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先週の土曜日、家に帰ると、長男君から彼のゴルフ道具一式が届いていました。「今日、帰ってくるのかなあ」と家内が言っています。「電話してみたの?」「ううん、だって仕事中だったら迷惑だから」「でもね、携帯電話にメールしたよ。だけど返事が帰ってこないの。ねえもう来てるかもしれないからパソコン見てくれる?」家内のPCメールを受信してみると、アンデリバブルになっていました。家内のPCアドレスを受け付けないようです。いつもPCにメールしてるからわかりませんでした。帰ってくる時はいつも電話してくるから帰ってこないんじゃないのと話すと、翌日の朝食の用意があるから気になるんだそうです。食事担当ではない私には気がつかない部分ですね。結局長男は帰って来ず、週明けに「お母さんのPCメールが携帯に届かないみたいよ。登録しといたげて」と長男にメールをしておいた。その日家に帰ると、「長男君からメールがあったよ。今週末帰ってくるんだって。見てごらん」と家内から。「僕がこのPCから携帯に届かないと連絡したから、予定を送ってきたんだな」と言うと、「そう、私も長男君のPCの方にメールしたの」と家内から。「なんだ、それに返事をしてきたのか」長男からのメールを見ると、「僕もクライマーズハイ観たよ。すごく良かったわ」となっていた。どうやら家内は、この映画を観に行ったことを書いたみたいです。その後に、「知り合いの日航社員が、会社の行事で毎年慰霊の登山を続けている・・・」ということが書いてありました。調べてみると、この映画で描かれる日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落し、死者500人以上という大惨事は、1985年の8月12日だったそうです。長男がまだ4才の時です。あれからこんなに日が経ったのですね。どうやら今週末に、中高の同級生の結婚式で長男が帰ってくるようです。友達とゴルフに行くのでしょう。お盆には帰って来れないようなので、一人で家内の実家とうちのお墓を巡るのかもしれないな。
2008/07/31
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先週、「バイクを買ったんですか?僕も実はバイク乗りでして・・・」と、単身赴任中バイクに乗り始め、その地方のいろんな所に行ってたことを連絡くれた方がいました。今はこっちにおられるので、バイクで遠出はしなくなったけど、ハーバーへはバイクで行ってるそうです。近くにいた方だったのにバイク小僧だったとは知りませんでした。これ幸いにと、ヘルメットや盗難防止用品のこと、それに転倒したときに身体を守るプロテクターについて、いろいろ指導を乞いました。私は、家族での海水浴では、全員でライフジャケットを着たり、フェリーでさえ自前のライジャケを家族に着せる臆病なところと、ライジャケ・シュノーケルで海水浴場の沖を子供の手を引っ張り泳ぐ大胆なところが共存しています。車の免許を取った大学1年の時から、当時義務化されていなかったシートベルトをしていました。更により危険と言われていた助手席に乗る人にも、シートベルトを強要しました。大胆に行動する割りに、ちょっとしたことで防げることを怠ったり、不注意で怪我をするのがとても嫌です。このたびバイクに乗るに当たって、その服装を準備しています。教習所で強制された長袖・長ズボン・手袋・膝肘プロテクターは、必ずしようと思っています。靴は、ギアチェンジのことと足先の保護の為に、足先にプロテクターが入ってる安全靴を買いました。くるぶしを保護するためにくるぶしの上まであるものです。バイク用の靴の方がいいのでしょうが、数万円と高価で、走るのが目的ではないからいいかなと5000円ぐらいの安全靴にしました。膝プロテクター、急所と太もも外側・尾てい骨にプロテクターが入ってる膝上のアンダーパンツ、ノースリーブのアンダープロテクタージャケット、肘プロテクター、手袋に、ヘルメットという感じです。調べていると、バイク用のジャケットは皮製が一番いいようです。皮は丈夫で、肘や肩の内側部分にプロテクターがついてるのですね。知りませんでした。でも今の季節いかにも暑そうです。走ってる時はそうでもないんだろうけど、降りて何かしてる時、あれをどうするんだろうと思ってしまいます。そして高価です。数万円します。皮だから頻繁に洗えないだろうから、エチケット面と衛生面も気になります。バイク屋さんでいろいろ見たけど、「これは」という物がありませんでした。いろいろ調べていたら、教習所向けに開発したというプロテクタージャケットを見つめました。これなら1万円ほどです。警察もバイク乗員の人身事故を減らすために、教習所でのジャケット使用を推進しようとしてるらしいです。白バイ隊員養成には、既に使ってるそうです。将来は、車のシートベルト、バイクのヘルメットみたいに、法律で着用が強制になるかもしれないそうです。バイク乗員の重大損傷箇所は頭、次いで胸だそうです。見つけたプロテクタージャケットは、胸と背中全面に堅いプロテクターがついています。肩にもついていて、脇で背中側と胸側を留めるようになっています。アメリカンフットボールの防具みたいです。教習所向けに開発したようで、胸と背中のプロテクター部分にゼッケンシールを貼ることもできるそうです。教習所に通っていた時、ゼッケンの入ったサッカーのビブを着ていましたが、あの代わりのようです。でも服の表に着ると、物々しいなあという感じなので、アメリカンフットボール部員みたいに、下に着ようと思っています。これなら、他の服装を加減することで、オールシーズン使えそうです。プロテクターは着脱式のようだから、はずして洗えます。小学生の時、数年剣道を習っていて剣士だったから、その防具みたいでなんか好きです。それを着る自分の姿を想像すると、ちょっとかっこいいと思っちゃったりします。ひょっとすると、私のライジャケ好きは、剣道から来ているのかもしれませんね。海の上はもちろん、ハーバーでも、原付で行く時は家から来て出かけますからね。
2008/07/30
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昨日の午後、低い黒い雲が空を覆い、積乱雲からの集中豪雨が来るなと思っていました。いきなり突風が吹き、雨が降り出し、一気に豪雨になりました。カミナリもガラガラ鳴っています。日曜日に経験した高空に発達した積乱雲からのいっきの冷たい雨と、それに伴う冷たい風のダウンバーストと同じです。日曜日は遠くから自然現象見物という感じだったからよかったけど、昨日は前の道にたたきつける雨を見ながら、家内の方は大丈夫だろうかとちょっと心配になっていました。この雨の中、ずぶ濡れになりながら自転車で急ぐ主婦風の方もいました。出先から、慌てて自宅に戻るところだったのかもしれません。今朝のニュースでは、神戸で急に増水した川に流されて、小さなお子さんとかが亡くなったと報道されていました。神戸は、海に山が迫り、河川が急です。山に集中豪雨が降ると、一気に水かさが増えます。今までも何度かこういう悲劇がありました。新聞には、『10分で水位1.3m上昇』という見出しが出ていました。川の水位だから、風呂に水を入れているみたいに増水するんじゃなくて、波を伴って増水するだろうから、一気に濁流が下ったのでしょう。大人だって何人も流されて救助されたそうだから、小さなお子さんなら、何が起こったのかわからなかったのではないだろうか。積乱雲に伴う集中豪雨は、局地的に降るから、そこを少し離れたところでは対処が遅れます。ご冥福を祈ります。
2008/07/29
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日曜日は、琵琶湖に行ってきました。手伝ってる大学ヨット部に、約1ヶ月ぶりです。艇庫に着くと、ちょうど750ccバイクにカバーを掛けてる去年卒業したOB君がいたので、バイクに関していろんな話を聞きました。やっぱりフルフェイスのヘルメットがいい。あごの部分がないジェットヘルでは、高速道路で虫があごや胸にパチパチ当たるそうです。でもまあ怖いから、しばらく高速に乗らないと思うしなあ。フルフェイスの視界の狭さが気になります。その流れで、今月東北大主催で開催された7大戦に、仙台まで250ccのバイクで行った部員がいたと聞きました。往復1600km、もちろん交代する運転手はいません。それをやってのけたバイクもそこにあったけど、「絶対お尻が痛くなるでしょう」でした。野宿して2日掛けて仙台まで行ったそうです。そんなに往路で体力を使って、肝心のレースの方は?という問題もありますが、こういうヤカラは結構好きです。真面目に勉学にクラブに励みながら、時々ドカンと奔放な行動をする自由さが、なんか大物を予感させます。午後の出艇の時、「カミナリの予報が出てるので、怪しくなったら練習を中止して戻りますから」とキャプテンから言われました。琵琶湖の南湖と北湖の境界線にある琵琶湖大橋より北西の山に黒い雲がかかっています。雷雲ですね。昼食の為に、ハーバーに戻らず、艇庫前の湖上でアンカリングしていたレスキューに戻り、アンカーを上げて、絡まった湖底の藻を取っているとき、キャプテン艇が近づいてきて、「天気が怪しいのでSクラス艇は全艇艇庫に戻ります。470クラスに連絡してください」と言って艇庫前の浜を目指して行きました。470クラス艇団について行ったインフレータブルレスキューに電話して、艇庫バックを指示しました。風渡る湖上は気持ちがいいので、天候回復までここで待とうかなと思ったのですが、インフレータブルがやってきたので、アンカーラインを伸ばして船が流れないように対策して、部員とともに浜に戻りました。キャプテンと、「レスキューが流れたらすぐ気付くように、部員を配置することと、雷雲なので局地的・短時間の悪天候なので、雲が消えたら出艇だね」と話していると、雷雲からの風でしょうか突然20m/sオーバーの風が吹いてきました。きっと雷雲から土砂降りの冷たい雨が降り出したのでしょう。それに伴うダウンバーストですね。それまでの南西の風から、雷雲のある北からの風に変わりました。「やっぱりレスキューに残っておけばよかったかなあ」と思いながら、舳先を強風に向けているレスキューも見ていました。するとレスキューが横を向きました。「ありゃ、アンカーラインが切れた?アンカーが湖底から離れた?」いずれにしても、これはいけません。放っておくと風下に流され、岸に座礁してしまうかもしれません。部員達もすぐ気付き、岸に上げていたインフレータブルを湖面に下ろし始めました。「これは、私が行かねば」今日のレスキュー担当だった1回生部員2名と私がレスキューに乗り込みました。今はまたアンカーが利いて、舳先が風位を向いています。アンカーラインも大丈夫のようで、しばらく様子見ですね。「うわっ光った」と1回生はビビッています。「帰えらないんですか?」「しばらく様子見するわ」「でもカミナリが・・・」「稲光は見えるけど、音聞こえる?稲光から何秒後に音が聞こえるか聞いといて」音は聞こえません。「音、聞こえました」かすかに音が聞こえるようになりました。「大丈夫なんですか?」「運転席は、天井と四方に囲まれてるから、ここにいれば船にカミナリが落ちても命は大丈夫だよ。北にあるハーバーに戻るのは、雷に近づくことだからこんままがいいよ」「カミナリは、この風に乗ってこっちに来ませんか?」「ダウンバーストは、カミナリ雲から冷やされた空気が四方に吹き出る現象だから、広い地域で北風が吹いてるわけじゃないよ。練習海面のすぐ西の比叡山に雷雲が発生するとヤバイけど、北湖の西の山に出来る雷雲は、いつも湖上を横断して東海岸に上陸するし、昼間は陸上より温度が低い海上や湖上では上昇気流が発生しないから、湖上に来ると急速に雷雲のエネルギー供給が減るから、すぐに消えるよ」このままここで待つ予定でしたが、強風で少しずつ流されていたレスキューが、風下にあるジェットスキー用のブイに近づいていきます。「あかんなあ、アンカー上げようか」エンジンをかけ、風上に船を動かしながらアンカーを上げます。アンカーに絡まった藻をはずしていると、北部の稲光の数が減ってもうエネルギーの発散を終えたようです。でも風は相変わらず吹いています。3時を回ったこともあり、北のカミナリの危険が減ったので一旦ハーバーに入れることにしました。陸上に連絡してハーバーバックです。強風と波なので、私がドライバーをして慎重にバースに入れます。いったんハーバー事務所前の階段で落ち着き、「ご苦労さん」とアイスをおごってやろうと車からお金を持ってきたのですが、アイスにありつけない艇庫の部員を思ってか、遠慮しています。まあ不良コーチの私は誘惑に負けてアイスをほお張ります。1回生に聞くと、今まで見た中で一番の稲光だったようです。相当ビビッたようです。都会で生活していると空が小さいからなあ・・・海にいると、陸上での雷雲の形成から移動・消滅まで、さえぎる物がなく見えます。心臓の高鳴りもなく、平静に周りを見回し、予想したように流れる天気を見ながら楽しんでる風の私は、慣れてしまっていますね。何本も落ちる綺麗な稲光を見て、ビビる青年が反対にうらやましく思いました。やがてウソのように風が止み、黒い雲はすっかり消えてしまいました。「さあて」と思っていると、「今から準備して練習に出ます。レスキューも」と艇庫から指示がきました。ああ、面白かった。
