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Francesco Meli as Ismaele, Riccardo Muti and Dmitry Belosselskiy as Zaccaria in Salzburg 2013いよいよトリの演目です。アビガイッレのセルジャンを楽しみにしていたのですが降板です。しかし代役も素晴らしく、観客は熱狂していました。ソリストは世界レベルですが、なにしろムーティ様が一番のスターなので緊張感半端なかったです。この世の天国にいた3時間でした。開演は夜9時で終演は12時過ぎ。みんなどうやって帰るんでしょう?ザッカリーアのベロセルスキーを生で聴くのは2011年のザルツブルク音楽祭 マクベスのバンコーに続き2回目。美声で迫力があり完璧な歌唱。歌手の声が至近距離でまっすぐ飛んでくる位置にいたので、感動的でした。彼は演技はまったくせずひたすら前を向いて歌に集中していたので、圧倒的でした。まだ若いと思います。フランチェスコ・メーリのイズマエーレは初めて聴くと思います。贅沢なことです。イズマエーレはちょっとしか歌わないので。彼の声を生で聴けるのはまさに至宝。圧倒的な輝かしい声のリリック・テノール。さっきファン・ディエゴ・フローレスを聴いたばかりでどう聴こえるだろうかと思っていましたがやはりメーリはメーリでした。絶好調で声出し過ぎでしょというくらい。(笑)ルチッチはほぼイタリア人の中で歌うのでアウェイ感があるのかわかりませんが、緊張しているのか。役作りに入っていて1人だけそっぽを向いています。歌い出すと やっぱりルチッチの声!感動的です。独特の美声、smoked の声。ムーティさんのコンサート形式のナブッコ、めっちゃテンポがゆっくりです。カリニャーニに慣れている私には遅過ぎでしたが、ムーティ様なのでこれが王道なのでしょう。代役の女性は、出だしこそおっかなびっくりだったが最初のアリアが大喝采を受けてからめきめき調子を上げ、ムーティの付きっ切りのサポートですばらしいパフォーマンスを示した。ちなみに並び順はしもてからアンナ、ザッカリーア、イズマエーレ、アビガイッレ、ムーティ、ガナッシ=フェネーナ、ナブッコ。ムーティの前にアブダッロ ベルの祭祀長
2013年08月30日
ザルツブルクから最新情報です。 来年2014年のローマ歌劇場来日公演、フランチェスコ・メーリはシモン・ボッカネグラに出演します。 また今回のスカラ座来日公演はファビオ・カピタヌッチが事情があって降板、ファルスタッフのフォード役はすべてマッシモ・カヴァレッティが歌います。彼も特上のバリトンなのでまったく遜色ありませんのでお楽しみに!
2013年08月30日
Salzburger Festspiele 2013Wolfgang A. Mozart • Così fan tutteo sia La scuola degli amantiDramma giocoso in zwei Akten KV 588 von Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791) Libretto von Lorenzo Da Ponte (1749–1838)28 Aug. 2013Haus für MozartMit deutschen und englischen ÜbertitelnDauer der Oper ca. 3 Stunden und 45 Minuten.LEADING TEAMChristoph Eschenbach, Musikalische LeitungSven-Eric Bechtolf, RegieRolf Glittenberg, BühneMarianne Glittenberg, KostümeJürgen Hoffmann, LichtRonny Dietrich, DramaturgieErnst Raffelsberger, ChoreinstudierungBESETZUNGMalin Hartelius, FiordiligiMarie-Claude Chappuis, DorabellaMartina Janková, DespinaMartin Mitterrutzner, FerrandoLuca Pisaroni, GuglielmoGerald Finley, Don AlfonsoKonzertvereinigung Wiener StaatsopernchorWiener PhilharmonikerMitglieder der Angelika-Prokopp-Sommerakademie der Wiener Philharmoniker, Bühnenmusik***軽妙洒脱!ザルツのコジ美しい温室ほんとにこのセンスすごいよね。きょうはテレビ収録していたのでそのうちどこかで放送されるでしょうか?生中継だったのかもしれまんがよくわかりません。指揮はエシェンバハスピードがしゃきしゃきで半端ないです歌手はフィンリー、ピサローニ以外は無名の若手だったが皆すばらしく個性があった。メゾのドラベッラがすばらしい才能!そのうち出てくるでしょう。まろやかで美しく大声量のメゾです。お顔はナタリーポートマンのNGみたいな感じです。肝心かなめのフェルランドは美しいリリコ・レッジェーロ。声のパワーはないものの究極に美しい声で、コロラトゥーラ、アジリタ? が完璧ですばらしい!しかもエシェンバハが彼にはすごく速く歌わせるので曲芸のように見事だった。フィンリーはどうしてこんなに美しいんだろうという美声のバリトンで、ようやく生で聴く夢がかないました。ピサローニもすばらしい!圧倒的な声量。合わせも完璧。セクシーでコミカル。驚いたのはさきほどのドンカルロで5時間半がんばっていた合唱の同じ人が出演していたこと。これは大変ですね。合計8時間半の本番ですよ!スタンバイも入れたら多分13時間は最低拘束されていると思う。お疲れ様です!!++出だしはおぉっ!と男性なら注視してしまうシーンから始まるさすがヨーロッパですね現代に読み替えたらあまりにも暗く真剣になってしまうこの作品もこのプロダクションのように、時代を変えずにやってもらうとおとぎ話的雰囲気で軽く見られるなにしろ設定が1幕が温室の中、2幕が居間 という設定ですプールがあってそれをうまく使っている。