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空港でこけて、この歳になり膝小僧をすりむいたSalaamです。ご無沙汰しております、こんばんわ。無事出張からも帰国し、再びイエメンの話へ。イエメンは広大な国です。日本の1.5倍もある国土をたった一週間で見ようと思うのは若干無理があり、しかも観光要所はあっちこっちに散らばっているので全部見ようとするのは非常に困難。物価の安いイエメンとは言え、一人で車をチャーターするとなるとそれはそれで結構な金額になる。しかし私はラッキーだった。ひょんなことから知り合った貧乏旅行中のポーランド人に遭遇。彼らもやはり一銭でも安上がりにしたかったらしく、意気投合した私は彼らと一緒に車をチャーターし、一路東へ。五日間(私は最後の日は一緒ではなかったが)3000キロ近い行程を爆走しまくり一万円は決して悪くないと思う。バスを利用すれば1000円くらいで済ませられたのだろうが、私は悲しきかなサラリーマン。来るのか来ないのかすら解らないバスは延々と待てない。初日は東へ直線距離にして約600キロ離れたサユーンと言う街を目指す。もちろん、道は直線ではないので実際は1000キロ程離れているだろう。アラビア半島と言うと砂漠を想像する方も多いでしょう。しかし日本の1.5倍もある国土はさすがに色々と変化する。サナア周辺は山岳地帯だが、日本の山岳地帯とはだいぶ異なる。基本的に降水量の少ないこの地域。緑は非常に限られている。まさに「荒野」と呼ぶに相応しい。荒野といえど刻々と変化する車窓を眺めるのは楽しいものだ。イエメン人ドライバーにポーランド人バックパッカー四人と私。共通の言語はない。これもまた旅の醍醐味だろう。
August 31, 2005
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本当はイエメン旅行の続きを書きたいのです。そう、書きたいのはヤマヤマなのです。しかーし!今日は実は出張中です。んで、今日持ってきているノートパソコンの中にはイエメンの写真ファイルを入れておりません。申し訳ないです。ってな訳で先日書いた通り酒好き、特にビールな私。ってな訳でずーっとノートの中に入ってたビールを紹介します。今日紹介するのはインドのビール。その名もマハラジャ!ちょっと見辛いですが、コテコテのマハラジャの絵があります。インドのビールと言えばキングフィッシャー(その内紹介しますかも)と思っていたのにひょんなところで発見。味は意外や意外、カレー風味ではございません。カレーは冗談としても、何の変哲もない普通のビールなんですよ。ちょっとばかりクセはあるけど、全く許容範囲。考えようによっちゃ、カレーのようなのに合うスッキリ系ですね。珍しくインドの話でもオチがない!
August 30, 2005
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イスラム国家を旅するとアザーンを耳にします。アザーンとはイスラム教で義務付けられている一日五回のお祈りの時間に「さぁ、お祈りを始める時間だよ」と呼びかける号令。モスクにある塔からマイクとかで呼びかけます。人によってはこの大音量が不快だそうです。でも私は大好きなんですよね。あの独特な言い方が音楽のように聞こえてとても心地よいです。特に夜更けのアザーンは心を落ち着かせてくれます。一日中歩き回って疲れている私には子守唄のようにも聞こえます。逆に夜明けのアザーンは目覚まし時計のようなもの。かなり早朝に聞こえるのですが、家で使う目覚ましとは異なりその音に嫌気を感じる事はまず皆無です。あ、そうだ今私はイエメンにいる…と気持ちよく目覚め。この日泊まった宿からはとても近くでアザーンが聞こえたのでどこだろう?と思い、探してみました。こんな感じで本当に街の至る所にモスクがあるんですよ♪
August 29, 2005
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無類の酒好きである私がイエメンで一番困った事。それは言葉でもなく、人でもない。そう、イスラム国家イエメンではさけの入手が困難!高級ホテルのバーにでも行けばのめるらしいが、生憎私はそんなお金も、服装も持ち合わせていない。仕方ないので街をうろつく。するとイエメン人で大繁盛中の店を発見。どうやらジューススタンドの模様。イエメンでは各地でこのようなジューススタンドを見る。店の外につるされているマンゴー等の果実をその場で絞ってくれる。これがめちゃめちゃうまい!身を丸ごとジュースにしているのでとても濃厚。私のお気に入りはマンゴージュースとレモンジュース。彼らはレモンと言うがどう見てもライムのジュースである。しかしこれらを飲むにあたって個人的に覚悟を要した。そう、マンゴーもライムも丸のままミキサーへ。皮をとらず、皮ごとなんですよ!しかもしかも!洗った、それ?勢い良く氷とミキサーにドボドボと入れる。セイ!セイセイセイセイセイ!ペットボトルの水なんて見えねぇぞ?その氷、水道水じゃねぇだろうな?そんな私の心配をよそにジュースを飲み干していく私。今でも無事生きているってことは平気なんでしょう。みなさん、イエメンでは是非ジューススタンドのジュースを!毒見なら私がしましたから!
August 28, 2005
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NHKの世界遺産紀行でシバームって街について放映してましたね。あれ、見られた方いらっしゃいますか?そのうち書くと思いますが、私も行きました。先にテレビでやられたので私のブログじゃちょっと味気ないかもしれませんが、その暁には是非見に来てください(笑さてさて、今日の写真はイエメンの旧市街です。この写真は旧市街を貫く舗装された道路です。旧市街の中ではわりと綺麗な部類に入ります。もっともほとんど車専用道路な感じなので汚くなる要素があまりないというのもあるのですが。ところでみなさん、サナアってどんなところだと思いますか?サナアは砂漠地帯に隣接しているものの一応山岳地域。雨も一応降り、私の行った7月の降水量は1.9mmだそうです。しかし、ここで問題が発生するのです。一般家庭用の下水は辛うじて設備されているものの、街中の一般下水設備は皆無なんです!え?一般家庭の下水がしっかいりしてればいいじゃんて?みなさん、雨が降ったら大変なんですよ!乾燥地帯なので地面は水をなかなか吸収しません。しかも排水溝がないため、雨が降ったら道は途端に水浸し。道が本当に「川」になるのですよ?この写真の道もまさに川になります。ホテルに帰ろうとして「え~、二つ目の角を右」なんて覚え方をしていたら「あれ?川なんてあったっけかな?」となるので要注意!
