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国の債務残高が2月10日、1,029兆9千億円と発表された。
本年1月1日の概算人口1億2702万人で割ると、
一人当たり811万円の借金 の計算となる。
借金総額は12年前から1.6倍も増えている。
そのうち、普通国債は約9割を占めて、1.85倍も
増加している。
★
他方で、2013年末の家計部門の金融資産は
1,645兆円で、そのうちの
現・預金は873兆円で 半分強を占める 。
(以下では、人口は最近の数字を使用する。)
一人当たりで見ると、 金融資産は 1,295万円、
うち現・預金が687万円 あることになる。
家計部門の純資産(資産ー負債)は1,240兆円で、
家計部門の 一人当たりの 純資産は976万円 の計算となる。
★
仮に、日本国家を日本国民が背負っていると考えると、
一人当たりの国民の純資産976万円と
一人当たり日本国借金の811万円を
比較すれば、現状ではカバーできている。
811/976=83% per Head
★
資本主義社会では 一人当たり純資産に対して
1倍のレバレッジと言うことはあり得ず 、
もっと多くのレバレッジが通用するのである。
ミセスワタナベなどの国際金融のベテランなどは
よく判るであろう。
国際金融では自己資本の数倍~数百倍の
資金を動かしているのである。
呆れるばかりの高等数学まがい物である。
(銀行の法定準備率は0.05%-1.3%にすぎない。
このような銀行が過剰流動性を膨らましている。
銀行自体が日本国民の貯蓄性向の高さを信じて、
自己資金実態から離れているのが問題では
ないだろうか。
国民に責任はなく銀行などに責任があるのかも?)
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しかし、貯蓄に励む日本国民は、危ない橋は渡りたくない。
レバレッジとして、 準備率が100%を割り込まないように、
国債を収めたい ものである。
★
世界経済がレバレッジで国際的な金融を膨らましている中で、
日本全体で見ても、「純資産概念」では325兆円を有しており、
中国の1.6倍の大きさ「世界一」を維持している。
<ただし、中国はGDPは米国に次ぐ第二位にあり(日本は3位)、
対外支払いの準備金保有では世界第一位(日本は2位)にある。
本来の国富(純資産=対外資産ー負債)では
日本はダントツで
No.1 を維持している。>
★ 日本国の借金内訳
| 政府借入項目 |
借入残高:兆円 (H26午年、2014年末) |
借入残高:兆円 (H14午年,2002年末) |
|---|---|---|
| 国債 |
874.2 |
492.6 |
| (普通国債) |
(768.4) |
(414.9) |
| (財投国債) |
( 96.8) |
( 66.9) |
| (その他) |
( 9.0) |
( 10.8) |
| 借入金 |
55.3 |
107.1 |
| (長期) |
( 16.1) |
( 59.6) |
| (短期) |
( 39.3) |
( 47.5) |
| 政府短期証券 |
100.4 |
43.5 |
| 合計 |
1,029.9 |
643.2 |
| 政府保証債務 |
44.7 |
58.6 |

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