でも幕切れは伝統版とは行かず、演出家独自のオチをつけている3カップルそれぞれのオチであるどっかで見たオチとちょっと似ているんだけど違うのはアルフォンソとデスピーナの関係そしてグリエルモとドラベッラの関係。ピサロー二演じるグリエルモは本気になってしまったドラベッラを冷たく拒絶する一番Happyなのは本気で両想いになったフェルランドとフィオルです。グートの作品はなんかザルツで再演出を繰り返してしまいにはどんどん怖い感じ?になっていったけど、この作品は演出は真逆。グートのコジは、え?これがコジ?だったもんね。フィガロの結婚もえ?これがフィガロ?って両方とも喜劇じゃなくって完全にシリアスホラーの世界にまっしぐらジョヴァンニにいたってはジャンキー、暴力、不倫 ありとあらゆる悪徳の巣窟(笑)このぐらいしないとザルツブルクじゃないっていうのもあるんでしょうけどね。まあこの最後だけ伝統版を逸脱したベヒトルフのコジ。まあ中途半端な感じは否めない。一貫してフィンリーのアルフォンソが狂言回しのように出ずっぱりなのも少々ウザ感がある。途中で酒を飲みだしたドラベッラが酔っ払うところはけっこう受けていた。
2013年08月29日
世界最高!ザルツブルク・ドン・カルロ掛け値なしに世界最高の世界を体感した。ペーター・シュタインの演出そして装置、実際に見てみたら実に実にすばらしかった。懸案だったヨナス・カウフマンも無事登場してくれてありがたかった。歌手は大物歌手が勢ぞろいだったが、この日は皆もうこなれてきたのか歌唱も実にすばらしかった。満場の大喝采はやはりハンプソンとエボリのセメンチュクがさらっていたが、主役の2人、カウフマンとハルテロスにも大喝采こんなに興奮しまくっている聴衆も初めて見た感じだ。足を踏み鳴らすんですよ、観衆が。興奮して前に押し寄せていく人々。何度もカーテンコールが行われ興奮は最高潮に達した。延々と続くわけではなく熱狂があってさっと終わる感じ。皆さん大満足の圧巻のパフォーマンスだった。ウィーンフィルの金管がすばらしかった!ステージをまるで映画館の横に長いフィルムのように最長で使用している演出は圧巻!シンプルで美しい舞台。ステージを半分黒味にして展開するのも映画のモンタージュみたいで印象的。すべてがすばらしいプロダクションだった。詳細は後述します。会場にカスパー・ホルテンがいた。ロリン・マーゼルも見に来ていたようだ。これぞ世界のTOPという世界を垣間見た。カウフマンは1幕の最初のアリアでは最高音をソットヴォーチェで処理していたが、その後は調子を上げて圧巻の歌唱!迫力があって声量もあった。何よりすごいのはやはりその演技力です!後述しますが、単なるかっこいいヒロインではない、だめだめなドン・カルロを表現していた。こういうのはやはりカウフマンだけだった。だから演出がオーソドックスでまったく読み替えがなくても彼がいたらまったく退屈しない。そこに表現というものがあるからだ。ハルテロスも圧巻だった。ドラマチック・ソプラノですごい迫力と表現力!しかも美しい!!さすが世界のディーヴァとしてネトレプコと人気を二分するだけあった。セメンチュクはメゾなのに高い声も美しく、表現力もあり、何より歌唱がすばらしい!ドン・ファターレも迫力だけではない細かい声の表現力!ハンプソンはものすごく声がでかい!!こんなにベテランなのにすごい!存在感も圧倒的。まさにミスター・スターバリトン。声はハイバリトンで非常に美しくロドリーゴにぴったり。非常に声の高さがサイモン・キーンリーサイドに似ていると感じた。
2013年08月29日
第2幕この幕のすばらしかったこと!ミヒャエル・フォレがすばらしすぎます。今まで見た中で最高のザックス!演技はいいし、歌はいいし、もうザックスそのものです。コミカルな演技も実に得意でベックメッサーとのやりとりがおもしろくてたまりませんでした。この場面はザックスのたんすと戸棚と倉庫を拡大したセットになっています。ザックスの家はしもての棚で、エーファの家がかみての棚です。徒弟たちがダーヴィトをからかうけんかになりザックスが怒り、徒弟たちを蹴散らします。ザックスはダーヴィトを追い払います。自分はベックメッサーに文句を言われた靴の修理をしようとしています巨大な靴です(笑にわとこですすばらしいですエーファがきますエーファと口げんかのようになりますエーファがシュトルツィンクを愛していると確信したザックスはなんとか手を打たなくてはと考えます。エーファとマッダレーナヴァルターが来ますずっとザックスは陰から見ていますベックメッサーが来ますハープの弾き方がもう~おもしろくてしょうがありませんザックスに気づきますザックスは靴屋の腕が落ちたといわれたので皮肉を言いますベックメッサーはコミカルにまるでダンスするような軽やかなステップでザックスの周りを回りますするとベックメッサーのバルーン状のスカートが脱げてしまいます(笑ベックメッサーは歌いだしますエーファに化けたマッダレーナが命綱をつけて戸棚の上で座っていますマッダレーナは退屈なので体操したりもう大変ですしまいには巨大な花瓶を落とします笑ベックメッサーが歌うと秋波を送り、長い髪をたらします(ラプンツェルか!どんどん童話の主人公たちが現れます。ここからもう実にファンタジーの世界に入っていきますしかもこの童話の主人公たちはステージ上で乱交し始めます(笑)お子様向けのようでまったくお子様向けでないヘアハイム演出です(笑)ダーヴィトがベックメッサーを殴りつけます人々がいなくなり一人頭を抱えてうずくまっています夜警です。この夜警すばらしい声でした!今後出てくる人でしょう第2幕了そして第3幕!カーテンの幕が自動で開きますがこの時にハプニング。3つおいてある銅像の真ん中の像にカーテンが引っかかり、かけてある布がとれそうになります。結果的にはとれませんでした。これはあとで重大な意味を持つものなので大変です。ザックスの部屋ザックスは苦しんでいますエーファへの愛の思いが強すぎて。自分が描いた肖像画を眺めてふれようとしますがやめます床に突っ伏して肩を震わせて泣きますダーヴィトが来ます楽譜を抱えて隠れるザックスダーヴィトは誰もいないと思ってマッダレーナを招きいれいちゃいちゃし始めますザックスに気づき慌てますダーヴィトはレーナを帰しますヨハネスタークの歌はわざとベックメッサーのまねをして歌い、怒られます。