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造幣局第2弾です。昨日の質問内容を回答いたします。Q1「プレスで抜くとバリとダレが出るが、コインにはそれが無い。どうやって無くしているのか」答え:抜き型には「クリアランス」という切り刃同士の隙間を設定します。理由は金型の寿命やバリ対策などのためですが、コインを抜くときにはこのクリアランスをほぼゼロにして、ダレを極力少なくするそうです。そしてなおかつ「圧縁」という工程で縁の部分を圧縮しているそうです。Q2「表面がピカピカなのは、コイニングしたときに型を微妙に回転させていると聞いたが実際はどうなのか」答え:造幣局では、合金を調合する溶解炉から材料を作り、プレス加工する前の圧延の段階でぴかぴかにしている。Q3「金型は磨耗するのが常だが、数十年も同じ模様を保てるのはどうやるのか」答え:加工は一定数で模様をチェックし、機械を止めて金型の磨き工程を入れる。(実際当日に軍手に青棒(酸化クロム)を塗ったものでぐりぐりやっていた。) それでも、金型は3万個に一回交換するそうである。 金型彫刻の製作は、主に工作機械でやり、熟練工が彫るわけではない様。Q4「造幣局の金型工になるには、どういう試験を受けなければならないのか」答え:普通に高卒の人とかが入るそうである。よく採用されるのは水道橋の工芸高校卒の生徒。しかし最近10年は新規採用がなく、現場では熟練工が大量にいなくなるので技の伝承が危ぶまれているらしいが、上の人間がのん気なので困っている、とのこと。嫁さんたちを案内してくれた方が、現場上がりの方だったので専門的な質問も嬉々として答えてくれたそうです。子供らが「あ!バレル加工機だ」とか「プレス2度打ちしてるよ。不良出ないのかな」などどつぶやくと聞き漏らさず、詳しい説明をしてくれました。今度は私も行きたいです。
2009.07.31
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今日は嫁さんと娘が造幣局に行きました。いつもの工場見学です。私も時間が出来れば行きたかったのですが、納期が迫る仕事がどうしても片付かなかったので断念です。悔しいので、せめて子供に質問を託しました。「プレスで抜くとバリとダレが出るが、コインにはそれが無い。どうやって無くしているのか」「表面がピカピカなのは、コイニングしたときに型を微妙に回転させていると聞いたが実際はどうなのか」「金型は磨耗するのが常だが、数十年も同じ模様を保てるのはどうやるのか」「造幣局の金型工になるには、どういう試験を受けなければならないのか」内容をうちの仕事に例え、説明をしたらすんなり理解。さすが金型屋の娘です。帰ってきての土産話が楽しみです。
2009.07.30
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皆様お久しぶりです。さて、今度の日曜日、4兄弟が全員集まります。昨年亡くなった叔父の一周忌があるからです。もう皆それぞれ所帯をもって、静岡だ、横浜だに散らばっているのでなかなか一同が会するなど滅多にありません。親父お袋の孫は全部で7人。一番大きいのは中学2年生。皆平凡で健康です。お墓のある佐原までの道のりはぎゃーぎゃー騒ぎながら大笑いで行くと思います。とても楽しみ。こういう機会を与えてくれた仏様はありがたい。亡くなった叔父に感謝せねばなりません。当日は線香奮発です。
2009.07.29
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リンタさんの所属する「勝海舟顕彰会」が毎年海の日に催す「勝海舟フォーラム2009」に家族で参加しました。(詳しい内容はリンタさんのブログで見てください)うちの家族は大河ドラマを欠かさず見るほど歴史が好きなんですが、最近は幕末が取り上げられることもあり、勝海舟は触れる機会の多い人物です。大体もう字幕なしで写真さえ出れば、「あ!勝海舟だ」と反応するし、野田秀樹、橋爪功が侍の格好をしていると「あれ?幕末の番組かな。また勝海舟でてる」と言います。注)橋爪功は三谷幸喜「竜馬の妻と夫とその愛人」(この題名で良かったかな?)で竜馬の13回忌を控える勝海舟役で出ています。私はウォークラリーだけ参加して不参加の三女の元に。勝と竜馬の話や、詩吟が聞けるフォーラムは女房と長女、次女で参加しました。帰ってきて様子を聞くと、とても面白かったようです。とくに子供達は詩吟が笑いのツボにはまり可笑しくてたまらなかった様子。(そういうもんじゃないんだがなあ)しかも最前列なので笑いをこらえるのに必死だったようです。(リンタさんすいません)JCOMすみだの撮影も来てて、しきりにカメラを回していたのでテレビに映るかな・・そういう期待もしています。これは当日貰った勝海舟帽子。いざという時被ろうと思ってます。
