おしゃれ手紙

2023.09.01
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テーマ: ■雑学王■(728)
カテゴリ: トリビア
歌詞:童謡・唱歌『待ちぼうけ』

待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日せっせと 野良稼ぎ
そこに兔がとんで出て
ころりころげた 木のねっこ

待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝て待とうか
待てば獲物が驅けてくる
兔ぶつかれ、木のねっこ

株を守りて兎を待つ
株を守りて兎を待つとは、古い習慣にこだわって、時勢の変化に応じた処理ができず進歩がないこと。
一度味を占めたことにとらわれて、融通が利かないことのたとえ。


●語源・由来●
株を守りて兎を待つは、『韓非子』の次の故事に由来する。
昔、中国宋の農夫が、切り株にウサギがぶつかって死んだのを見た。
それ以来、これと同じ事が起きてウサギが手に入るのではないかと思い、仕事をしないで毎日その株を見守っていたが、結局何も起きず、ウサギは捕れなかった。
この話から、古い習慣や過去の経験にこだわって、進歩がないことを「株を守りて兎を待つ」と言うようになった。
「待ちぼうけ」は、北原白秋作詞、山田耕筰作曲の唱歌(童謡)である。
1924年(大正13年)に、満州唱歌の一つとして発表された。

♪満洲唱歌♪
満洲唱歌(まんしゅうしょうか)とは、
1924年(大正13年)から太平洋戦争終戦にかけて満洲で発行されていた教科書(唱歌集)
『満洲唱歌集』・『満洲小学唱歌集』・『ウタノホン』に収録された歌の総称。

♪『待ちぼうけ』 - 北原白秋作詞・山田耕筰作曲。
1924年発行の『満洲唱歌集』に収録された。
満洲唱歌用に作られた作品であったが、その後内地でも流行した。
1940年の大改訂で削除された。
『ペチカ』 - 北原白秋作詞・山田耕筰作曲。
1924年発行の『満洲唱歌集』に収録された。

今回、はじめて「まちぼうけ」の歌の裏にある、中国のことわざや、「満州唱歌」のことを知った。

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Last updated  2023.09.01 12:13:13
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