十字架に祈ってちゃんと歌いますすばらしいハンス?親方の名の日じゃないですかソーセージいりますかいらないすぐにポケットにしまいますダーヴィトは去り、ザックスのWahn!モノローグです。かみての椅子に座って歌いますすばらしい表現力歌と芝居が一体化しているのですヴァルターヴァルターに歌を作らせますヴァルターと2人で着替えのために奥の部屋へすると!ベックメッサーが倉庫から入ってきます。ここの音楽の使い方と演技 秀逸です戸棚の上にあったザックスの手書きの歌詞の紙を見つけますザックスが戻ってきます歌詞がない?ベックメッサーのズボンの中ですズボンに手を入れ取り出しますもう覚えてるんじゃないの歌詞をくれると言われ有頂天になるベックメッサーもう~このへんのテンポの速い歌詞の部分、最高です!ようやく出て行ったと思ったら戻ってきてまた出て行きますやれやれ。すぐにエーファが来ます美しいウエディングドレスのエーファ。ザックスは靴が痛いと言われますが本当の目的を見抜いています。ヴァルターが着替えて入ってきますザックスは怒ったように歌いますエーファは自分の肖像画を発見してしまいますしまった!という表情のザックスエーファは泣き出しますザックスは自分の気持ちを押し込めようとナイフで肖像画を切り裂きますなぜか十字架がばたっと落ちます。エーファはザックスに抱きつきます複雑なヴァルター。ザックスはエーファを突き飛ばしますが、エーファはヴァルターのいない方で泣いています複雑な3人の三角関係が浮き彫りになるシーンですダーヴィトとレーナが来ますさあ入っておいで!ここで生まれた歌の洗礼を行う!いよいよ5重唱ですエーファが歌い出したとたん私は涙が出てきました。すばらしい五重唱歌いながらザックスは…(割愛)もう目が点です!感動が一気に押し寄せてきますやっぱりそうだったんだね!と確信するシーンです。いいようのない名状しがたい感動。彼らは子供のように、かみてで、おもちゃで遊び始めますパルジファルにつながるシーンです。そして最後のシーンへ!ヨハンネスフェストです!!もう派手派手ですごいです!汽車!人形が人間と踊ってしまいにはエッチしています(笑)マイスターたちの入場かみてからザックス人々がザックスを讃える歌を歌いますそのあいだベックメッサーはずっとしもてで一人で暗誦に余念がありません本の踏み台ぐらぐらしていて怒りますうまく歌えそうもないのでザックスに相談していますベックメッサーの歌歌う前から大笑いされています歌ったらもう笑いものにされザックスのせいにしてしもてに行きますザックスがヴァルターを呼びますヴァルターはかみてから。エーファが迎えに行きますヴァルターの歌でもここで私はしもてで絶望しているベックメッサーに釘付けでした。そしてザックスもベックメッサーを見つめています。勝利の歌を歌う彼を見てうなだれるベックメッサーエーファが勝利を告げたとき見つめますがそのあと椅子につっぷしています同情しているザックスしかしザックスはエーファのためには心を鬼にして勝利を告げますしかしヴァルターがマイスターにならないと言い出し、騒然としますザックスは歌いますマイスターを侮るなかれヴァルターに歌いかけますすばらしい!ドイツを脅かしている勢力の話になったとき人々はいなくなりザックスへのピンスポになります。いつの間にか部屋に戻っています人々が歌いますザックスは人々の中に紛れます人々が去ったときそこに残っていたのは…!(割愛)そしてエピローグ(音楽が終わってから)(割愛)全幕了お疲れさまでした!本年度ナンバーワン確定かもしれませんすごい!すごい舞台でした。ワーグナーイヤーにふさわしい作品ですワーグナーは革新的な人でしたから。この舞台を生で見れたことを感謝します。特に家族に感謝します。本当にありがとう!!カーテンコールペーター・ゾン、マルクス・ヴェルバに喝采そしてなんといってもザックスのフォレ!フォレが出てきたとき、割れんばかりの拍手と客が床をふみならす音ですごかったです!ガッティにも歓声。しかししつこいブーイングがありました。ヘアハイムは初日ではないので出てこなくて残念です。もう11時半を回っているというのに人々の拍手と歓声がやみません。出演者たちもやりきった表情です。感無量です。お疲れさまでした。
2013年08月28日
終わったのが現地時間の11時半過ぎ。6時に始まったので5時間半。すばらしい作品です!そしてハンス・ザックスのミヒャエル・フォレにものすごいアプローズ。彼とベックメッサーのマルクス・ヴェルバでヘアハイムのマイスタージンガーの世界を完璧に創り上げた。きょうはフォレも最後まで万全の歌唱。この作品はこの2人が主役に出来ていた。ハンス・ザックスはRワーグナー自身。Rワーグナーの作曲の過程の妄想が創り上げた世界。子供っぽくてなんともユーモラスでエッチ。30秒に1回笑えるギャグ満載。最後の落ちも秀逸いやもう衝撃でした。ヘアハイムのパルジファルもすごかったけど、これもその作品につながっていく部分があるんです。何から何まで練りに練られた演出にあっと驚く仕掛けが満載。客も幕間の拍手がめっちゃ長い。圧倒的な作品、そしてフォレへの賞賛!客がどかどか足を踏み鳴らす喝采ティーレマンの影のない女以来の体験です!もう言葉がないです。これぞ人生。これぞ芸術。ワーグナー、ヘアハイム、フォレ、ヴェルバに心からの感謝を捧げます!※内容に触れますのでご注意ください。セットは開始前からオープンになっている。ザックス(ワーグナー)の部屋のセット。開始前にセットの裏で声出しするフォレの声が聞こえる。ガッティが着座したが振り始めないするとドアをあけてフォッレ(ワーグナー)が飛び出してくる。着想が浮かんだのだ。ザックスは楽譜を手に持っていて窓際で書きだす。薄明かりで楽譜がよく見えない。ザックスは楽譜を窓辺にかざす。すると日の出。大きな音で序曲が始まりザックスはびっくりする。序曲を書いているザックスはカーテンをしめるここで瞠目ポイントその1カーテンの向こうに作曲を続けるワーグナーの姿が映し出されるが実際にはセットチェンジが行われているカーテンのは映像なのである映像はザックスの机にズームしていくするとセットがザックスのデスクの上のセットになって現れる人々が賛美歌を歌う真ん中にエーファ美しいアンナ・ガブラー。