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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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May 18, 2016
XML

   本日早朝に、GDPのQE(Quarterly & Quick Estimates)が

   公表された。

/// 

   小生は、QE=Her Majesty the Qeen Elizabeth を

  想像したいQEであるが・・・ 

/// 

   2015年度(FY2015)の一次速報値もこれで判る。

一部参考として赤字で「閏年(=五輪年)調整」を年度ベースで示してある 。 

   資料は、内閣府経済社会総合研究所の

   国民経済計算(GDP統計)公表資料からのもの。 

QE2016 1~3

    < 分析 >・・「季節調整済み数字」であるが、「閏年の日数調整済み」

       なのかの確認はしていない。・・諸新聞では後者は未調整という見解。 

1.  一大項目の実質(以下特段の場合以外は省略)「民間最終消費支出」は

 季節調整済み四半期伸び率(以下特段の場合以外は省略)で0.5%の増加となった。

 4~6期▲0.8%、7~9期0.5%、10~12期▲0.8%の後の増加である。

   雇用者報酬(=被雇用者賃金)の伸びは1.3%で、 

  4~6期0.0%、7~9期0.8%、10~12期0.5%とプラスに転じているが、

 消費者の財布の紐は固く結ばれているようである。 

2. 民間住宅投資は▲0.8%の減少で、

  4~6期2.2%、7~9期1.7%、から一転して10~12期▲1.0%の後の

   低迷が続いている。

3. 民間企業設備投資は一転して▲1.4%の減少で、

 4~6期▲1.6%から7~9期0.7%、10~12期1.2%と好転を見せていた後の

 暗転である。

 世界的な景気の不調や、好調な米国景気の見通しが読み辛いこと、 

 日銀のマイナス金利政策(将来割引率のマイナス効果)が

 投資意欲を減退させているのかも知れない。 

4. 民間在庫品増加の寄与度は▲0.0%で

  4~6期0.3%から7~9期▲0.1%、10~12期▲0.1%の後

 ほぼ横ばっている。

5. 政府最終消費支出は0.7%で 

 4~6期0.5%、7~9期0.2%、10~12期0.7%の後 

 引き続いて牽引力となっている。

6. 公的資本形成は、0.3%の増加で、

 4~6期に3.0%の増加から7~9期▲2.2%、10~12期▲3.5%の後

  プラスに戻している。

7. 公的在庫品増加は通期でもほぼゼロ増減に推移している。

8. 財貨サービスの輸出は0.6%の増加で、

 4~6期▲4.8%から7~9期2.6%、10~12期▲0.8%の後 

 ややギクシャクの動きである。

9.  財貨サービスの輸入は▲0.5%と減少し、

  4~6期▲2.6%から7~9期1.7%、10~12期▲1.1%の後

  7~9期以降は輸出の伸びより少なく、GDP押し上げ効果に働いている。

10. 輸出入の寄与を総合すると0.2%の増加寄与度である。

  内需寄与度も同じ0.2%であり、

     総合したGDPは0.4%の増加で、

  4~6期▲0.4%、7~9期0.4%、10~12期▲0.4%とギクシャクである。 

FYGDP  

 < 分析 >  [ →  赤字は閏年調整後(=366Days VS 365Days)の増減]

1.2015年度の実質GDPの対前期比は0.8%[ →  0.5% ]で、

 2011年度から見ると

 0.4%[ → 0.1% ]~0.9%[ → 1.2% ]~2.0%~▲0.9%~0.8%[ →  0.5% ]と、

 2014年度の悪化を除いて 微増 した。

2. GDPデフレータ-が

 2011年度から見ると、▲1.7%~▲0.9%~▲0.3%~2.4%~1.4% 

  と2014年度に大きく増加し、実質値を押し下げたモノである。

3. 雇用者報酬(被雇用者所得)は、

 2011年度から見ると1.4%~0.8%~0.1%~▲1.0%~1.7%と

 2014年度の物価上昇要因を除き増加している。

4. 民間最終個人消費支出 は、実質所得微増にも拘わらず、

 2013年度から2.3%~▲2.9%~▲0.3%[ →  ▲0.6% ]と 沈んでいる

5. 民間住宅は8.8%~▲11.7%~2.4% [ →  2.1%]

  民間企業設備は3.0%~0.1%~1.6%[ →  1.4% ]、

 公的需要は3.2%~▲0.3%~0.8%で、

 総固定資本形成としては、5.3%~▲2.3%~0.9% 

6.   財貨サービスの純輸出 は貢献度では、

 ▲0.5%~0.6%~0.1%  と僅かながら 貢献 している。

 原油が安定して安い効果が大きい。 

  実際の数字の増減は▲30.0%~▲15.6%~56.3%~3.8%[ →  3.5%

  である。

  以上は、めいてい君のコメントであり、

 政府見解を反映してはいないことをお断りする。 

 気がつけば補記する予定。

  賢明なる諸兄は、ご自分で原本をご覧ください。 

★  < 参考

   実質GDPの実数推移(FY1994~2015)