2009.07.20
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「この会社さんは、金型予算がいつも無くて困ってるんだよな」「こちらは、開発を迅速にこなさないと、受注に結びつかないな」取引が縮小したのを合わせると100件近くある弊社のお得意さんですが、最近は各社の特色をじっくり考えることにしています。どうして弊社を利用してくれるのか、どこに魅力があって、お付き合いしてくれるのかそういうお得意の気持ち、自社の立ち位置を考えず、自社の都合を守ることが、自社を守ることと当たり前のように思っていましたんですが、そうではないと今更分かりました。(遅いなあ)求められるものは時代によって変わります。求められなければ、時代に取り残される。「我」を強く出せば「我」はかき消され、「無私」を心がければ、否が応でも「私」は浮き出てくる。お得意さんにとって起死回生の手助けとなるのが弊社の宿命では・・と考えることが多くなった今日この頃です。
2009.07.08
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日曜日に思いがけず時間が出来たので午後から嫁さんとジョギングしました。出発は自宅。昼ごはんを食べていざスタートです。東武東向島駅を通って第二寺島小学校の横を過ぎました。何かイベントをやっていたらしくて、多くの親子連れに出くわしました。↓隅田川を渡りました。しらひげ橋を通っていると、なんだか隅田川の水面がきらきらとってもきれいでした。↓今戸神社に到着。ここは幕末、新撰組の沖田総司が晩年を過ごしたことで有名です。お参りする人はまばらでしたが、女性ばかりでした。縁結びの神社なんでしょうか。途中一円玉を2枚拾ったのでそれで嫁さんと私でお参りしました。↓靴問屋が沢山ある方面へ。日曜日なのに人通りはあまりなく、走りやすかったです。しかし、仲見世通りに入ると急に人が多くなり、もう歩くしかなくなりました。浅草に到着。有名な「神谷バー」まで4.8キロ。あんなに走ったのにこれだけか!と嫁さん談。でも、走ることに随分余裕が出てきたようです。汗は一杯かきましたが、息はそんなに上がらず、もう少し走れそうです。これはご褒美のビール。戦艦大和ですから走るのは「片道」のみ。ビールを一気に飲み干し、走る気力なくして撃沈です。帰りはスカイツリーの建設現場を横切って、東武電車で帰りました。
2009.07.07
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ジョギングした後は、必ずビールを飲むのが習慣になりつつあります。しかもこれは嫁さんの提案。私は不本意です。(嘘つけ!)しかしこのビール、本当に旨い。一応走る前に少しの水分補給をしておりますが、走り終えると汗はダクダク、喉はカラカラになります。そのカラカラの体に一気にビールを流し込むと指の先まで炭酸が染み込んでいくようです。そのことを何人かの友人に話すと、「いいねえ」とは言いながらも「わたしもやりたい!」とは言われませんでしたが、ひとり「痩せたくても飲兵衛」のママさんが食い付いてきました。昨日早速一緒にランニングして弊社でぐいっと缶ビール。「はああ、旨い」・・・・・ストイックに酔いしれたり、自分の体が締まっていくことに悦びを見つけ、体を鍛える辛さを快感に変える方法もありますがこのように辛い後にご褒美をセッティングすることで辛いことを乗り越える方法も時には必要なんでしょうか。私の構想なのですが、着替えと少しのお金を持ってひたすら走れるところまで走り、「もうだめだ。走れない」となったら近くの飲み屋に入り生ビールを飲む。そして電車で帰宅。名づけて「戦艦大和ジョギング」。じつは何かの記事で、そういう走り方を楽しんでいるグループのことを読み、すごくいいなあ、と感じました。私の構想って言いましたがオリジナルじゃござんせん。とりあえず今のところ賛同者は嫁さんだけ。コースも日時も不明です。面白かったらレポート書きます。