ワーグナーは愛するエーファに近づいていき抱きしめるエーファは興奮しているしかしその腕を振りほどき走っていくヴァルターが現れたのだ。深い緑色のまるでグリム童話の絵本に出てくるような騎士の格好のヴァルターマントをかけているマッダレーナがいさめるダーヴィトはペーター・ゾン2011年のティーレマンの影のない女で若い男を演じた彼。本日もすばらしかったすごく高い声が出るというわけではなく最高音は裏声だった。高い音に移行するときに緊張感が伴う徒弟たちは全員20代の青年でみんな若い!だからお話に入り込める。真実味があるベックメッサーが黒い衣装で登場し、徒弟たちを追いはらうマイスターたち。マイスターたちは全員演技めちゃうまですごかったです個性があります。もうどこ見たらいいの状態。呼び出しが始まりますみんなで輪になりますポーグナーの歌。すっばらしいです。ツェッペンフェルド。彼の声を生で聴くのをそれは楽しみにしていました。すばらしい美声です。もう~大感動です。ヴァルターを皆に紹介します歌の試験ベックメッサーはチョークがうまくつかず何度も書き直しています歌い損ねになってしまいますザックスだけが人の輪から離れて考え込んでいますヴァルターはしもてがわの巨大な窓の下の方の出入り口から脱兎のように出て行きます追いかけるフォーゲルゲザングドアが閉まり、マイスターたちは大騒ぎ第1幕了すでに人々は大熱狂、大歓声です。Part 2 に続く
2013年08月28日
ザルツブルク音楽祭2013年8月26日スタートはBPOのコンサートから。BPOは昨日ものすごいモーツァルトをやったらしいです。そしてきょうはシェーンベルク、ヴォツェック、春の祭典という多分音楽マニアにはたまらないラインナップ。祝祭大劇場はとっても見やすい。ここで訂正。昨日ウィーンフィルの方が同じ宿にいると書きましたがウィーンフィルではなく、ベルリンフィルでした。ヴィルフリード・シュトレーレさんというヴィオラのリーダー格の方ほか。きょうのカンマーグートツアーの日本語ガイドによるとウィーンフィルは何ヶ月もザルツブルクに滞在するのでホテルではなく家を借りてる方が多いそうです。きょう乗っているのは、コンマス、シュターブラヴァ、その横に樫本大進さん、セカンド、シュターデルマン、その横にトーマス・ティム、ヴィオラ、 Máté Szűcs 多分、その横にシュトレーレ。弦以外は2曲め以降の登場。木管 Fluteパユ オーボエ アルブレヒト マイヤー Hrn シュテファン・ドール セアラ・ヴィリス 打楽器はヴィーランド・ヴェルツェルほかものすごいメンバーです!シェーンベルクは弦楽器だけで演奏されそのあまりにも美しい響きに陶然!ああこれがBPOの音だった!と思い出す。ヴォツェックはハンニガンさんという女性歌手が歌った。真っ赤なドレスのいかにも気丈そうな女性でぴったり。ここで休憩春の祭典はやっぱりすごい!の一言。ダンスミュージックなので踊れるように演奏している感じのテンポいや~楽しい音の洪水。パワー。それでいてまるで1匹の動物のような無数の虫のような恐るべき有機体と化しているBPO。観客は毎回熱狂。ラトルさんは例のごとくソリストたちを讃える。すごい音楽!本日トーマス・ハンプソンさんも聴きにいらしてました。ダンディーで長身、聡明な雰囲気。ホルンのヴィリスさんと長時間立ち話をされてました。驚いたのは休憩時間のバーにベルリンフィルのメンバーがいたこと。余裕ですね!
2013年08月27日
2013年夏は、2回目のザルツブルク。音楽祭は最終週に入っている。今回はANAの格安便がとれなかったのでJALの格安便。JALは成田空港ターミナル2です。フランクフルトの乗換えでオーストリアのザルツブルクへ向かう。フランクフルトへの飛行時間は10時間50分の予定。機内食は2回と軽食1回。至れりつくせりのサービス。隣の兄ちゃんはビール何缶も飲んでいた。私は若い頃機内で気絶した経験があるので、機上では絶対お酒は飲みません!!定刻より早いぐらいのタイミングで到着。雨。寒い!乗り継ぎの時間が3時間半あった。帰りはなんと6時間もあるので困ってしまう。到着したのはターミナル2なので無料のスカイラインでターミナル1に移動する。ターミナル1のAに移動する。そこでまず荷物審査。ここはもう国内便への搭乗チェックだったらしく水のペットボトルがひっかかってまた怒られてしまった。そして入国審査。目的地はオーストリアなのにドイツの入国審査なのが不思議だ。にいちゃんはKon-nichi-wa!と日本語であいさつしてくれた。やはりドイツ人は頭の回転が速い。Aに入ってルフトハンザのカウンターでチェックインする。この時間にゲートに行くように。でも前もってゲートがどこにあるか確認しておくように、と念を押された。迷子になりようがないのに…。ルフトハンザがハンドリングしているが航空機はオーストリア航空の航空機。この便はOhne日本人でさすがに緊張する。飛行機にはバスで向かう。フランクフルトは雨がけっこう降っていたが乗り継ぎ便に乗り込もうとするドイツ人は誰も傘をさしていない。どうも雨に濡れるのは当たり前のことらしい。あっという間に到着。東京-大阪間ぐらいの感じ。機内サービスは飲み物1回のみ。ザルツブルクはひんやり、高原のさわやかな涼しさ。雨は降っていない。空港からは某ツアー会社の送迎を前もって予約していたが、この時間でもTAXIがいた。ようやく宿につく!翌朝朝食がついている食堂には多分…ウィーンフィルの団員と思われる人たちがいて朝からあげあげの気分である。
2013年08月26日
Oe1で今夜予定されていたコジの中継は事情があって延期となりました。残念です!Oe1 AnnouncementAus bühnentechnisch-ästhetischen Gründen kam die Aufzeichnung von der Premiere bei den Salzburger Festspielen 2013 nicht zustande. Aus diesem Grund musste die Ausstrahlung der Oper "Cosi fan tutte" auf den 19. Oktober verschoben werden.***更新情報Verdi27に出演された菊池大翼さまに掲載のご許可をいただいたので記事に写真を追加させていただきました。ありがとうございます。よろしくお願いします。大胆企画「Verdi 27」Day 1