2008/07/28
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先週の日曜日、レースを終えて船が陸上バースに上がり、片付けと洗剤で洗う作業を始めていると、知り合いのヨット屋さんがやってきました。「暑いですねえ。参りますわ」と声を掛けると、「言葉にするのも腹が立つほどやなあ」と笑っておられました。我が家のお風呂は、セットすれば勝手に水が入り、ずっと一定の水温を保つように、追い炊きを自動でするタイプです。家内が帰宅するとセットしてくれます。湯船に浸かっている時間は、私にとって貴重な読書の時間です。体がなかなか温まらない冬場は、読書時間が長くなり、夏は短くなります。ここ数日、湯船に浸かってもすぐにのぼせそうになるので、読書時間がほぼゼロになってきました。家に帰ると、すぐに風呂の自動追い炊きスイッチを切って、蓋を開け、2つの窓を開けて風を通しても中々水温が下がりません。ふと、水温調節が出来ることを思い出し、「下げる」スイッチを押して下げました。最低温度設定が、38度です。昨日、適温かなあと期待して湯船に浸かったのですが、期待はずれでした。なんで最低が38度なのよ・・・そしてとうとう、「しばらくシャワーにするわ。お風呂焚かなくていいわ」と、家内に宣言してしまいました。「シャワーよりお湯に浸かる方が疲れが取れるよ」って、家内がいいます。分かってるけど、風呂が熱くて・・・大体家内自身が、夜はシャワーで朝風呂になっているので、夜お風呂に入るのは私だけだし・・・
2008/07/26
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今朝、数日前に届いた船検証を持ってハーバーに行ってきました。日中は暑いので、夜行こうと思っていましたが、9時半に帰宅してから12時までには寝てしまう生活リズムの中で行くのは難しく、子供達がいなくなって番犬でもある私の立場を考え、朝行くことにしました。今朝目が覚めると、窓から入る日差しは既に朝です。昨日の目覚めが7時で諦めたので、今日も無理かなと時計を見ると6時半。これならばと、原付でハーバーに向かいました。車と違い、原付は、混むことを考えなくていいので気楽です。ガソリン高騰によって車が減ったと聞いていますが、どうも私には実感できません。都心じゃないから減らないのかもしれません。でもバイクが多くなっている感じはするんだけど・・・まあこれは免許を取ってバイク購入を考えるようになったので、今まで見えていなかったバイクが見えるようになった影響もあると思いますね。ハーバー前に停めて、桟橋ゲートに向かっていると、ゲート前のボードウォークで中学生の男女が10人ほどたむろしています。みんな茶髪で、自転車を乗り回して、大声で話しています。女の子はみんな化粧をしています。ヨットクラブ会員専用中庭に入って椅子に腰掛けていた数人が、ハーバーのガードマンに何か言われています。「会員専用」とちゃんと書いてあるのに、平気なようです。仕事とはいえ、ガードマンのおじさんもおっかないでしょうね。中学生風なので、ちょっとやんちゃしてる程度ですが、この年代は精神が不安定なので何をやらかすかわからないからね。見た感じ、朝家を出てきたというのではなく、夜中からここにいた感じです。家庭崩壊してるんでしょうね。万引き被害で、こういう中学生の家庭環境を警察官から聞いているので、こういうのに敏感になっています。生活リズムというのは、とても大切です。私自身、どんなに仕事が忙しくても、徹夜など絶対しません。大学生の時の新聞社での深夜バイト1ヶ月で、これがどんなに身体に過酷か思い知りました。その日だけではなく、1週間単位で考えれば、夜寝ないことは効率を落とすことになります。長生きをしようとは特に思っていませんが、偏食や生活の不摂生、安全対策で防げる事故などで命を粗末にはしたくありません。子供達が中学受験や大学受験の時、遅くまで勉強しているようだと、「早よ寝えや」とよく言っていました。一度、11時ごろ仕事から帰って来た時、中学生だった次男が帰り道にあるお店の前で、小学生時代の友達数人としゃべっていたことがありました。「今、何時だと思ってるの。解散」と言って、あとは子供達に任せて、帰宅したことがありました。夏休みに入ったところだったので、開放感がそうさせたのでしょう。でもこれに慣れてしまうと、用もないのに夜更かし・・・寝不足による昼間のダラダラ・・・同類が集まる・・・本人の「普通」のレベルの変化につながると思っています。その時、次男はふてくされて帰ってきましたが、以降そういう姿を見かけることはありませんでした。中高生のああいう姿は、品があるようには見えない。かっこ悪いです。素敵な女性は、そういう男性を好かないと思う。今朝の中学生達を見て、この子達はかわいそうだなと思いました。もうすっかり夜更かしや、夜帰宅しないことに慣れてしまっているようです。ガードマンという大人とのやり取りで、抜け道みたいなものを学習していってるのでしょう。でもこういうことは、長い目で見て決してプラスには働きません。自分には当然、自分の子供への子育てにも影響するでしょう。自分に出来なかったことを子供に強いるのは難しいことで、言葉でいくら言っても、体からにじみ出るものが伝わってしまうからです。勉強、クラブ、音楽、旅、読書・・・お化粧だって自転車乗りを極めてもいいと思う。打ち込めるものがないのだろうな。というより、少し興味のあることに一歩踏み出す勇気や行動力がないのだなあ。一歩踏み出せば、どんな世界だって大きな深い打ち込めそうな、楽しそうなことがあるのになあ。私の子供の頃は、深夜営業のまともな店はありませんでした。大人の男女の欲望をお金にするところだけでした。でも今は、まともなお店が夜中12時を回っても営業しています。私自身、夜中に空腹を満たすことができてありがたいと思ったことがありますが、準備をしなくなっただけです。店が開いていなくても、昼間準備をすることで空腹を満たせます。夜店が開いてるようになって、夜中出歩く中学生が増え、やがて昼行性という人の体のリズムを崩して、おかしな道に行ってしまいます。「普通」が変わり、夜も昼間と同じようにいろんな物が買えなかったり、いろんなことが出来ないと、文句を言うようになります。これを便利と言うのかな?進歩と言うのかな?船に船検証を置いて帰るとき、再び彼らの前を通りました。ハーバーの建物に背中を持たれて座り込んでた少女が、「帰ろうかな~」と大きな声で仲間と話しています。鏡を開いて、付けまつげをいじくっています。外観だけ綺麗にしても・・・
2008/07/25
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2m40cmのラダー2本が届きました。車に耕うん機などを積む時に使うアルミの梯子です。なんでこんなものを買ったかというと、道路から階段を4段上がった高さにある我が家にバイクを上げるためです。採寸した具体的数字を入れた我が家の玄関の見取り図をバイク屋さんに見せると、「僕らだったら、反動付けて1人でトラックに押し上げちゃいますけど、奥さんに後ろを押してもらったら悠々上がりますよ。重かったら、エンジン掛けて半クラッチ使いながら上げたらどうですか」との答えでした。私用に1本、バイク用に1本です。雨が降っていても滑らないように、凹凸と爪があります。500kgまで耐えられる仕様なので、150kgのバイクは大丈夫でしょう。私も相撲取りじゃないから大丈夫でしょう。相撲取りだってこんな重い人はいませんね。借りてる駐車場の車の後ろに置くために、段差スロープも2個買いました。幅60cm・高さ10cmの車止めが2本、車のタイヤが当たるところにあります。車止めの奥は結構スペースがあるので、バイクを置いても車をバイクの幅前に出す必要もありません。車道と歩道の段差に置いて段差を解消するスロープを、車止めに置くとスムーズに出し入れできると思って。明日は、原付バイクを使って朝飯前に実験です。原付バイクは85kg、バイクは150kg、果たしてどうなることやら・・・「どうせ日曜日しか使わないでしょ。私が出し入れは手伝ってあげるよ」と、家内には言われていますが、やっぱり1人で出来なくちゃなあ。
2008/07/24
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私の自動二輪免許チャレンジは、1年半前に原付バイクで右折で切符を切られたことがきっかけです。原付バイクというのは、片側3車線道路では、右折禁止なのです。二段階右折というのをしなければなりません。恥ずかしながら、そんなの知りませんでした。二段階右折表示は知ってしっていましたが、車が多くて右折レーンに行けなかったバイクが右折できるように出来たのだと思っていました。だって車の免許取った時、そんな法律なかったもの。右折すると、ポリスマンさんが長い棒を私の前に差し出します。まさか私ではないと思ったので、右に避けようとしました。するとポリスさんも右に出てきて、御用と相成りました。「そうなの?そんな法律いつ出来たの?」なんて神妙に切符を切られました。以来ちゃんと二段階右折をしていますが、これがめんどくさいです。そこで昨年の秋ごろ、もっと上位のバイク免許とって、100ccとかの少し大きなスクーターに乗り換えようか、という心境になりました。でも冬に教習所に通うのは寒いです。結局6月に入り、本格的に教習所にコンタクトして、3週間ほどでめでたく免許を手にしました。この400ccバイクでの教習が、かなり楽しいものでした。車とは別物の加速感。車に乗り始めた時に感じたギアチェンジの楽しさ。原付でも味わえますが風を切る爽快感。そして風の強い日の原付よりずっと安心できる安定感・・・。大きなバイクは、いいなあと思いました。教習所に通いだす時、「次はもっと大きなスクーターに乗りたいから」と家内に言ってたのに、いつしか、マニュアルのバイクに気持ちが変わっていました。中でも一番楽しかったのは、ギアチェンジ。今の車になるまで、ずっとマニュアル・トランスミッション車に乗っていました。ワンボックス・ワゴンなのに、シフトダウンとかでちょっとアクセルを開けて、抜群のギアチェンジができたら、ニヤッとしたり。家族と乗ってる時などはしなかったけど、一人で車に乗ってる時だけの楽しみでした。スピードをあまり出さない私の密かな楽しみでした。オートマ車に乗り換えて4年かな?ただハンドル操作だけで、面白くない。親父が亡くなってから、親父のマニュアル車に時々乗って、あらためてマニュアルの楽しさを感じましたが、この春、次男が親父の車を持って就職してしまった。