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先週で龍馬伝がおわってしまった話を地下鉄のなかでしていたところ、桜田門の駅を通り過ぎました。なんだかすごいところにいるかもしれません。22時を15分過ぎて、すっかりお店も閉まっているだろうとおもったら、しゅーくりーむ屋さんは、まだがんばっていた。キャラメルカフェというものと、チョコレートというものが2つほど残っていて、売ってしまいたかったいたいで、それぞれ30%、20%とディスカウントしていました。http://www.the-hirota.co.jp/product/choucreme.htmlSince1924と入れてもらった紙袋に書いてありありました。11月限定で今日でおしまいといわれた「かぼちゃ」のしゅーくりーむも11月が今日で終わりだということを認識するために、という言い訳のもと、これも持って帰ることにしました。疲れているときに甘いものというのもありますが、疲れているときにぼんやりツイッターをみていて、『美しきものにほほえみを、淋しきものに優しさを、たくましきものにさらに力を、すべての友に思い出を、愛するものに永遠を、心の夢醒めることなく。』 【石原まき子 さん】 こういうのが偶然みつけ、メモ代わりにリツイートしました。ここ3カ月ほど、いろいろな方にメッセージいただきましたが、まわりに恵まれているのか、このメッセージのような感じでして、ありがたいと思うことが多かったです。●そうこうしているうちに、11月はおわり、12月に入りました。テレビニュースをななめ読みするように、2つのチャンネル見ましたが、番組のおわりは、いずれも表参道でした。紅葉のシーズンからイルミネーションへ。トレンドは1週間で様変わりです。90歳の表参道 90万個のイルミネーションhttp://www.omotesando-illuminations.com/こういうキャッチフレーズのようです。絵をみているだけでもすばらしい。表参道は、しゅーくりーむを買った駅から2駅どなりなので、いつか寄り道してみようという気になりました。22時までしか灯りはついていないので、もう少し早く地下鉄に乗った時に。●こんな音楽聴きたくなりました。Book 1 12 Minstrelsドビュッシー 前奏曲集 第1巻より ミンストレル (pf:ミケランジェリ)http://www.youtube.com/watch?v=nhleaHWt3ww1910年の作品なので、しゅーくりーむ屋さんができたころ、明治神宮ができたころは、この曲ができて10年たったあたり。当時の人はどのように聴こえたのだろうと想像してしまいました。
November 30, 2010
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毎週月曜日、山手線にひと駅だけ乗るということを、ずいぶん続けているような気がします。たいてい時計を見ながら中吊り広告を見たり、JRの運転状況のモニターを見たり、たった2分か3分ですが、そういう時間を過ごしています。JRの運転状況で、なにか故障があったのか、とある線が「運転再開」とありました。たいてい、英語表記も並列であるのですが、”Operetion Resumed” と書かれていて、美しい言い回しに、ちょっと感動してしまいました。 万国共通の乗り物だから、回送電車を”Out Of Survice”というのと同じく、美しい鉄道用の英語表現はあるのだと。翻訳機にかけたら、どうなるのだろうと、「運転再開」といれてみたところ、”Driving Restart” となり、そうだろうなあとおもいつつ。このニュアンスのちがいが微笑みを生む場合もあれば、とんでもない誤解を生む場合もあれば、知ったかぶりをしてひどい目にあったりとか、そういうことが何度かあります。Operation Resumed・・・きょうはピアノのレッスンだったこともあり、運転再開・・・というのは、ピアノの発表会とかで、途中で崩壊して止まってしまって、たどたどしく弾きなおし始めるという悪夢のような出来事を思い出してしまいました。そういうことは時々あったりしますが、これからもあるかもしれませんが、聴いてもらったりする場は大切にしたいと思っています。Operation Resumed ということばにちょっと感慨深くなりました。
November 29, 2010
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都営新宿線初台から、新国立劇場側の出口から歩いて7分、スタジオリリカというところでピアノを聴かせていただきました。Bostonのグランドピアノがここにはあります。(聴かせていただいた曲)シューベルト ピアノソナタ第21番 D960フォーレ 夜想曲第7番嬰ハ短調ショパン=バラキレフ ピアノ協奏曲第1番2楽章シューマン ダヴィッド同盟舞曲集より小倉 朗 ピアノのためのソナチネ黄 虎威 巴蜀之画コレルリ ラフォリアOp.5-12(リコーダー)自作「光るなまこのいる創造図」(朗読)ピアノプロジェ26というプログラムタイトル。22年もつづいているという演奏会、年季のはいった演奏は、多彩な選曲とともに堪能いたしました。こういう場所でしか聴けない曲もずいぶんあり、趣味で長く続けていくことの奥の深さも感じました。続いているものが好きなので尊敬してしまいます。●帰りにオペラシティのあたりを散策、すっかりクリスマスモード。11月下旬となり、あわただしい日が続いていく予感、そのなかで束の間の休息、そんな1日となりました。 こちらのツリーもきれいでした。
November 28, 2010
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荻窪駅から470mという表示は、何度か伺っているので、見慣れてしまいました。15時開演のコンサートに、ちょうど間に合いました。10分前に駅についても走らなくなったので、落ち着いてきたのかもしれません。http://www.suginamikoukaidou.com/index.htmlhttp://sugibun.com/contents/code/joseihttp://mai-takahashi.com/●名曲で楽しむ!音楽史の旅というコンサートを聴いてきました。(杉並公会堂小ホール)pf;高橋舞第1部 これぞクラシックバッハから古典派までバッハ 平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第1番前奏曲とフーガ ハ長調BWV846モーツァルト ピアノソナタ ニ長調 K.576 第1楽章アレグロベートーヴェン ピアノソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」op.31-2第1楽章ラルゴーアレグロ(追加プログラム)シューベルト 即興曲 Op.90-2第2部 ロマン派の本流メンデルスゾーン 無言歌集より ヴェネツィアの舟歌 Op.30-6ショパン 即興曲 第1番 嬰イ長調 Op.29シューマン 森の場景 Op.82 1.森の入口、2.獲物を扱う狩人 3.孤独な花 4.不気味な場所 5.親しみのある風景 6.宿 7.予言の鳥 8.狩の歌 9.別れ(追加プログラム)ショパン 小犬のワルツ第3部 フランスの色彩・東欧の響きチャイコフスキー 「四季」より「舟歌」Op.37-6ドビュッシー アラベスク第1番ヤナーチェク ピアノソナタ 1905年10月1日 街頭にて 第1楽章 予感 第2楽章 死ラヴェル 水の戯れ(追加プログラム)ドビュッシー 前奏曲集1巻より 亜麻色の髪の乙女時代背景とともにピアノ演奏するというスタイルで、1日で何世紀にもまたがる紹介というスケールの大きな企画。きっちり知らないことはたくさんあり、丁寧なお話を伺うことができてよかったです。たくさんお話をうかがったなかで、特に興味をもったことは以下のような感じです。★・バロックは、ポルトガル語の「いびつな形」というのが語源で、音楽・美術・建築に使われている。・Wohletemperite Clavierは平均律と訳されるが、本来は「よく調律された」と言うドイツ語の意味で日本語のニュアンスの違いがある。・ベートーヴェンの時代のピアノはペダルがいくつもあったり過渡期の時代。ピアノソナタではその時のピアノの音域いっぱいに使っている。ペダルの指定があるが音の減衰が今のピアノと違うので現代のピアニストが考慮するべき。(テンペストの中間部)・シューマンはリストのピアノを聴いたことにより19歳からピアノを志したが、無理がたたって弾けなくなり、作曲、音楽評論の方面を目指した。・ドビュッシーはバリ島でのガムランという楽器にあこがれ、東洋的な音づくりをしている。(アラベスク1番)・ドビュッシーの前奏曲集は、楽譜では曲の最後のあとに曲名標記されているが、演奏する前に曲名の印象で先入観をもたれないようにという配慮がある。(実際のデュラン版はいまもそうなっていること知っていますが)●15時17時19時と3部構成での長丁場のコンサートは充実していました。幅広いジャンルを一度にするのは大変のように思いましたが、それだけのレパートリーがあり、ウィーンとかザルツブルクに留学されたからということで、古典派やドイツロマン派の音楽だけではないということをドビュッシーの楽譜のように先入観をもたないようにしなければと強く感じました。シューマンの森の場景の1曲づつの解説付きは、見事でした。シューマンは森のむこうできっと喜んでいるにちがいありません。モーツァルトのニ短調とベートーヴェンのニ長調の対比したソナタは、聴いていて比較の対象がはっきりと浮かびあがってきました。舟歌、即興曲、プレリュード、時代にまたがっての作品紹介は、選曲のセンスのよさを感じました。●休憩時間にしたこと、ホール近くの散策もですが、杉並公会堂の前の亀屋という和菓子やさんにいきました。1部のあとの休憩時間、カフェオレ大福を買ったこと。お店のかたがきんきんに冷えているので、30分たったら食べごろですと言われ、2部のあとの休憩時間に頂きました。お店の方のいわれたとおり美味でした。この界隈で長く音楽聴く時またそうします。http://gourmet.walkerplus.com/106029448001/
November 28, 2010
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カザルスホールが今年3月に閉館になっても、音楽関係者はまた普通にコンサートホールとして残ることを望んでいます。私もお茶の水から坂を下って、このホールへ行くことをまた楽しみたいです。署名の案内がこちらにもまわってきたので、お知らせいたします。ご賛同のかたは、よろしくお願いいたします。● カザルスホールを守る会http://casals.us/http://www.youtube.com/watch?v=uCFFhoA_8Hw (カザルスホールを守る会のニュース動画)カザルスホールを守る会 発起人一覧http://casals.us/ja/list.htmlパブロ・カザルス(1876-1973)の紹介http://casals.us/ja/casals.html署名用紙ダウンロードhttp://casals.us/ja/download.html ●1971年ニューヨーク国連本部で故郷カタルーニャの民謡「鳥の歌」を「鳥がピース、ピースと鳴くのです」と言って演奏し、世界中の人々を感動させたことは伝説になっています。 http://www.youtube.com/watch?v=rt9iz3xApVg (カザルスの演説と演奏)http://www.youtube.com/watch?v=9bZp3CO0cEA (鳥の動画でのBGM)