2013年08月24日
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Daiske Ohyama as Leporello奇想天外!王子のドン・ジョヴァンニ Part2※内容にふれますのでご注意ください。ジョヴァンニのシャンペンアリアここでも召使がシャンパンとグラスを意地悪でジョヴァンニに渡さないというギャグを歌う直前までやっている。ジョヴァンニはペシ!と声を出しながら召使をはたき、グラスを奪い取る。どんだけ笑わせるの?これでやっと歌える、と思ったらすぐ曲が始まる(笑)志村さん、ものすごい声量で圧倒的に歌うすばらしい。マゼットとツェルリーナ嫉妬しまくるマゼットをなだめるツェルリーナBatti, batti, o bel Masetto,ジョヴァンニは大盤振る舞いを宣言するジョヴァンニはツェルリーナに気がつくツェルリーナは浴槽の陰に隠れていたのに見つかってしまうマゼットが現われるママママ…マゼット!!(笑仮面の3人が現われるいや…4人。(笑ぷすぷす…Signore maschere!マゼットはジョヴァンニの指示で部下たちに翻弄されているジョヴァンニとツェルリーナは2人で浴槽に入る退場叫び声ジョヴァンニが浴槽の中に何かを沈めている蛮行の犯人を成敗しているというそぶり。その男が顔を上げると、溺死しそうなレポレッロ(大爆笑目が白眼。しかしオッターヴィオが真犯人を見破る追い詰められたジョヴァンニは浴槽に載ってぐるぐる舞台を回り出す。ええ~!この重唱+合唱のシーン、運動量多過ぎでしょうという展開第1幕終了幕間の休憩も人々は大興奮。いったいこのあとどういう展開が待っているのか!?黒田さんはこのまま歌わずに終わるのか!?第2幕お暇を請うレポレッロuno due -- とジョヴァンニが小銭を与える喜んでもらうがジョヴァンニがチン!とレポレッロの男性の大事な部分攻撃するので会場大爆笑レポレッロが飛び跳ねている間にジョヴァンニは小銭を回収する(どんだけせこいんだ!ジョヴァンニは今度はエルヴィラの侍女をものにすると言い出すえ?あれ?客笑おれはいいです!2人は服を着替えるジョヴァンニの服があまりにも臭い!というレポレッロの演技に客爆笑金色の衣装にマントも、大山さんすごく似合います!エルヴィラをおびき出すために変装したレポレッロの脇でジョヴァンニが歌うジョヴァンニの振りをいかにもやる気がなさそうに演じるレポレッロに客笑しかしエルヴィラはうれしそうにジョヴァンニに化けたレポレッロを見つめている侍女はやっきになって歌う薄情な男なのに!エルヴィーラはレポレッロに抱きつきますきゃ~!(心の声)エルヴィラはジョヴァンニ(のつもり)の頭をなでて、毛髪があるので、え!?という表情を浮かべます(客大爆笑)レポレッロはエルヴィラの胸を両手でわしづかみ(客爆笑)(うわ~~日本のオペラ業界きってのバリハンクス(=イケメンのバリトンの通称)の2top のからみ。こんなの見せていただいていいんでしょうか?エルヴィラは初めて歌います(多分ここだったかと。違ったらごめんなさい黒田さんはエルヴィーラの1オクターブ下を裏声で歌っているようです(違ったらごめんなさいエルヴィラはかみてのついたての陰にレポレッロを引きずりこみます。レポレッロはどうも食われているようです(笑)悲鳴が聞こえました(客爆笑)ジョヴァンニ。Deh, vieni alla finestra侍女がやってきます。でもジョヴァンニの背が低いので悲しい、私は背が高いのが好き!という演技をします。ジョヴァンニははこうまを持ってきてその上に乗ります。侍女は、よかった~好き好き~となります。しかしまたジョヴァンニがはこうまから降りるとあれあれ?となります。この場面またもや大爆笑です。侍女はその気になってジョヴァンニとしけこみます。つまりこの場面で2つのカップルができていちゃいちゃしてるわけです。うまくできています。マゼットたちがやってきて彼らに気付きますジョヴァンニはマゼットの武器を奪ってぼこぼこにしますマゼットはあんまり痛くなかったのにツェルリーナが来たら急に重傷を装います(笑)Vedrai, carino, se sei buonino, Che bel rimedio ti voglio darお薬のアリアマゼットは調子に乗ってここが痛い!と唇を指さします(客笑マゼットはツェルリーナのお胸にタッチ!役得です。一方レポレッロとエルヴィラ、ジョヴァンニと侍女のカップルはよろしくやっていますしかしオッターヴィオとアンナ、マゼットとツェルリーナに見つかってしまいますレポレッロは数人に翻弄されぐるぐる回っています。エルヴィラは自分が愛し合っていた相手はレポレッロだったと気付き、ショックを受け、床に座り込みます。Ah, pietà, signori miei! レポレッロは、あ!と空を指さし、そのすきに逃げ去りますオッターヴィオのアリアIl mio tesoro intanto 美しいです!すばらしい。しかし歌い終わって振りかえるとエルヴィラ以外誰もいません(客笑エルヴィラも自分の世界に入っています。In quali eccessi, o Numi, in quai misfatti 最初のレチタティーボ部分は黒田さんが歌います(違ったらごめんなさい)Mi tradì, quell'alma ingrataこのアリア部分は大隅さんが歌います(かみてのそでで)いやもう~この発想!すばらしいです。2人で交互に歌うのです大隅さんの歌唱は誠にすばらしい。難しいコロラトゥーラも完璧。驚いたことに黒田さんもコロラトゥーラを歌ったのです。すごい!このエルヴィラのアリア、心に沁みました~!いやすごい!鳥肌立っちゃった感じですね。こんなことがあるなんて!この演出家の発想と黒田博の瞠目の表現力に脱帽です!!第2幕第3場墓場です。出会った主従。2人は服装を元に戻します。またジョヴァンニの服が臭い!というギャグ。ジョヴァンニがレポレッロのかみさんを誘惑した話をしてレポレッロはおかんむりですしかし!Di rider finirai pria dell'aurora誰だ!