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ギターネタばかりなのでたまにはバイクネタを。まぁこんな文章、誰が見ているのか、誰の為に書いているのかすら自分でも謎ですが(苦笑)このBLOGも7244日(開設日:2004/01/23)20年近く密かな自己主張という意味で成り立っているに過ぎないわけですが、元々はこのBLOGを書きだしたのは紛れもなくバイクに乗り出したからです。そして今もバイクは乗っているんですが、なかなか昔の様な自由さは無くなってしまったので、細く太くといった感じで乗っております。そんな中、通勤用に使用している原付二種のスクーター(ヤマハ シグナスX)。原付二種とは125㏄クラスを指しますが、昔と違って今の125はかなり高性能。言わばビックスクーターブームにあった250㏄クラスの性能は125㏄でありながら明らかに超えていると言えます。一般的にスクーターは「高燃費」「収納」「低維持費」というユーザーをターゲットにしたカテゴリーですが、ヤマハのスクーターは国内4メーカーの中でも走りにスポイルした考え方で作られていてバイクらしい走りが特徴です。通勤バイクは以前もシグナスX(2型)、BW'S X(逆車2型)と乗り継いできて、復活した通勤車はまたしてもシグナス(5型)そもそもヤマハスクーターのフラッグシップにはオートマチックスーパースポーツという考え方の親玉T-MAXがいて、走りのDNAはクロスプレーン型クランクシャフトを持つYZF-R1等から得ているので、125㏄とはいえ味付けは上位モデルから投下されています。 加速力や旋回性能等、なかなか125㏄としては面白い。スクーターなのに攻められるというのがイケてます。そしてカスタムパーツも豊富なので色々と触るのも楽しいバイクです。個人的には色々とやり過ぎたので、カスタムはこの辺で打ち止め予定ですが満足いく通勤車です。
November 25, 2023
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所有しているアコースティックギターはこの1本。偏った弾き方を続けてきた俺としてはフィンガーピッキングや複雑なコード進行、カッティングは苦手。つまるところ下手くそな部類です。この1本は歌うのも好きな自分に対して『弾き語り』をメインに考えて1本だけ持っています。そして、腕も無いのでこれ以上は増やすつもりもありません。何度も言いますが我ながらアコースティックギターを弾いてもエレキの弾き方になってしまうので上手くないです。それこそロックに弾けとなれば少々自信はありますが本来そんな扱いではないはず(苦笑) 巧い下手関係なしにアコースティックの音色が単純に好き。そして1本は持っておきたい。理由は言わばそれだけ。この Taylor 224ce-Koa Deluxe に関してはボディ材に全てコア。サペリのネックにエボニー指板です。クリアでハリがあり、スピード感があって低音域がドンとスピーディーに出る乾いた音が特徴とされていますが、まさにその通りで暖かい音(柔らかい)は出しにくい印象です。非常に乾いていてクリア。太い音ですがジャキッとした音。エレキで例えればレスポールではなくストラトキャスターといった感じです(伝わるかな) コード弾きしたときの真空管アンプで少しドライブした様な『ギャリイイイン』という音がめちゃロックで格好良いわけです。ストロークに対してキレが良い。 エレキはマニアックな部類に入る自分ですがアコースティックの世界は知識・経験共に乏しく。そこまで分かりませんが、音の良し悪しで捉えるとコア材の音が好きで購入しました。Taylorはどれも価格に対して音が良く品質も間違いないと感じます。エレアコでイコライザーも付いているので万能。そしてこの見た目・・・杢目フェチにはたまらん!
