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工作車の右ライトのレンズが黄ばんで如何にも旧車らしくなって来たので、磨いてみる事にした。因みに左ライトは10年程前に初めての交通事故(赤色点滅信号を無視して飛び出して来たレガシーにぶつけられた事故)に遭い新品に交換している。最近のクルマのライトレンズはコストダウンと事故の時の飛散防止のために、ポリカーボネート製になっている。複雑な形に整形出来るのは良いのだが、ガラスと違ってどうしても太陽光などによる黄ばみが生じてしまうのがいただけない。時々真黄色に曇っているクルマを見かける事があるが、他が綺麗でもポンコツに見えてしまうし、車検時に光量不足を指摘されそうである。ライトレンズだけは丸目で良いから昔のようにガラス製で作って貰いたいものである。工作車のライトの取り外しは簡単である。フロントグリルを留めているビスを1本外し、5箇所のプラロックを抜くとグリルは外れる。ライトとコーナーランプを同時に押さえているビス1本を外すとコーナーランプが外れる。後はライトを留めている10ミリのボルト4本を外して、カプラーを抜けばライトケースごと取り出す事ができる。レンズ磨きだが、最初はピカールで磨いたが歯が立たなかったので、ライト磨き専用のPBクリーンを買って、磨いたら結構綺麗になってその場では満足したが、黄ばみを完全除去とは行かなかった。新車時のような透明感を出すにはやはり、レンズにコーティングされているクリアー塗装を完全に削り落とさなければならないようである。そこで今回はモノタロウで買った400番、800番、1500番の耐水ペーパー各5枚入り149円で磨いて行く事にした。先ず400番でクリアー塗装を全て剥ぐまで水研ぎを行う。磨いて行くと黄ばんだ汁が垂れて来るが、そのまま磨くと今度は白い汁に変わる。クリアー層が除去出来た証拠であるが、レンズの表面はスリガラスのように曇ってしまった。但し黄ばみは除去出来たようである。次は800番で磨くが目立った変化は無くスリガラス状のままだ。最後に1500番で磨くが同じように透明感はない。大丈夫だろうかと少し不安になる。次は表面をよく乾かしてピカールで磨いてみると、段々と透明度が増して来るのが分かる。随分と綺麗になった感がある。これでも良いようだがPBクリーンで磨いてみると、更に透明感が増した。もう新車のライトと遜色が無いまでになった。このまま車体に取り付けると、黄ばんで来るのが早いようなので、ウレタンクリアーを60cc作って3回吹いて乾燥させる。普通のクリアー塗装でも良いようだが、それだと更に水研ぎが必要との事なので、ウレタンにした。ウレタンクリアーだと水研ぎが不要なのだ。乾燥後車体に取り付けてみると、写真では違いが分かりずらいが、明らかに違いが分かる。綺麗だった左ライトが少し黄ばんで見える。ライトレンズの黄ばみ取りは、市販されている高価なヘッドライトクリーナーでは、まあまあ綺麗になったかなぁ程度であるが、安い耐水ペーパーとピカールやコンパウンドの方が確実に新車時の透明度が戻って来る事が確認できた。レンズに穴が開くまで磨くにはもう5回程出来るだろうが、その頃にはもう死んでいる事だろう。黄ばんだ右ライトコーナーランプのレンズと比較すると黄ばみ具合が良く分かる400番で水研ぎしたライトレンズ800番で水研ぎしたライトレンズ1500番で水研ぎしたライトレンズピカールで磨いたライトレンズPBクリーンで磨いたライトレンズウレタンクリアーを吹いて車体に取り付けた右ライト(左の方が少し黄ばんで見える)
2021.07.15
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発電機HONDA/G40 のフライホイールがどうあがいても外す事が出来ないので、そのままになっていたが、どうしても外してみたくなって、amazonでギアプーラーを探してみた。G40 のフライホイールは直径が18㎝もあるので、大型プーラーが必要になる。15㎝迄なら安い物が幾らでもあるのだが、15㎝を越えると選択の余地が殆どないので、2本爪、3本爪兼用30㎝(3,330円)を思い切って購入した。届いたプーラーは流石30㎝用、ズシリと重く頑丈である。3本爪の方が安定してセンターも出しやすいのだが、発電機のアングルが邪魔になり、掛けられない事が分かったので、2本爪にしてセットし直したが、フライホイールの縁の凸が2㎜ほどしか出が無く、爪の先がピンポイントで接触する程度なので、掛けるだけでも大変だ。ウッドラフキーの溝にCRCを吹き込んで、押しネジの頭にメガネレンチを挿し込み締めて行くが、フライホイールは外れてくれない。力任せに締め付け過ぎると、プーラーの爪がフライホイールの縁から外れて仕舞うのだ。適度に締め付けたまま、押しネジの頭をハンマーでどつくも、その瞬間にプーラーが外れてしまう。瀧の汗をかきながら何度やっても外れない。