PR
Calendar
Keyword Search
Comments
Freepage List
Category
国名 は qatura (カトゥラ「 噴出 する」)に由来する。
石油・ガスが噴出する国という意味なのか。
ペルシャ湾にアラビア半島から小さな突起が出たような国
で、バーレーン島が背後にあるカタールである。
経済概要(外務省資料)は、次のようである。
歳出に依存した政府主導型経済 である。
その歳入は全面的に石油・天然ガス収入に依存している。
ポスト石油の収入源として、ノース・フィールド天然ガス田
(世界最大級)開発(LNG・GTL等)を積極的に推進している。
労働力は主に外国人に依存(カタール人は約30万人)。
人口増加に伴う若年層雇用機会確保と、外国人労働力依存
構造脱却を狙い、ホワイトカラーの自国民化を掲げ、エネルギー・
工業分野の国営企業は2005年末までに従業員50%カタール
人化を達成。
また、WIKIPEDIAによれば、一人当たりのGDPは世界最高
レベルにある。
所得税はかからない。
2004年ドーハで科学技術パーク開催、世界中から技術関連
企業を招致。
現在、油価は低下したが、炭化水素はなおカタールの背骨、
政府は知識集約型の民間投資を促進。
カタール金融センター (GFC) は湾岸諸国との投資に今後
10年間で1兆ドルを供給。
日本人にはサッカーの「 ドーハの悲劇 」が忘れられない出来事。
カタールの基本事情
外務省、WIKIPEDIAなど
国名 |
カタール |
幸福度(エイドリアン・ホワイト氏) |
第45位 |
通貨 |
カタール・リヤル 1米ドル=3.64カタール・リヤル (固定レート) |
国花 |
ナツメヤシ(Date Palm) |
国旗(WIKIPEDIA) |
縦横比11:28で、白と赤茶色からなり、9つの頂点を持つ縦のジグザグ線で区切られている。 赤茶色の部分は元々は赤色だったが、掲げられている国旗が太陽の強い日差しで赤茶色に色褪せてしまい、国旗を変更する際に、「色褪せたこの色も悪くはない」ということで、1949年に現在の色に制定された。 |
面積:平方キロ |
11,427平方キロメートル (秋田県よりやや狭い) |
人口:千人 |
1,700千人 (2011年) |
人口密度:/平方キロ |
149人 |
首都 |
ドーハ |
言語 |
アラビア語 |
宗教 |
イスラム教 |
政体 |
首長制 |
元首 |
シェイク・ ハマド ・ビン・ハリーファ・アール・サーニ →2013.6.25四男 タミム 皇太子即位。 タミーム ・ビン・ハマド・アール=サーニー元首 |
議会 |
首長が指名する35名のメンバーで構成される諮問評議会(立法権のない首長の諮問機関)が存在する。 |
政権 |
ハマド首長就任後、自由化・民主化を推進。2003年4月には三権分立を定めた恒久基本法を国民の信任投票で採択した(18歳以上の男女が投票)。 小国であるという点を克服するための努力の一環として、地域・国際問題の仲介努力、各種国際会議のホストやスポーツ大会の開催等を積極的に推進し、カタールという国の存在を国際社会にアピールすることに注力。2022年のFIFAワールドカップ開催国。 レバノン諸派間の対話仲介、イエメン紛争当事者間の停戦合意、スーダン・ダルフール問題の仲介努力、ジブチ・エリトリア間の仲介、リビア・コンタクト・グループ会合の開催等、地域・国際問題の平和的な解決の実現に向け積極的な外交を展開。 →2013.6新首相: アブドゥツラー ・ビン・ナーセル・ビン・ハリーファ・アール=サーニー |
軍事 |
予算 17億5千万ドル、兵役 志願制、兵力 11,800人(陸8,500人、海1,800人、空1,500人) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ アメリカ中央軍が駐留、首都ドーハ近郊に司令部の一つアッサイリヤ基地がある。アメリカ中央軍は中東を責任地域とする。司令部のあるフロリダ州タンパが遠すぎ、イラク戦争直前の2003年に第2の司令部として設置。イラクやアフガニスタンに展開したアメリカ軍部隊はここから指揮される。(WIKIPEDIA) |
主要産業 |
石油:確認埋蔵量:約259億バーレル(世界シェア:1.9%)可採年数:約45年、生産量:156.9万B/D(世界シェア:1.7%) 天然ガス:確認埋蔵量:約25.3兆立法メートル(世界シェア:13.5%)、可採年数:約217年、生産量:1167億立方メートル(世界シェア:3.6%) |
GDP:億ドル |
983億ドル(2009年/IMF) 1,265億ドル(IMF,京都府並み; WIKIPEDIA) |
一人当たりGDP:ドル |
59,990ドル |
実質GDP成長率 |
8.6% |
物価上昇率 |
-4.9% |
財政収支 (カタール財務省) |
▼2.3億ドル=382.1-384.4 |
財政収支/GDP比 |
▼0.2% |
外貨準備高 |
63.7億ドル(2007年推定) |
貿易収支A=B |
233.9億ドル |
貿易額:輸出A (カタール中央銀行) |
483.1億ドル (2009年) |
同 :輸入B (カタール中央銀行) |
249.2億ドル (2009年) |
貿易品目:輸出 (カタール統計庁) |
石油、天然ガス、石油化学製品 (2008年) |
同 :輸入 (カタール統計庁) |
自動車、電気ケーブル、チューブ、導管 (2008年) |
貿易相手国:輸出 (カタール統計庁) |
日、韓、シンガポール (2009年) |
同 :輸入 (カタール統計庁) |
米、中、独 (2009年) |
対日輸出 |
216.3億ドル |
内訳 |
石油、LNG、石油化学製品 |
対日輸入 |
11.4億ドル |
内訳 |
自動車、電気機器、機械、鉄鋼 |
日本からの直接投資残 |
3.9億ドル |
対外負債残高 |
751.3億ドル(2010.12.31) |
対外負債残高/GDP |
59.4% |
東日本大震災義援金 |
1億ドル+LNG,LPGの対日追加提供 |
ガザ地区とイスラエル人~中東:米国~讀… May 7, 2024
中東イスラエルの危機~基本事情+最近のイ… Oct 17, 2023
トルコの基本事情更新と2023Julyの国際収… Sep 13, 2023