November 26, 2010
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昭和45年11月25日http://book.asahi.com/shinsho/TKY201011220170.htmlという40年前のことが書かれている書籍があるくらいで、作家 三島由紀夫氏の没後40年。いろいろ記事もあるようです。http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/101124/acd1011240801003-n1.htmhttp://sankei.jp.msn.com/culture/books/101114/bks1011140810002-n1.htm 三島由紀夫 檄文http://koshin.blog.ocn.ne.jp/koshinblog/2007/12/post_649f.htmlという市ヶ谷での最後の演説のは、検索するとあちこちで出てきました。●三島由紀夫名言集 ・・・を見て、響いたものを拾ってみました。「音楽の美は、その一瞬の短さにおいて生命に似ている。 」「愛することにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠に素人である。 」「この世のもっとも純粋な喜びは、他人の喜びをみることだ。 」「人間に忘却と、それに伴う過去の美化がなかったら、人間はどうして生に耐えることができるだろう。」「空虚な目標であれ、目標をめざして努力する過程にしか人間の幸福は存在しない。 」 ●いろいろ眺めていて、個人的にとても響いた文章。 今のことを予言しているのでしょうか。http://sakura4987.exblog.jp/6660814/「私の中の25年」三島由紀夫 果てしない約束 恐るべき戦後民主主義 (昭和45年7月7日 産経)「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことができない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである」●三島由紀夫文学館 (山中湖)http://www.mishimayukio.jp/ここには行ってみたくなりました。●http://www.shinchosha.co.jp/sensho/editor/2010/603667.html三島由紀夫と司馬遼太郎歴史観のちがう2人のこと書いた本は読んでみたくなりました。●BGM: バイエル60http://www.youtube.com/watch?v=yI-zD4sHyrk&NR=1昭和45年11月、私はたぶんピアノならいたてで、こんな曲の練習していたかも。唯一短調のバイエルの曲。♪らどみーどらーどら しどれーし どしらーみ、 右手と左手の追いかけっこの曲、お気に入りでした。
November 25, 2010
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外国人が日本を評価してくださるのはうれしいこと。観光地のほうでも、高尾山も光があたったり、思わぬ発見もありそう。ミシュラン東京2010 居酒屋 中央区「気まぐれ」に3つ並べて、このアバウトな検索で選ばれたお店は、以下の2つ。SALA双樹http://www.sojyu.jp/バードランドhttp://ginza-birdland.sakura.ne.jp/index.html 100も200もとても覚えられないので、何かの時に思い浮かべられるようにしたいです。 ● BGM;シューマン 幻想小曲集 「気まぐれ」 ルービンシュタイン 89歳の録音http://www.youtube.com/watch?v=xQBeXCigw3Aすごすぎる。80歳過ぎたらよっぽど好きな曲しか弾かないでしょうし、ましてやレコーディングならもっとそうなんでしょう。ショパンばかりのピアニストと思っていましたが、思わぬ発見です。http://www.youtube.com/watch?v=2dGndRI3Y2A弾いているところの動画もありました。若いピアニストが、がんがん弾く後にみたこともあって、粋な演奏に見とれてしまいました。
November 24, 2010
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京急品川駅から、急行で2駅目に、立会川という駅があります。http://www.keikyu-ensen.com/train/kakueki.jsphttp://www.keikyu-ensen.com/stationDetail/7 NHKの昼の番組スタジオパーjクで、龍馬伝の最終回の番組宣伝をやっていたこともあり、このあいだ龍馬の銅像がリニューアルされたときき、ちょっとぶらり途中下車の旅のように、行ってみました。しながわ観光協会http://sinakan.jp/ (関連ニュース)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101113-00000005-minkei-l13http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20101114/CK2010111402000037.htmlhttp://ryoumadennews.blog65.fc2.com/blog-entry-10.htmlすぐ駅前にあり、カメラで写している観光客けっこういました。旧東海道のなかにあり、龍馬の街ということで、近くの観光名所の紹介もありました。はまかわ砲台、ペリーの黒船の紹介、なみだ橋、土佐藩の山内容堂公のお墓・・・、はまかわ砲台には、黒船と龍馬の似顔絵もあり、コスモスの花がきれいに咲いていました。いまこの地は台風の堤防として管理されているようです。ちょっとしたきっかけで、駅に行ってみて、歩いてみるのもいいものです。品川区と高知市、姉妹都市なのだそうだそうです。 ●その後、五反田のほうへもどり、スタインウェイのピアノがあるお家でピアノの練習をしました。ピアノが高級すぎるのか、ごまかしがきかないのか、聴いてくださる人がいたからか、まったく弾けないことに気付き、謙虚になるしかありませんでした。1840年前後、江戸時代のおわりのころのシューマンの作品、夕べに、夜に、献呈、アラベスク・・・他の人の演奏にも刺激をうけました。夕方に夕べにと気まぐれをどういう気分で弾けばいいのか、これもいろいろ考えさせられました。op.12は、侮れない曲集だと、とくに夕べには奥が深くて難しく感じました。8分の2拍子。不思議な拍感を活かした演奏ってなんでしょう。舞台で弾くまであと10日ほどあるので、よく考えてみたいです。
November 23, 2010
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今日、よく利用する駅を眺めていて、知ったこと。・高田馬場駅ができて、今年で開業100年(1910.9.15-)・JR東日本ダイヤ改正2010.12.4東北新幹線 新青森開業 東京ー新青森「はやて」最短3時間20分 東京ー函館 「スーパー白鳥」最短5時間45分・青い森鉄道(株)のこと、http://aoimorirailway.com/index.htmlこのおしゃれな鉄道会社の名前が気にってしまい、旅のついでに乗ってみたくなrました。新幹線が走ることにより、並行して走るローカル線は、青い森鉄道に移管されるtか。 ● ずっと前に読んだ、「山手線誕生」という本、いまだに記憶に残っています。http://plaza.rakuten.co.jp/pingpongpang/diary/200507270000/新橋ー横浜間 徒歩で10時間、人力車で7時間、丘蒸気で55分。こういう感じで、全然変わってしまうことが、また起きるのでしょうか。 ●上野駅にある、石川啄木の歌碑、「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聽きにゆく」こんな風情は100年前の話なのでしょう。「ああ上野駅」という歌も「津軽海峡冬景色」という歌も、あの時代だからと遠くなった昭和の時代を思い出しました。●もう数年以上前になりますが、シューベルトの即興曲op.142-2という曲弾いていたとき、1月の3連休みに急に「冬の旅」がしたくなり、「あけぼの」という夜汽車に乗って、秋田・田沢湖のほうまで行って、笑われたことありました。 BGM:ショパン ワルツNo.13 Op.70-3http://www.youtube.com/watch?v=j6rx9i-JJgs2-3日前に聴いた演奏はずっと耳にのこっていて、また聴きたくなりました。なにかいいことがあったときのような感じがします。
November 22, 2010
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小田急線成城学園前の2つ先、狛江という駅から住宅街のほうへ少し歩くと、エプタ・ザールという素敵な空間があります。いろいろ調べているとここのマンションのオーナーの趣味で作られたとのこと、品がよくて格調高いです。そんななか、ピティナステップで室内楽アンサンブルの部があることで、出かけることにしました。1年がかりでピアノ三重奏曲を取り組んで、そこで最終発表会の場としてピティナステップを使うという感じでした。ヴァイオリニスト、チェリストはプロの演奏家が共演し、企画そのものも尊敬してしまいます。格調は高くても堅苦しい場ではなく、主催の先生はクラシックでいい意味で遊びたいというアイデアたくさんの方で、ホールの中は一つにまとまりを見せ、すばらしかったです。(聴いた曲)メンデルスゾーン ピアノ・トリオ第1番 ニ短調Op.49(1ー4楽章)ハイドン ピアノ・トリオ イ長調 Hob.XV.35(1-3楽章)ベートーヴェン ピアノ・トリオ 第3番 Op.1-3(4楽章)シューベルト ピアノ・トリオ 第1番 変ロ長調 Op.99 D898(1-4楽章)ピアノは1楽章ごとに受講者が演奏。1年という長いスパンでじっくり曲を仕上げるというスタンス共感します。とても聴きごたえありました。ソロで弾くときとちがった要素も多くあり、講評用紙とかにはどのような視点で書かれるのかも興味持ったりしています。PTNAのコンクールで優勝したりアドバイザーやるような方が普通にステップに出られていて、きらきら音に感動してしまいました。 BGM:シューベルト ピアノ・トリオ 第1番 変ロ長調 Op.99 D.898第4楽章http://www.youtube.com/watch?v=SpujJMXahtgたぶん今日はじめて聞いたと思います。ちょっと感動ものでしたので、そのときのことを思い出しながら聴いています。この1週間たくさん音楽聴けて、よかったです。
