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Jan 31, 2020
XML
カテゴリ: 中東地区
​​​​​​​

1.[米国の中東和平案]
               by
BBC News Japan

https://www.bbc.com/
           japanese/51291425




(1)トランプ氏の「和平案」の趣旨:BBC

 パレスチナは、テロリズムと過激主義を前進させ
ようとする人々の手先として利用され、貧困と暴力
のただ中にある。
 もっと良い暮らしができるようにするべきだ。

 未来のパレスチナ国家はこのようなものになり得る、
首都は東エルサレムの一部に置かれる。


​・ 米国は、
 今回の計画でイスラエルの一部だとみなす入植地
 について、イスラエルの主権を認める。
 計画には概念地図も含まれ、イスラエルが前向きだ
 とトランプ氏が述べる、領土についての譲歩案が
 示してある。
(ヨルダン川西岸の入植地の30%を併合する方針。
​ すでに、複数の入植地には40万人余のユダヤ人)
​​​・その 概念地図 は、
 「 パレスチナの領土を2倍以上にし、エルサレム東部
 にパレスチナの首都を置く 」ことになる。
 米国 はその首都に大使館を開設すると、トランプ氏は
 述べている。
(All Muslims who come in peace will be welcome
   to  visit and pray at the Al-Aqsa Mosque=
  "the Fartest Mosque".
上図の英文。 ) ​​


 ついて、パレスチナが「歴史的パレスチナ」と呼ぶ
 土地の15%で、パレスチナが管轄権を得ることに
 なると指摘した

​​・ エルサレム
イスラエルの不可分の首都であり続ける 」。
    聖地エルサレムをめぐっては、イスラエルと
   パレスチナの双方が領有権を主張している。
    パレスチナは、東エルサレム
    (1967年の中東戦争でイスラエルが占拠)が
      将来建設する国家の首都になるとしている。

​​
​​・ パレスチナ
完全に自分たちの独立国家を実現 」する機会を得る。
 ただし、トランプ氏は詳細をほとんど示していない。

​​
​・「 パレスチナ、イスラエルの誰も、
 住まいから追い出されない 」。
 イスラエルが占拠するヨルダン川西岸の現在のユダヤ人
 入植地はそのままとなることを示唆している。

​​・ イスラエルはヨルダン国王と協力 し、エルサレムの主要
 聖地「 神殿の丘 」の管理を現状のまま維持する。
 ヨルダンはこの場所を管理する宗教法人を運営している。

​​
​​​・ トランプ氏の地図でパレスチナに割り当てられた領土 は、
4年間、開発せずオープンな状態にする 」。
 その間にパレスチナは、合意について研究し、
 イスラエルと協議し、「 国家としての要件を満たす
 ようにする。​​

​​(2)​
トランプ氏の「和平案」の趣旨 by 中東調査会

​・ 首都 :​
 エルサレムはイスラエルの首都である。
 *パレスチナ国家の首都は東エルサレムの一部
 および分離壁の北部・東部の全域(カフル・アカブ、
 シュアファート東部、アブディス)に置き、
 パレスチナ国家がクドゥス
 (アラビア語でエルサレム)などと命名する。

​・ パレスチナ難民の帰還権 :​
 イスラエルへの帰還、帰化は認めない。

​・ 土地(水)と入植地 :​
 *パレスチナ国家は、1967年戦争以前の西岸地区・
  ガザ地区の領土に相当する土地を得る。
 *イスラエルは西岸地区の入植地を拡大せず、建設の
  計画を立てないが、現存の入植地はイスラエルの
  主権下に置く。
 *ヨルダン渓谷はイスラエルの主権下に置くが、
  パレスチナ人が所有・経営する農地の維持について
  は交渉する。
 *ガザ地区のパレスチナ人に同地区近郊のイスラエル
  領を与える。
 *域内の水資源はイスラエルの主権下に置く。
 *西岸地区内部及びガザ地区をトンネル・橋で繋げる。

