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1月にLEDのウインカーリレーとLEDウインカーバルブを交換して2度ほど走ったら、前ウインカーが両方とも点かなくなった。バルブを後と交換すると点灯する。バルブ切れだ。やはりシリコン整流器が仕事をしていないようである。この調子だとバルブが幾つあっても足りやしない。このシャリィは鉄フェンダーの6Vポイント点火、1970年代のCF50-2なので、シリコン整流器で電圧を制御しており、余った電気はレジスターやバッテリーで吸収するのだが、バッテリーが死んでしまうと吸収しきれず、過電流が流れバルブが切れるのである。電装を根本的に見直さざるを得ない状態になったので、思い切ってバッテリーレスの12V化に踏み切る事にした。手持ちにあるのは、HONDA互換の中華製12Vレギュレーター、藤さんに貰った4700μFのコンデンサ、12VのLEDウインカーバルブなので、後はヘッドライト、テールランプ、ウインカー・ニュートラル・メーター照明の12V用LEDバルブを調達すれば何とかなりそうである。先ずはフライホイールから出ている黄、白、黒、若葉ニ赤の4本がメインハーネスに接続されている位置を探す。キャブのパワーフィルターの隙間から配線が見えたので、パワーフィルターを外すとその真下にギボシで接続された箇所があった。黄線ギボシを抜いて分岐させるハーネスを作り、レギュレーターの正面から見て右上に接続。次にアース線を作って、車体とレギュレーターの右下に接続。次にシリコン整流器を探すと、バッテリーケースにカプラーごとゴムの取り付け具で嵌められていた。シリコン整流器への赤ニ白線をレギュレーターの左上、白線をレギュレーターの左下に接続するのだが、シリコン整流器はL字の250型2極カプラーに嵌まっているので、カプラー配線を切断してギボシにしてしまうと、失敗した時に元に戻すのが面倒な事になるので、このカプラーを利用する事にした。とは言え、雌型がないのでオートバックスに買いに走り、1セット218円で手に入れた。比べてみると純正カプラーにはロック機能が無いが、エーモンのカプラーにはロック機能が付いているので、悩んだ末、雄雌ともエーモンを使用することにして、純正カプラーから接続金具を外す事にした。カプラーに細い精密ドライバーを突っ込んで、外しに掛かる。白線の方は直ぐに外れたが、赤ニ白線の方は手強い。金具のストッパーの板を抑え付けながら、もう一本のドライバーで何回か押し出すと何とか外れた。外した配線付き金具をエーモンの雄にセットし、配線を取り付けた雌を挿し込む。これで元に戻す時にはカプラーを外してシリコン整流器を挿し込むだけで済む。シリコン整流器からの2本の線をレギュレーターに接続。配線間違いがあった時のために、レギュレーターのカプラーへは配線をセットせず、接続金具を直接レギュレーターに挿し込んで様子を見ることにした。バルブが正常に点灯して間違いが無かったら、改めてカプラーに金具を挿し込んでレギュレーターに接続する事にする。次はコンデンサの加工である。ハンダ付けが下手なので、短く切ったコンデンサの足と配線をニチフの圧着スリーブに通し、電工ペンチで圧着して、絶縁のために、ホッとメルトで固める。コンデンサのプラスをバッテリーへのプラス線(赤線)、コンデンサのマイナスをバッテリーへのマイナス線(青ニ白線)に接続。これで配線は完了である。やってみれば、容易いことだが、果たしてこの結線で間違いないだろうか。少々不安であるが、バルブの到着が待ち遠しい。フライホーイールからの4本線/黄線を分岐させレギュレーターに接続するレギュレーター接続用に作製したハーネス2極250型L字カプラーとシリコン整流器シリコン整流器のカプラーを外してエーモンのカプラーを取り付けた配線レギュレーターに仮接続した配線バッテリーケースを外した後のレギュレーター、コンデンサ、ウインカーリレー藤さんから貰ったコンデンサ/長い足が+短い足が−(白帯のマークが−)ニチフの圧着スリーブで圧着した配線ホットメルトで固めた接続部分
2021.03.29
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キャブ、燃料コック、タンクの清掃が終わったので、車体に組み付けて始動を試みる。タンク内には安全のため混合油を1Lほど入れて、燃料パイプは中が見える半透明の物を臨時につけた。コックをRESにすると燃料がパイプの中を流れる筈だが、流れない。このバイクのコックは落下式なので、自然にキャブに流れる仕組みになってる筈である。コックは綺麗に掃除したので、詰まりはないと思う。キャブからパイプを抜いてみると、燃料が飛び出して来た。と言う事はフロートバルブが動いていない?キャブをを取り外してフロートバルブを点検してみると動いていない。バルブシートとの当たりに問題があるようだ。キャブのオーバーホールを行った時にバルブシートが固着して外れないので、ラジオペンチで挟んで抜いた為に内部の当たり面に傷が付いたのかも知れない。鉄棒にボンスターを巻き付けて只管磨く。更に磨いてフロートバルブを挿し込んでみると、今度はスムーズに動いた。よしよしこれなら大丈夫だと、再び組み立てて装着、燃料を送るがキャブに流れない。何で?バルブシートが奥まで入っていないので、フロートアームがバルブを早めに閉めてしまうのかもと考え、再びバラしてバルブシートを外してみるが、適正にセットされていた。しかし、燃料は流れない。