November 21, 2010
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夕方、横浜みなとみらい小ホールへ。2カ月ほど前から誘われていたコンサートへ。先週国際会議で通行止めになっていたところは平和な状態に。クリスマスツリーも飾られていました。みなとみらいホール線ができてから、桜木町の駅から歩くことをしなくなりました。内藤晃 ショパンの夕べ <プログラム>幻想曲 Op.49ノクターン第4番 ヘ長調 op.15-2ノクターン第8番 変ニ長調 op.27-2ワルツ第5番 変イ長調 op.42マズルカ第32番 op.50-3即興曲第3番 変ト長調 op.51マズルカ ヘ短調 op.posth.68-424の前奏曲 op.28(アンコール)子守歌 op.57別れの曲 Op.10-3●タカギクラヴィアのニューヨークスタインウェイCD368 (1912年製)最近なんだかこのピアノの演奏会よくお見かけしますが、歌心のあるショパンの演奏にはとてもよくあっていました。声をかけてくださった方を含めて、何人かの方にこのピアニストのことを紹介していただき、いつか聴いてくださいと言われていました。ようやく実現した感じです。ショパンの生涯ということを意識して、年代順に6曲の小品まとめたプログラムは、こだわりの選曲のように感じました。鳥肌が立つ場面はなんどもあり、陰影のある音、明るい音、表情が豊かで、意思の強さを感じる演奏でした。アプローチは素直で、24のプレリュードはスケールの大きなとらえ方をしていて、緻密ななかに大胆さもありました。レコード芸術で特選になったCDがあるそうで、「作品の内面と一体化した純粋な表現を聴き手お惹きつけてやまない」と、当日のプログラムでもコメントの紹介ありました。東京外大卒業のかわったキャリアを持つピアニストですが、この先ますます楽しみです。またたくさん演奏聴きたいです。帰りの東横線のなかで、即興曲3番とノクターンOp.15-2があたまのなかをぐるぐるまわっています。http://akira-naito.com/
November 20, 2010
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午後から、コール田無 多目的ホールにてトークコンサート ショパンの生涯 というものを聴きました。ショパンの曲ポロネーズKK.IIaー1/マズルカ13番Op.17-4/ワルツ13番Op.70-3夜想曲Op.9-2/ワルツOp.69-1ポロネーズ第3番Op.40-1前奏曲Op.28-1,幻想曲Op.49,幻想ポロネーズOp.61ワルツ第6番Op.64-1、夜想曲第15番Op.55-1,マズルカ第49番Op.68-4ショパン以外の曲バッハ パッサカリアBWV582(連弾)クルビニスキ ポロネーズシマノフスカ 小さなワルツハスリンガー ソナチネよりチェルニー 無言歌 Op.795-1パエール ポロネーズヒラー ゆりかごの歌フンメル エチュードOp.125-11カルクプレンナー エチュードOp.143-6フィールド 夜想曲第5番メンデルスゾーン 無言歌 Op.19-1フォンタナ ポロネーズ第3番 Op.40-1ストラデッラ(ゴドフスキ編)教会のアリア●ショパン生誕200年ということでいろいろ催しありますが、ショパンの生まれてから影響を受けた音楽について、また肖像画を通しての人間関係について、たくさん紹介していただきました。何を聴いて、誰とあって、どんな影響を受けたかという解説は細かく追いかけると奥深いです。好奇心がものを言う世界、堪能しました。日本初演かもという曲もいくつかあるかもしれず、チェルニーが無言歌というものあることも知り、個性のちがう3人のそれぞれのピアノ演奏で大満足な催しでした。ショパンのワルツは、作品番号の大きなもの(Op.69)は晩年ではなく若かりしころの作品ということ、年代順に紹介してくださったおかげで納得いたしました。NHK教育テレビでも、毎週夜にショパン特集やっていますが、切り口がまったくちがうので、若い時代の深さからいうと互角以上でしょう。多くの方が来られていて、いろいろな方とごあいさつできてこれもよかったです。本当にありがとうございました。、
November 20, 2010
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夜のテレビのニュースで知りました。ジュネーブ国際音楽コンクール、ピアノ部門で萩原さんが優勝。いろいろな報道機関からも、ニュースがながれていました。日経 http://mainichi.jp/enta/art/news/20101119dde041040067000c.htmlhttp://www.asahi.com/culture/update/1119/TKY201011190107.htmlhttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010111900131http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101119-00000023-jij-intそれぞれの記事の書き方でいろいろなことがわかりました。ラベルのピアノ協奏曲が本選だったということもありますが、シューマンの子供の情景が3次予選だったことも。過去のピアニストの取り上げ方もまちまち。ミケランジェリ、ポリーニ、グルダ、アルゲリッチ・・・記者の好みもあるのでしょうか。 おしゃれなジュネーブ国際音楽コンクールのページhttp://www.concoursgeneve.ch/index.php/en.htmlファイナルの結果。http://www.concoursgeneve.ch/index.php/en/competition/results/piano-final.html過去のアーカイブをして、http://www.concoursgeneve.ch/index.php/en/archives/2006/prizewinners.html2006年3位 菊地裕介氏、2週間前の土曜日に聴いたピアニスト。http://www.concoursgeneve.ch/index.php/en/archives/search/laureates.html年齢、楽器、順位、国別でサーチできるのは、よくできています。(Piano,Japan)でSearchしました。ResultsLaureate Year Competition Country Prize Kikuchi Yusuke 2006 Piano Japan 3rd Prize Yamamoto Akiko 2002 Piano Japan 2nd Prize Osaki Yuma 2002 Piano Japan 3rd Prize Tsukamoto Seiko 2001 Piano Japan 3rd Prize Maeda Maki 1992 Piano Japan 3rd Prize equal Kato Hiroshi 1990 Piano Japan 3rd Prize Ueno Makoto 1988 Piano Japan 3rd Prize 2nd named Nakamichi Ikuyo 1986 Piano Japan 3rd Prize 2nd named Harada Hideyo 1984 Piano Japan 2nd Prize Sako Akiyoshi 1980 Piano Japan 2nd Prize equal Irizuki YukieJ 1977 Piano Japan 2nd Prize 1st named Takahashi Yukiko 1977 Piano Japan 2nd Prize 2nd named BrunnenTrio 1977 Trio with piano Japan 2nd Prize 1st named Miyazawa Meiko 1963 Piano Japan 2nd Prize Kitagawa Tadashi 1962 Piano Japan 2nd Prize Ohno Ryoko 1961 Piano Japan 2nd Prize Tanaka Kiyoko 1952 Piano Japan 2nd Prize unanimously ●いろいろな記事がありましたが、コンクールのホームページにあった経歴にたいへん興味をもちました。自分が記者だったら、もう少しここから引用しそうです。どんな師匠がいて・・・どこの国で勉強してということ、ピアニストの固有名詞が出てくることについても、関心があります。(コンクールのホームページから引用)Mami Hagiwara, 23 y.o., JapanBorn in Hiroshima, Mami started playing the piano at the age of five years with Motoko Kojima and Claudio Soares. Soon, she won many competitions for young soloists, including First Prize in National Competition in Osaka. In 2000 she became the youngest winner of the International Palma d'Oro Competition in Italy. She enters in 2005 the class of Jacques Rouvier and Prisca Benoît at the Conservatoire National Superieur de Paris and receives a scholarship from the Foundation for Cultural Affairs of Japan. In 2010, she also enters the class of chamber music of Eric Le Sage in the Regional Conservatory of Paris.She participated in numerous master classes and academies and has the opportunity to attend the teaching of Dominique Merlet, Henri Barda, Jorg Demus, Boris Petrusyansky and Kevin Kenner. She performs in recital and chamber music in France, Japan, Austria, Poland and the Netherlands.