2009.07.04
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月曜日に「そうだ。請求書に宣伝入れてみよう」と思い立ちました。ワイヤー放電加工の宣伝をして、もっと詳しく知ってもらうことから、実際にお仕事につながる願いを込めて、チラシを作りました。思い立ったら即実行がテーマですので夕方に思いつき、仕事が一段楽した後、写真を取りまくりました。終わったのが午前1時。なんとか出来ました。そして今日、月末組のお客さんの請求書に同封。発送しました。コンセプトはこういうことです。NC旋盤加工やマシニングを使って機械加工をしているお客さんがいます。そのお客さん方は、旋盤やマシニングについては明るいのですが、ワイヤーカットや放電加工については実はよく知らない方が多いのです。その理由なんですが、あくまで推測なんですけどワイヤーカットや放電加工って言うのは一品加工が主体の仕事である、金型製作などに広く普及し、量産加工を追いかける機械加工とは、少し異質なんです。(と、思います。念のため)プレス金型でも、絞り加工を中心にやっている場合、へら絞りとかの異業種などは付き合いがあるけれども、ベンダーやタレパンを使った板金屋さんとはあまり・・ていうかうちの場合はお付き合いがありません。板金加工とプレス加工は加工方法はそっくりですがお客さんの色合いが違うというか、そういうことなんですね。接点が薄いというのでしょうか。まあ、そういう感じです。昨今は量産加工とは言っても、あらゆる業界で多種少量化が進み、少ない製品数に多くの付加価値を組み込んだ、難易度の高い、工程数のかかるものが増えてきています。そういう場合、一品モノ、あるいは少量生産が主体のワイヤーカットや放電加工との距離が従来の機械加工と近くなってきているのは事実なんです。加えて、現在の大不況時には、仕事といえば安く、短納期で、難しいのがおかしくないので、「値段が高い」のイメージが強いワイヤーカットの本当の理解を含め、仕事へ役立てて欲しいと願ったわけです。弊社の機械加工分野のお客さんのうち、ワイヤーカットのお仕事を頂くのは、現時点で10%くらいです。これがせめて50%になれば、「今ワイヤーの仕事薄いな~」の状況は軽く脱します。内容を毎月詳しくしていって、チラシ配布を続けようと思ってます。
2009.07.02
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ドン詰まりのときは恐ろしく優れた発想が生まれる可能性大です。世の中がすこぶるドン詰まりの昨今、もうすでに優れた発想を素に数多くの企業が動き出し、努力していることでしょう。景況で沸く頃には、「あの大不況のときに、我々はこんな血のにじむ格闘をしていました」と後日談が至るところで注目される。ただ、やり過ごしていた輩は、その記事を見て「おお、おれもあの時はそう考えていたよ」と羨望を抱く自分を慰めるようにささやくのがオチです。私はジャスフォー(アラフォーじゃなくて、ジャストフォー)。もうそういう羨望は懲り懲りです。「血のにじむ格闘家」を望んでます。と、言うわけで仕事中、食事中、就寝前と頭の中から湧き出る全ての思案をすぐ書き出して、イラストをまじえ「妥協なき設計室」のいたるところに張るようにしました。以前から「やりたいな」と思っていたことやついさっき思いついたこともあります。テーマは「ふつうそういうことやらんだろ!をやるのだ」です。自社の得意分野である絞り加工と、他の加工方法(粉末冶金、コイニング、鋳造)を合体させるモノです。ただ単に容器を作るのではなくその中にさまざまな要素を、壁に持たせようと考えました。それらが今渇望させる加工技術にどう関わってくるかそれはこの湧き出た思案をもう少し煮詰めて照らし合わせてみたら分かると思います。「お前馬鹿だな」なんて言われれば言われるほど常識からかけ離れ、他人は実行しようとも思わない証拠です。馬鹿扱いされている間にどんどん進んでいこうと目論んでます。
2009.07.01
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