August 27, 2005
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旅に欠かせないのが食です。私はどんなに短い日帰り旅行でも食は欠かせない。それ程食は大きな部分をしめます。アラブ料理はどんなものだろう。実は旅行する前にアラブ世界で食事はさほど期待できないと聞いていたのであまり期待はしないでいた。街行くお兄ちゃんに聞いてみる。「飯、うまい、どこ?」お兄ちゃんはしばらくきょろきょろし、一軒を指差す。どう考えても一番最初に視界に入った店を紹介されたが地元の人が言うのだから間違いなかろう。珍客に一瞬店の人の視線が集まる。そして店のおっさんが注文を聞きにきた…と思う。「↑○√♪&&@∇Ж?」解んねぇ(T∀T)とりあえずお互い共通の言語が話せないことを確認した。おっちゃんは俺に食堂の中で他の人が食ってるものを次々と見せて「これか?」「これか?」「これか?」と聞く。そして結果出てきたのがこれ。食べてみるまでこれがなんだか解らない。少なくとも米が主食なのはなんとなく解った。しかしピンクのペーストや肉の塊、スープは一体何だろう?百聞は一口にしかず。食べてみます。うまい!何かの肉のスパイシーさ具合といい、辛目のスープといい。手前のピンクペーストは酸っぱいけど何かの野菜だと思う。そしてご飯もとても美味。全て平らげた後に気付く。結局俺が食べたアレは何だったんだろう?
August 26, 2005
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しょっぱなからかっこいい文章調で書いたためボケるにボケれず困り果てているSalaamですこんばんわ。実はサナアの旧市街は列記としたユネスコの世界遺産。それもそのはず、実際人が住んでいる街の中では世界最古とも言われているくらい伝統ある街なのです。って言うか、彼らの住んでいる家々も全部こんな感じ。路地は迷子になりたくば入るべし。複雑に入り組んだ路地、方向感覚のない人は確実に迷子になります。以前どこかでも言いましたが、私の趣味は知らない街で迷子になる事。ここでは迷子を満喫した後も迷子が続き、若干あせりました(笑さて、旧市街やイエメンの地方都市の家々の多くはこんな感じです。レンガ造りで、窓の外枠やポイントポイントに白い縁。子供が絵に描いたような家が並んでいる光景はとてもかわいい。これがイエメンの伝統的な建築様式なのだ。家の中は一階が家畜、そして中間層が住居、最上階が応接間だ。いわばイエメンの柴又。いわばイエメンの泉佐野。なのに街のど真ん中に農園。高地で荒地のサナアの真ん中に、こんなわずかな緑でも緑があると癒されます。本当にサナアでは緑を見かけないんですよ!↑無理やり緑を使う(笑↑
August 25, 2005
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イエメンに到着し、無事宿も確保。落ち着きがないのは日本でもイエメンでも同じ事を実感。一休みもせず旧市街探索と同時に旅行許可証を貰いに行く。イエメン国内では外国人が旅行するにあたり、観光警察局発行の旅行許可証たるものが必要なのだそうだ。そんな事もあり、一般的にイメージの沸かない国でもあり、中東であるため何かと日本ではイエメンが危険な国と勘違いされている。しかし、実際イエメンや中東は危険だろうか?バグダッドやアフガニスタンと内戦状態の国が多いのも否めない。しかし実際旅をして頂ければそんな誤解は払拭できると思う。イスラム教徒は平和を愛する人々であり、テロリストに対して彼らは彼らなりに複雑な心境を持っている。イスラムの教えの中に「旅人を大切にするべし」との教えがある。こんなエピソードがある。とある日本人観光客がパスポートを紛失した。青ざめた彼は大使館に電話し「パスポートを盗まれた」と告げる。しかしイエメンにはパスポートを売りさばく闇社会や市場はない。実際、彼はパスポートを前日泊まった宿に忘れていたらしく、その宿の主人が砂漠の中を2時間程すっとばしてわざわざ次の泊まる宿まで届けに来ていてくれたのだ。実際私のような貧乏旅行人にも本当に敬意をもって接してくれる。そんなとある少年をここでは紹介したい。サナアの旧市街は美しい。そんな中歩いていた時に私は彼と出会った。歳の頃16位だろうか。黄色アジア人である私に興味があるのは明らかだ。「アッサラームアレイクム!」挨拶をしてみると彼はカメラを指差し、私について来るよう言う。片言のアラビア語しか解らない私なので聞き間違えたと思ったが、彼はおもむろに民家へ入るよう即す。が、階段を数段上がった時、彼は私を制し何か奥に叫ぶ。「母。母。」と私に言う。そう、ここは彼の家であり、家族以外に素顔を見せてはならないイスラム教の教えを守るため、母に私が家に入りつつある事を知らせていたのだ。彼に即されて私は家の屋上に上がる。そして彼は町を指差しながら誇らしげに「美しい」と言う。確かに美しい。私はしばし立ち尽くす事しかできなかった。大学時代、テレビで世界遺産であるサナアの旧市街が紹介されていた。当時、一生この国に行く事はないだろうと思っていた。そして今、俺はここに立っているのだ…。無我夢中でシャッターを切りしばし町を眺める。そして、感動の名残惜しさを感じながらも民家の外へ戻る。仮にここがインドやカンボジア、中国等であればここで確実にチップを要求されただろう。しかし彼は満面の笑みで「じゃぁ…」と別れを告げる。確かにイエメンは貧しい。しかし、彼らは自分の国、街、そして文化を誇りに思っている。到着して半日もしないうちに私はイエメンの虜になっていた。
August 24, 2005