November 19, 2010
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http://www.suntory.co.jp/news/s_hall2010/sh0075.htmlいままででC席のコンサートとしては一番高い金額かもしれません。今年たくさんコンサート行っているようで、外国オケはこのコンサートだけ。そうとう前に手帳に書きましたが不安でした。今日も午後は恐ろしいほど集中して仕事をしました。無理だったらしょうがない。そういう感じでいました。すべては自分の決断しだい。18:30に仕事は強制終了して、タクシーに乗り赤坂へ。主要なホールは何時に会社を出るのがリミットかは感覚的に記憶しています。過去にいろいろな経験は無駄にはなっていず、銀座4丁目をとおりぬけ、日比谷のトンネルを抜け、内堀通りにはいって開演10分までだったときに、少しほっとしました。18:57サントリーホール着。奥のC席へ行こうとすると、宮内庁の方らしい人多数、報道各社多数、カメラ多数。今日はそういう日なのかと来賓がだれかは直感しました。●クリ-ヴランド管弦楽団 フランツ・ウェルザー=メスト 指揮 ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58 (ピアノ:内田光子)**ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調 Op.55「英雄」●天皇皇后両陛下が来られると、会場は暖かい雰囲気になり引き締まります。そういうなかでも4番のピアノ協奏曲、静かな穏やかな和音からはじまり、いろんが楽器と会話を楽しむかのようなアンサンブル、幸せな時間を過ごしました。内田さんは、内田さんでしかありません。究極のベートーヴェン、なにもいうことありません。この曲、ピアノソロのパートがずいぶん多く、ピアニストとしての見せ場多いです。プログラム解説によると、ベートーヴェンがピアニストとして活動していた最後の作品とのこと、作曲に専心する転換点の作品なのだそうです。休憩時間、両陛下がお帰りになったあと、ホールのなかでぼんやり余韻に浸っていました。フランクな感じがするオーケストラはパート練習するもの、ピアノを舞台から降ろし、椅子を増やしている人、2F席の観客となにやら会話おしている団員の方・・・、さりげない風景でしたが、ここにいれたことがよかったと心から思いました。 ベートーヴェン3番、9曲あるなかで、自分自身もっとも聴かない作品かもしれません。聴かずぎらいではありませんが、かえって新鮮になりました。第1楽章の最後のTUTTIで盛り上がるところのヴァイオリンの音、第3楽章のホルン三重奏のところはC席なら特等席。第4楽章の明るい変奏曲が身をひるがえして短調に転調するところ、オーケストラが近いところにあるから見とれて聴いていました。弦楽アンサンブルになったところで、ホルンの方は一生懸命おそうじし、ティンパニーの方は、音の調整をし、そういう舞台の裏からならではの光景も楽しみました。4楽章の変奏曲のように変化に富んだ毎日であればいいかと感じました。http://www.youtube.com/watch?v=AQKBSk3kJAg 自分自身で音楽療法やっているわけではないですが、ここ最近はそれに近い状態かも。この曲を聴いたらというお告げだったようにも思います。指揮者のフランツ・ウェルザー=メスト奇をてらわず、少し早い目のテンポで、軽快なベートーヴェン。長身でかっこいい指揮者を間近で見れて、舞台のそでから出てくるところも出ていくところもすぐ近くなのはC席の場所だから。今度は、来年のお正月、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートでの指揮者は、メストだから、テレビで眺めることになるのでしょう。楽しみができたことはよかったです。大編成のオーケストラのコンサートまた行きたいです。
November 18, 2010
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行けたら行きたいという感じでチケットは当日券でいいかと思っていたコンサート。不安定な1週間のなか、今日もそうでした。先週の火曜日AERAの広告で見たコンサートの告知。これも神のお告げなのでしょうか。18:20に決断し、ノー残業デーという追い風もあり、会社を出ました。浜離宮朝日ホールという場所が背中を押しました。昨日につづいて、もし当日券がもしなかったら・・・と、運だめしのようでしたが、18:40過ぎ、当日券の残りは10枚少しあったようで、コンサートにありつけました。長富彩ピアノリサイタルラフマニノフ 幻想的小曲集 Op.3-2 「鐘」 10の前奏曲 Op.23 No.1-No.5スクリャービン 3つの小品 Op.2-1 12の練習曲 Op.8-4 Op.8-12 幻想曲 ロ短調 Op.28フランク 前奏曲、コラールとフーガラヴェル ラ・ヴァルス(アンコール)サン=サーンス(ゴドフスキー編曲) 白鳥●楽天でブログ書き始めたおかげで、知ることとなったピアニスト。プロフィールの背景をいろいろ知ることとなり、楽しませてもらっています。これで6年続けてどこかで聴かせていただいています。小さなクローズドな会のときも知っているだけに、大きな晴れ舞台は、ちょっとうれしかったです。今年はショパンやシューマンに偏った聴きかたしていたので、かえってラフマニノフ、スクリャービンなど新鮮に聞こえました。今の若い時期だからこその演奏は、聴いていて元気になります。プログラムの組み合わせ、自然な流れで聴きやすかったです。激しく弾いたラヴァルス弾いたあとの白鳥は、暖かい雰囲気になりました。多くの方に支えられてというのもあるでしょけど、運の強さは感じます。暖かく見守っているお客様の雰囲気がよかったです。雨降りで寒い日になりましたが、かえって暖かい気分で帰宅しました。 ●ネットではたくさん紹介がありました。http://columbia.jp/artist-info/nagatomiaya/http://columbia.jp/nagatomiaya/100年の時を経て甦る、ピアノの黄金時代http://www.cdjournal.com/main/cdjpush/nagatomi-aya/1000000530http://www.ayanagatomi.com/●100年の時を経て甦る・・・・、は創業100年のCD会社を掛けたものでしょうか、100年前の音楽を聴いて、そんなことも考えてしまいました。http://columbia.jp/company/corporate/history/index.html日本コロムビアの会社沿革1910年(明治43年)会社創業 (株)日本蓄音機商会としてここからの100年の歴史年表は蓄音機(1910)→LPレコード(1951)→CD(1982)→iphoneアプリ(2009)ピアノも音楽を伝える媒体も、少しずつ変わっていき、30年か40年おきに、がらっと革命的に変わることもあるようです。Twitterでプロモーションしたり、クラシックのピアニストがあまりしないこともされているようなので、いろいろな意味で注目しています。
November 17, 2010
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行けたら行こうという感じでチケットは当日券でいいかと思っていたコンサート。行けなかったらしょうがないととりあえず買っているコンサートチケット。結果的に行けたときと、行けなかったときとどちらもあります。チケット買っていて1万数千円紙くずにしたこともあります。予定が立たない1週間のときは、あいまいなままでいたりします。19:30はじまりだし、なんとかなるかなあと思っていましたが、当日券は売り切れになっていました。昼に問い合わせようかと思っていたのに、気が付いたら夕方になっていて、問い合わせ先の電話も営業終了していて、ついていないときはこんなものか。かつて炎天下のなか並んでいて自分の2人前で当日券が売り切れになったこともありますが、こういうことも時にはあります。 http://www.hakujuhall.jp/top/concert/d_101116/index.htmlhttp://www.hirota-oboe.com/schedule/201011/今日はオーボエとピアノが聴きたかったのですが、オーボエでリヒャルト・シュトラウスの4つの最後の歌が聴きたかったですが、ちょっとざんねんです。Hakujuhall、以前、代々木公園の駅の出口を間違えて、とんでもなく、走り回ったことありますが、今回は自信持って1番出口に出れたし、それだけでもよかったと思うことにします。、http://www.hirota-oboe.com/discography/discography.htmlCDが出ているみたいなので、またチャンスがあれば聴いてみたいです。
November 16, 2010