元々親父が、自分が乗れなくなったら次男にやると言ってた車だったので、次男は学部を卒業し自宅に帰ってくる時に、自分の車を廃車にして親父の車に乗ってたからね。親父の車がなくなった4月・5月を悶々と過ごし、6月に教習所通いを始めたというわけです。で、とうとうこないだの日曜日に、250ccバイクを買ってしまいました。400ccまでは乗れるけど、原付とは別物だし、まずはもっと軽いバイクに乗って慣れようと思いました。他の方に私の不慣れで迷惑かけたらダメだからね。その1週間前に、バイクで5分ぐらいのところにあるバイク屋さんに行き、いろいろなバイクにまたがり、話を聞いてきました。初心者だと言うと、最初250ccの単気筒バイクを勧められました。120kgほどの車重で軽いのですが、元々オフロード用バイクから発展したものなので、シートの位置が高く、クッションが良くてふわふわしていて、400ccより不安定に感じました。買ったのは、250cc4サイクル2気筒のホンダVTRというバイクです。バイク便で広く使われてるらしく、耐久性と燃費がいいらしい。4気筒のようにいい音はしませんが、燃費は倍の30km/Lだそうです。もう20年以上変わってない、とにかく壊れない定評のあるエンジンを積んでるので、メンテナンスが楽。それに単気筒は、エンジンの気筒が1つなのでスリムだから、デザイン的になんとなくボリューム感にかける。その点2気筒は適当に幅があり、タンクもボリュームがあり、バイクって感じがします。4気筒ほどではないけど、グラマーなスタイルがなかなかセクシーです。200kgある400ccより50kgも軽く、押して動かす時に安心感を与えます。背の低い非力な女性ライダーがよく乗ってるそうです。 店長さんからは、「乗りやすいバイクですよ」と。このバイクがお店に2台ありました。車輪ゴールド・タンク白・走行距離12000km・33万円のものと、車輪黒・タンクブルー・走行距離700km・38万円のもの。年式は同じ。カラーリングは白の方が好きだったけど、走行距離の差の割りに5万円しか違わないのと、メンテナンスの良さでブルーにしました。白のは、前ブレーキの金属が明らかに磨り減っていました。他のいろんなバイクを見たけど、この金属が磨り減ってるのはあまりありません。店長さんによると、ブレーキパッドが磨り減り交換していると、この金属部分は磨り減らないそうです。ブレーキパッドの交換を怠って、金属同士がこすれて減ったようで、メンテナンスに気を使わなかった方が乗ってたと思われる。ほとんど新車同様の外観を保ってるブルーの方がいいと、アドバイスをくれました。新車だったら50万弱。このバイク、去年製造中止になって後継車が出ていないそうで、中古車人気が高まっているそうです。元々人気車種ではなかったのに加え、最近は1000ccとかのビッグバイクと、250cc以上のビッグスクーター人気で、250ccバイクのラインナップが、大幅に減っているそうです。2週間後に我が家にやってきます。
2008/07/23
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日曜日、ハーバーを出ると3:45、急げばバイク屋さんに行けるかもしれません。5:30からの映画に焦りながら自宅方面に向かいましたが、バイクは早く、バイク屋さんに寄ることにしました。購入手続をしましたが、担当者が別のお客さんで手が離せなかったので時間がなくなりまってしまいました。なんと5時数分前です。もう車で映画館に行く余裕はありません。急いで自宅に帰り、シャワーを浴びて着替え、国道に出ると5時7分。ここで信号にかかり、映画館のあるショッピングセンターの駐車場到着が5時25分。走って映画館に上がると、チケット売り場に長蛇の列・・・上映開始が5時25分・・・あかんかも・・・悪いことしちゃったなあ・・・長蛇の列の先頭横に見慣れた美人が・・・家内が列に並んでいたようです。家内は、メーカーさんの会で、京都の本能寺に行ってました。信長とともに焼け落ちてから、随分小さく、場所も移っていると聞いています。でもまあ、京都以外にあったら大寺院なんでしょうね。おしゃれしてることもあり、周りから浮いて見えます。森蘭丸もビックリでしょう。まあ私にだけそう見えるのかもしれませんが、それで十分です。「まだかなあ」と次の人に順番を譲りながら待ってたんだろうな。申し訳ない。チケットカウンターの掲示には、次の9時の上映の案内が出ていました。「5時半のはもう無理ですか?」「まだ本編が始まっていませんから大丈夫ですよ」ギリギリ、チケットを買い、予告編が流れている暗い映画館に入り席に着きました。ほぼ着いたと同時に本編が始まりました。「クライマーズ・ハイ」横山秀夫作品の中で一番好きな作品です。群馬県の新聞記者の主人公悠木が、日航墜落事件全権デスクでの活躍を縦糸に、友人の死、その友人の息子、新聞記者という仕事ゆえないがしろにしてしまった家族、特に息子との関係を横糸にした秀作です。クライマーの友人の死後の、残された友人家族との関係や、悠木の家族とのギクシャクした関係の部分は、映画という時間制約ゆえそっくり抜け落ちていましたが、総じて原作に忠実で、いい映画でした。原作を読んでいない家内も楽しめたようです。鑑賞後、下のスーパーで買い物をして、家内はバスで、私は買い物荷物を積んでバイクで帰宅しました。楽しい1日でした。
2008/07/22
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日曜日は、3人乗りヨットのポイントレースでした。先週、近畿地方の梅雨が明けたそうです。これから連日の炎天の日々が続きますね。仕事の日は、クーラーで快適な場所にいるので平気なのですが、外を出歩く休日が厳しいです。朝起きてみると上天気です。密かに曇りを期待していましたが、日差しの厳しい1日になりそうです。6時台に植木ばさみを持って道に出て、垣根の手入れです。梅雨の雨を吸って元気よく枝を伸ばしています。本日はゴミ袋2袋になりました。庭に入り玄関脇の石の移動です。引きずって動かせる微妙な大きさの石が数個あり、何とかこれを壊して捨ててしまおうと思うのですが、難関です。本日は作業場までの移動で終わりです。たったこれだけなのに大汗をかき、シャワーを浴びて、隣の家の仏壇にチンして浜に向けて出発です。夕方から家内と映画の約束があるので、帰りの渋滞を考え原付で出発です。ヨット用の長袖・長ズボン・運動靴・手袋で日焼け対策して、ライフジャケットを着て、カッパをバッグに入れて背負いました。そして2リットルの麦茶を前籠に。陸置き艇のヤードに行くと、8時半前だというのに、結構参加者が来ています。皆さんやる気満々です。ハーバークレーンが早くも動いており、海に下ろす船が多いのでしょう、ハーバー職員も大忙しのようです。こんな早い時間に来るわけのないオーナーのSさんが来られており、その横に見慣れたお嬢さんが・・・Sさんの息子君のフィアンセさんです。彼女もヨット部員で、母校の隣の艇庫の大学出身です。大学生の時から見知った顔です。Sジュジアと彼女は同学年で、私の息子の1才上です。先月のポイントレースで、レース終了後、コーチボートで出て行く彼女とすれ違い、Sさんに「今度連れてきてくださいよ」と言ってたのですが、いきなり実現です。Sさんは、「彼女頼むわ」と言い残し、他艇のヘルプに行かれました。彼女は、この連休フィアンセ君と予定が合わず暇になってしまったので、フィアンセの父親であるSさんに、レース艇の乗せてと頼んだそうです。今年の春に、フィアンセ君が乗って、全レースビリだったので、勝負してやろうと思ってるのかもしれません。ヨット部出身とはいえ、コントロールロープの多いこの船は、結構難しいので新人さんは舵担当です。舵担当は、舵と大きい方のセイルだけをコントロールするので、他のヨットと基本的にすることが変わりません。だから学連出身者なら誰でも出来ます。でも一番奥深いポジションでもあり、レース成績はこのポジションの人選にかかっています。大きなツバの帽子を被り、日焼け止めを顔と首・手に塗り、彼女に教えながら船のフィッティング開始です。風は2m/sほど吹いていましたが、桟橋は暑く、フィッティングが終ると、海上の方が涼しいだろうと、いつもより早く出艇しました。桟橋からの離岸は、私が舵を持って出しましたが、ハーバー前の防波堤を越えて彼女にバトンタッチです。「気持ちいいです」と、スキッパー女史は嬉しそうです。艇全体をコントロールするミドルポジションのOさんが、彼女に手取り足取りまでは行かないまでも、明らかに熱心に教えています。ヨット乗りの女子は、希少価値でモテます。桟橋で他艇に紹介しながら「いいでしょう」と自慢すると、「セクハラに気をつけなあかんで」と悔し紛れの言葉が返ってきていました。予定通りスタートし、3~4m/sの気持ちのいい風で4レースできました。ただうちの船は、4レース目はリタイヤし、3レースでハーバーに帰ってきました。3レース目のフィニッシュ時、運営を見ると、1本指を立てています。「もう1レースやるよ」のサインです。Oさんにそれを告げると、「じゃあもう一つがんばるか」と言われましたが、正直大丈夫かなあと思いました。2レース目と3レース目、スキッパーの腕勝負のレグでOさんは半分寝ていました。私より15歳ぐらい年上ですから、無理しない方がいいんじゃないかなあ。次のスタートまでのタイミングのいい時に、家内との映画の約束のことを切り出してリタイヤをお願いしようかなと思っていると、彼女から用事があるので少し早く上がりたいと要望がありました。フェミニストのOさんは、当然即OKです。「じゃあ、本部船にリタイヤを告げに行ってから、他艇に乗ってるSさんにも一言告げてからハーバーバックしようと彼女に指示しました。スタートライン付近で待ってる他艇から、「もう帰るの?もう1つやろうよ」と声がかかりますが、「すんません。こんな炎天下、無理できまへんわ」と答えて帰ります。ハーバーに戻るとOさんは首に流水を長い間かけていたので、無理しなくて良かったと思いました。海上で「のりまきさん、元気やなあ」と言われていた私でさえ、顔と手に何度もホースの水をかけながらフィッティングを解いていましたし、大学を出たての彼女でさえ、靴を脱いではだしになって水をかけながらでした。こんなに気温が高く、日差しのきつい炎天下のレースは、年に1度か2度です。新人スキッパーということもあり無理しない方がいいです。艇を片付け、ハーバーの売店に置いてもらっているクルージング艇の信号紅炎をもらいに行き、船に置いてから家路に着きました。参りましたな、この天気。曇りが恋しいです。
2008/07/21
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今朝、とっても驚くことがありました。いつものように眠い目をこすりながら台所に入り、いつものように座ってコーヒーを飲んでいる家内に、「おはよう」と声を掛け、いつものように肩をモミモミした時です。このモミモミに、不意にメロディーが被ってきました。「ポーニョ、ポニョポニョ、魚の子・・・」頭から流れてきたこのメロディーに驚いてしまいました。口に出さなかったので、家内から怪しまれることはありませんでしたが、「なんで?」と自分自身に驚いてしまいました。しかも、肩モミ動作が、「ポーニョ、ポニョポニョ」のリズムになってます。今日から、宮崎駿さんの新しい映画の上映が始まっているはずです。映画館で予告編として流れていたこの歌・・・多分小学校低学年の女の子が歌ってると思う・・・が、最近TVでも流れるようになってきました。昨夜も見たから、耳についてしまったのかもしれません。なんか耳につくんです。随分前に流行った「毎日、毎日、僕らは鉄板の~・・・」のような、不思議に人を惹きつけるものがあるように思うのですが・・・「ポニョ、ポニョ」という音なんでしょうか?映画の方は、予告編を見ただけですが、ディズニーの熱帯魚のクマノミ主人公の映画によく似てるのかなあ、と思っています。日頃から、家内とニアミスする時は、結構スキンシップをする方なのですが、これからしばらくは、「ポーニョ、ポニョポニョ」のリズムになってしまうのでしょうか?