November 22, 2023
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マニアックですが今回は個人主観バリバリですがギターの材の話。その昔、自分も今ほど詳しくなかった時代は材料について考えたことなんてありませんでした。言わば種類だけ『アルダー』『マホガニー』『メイプル』『エボニー』そんな感じ。そして宣伝広告で使われる謳い文句で言う『良質な材を使用しています』という言葉。実際のところ、この『良質』って何を基準に考えてんの?ってことです。とは言え、俺は楽器屋店員でも何でもないので個人的な考え方なのは悪しからず。そもそも、当たり前ですがギターやベースというのは言わば木工品なわけです。その木材の音の特性やらを含めピックアップで拾い、アンプから出力される音が楽器の良さ。一部では『材の影響は基本的には無い。セッティングで決まる』というオカルトじみたネタもありますがもしそうであれば、そもそも木を使う必要性が無く否定する結果になりますので自分は信じていません。弦振動がボディ材や他箇所に反響し、一定の減衰を持って調整されることで個性が出ると考えています。事実、自分も20数年ではありますが沢山のギターに触れて音の違いは少なからず感じてきました。それが同じ年式、同じ型式、同じスペック、同じセッティングであっても音は違いとして感じられるものでした。自分の中での『良材』とは、メーカーが完成品として『こうあるべき』とイメージする音に対して必要とされ厳選された材であることを指すと感じています。その中でGOALが『ヴィンテージサウンドを取り入れる』となれば、その音を生み出す為にホンジュラスマホガニーやハカランダ等、当時は当たり前にあった材料も今では枯渇してしまった材、今では地球温暖化で育つ環境が変わってしまったことから必然的にヴィンテージ材こそ良質となってしまい高額で手に入れるのが難しくなってきます。ここで言う『良質な材』というのは、種類もそうですが木材をトーンウッドとしたときに『クオリティ(品質)』という目線でも厳しく目利きし、目的達成の為に必要な材。もしくは商売としてユーザーが求める材、即ち『格好良い』『欲しい』と感じる杢目であったり一定の人気や需要をもつ材は『良質』と表現されるでしょう。例えれば『10,000円の国産和牛』と『100円の輸入牛』とでは、そもそも餌や育て方が違い、見た目にも違えば脂の乗り方や味が違うのと一緒です。何を美味しいと思うかは個人差なので値段が高いから最高!というのは間違いでですが、比較的、高いものはユーザーが支払う価値がある費用対効果がある前提で流通し、商売になっているからこそ存在するので一定のラインで満足度が高い傾向にはあります。生き物である以上は間違いなく差はあると思います。ただし、一番重要なのは如何に良い材料であっても、どのように組み合わせて作るかというのが重要。それこそ、高級材だけぶっこめば美味い料理が出来るわけではなく材料の持つ特性を見定め、相性や組み合わせ、適切な調理方法があって初めて美味しいと言われる料理が出来る。楽器に関しても名前だけで上手な調理が出来ないメーカーの音は高いだけで音は良くないと思います(個人の好みの問題は勿論あります) 言わば調理人の腕が試されるのが楽器です。そういう意味で見ても全て違うのが面白く、魅力であるとも思います。自分好みの音を出してくれる個体に巡り合えたときの喜びは計り知れないなと感じますね。・・・という、好き勝手に語るだけの内容でした。※ネタに使ったKigoshi Guiterの詳細は下記 本当に素晴らしいギターです。
November 16, 2023
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何となくですが、今持っているギター達をまとめてみました。我ながら持ちすぎ・・・減らしたい気持ちもあるんですが手放したいギターが無い状況です。其々に良さがあり、個性がある。サウンドの個性ってのは一番大事です。ということで総集編です。■Gibson Custom Shop 1959 Les Paul Standard ‘14年製 Lemon Burst Murphy Aged HAND SELECT2014年製カスタムショップのマーフィーエイジド&ハンドセレクトをベースにゲイリー・ムーアの愛器 グリーニー仕様へカスタマイズした本器。 ピックアップ(カスタムバッカー)は逆付けになっていてフェイズサウンドを楽しめるわけですが、そんなのは大して重要な部分ではない。とにかくコイツはボディの生鳴りが凄まじく、全身を震わせながらアコースティカルに鳴ります。 太く枯れたサウンドでキレがあるのに柔らかい。見る角度でプレーンに見える程に動く複雑な杢やフレック、密度ありまくりなマホバックやローズ指板等、組み合わせられた木材の質、そこから生まれる音、激渋の見た目も奇跡的で最高の組み合わせが歴代最高の当たり個体だと感じている珠玉の1本。 