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眠りにつくとき今は一日に疲れてしまった私の熱い望みもすべて喜んで星夜に屈しよう疲れた子供のように手よ、すべてをそのままにせよ額よ、すべての想いを忘れよ私のすべての感覚が今は眠りに沈むことを望んでいるそして、解き放たれた魂は自由に飛び回りたがっている夜の魔法の世界の中へ深くそして千倍生きるために●Beim Schlafengehen Nun der Tag mich müd' gemacht,soll mein sehnliches Verlangenfreundlich die gestirnte Nachtwie ein müdes Kind empfangen.Hände, laßt von allem Tun,Stirn, vergiß du alles Denken,alle meine Sinne nunWollen sich in Schlummer senken.Und die Seele unbewacht,Will in freien Flügen schweben,Um im Zauberkreis der Nachttief und tausendfach zu leben●リヒャルト・シュトラウス 4つの最後の歌 「春」 Frühling 「九月」 September 「眠りにつくとき」 Beim Schlafengehen 「夕映えの中で」 Im Abendrot その3曲目。最晩年の傑作。R.シュトラウス 4つの最後の歌 より 「眠りにつくとき」 (ジェシー・ノーマン)http://www.youtube.com/watch?v=Se0HPsJex04&feature=relatedヘルマン・ヘッセの詩だそうです。 リヒャルト・シュトラウスの弟子がカール・ベーム、ジョージ・セルという指揮者。調べていて、きのうのクリーヴランド管弦楽団もひとつの流れなのかと歴史の深さを感じました。なかなか眠れませんが、まあいいかと思うことにしました。今日も無事おわったということにします。
November 15, 2010
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http://www.clevelandorchestra.com/このページからの以下の案内。Cleveland Orchestra7:00 PMInternationalSuntory Hall - TokyoThe Cleveland OrchestraMitsuko Uchida, piano-conductor MOZART - Divertimento in F major, K138MOZART - Piano Concerto No. 23 in A major, K488MOZART - Piano Concerto No. 24 in C minor, K491●クリ-ヴランド管弦楽団は、オハイオ州にあるアメリカ5大オーケストラのひとつ。(ニューヨーク、ボストン、シカゴ、フィラデルフィア、クリ-ヴランド)今日は指揮者とピアノが内田光子さんということで弾き振りのコンサートでした。「内田は、内田以外の何ものでもない・・・」との評論がよく紹介されますが、そのままでした。モーツァルト23番はA-Durで明るく華やかですが、緩徐楽章はfis-mollで陰影のある表情。モーツァルト24番はc-mollで暗くはじまりますが、緩徐楽章は、Es-Durで暖かく癒される感じ。この組み合わせ最高ですね。23番は家にあるCDのなかで、もっとも聴いたもの、3楽章は元気を出したいとき、昔から聴いていたもの。23番をいつか内田さんのライブでとおもっていたら、いつかはとおもってはまっていたころから20年たってようやく実現した感じ。聴く前から緊張してしまいました。弾き振りは、ピアノが横にならず、ピアニストは背を向けた感じになります。指揮をしたり、ピアノを弾いたり、忙しそうな感じもしましたが、パワフルに演じられていました。「モーツァルトはつかまえられない天才」と内田さんは言っているようですが、モーツァルトはそばにいて、一緒にどれかのパートで演奏している感じがしました。24番2楽章・3楽章、木管楽器とピアノの対話が綺麗すぎて、しばらく腰がたたない感じになりました。ただただ涙ぐむしかありませんでした。音の響きが自然でとても心地よかったです。●弾き振りの日程は、こんな感じのようです。プログラムに書いてありました。11/10 20番/27番 (札幌kitara大)11/12 23番/24番 (兵庫県立芸術文化センター)11/14 23番/24番 (サントリーH)11/16 20番/27番 (サントリーH)長いあいだプログラム見ていますが2日つづきで演奏会しないですね。●ytubeに20番3楽章の内田さんの弾き振りの風景がありました。http://www.youtube.com/watch?v=IfgZ_f4T-Pc&feature=related20年ほどまえ、レーザーディスクというものがあり、内田さんの7枚組のピアノ協奏曲シリーズ、よく見ておりました。そのときナビゲーター役をやっていたプレヴィン(pf)でした。最近の映像だとおもいますが24番3楽章弾いているものがあったので紹介します。http://www.youtube.com/watch?v=vDePoCx6wJUこの楽章ぐるぐるまわっていて、すっかりはまっています。(ご参考・・・・すぐ近くにいらしたので・・・、アップされたら感想見に行きます)http://concertdiary.blog118.fc2.com/blog-category-49.html
November 14, 2010
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APECで警備が大変な横浜がテレビで映っていました。横浜みなとみらいホール 11月コンサートスケジュールを気になって見てみました。あの観覧車も止まっていて、駅の自動販売機もコインロッカーもふさがっているなかで演奏会はあるのかと・・・。11/8から11/15までコンサートがなにも入っていないことがわかりました。http://www.yaf.or.jp/mmh/schedule/detail.php?s_y=2010&s_m=11&ev=2177&c_y=2010&c_m=11#scroll_2009002194●一方、東京赤坂のサントリーホール、11月のコンサートスケジュール、芸術の秋を堪能しているかのようです。http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/index.htmlウィーンフィルハーモニー管弦楽団クリ-ヴランド管弦楽団ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団ロンドン交響楽団ポリーニホセ・カレーラス・・・・・・・・と来日公演、目白押し。ホールの裏側に大使館はたくさんあろうと、皇居が近くにあろうと、東京では国際会議があってもコンサートは普通にされると思いますが、横浜はいかに警備がむずかしいところなのでしょう。 ●BGM:ドヴォルザーク 森の静けさ(Silent Woods) Op.68-5 (チェロ:ヨーヨーマ)http://www.youtube.com/watch?v=1x2bT9LLvTQ (拍手ではじまる、コンサートのアンコール風景)http://www.youtube.com/watch?v=xCnt8Ybd81o(クリムトの絵画鑑賞付きで、官能的な世界にひたる)http://www.youtube.com/watch?v=buYysHmemg0(楽譜を見ながら、チェロの音域の広さを実感する) 素敵な曲です。静かに音楽聴いています。 さっき見ていた「どれみふぁワンダーランド」という番組、 とつぜん10分ほど 「匠の技」というクラシックのコーナーがあり、 新日本フィルのチェリスト、川上徹さんが出演されていて、 森の静けさを聴きました。(ピアノ:三輪郁) http://www.nhk.or.jp/doremi/index.html 第1ヴァイオリン ビンのラベル 第2ヴァイオリン/ヴィオラ ワイン チェロ ビン 黄色いチェロケースも印象的でしたが、この話も印象的でした。 ピアノを弾く時、コーヒーとミルクと砂糖だと、 ソプラノ、内声、ベースの三声をたとえていわれたことがあるので そのことを思い出してしまいました。
November 13, 2010
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http://www.nhk.or.jp/art/archive/201011/01music.htmlきのうのNHK芸術劇場のなかで、弦楽四重奏曲の作品数を解説するフリップがあり、わずか数十秒のあいだに表示されているものを急にメモしたくなりました。自信のないものもありますが、以下のとおりです。(数字は作品数)83 ハイドン23 モーツァルト16 ベートーヴェン15 シューベルト6 メンデルスゾーン 3 シューマン3 ブラームス2 サンサーンス14 ドボルザーク3 チャイコフスキー1 フォーレ1 ドビュッシー4 シベリウス2 プロコフィエフ6 バルトーク15 ショスタコーヴィッチ自信のないものも、ネットでいろいろ検索していたら・・・、これを並べて作った人はどこから調べたのかだいたい見当がつきました。交響曲やらピアノソナタは数がすぐ思い浮かびますが、まったく知らないというか興味がなさすぎたと感じました。弦楽四重奏者が選ぶ究極の曲は、番組のなかでは以下の2つだとのこと。ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第14番 嬰ハ短調 Op.131シューベルト 弦楽四重奏曲第15番 ト長調 D.887 番組ではすばらしいシューベルトの演奏が紹介されたので、 紹介されなかった7楽章あるベートーヴェンの作品を聴いて週末過ごすことにしました。ベートーヴェン弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 Op.131第2楽章・第3楽章http://www.youtube.com/watch?v=AmkfgPB5nsw&feature=related第4楽章http://www.youtube.com/watch?v=dQD2HLR-wno&feature=related
