレンズの両方から拭いてみて初めてレンズの曇りが取れるこれはどういうことかというと戦争とか相手国が存在する戦いの場合は勝利の見通しも含めてこちらと相手国の戦力の大きさ兵器や装備品の質と量の大きさ兵力として投入できる人の質と量都市や工場、設備や家屋、国土が蒙る被害の内容と量兵隊や市民が蒙る損害の内容と量兵士や市民の食料や身の回り品の量と生活の水準の見通し何より戦争の持続可能性と兵士・市民の家族の将来にわたる暮らしに責任を負えるのか?ということこういう戦闘の相手方とこちら側の戦闘力や市民生活に及ぶ影響の全てを冷静に分析して見通しが立ったとしても戦闘実績として見通しに誤りがあったときにはなお再度の相手方とこちら側の戦闘力や市民生活が蒙る影響の再分析を通して撤退や休止を含めて計画の再検討と即座の実行力が要求される相手のある戦いの場合は戦闘力や分析力、民度、資源や行動力の全てにおいて相手方を上回らない限り勝利へ至るのは難しい以上のことを多方面から冷静に検討して防衛力というものを考えるべきだろう決して「防衛省」だけの専売特許ではない他国との戦争ということになればウクライナのロシアによる侵略という事例を見れば分かるとおり単なる政府・防衛省の関係者で終わるものではなく(好き嫌いに係わらず)否応なく一般の市民が巻き込まれ、 死の危険を背負わされるということである今年の元旦の能登地震という災害を考えても自然災害と同様に戦争はいつ発生したり巻き込まれたりするか誰にも予測できない災害に備えることと同様に他国からの侵略や第三国の立場での巻き込まれにどう対処していくのかという青写真の作成と備えをやっておかなければいざというときに国民全員が座して死を待つということになりかねない自国民の生存を将来に渡って守るということが一国の政府や防衛省といった責任ある立場の人の役割だと思う(一国の政府や防衛省にそういう総合的な分析力も計画性も実行力もない ということであれば、そういう政府や防衛省の関係者は交替して貰うしかない)「国民」としては、市民一人一人や家族の生存に関わる戦争に巻き込まれたときどう生き抜くかという事態を想定して、そういう議論を一国の政府や防衛省関係者に任せておかないということが日中戦争や太平洋戦争の教訓である(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/09
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ジコ同一性障害 南風一「ジコ同一性障害」ってのは、何の障害なの?もしかして 「性同一性障害」の間違いかな?いーや「ジコ同一性障害」で合っているよ「ジコ同一性障害」っていうのは自分が自分と感じられない自分とは別の自分がいるように感じてしまう症状のことだよよーうするに「統合失調症」のことなの?多分それに近い症状とは思うけれど正常な人でも普通に「ジコ同一性障害」に罹っていると思う子どもなら 親の期待に応えようと努力したり、逆に親の期待に応えられなくて苦しく感じるまた親に限らず、学校の友人だったり、先生の期待の場合もある大人なら 配偶者や子、勤務する会社の上司や同僚や仲間の期待に応えようと努力したり、逆に期待に応えられなくて苦しく感じるその期待に応えたいとか、期待に応えられなくて苦しむという「ジコ同一性障害」ってのは、いつまで続くのかな?恐らく、「期待」がなくなったときか、期待する「相手」がいなくなったときまたは期待に応えようとする「自己」が消えたとき即ち「ジコ」が一つになったとき?かな分裂していた「自己」がようやく一つの「自己」に収束したときすなわち「自己」以外の自己から追われることが無くなったときようやく「一つ」の自己に落ち着く「たった一人」の自分に安住できるというのが一番幸せな状態だよ(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/09
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浦島太郎の今は昔 南風一浦島太郎の心境を体験するなら一年に一度ほど自宅付近の普段は歩かない方向へ小一時間ほど歩くに限る一年間も散歩に出ないほど職場と自宅とのピストン活動を続けた私も私ならばよくも精神的な安定は得られたものの自分の住む周辺集落の移り変わりに目を向けなかったものだ昔の田んぼがすっかり賃貸住宅や分譲地に整地されたり飼い犬がいつも家の前で伏せていた女性の住んでいた家が今はもぬけの殻になってすっかり綺麗に片付けられている光景を見るのは誠に浦島太郎の心境に違いない近頃の家で田んぼを元手に生活費を稼げるような家などなく専業農家や兼業農家という言葉でさえすでに死に絶えていることだろう先祖の土地を元手に不動産賃貸や太陽光発電などの土地活用ならばまだ稼得の手段になることはあろうしかし今後人口がますます減少に転じて行くニッポン社会においてすでにある宅地を再利用することなく田んぼや山林を切り開いて宅地化することにどれだけ意義があるのだろうと思う米で稼げないのならば野菜や花で稼ぐ居・食・住で稼ぐという当たり前の暮らしが成り立たなくなった日本社会って一体どんな社会だろう?と思うニッポン人は生物なのに生物として生きて行かないのかな?食物を食べて衣服を着て寝て暮らして行かなければ生きていけないと思うのだが生きることからかけ離れた仕事や職業ほどもてはやされるとは一体どんな料簡なんだろう?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/08