​・ パレスチナ国家の主権 :​
 *イスラエルが治安上の責任を維持する。
 *パレスチナ国家は治安部隊を持つが非武装化
 (軍隊を持たない)される。
 *ガザ地区のハマースやイスラーム聖戦機構などの諸派
  を完全に武装解除し、同地区を非武装化し、
  イスラエルが全面的に管理する。
  ヨルダン川西岸地区の空域をイスラエルが管理する。

​・ PLOおよびパレスチナ自治政府(PA)への要求事項 :​
  イスラエルとの調整なしに国際機関に加盟しない。
 *イスラエル、米国に対し、国際刑事裁判所(ICC)
  などへの訴訟を起こさない。
 *イスラエルで収監されているパレスチナ人と殉教者
  への補償金を支払わない。

(3)トランプ氏の「和平案」の提示への対応

 パレスチナのアッバス議長は出席せず。
 イスラエルのネタニヤフ首相と、
「青と白」の共同代表ガンツ氏が出席


2.讀賣新聞の米国の中東和平案の説明










3.識者の見方

(1)トランプ大統領・・・
   米上院弾劾裁判の対象となっており、
   次期大統領選挙
でイスラエル寄りを
   明確化することで
キリスト教徒の取
   り込みを図り、さらには、
ユダヤ教徒
   である娘婿への愛情表現


(2)ネタニヤフ・イスラエル首相
   ・・・汚職疑惑を受けて居る、また、
   3月の同国の国会選で入植地を

   自国領に取り込みエルサレムの
   大半を自国領に取り込む策略で
   (1)、(2)は共通の利益にある。 
   政敵ガンツ氏がネタニヤフ氏
   を受け入れない政局混迷がどう
   なるのか


(3)パレスチナ、イラン、トルコ(ヨルダン、
   ヒズブッラー、ハマースは強く非難)は

   「イスラエルが占領と迫害の正当化を
   するに過ぎない策略」として断固拒否。
   パレスチナ大統領とハマス最高幹部は
   今までの闘争路線の対立から一転し、
   和平案拒否で連携しあうことを確認。
   ***
   アッバス氏はヨルダン川西岸ラマラで
   テレビ演説をし、
  「トランプとネタニヤフに告げる。
   エルサレムは売り物ではない。
   私たちの権利は売り物ではないし
   安売りもしない。
   あなた方の取引、謀略は通用しない」
   と述べた。
   ***


(4)サウジアラビア、エジプト、
UAE,
   バーレーン、カタールは米国の仲介の
   努力を評価




4.外務省資料などから、両国の特性を比較

​​

 (1)兵役:

       男子32か月,
       女子24か月
  (更に予備役あり)

(2)兵力:

       正規軍 16.95万人

    (陸軍12.6万人,
       海軍9,500人,
   空軍3.4万人)

      予備役 46.5万人

    (陸軍40万人,
       海軍1万人,
       空軍5.5万人)

​軍事

​​​​​ PLO​​=
パレスチナ解放機構


・ファタハ=ヨルダン川
西岸地区支配

(パレスチナ諸派)
・イッズッディーン・
 カッサーム旅団

・イスラーム聖戦の
 軍事部門クドウス中隊

・パレスチナ解放人民戦線
(PFLP)

・パレスチナ解放民主戦線
(DFLP)

・イスラーム聖戦 ​​​​
************

・ハマース=ガザ地区支配
イスラム原理主義組織ハマス
 は当初は、イスラエルがPLO
 に対抗する組織とみて支援し
 た。

 1990年にはPLOがイスラエル
 と
和平交渉を始めたため、
 対イスラエル強硬派の支持を
 集めた。

***********
​2011年にファタハとハマースが
和解。 ただし、アッバス議長とは 自治政府の正当性を否定する仲に あった。
    ↓
 <ファタハとハマース
   が中東和平案に
    拒否で一致>
***********

<ISILはファタハ、ハマース
 とも敵対>​



​​​

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Last updated  Jan 31, 2020 08:37:12 PM
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