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(1) Dec 23, 2019
カテゴリ： 政治・経済(国内統計etc.)
☆
呆けの小生には、詳しい分析はできないが
OECDの統計や国民所得統計などを並べてみる。
主要なOECD諸国の中で、
GDPに占める雇用者報酬の比率（労働分配率?）は
米国が53.5%と最も高く、日本は約50%で
もっとも低いのはイタリアで約40%である。
一人当り雇用者報酬(=賃金率)でみると
アメリカが 31,979ドルと最も高く、
スウェーデン25.08千ドル、
ドイツ、カナダが22千ドル台で続き、
フランスが20.1千ドル、
イギリスが19.57千ドル、
日本は19.3千ドル、イタリアは12.7千ドルに過ぎない。
要素表示の国民所得のシェアでみると、
2005年には
雇用者報酬は66.8%、企業所得27.2％、
財産所得は6.1%である。
低成長期・不況期の2005年でも
企業側は絶対額を維持している。
その後の2017年には賃上げで企業側は
分配のシェアを（2005年の27.2%から）
25.3%に落としている。
＜上表とは資料出所が違うので一致はしない。＞
それからも
企業側は内部留保を貯めこみ続けているようだ。
このために日本経済には重大な歪が生まれている。
即ち、
１．大企業は投資資金を資本市場に求めなくなり
２．借入金を起こさないから、マイナス金利政策を
容認しており、
３．銀行などの預金機構の経営悪化を生じ
４．年金基金などの資金活用も出来なくなっている。
５．資金需要がないままに債券・株式市場では
日銀・GPIFが持ち株会社 に
成り下がっているではないだろうか。
かつては、明治期には、澁澤栄一氏などが
「銀行や資本市場」を
民間企業の乏しい資金需要を賄うための
革新的な機関であるとして創業したのに、
いまや、 「資本市場は日銀・GPIFが背負っている」
ような
間違った世の中に成り下がっている。
呆け頭には、なにか狂った頭が
日本経済を操縦している、ように見え始めてきた。
☆
呆け頭が高じてきたのに違いない。
☆
・BOJ B/S
・GPIF B/S
☆
火山情報
(気象庁)
☆
呆けの小生には、詳しい分析はできないが
OECDの統計や国民所得統計などを並べてみる。
主要なOECD諸国の中で、
GDPに占める雇用者報酬の比率（労働分配率?）は
米国が53.5%と最も高く、日本は約50%で
もっとも低いのはイタリアで約40%である。
一人当り雇用者報酬(=賃金率)でみると
アメリカが 31,979ドルと最も高く、
スウェーデン25.08千ドル、
ドイツ、カナダが22千ドル台で続き、
フランスが20.1千ドル、
イギリスが19.57千ドル、
日本は19.3千ドル、イタリアは12.7千ドルに過ぎない。
要素表示の国民所得のシェアでみると、
2005年には
雇用者報酬は66.8%、企業所得27.2％、
財産所得は6.1%である。
低成長期・不況期の2005年でも
企業側は絶対額を維持している。
その後の2017年には賃上げで企業側は
分配のシェアを（2005年の27.2%から）
25.3%に落としている。
＜上表とは資料出所が違うので一致はしない。＞
それからも
企業側は内部留保を貯めこみ続けているようだ。
このために日本経済には重大な歪が生まれている。
即ち、
１．大企業は投資資金を資本市場に求めなくなり
２．借入金を起こさないから、マイナス金利政策を
容認しており、
３．銀行などの預金機構の経営悪化を生じ
４．年金基金などの資金活用も出来なくなっている。
５．資金需要がないままに債券・株式市場では
日銀・GPIFが持ち株会社 に
成り下がっているではないだろうか。
かつては、明治期には、澁澤栄一氏などが
「銀行や資本市場」を
民間企業の乏しい資金需要を賄うための
革新的な機関であるとして創業したのに、
いまや、 「資本市場は日銀・GPIFが背負っている」
ような
間違った世の中に成り下がっている。
呆け頭には、なにか狂った頭が
日本経済を操縦している、ように見え始めてきた。
☆
呆け頭が高じてきたのに違いない。
☆
・BOJ B/S
・GPIF B/S
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