立てかけてある木の壁に貼り付けたぺらぺらの漫画?それが風でゆらゆら揺れてますレポレッロは脅えきっています自分のスケッチブックにいつのまにか騎士長の絵(手紙?)が。読め!いやです!殺すぞ!それもいやです。じゃあ読みますよ。晩餐に招待しろ!死ぬか?あっしじゃないですよ。だんなが激しく震えるレポレッロ騎士長の銅像がうなずいた、このように、というところレポレッロが日本のうらめしやお化けの手の格好をしてゆらゆら揺れるので客大爆笑。退散する二人いよいよ晩餐ですがっつくジョヴァンニにあきれているレポレッロレポレッロはジョヴァンニの気をそらし、鶏の足を奪います。ほんとに食べてるので客笑。もう飛ぶまいぞこの蝶々これ知ってるぞおいレポレッロふわ~~~い(言葉になってない、客笑)レポレッロは口の中の食いかけをジョヴァンニの顔に吐きかけますこのあともレポレッロはやけになったように鶏の足を何本も食べています(笑)。エルヴィラが乗り込んできますついにエルヴィラが本性を出します。はこうまの上に片足をどかっと乗せ、脅迫します(客笑取り合わないジョヴァンニうわああ~帰ろうとしたエルヴィラは石像の絵の紙の貼りついたついたてを見て叫びますレポレッロもうわ~~!白いものがふわふわとこの白い、というのは本来石像が白いと言う意味なのですが、ここではついたての陰に白い頭が見えていて大爆笑です。Don Giovanni, a cenar teco 騎士長が現れますジョヴァンニが気丈に答えますレポレッロは脅えていますおまえがこんどはおれの晩餐に来るか?時間がないって言ってください!Verrai? 来るんだな?レポレッロが悲痛に叫ぶDite di no! 行かないって言って!ここすばらしかったです手を握ると激痛に苦しみ出すジョヴァンニ。Ohimé!いつのまにか全員が現われて地獄落ちの悪魔の歌を歌っていますジョヴァンニは歌いながら奈落ならぬ、客席と舞台の間に落ちていきますその後を追ったのは…(割愛そしてその後の展開が大爆笑(割愛もう~笑った笑った最後の展開は大幅にカットされています。全幕了お疲れさまでした。すごい作品を見させていただきびっくりでございました。ただただ唖然!皆さま本当にお疲れさまでしたBravi tutti!!書いている内容にだいぶ間違いがあるかとは思いますが、笑い過ぎで記憶が飛んでいるので、なにとぞご容赦ください。
2013年08月21日
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Fumihiko Shimura as Don Giovanni and Hiroshi Kuroda as Donna ElviraPhoto linklabo opera絨毯座 実験室vol.6『ドン・ジョヴァンニ』字幕付き原語上演作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ Lorenzo Da Ponte指揮:須藤桂司 Sudou Keiji演出:太田麻衣子 Ota Maikoプロデュース:恵川智美 Egawa Tomomi ドン・ジョヴァンニ:志村文彦 Shimura Fumihikoレポレッロ:大山大輔 Ohyama Daisukeドンナ・エルヴィーラ:黒田博 Kuroda Hiroshiその侍女:大隅智佳子 Ohsumi Chikako騎士長:米谷毅彦 Maiya Takehikoドンナ・アンナ:川越塔子 Kawagoe Tokoドン・オッターヴィオ:布施雅也 Fuse Masayaマゼット:吉川健一 Yoshikawa kenichiツェルリーナ:吉村美樹 Yoshimura Miki合唱:清水龍之介、鈴木俊介、橋本晃作、山本竹佑、吉川響一 他ピアノ:金森敏子 Kanamori Toshiko, 田村ルリTamura Ruri 2013年8月20日(火)18:30開演2013年8月21日(水)15:00開演会場:北とぴあ・つつじホールDAY 1***太田麻衣子恐るべし!何という才能でしょう。きょうは何から何までビックリのジョヴァンニでした。黒田博さんがエルヴィーラ?あまりにも美しい。歌舞伎の女形の世界。まるで玉さまでした。レポレッロの大山大輔さん、抜群の演技力で面白くてしょうがなかったです。レポレッロにぴったりのお声でまことに素晴らしかったです。メイクがスノーホワイトに引き続いてのゴルゴ13メイク!似合ってました。演出がもう最高。完璧に喜劇のジョヴァンニ。ほぼほぼ笑いまくりでした。題名役ジョヴァンニの志村さんもコメディセンス抜群な上に響き渡る爆弾ボイス。圧倒的でした。同行の志のGiocondaさんがお聞きしたところ、「騎士長もマゼットもレポレッロも何回もやっていますが、ドン・ジョヴァンニは初めて!」だそうです!驚きですね。ご本人は「ついジョヴァンニじゃない方のパートを歌いそうになる」とおっしゃられていました。今回瞠目ボイスは大隅さん。なんというパワー!5秒でファンになってしまいました。素晴らしい歌手です。美しい声、すばらしい歌唱。歌いだしたときにそのすばらしさにひっくり返りそうになりました。もうこういう邂逅が感動モノなんです。マゼットの吉川健一さんもすばらしい美声バリトン、聴かせてくれました!演技もとてもおもしろかったです。役得ですね!今日は会場が歌手だらけ! 内山信吾さん、土崎譲さん、菊池大翼さん、ピアニストの吉田貴至さんもいらっしゃいました。ほかにもいらっしゃったと思います。内容は明日も公演があるので控えますが、とにかく300%の面白さです。抱腹絶倒空前絶後です。演出の太田さんにお聞きしましたがやはり歌手を想定して作ったということです。まさか黒田さんがこの役を受けてくれるなんてと驚きだったそうですが、やはり黒田博ありきのプロダクションだったようです。+++※内容にふれますのでご注意ください。この作品は演出がカーセンも真っ青の斬新なアイディア満載の作品。おまけにギャグも満載。30秒に1回は笑える。ドン・ジョヴァンニを喜劇にしてしまうとは。この演出家の演出傾向を表している。そして女性の視線でめっちゃエロい。何がエロいって女に化けた美しい男性ほどエロいものはない。その危うい、向こう側に落ちちゃいそうなガラスの繊細さそれを有しているエルヴィーラ。