2008/07/19
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昼前に1時間だけ船に行きました。船検・・・車の車検のようなものです。今まで幾度となく、関わっている船やクラブの船の船検の機会がありましたが、一度もそれに立ち会った経験はありませんでした。ので、初体験です。11時の予定の30分ほど前に着いて、船の換気をして、エンジンを掛けて、トイレを流して、といつものように点検しました。さて、船検用のものを準備します。定員分のライフジャケット、バケツ(消火に使う)、消化器、船検証、火災などの異常を知らせる発炎筒、これぐらい思いついたので、いろんなところにある引き出しを開けて出してきました。確か黒球が必要だったと思ったけど捜せなかったので、まあいいかと待機していました。検査官が時間ちょうどに来られました。いつもの癖で携帯電話を持ってくるのを忘れたので、ミスったのではないかと思っていましたが、大丈夫。艇体を目視、「最近船を修理しましたか?」「いいえ」、大丈夫そうですね、OK。「エンジンを見ます。エンジンルームを開けて、エンジンを掛けてください」懐中電灯でエンジンを照らしながら目視、OK。「ビルジ(水漏れ)はどうですか?最近水が貯まりやすいとか」「いいえ」、OK。「雨漏りはどうですか?」「大雨の時、少し染みていることもありますが、床が濡れているようなことはありません」、OK。「航海灯を点けてみて下さい」、目視OK。「船尾灯が少し暗いですね。ランプは点いてますが、表面が劣化で曇っています。強制はしませんが、交換をお勧めします」「はい」「船検番号の後ろに『兵庫』のステッカーを貼ってください。次の出航まででいいです。船検証入れに入っていましたよ。購入されたのに貼ってらっしゃらないようですよ」「はい、貼ります」「では法定備品を検査します。言う物を出してください」ライフジャケット、OK。バケツ、OK。消火器は言われなかったので、法定備品ではないようです。「黒球」ゴソゴソ「それがありません」「前回あったので、どこかにあるはずです。探してください」ゴソゴソ「一度見たことがあるのですが・・・見つかりません」「他のメンバーさんと探して、見つからなかったら購入してください」「はい」海水浴のビーチボールのように、空気を入れて膨らみます。真っ黒です。「何に使うんでしたっけ?」「停泊中に掲げるのです。免許を取る時に習ったはずですが、皆さんそれをすることはないようです。だから大抵しまったままです」。確かに、漁船が掲げている以外見たことがありません。琵琶湖など底の浅いところで練習しているヨットが、ひっくり返ってマストが湖底に刺さらないようにマストトップに付けているのは見ますが。これはあまり重要じゃないみたいです。「信号紅炎」「いくつ必要ですか?これです」ゴソゴソと5~6個出す。「みんな期限が切れていますよ。これがないと検査が通りません」「今から買ってきます」「う~ん、次の検査があるんですよね」「じゃあ、今日中に購入して、その領収書を今日中にここにFAXしてください」「はい」何かトラブルがあった時、他船に知らせる車の発炎筒です。「これで終わりです。出来上がった船検証はどこに送ればいいですか?」「じゃあ私の仕事場まで」ということで船検が終りました。車検と比べたら簡単なものですね。船を閉めて、早速ハーバーセンターハウスの用品屋さんに買いに行きます。ゲストバースに2週間前に見た100フィート以上ある大型ヨットが停泊していました。この大きさのヨットが大阪周辺で係留できるのは、ここしかないからね。ハーバーのHPにこのヨットが帆走している写真が載っていました。「エンデバー号」でした。去年だっけ、今年の初めだっけ?以前にも来ていたことがありましたね。私のいい加減な記憶では、100ほど前のヨットで、アメリカスカップを取り戻すために戦ったリプトンさんの船でしたが、調べてみると70年前でした。リプトン紅茶のサー・トーマス・リプトンさんが、初戦でいきなり新興国アメリカに持っていかれたアメリカスカップの奪還に燃えていたときの船です。装備などはレストアされていますが、実に綺麗な船です。ヨット用品店で信号紅炎を買いました。が、今日はあの検査員がこのハーバーを回っているようで、「みなさん信号紅炎で引っかかっているみたいです。慌てて買いに来られて品切れになりました。明日入荷です」。「じゃあさ、お金払っとくから置いといて。それでその領収書をここにFAXして欲しいんだけど」「はい」と、その場でFAXしてもらいました。彼女は、次男と同じ年で高校生のときからの友達だから心安い。ということで、本日の昼休みはなくなりました。
2008/07/18
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7月に入り、「今年のお盆休みはいつにする?」という話題を家内とするようになりました。子供達が小さな頃は、8/15日周辺で海辺にキャンプに行く事が恒例でしたが、長男が中学生になり、クラブ活動優先でなくなってしまいました。そこから次男と2人で、ヨットレース参加がお盆の行事になりました。それも次男が高校生になり、高校ヨット部活動をするようになって消えていきました。それ以降、観光にはあまり興味がないので、お墓参り以外はただぶらぶらと過ごしていたように思います。去年は、父と義理母、弟の義理父の新盆でいろいろすることがありましたが、今年は何もありません。去年、弟の家族4人、うちの家族4人、それに母でお墓参り後、京都でハイキングしたので、みんなに予定を聞きました。長男も次男も、お盆をはずして帰ってくるようです。「今年は、母と3人でお墓参りして、その後どこかに行こうか」と家内に話すと、「あの子達は、彼女優先した方がいいから、それでいいんじゃない」と返ってきました。私も、親や先祖に義理立てするより、自分たちの将来を優先してる方が嬉しい。母がまあ喜んで、車で行けてあまり歩かなくていい近場を計画しないとね。弟家族はどうするのだろう?長男が6年生なので、受験勉強で忙しいと思うし・・・うちと一緒に行く必要はないけど、お墓参りする時は母を誘ってやって欲しいと思う。こないだ母の家の仏壇に手を合わせていたら、最近弟がご無沙汰とのことです。母は弟というより、孫の顔を見たいのだと思う。
2008/07/17
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「愛は脳を活性化する」松本元 岩波書店 ★★★どこでこの本を見つけたのだろう?新聞の書評欄だったのか? 定かに覚えていません。とにかく、いい本でした。最近、コンピューターやロボットの研究から、最も素晴らしいPCでもある人の脳に関する研究が進んできました。自分の周りには様々な情報が飛び交っています。でも、今の自分に必要のない情報をカットして、必要な情報を選択してインプットする素晴らしい働きが脳にあります。例えば、車の運転をしている時「お腹がすいてきたな」と思ったら、レストラン・パン屋・・・などが過ぎ去る景色から浮き出るように見えてきます。こういう種々選択する働きがあるから、こんなに小さな脳で、こんなに大きな働きが出来るのだろうし、PCに比べるととんでもなく省エネになっています。そういう興味から、「岩波科学ライブラリー」シリーズのこの本を手に取ることになりました。松本さんは、脳型コンピューターの研究家です。現在のPCは、とんでもなく早く計算などをしますが、あくまで人がデータや命令をキーボードでインプットしないといけません。最近は、ロボット研究から人の目にあたるレンズを通して入ってきた情報にも反応するようになりましたが、あくまで人がプログラムしたものに基づいてです。脳型PCというのは、人間と同じように脳が考え、脳が情報を得ようと行動し、そしてそれを判断し次の行動に結び付けていくPCのことです。この本の前半は、論文を読みやすくしたような私のような素人には、興味深いけど、幾分間延びしてしまうような松本さんの研究成果から得た硬い言葉が並びます。が、PCの研究で分かってきた人の脳の記憶の仕組み、記憶を呼び出す仕組み、判断の優先度の話になってくると、とても面白く、子育てや家族とのかかわり方を、脳の仕組みからみると、生き方や接し方の真髄が見えてくるようです。たった100ページ足らずの本ですが、とても素晴らしい内容で、最高点★3つでした。-------脳というのは、生まれてからの記録を全て記録している。さらに遺伝情報として、親からのものよりはるかに多く、悠久の35億年間の先祖の成長記録・経験をも記憶している。あることをしようとするとき、それら自分の脳に詰まった記憶と、そのためにこれから行う学習や行為を集めて、成就に導く。記憶は、それを経験した時の感情と結びついて記憶されている。呼び起こしやすい記憶は、「快」という感情と結びついたもので、「不快」という感情と結びついた記憶は、思い出しずらい。「何かをやり遂げられる」と思えば、やり遂げることが出来る記憶を脳からたくさん引き出してきて成就してしまう。反対に「きっと出来ない」と思えば、出来ない記憶を引き出して、成就しない。人は人とのかかわりの中で生活する動物で、「快」の感情は、生まれた時からの周りの人から受けるもので、それが人生の原動力になる。今までの人生を振り返ると、まさにその通りだと思う。現在のPCのように、外からの命令によって動くのではない脳PCを持つ人を、上手に成長させるためには、周りからの「快」感情が絶対条件になる。「快」感情を与え続けていれば、自ら努力し、行動するのが脳PCです。新品の脳PCを持つ子供に、「・・しなさい」「・・してはいけません」の命令は、「快」より「不快」感情ではないだろうか。「快」感情を言葉などで与えることが重要で、「不快」情報をいかに「快」感情として与えるかが、大人の技術なのかもしれない。本の中で、いろんな例が出ていた。「仲の良かった夫婦が、妻のなんでもない一言に、普段温和な夫が逆上し暴力に走ってしまった」「殺人事件の犯人が、犯行時は強迫観念に囚われて夢中で犯行を犯してしまったが、ふと我に返り呆然とする」などは、過去のその言葉の後に自分に起こった大きな苦しみの記憶が、一瞬にしてフラッシュバックして、そこから逃れるための行動だったとか。確かに、自己学習する「脳型PC」は、過去の「不快」な経験を再現しようと、今の現象に対処する形だと、どんどん悪いことをする「脳型PC」になるし、自分を壊す行動がエスカレートするだろう。つまり、「廊下を走って滑って頭を打ち、痛い目に合った」の不快を再現しようとすると、廊下のところに来ると、もっと早く走り壊れる。でも「快」を求める「脳型PC」だと、廊下ではむしろゆっくり歩を進める。廊下以外でも、滑りやすそうだなと感じたら、同じように用心する。廊下で滑り頭を打った時、手を差し伸べてくれたことに「快」を感じ「ありがとう」と言った時の、相手の「快」な表情の記憶が、同じような人を見つけたときに、手を差し伸べるという行動を起こさせる。「不快」より「快」を求める。「不快」なことから「快」に結びつくことを学ぶ。この連続が進化であり、滅亡に向かわない道なのだと思う。それを今まで続けてきた結果が、今の私の存在なのだと思う。周りに「不快」を与えてきた人や家族は、淘汰されてきたのだと思う。自分の家族に、特に最も影響を与える子供には「快」を与え、「不快」を「快」に転嫁するような言葉を発し、行動したいものです。
2008/07/16