当然キャブ内の燃料通路は掃除してあるので、燃料注入口からパーツクリナーを吹いてみるとフロートバルブからちゃんと流れ出て来る。それなら、キャブ内の圧力の関係かと考え、上部のキャップを外してピストンバルブを抜いて試してみるが、流れない。ついでにドレンスクリューを抜いて試してみるが流れない。消去法で残るはフロートアームの角度くらいしか思いつかない。フロートチャンバーのビスを全て抜いて、チャンバーを手で押さえながら燃料パイプを繋ぎ、チャンバーをキャブ本体からゆっくりと離して行くと、突然燃料が流れ出した。これでやっと謎が解けた。フロートチャンバーを本体にキッチリ取り付けた状態では、フロートの角がフロートアームを押し上げバルブを閉めた状態になってしまっているのである。だからフロートチャンバーを取り付けると燃料が流れないのである。しかし不思議だ。何の異常も無く走っていたバイクが、何年か放置をしていたとは言え、こんな事になるのだろうか?分解清掃した時にフロートアームの汚れは落としたが、デリケートな部分なので大きな力を掛けた覚えは無いし、現物のフロートアームも正常に見える。仕方が無いので、フロートアームのバルブが当たる部分を少し曲げて調整して組み付けると今度は燃料がキャブに流れて行く。キルスイッチOFFの確認、プラグを外して発火の確認、チョークを引いて、キック。キック、キック、キック。6回目で突然掛かった。暖機の後にアイドル調整を行い、アクセルを開けると高回転も大丈夫だ。少し乗ってみたが、2スト250ccのパンチのある加速は健在である。これでやっと手放す準備ができた。燃料が流れないキャブフロートの下方に付いた角でフロートアームを押し上げる構造のキャブ復活を遂げたSUZUKI/RH250
2021.03.25
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以前からクルマとバイクの空気を入れながら圧力を測れるエアチャックガンを使用していたが、気圧計が壊れてしまってエアーを幾ら注入しても200kpaから上がらなくなってしまった。YouTubeのまーさんガレージでタイヤゲージの比較をやっていたので見てみるとゲージ付きのエアチャックガンは一見、便利なようだが、誤差が一番大きいようだ。ゲージ単体の物は誤差が少なかったので、少し不便だがタイヤゲージを買いにアストロプロダクツ行ってみた。店内にはタイヤゲージはメーター式が2種とペンシル型があった。10kpa(約0.1気圧)から測れるメーター式APタイヤゲージを見つけたので即購入した。タイヤゲージはネットでも色々と出ているが、10kpaから測定できる物はあまりない。これだとトライアルバイクの低空気圧も測れてしまうので、バイク、クルマとマルチに使えるのだ。早速、工作車のタイヤに空気を入れてみる。このクルマのタイヤサイズは変わっていて前輪が195/70R15で200kpa後輪が215/65R15で240kpaとなっているのだが、不経済なので両輪とも215/70R15サイズにしている。 空気圧は4輪とも250kpaと少し多めにセットした。入れすぎてもプッシュリリース機能により適正圧まで抜く事が出来るのは有り難い。ワンボックスに乗っている人に色々聞いてみるが皆さん少し高めに入れているようだ。中には300kpa入れている人もいる。空気圧は好みという部分もあるが、数値の誤差が少ないのが一番だろう。空気入れにゲージが付いているエアチャックガンアストロプロダクツの10kpaから測れるタイヤゲージ
2021.03.20
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燃料コックが激しく詰まっていたので、恐らくタンクの中は酷い事になっているだろうと思いつつ、残っているガソリンを抜いてみたら、赤土を溶かしたような色になっていた。どうやらサビが蔓延しているらしい。不動車を貰って最初にバラした時のタンクはガソリンが大量にペースト状になり、それはそれは酷い過去最悪の状態だったので、堆積物を取れる所まで掻き落とし、タンククリーナー花咲かGで処理していたのだが、底の方が取り切れていなかったようだ。中性洗剤と水を入れてタンクを洗浄。給油口から排水してみると小さなサビ片が一緒に出て来たが、予想より量は少ないので無茶苦茶錆びているようでもない。ネットでタンククリナーを探してみると、金属専用サビ取り液GZST02なる商品が目に止まった。タンク専用クリナーではないようだが、良く似た物のようなので安さに負けて1,956円で購入、人柱になってみた。さて、花咲かGの半値以下の商品の効果は如何に。キャップを開けてみると、青色のドロッとした液体だ。説明書を読んで見ても水で希釈して良いとは何処にも書いていないが、1L全てぶち込んで、湯を入れて3日程放置してみた。期待を込めてタンクキャップを開けて中を覗いてみると、何も変化が無いように見える。やっちまったか。取り敢えず中の水を全部出してみると、重そうなクリーナーが底の方に溜まっていた。水洗いをしてみると表面のサビは殆ど落ちていたので、全く効果が無いという程でもないようだ。水で薄めて使う方法が間違っているかも知れないが、花咲かGに比べれば劣る事は確かだ。再び中を洗浄して、タンクキャップにドライヤーを突っ込んで乾かす。これでタンクの用意は出来た事にしよう。タンクから出て来たガソリンガレージ・ゼロのサビ取り液1kg使用後のタンク内部
2021.03.07
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