購入後の仕様変更はバンブルビーレプリカから本物のバンブルビーへ交換。 ※詳細はコチラ■Gibson Custom Shop 1959 STD HAND SELECT2014年式のスタンダード1959ハンドセレクトで豪華なトラ杢が派手な本器。エイジドではなくVOS仕上げです。重量が4.0kgジャストで明らかに硬そうなトップ材の影響もあり、ローミッドがしっかり出つつもアタックがボケないので歪みに強くロックに向いています。ピックアップやコンデンサー等は何度も仕様変更しましたが、今はK&Tピックアップ(WEEP)に落ち着いて高解像度で良質なレスポールサウンドを奏でてくれます。クセなく万能タイプでクリーン~ハイゲインまで使いやすいギターです。 ※詳細はコチラ■Gibson Custom Shop 1956 Vintage MOD2013年式のカスタムショップ1956をベースに魔改造が施された1本。 ピックアップのP-90含む電装系は全て1950年代のリアルヴィンテージに変更、ボディもアーチ修正とブラスパウダー塗装やエイジングが施されています。見た目は普通ですが手間暇かけて仕上がっているギター。購入した時には既にこの仕様になっていたので変えたのはノブくらい。意外にも音はハムバッカーよりも太く元気でガッツあるサウンド。生鳴りもデカくクリーンサウンドのメロウさ、歪ませたときは特にフロントのトーンが段違いに美しい。弾き込んで見た目を更にボロボロにしたいので使用頻度高めです。 ※詳細はコチラ■Bizen Grain Arched Top Jacaranda Neckホンマホボディにハードメイプルトップ、ハカネック&指板とセレクトされたハイグレード材を贅沢に採用したGrain。 『レスポールにハカランダネック』というコンセプトで製造され、ボディはBurn℮d同等の厚さ(分厚い)に設定しています。 当初は幅広い万能型でしたがレスポール寄りの特性にしたくなり、ピックアップをジミーウォレス、コンデンサーをグレイタイガーNOSに変更。出音はレスポールのヴィンテージ系トーンですが通常存在しないスペックから生まれるスピードとクリアさ、高い解像度とレンジがあり、響きが良いのでリバーブが無くても余韻に浸れます。歪ませたときのサウンドもバイイィーン!と異次元の官能サウンド。ある種の完成形です。 ※詳細はコチラ■Navigator N-LP680国産レスポール系ではハイエンドな部類に入るESP直系 Navigatorのカタログ非公開フラッグシップモデル。ボディ&ネックはホンマホでトップは角度でギラギラに動きまくる5Aハードロックメイプル、指板はニューハカランダ(ホンジュラスローズ) 現物を見ると一番派手に見えるのがコイツです。正式な重量は不明ですが恐らく4.2~4.4kgはある印象で結構重いです。音は枯れていて比較的かたい傾向ですが耳障りではなくジャキっとしたキレの中に丸みがあります。音が太く倍音の乗り方も格好良いギターです。元はダンカンのピックアップでしたがギブソン カスタムバッカー、コンデンサーをタイガーNOSに交換。 ※詳細はコチラ■mini Les Paul MODグラスルーツのミニギター。子供用に中古で買いましたが遊び半分でカスタムの餌食にしてしまった1本。ピックアップを定番のダンカンJB、コンデンサーをオレンジドロップ。他、配線をスムージング化してトグルスイッチ(ダミー)を結線しダイレクトスイッチ化。トーン変化した音とダイレクト音を使い分けることで2ピックアップの様なトーンチェンジを可能としてみました。牛骨ナットとロックペク、エイジングが施されています。フロント部はスピーカーのまま音が出るので本体のみで演奏も出来ます。調整にはとことんこだわり、アンプに繋げばミニギターとは思えない素敵な音を出します。 ※詳細はコチラ■Kigoshi Custom Guiter KT-Special木材を削り出すところから全て手作業という時代に反するアナログさで生み出される木越ギター。そんな中でハカランダネック&指板を採用したフラッグシップモデルがKT-SPECIAL。シンライン構造が故にエアー感があり、ソリッドボディとは違う暖かさを感じることが出来ます。ハカランダ材 極太ネックは音の芯を消さず豊かな倍音と発音の良さをプラスしていて、音は太く、いなたくも扱いやすい。スピード感も抜群で、この見た目に反してヴィンテージギブソンに通ずる複雑で美しい音色を持っています。なかなか出会えないトーンが素晴らしく、もう一本欲しいくらいに大いに気に入っている1本です。 ※詳細はコチラ■Killer KG-PRIME Signature 2014 verジャパメタを愛し、とりわけLOUDNESSのギタリスト AKIRA TAKASAKIは尊敬しているが故に手に入れたKG-PRIME’14。 