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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Mar 6, 2012
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カテゴリ: 自由が丘氏寄稿文

3日目 :朝の10時に スウェーデンのストックホルムに入港した。

2日目は、終日がバルト海クルージングであり、コペンハーゲン~

ストックホルム間の522.543kmを,38時間(時差なし)で移動し

たことになる。

直線距離の投影移動時速 は13.8km/hと、ゆっくりしたもの

であった、というよりも、スカジナビア半島がふくらんだ分だけ、

航路が大きく迂回しているのである。

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スェーデン王国の国土は 日本の1.2倍であるが 、人口は僅か

に700万人である。

 :::::::::::::::::::

ストックホルムは豊かな木々があふれた、瀟洒で静かな港街である。

北欧のベニス と言われるほど、美しい街で、半島や島をいくつもの

橋がつなぎ、その間を縫うように運河が流れる。

旧市街のガムラスタンに は世界遺産に指定され、中世の建物と

石畳の小道が続く街並みがある。

洒落たブチック、アートギャラリー、レストラン、ショップなどで

賑わっている。

 ::::::::::::::::

国王の戴冠式が行われる大寺院で「 セント・ジョージと龍 」の

彫刻、玉座を見学し、王宮内の 武器博物館の地下室 では、

住む ネズミの助けを借りて秘密の宝石箱を開けるのも楽しみ

 :::::::::::::::::

ノルディックシー・ホテル に行くと、 零下5度に保たれたアイス・

バーがあり、その中では 、北部の河で採取した氷で造作された

氷の室内装飾を楽しみ、カットされた氷のグラスで、 防寒具を着

用してのウォッカを味わえるのである

 :::::::::::::::::::::::

旧証券取引所内に ノーベル博物館 があり、その歴史や、受賞者

の展示物をみることができる。

その後、ヴァイキングの古城を思わせる重厚な佇まいの市庁舎

を訪れる。

破壊の象徴であるダイナマイトを発明したノーベル 」は、ダイナ

マイトで得られた利益を ノーベル賞という平和基金 に投じている。

その、 平和の象徴であるノーベル賞 の祝賀晩餐会が開かれる

何も無い、がらんとした石の広間で座ると、椅子もチャチにみえる。

でもあの晩餐会の豪華さはすばらしく、「青の間」の大理石

階段を2階から、国王皇族と受賞者が堂々と広間に降りて来る

受賞者でない私は、逆に1階から階段を登り、2階の、 金のモザ

イクで飾られた黄金の間 ・舞踏会の大広間を抜けて、右側の

トイレに行った。

出口の売店で メダル・チョコを買う

あの 益川さんが数百枚買った 、小さいメダル・チョコで、一枚

何んと200円なり。

脳味噌が食欲を出しているようであり、「 脳」 が食「 べる しょう」

をおみやげとした

市庁舎の 地下レストランでは最新のノーベル賞記念パーティ

を再現した昼食を、受賞でなくとも、このツアーでは、同じテー

ブル・セッティングで楽しめるのである

  ::::::::::::::::::::::

  ノーベルの発明で思うのだが、発明した物は「 爆発物 」として

いろいろの使い方があり、単なる破壊としての手段道具、例えば、

「アフガンのバーミヤン石像の破壊」、銃砲の発射でのダイナマイト、

他方では、新たな生産のための開削手段道具「各地の鉱物資源掘削、

スイス・ゼメリング鉄道開通工事など」、その利用が使う側の扱いで

平和にも、戦争、破壊にもなる、極端性 をもっている。

 ノーベル氏は極端性のうちにも、人間性のある利用法を願って

平和賞を掲げたと信ずる者である。

 ::::::::::::::::::::

 さらに、国立美術館、王立劇場を車窓から眺めて、ユールゴー

デン島に行くと、17世紀建造した直後に海に沈んだ、 美しい彫刻

のある「木造戦艦・パーサ号」がみられる

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郊外に向かい、 メーラレン湖に面した当国最古の町・シグ

トーナで聖母マリア教会、小さな市庁舎、当国最古の石造り

教会跡、最古の街並み・ストラガタン などを見学できる。

 :::::::::::::::::

西の郊外への道を選べば、 メーラレン湖に浮かぶローベン島に

立つ ドロットニングホルム宮殿 は1981年から王室の居城として

使用され、 広大な庭園に劇場、中国風東屋 あり、その気高さから

北欧 のベルサイユ 」と呼ばれる。

18世紀末の スウェーデン国王・グスタフ3世 は強大な権力を誇り、

芸術愛好家でもあって、宮殿をこよなく愛し、毎夜、晩餐会や舞

踏会を催し、劇場ではオペラを上演した。


ここで、自ら演じていたところを、政敵が放ったピストルの凶弾に

倒れ死亡した、 グスタフ 3世と王家一族の悲劇 が有名である。

  :::::::::::::::::::

ストックホルム の「 ショア・エクスカーション 」 ( 海岸の遠足 ?)

オプション 13プラン ある。

武器庫のネズミとガムラスタン 」などが一番安く、3時間で

$49(~)で、一番高いのが、「 ガムラスタン、市庁舎と

ノーベル賞の昼食 」の5時間,$ 379 である。

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 「 写経者 」としては、「 世界遺産・ドロットニングホルム宮殿 」だ

ろうが、4.5時間で$ 79 とある。

これらから判断すると、費用は、「 航空料金」、「クルーズ料金」、

「港の 遠足料金」がそれぞれ加わわることとなり、また、楽しみ

方も広がることに なり、何回も同じ方面にクルーズする人の

気持ちが分かるような気がする。

このほかにも、ツアーガイドへの TIP (終日なら$5を目安)

など、いろいろ ありそう。

:::::::::::::::::::

余談

脳と言えば、 ストックホルム症候群 というのがある。

1973年、ストックホルムの銀行強盗で、犯人は数人の人質をとり

立てこもる。

警官隊との何度かの衝突のあと、人質の解放は、1週間後である。

しかし、人質を放後、事件関係者は不思議に気づく。

当然、犯人を憎むべき人質が、口々に犯人をかばう証言をする

だけではなく、「感謝されるはずの」警察を、侮辱するようなこと

さえ口にする。


さらに、事件解決後、人質1人の女性が、あろうことか、犯人グル

ープの一人と結婚する。

これが、最初有名になった「ストックホルム症候群」である。

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 黄昏のストックホルムの港を、ドラの響きの中17時に出航する。

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 スウェーデンの基本事情については、「めいてい君の日記」昨年

11月27日を参照いただければ幸いである。






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Last updated  Dec 3, 2019 09:57:16 PM
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