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関空、ドバイと飛行機を乗り継ぎまくる事まる一日。やっとこさやって来ましたイエメンの首都サナアです。さて、実はサナアは非常にややこしい名前なんです。なぜかと言うとバグダッドとかドバイみたいにメジャーじゃないのでアラビア語表記の名前の一般的な日本語、もしくは英語の表記がイマイチ一本化されてないんです。「サナア」「サナー」「サヌア」「サンア」等々。みんな好き勝手言っちゃってます。そんなややこしい首都を持つイエメン。場所はサウジアラビアの南にある、アラビア半島の最南端です。なんでそもそもこんなところに?もともと中東やイスラム文化に興味を持っていた私。JALのマイレージを見てみたら結構たまっているではないか!ドバイからどのあたりまで行けるかなぁ?と思って見てみる事に。そしたらなんとドバイから「中東2」地域までならビジネスクラスでいけるではないか!と言う事実が発覚。どうせなら一番遠いところと思い一番遠い所がサナアだった。よくよく考えるとなんともアホな理由ですよね。皆様の周りにこんなアホな理由で旅行きめる人、いますか?いたら是非紹介してください。友達になれそうです。さて、行き先が決まったので色々と調べてみました。その昔、ヨーロッパ人はアラビアの世界には三つのアラビアがあると言っていたそうです。北部、現在のシリア等周辺を「岩のアラビア」中部、現在のサウジ等周辺を「砂のアラビア」南部、現在のイエメン周辺を「幸福のアラビア」おお!なんとロマンチックなんだ!ってな訳でオフィシャルな旅行理由は「幸福のアラビアに幸福を補充しに」です。
August 23, 2005
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飛行機の中で延々とコーランを聞いていた私が言うのもなんなんですが、ドバイの空港はついたときから異国情緒たっぷりなんです。成田空港とか香港空港とかみたいに世界中どこも同じだなぁ…と思わせるような空港とは一味違ったドバイ空港。やはり異国情緒を感じさせるのは文字ですよね。案内板がアラビア語だらけなんです!実は私、一応アラビア語読めるんですよ。この看板には「アルブアバートゥ」と書いてます。…。……。………。しまった!文字は読めてもその意味が解らねぇ!とまぁ、こんな具合で非常に役に立たないアラビア語能力。もう一つドバイ空港が異国情緒たっぷりな理由。看板の後ろを見ての通り、建物の内装もアラブ調なんです。しかも野暮ったさがなく、さらっとさりげなく自然に。でもところどころ蛍光灯が切れてたりするのはご愛嬌。ドバイの空港で有名なのと言えば宝くじ!なんとここの宝くじ、高級自動車が当たったりするんですよ!あたると、自動車本体、自分の住んでいるところまでの輸送量、必要な税金等の諸経費、何から何まで全部このドバイ空港もちで!さすがです。でも一枚500ディルハム(約15000円)もするんだよね!これって旅行中の食費より高いんですよ!
August 22, 2005
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昨日エミレーツ航空について色々と書いたらテンテンスターズ様が「機内食の写真がみたい…」との事。偶然機内食の写真も撮ってたのでご紹介いたしましょう。最初っから断っておきますが「これはなんて言う食べ物?」と聞かれましても私ゃ知りません。本当は機内で配られたメニューが面白かったので持ち帰ったのですが、失くしてしまいました。「アラブ風のはどれ?」と聞いて選んだのでアラブの何かです。ちなみにこの機内食はサナア→ドバイの昼食です。まぁ物珍しいし、おいしかったですよ。でも正直な感想を言うのであればビジネスクラスの食事はエミレーツよりJALの方がおいしいですね。ちなみにメニューについて。エミレーツ航空はアラブ首長国連邦って国の会社。エミレーツってのは「首長」って意味なんだと。で、ここらはイスラム圏。でも超国際的航空会社であるエミレーツ。英語のメニューには様々なワインが掲載されてます。でもアラビア語のページを見るとワインメニューが省かれてるの。すごいよね、さすがイスラム教!
August 21, 2005
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基本的に出張はJALに乗って行ってるSalaamです。だからたまに旅行とかで他の航空会社に乗ると面白い。今回はマイレージもそこそこたまったのでJALマイルでエミレーツ航空に乗って行く事に♪本当はマイレージで乗る枠がなかったんだけどJALのマイレージセンターのお姉さんが色々としてくれて乗れないはずの便にも乗れた!さて、このエミレーツ航空ですが世界的には結構有名。なんでも様々な賞を受賞している航空会社なんだとか。がぜん期待してしまいます。実際乗ってみると本当にいいの!乗務員はみんなフレンドリーだし、飯もうまい。さらに座席のテレビはタッチパネルだし、席の感覚も広め。エコノミークラスは今まで乗った航空会社の中でもピカイチ!ドバイから先のビジネスもJALに負けじ劣らずでした。個人的に気に入ったのは飛行機の中で星空が見れる事。いや、飛行機の外じゃないですよ、中ですよ!ビジネスクラスとファーストクラスは天井一面が星空なのだ。でもエコノミーは1パネル置きに星空(笑乗務員の方曰く「一つおきでしょ?あれは経費削減なの(笑」。驚いたのは音楽とか映画とか全部で900チャンネルあるの!日本の最新ポップスから韓国、中国、インド…の最新チャートまで。いやぁ、おそれいりました。ちなみに私は松崎しげるの「愛のメモリー」を聞いた後はずーっとコーランの朗読を聴いてました。気分は到着前からどっぷりアラビア!