他の歌手が素でくすっと笑っていても黒田さんだけは絶対に笑わない。エルヴィーラの悲しみだけが伝わってくる。それでなんかすごく持ってかれちゃった感じ。いっそ次は全員が男性のドンジョヴァンニをやってほしいなあ…(妄想始まりのシチュエーションはTheatre in theatre。楽屋にはこうまと台本を持って現れた志村さん。何もないのに転ぶ!えっ?おっかしいなあ?床をチェックする次々に歌手たちが現われ車座になる。大物歌手の黒田博が黒いグラサンにさむえの上下で現われ、会場は爆笑どうみてもやくざのおじさんっぽい。最後の方にやってきた大山さんは入る場所がなくてその輪から離れたところにこっそりと椅子を置く。この場面ですでに歌手たちの人間関係が語られている。衣装さんががらがらと衣装を吊ったキャスターを押してくるみんな好きな衣装を選ぶ最後に残ったのはきんきらきんの金色の縫いとりの衣装主役の衣装だ。最後になった志村さん思わず振り返ってポーズオレ!?大爆笑この場面は序曲の場面です。すぐにレポレッロ登場の音楽着替えるの早!レポレッロは黒いビロードの上着に金ボタン髪形は巨人の星の花形満のようにくりんくりんにカールさせている顔にはくっきり黒い筋ゴルゴと花形満のミックスのアニメのようなレポレッロ色男の大山さんは何をやっても決まる。Notte e giorno faticarすばらしい声!どちらかというと低いバリトンなのでレポレッロの音域にぴったりの大山さん。イタリア語もうまい!しゃべるように歌える人。なぜかかみてからベッドのマットレスがばたばた騒いでいる必死に押し戻すレポレッロすでに会場は爆笑。バッターン!マットレスが倒れるとジョヴァンニとドンナ・アンナ。そこへアンナの父の騎士長。外国のおばあちゃんが着るような白い帽子にロングの寝間着姿爆笑。サーベルをかまえているレポレッロはめんどくさそうに刀を出すしかしジョヴァンニにさやの方を渡してしまうあわてて取り換えるしかし何もしないのに勝手に騎士長は死んでしまうおかしいな~?という納得できない表情のジョバンニ。どこにいるレポレッロ?ここです大山さんのレポレッロはめっちゃ二の線。父が死にテンションマックスに達したドンナアンナは刀をオッターヴィオに突きつけながら歌う。このオッターヴィオはからっきし意気地のない男で、気絶する血が嫌でアンナに血と血の復讐を誓わされ、手をこっそり拭いたりしている気絶したオッターヴィオをマットレスごと引きずって連れていく従者たち女の匂いだ!いよいよですドンナ・エルヴィーラとその侍女が登場する。背が高いエルヴィーラはまっすぐに背筋を伸ばし、バルーン上にふくらんだドレスを着こなしているウエストがきゅっとしぼられているドレス。これを男性が着るのはどんだけ大変だろう。出てきた瞬間えっ?誰?この美しい倒錯した方は?とわかっているのにぱちくりしてしまうすごい変身ぶり。まずその表情。愁いをたたえた貴族の年増女そのもの。一方侍女も役作りがすごい。終始ちょこちょことオバQのように歩くおてもやんメイクをしているしかし歌うとすごいんです!Ah, chi mi dice mai Quel barbaro dov'èぎゃーすごい声!パワフルでレーザービームのように輝かしい。美しい声。これは世界レベルの歌手だ!彼女が歌い出すと金縛りにあったように聞き惚れてしまうここはドンナエルヴィーラが「あんた、私の思いを代弁しなさいよ。」と目で合図し侍女がエルヴィラの部分を歌うという展開でその度に爆笑。ジョヴァンニがちょっかいをかけるとエルヴィラ(黒田博)が地声で地獄の底から響くような声で叫ぶドン・ジョヴァンニイイイ!大爆笑レポレッロは首から下げているスケッチブックに描かれた女性たちの絵を一枚一枚引きはがしながらカタログの歌を歌うすばらしい!でも芝居が面白くてもう目も耳も忙し過ぎだ!レポレッロはスケッチブックに侍女の絵を書きます。侍女は喜びますが出来上がった絵はへのへのもへじ。(笑)エルヴィラは茫然と床に座っている。レポレッロが「年増女は…」と歌いながらある絵を彼女に渡すエルヴィーラはその自分が描かれた絵をすごく気に入ったようで薄く笑みを浮かべて愛おしそうに見ているうわーこの芝居すごい!こんなんストレートプレイレベルです。楽しかった時代を思い出している背後の映像で会場は爆笑結婚式の宴歌う人々花嫁と花婿はバスタブに入って出てくる合唱が男しかいないので女声の部分を裏声で歌い会場受ける~ジョヴァンニがツェルリーナを口説く。マゼットが割って入るこれおもしろくて爆笑ジョヴァンニはマゼットの名前だけがどうしても覚えられない(多分わざとなんだろうけど)ママママ…と言い淀むのでマゼットが「マゼット!」と叫ぶこのギャグは繰り返し出てきますマゼットの怒りのアリアHo capito, signor sì! Chino il capo e me ne voVengo, vengo! Resta, resta.レポレッロはしょうがないので男たちに金をつかませマゼットを拉致させる(笑)Là ci darem la mano, Là mi dirai di sì.やる気満々のツェルリーナしかしベッドの中に潜んでいたエルヴィラと侍女(笑)驚くジョヴァンニ(爆笑また代わりに侍女が歌うドンナアンナとオッターヴィオ。オッターヴィオは虫眼鏡で犯人を探しているジョヴァンニの頭を見てしまい思わずまぶしさに目が見えなくなる(客爆笑あまりにもこの古典的ギャグに客席受け過ぎでしょう状態。ジョヴァンニは言い逃れしようとするAmici, addio!はなぜか裏声で歌うアンナのアリアオッターヴィオのアリア Dalla sua pace はカット。(初演版ということと、流れ上入りにくい、ということが理由だそうですby布施雅也さん)Part 2 に続く。
2013年08月20日
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新宿区民オペラ「ドン・カルロ」ちらし(表裏) ※二段階のクリックで拡大します。わたくし好みの若くてすばらしい歌手が多数出演します。8月31日(土)のフィリッポに狩野賢一さん。9月1日(日)のエリザベッタに福田祥子さん、宗教裁判長に金子亮平さん、レルマ伯爵に飯沼友規さん。ほか。
2013年08月18日