November 13, 2010
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http://www.nhk.or.jp/buratamori/broadcast/index.htmlブラタモリ 再放送 銀座路地裏がたくさん出てきて、自分自身がいかに知らない場所がたくさんあることを思い知りました。おもしろかったです。 URLをクリックすると、地図があり、裏道を歩いてみたくなりました。 ●1丁目あたりにある小さな画廊の数々、2丁目あたりにある場外馬券場、文房具屋さん、3丁目にある王子ホール、お気に入りのデパート、4丁目にある楽器店、裏にある映画館、定点観測の宝石屋さん、5丁目にある和紙のお店とあんみつ屋さん6丁目あたりにあるカジュアルな服屋さん、7丁目にあるこれも楽器屋さん、8丁目を過ぎると新橋のほうへ行ってしまいます。山手線の線路沿いにあるコリドー街は飲み会の会場になることも。自分のよく行くところは、限りなく限られていて、偏っている・・・。そんな感じがしました。最近夜の街はすっかりご無沙汰になりました。●東海道の通り道だったこと、埋め立てる前は海沿いだったこと、きれいな碁盤の目の由来、昭和43年まで路面電車が走っていて、その後、車道を増やすのでなく、歩道をそこで85cm伸ばしたこと、面白い視点での紹介でした。●私自身、有楽町のビックカメラの前のそごうは、かろうじて知っていて、マリオンの前の日劇の様子は写真でしか知りません。今年は2月に7丁目の楽器店がリニューアルし、4丁目のデパートが大きく増床し、歌舞伎座は立て替えでなくなり、マリオンにある片方のデパートはこのクリスマスで店じまいすることに。2010年は転機になっている年のひとつなのかも。銀座4丁目にある100年以上営業しているパン屋さんや楽器屋さんはじっと街を見てきているのは、あらためてすごいと思います。営業はじめて80年経たないと老舗とも名店とも言われないと本で読んだことあり、やはり深さを感じます。 The Beatles A day in the lifehttp://www.youtube.com/watch?v=di7fKh3Vbj8銀座に路面電車が走っていた終わりごろ、1967年ごろの作品。さっきテレビでビートルズ特集やっていて、ヘイジュードやらレットイットビーやら青盤のなかから紹介ありましたが、レコードでいうと1枚目の最後の曲、ア・デイ・イン・ザ・ライフこっちのほうが好きです。ちょっと路地裏のようです。だんだんクレシェンドして、さらにクレシェンドして、最後にピアノのEメジャーのコードで、がーんという音がなるところ、ここが好きでここだけ練習したことあります。
November 11, 2010
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ザナドゥ(Xanadu)は、様々な分野で広く使われる名称。キサナドゥ、キサナドーとも。起源は、モンゴル帝国(元)のクビライが、モンゴル高原南部に設けた夏の都、上都 (現代中国語(ピンイン)ではShangdu)。イギリスの詩人サミュエル・テイラー・コールリッジが『クーブラ・カーン』で歓楽の都として歌いだして以来、幻想的な名前として使われるようになった。また、文献によっては、桃源郷と訳されることもある。ウイキペディアには、そう書いてありました。私は何にもしらず、勉強になりました。NHKの22時からのSONGS,「オリビア・ニュートン・ジョンは、62歳・・・・」この番組のはじまりの語りに、時代を感じ、衝撃を受けました。すてきに年を重ねられているのがわかったのでよかったです。自分自身多感な時期を深夜ラジオを聴きながら、過ごしたのはラッキーだったと思っています。かつて夜のヒットスタジオとかでゲストで出た時のことはいまだに覚えているくらいですから。ザナドゥという好きな歌が今日は聴けてよかったです。 自分にとってはこの曲が1番です。Xanadu (ザナドゥ)http://www.youtube.com/watch?v=KI8PTkVy7Jsこの歌も聴けてよかったです。Have Never Been Mellow(そよ風の誘惑)http://www.youtube.com/watch?v=4IFQZyxxyyM&feature=relatedただ・・・かつてジュリーが60歳過ぎて番組にでてきて、若い頃の印象がつよくてあまり見たくない・・といっていた人のはなしを聴いたことありますが、その気持ちはものすごくわかったような気がします。YouTubeという便利なので当時の映像をまた見ています。SONGSの歌手の選び方、天才的なような気がします。番組の持つ本質的なポリシーに深いものを感じます。自分が聴きたい人が多くて、たいてい見ている感じ。
November 10, 2010
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うちの会社ではおさらい会のような学芸会のようなコンサートがあるのですが、今年も出させていただきました。会を重ねて18回目になり、最初のころに出た人は、定年退職になってしまった人も多数、年1回のペースで続いていることはやっぱりうれしいです。10月にレッスンもいけないような状態だったので、よっぽどキャンセルしようかともおもったのですが、後悔することは目に見えているので、普段着のように弾くということにしました。演奏楽器が、フルート、オーボエ、ヴァイオリン、ヴィオラ、シンセサイザー、ロックバンド、ピアノ弾き語り、テノール、カウンターテナー・・・(かつてはお琴とか尺八なんていうのもありました)こんななかでクラシックピアノでエントリーしています。ピアノの会の聴衆とはまったく異なった方が来られること、それでも100人は軽く超える聴衆がくること、ある意味視野が広がることもありますが、音大生のパパのような人もいるので、ちょっと怖かったりします。ピアノを弾く前に、AERAの今週号(11/15号)見ていました。将棋の羽生善治氏の「考えない決断力」のコラムのなかで、「反省しても後悔しない」という将棋の世界のことばのメッセージに響きました。姜尚中氏のコラムから「人生お変える手段のひとつが芸術です」とあり、美術館の案内のものでしたが、このメッセージにも響きました。いちばん最後のページに、日本コロンビアの広告があり、数年前からこちらでも紹介したことのあるピアニストの広告が輝かしく載っていて、(デビューCDと11/17浜離宮朝日ホールでのコンサート案内)、がんばっているんだあという感じがして、励みになりました。●第18回とありますが、第4回(1996年)からかかわっていて、いまから思えばまったく弾けなかった時期によくまあという感じでしたが、刺激をうけながらやってきたことはよかったのかもしれないと感じました。10年以上前に一部同じ曲を弾いていて、やっぱりその時聴いている方もいて、いろいろ感想いってくださるのはありがたいです。継続は力なりですねえ・・・といわれたこと、これは実感としてあるので、いいように解釈するようにします。何回人前で弾く場があっても緊張はするのですが、あまり余計なことは考えずに普通に弾くことに専念しようということで、弾けたのはよかったのだと思っています。気に入らない箇所はいくつかあるのは事実ですが、将棋の世界のコラムにあるようにと今は考えています。いろいろお誘いをいただいたり、教室の発表会があったりで、この先も月1回は、どこかしらでピアノ弾いている感じですが、ものすごくテンションをあげるわけでもなく、がむしゃらになるわけでもなく、普通に楽しんでピアノを弾くようにしたいです。ポピュラー音楽で演奏されている方のモチベーションはある意味見習いたいこともあるとと思えてきます。14年も、かかわっていると、同じことやっていても、だんだん変わっていくことに気付いたりします。自分にとって何が大切なものかそのときそのとき感じていきたいです。
November 9, 2010