August 20, 2005
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今回の中国旅行は一体何をしに来たんだ?そう言いたかった。もともとの渡中目的は8/15の日記に書いた通り。しかもその目的も結局果たせないと知ってて渡中。しかーし!ここは中国。さらに予測できない事態が待っていた。私が到着したのは29日の夕方。そもそも昼過ぎ着だったのですが、中国南方航空が遅延したので。それ故、29日は近くのデパートの食堂街で。30日は母親と叔母を迎えに行き、その後家族で食事の予定。しかーし!3時20分に到着予定の中国国際航空が6時間近くの遅延。12時頃にちらっと昼食を食べて空港に向かった私ですが、結局母親と叔母が出てくるまで待つ事8時間。父親の家についた頃には既に日付が変わる頃。外食は断念し、残り物をつまむ程度。31日には早朝に出発する便だったのでもう何もできない。楽しみにしてた豪勢な中華料理もなし。友達へのお土産を買う時間もなし。大連動物園のパンダを見る時間もなし。本当に空港でボーっとしただけで帰国した大連旅行でした(T-T)だから母さんにはケチらずJALかANAにしろって言ったのに。何しに大連まで行ったんだ?
August 19, 2005
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15時間ぶっ通しで寝て、今起きたSalaamです。おはようございます。さて、一回でも中国に行った事のある方ならばタイトルの意味は一目瞭然だと思います。そう、中国人の多くは「自分さえよければいい」派。国の名前だって「中華人民共和国」にする程。だって中華って世界の中心って意味なんですよ!世界の中心人民共和国。さて、そんな事を顕著に表す写真がこれ。なんだか解りますか?これ、大連空港の到着ロビーへの出口なんです。到着した旅客はここから出てきます。訂正。到着した旅客はここから出てこようとします。写真なんで遠近感が表現しにくいんですが、これらの人は若干前後してますが、基本的に一列です。出入り口を人の壁が塞いじゃってるんですよ。この日私到着する母と叔母を迎えにきたのですが、母も叔母もどうやって出てくれば良いのか混乱していた程。それもそのはず。到着ロビーへの門を境に外側では出迎えの中国人の山。内側では到着した中国人が入るに出れずに壁をなしてる。集団ハナイチモンメ状態なんです。警察官の兄ちゃんが道を開けろと言ってもその道は2秒でふさがる。素晴らしい程自己中な中国の一コマです。ちなみに中国に単身赴任していた父親に言わせると「世界の中心人民共和国」ではなく「世界は自分だけ人民共和国」なんだそうです。漫画のキャラだとほほえましいが、国だとこまったちゃん。まさにジャイアン。
August 18, 2005
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大連は中国の中でも多くの日系企業の工場があります。したがって町のいたるところで日本語を目にしますし、実際日系企業で働く中国人スタッフの多くも日本語を勉強していたりと日本語熱は強く感じ取ることができます。そんな事が理由か、大連の絵葉書セットを購入すると一枚一枚に英語と日本語でその写真の説明がされております。今日ご紹介させて頂くのはそんな大連の絵葉書から抜粋。評論日本語の字体も文法もまったく問題ないのですが、根本的に何かが間違っているように思えてなりません。メルヘン。おそらくメルヘンなのは夜景ではなく著者の脳内でしょう。もう何も言うまい。
August 17, 2005
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久々の声に出したい日本語シリーズです。大連のマッサージ店は青や赤、ピンクのネオンを多用します。で、街そのものは日本と比べると格段に薄暗いので、夜にでもなると微妙に如何わしい雰囲気が漂う街に豹変します。もちろん、これらのマッサージ店は風俗とかとは無関係で、本当に純粋なマッサージ店です。さて、そんなマッサージ店の看板でこんなのを発見。評論とても綺麗に書けた字体だと思います。でも非常に残念な事に音を伸ばす「ー」が横向きのまま。改めて日本語の難しさを実感させてくれる一品でしょう。横書きの状態でしたら「マッサージ」ですが縦にすると?この看板の日本語を書いてあげた人はここではマッサ|ジと書いてあげるべきでしたでしょう。って、んな訳ないだろっ!