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一週間前の日曜日、淡路島の北端岩屋港まで船で行ってきました。明石海峡の明石の対岸です。正月に淡路島に行って以来のクルージングだと思います。ヨット部つながりのお仲間です。9時に集合・出発なので、一番下っ端の私は、1時間弱前に船に着くように家を出ました。いつまでも学連での上下関係は変わりませんね。6リットル入るウォータークーラーに水をいれ、家で使ってる冷水用麦茶パックを2袋入れました。途中のコンビニで、氷を2kg調達して、みんなで1日中冷たい麦茶が飲めるように準備しました。防水双眼鏡と車・徒歩にご愛用の携帯GPSも準備しました。船に着いて、エンジンが回ることを確認し、トイレの掃除をして、ハッチなどを開けて換気です。その間に出艇申告をしようとセンターハウスに向かうと、センターハウス前がなにやら騒がしいです。波力ボートでハワイから日本を目指していた堀江健一さんが、昨日だったか一昨日だったかにフィニッシュしたとニュースで言ってたので、今日このホームポートに着岸するのでしょう。桟橋を振り返り、堀江さんの出身の大学関係のボートを見たら、やっぱりいませんでした。きっと関係者大勢で、出迎えに出たのでしょう。ゲスト桟橋には、港めぐりの観覧船のような大きな船が、お出迎えのお客さんやプレスを大勢乗せています。これは関係ないと思いますが、100フィートはありそうな巨大なセーリングボートも泊まっています。船尾にはためくユニオンジャック・・・大英帝国のどこかの国からやってきたのでしょうね。6人のメンバーで9時に出艇です。船内のGPSに岩屋港の座標を入れるように言われ、船内で作業をしていると、気持ち悪くなってきました。いろんな座標を入れて遊んでいたら30分ぐらいで、ダメになってきました。コクピットに出て風に吹かれ治りましたが、ほんま揺れる船内に弱いです。風が弱くずっと機走です。風向も目的地方角からなので、メインセイルを上げて船を片方に傾けて安定させることも出来ません。神戸空港沖は、今日も漁船がたくさん出て網を引いています。神戸空港島がいい漁礁になってるのでしょうね。ただ、大阪-明石海峡航路に近いので、漁船の邪魔にならないようにその沖を通ると、本船が近くを通り、その引き波に難儀します。神戸空港を交わしたぐらいから風向が幾分南に振れて、メインを上げられるようになりました。結局そのまま岩屋港まで、風に恵まれずずっとエンジンを回して走りました。今回の目的地は明石海峡の袂という簡単な位置だったので、迷わず一発で港に入れました。港に入り、昼食を予定していたお店に電話し、係留場所の指示を仰ぎました。指示された岸壁に着けて接岸作業をしていると、明石との連絡船から声がかかり、「もう少し向こうに行って」給油作業をする岸壁のようで、その接岸にちょっと邪魔のようです。この少しの移動で、船体にタイヤの跡がくっきり付いてしまいました。このお店はたぶんすし屋ですが、新鮮な魚でいろんな料理がありました。私は、寿司・もずく・刺身・そばの定食を注文しましたが、先輩方は「はものしゃぶしゃぶ定食」を食べていました。カウンター越しに、船が見えて、とても安心して食事が食べられる場所です。いいところを見つけました。すぐ近くに姉妹店のステーキハウスがあるそうです。「次はそっちに行くか」で盛り上がっていましたが、元々あまり好きではない肉が、最近さらに敬遠気味になってる私は、「なんで漁港に来てステーキなん?魚でしょ」と心の中で突っ込んでおきました。1時半ごろ、母港に向けて出発です。帰りはセーリング出来ると思っていたのに、風向が変わったようで、また向かい風です。いつもなら大阪湾から大阪平野に向けて入る海風の南西なのに・・・淡路島を離れ、もっと神戸に近づいたらいい風になるのかな?淡路島を離れていくと、少しずつ風が出てきました。まだ弱いがメインを上げることになりました。でも風が弱く、私にステアリングが回ってきました。セイリング出来ない復路は、たいてい下っ端の私がステアリングになります。エンジンで走っていてもつまらないですからね。眠気も来るし。パラパラと雨が落ちてきたら、「じゃあ頼むで」とみなさんドッグハウスに消えて行きます。「そんな殺生な。もっと振ってきたらカッパ取ってくださいよ」と言おうとおもったら、雨は止んでしまいました。カッパを着て出てきた先輩方は、暑いだけじゃないかなあ。神戸空港の連絡橋を目指します。空港島に差し掛かると風が後ろに回り、スピンを上げられそうになってきました。「スピン準備」でポールセット、スピンシートセット、スピンをシートに結びます。橋脚を過ぎたらスピンアップですね。スピンアップです。やっとこ風が来たので、勇んでスピンが上がっていきます。ワイルドを入れないように、スピンがはらみやすいように、マストトップの風見とセイルを見ながら、角度に気をつけて走っていると、「ハラリ」「ピークが落ちてきました」「ピークが外れた。スピン回収や」無残にもスピンさんは一度もはらまずに落下してしまいました。でもメインで結構艇速がある中、うまくスピンを回収できました。バウをくぐると、破れていたかもしれません。なにしろスピンは巨大ですからね。スピンのピークを留めた先輩が、責任を感じたのか、メインを降ろして、メンハリで俺がマストトップに上がって、上に上がってしまったスピンハリを降ろし、再度スピンを上げると言っています。走ってる間にそれするのは危ないやろというところに落ち着きました。桟橋に係留してから回収です。その後一度ポートにジャイブして防波堤内に入りました。赤灯台付近で、隣の大学の470集団とミートしました。4m/sほどの風でフルハイクで7艇の470がバウを揃えて走っています。いいですね。息子がかつて部員だったジュニア10艇が、同じくクローズでミートしてきます。チビさん達カッコいいですね。桟橋に戻り、スピンハリの回収は「困った時のメンテナンスプロの後輩君」に頼むことにして、タイヤの跡を洗剤で落とす作業にかかります。意外に簡単に落ちたのでラッキーでした。デッキブラシでデッキを洗い、船を片付けてセンターハウスに向かって歩いていると、センターハウス前に堀江さんのマーメイド号が係留されているのが見えました。カメラを出して数枚写真を撮り解散と相成りました。楽しい1日でした。
2008/07/14
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卒業検定の続きです。皆さん検定が終ったので、ちょっとリラックスしてる雰囲気があります。でも誰もしゃべらない。横にいる私の前で走った男性に声を掛ける。「安定して走っていましたね。私の前で、同じ1コースだったのでいい参考になりました。おおきにです」「倒れるのが嫌だったので、何度も右足を着きました。エンストも嫌だったから、何度もローギアを確認しました」だよね、70点取ったらいいんだから、大きな減点を避ける作戦はいいですね。一番最初に走った大型二輪の男性に声を掛けました。「減点ゼロだったんじゃないですか?あまりにうまいんで、緊張しちゃうから次から見ないようにしましたよ。日頃400ccとかに乗ってるのですか?」「いいえ、原付です。原付からいきなり大型二輪免許ですから30時間も教習があるんです。普通二輪の方の倍乗ってるから慣れていたのかもしれません。でも、ギアチェンジミスを2回ほどやりましたよ」教官が入ってきました。「・・さんは、一本橋だけだったね。他は完璧だったから、1時間教習して再受験してください。・・さんだけ退席してください。他の方は今後の手続きについて説明します」なんかあっけなく合格してしまいました。講評とか、点数発表とかないのですね。卒業に当たってアンケート記入。運転免許試験場での手続きの説明があり、合格証書があると技能検定免除、皆さん車の免許持ってるのでペーパーテストもなし、視力と聴力の適性検査だけで免許が即日発行されます。合格証書が出来るまであと30分ぐらいお待ちください。交付は、本館教室でします。ロビー横の教室でお待ちください。「先生、私は何点でした?」「90点ですね」と皆さんの点数が書いてある表を見て教えてくれました。点数表がチラッと見え、85点が1人で、他は皆さん90点でした。皆さん、合格には余裕だったようです。2番の方の一本橋だけが残念です。ロビーに戻ると、女性の方が電話ボックスで電話を掛けていました。明るくおしゃべりそうな方で、よっぽど嬉しかったのでしょう、旦那さんに合格報告をしているのかもしれません。合格証書や卒業記念品などをもらい解散です。教習所を出ようとすると、「良かったですね」と小型を受けた男性が手を差し出してきました。お互いの合格を祝って祝福の握手です。検定のバイクは10号車でした。教習で使わないバイクで、ハンドル中央の上に小さな箱が付いています。他の検定バイクもみんな同じ箱が付いています。これはGPSではないだろうか?きっと検定員の前のモニターで、道路のどこを走っているかチェックしているのだと思う。ちゃんと停止線手前で止まっているのかも、確実にチェックできます。私のデータ、欲しいな。私の乗ったバイクが、ゲームのように、ヒョコヒョコ検定コースを走る様は、面白そうです。でも、こんな文明に利器があると、「絶対停止線越えてませんよ」と主張しても証拠を見せられてシュン太郎ですね。それとも、軍事衛星のような精度ではないと聞いているので、検定側も参考程度なんでしょうか。ところで、もっと精度のいいものが出来、秘密裏に車に搭載され、警察さんが全車モニターなんてし始めたら、反則切符が毎日のように家に届くようになるかもしれません。道路特定財源ガソリン税なんて目じゃないお金が国庫に集まりそうです。「くわばら、クワバラ」あとは、免許試験場に行って、視力検査だけで合格です。入学式から、3週間の教習所通いもおしまいになりました。
2008/07/12
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卒業検定の続きです。「では検定を始めます。コース1、・・・・」何か言ってますが、耳に入ってきません。「先にS字・クランクのコースです」とでも言ってるのでしょう。「ちゃんとローギアになってるか?まずウインカー出して、後方確認だぞ」と次の動作を確認しています。発進。四輪コースに入ると、幸か不幸か前に四輪教習車が2台トロトロ走っていたので、サードでゆっくり走ります。横断歩道の所で、2台前の四輪が右折するのでスピードを落とし、前の四輪が止まりました。仕方なくローギアに落として停止、エンストが気になり、できれば停止しなければならないところ以外では止まりたくないんだけど。四輪がクリアになって前に出して、横断歩道で一旦停止。四輪は停止しないけど二輪は停止します。検定前に質問して確認したところです。エンスト防止の為に、今日はいつもよりふかし気味に発進しています。セカンド・サード・90度カーブ、ここを過ぎて一気に加速、右ウインカー、後方確認、セカンド、坂道課題コースに右折、という一連の動作をする長い直線ですが、さっきの四輪がトロトロ走っていて、加速をしなくて済みました、ラッキーです。しかしここで前の四輪が右折ウインカー出して信号コースに右折するようです。「ややこしいことすんなよ。ここは左ウインカー出した方がいいのか?」。元々、左に寄って走っているので走路変更しなくても、四輪の左側を通過できそうなので、ウインカー出さずに徐行することにしました。うまい具合に、四輪が右折に入り、四輪の横に行った時には車は大分右に行っていたのでOKでしょう。長い直線が長くない直線になり、右ウインカー出して後方確認して、車線の右に寄り、セカンドに落として坂道コースに右折しました。ローに落として、停止線前で停止、前回の教習で「停止線ぎりぎりを狙う必要ないよ。停止線越えたら一発アウトだけど、手前なら許容範囲」と教えてもらっていたので余裕で止まりました。右ウインカーを切り忘れていましたが、まあ大丈夫でしょう。左ウインカーを出して発進。いつもよりアクセルを吹かして絶対にエンストしないようにしました。外周道路に出るところで、車が来ていると、車道手前で止まるのではなく、歩道手前で止まらなければなりません。検定前に、どれぐらい車との距離があれば行ってもいいか聞きました。優先道路の車がブレーキや衝突回避行動を取らなくてもいい距離と確認しています。うまい具合に左右に車はナシです。90度カーブを2回こなし、4速に入れる直線でスピードアップ、左ウインカー、3速、2速、信号機交差点課題に左折。うまい具合に信号は青です。停止を1回パスできました。すぐに障害物を避ける右ウインカー、そのまま右折、踏切課題へ。ここで問題発生です。踏切課題は、四輪周回道路を横断しないといけません。微妙な距離で四輪が向かってきます。ここで出ても四輪がブレーキを掛けることがないから出ようと行きかけた時、「やっぱりやめろ」の戸惑いの心の声で、停止することにしました。優先道路確認不十分は一発アウトです。