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自民党キックバックと稼業 南風一自民党安倍派の衆議院議員池田佳隆氏は安倍派のパーティ券売上げ金のうち自分のノルマ額以上の売上げ金について裏金としてキックバックを受けキックバック額を資金収支報告書にも記載せず結果的に政治資金規正法に違反し裏金の売上げ金たるキックバック額について課税を逃れたため所得税法違反にも該当するキックバック額が多額だったうえに証拠隠滅の容疑で逮捕された池田佳隆氏は元々父親が薬品会社を経営していたのでその会社を継いで薬品会社社長を務め日本青年会議所会頭を務めた後安倍晋三元首相の知遇を得て衆議院愛知3区から初当選し、文部科学副大臣兼内閣府副大臣を務め2021年衆議院議員選挙で比例復活により4回連続当選となった以上の経歴を見ると池田佳隆氏は何も安倍氏の知遇により政治家に転じなくても企業経営者として従業員を幸せにし、自分も生活していくだけならば取り立てて今回のような逮捕という転落人生を歩むことはなかったのではないかと思うそういう意味では世間知らずのボンボン経営者が老獪な政治家の甘言に誘われて政治家に身を転じたばかりに都合よく「金づる」として利用されたというのが事の本質ではないかと思う世の中にはネット詐欺以外にもシステムを駆使した闇バイトや国際電話詐欺も横行する現代だがこうしてみると自民党安倍派のパーティ券売上げ金のキックバック手法も大臣職を餌にした悪質な詐欺と言えないこともない現代の世は政治界においても詐欺的手法が横行しているしそういう手法で派閥の国会議員を多く持った親分が力を持つということであるこの手の話はもうとっくに絶滅してしまった恐竜にも似ていつの時代の話かという気がしてしまう(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/08
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人生と無限 南風一人は有限の生き物だから誕生した瞬間から死の訪れが開始する数学の自然数や有理数や無理数のように無限の濃度を持っていないから誕生した瞬間に死のカウントダウンが始まっているそうしてみると生きている人は誰でも死を迎えるのだからせめて有限な時間を精一杯生きるというのが誕生してきた人としての務めであろう近頃は少子化で地域社会や都会の3K仕事の担い手が不足していると悲鳴が上がっているしかしこれまでの3K仕事や3K職場のことをよく考えて欲しい都会でも地域でも給料が安くて汚い・きつい・苦しい仕事などもし選択しなくて良いのならば誰でも選択しないのではないか?それからするとこれまでの日本社会は給料が安くて汚い・きつい・苦しい仕事を担っていたのはいわゆるホワイトカラーの仕事に就くにはちょっとハンディがあるという立場の人たちであったそのハンディが今や消えてしまってむしろ需要と供給の経済原則からいえば需要が供給を上回るという仕事や職場においては給料が高くなって供給が増えるというのが当たり前の原則なのだから汚い・きつい・苦しい仕事や職場が今度はホワイトカラー仕事より高給になるというのが自然の原理といえるこれまで3Kと言われてきた仕事こそ高級取の仕事なのだその点からするとようやく日本国も経済原則が働く当たり前の世の中を迎えたと喜ぶべき時代なのであるまた誕生の瞬間から死が始まっているのだから自殺なんて愚の骨頂と思わないのだろうか?せっかくこの世に生まれてきた命なら最大限に使い倒さなければ損と思わないだろうか?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/07
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山の向こう 南風一山の向こうは海ものの1時間も車で走れば山を越えて難なく海に出られるきみの元にも車なら難なく行くことができるけれどきみの元には行くことができないきみには二度とショートメールは出さないそう約束したし軽口や冗談を言うことも止めたそれでもきみは以前のように挨拶してくれる他愛ない冗談も投げてくるきみの本心は一体何処にあるのかな?山の向こうにはそう簡単に行けそうにない(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/06
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トイレの夢 南風一夢に出てくるトイレは決まって今はない父の家母屋の離れにトイレだけが建て増しされて母屋とトイレは半畳の廊下でつながっている母屋の薄暗い4畳半の部屋を通って(その4畳半は交通事故で亡くなった叔父が使っていた部屋)ガラガラとガラス戸を開けるとトイレにつながる廊下に出る納屋の風呂場にもつながっていて廊下のもう一つ左のドアを開ければ納屋へ出ることができる(その納屋から風呂場へのドアを使って 2歳年上の従姉が風呂に入っているところを 盗み見たことがある)トイレは板造りのポッチャン便所で男でも必ず便器を跨いで座らなければ用を足すことは難しかった(なぜなら男が立ったままで用を足すと 必ずと言っていいほど小便を便器の周りにこぼしてしまったからだった)私はよく便器の周りに小便を飛ばしてしまって母親から叱れたものだった実家は私が就職して帰省した頃には新しくなっていたから昔のような板張りのポッチャン便所ではないけれど今でも夢に出てくる便所は決まって父の実家のポッチャン便所と相場が決まっていて夢の中で母屋の座敷からうす暗い部屋を通って便所へ向かいながら私はまた便器の外や板張りに小便をこぼして母親から叱られやしまいかとはらはら心配しているそんな場面で夢から覚める(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/06
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正月の夢幻 南風一元旦を過ぎると一日毎に日が長くなり太陽の光も心なしか強くなっていく人里の家々にはすっかり表が痛んだ雨戸がかかったまま玄関は人が暫く通った跡がない空き家があったり抜けた歯のようにその場所だけが空き地になっていて「売地」という看板が立っている処もある同じ時代に分譲された家々なら相続のときを見越して不動産屋をやれば結構転売できるなと良からぬ商売のことも考えたりする息子や娘さんが大きくなって孫とともに帰省する家では祖父母が亡くなり爺婆になった父母が祖父母に変わって子どもや孫を迎えなければならないそうやって若かった夫婦はいつしか父母や爺婆になりやがて祖父母がそうであったように家を残して何処かに消えてしまう人生は誠に夢幻のごとし(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング
2024/01/04
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