August 16, 2005
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本場の中華料理と言っても中国は広大だ。米を主食にする地域もあればパンを、麺を主食とする地域もある。肉を中心にする地域や、魚を中心にする地域や。辛い味付け、甘めな味付け、薄い味付け、濃い味付け。本当に多種多様である。ええ、ご想像の通り中国に行きました。行き先は東北部遼寧省にある大都市大連。会社の視察(?)も含めてだけど一応私用。中国に単身赴任してたのですが、そろそろ帰国するって事でその前に家族全員で中国に集合しましょう!って話。しかし!まとまりのない我が家。私がまず一人で渡中し、翌日に母と叔母が渡中。その翌朝には私が帰国し、その午後に妹が渡中。ん?家族全員そろってないじゃん!さてさて、前置きが長くなりましたが中華料理です。大連の中華料理は海鮮料理なのですが、それは母親の来る翌日までお預けです!父親と父親の会社の通訳のお姉さんの三人で近くのデパートのフードコートに夕食を食べに出かける。中国でも田舎に行きますとその地域特有の料理しか食べることはできませんが、大連は大都会です。ここでは坦々麺から韓国料理まで色々と食べれます。でも一番のお勧めはやはり大連と言えば鍋です。お店であれとこれとそれを食べたいといい、それを適当に鍋に入れてもらい、煮てもらいます。飲み物ですか?やっぱり中国に来てるんですから青島ビールです♪ただ中国の中華料理は日本で食べる中華料理とは違います。「あれ?ちょっと味付け違うかな?」と思う程度から「何じゃこりゃ?」と思ってしまう程違うものもございます。今度別な機会に紹介しますが、特に麻婆豆腐は全然違います。やっぱり中華料理は大勢でワイワイ言いながら食べる方がいい♪
August 15, 2005
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海外とか出張、旅先の話を期待された皆様、申し訳ないです。実は私、最近パソコンを買い増したんです。んで、写真が全部前のパソコンに入ってるんです。ちょっと今日は写真ファイルを移し変える元気がない。って事で今日はちょっとだけ愚痴を。明日からはまた旅日記に戻ります。私は今どこに投票するべきか迷っている。郵政民営化には賛成している。むしろしなければならない。総務省になる前の郵政省は当時の22省庁の中で最も使途不明金等の無駄遣いが多い省でした。そして現代社会では郵便局を使わなくともほとんどのサービスをその他民間企業で行える。確かに過疎地域等極端な田舎では困難が生じるかも知れないが、全ての人に利便性を!と言う理想論はまかり通らない事を理解して貰わなければならないと思う。自民党には投票したくない。族議員だらけで自分の権力を維持するために国に不利益なことを平気でやってのける党は私は信用できない。公明党には投票したくない。政教分離を掲げる日本において、政教分離に真っ向から反対の方向に進んでいる党に投票なんかできない。民主党には投票したくない。郵政民営化に反対している時点で賛同できないし、なんでもかんでも反対ばかりしている党に与党は与えたくない。共産党には投票したくない。例え最も有言実行している党とはいえ、真剣に日本の共産主義化を考えている党は論外。社民党には投票したくない。共産党とほとんど同じ理由。社会主義は経済を衰退させることは既に立証済みだし。国民新党には投票したくない。亀井静香のような民間企業の方針に茶々入れたりする人間がいる党は健全な経済発展を阻害する。そもそも郵政民営化にも反対しているし。新党日本には投票できない。まだ何をしたいのかまともに発表していない時点で投票はできない。まずはマニフェスト作りからやり直し!新党大地には投票したくない。そもそも国会議員って国政をやる仕事なのに地元への利益誘導を掲げている鈴木宗雄に投票する人間の心理は理解できない。論外。と、こうやって見てみると投票したい党がない。しかたねぇ、俺に総理やらせろ!
August 14, 2005
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日本語は世界的に見るとマイノリティー言語です。母国語、公用語、一般生活で使う国もしくは地域は日本だけ。戦時戦前に強制的に学習した場合を除いて幼少の頃から日本語を話すのは日本人だけです。しかし不思議な事に世界中のいたるところで日本語は目にします。そしてここカンボジアでも。どこの誰に書いてもらったのかは解らないが汚い字で書かれた日本語、もはや日本語になっていない日本語は日々「声に出したい日本語シリーズ」で紹介しております。しかし逆に綺麗字体でまともな日本語は稀です。カンボジアの空港でのワンショット。空港のカウンター案内表示で堂々と日本語が使われてるんです!今回の旅で私の乗ったバンコクエアウェイズには日本人の客室乗務員までも乗ってます。いかに多くの日本人がアンコールに旅行するかが伺えます。また、日本人観光客の落とす利益も単価として高いのでしょう。しかし今日の便にはどう見ても日本人は私だけ。ひょっとして日本人乗務員も案内表示も全部俺のためだけに?俺ってVIP?
August 13, 2005
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シェムリアップは朝焼けと夕焼けが美しいことで有名です。そんな写真撮るのは上手じゃないんですけど、色々と写真を撮るのは大好きな私。最近はデジカメが主流で特別美しい景色が予測される場合を除いて一眼レフは持って歩きません。でもシェムリアップの朝夕焼けを納めたいと思い今回は持って行きましたよ!マイ一眼レフを♪しかし問題なのは今が雨季である事。美しい朝夕焼けは澄んだ空が絶対条件。しかも地平線からずーっと雲が無い状態で無ければならない。太陽と自分のいる間に雲があると太陽光線を遮っちゃうんです。雨季は一週間ずっと雲がかかる事も珍しくない程雲だらけ。じゃカンボジアで綺麗な写真を撮りたかったら乾季がいいのかな?実はそう単純な問題でもないんですよ。乾季だと逆に一滴も雨が降らないんです。極端な天気だなぁ…。んで、それ故あたり一面もうもうと砂埃が舞ってるんです。しかも四六時中。私が泊まった宿はイギリス人がオーナーさんで趣味が写真だとか。色々と話を伺うと綺麗な写真が撮りたかったら雨季がいいとか。んで、さらには強運の持ち主である事(笑残念ながら私は強運の持ち主ではありませんでした。でもプチ運の持ち主だったのかな?ちょっと明るさが足りなかった。本当に一瞬だったけど鮮やかな紫が一瞬だけ見れました。結構きついんですよ、この写真撮影。だって早朝5時とかに宿出てかないといけないんですから!ちなみに私は寝坊しました(T-T)ってな訳でこの写真はアンコールワットに入る入り口の西門がメインになっちゃいました。本当はアンコールの中央の塔を被写体にしたかったんだけどなぁ…。どうですか?これでどれだけ「一瞬」かお解りいただけました?門をくぐって目的地に辿り着いた頃には手遅れなんですよ!もう明るすぎるんですよ!アンコールで綺麗な朝焼けを見るには澄んだ空気、強運。あと目覚まし時計(T-T)