Real Term GNP

   <画像が見え辛いときは、「右クリック」、「別のタブで画像を開く」のあと、

   新しい別のタブを開いて大きな図でご覧ください。> 

★ 

 GDPの 民間最終消費支出 の数字を

消費増税(→増税後10%)の判断資料としたい政府だが、

[ →  赤字の閏年調整後の個人消費支出増減率]でみると

2012年度から

  1.7%[ → 2.0% ]~2.3%~▲2.9%~▲0.3%[ →  ▲0.6% ]と

低迷▲ 水面下 にある。

 これで消費増税することは政府は自分の首を自分で絞める行為となる。

 経済分析ぐらいはできるブレーンが居るはずであるが・・・

 どこかの国のように、聞く耳を持たない

(都合の良い意見を言う御用学者だけを抱える?)

首相ではないはず。 

★  

  小生は、世界的な日本の規範的経済学・厚生経済学者の

鈴村興太郎博士もブレーンに入れて欲しいと思う。

 外国の経済学者に話を聞くよりも、まずは国内の有能な学者が

事情を一番知っているからである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

      国民は 

 ”Ignorance is bliss!" (知らぬが仏!)

             で

 危険な道を突っ走りたい作戦かも知れないが・・・

★ 






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Last updated  May 19, 2016 09:52:42 PM
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GDP、2四半期ぶりプラス…回復の足取り鈍く;;;  
めいてい君  さん
内閣府は18日、2016年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値を発表した。物価変動の影響を除いた実質GDPは、前期(15年10~12月期)と比べて0・4%増と、2四半期ぶりにプラスに転じた。この成長のペースが1年間続くと仮定した年率換算では1・7%増だった。ただ、うるう年で個人消費などが1日分増える押し上げ効果が年率換算で1%程度、含まれるとみられ、それを除いた成長率は年率換算で0%台後半にとどまる。景気回復の足取りは依然として鈍い。安倍首相は今回のGDPの結果や主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の議論を踏まえて消費増税を予定通り実施するかを決める方針で、判断が注目される。読売新聞 2016.5.18 9:01
・・・
めいてい君は、四半期(QE)速報値では「季節調整済み数値」を使用したが、日数調整をしているかは未確認である。年度数字では閏年調整を行うべく、2015年の実数を366日で除し、2014年度の数字を365日で除して比較してみた。本文の赤字はその「閏年調整の伸び率である」。・・・めいてい君 (May 18, 2016 08:55:33 PM)

首相、増税再延期「意思固い」 自民幹部に説明;;; 世界・国内景気悪化&熊本震災がリーマンショクほどでないが先行きの不安材料なのは間違いない?  
めいてい君  さん
安倍晋三首相は30日、来年4月予定の消費税増税を2年半再延期する方針について自民党の高村正彦副総裁、二階俊博総務会長、稲田朋美政調会長と官邸で相次いで会談した。高村氏は会談後「首相の意思はかなり固い」と記者団に述べた。首相は公明党の山口那津男代表にも理解を求める見通しだ。民進党は、世界経済の現状認識を巡る首相の最近の発言をただす特命チーム会合を開催した。国会会期末をにらみ与野党攻防が激化した。会談で二階氏は首相に「首相の考えを全面的に支持する」と伝えた。衆参同日選に関しては記者団に「私はない方がいいと思っているが、首相も同じだと受け取った」と述べた。共同通信 2016.5.30 12:14
・・・
首相の増税延期発言はサミットでドイツ首相にも理解を得たいとの発言であろう。景気が悪くて消費増税を強引に行うのは自滅行為に近いから、あえてリーマンショックとの比較、無理な情勢判断を首相は提起している。いっぽうドイツは緊縮財政を世界に要求しているから、サミットでの了解を首相・官邸は考えたのである。与党の無理な消費増税要求に、首相にガンバレ!を言いたい。「国内景気悪化&熊本震災がリーマンショック」に相当する悪要因だと明示できればいいモノだが、数字的には難しい。消費増税予想やマイナス金利政策(先行きの割引率がマイナス=将来悲観論惹起?)が景気の悪化を誘っているのは目に見えており、あながち、「リーマンショック」の言葉に拘り続けるのは本来の政策運営の姿ではないかも。・・・めいてい君 (May 30, 2016 05:38:16 PM)

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