「無理せんでいいやん」。外周コースに少しでも入らないように急に止めたので、止めてからバランスを崩し、右足をついてしまいました。やってしまった、明らかな減点です。「ややこしいとこ、トロトロ走るなよ」。四輪の通過を待ってるうちに、左からも四輪が来ました。「ドンマイ、ドンマイ。先はまだ長い、落ち着いて行こう」。左右確認して踏切課題、左右確認、停止線、合流確認、信号課題、左折可で信号を左折。2Fからの検定だけじゃなくて、信号機のところにも教官が立っていて、細かい動作をチェックしています。停止のある横断歩道課題をクリアし、再び信号機のある交差点に入ってきたら、教官はバイクコースに行っています。どうやら私の走行に安心しておられるようだ。いい感じかもしれない。信号で止まり、発進、右ウインカー、後方確認、右に寄り右折、ここで外周道路を四輪がやってきて停止。その四輪を見ながら、落ち着いて次の動作を考える。右折、すぐ左折してバイクコースに入る。検定をしてる日は、バイク教習はお休みのようで、ここからは誰にも邪魔されずに自分のペースで課題をこなせる。40km指定で加速、3速、180度カーブ、左ウインカーでS字・クランク・一本橋までやってきて、停止線の1m程手前で停止。検定前に「一本橋ではもっと停止線手前で止まったらいいよ。発進から一本橋に乗るまで距離があった方がバイクが安定するからね」と教えてもらいました。S字とクランクはいつも通りうまく行った。落ちるならここと思っていた最大の難問一本橋。停止線手前で停めたのが良かったのか無難に乗れた。アクセルを軽くふかしスピードコントロール・・・「あれ、いつもそんなことしなかったぞ、そうだクラッチを切ったりつないだりしてコントロールするのだった」、途中からクラッチ動作にしてスムーズに通過。外周道路に出て、右ウインカー、後方確認、セカンド、180度カーブ、サード、左ウインカー、スラローム課題に入る、ウインカー切る、スラロームも無難に通過。右ウインカー、外周道路、ウインカー切る、加速、ブレーキング、180度カーブ、40km/h以上で急制動に入らないといけないので加速、急制動、一瞬クラッチを切るのが遅れてエンストしてしまいました。急制動でのエンストは減点対象になりません。落ち着いて、スターターでエンジン始動、ハンドブレーキ離さず、フットブレーキはずして右足を下ろし、左足でローギアまでギアを落とす。確認の為に一旦上げてニュートラルランプ確認、再び下げてローギア。発進、セカンド、左ウインカー、ロー、停止。これで終わりです。右足をつかずに停止できました。ウインカーを消し、ニュートラルにして、エンジンキーを回してエンジンストップ。後方確認、ハンドブレーキを掛けながら降車。サイドスタンド出してハンドルを左に振ってバイクを止めて、バイクから離れる。2F検定室から声がかかる。「肩に力が入っていましたよ。もっとリラックスして乗りましょう。落ち着いて安定して乗れていました。良かったです」後半のこの言葉は・・・合格かもしれません。ちょっと嬉しい。一発不合格はしなかったし、100点満点で70点まで合格なので、マイナス30点も減点してないと思う。「ありがとうございました」2Fと、すぐ横にいた教官に頭を下げる。次は最後の方、小型二輪ATです。でももうそんなことはどうでもよくなりました。手袋脱いで、ヘルメット、プロテクターをはずして、麦茶です。二輪教習事務所のソファに座りました。右手が小刻みに小さく震えています。「緊張してたんだなあ」。走行中、いつもと違うなあと感じていました。次の動作を描くことに気が行っていたので、無意識に緊張して肩に力が入っていたのでしょう。まあ仕方ないです。ここで初めて女性に声を掛けました。旦那さんが二輪免許を持っていてバイクもあるそうです。まずは交代で乗り、車のグレードを落としてバイクをもう1台買ってもいいかなと思ってるそうです。いいですね。夫婦でバイクツーリング。小型の検定も終ったようです。「皆さんゼッケンもはずして自由にしていてください。採点に20分ほどかかりますので、20分後に2Fに集合です。暑いから麦茶飲んでくださいよ」本部ロビーに上がり、トイレ、「多分合格してるぞ」と思いながら、ちょっとロビーをうろうろして二輪事務所2Fに戻ります。
2008/07/11
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本日7/10、教習所卒業試験。さて、いよいよこの日がやってきました。不合格だったら、1時間技能教習を受けてから再受験になります。ここまでストレートに来たから、この勢いで行きたいものです。9:15までに来ることになっていましたが、30分も早く教習所に到着しました。今朝6時前に目覚めてしまい、仕事場の準備をしてメールチェックなどをしていたので、少し眠いです。PCなんか開かなかったらよかったと少し後悔しました。時間があるので、二輪・四輪コースを見渡せる場所に行って、検定の2コースを目で追います。どちらのコースで検定されるか分からないので、両方覚えないと。受付を済ませ、トイレに行って事務所前のソファに座っていると、前回の教習で一緒だった女性が来られました。前回の卒業検定に不合格で再受験のようです。緊張しておられるだろうから、声かけはやめておきました。そのほか、いかにも検定に来ました風の方が2人います。時間になり、検定の説明を受けるために、バイク教習建物の2F教室に入ります。こんなとこに教室があったのですね。ここからは綺麗に全コースが見渡せます。ここから検定員が指示を出し、見るようです。諸注意を1時間ほど受けます。一発アウトの一本橋落下、S字・クランク・スラロームでのポール接触、急制動の制動距離オーバー、坂道発進のバック、信号無視、停止線オーバーに注意。方向指示器、車線変更時の後方確認など減点対象にも注意。全部で6名受験です。トップバッターが大型二輪MTの男性、次が普通二輪ATの男性、そして女性、続いて自動二輪MTの男性、そして私、最後が小型二輪ATの男性です。走行順のゼッケンをもらい、検定コース発表です。その日の受験生全員が同じコースだと思っていたら、アトランダムにコース指定されました。私は1コースです。2つのコースは、四輪コースは同じですが、二輪コースに入ってきてから、S字・クランク・一本橋・スラローム・急制動の順です。2コースの急制動・スラロームが先にあるコースより、より馴染みがあるのでラッキーです。更にラッキーなことに、同じ普通二輪を受ける前の人も同じコースで、直前復習が出来ます。更にもう一つラッキーがありました。一番最後停止するところですが、急制動から発進して、セカンドにすると同時に180度カーブに入り、その途中でウインカー出してコース内に入り、ローにして、すぐ右に切って、すぐ左に切って停止しないといけません。外周コースから停止まで5mぐらいしかないので、バランスを崩して右足の後輪ブレーキから足を離し、ハンドブレーキで止めながら右足をつくのが40%ぐらいあります。停止した状態で、ギアチェンジの為に右足つく以外に右足ついたら減点なので、バイク倒してもっと大きな減点よりはましだと、ここでの減点は覚悟していましたが、次小型検定になり、停止線で小型バイクが用意されるので、その手前で停めればいいです。ラッキーが重なります。今のところ神は私に微笑んでいるようです。階下のいつもの教程のように、防具を付けて待ちます。いよいよです。結構いざという時度胸が座るので、いつもの調子なら大丈夫と安心させながら、備え付けの冷たい麦茶で口の渇きを潤します。すぐに1番の方が呼ばれました。大型二輪MTです。まるで検定の見本を見てるように上手です。減点ゼロなのではないでしょうか。全コースを目で追いましたが、あまりに上手なので、あと4人もこんなのを見てると、かえってあかんように感じ、あえて引っ込んで、二輪コースだけしか見えない場所に移動しました。2番の男性は普通二輪ATです。四輪コースは見ていませんでしたが、順調に課題をこなしていたのでしょう、でも最後の最後、一本橋で落下してしまいました。残念です。ATは車重がMTより50kgも重く、横幅も広いのでバランスを取るのが難しいです。一本橋は鬼門だと思います。3番の女性もAT免許、前回検定で一本橋で落ちてしまった方です。2日前、同じ時間に受けた教習でも一本橋で何度か落ちていたので、何とか通過できたらいいのになと応援しながら一本橋を見ていました。無事通過です。他もそつなくこなしておられたので多分合格でしょう。検定が終わり、防具をはずして麦茶を持って二輪事務所内に入っていかれました。その気持ち、よくわかります。続いて4番、私と同じバイクで、同じコース。次が私だから、ここはしっかり見ようと思いましたが、もうジタバタしても一緒なので、あえて二輪コースの出発とゴールだけを見ようと、麦茶を汲んで一服です。腕を回して深呼吸・・・落ち着けと。停止して2Fの検定室からなにやら言葉をかけられています。が、私の耳には聞こえてきません。聞く耳持たずって状態です。私の名前が呼ばれました。少し緊張しているようです。後方確認、スタンドアップ、乗車、エンジン始動。サイドミラー調整をしなかったことを思い出し調整、まだ動かしていないから減点にならないでしょう。「ウォーミングアップ走行してください」の指示で、右ウインカー、後方確認して発進。40km/h表示のところをしっかりスピードに乗せて、急制動の場所では、模擬急制動のつもりでしっかりスピードを落として、出発点のポールに戻ってきました。不得手なここをうまくクリアしました。今日は案外いいかも・・・卒業検定は続きます。
2008/07/10
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バイク小僧シリーズ第4弾このシリーズの書き始めが遅かったので、いきなり現在にワープです。ここまでに、気持ち悪くなる機械教習の第1段階シュミレーション、第1段階見極めをすんなりA判定。第2段階からちょっといいバイクに乗れるようになり、4時間(通算13時間)実技教習が終りました。我ながら、まあまあ順調です。私の教習所通いも佳境に入ってきました。うまく行けば今週で終わりです。一昨日の月曜日は、実技2時間、座学1時間こなしました。月曜日の朝の時点で、バイク教習も残すは5時間です。早いものです。400ccバイクに初めて乗った実技1時間目は、短い距離のゴー・ストップだけでもうまく出来ず、同じく1時間目だった茶髪のお兄ちゃんが、周回コースを回っているのに、私は最後まで周回コースの内側で、直進ゴー・ストップを繰り返して終りました。それが、2時間目に「じゃあ周回コース行きますね」と言われ、絶対こかすなあと思いながら先生についていくと、案外動き出せばなんとかなるもので、初めてのギアチェンジもいきなり出来ました。以降紆余曲折ありながら、バイクをコントロール出来てきてるなあと自分で思えるようになってきました。朝一番の実技では、3ランクある教習バイクの中で一番いいランクのブルーのに乗るように指示されました。今までの銀色のバイクより引き締まって見えます。乗り出すと、さすがにいいです。ギアチェンジがスムーズです。でもギアにつながるクラッチの位置・・・半クラッチの位置が違うのかな?今まで10時間以上乗ってやらかしたエンストの回数ぐらい1時間でやってしまいました。坂道発進などエンストしたら絶対バックしてしまうところは吹かし目でいくので大丈夫でしたが、一旦停止から出て行くところなんかで、「あれ?なんでエンスト?」というのを5回ぐらいやってしまいました。バイク個体の問題か、いいブルーのバイクはみんなこんなのか?検定の時は、そのバイクの特性を早くつかまないとダメみたいです。---あまり面白くないけど、やってる課題コースです。後方安全確認。ハンドブレーキ持ってサイドスタンドをはずしてバイクに乗る。サイドミラーを調節。左手握ってクラッチを切る。エンジンキーON、スターターボタン押してエンジン始動。ローギアに入れる。右ウインカー出して、後方確認して、発進。セカンド、サード、ウインカー出したままで、セカンド、ロー、四輪コース入口で一旦停止。