August 12, 2005
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遺跡巡りをしていると結構私は浸ってしまう方だ。しかし浸りながらもそこの場所の本質を忘れない様に心掛けているつもりでもある。はたして今見ている遺跡は何なのか。それらに敬意を払える旅行者でありたいと思う。アンコール遺跡はその美しさに目が行きがちだ。しかしアンコール遺跡は今でも地元の人々の信仰の場である。現役の仏教寺院なのだ。矛盾しているかもしれないが、ここは遺跡ではないのかも知れない。観光地化されているものの、未だ多くの人々はここで祈りを捧げる。ここはまだまだ遺してないないし、跡でもない。現役なのだ。それはここを訪れる仏僧の数からも感じ取る事ができる。小乗仏教の仏僧は鮮やかなオレンジ色の衣に身を包んでいる。スリランカ方面になるとオレンジより濃赤紫色が多いように思う。そして彼らのこの鮮やかな衣を見て改めて実感する。石造り寺院の色を。石造りなので実際は色なんてほとんど無いのだが、不思議な事にそれをまったく感じさせない。原色はほとんど無く、色といえば岩の灰色とジャングルの緑のみ。それでも圧倒的な「色」を感じさせるアンコール。アンコールを発ってもう2ヶ月程経つ。それでも私は魅せられているのかも知れない。
August 11, 2005
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先日バッタとイナゴの違いが解らないと書いたらご丁寧にもうちの父ちゃんからメールがきて「父親として不覚だった」と言われました。わざわざメールにしなくてもここに書けばいいのに。ちなみに生キャベツを食わせた事無いのも反省点だとか。さて、日本の珍味とはだいぶかけ離れたのがカンボジアの珍味。あらかじめ申し上げておきますが、カンボジアの珍味はまずいです。いつぞやの日記でカンボジア料理の不味さについて語りましたところ数名の方から「あれ?おいしかったよ?」とのメールを頂きました。でも譲れません、あれはまずいです。先日の日記でも書きましたがタランチュラは探しませんでした見つかりませんでした。でもね、これはみつけましたよ。これは蛇です。なんでしょう、基本的に注文したものは最後まで食べきろうと努力する私ですが、これは無理でした。だって食べるところが無いんですもん!この串焼き燻製蛇を再度炭火で焼くのでもうパサパサ。しかもこれはそのままぶつ切りにするので骨だらけ。実際骨ごと噛み砕いて食べないといけないので食感も悪い。さらには苦いような人間が食べる目的とは言えない発酵した味というか…。はっきり言って罰ゲームです。まさかカンボジアの大地に来て、しかも一人なのに罰ゲームをするとは思いませんでした。
August 10, 2005
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アンコール遺跡群でアジア系観光客にもっとも人気がある遺跡がおそらくこのタ・プロームだろう。バイヨンの東にあるこの遺跡の魅力はなんと言っても熱帯雨林との融合に尽きると思う。最盛期から現代で再び日の目を浴びるまでアンコール遺跡群は東南アジアの熱帯雨林の中でひっそりと息を潜めていた。アンコールワットやバイヨン寺院は修復されてなるべく当時の姿に戻されつつあるが、中には未だ樹木に押しつぶされ掛けている遺跡もある。その代表的な例がこのタ・プローム遺跡。先日の日記でアンコール遺跡は生きていると書きましたが、ここに来るとそれを本当に実感する。熱帯雨林の榕樹が遺跡に絡みつくように覆い茂っている。ここでは自然の驚異とそれを前にした人間の無力さに直面できる。しかし同時に私はこの自然に包み込まれる姿に私はある種の暖かささえ感じる。人口の遺跡と自然の榕樹が共生する姿は美しい。遺跡を包む樹木を取り除こうとすると、今では樹木が遺跡をさせているので連鎖的に遺跡を破壊してしまうのだそうだ。この遺跡は榕樹につつまれ、崩壊されつつも支えられている。そしてこの写真の榕樹はさらに榕樹に寄生する植物により朽ち果てつつある。宗教や信仰心とは無縁である私だが、ここに立っているとこれは輪廻の一種だろうか等と俄かに哲学じみた事を考えてしまう。
August 9, 2005
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アンコール遺跡群を巡ると必ずデバターに遭遇する。デバターとはアンコール遺跡に彫り込まれた女神の事。かの有名な東洋のモナリザもデバターの一つである。女神は安らかな笑みを浮かべながら静かに見守るだけ。この遺跡が構築された当時から、その最盛期、荒廃期、そしてもう一度日の目を見た観光地化したアンコールの全てを見てきた彼女の目にはどう映っているのだろう。私がアンコールに見せられた理由は彼女にある。女神像に恋をした訳ではなく、更には彼女に限定した訳でもない。この「生きている」事を実感させられた事にあるのだ。アンコール遺跡は砂岩でできている。岩、つまり無機物でできている。岩に生命はない。しかしアンコール遺跡は生きている。岩だけで出来ており、個々の遺跡においてはそのモノトーンな色だけで変化のない石のかたまり。しかしローマのコロッセオやエジプトのピラミッドには感じる事のなかった何かがある。生命を感じさせる何かが。アンコールを訪れた事がないのでしたら是非一度訪れて頂きたい。説明するのを放棄した訳ではない。実際目の当たりにしたら解って頂けると思う。その圧倒的な存在感。生命力。色彩感。無機物である岩。しかし、ここではそれに命が宿っている。
August 8, 2005