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芭蕉なら あの空の塔 なんと詠む●JR池袋駅と有楽町線丸ノ内駅のあいだにあった、東京スカイツリーのポスターなんだか立ち止まってみてしまいました。真っ赤な紅葉のポスター、今しかないという発展途上の建物はいいモチーフになります。隅田川沿いにスカイツリーが見える箇所もありますし、蛙飛びこむ水の音の碑があったりします。すみだトリフォニーホールの前から一本道でスカイツリーをみていたら写真撮りたくなります。東京スカイツリー NOW497mhttp://www.tokyo-skytree.jp/こんなものもみつけました。 630mまであと130mくらい。柱の傷はつけられませんが、250mくらいのときから見ているので大きくなりました。 ●さて・・・あしたは舞台でピアノを弾きます。いつもはこの日のために半年くらい前から準備するのですが、今年は春から弾いている曲をそのまま平常心で弾くことにしました。準備どころではなかったといえば、「珍しいお話」に聴こえるのでしょうか。「見知らぬ国ぐに」に旅したいとまた言ってしまうのでしょうか。「鬼ごっこ」できるくらいに体調もどして走り回りたい、と伝えられるでしょうか。「満足」できるように弾いてきます。「トロイメライ」はここでは12年ぶりに弾くので、せめて進歩していることを確認したいです。自分自身にとってはこれは「重大な出来事」だと思っています。もういっかい弾いてくださいと「おねだり」されるくらいにならないといけないのですが、100年早いといわれそうです・・・。
November 8, 2010
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昨日の夜は、ドレミファわんだーらんど という番組で、5番がテーマのお話、印象に残りました。1番 力む2番 緩む3番 突っ走る4番 我に返る5番 結果を出す。何十回かつづいている番組を模索していることと、ベートーヴェンの交響曲を引っかけた感じ。ピアノの発表会とか、毎年出ていると、こういうテンションになりがちかと、我に返るのは、いいことかと思いました。●今日はなるべくピアノの練習をしておかないと・・・、ということもあり家にいましたが、日がのぼっているあいだに、1日どこかへ外出するというで、お気に入りの本屋さんに。丸の内OAZOにある本屋さんが遊び場になりました。「負けるのは美しく」という本は宝探しゲームをやっている感じで、書架から見つけました。「小さいおうち」というこのあいだの直木賞とった小説感動したのですが、同じ作家の文庫本「冠・婚・葬・祭」というものが気になりました。2冊の文庫本を買おうとしたとき、店員さんに、「この」ブックカバーをかけていいですか?といわれたとき、なんのことかはわからなかったのですが、白地に黄色の日本地図でお店の案内とグレーでMARUZEN.CO.LTDといつものものでなく、「この」という意味をようやく理解しました。ウフィツィ美術館にある「読書するトルコ服の娘」という絵なのですが、いろいろ模索しているみたいです。ウフィツィ美術館、つい最近行った美術館なのに、遠い過去のように感じるのは不思議なものです。●ブックカバーのなかにある、中島京子著「冠婚葬祭」という小説、4つの短編からなりますが、1つめの、「空に、ディアボロを高く」で、おもしろい三択がありました。「つぎのうち、ウソの地名はどれでしょう。 1)エロニンゲン 2)グロニンゲン 3)スケベニンゲン」こたえは1)なのだそうです。この問題、かつてのクイズダービーという番組で出された問題と一緒ではと、一瞬記憶をたどってしまいました。著者の世代が近いので、あっているかもしれません。●日曜の夜は、ブルーになりやすい時ですが、N響アワーで、アイーダの凱旋行進曲で、かわったトランペットの演奏で元気がでて、上の小説を読んでいて笑ってしまったりしています。日本シリーズで、連日夜遅くまでやっているのに感動したり、そのおかげで24時過ぎて、滝川クリステルさんがテレビに出ているのをみて、普通に月曜日が来ればと思っています。
November 7, 2010
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第2回 大倉集古館 ピアノの夕べ-光彩と彫刻-菊地裕介 ピアノ・リサイタルモーツァルト ピアノ・ソナタ第18番 ヘ長調 K.533+494第1楽章第2楽章第3楽章ショパン 3つのマズルカ op.59(マズルカ36.37.38番)シューマン トッカータ op.7シューマン フモレスケ op.201.単純に-非常に速く、軽く2.性急に3.単純にかつ優しく-間奏曲4.親密に5.非常に活発に-いくらかの壮麗さをもって-結びに(アンコール)ベートーヴェン ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」第1楽章 ピアノソナタ第8番 「悲愴」 第2楽章18世紀初頭のマイセンの西洋磁器が展示されているなかでの、ピアノのリサイタル。19世紀後半のニューヨークスタインウェイでカーネギーホールでも使われたというピアノを使用。、ピアニストだけでなく、ホテル関係者、楽器店関係者、博物館関係者、いろいろな方の粋を集めたコラボレーションな企画。ヨーロッパの小さなサロンにいる感覚、いろいろ言う人はいるけれど、この前から小さなコンサートの聴衆のひとりですが、日本の文化度はあがっているのではないでしょうか。つくづく実感しております。気になるピアニストの気になるシューマン。ほとんど演奏されることの少ない、op.7、op.20.ヴィンテージフルコンサートピアノにぴったりだったのか、喜怒哀楽の激しい曲は、わくわくさせながらの進行になりました。op.7は、モーツァルトとショパンがあったからか、よけいに躍動している印象もち、リズミカルな技巧のある曲を楽しみました。シューマンがまだピアニストを目指していた時代に伝えたいメッセージを感じるようでした。op.20ドイツ語ではフモレスケ、フランス語ではユーモレスク「諧謔性(ユーモア)のある、陽気な性格をもつ小品」、シューマンは「情緒と機智が高度に融合したドイツ人特有の性格」と言ったようです。情緒安定しない曲でありますがドラマチックに展開していくピアノの音に惹きつけられ、ことばにならないくらい感動しました。また聴いてみたいです。アンコールでは、レコード芸術で特選になっているベートーヴェンの発売されたばかりのCDから演奏されました。アンコールでワルトシュタインというのは大胆でした。シューマンのCDは、op.6ダヴィッド同盟舞曲集、op.7トッカータ、op.8アレグロop.20フモレスケの組み合わせで、近日発売されるとか。こだわりの組み合わせになにかしらの信念を感じてしまいます。30代日本人男性ピアニストだったら・・・と思っていますので、また聴きにいく機会は増えそうな予感です。●菊池裕介ブログhttp://ykpiano.blog87.fc2.com/大倉集古館イベントhttp://www.shukokan.org/exhibition/index.htmlホテルオークラ マイセン茶会席http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/restaurant/list/orchidroom/tea_time/
November 6, 2010
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最近金曜日の夜から土曜の朝にかけての時間が、ますます解放感にあふれて好きな時間になりました。ほっとするようになりました。ふらっと、閉店間際の楽譜屋さんや本屋さんに行っていろいろ眺めていました。楽譜屋さんでは、たった8ページの曲をするために、リストのブダペスト版の10000円以上する楽譜は買う気になれず、春秋社版で気になるところは、ときどき確認しにいっているという感じです。ペダリングの価値観がまったく違うので、このときばかりはハンガリーの人の価値観に染まりたいと思ったりしています。●夜に最近きまって見ている旅番組があって、今日も中島朋子さんの絶妙なナレーションとヨーロッパの茶色い屋根をたくさん見れて癒されていました。世界ふれあい街歩きhttp://www.nhk.or.jp/sekaimachi/index.html土曜日の朝は、ほとんどぐうたらなのですが、朝にこの番組が移動してきてからは、少しは、早起きすることになりました。週間ブックレビューhttp://www.nhk.or.jp/book/review/index.html児玉清さんが司会をしている回は、何回かに1回しかないのですが、特に楽しみです。聴き上手な方の番組進行は、ありがたく、ゲストの方がいっぱいしゃべってくれるのがおもしろいです。なかなかゆっくり読書できる時間もないので、いつも影響受けています。児玉清さんの本の検索していたら、「負けるのは美しく」というタイトルの本を見つけました。俳優になろうとおもってなった人でないらしく、自然にいろいろとふるまわれていることを書かれている本は、買ってみたくなりました。●閉店間際の本屋さんの話に戻ります。平積みされている銀座4丁目の本屋さんで、極端に平らになっていなくて、売れている感じがする本がありました。「チーズと塩と豆と」頑なな心と心が接触する土地 「愛と胃袋 直木賞作家が食べて書くヨーロッパの田舎」旅もできそうで、週刊ブックレビューにもでてきそうな同年代の作家さんの短編を楽しむことにします。きれいな文章にふれ、きれいな景色にふれ、きれいな音楽にふれ、そういう週末にしたくなりました。それにしても、本のタイトル、面白いですね。ぱーんとそういうのを思いつけるように冴えた感じになりたいです。