四輪コースを確認して、コースに乗り入れる、セカンド、ウインカー切る、90度カーブ、サード、90度カーブ、左ウインカー出して、踏切課題に入る、ウインカー切る、セカンド、ロー、踏切前停止。すぐに周回コースに斜め合流なので、右ウインカー、左右確認、発進、ローのまま周回道路合流手前の一旦停止。周回道路確認、発進、セカンド、ウインカー切る、サード、90度カーブ、セカンド、ローで一旦停止のある横断歩道。左右確認、発進、セカンド、サード、90度カーブ、長い直線を40km/hまでスピードアップ、フォース、右ウインカー、後方確認、中央線に寄る、サード、セカンド、右折して坂道課題に入る、ロー、坂道途中の一旦停止で止まる。左ウインカー、発進、セカンド、坂道から周回コースの様子を見る、左折、ウインカー切る、90度カーブ、サード、90度カーブ、長い直線、フォース、左ウインカー、サード、セカンド、手足ブレーキで十分速度を落とす、左折して信号のある十字路課題に入る、信号青なら左折、左障害物があるので右ウインカー、後方確認、中央線に寄る、右折、右折して周回道路に入る、右折して信号のある交差点課題、左ウインカー、信号赤でも左折可標識があるので徐行交差点内進入左折、周回道路を左折、ウインカー切る、ロー、止まれ標識のある横断歩道手前でストップ。左右確認、発進、セカンド、90度カーブ、左ウインカー、信号のある交差点に曲がる、ウインカー切る、交差点内進入、右ウインカー、後方確認、車線中央に寄る、周回道路の左右確認、右折、左ウインカー、二輪コースに入る、ウインカー切る、サード、180度カーブ、左ウインカー、セカンド、左折してS字コースに入る、一旦周回コースに出てすぐクランクコースに入る、再び周回コースに出て一本橋課題に入る、ウインカー切る、ロー、停止。発進、30cm・15mの一本橋から落ちないように、7秒以上時間を掛けて通過、左ウインカー、周回コース確認、周回コースに乗る、セカンド、ウインカー切る、180度カーブ、サード、左ウインカー、スラロームコースに入る、ウインカー切る、スラローム8秒以内で通過、右ウインカー、周回コース後方確認、周回コース、ウインカー切る、180度カーブ、長い直線、45km/hまでスピードアップ、アクセル戻す、ブレーキ準備、白ポール通過してブレーキング11m以内で停止。落ち着いてローギアまで落とす、発進、セカンド、左ウインカー、180度カーブ途中でコース内に入り、ロー、ウインカー切る、スタート・ゴール停止ポールで止まる。ニュートラルにする、エンジン停止、後方確認、降車。---------書いてる方も全然面白くない、文字で書くとこんな長い課題コースを練習して、14時間目終わり。本番卒業検定コースと少し違うが、ほとんど同じ。午後からの15時間目が嫌いなシュミレーション(ゲームセンターにあるような機械)で危険回避教習。16時間目は、普通自動車免許持ち自動二輪免許教習18時間で唯一の座学で、これも危険回避。この2時間も、バイクに乗って課題コースを練習したかったけど、まあ仕方ないです。昨日の2時間は、課題コースを走りながら、細かい注意を受ける。致命的な失敗はないけれど、ウインカーの消し忘れに気づくのが遅いです。あと停止の時、ローに落とす行動が遅いので、停止までに余裕がなく、たまにバランス崩してハンドブレーキで右足を着いてしまう。これで全教習課程終了です。第2段階もA判定をもらい、卒業検定の予約をして帰ってきました。確率的には卒業検定も合格出来そうですが、坂道発進はちょっとでも後退したら一発アウト、クランクはとても狭いのでポールに当たったら一発アウト、一本橋も落ちたらアウト、スラロームもポールに触れたらアウト、など落とし穴はいくらでも開いているので、油断できない。第一卒業検定のコースを一度も走ったことがないので、コースミスは減点ないけど、ミスると動揺してその後がおかしくなりそうです。果たしてどうなることやら。
2008/07/09
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『アイアイ傘』という歌が有線から流れてきました。誰が歌ってるのかなあと調べたら『テゴマス』という名前でした。男性グループなのでしょうが、変な名前です。『K』さんのような韓国で有名な歌手なのかもしれません。最近は、「BOA」「TiA」「JUJU」など、グループでもないのに、国籍不明の歌手が増えています。「アイアイ傘」を聞きながら、懐かしい小学1年生の頃を思い出しました。私の片思いは、幼稚園の時、同級生の女の子に感じたことが初めてです。幼稚園前の長い階段に蛇がいて、怖くてその手前で立ち止まっていた。母親に助けを求めても、規則でその階段の下までしかついてきてはいけないからと、「行きなさい」と命令されるばかりだった。その時、すでに蛇を避けて上に上がっていたその女の子が、ゆっくり下りてきてくれて「一緒に行こう」と手をつないでくれた。僕にとって彼女は、幼稚園にいるときの間だけのヒーローでした。ボスその2をしていた子なので、幼稚園ではその子の動向に目が行っていました。その子とは、ずっと交流が続いて、お互いの子供が同じ中学に通ったりしてほんとに縁がある。幼稚園の同級生の中では、一番楽しく話せる存在です。もちろんかつての想いを話したこともないし、蛇事件など誰も覚えていないだろう。1年生になった私は、地元の小学校に通いだしました。そしてある女の子と同じクラスになり、僕を好いてくれたのか、学校からの帰りはいつも一緒でした。よく彼女の家に行き、縁側でおやつを食べさせてもらった記憶があります。ままごと遊びもよくしました。はっきり言って、あまり面白い遊びではない女の子の遊びに付き合っていました。女の子のことは分かりませんが、その年頃の男の子である僕には、特別な感情はなく、単なる友達ということで、誘われるから行くだけでした。しばらくすると、それを同級生からからかわれるようになりました。男の子の中にはませたヤツもいるということです。「なんでそんなことを言われるのかなあ」と思いながらも、別に気にならず、相変わらず一緒に帰っていました。傘なんて、朝雨が降っていないと持って行かないから、用意のいいその女の子と「アイアイ傘」でよく帰ったものです。こんなことを思い出させてくれた、素敵な曲です。有線でかかるぐらいだから、人気のある曲なんでしょう。
2008/07/08
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今週末は、手伝ってる大学ヨット部は東北遠征です。7大学戦というのがあって、今年の幹事校が東北大学なので、仙台でレースをします。次男が高校インターハイでレースをしたところです。聞くところによると、太平洋からのうねりが入るらしく、海上で風がなくなったら酔ってしまうかもしれませんね。大学に残ってる次男の下の代のOB君が、東京で働いてる同回生と一緒に遠征についていくと言ってたので、もう知ってるかもしれないけど、一応次男君にメールをしておいた。すると翌日、「先週、葉山であったA級の全日本に行ったよ。Oさんに会ったよ」と返事が返ってきました。たぶん日本で一番参加選手の平均年齢が高いヨットがA級です。その全日本には、平気で70代の選手が出てくる。平均年齢は60歳を越えていると思う。かつて地元開催だったとき、レスキュー要員で大会を手伝ったことがありました。レース艇がひっくり返って起こせそうもなかったら、飛び込んで交代し、選手をボートに引き上げるようにと、ミーティングされた。次男は、母校先輩のサポートに行ったのだろう。風が強くなってきたら、交代する予定だったのかもしれない。さて、次男からのメールに載っていたOさん。この方は、次男の大学艇庫の隣の艇庫の大学の元キャプテン&元監督さんのお父さんです。私より10歳ほど上です。今3人乗りレース艇で一緒のチームです。息子さんは次男より、2つか3つ上で、5年ほど前、次男が大学ヨット部に入り、琵琶湖で活動をしているとOさんに話したことから、この事実が分かりました。息子に聞くと、既に知った間柄でした。Oさんも息子さんがヨット部に入ってから卒業するまで、琵琶湖に定期的に通って、無償で船の整備をしていたそうです。ちょうど私と入れ替わりですね。去年の3人乗り全日本で、次男に助っ人を頼んだので、Oさんとも面識があります。Oさんから次男に声を掛けてくれたのだろうと、お礼のメールをOさんに送ると、「人の顔はすぐ忘れちゃうからね。声を掛けてくれたのは、お宅のお子さんからですよ」と返事が返ってきた。そうなのか・・・いいねえ次男君、と思ってしまいました。面識のある方には挨拶するのが常識ではありますが、20代の子が親父よりもっと上の年齢のおじさんに気軽に声を掛けるのは、そんなにたやすいことでもないように思います。しかも去年の全日本では、Oさんとは別のチームだったので、同じ船に一緒に乗っていたのではありません。伝統のある体育会のクラブなので、若手から長老さんまでいろんあOBさんと、コンタクトを取らなければスムーズに運営出来ないから、そんな経験も役に立ってるのでしょう。全日本の参加選手は、応援も含めて200名以上です。自校の先輩のサポートが優先されるし・・・息子さんにお世話になっていたことと、親父のヨット仲間だからでしょう。ありがたいねえ、次男の行動で、私の株もちょっと上がったような気がします。Oさんの周りには、Oさんの母校の選手もいただろうし、息子の母校の先輩方も、もちろん私の母校の選手も。子供って、親にハッピーばかり運んできてくれます。ありがたいですねえ。
2008/07/05
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バイク小僧誕生シリーズです。教習2日目。2時間目。5分前にバイク小屋に下り、手帳などを渡して、ゼッケンの色と使用バイクの指示を受ける。1回目が緑だったので緑だと思ったら、ブルーゼッケンを指示された。どういう順番になってるのだろう?バイクを指示された位置に移動させる。1回目より、力を入れて動かせるようになったみたい。1回目一緒に受けたお兄ちゃんもいたが、彼は1回目の後すぐに2回目を受けたので、私より1時間先に進んでいる。クラッチの操作など問題なくうまいので、小型二輪免許を持っていて、クラッチのあるバイクに慣れているのかもしれない。彼はもうすっかりいい感じです。さて私の方は、まだ全然です。まだおっかなびっくり、手順を考えながら動作しています。「もう周回道路を回った?」「いいえ、まだです」「じゃあ、行くよ」周回道路のストップ位置までバイクを動かし、教官の後ろに乗って、動作を学ぶ。「じゃあ交代」おっかなびっくりクラッチを離して走り出し、すぐにセカンド・サードとシフトアップする。所定の30km/hもクリア、ハンドとフットブレーキ両方で減速し、180度カーブをゆっくり回る。バイクは、サードで回るんですね。カーブを出ると、そのままスピードアップ、所定の40km/hもクリア、減速して再び180度回る。カーブを出ると、すぐにローギアまでシフトダウン。停止位置ポールのところで止まるのだが、フットブレーキの利き方が把握できずオーバーしそうだ。慌ててハンドブレーキで止まった。1回目にしては、シフトダウンもシフトアップも出来て、まあまあではないかと思う。「手が突っ張ってるよ。もう少しリラックスして」手はリラックスしているつもりですが、どうも背骨を真っ直ぐ伸ばして乗る癖があるようで、上体が立っているようだ。必然的に肘が曲がらず真っ直ぐになってしまう。スキー同様、猫背がいいようです。1周毎に諸注意を受けながら、何度も回る。まあ細かなミスをしながらも、フットブレーキの感じがつかめてきて、ローギアの感じも分かってきた。「じゃあ4速に入れてみようか、それとシフトダウンね」また教官の後ろに乗り、向こう正面で4速に入れ、ブレーキングして3速にシフトダウンしてから180度回る。まだ荒削りもいいとこだが、何となくコツがつかめてきた。終了する時、カーブの途中で教官から「ここで止まって」と突然声がかかった。止まる時は、ローギアまでシフトダウンして止めるので、慌ててシフトダウンしてからブレーキを掛けたので、最後ハンドブレーキをまた使ってしまった。よく考えれば、クラッチを切るだけで、フットブレーキすればいいだけだった。「止まってからシフトダウンすればいいんだよな」「じゃあ終わりです。