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バイヨン先日の日記に書きましたがアンコール遺跡群の二大遺跡の一つはバイヨンと言う寺院です。そしてカンボジアのビールにバイヨンと言うビールがあります。まぁ日本でビールに日光東照宮だとか奈良の大仏とかの名前をつけてしまうような感覚でしょう。そんなビールが美味しそうに思えますか?当たり前の様にこのビールもまずいです。さすがにアンコール程ではないですが、かすかに東南アジアのドブ川風味のアクセントです。そんなビールが旨い訳もないです。勿論私はこの時点でカンボジアのビールに期待はしておりません。でもバイヨン寺院でバイヨンビールを飲むっちゅう洒落たことをしたかったんですよ!って言うか、根っからの自虐ネタ好きな私の血が騒いだ!店のオバちゃんに「バイヨンとバイヨン」で笑いを取れ!と。日本に帰国して冷静に考えると大して面白くも無いんですが。でも東南アジア、特にカンボジアの様にサイケデリックな場所を旅すると脳内にアドレナリンではない得体の知れない物質が充満しナチュラルハイ状態になるんです。後ろにチラ見できるのがバイヨン寺院。ま、店のオバちゃんも笑ってくれたけどね。苦笑を。カンボジア人に苦笑された私って…(T-T)
August 7, 2005
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先日紹介しましたカンボジアビールの紹介ですが、きょうはその第二段でございます。ちなみに全部で第三弾までやる予定なのでよろしくメカドック。さて、カンボジアは意外な事に様々な種類のビールがあります。最初はここがアンコールワットと言う一大観光地で、外国人旅行者のニーズに合わせて様々な種類のビールがあるのかと思いきや、よくよく見るとカンボジア・ブランドのビールが数種類あるではないか!でした。前回紹介したカンボジア・ビールのアンコールはハッキリ言ってまずかったので、今回のビールも全く期待しないで飲んでみる事に。今回のビールはABCと言うビールです。何の略かな?って考えてみましたが、カンボジアの事です。深く考えてつけた名前ではないでしょう。味はと言うと本当に困ります。アンコールの様に言語道断な味であれば罵倒し続ける事も可能です。逆にまぁまぁであればそうと書く事もできます。しかし、うまくもない、激怒する程の不味さでもない、中途半端。本当に困ったものです。このビールは黒ビールの一種。黒ビールにはどことなく焦げたカラメルの風味があり、その苦さが黒ビールのあのどっしり感を与えていると言えるでしょう。しかしこのビールはなぜかその焦げた味しかしません。どっしり感と言うよりはずっしり感です。不幸中の幸いはあの東南アジア独特のドブ川風味ではない事。最後にあと一言だけ付け加えるとしますとカンボジアのビールで一番まともなのはこのABCです。ほかのビール(風?)は飲むに値しません。
August 6, 2005
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アンコール遺跡群観光する時、アンコールワットと同じ位必ずみんなが訪れるのがバイヨン寺院。バイヨンは12世紀に仏教寺院として建築されましたが、アンコールとその雰囲気は大きく異なる。アンコールワットのレリーフは神話などの宗教色が強いのに対して、バイヨンは史実や人々の生活を中心としたレリーフ。しかし不思議な事にレリーフ以外はバイヨンの方が宗教色が色濃い印象を私は受けた。ご存知、バイヨンは四面塔が有名である。バイヨンのこの巨大な四方を見つめる観世音菩薩の顔がそれを強く感じさせているのかもしれない。私は別に仏教徒でもないし、その他幾多数多の宗教を信じている訳ではない。しかしアンコールよりバイヨンの方が厳かな気持ちにさせられる。私は遺跡めぐりをする時、建設された当時の姿が見えない建築物を眺めながら当時の生活、そして当時の情景を思い浮かべるのが好きだ。それらのイメージを手助けしてくれることを考えると、個人的にはアンコールのレリーフよりバイヨンの方が好きだ。
August 5, 2005
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カンボジアのスナックは食文化の違いを大いに見せ付けてくれる。今まで多くの国に行き、それぞれの国のスナックをつまんで来たが、根本的な部分が違うのがカンボジアだ。ではその根本的な部分とはなんだろう。世界の変わったスナックの食前感想。これ、おいしいの?カンボジアの変わったスナックの食前感想。これ、食べ物なの?以前どこかで言ったかも知れませんが、私は書くジャンルにおいて好き嫌いは三つまであって良しとしてます。そして、食べずして「嫌い」と言うのは許しません。ちなみに食べ物ジャンルでは「塩辛」「クサヤ」「わさび漬け」。でもね、地球の歩き方を覗くと紹介されてる物。バッタ、サソリ、タランチュラ等などの素揚げ。この私信念は歪められないです。やっぱり男として、蜘蛛恐怖症でも、食べてから否定します。ってか、もうこの時点で既に否定する事決定ですからッ!バッタ発見。そして食べてみる事に。私がジーッと見てると店のオバちゃんが一匹だけくれました。そのまま食べようとしたらうつけ者を見るかの如く笑われた。そのオバちゃんは私からバッタを取り返すと器用に足と頭をちぎって「さぁ食え」と言わんばかりに満面の笑みで付き返してくれる。どうやらカンボジアでは足と頭ごとバッタを食べるのは、コンビニおにぎりをあのセロファンから出さずに食べる位アホなんでしょう。さて、味ですが…うまい!結構いけるんですよ。猛ちょっとマシな油で調理してたらもっと旨いと思う。ビールのつまみにほしいですね。ちなみにサソリとタランチュラは探してない見つかりませんでした。
August 4, 2005
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カンボジアは長年のクメールルージュによる政策により、それまでの国の伝統的芸能文化は壊滅的な打撃を受けました。しかし、文化と言うのは圧政の間でも語り継がれるもの。中国の京劇とかもそのいい例かと思います。カンボジアの伝統芸能はと言うと影絵劇があります。そのストーリーは多種多様で人々の生活に根付いている物から太古の神々の神話まで様々なものまで色々あります。影絵の影は動物の皮をなめした物で、結構精密なできです。登場人物は必ずしも人間ではなく、神様、牛、犬(?)等など。音楽に合わせて踊ったり闘ったりする影は結構迫力ありますよ。踊りは上下に揺れて腰を振ったり結構リアルです。特に戦いは激しくぶつかり合ったりするシーンで迫力満点。バシッ!バシッ!バシッ!バキッ!あ、壊れた(笑あ、影の人あせってる(笑あ、直してる直してる(笑影だけ見てても面白いのでストーリーが解るとなおよしですね。だって外国人向けの飯屋でカンボジア語オンリーですから!