農機具屋は、プーラーなど使わず、クランクシャフトのネジにナットを取り付けてハンマーで叩いていとも簡単に外してしまうようだ。クランクシャフトにはあまり衝撃を加えたくはないのだが真似をしてみたが外れない。フライホイールにプーラーの爪が掛かるように縁をもう少し付けるか、プーラーを掛ける位置を凹ませて置けば良いのに…。HONDAのサービスはどうやって外しているのだろうか。特殊工具でもあるのだろうか。フライホイールが外れないまま、数日放置していたがどうしても気になり、酒を飲みながら色々と考えた。プーラーの爪の先が尖っていないので、大きな力を掛けると滑ってしまうのだろう。それなら爪を研いでみたらどうだ。と言う事で、グラインダーに砥石ディスクを付けて先を鋭く研いでやってみたが、結果は同じで撃沈である。次は太いナマシ線をフライホイールに巻いて締め上げ、そこに爪を掛ければ何とかなるかもと思いやってみたが、ナマシ線と一緒に爪も外れてしまう始末である。最後の手段は、ヒートガンでクランクシャフトを炙って、プーラーの押しネジをあてがい頭をどつくのだが、フライホイールの中にはコイルやポイントなどがあろうから、あまり熱を掛けすぎては元も子もないので慎重に炙って、押しネジの頭をハンマーでどついたら3撃目で見事外れた。やれやれである。フライホイールを外すだけで8ヶ月も掛かってしまったが、炙りが一番効いたようである。しかも結局プーラーで外せなかったのは悔しいが、押しネジが使えたので良しとするしかない。ポイントを確認してみると、真っ白になって何かが付着しているようだ。恐らくプラグに火が飛ばない原因はここだろうと確信して、400番の耐水ペーパーで接点を磨いて最後に紙を通す。ウエスにパーツクリーナーを染み込ませ、ピンセットで摘まんで接点の回りをクリーングする。クランクシャフトにナットを付けてスパナで挟んで、クランクを回してポイントが一番開いた所で止め、0.3㎜のシクネスゲージで接点の間隔を測ったら丁度良かったので、クランクシャフトのポイントカムが接する部分にグリスを薄く塗って組み立てた。発電機の電源をONにして、自信満々にリコイルスタータの紐を引っ張ると、プラグの先から火花が…。出ない。何度やっても出ない。ポイントではなかったのか。撃沈である。それならコイル?恐らく新品は無いだろうなぁ。要らないプーラーを買っただけに終わってしまったのが情けない。最大掛け幅300ミリのギアプーラー2本爪にしてセットしてフライホイールに掛けるプーラーフライホイールを締め上げたナマシ線ヒートガンで炙ってプーラーの押しネジをあてがいハンマーでどついたら外れたフライホイール外したフライホイールと電装部分保護カバーを外して剥き出しになったポイント
2021.07.10
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工作車のオイル交換の時期がやってきた。オイルは5,000㎞毎、フィルターは10,000㎞毎に交換しているので、今回はフィルターも同時に交換するタイミングだ。前回の交換時の記事を確認してみると、フィルターはカスタムジャパンで、和興オートパーツ販売のG-PARTS FILTER型番LO-7203K(マツダ純正品番VSY3-14-302)を2,268円で購入していたので、同じ商品を探したらモノタロウで2,519円で出ていた。フレンディー以前のクルマは自分でオイル交換をやっていたが、廃油の処理が面倒になり、オートバックスやガソリンスタンドに持ち込んで、ディーゼルターボ用の高級オイルを入れていたが、説明書には指定オイルはCD10W-30となっているので、最近では近所のモータースで600円/Lのスタンダードオイルを入れて貰っている。何も変わらないので、これで十分であろう。マツダ純正互換G-PARTS FILTERオイル、フィルター交換時のオドメーター
2021.07.04
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本日、工作車のオドメーターが200,000㎞に到達した。平成13年に約60000㎞走行の平成9年式ボンゴフレンディーオートフリートップ/2500ディーゼルターボ/フルタイム4WD寒冷地仕様車を購入して20年でやっと大台に乗ったが、年平均すると7,000㎞。乗ってないね。妻のデミオが来てからは、買い物や私が酒を飲むであろう外出は何時も工作車がお留守番になるので、出番が段々と減って行くのである。この先も走行ペースは変わらないだろうが、新車から24年も経っているので、何処が壊れてもおかしくない。大物の燃料噴射ポンプはリビルド品に交換しているが、まだまだ交換していない部品も多いのが悩みの種だ。自動ブレーキもアイドリングストップもエアーバッグも付いていないが、パワーもあるし乗りやすいので、エンジンがお陀仏になるまでは付き合って行こうと思っている。20万㎞を表示したオドメーター
2021.07.01
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