軽量なセレクテッド アッシュボディにメイプルネック。ピッキング後の発音の良さとスピード感は持っている中では最速です。購入後はピックアップを高崎晃モデルへ変更。ストラトを図太くしたような音でボディ全体を震わせて鳴ります。クリーン~クランチはストラトに近いクリアさと硬質さを持ち、ドライブサウンドではローミッドを拾いながらも抜群の分離感で突き抜けるサウンド。メタルを弾くには気持ち良くて仕方がないギターです。 ※詳細はコチラ■RANDOM STAR “THE RED LEGACY”AKIRA TAKASAKI と言えばこのランダムスター。初期に使われていたランダムスターの現在を完全再現して復刻した35周年記念モデル RANDOM STAR “THE RED LEGACY”です。このモデルの為だけに製作されたブリッジ(フリッカーI)や本人所有器同様に演出された百戦錬磨の傷は数々の伝説を渡り歩いてきた名器の今として見ているだけでワクワクしますね。 単にコレクターズアイテムかと思いきやサウンドが素晴らしい。 まさに1980年代の『THUNDER IN THE EAST』で聞けるサウンドに酷似した音を出します。KG-PRIMEが現代、ランダムスターは過去の全盛期といった印象。通常ランダムスターよりもミドルが出ていて、歪ませずともガランと乾いた存在感のある太い音を出します。ただ、フリッカーIに関してのチューニング調整は安定するまでマジ面倒くさいです。 ※詳細はコチラ■Taylor/224ce-Koa DLX全面にコアを使用したテイラーのエレアコ。杢目マニアの自分としてはこの上品で派手な見た目の良さ、クセの強いコア材の音に惚れ込んでテイラーの下位グレードから切り替えました。この手のギターは弾き語り程度しか弾く技量が自分には無いので持っているのはこの1本のみ。音は発音が良くキレも抜群で、ジャラ~ンと掻き鳴らしたときにドライブしたかのようなドンシャリ感が格好良い。一般的にイメージする暖かい音ではありませんが、エレキでいうクランチサウンドのような暴れ方をするドンシャリサウンドが気に入っております。とは言え、今のところ日中に弾ける余裕がほぼ無い為、最近はまったく弾けていません(汗) ※詳細はコチラ
November 3, 2023
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たまにネタにするBizenWorks。そんな中で所有している Grain Arched Top Jacaranda Neck -Lemon Burst- いや、持ってるギターは全部好きなんですがこのギター。本当に良いんです。『良いギター』の定義って何かって考えた時に、俺の場合は『表現の幅』だと勝手に考えています。ピッキング強弱や弾く位置での音質変化、そういう表現に対して柔軟に応えてくれるかどうかが最も重要な部分では無いかと感じるわけですね。この辺はピックアップ性能や出力するアンプも同じことが言えるんですけど、ギターの場合は、全体の組付けやバランスが大切で、そもそもの弦振動を効率良く伝えられるかが肝ではないかと。そのギターを製造するときにどんな音を求めたのか、弾いた時に『コレを狙ったのか』とユーザーが実感できるクオリティまで仕上がっていれば最高。木材グレードの良し悪しというのもありますが、素材が良くてもクソまずい料理になっては意味が無いように、素材の良さを使いこなせているかどうか。『良くない』とされるギターはそこまで考えて作られていない傾向があります。たま~に奇跡的に良く出来ているのがアタリ個体なんて言われています。話は戻りBizenWorksのギターは『音づくりのコントロール』が非常に上手だと思います。調理が上手と言った方が分かりやすいかな。 つくりの精度は勿論、組み合わせる素材の目利きで音のイメージが出来ているのか、非常にコクがある音です。このGrainの場合、一般的なレスポールと同等のボディ厚にテールピース、ネック、指板をハカランダ、そしてスケールはPRS同等というセットアップ。ネックセットはフロントピックアップ下まで延長されたボックスジョイントを採用しています。見た目こそレスポール系ですが単純なレスポールの音ではありません。ヴィンテージの様ないなたさを持ちながらも綺麗で繊細な印象を受けました。悪く言えば出音が綺麗過ぎるとも言えますが、Bizenにしか出せない深みがある。これが『Bizenだからこその音』として唯一無二だと感じます。個人的にもう少しだけ、いなたさが欲しかったのでピックアップをジミーウォレスのPAF(ピックアップ)、コンデンサーをグレイタイガー(コンデンサー)&ハイパスコンデンサーを撤去して更に王道寄りに調整しました。相性バッチリで気持ち良く鳴ってくれます。
November 1, 2023
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