August 3, 2005
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最近公私共々あまりうまく行ってなかったのでなかなか更新できなかったのですが、多分復活してるので。常連の皆様にはご迷惑をお掛けいたしました。さてさて、気を取り直して行って見よう!いつぞやに書きましたがカンボジアの料理はおいしくない。普通東南アジアを旅行し、そこらの屋台に入ると大抵は何を食べてもおいしいのだが、残念ながらカンボジアの屋台はまずい。ちゅう事で私は数回屋台で食事をした後、一切屋台は避けました。もちろんカンボジア料理でもおいしい屋台はあるのかも知れませんが、残念な事に私は遭遇する前に諦めてます。なんって言うんでしょう、カンボジア料理ってのはとても粗野っぽい味付けなんですよね。「とりあえず味はつけたからいいだろう」みたいな。決して「その味がうまいか?」とまでは考えていない(笑いつぞやのビールの説明でも書きましたが結構東南アジアの市場の近くのドブ川の臭いみたいなのがするんですよ(T-T)で、結構まともなレストランを発見したのですが、そこでも全ての料理が旨いとは決して言えないのです。大抵の物は大丈夫ですが。一番左に見えるのがここらの魚をくり貫いたココナッツの中で色々な野菜と合えたスープみたいなもの。これは結構いけるんですよ。なんていうか、ココナッツミルクのなりそこないみたいなスープが絶妙に魚とマッチしてて。でもカンボジア人に「魚の生臭さを取り除く」概念はないみたい。逆に中央奥に見えるあのスープみたいなのは不味かった。私は基本的におかずが甘いのって嫌いなんですよ。パイナップルをカレーや酢豚に入れるのは耐え難い!そんな私に妙な甘さ一杯のスープ(?)が出てきた。そんな私の前にあの生臭いままの魚とパイナップルの入ったスープが出てきたんですよ!基本的に「まずいから」って理由では食べ物を残さない私ですが、完食はできなかったのだから相当だと思う。みなさんのカンボジアまずい料理体験談あったら教えて下さいね!
August 2, 2005
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先日まき助さんから調味料バトン。更にファーユンさんから料理バトンがきました。まとめていってみます♪調味料バトンQ1:次のメニューにどんな調味料をかけますか?薬味は含みません。・目玉焼き → 醤油かなぁ・納豆 → 付属のタレ と 生卵 ・冷奴 → 醤油以外に何があるのかなぁ?・餃子 → 醤油 と ラー油・カレーライス → カレーホット(カレーを辛くする調味料)・ナポリタン → タバスコですな。・ピザ → タバスコですな。Part 2・生キャベツ → ってか生でキャベツは食わない。 ・トマト → マヨネーズ。結構マヨラーなんです(笑・サラダ → そのときの気分次第で色々なドレッシング・カキフライ → タルタルソースをかけるためにあるのさ。・メンチカツ → 久しく食べてないがソースだな。・コロッケ → 久しく食べてないがソースだな。Episode II・天ぷら → 具にもよるが 塩 か 天つゆ・トンカツ → ソース と からし・ライス → おかずをそのままぶっかけます(笑Q2:周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?A2:意外な組み合わせはないなぁ…。ちなみに最高の調味料は愛だ!久しく愛の入ったもん食ってねぇ。Q3:それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか?A3:基本的に食べ物はなんでもおいしくいただける派なんで…。続いて料理バトンQ1:レパートリーの数は?A1:無限。なんでかっていつも作ろうとしているものとは別なものが完成してしまうからさ。和食を作ったつもりなのにタイ人に「タイ料理上手だね!」といわれた男ですから(笑作ろうと思って作るのは30位かなぁ?Q2:最後に作った料理は?A2:パチパチワンタンとチーズ豚カツです。意外と俺料理うまいんかも(笑Q3:最後に買った食材は?A3:忘れたがにんにくの芽かな?Q4:渾身の自作料理or思い出に残る自作料理は?Q4:白身魚のソテー、茸の白ワインとバターソース昔付き合ってた彼女の家で作ったがあれはうまかった。でもその彼女は腹痛でうずくまってたので俺が二人分食べた(T-T)Q5:好きな店を3つ挙げてくださいA5:うーん。富里市にあるインドカレー屋「ナマステ」ここのバターチキンマサラは絶品!飲み物はマンゴーラッシーでしょう!成田市にある「やんばる・城」城って書いて「ぐすく」と読みます。料理の食材は全部沖縄から空輸と言うこだわり。仲間内の飲み会はここが多し!本当はもう二店舗候補があるんだけど、一つはオーナーのおばちゃんが韓国に先月帰国しちゃったので今は閉店。もう一方は数ヶ月前板さんがスペインの和食屋に行っちゃったので前ほど贔屓じゃないのです。さて、誰にまわすかですが…。どっちのバトンでもOKです。Aさん ドバイのうまいものを色々と紹介してもらえそう。チェンナイじんさん 南インドの奇抜な食べ物お待ちしております!Bettyさん 香港って言えば美食の街ですしね!もちろん「書きたい!」って思われた方だけで結構です。両方のバトンの答えたい質問だけピックアップもOKです。
August 1, 2005
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