バイクを片付けてください」すぐにエンジンキーを切ろうとして注意される。「ニュートラルにしてね」と、スピードメーターの下の緑のランプを示される。「ここが点灯すればニュートラルなのね。最初に教えてくれればよかったのに。スタンドを立てたままのシフトアップ・シフトダウンで、ローとセカンドの間にあるニュートラルがよくわからなくて苦労したんだよね」所定の場所にバイクを戻し、バイク小屋で教官から諸注意を受けてお終いです。私より1時間先を進んでいる茶髪のお兄さんは、ジグザグコースや、周回道路に出るための一旦停止などもやってる。次はあれか・・・先は長いぞ。その日の午後。3時間目。午前中乗ったところで、午後再び教習所にやってきまました。午前中、気持ちよく周回道路を走れたので、少し自信がついたところです。教習所に着き、台帳を持ってバイク小屋に下りようとすると、茶髪のお兄さんがいました。どうやら今教習を終えたようです。昨日の初日から、実技限度の毎日2時間をきっちり取っているようです。?おや?4時間目はシュミレーションという機械のはず・・・やっぱり二輪免許を別に持ってるようですね。私とはちょっと教程が違うようです。午前中一緒だった時、すでにスラロームをしていたから、おかしいなと思ってました。さて、3時間目ともなるとちょっと慣れてきて、時間が始まる前の準備が早くなり、バイクを動かし、キーをもらいに行くのも出来ました。今度は、私より少し若い男性とご一緒です。そのほかに若い女の子もいますが、彼女はもっと先に進んでいるようです。使用バイクの番号でわかります。15:30からは3人だけで、この時間帯は、空いているのかもしれません。周回道路を使って、停止、ロー、2速、3速、ブレーキング、カーブ、4速、ブレーキング、3速、カーブ、2速、ロー、停止の練習です。前の時間に4速まで入れていたので、特に上級の教程はありませんでした。お若い方は、途中で教官の後ろに乗って4速に入れる教程をされていたので、茶髪のお兄さんにかなり遅れを取っていたと思ってたけど、こんなもんが平均的なのでしょう。何回も周回すると、フットブレーキを使った停止に慣れてきました。ハンドブレーキで止めることがなくなり、いい感じです。第1段階使用バイクは、4台あるのですが、今回使った15番は、どうもニュートラルに入りづらいです。1回目も入りづらく苦労しましたが、15番だったのかもしれません。午前中使った18番は、シフトチェンジもしっくりしていて、随分違うなと感じました。でも思うのですが、バイクのニュートラルって、何故1速と2速の間にあるのでしょう?しかもカチンと入れると通り越しちゃう半分というところにニュートラルがあります。それなりの理由があり、慣れるとこっちの方が合理的だからそうなってるのでしょうが・・・ということで、無事3時間目終了です。スピードも出せて気持ちよかったし、いい感じです。次はシュミレーションという機械での走行です。ゲームセンターのようなものかなあと思うのですが、これを受けないと・・・合格しないと・・・次の実技に進めないので、この節目をがんばらねばなりません。
2008/07/04
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昨日、自動車教習所から帰ってきて、そろそろ卒業検定の日程が気になってきたので、教習ノートであと何時間かなあと確認しようとしました。実技全17時間のうち、履修が10時間を越えてきました。・・・あれっ?ノートがありません。教習が終ったら先生に判子をもらい、やった課題や評価が書き込まれているノートで、次の時間、それを見て次の先生が私のレベルを把握してくれます。「げっ、大切なノートが・・・」毎回の教習ごとに自動車免許証を見せるので、ノートに挟んでいた免許証も実技予約するカードも行方不明になってしまいました。教習が終って原付バイクに乗って帰るときにシートの後ろに置いたことは覚えています。ヘルメットを被るためにそこに置きました。いつもなら、原付バイクにしまっておいたウエストバッグをベルトに通すと同時にノートをしまうのですが、数台横に250ccのかっこいいバイクが止まっていたので、そちらに歩いていき、ヘルメットを被りながら見ていたんですよね。多分そのまま原付バイクを出したので、そこに落としたのでしょう。すぐに教習所に電話しました。「あのう、ノートと免許証とカードを駐車場で落としたんですけど」「おかしいですね、落し物は届いていませんよ。一度駐車場を見に行って来ますね」絶対あると思ってたのに、結局駐車場にもありませんでした。次からの教習はどうなるか?実技予約は一旦キャンセルした方がいいか?と聞くと、再発行でいいそうです。免許証がなくても教習は出来るそうです。いろいろありがとうと電話を切り、今後の対処を考えました。さて困った。免許証を再発行してもらわないといけません。でもまだ帰ってきて1時間ほどなので、帰路をたどって探しにいくことにしました。仕事をまたサボる旨伝えて、とぼとぼと教習所に向かいました。「ありました」あと30mで教習所というところで、ガードレールの下に見覚えのあるカードを発見。名前を見ると私の名前。道路の反対側をとぼとぼしていたので気づきませんでしたが、さらに5mほど手前のガードレールの外の草むらにノートがありました。でもこのノート、交通事故にあったようです。車に轢かれましたね。変形してクシャっとなってました。しかし一番大事な免許証がありません。おかしいなあと思って、草むらを20~30m念入りに目視しましたがありません。ノートに挟んでいたので、同じ所で落ちたに違いないのですが・・・反対側に飛んだのかもと思い、さっきとぼとぼやってきた側を探し始めました。すると「ありました」さっきなんで見つけられなかったのだろう?最初に見つけてもいいぐらいのところに落ちていました。そのすぐ横を通りましたね。カードと免許証は、どうやら交通事故を免れたようで、まともな状態でした。悲惨なことになってしまったノートを手でシワを伸ばしながら仕事場に戻りました。教習所に再び連絡して、発見したことを伝えました。でもまあ、次からは、悲惨な状態になってしまったノートのいい訳を毎回先生にしてから教習に入らないといけないでしょう。「どないしたん?これ」絶対、言われますね。とんでもなく悲惨な状態です。まあ、私がバイクから落っこちて、こんな状態にならなかったからOKですけどね。「どうもこうもありまへんわ。それがですなあ・・・のような事情で・・・参りましたわ」と、笑い話にしてしまおうと思うてます。
2008/07/03
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今度の日曜日、先輩方とクルージング予定です。目的地は淡路島。一番北の明石海峡に面したところです。明石に明石焼き(玉子たっぷりなたこ焼き)を食べに行くか、淡路島側にするかというところで、淡路島側になりました。早速、明石海峡の潮の流れを調べると、ちょうどいい按配に午前中西向きの潮で、お昼止まって、午後は東向きです。ヨットは遅い乗り物なので、最大7ノットにもなる潮の流れをバカにできません。帆走ならまだしも、機走なら7ノットは最高速度です。潮に逆らっていては、港にも入れません。変に潮に流されて暗岩に乗り上げでもしたら大変なことになります。潮の流れの収まる昼頃、目的地に着くように朝出発し、まだ潮の流れの弱いうちに向こうを発ち、東向きの潮に乗って一気に帰ってこようという算段です。今回は参加メンバーが多そうで、6~7人は集まりそうです。いい年したおっちゃん達が、どうせ女子の話で盛り上がるのでしょう。私は至って品行方正なので、話題の中心になることはないですが、3つ上の先輩が中心のメンバーなので、この方達の暴露話は笑えます。高校・大学、あるいは大学に通っていた多感な時代の運動部同輩という気の置けない仲間なので、悪さをいろいろ・・・今でも、立場上とても会社の同僚と行けないようなところに、徒党を組んで出没しているようです。一応、雨なら中止ということになってますが、天気予報は良さそうです。どうせ雨でも行くに決まってますが。
2008/07/02
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400ccMTバイク免許に挑戦することに決めて、週明けに、金曜日閉まっていた方の自動車学校に電話する。HPに「入校日の都合の悪い方は、ご相談ください」と書いてあったので、「指定された入校日は仕事で行けないのですが、なんとかなりませんか?」と聞いてみる。「しばらくお待ちください」月曜日の午前中、特別に入校式をしてもらうことになった。入学を決定。6/9には、入学手続が間に合わないので、6/16にしてもらう。6/9 入学手続をしに行く。書類を書き、写真を撮り、授業料を全額払った。受付をしてくれたお姉さんは、美人だったが、マニュアル通りの流れるような口調で、「どうなさいますか?」の選択がポンと出てくるので、考える余裕がない。ニコッと笑顔をいただけ、もう少しゆっくり感情が入ったしゃべり方をしてくれたら、もっとやる気が増すのだが・・・6/16 入学式。1対1で説明を受ける。案外あっさりしたもので、これならわざわざ入学式などしなくてもいいんじゃないのかなと思う。性格診断なるテストがあった。ひたすら三角をマスの中に書き入れるもの、目の検査のCみたいなものが並び、一定方向に開いたC以外に斜線を引くもの、引き算計算・・・など、時間内にとても出来そうもない量の問題が並ぶ。スピードも求められるようだ。最後に、自分の性格に関する先生の質問に瞬時にイエス・ノーで答える問題。後日診断された性格が戻ってくるらしい。6/17 教習初日。1時間目。実技教習を17時間受け、卒業検定に合格すると免許がもらえる。普通自動車免許があり、毎日原付バイク通勤をしているので、不安は400ccバイクの重さとマニュアルギアチェンジだ。PCで予約しておいた時間の10分前に、学校の機械にカードを入れて、乗車券なるものを取らないといけない。次に、私個人の台帳をカードを入れて出す。台帳・乗車券・教習生手帳・運転免許証を持って、バイクコースの建物に行く。茶髪の20代のお兄さんと2人が初めての教習です。肘あて・膝あて・ヘルメット・手袋を着ける。暑くなって来ても長袖を着用するなど、安全面の注意を受ける。ヘルメットには、125cc以下用とそれ以上用があるのを初めて知った。さあ実技開始です。待ちに待った400ccバイクに生まれて初めてまたがる日がやってきました。教習用バイクは、ホンダCB400スーパーフォー。400ccのバイクはさすがに重いし大きい。ハンドブレーキを握って、バイクを立てて斜めスタンドをはずす。押してみる、重い。倒れたバイクを起こしてみる。これは、所定の位置を持つと、割合楽に持ち上がった。でも重心が反対側にかかると、たぶんすぐに向こうに倒れてしまうだろう。両足スタンドを掛けてみる。これは全体重を乗せないと無理です。スタンドをはずす時も同様、ハンドブレーキを掛けて、一旦後ろに体重を乗せてからバイクを前に動かさないと外れない。コース中央の直線が引いてある所にバイクを動かす。スタンドをはずし、またがる。キーを回し、クラッチレバーを引いて、スターターボタンを押す。「ギューン」バイク特有のいい音でエンジンが回る。「さあ、動かしましょう」両足をついたまま、ゆっくりクラッチをつなげてみる。「動いた」5mほど先の教官のところまで進むのだが、ゆっくり過ぎてフラフラする。右足ブレーキ(後輪)でゆっくり止まるのだが、原付バイクの癖で、すぐに右足も地面をついてしまい、右手ブレーキ(前輪)だけで止めようとする。前輪ブレーキはとても利きがよく、少し力を入れただけで、ガクンと止まる。後輪ブレーキは、じんわり利くので、急ブレーキ以外は、右足ブレーキを使うようにしないといけないが、原付の癖が抜けない。直線5mを何度も繰り返す。一緒に受けたお兄さんは、とても上手で、既に周回ロードをギアを入れ替えながら回っている。ううむ。さあこれから始まります。
2008/07/01
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