November 5, 2010
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文化の日が過ぎ、11月4日になると、来年のことを意識する日なのか。豆まきの次の日の2月4日は立春ですが、この日と似たような気分になりました。 毎年同じ手帳を使っているのですが2011年版が自宅に届きました。1999年から使っているので13年目になります。ピアノ教室通っている年と同じようです。同じもの使い続けているので、よほど保守的なのかもしれません。旅行代理店から、年末年始の音楽ツアーはいかがですかと、ベルリンやらウィーンやらの冬景色のものが届きました。(見るだけで和むのでうれしい)ベルリンフィル・ジルヴェスタコンサート 2010/12/29・30・31http://www.berliner-philharmoniker.de/en/concerts/kalender/programme-details/konzert/7958/termin/2010-12-31-17-15/指揮:G.ドゥダメルウィーンフィル・ニューイヤーコンサート 2011/1/1http://www.wienerphilharmoniker.at/index.php?set_language=ja&cccpage=newyearsconcert_tickets指揮:F.ウェルザー・メストまたテレビで楽しむことにしよう。今年は仕事をしているかもしれませんが・・・。●せっかくなのでネットで調べたことを。ベルリンフィル歴代コンサートマスターミシェル・シュワルベ 1957 - 1983(38歳就任) トマス・ブランディス 1962 - 1983(27歳就任) レオン・シュピーラー 1963 - 1994(35歳就任) 安永徹 1983 - 2009(32歳就任)(入団:1977=26歳) ダニエル・シュタブラーヴァ 1986 - (31歳就任)(入団:1983=28歳) ライナー・クスマウル 1993 - 1998(47歳就任) コーリャ・ブラッハー 1993 - 1999(30歳就任) ガイ・ブラウンシュタイン 2000 - (29歳就任) 樫本大進 2009 - (30歳内定=試用期間中) ここに日本人が2人もいることはすごいことだと思います。先月1000円のチケットで樫本さんのヴァイオリン聴けたのは奇跡なんでしょう・・・。●ウィーンフィル オーケストラメンバーhttp://www.wienerphilharmoniker.at/index.php?cccpage=musicians&set_language=ja現在のコンサートマスターRainer Küchl Rainer HoneckVolkhard Steude Albena Danailova*また個別のコンサートとかも聴いてみたいです。なんだか誕生日みたいにスタートに立ちたい気分になりました。
November 4, 2010
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西新宿でお世話になっているベーゼンドルファーのピアノがあるレストラン、白龍館で故人となったオーナーの追悼パーティがありました。http://www.hakuryukan.jp/12時からはじまり、22時過ぎまで、1st Stage クラシックピアノ・器楽 12:00-2nd Stage ポップス、その他ノンジャンル 14:00-3rd Stage ジャズ 17:00-4rd Stage 弦楽異色ユニット(三味線ほか) 18:30-5rd Stage クラシック声楽 19:00-6rd Stage マスターと古くからの親交の厚かった人々 20:00-1st Stage で聴きたかったピアノ演奏があったので、13:00-15:00くらいまでそれから、いったん自宅に戻り休憩とピアノの練習し(弾きたくなったので)再び、西新宿へ行き、オペラアリアに興味あった5rdStage 19:00-そのあとずっとおわりまで、お店にいました。ジャンルの間口が広く、それぞれのライブは、チャージを本来払って聴くものばかりなのですが、お客として楽しませていただきました。何度かお店に通っていて、オペラのアリアやジャズなど、間近での迫力に圧倒されていたのですが、今日は、6月に亡くなられたオーナーがリクエストしたかのような思い入れのある1曲がつづき、そのエピソードつきで演奏されるものですから、どれも素晴らしかったです。白龍館の前の白龍というお店からいらしたアーチストの方のエピソード、もともとはせまい通路のお店で厨房でラジカセでオペラがかかっている風変わりなお店という印象から付き合いがはじまったとのこと。あたらしいお店(今のお店のこと)ができるとき、魔笛のような部屋にしたらと冗談半分にいえば、本当にそうなり、ベーゼンドルファーのフルコンをお店においたらといえば、本当にそうなり、各界で活躍されているアーチストの方のお話を素直に聴かれていることも、よくわかりました。夢をかなえられたプロセスを聴いていてうれしくなりました。 最後に、みんなで、モーツァルトのアヴェヴェルムコルプスK.618を歌ってお開きに。なっておしゃれなパーティなんでしょう。(こういう曲です)http://www.youtube.com/watch?v=6KUDs8KJc_c入場するときに楽譜渡されましたが、この曲が普通にうたえる人がほとんどで、文化人の集まりのなかにいれてもらえたという思いになりました。●自分自身も趣味でピアノ弾いていますが、厨房の仕事おわってからピアノを弾いたり歌を歌ったりしている故オーナーをみていて、理想の日常を送られていたように思います。すこしでもあやかれるところはあやかりたいです。
November 3, 2010
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NHKスペシャル ふしぎがり まど・みちお 百歳の詩http://www.nhk.or.jp/special/onair/100103.html朝からぼんやりとテレビをみていたら、惹きこまれてきました。再放送のようでしたが、運がよかったようです。「いまのことを肯定的におもうのが幸せの条件」という100歳になられたまど・みちおさんのインタビューに答えられました。番組のなかで紹介された詩 「ぞうさん」が飛び抜けて有名ですが「リンゴ」は響きました。「リンゴ」リンゴを ひとつここに おくとリンゴのこの 大きさはこの リンゴだけでいっぱいだリンゴが ひとつここに あるほかにはなんにも ないああ ここであることとないことがまぶしいようにぴったりだ 山口県周南市出身の詩人で、本名は石田道雄さん。1909年生まれ。ほかのかたのブログより この詩はたくさん紹介されていることに気付きました。http://blog.goo.ne.jp/abcde1944/e/cb32c1cd37b8b3934760a0e6803ed201http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1020903815http://blogs.dion.ne.jp/1friend5/archives/9172955.html 美術館にある 「ぞう(さん)」の絵をみて癒されました。http://www.kawasaki-museum.jp/display/exhibition/exhibition_de.php?id=130 100歳詩集 逃げの一手 まど・みちお読んでみたくなりました。
November 3, 2010
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ピアノのコンサートのちらしを送っていただいたなかに、「開窯300年マイセン 西洋時期の誕生」 というちらしが中に入っていてちょっと嬉しくなって見ていました。生誕200年の作曲家のことを、あれこれと知識を得たり音楽を聴いたりしていますが、ヨーロッパで最初の磁器を誕生させたマイセン工房は1710年に創設されたとか。今年でちょうど300年です。「バロックとロココのはざまで」という書き出しで、説明がいろいろあります。マイセンの磁器は、大きなデパートのなかに入っていたりしますが、大倉集古館での催しは、とても面白そう。詳しくはここに記載あります。http://www.shukokan.org/http://www.shukokan.org/exhibition/index.html#link0110月2日から12月19日まで大倉集古館・・・、OKURA MUSEUM OF ART と英語の表記ありますが、日本語のボキャブラリーの多さにちょっとセンスを感じました。 ●ライプチヒの聖トーマス教会から歩いてほどないところに、シューマンが通ったカフェの近くからでもすぐ行けそうなところに、マイセンのお店があって、高くて手がでずに1時間ほど眺めているばかりでしたが・・・、いろいろな角度からの展示があって、日本語の解説いただいたら、もう少し知識もついて、また旅ができるときがあったら、現地でもみてみたいです。ドレスデンから車で30分ほどの小さな町にも、ますます興味もつかもしれません。
November 1, 2010
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