《ディアナ・ヴィシニョーワ―華麗なる世界》AプロDay 22013年8月18日五反田ゆうぽうと 「オテロ」 振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:アルヴォ・ペルト エレーヌ・ブシェ、ティアゴ・ボァディン 「コッペリア」 振付:ミハイル・バリシニコフ 音楽:レオ・ドリーブ メラニー・ユレル、マチアス・エイマン 「失われた時を求めて」より "モレルとサン・ルー" 振付:ローラン・プティ 音楽:ガブリエル・フォーレ マルセロ・ゴメス、デヴィッド・ホールバーグ 「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー アシュレイ・ボーダー、ホアキン・デ・ルース ―休 憩― 「ダイアローグ」 振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:フェデリコ・モンポウ(「ショパンの主題による変奏曲」) ディアナ・ヴィシニョーワ、ティアゴ・ボァディン ピアノ演奏:アレクセイ・ゴリボル ―休 憩― 「フーケアーズ」 振付:ジョージ・バランシーン 音楽:ジョージ・ガーシュイン アシュレイ・ボーダー 「マンフレッド」 振付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー マチアス・エイマン 「ジュエルズ」より "ダイヤモンド" 振付:ジョージ・バランシン 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー エレーヌ・ブシェ、デヴィッド・ホールバーグ 「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ 振付:ジョン・クランコ 音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー ディアナ・ヴィシニョーワ、マルセロ・ゴメス プロローグ、フィナーレは、この公演のためにマルセロ・ゴメスが特別に振付けたもの※プログラム変更:当初予定されていた「ドン・キホーテ」は昨日の公演の際に、ホアキン・デ・ルースの、かねてより痛めていた膝の状態が悪化したために、アシュレイ・ボーダーによる、バランシン振付の「フーケアーズ」に変更。***ブシェーとホールバーグのダイヤモンド素晴らしかった。まじ泣けました。エイマンのコッペリアすごかった!アシュリー・ボーダーも負けてなかった。ノイマイヤーさん嬉しそうだった。ゴメスの振付&選曲のセンスの良さにぶっ飛んだ。今日はステージの対角線の延長線上でしかもステージレベルの高さの席だったので、見ていて新鮮で醍醐味があった。やっぱりバレエはこれですよね。斜めに進んでくる時の真正面な感じで、斜めに飛ぶ時はまさに大迫力。上から落ちてくる感じ。今世界のトップでしかも好みのダンサーばかりで堪能しました。ノイマイヤー作品の日本初演まで見れて幸せです。プロローグとエピローグが素晴らしくてびっくり。ゴメスさん才能ある人なんですね。このために日本に集合してから必死に練習したのかと想像するととってもありがたかった。オテロは初めてではない。この2人のパドドゥは完全に愛のパドドゥだ。ハンカチを最初オテロが腰に巻いているが、外してデズデモーナの胴に巻く。雨だれのような静かな音楽。コッペリアがもう瞠目。エイマン君はすっかり大人の男になりスレンダーに。しかし相変わらずすごい身体能力。ジャンプ力半端ない。ヴァリアシオンでは3回転のピルエットから〜の〜アチチュードデリエールで2回転、次はピルエット4回転。コーダでは2回転のピルエットと完璧なトゥールザンレール連発で あいだに後ろ足で打ち付ける左右のバットゥリー。フェッテはアラスゴンド。完璧。ジャンプ高い。人の2倍の高さを飛ぶ。すごいわ〜モレルとサンルー まさにそうでしょというはまり役の2人。金髪のホールバーグと黒髪のゴメス、美し過ぎる。名作ですよね!チャイコパもすごかった。ホアキン膝が痛いとは感じさせない完璧なパフォーマンス。やはりドンキは6時5分のポーズが無理だったのだろうか?アシュリー・ボーダーすごかった!シャキシャキ踊るので見ていて気持ちがよい。リズミカル。まさにチャイコパだ。一ぺんでファンになってしまった。ABTっぽいダンサーですよね。フェッテはシングルで回ったが振り上げる足の高さ半端ない!完璧なフェッテに締めは高速シェネでまたこれがすごい!技に入る時に両足前に投げ出す大ジャンプで入る。それ2回あった。第2部ノイマイヤーがヴィシニョーワのために振りつけたという作品の日本初演。ああノイマイヤーだよねという感じ。ヴィシニョーワはハンサム・ウーマンなので、男が悪いやつで激情的で、冷たくされてもいじめられても可哀想に思えない。ショパンの曲をジャズっぽくアレンジしたピアノ伴奏は素敵だった。ヴィシニョーワの最高傑作は私はいまだにベジャールの指環のブリュンヒルデなんですよ~かっこよかったなあ~~ホヨトホ~ノイマイヤーさんがカーテンコールでステージに登場!盛り上がりました。第3部ドンキホーテがアシュリーのソロにさし変わった。やっぱりすごいダンサー!!瞠目の運動能力。マンフレッドはエイマンのソロ。これも楽しみにしていた演目。なんだかすごくドラマチックなチャイコフスキーの音楽で激しく踊りまくるエイマン。終わったら放心というか表情が入りこんでました~バランシンのダイヤモンド。この2人がすっごく良かった!今回の私にとってのナンバーワンはこれです。ブシェーは背が高くて手足が長いのでホールバーグのように長身なダンサーだとぐっと見栄えが良くなる。美しい長身の美男美女カップルでほんとにお似合いだった。ホールバーグはジークフリートのような衣装と髪色にロットバルトのような鋭い眼光。ブシェーのアームス、腕の動きがもう白鳥!この2人はまさに一人二役のホールバーグとオデットだった!!と勝手に感情移入してみていた。涙が本当に出てきた。隣の人も泣いていた。やはりバレエは頭でなく、心で感じるもの。きょうは来てよかった!と思った瞬間だった。ブシェーはほんと女優なんですよ~オネーギンの手紙のパドドゥ、ゴメスのオネーギンはもしかして初めてかしら?ヴィシニョーワのような凛とした女性とだめだめ感を漂わせたオネーギンで、逆に合っていたかも?前髪を乱していたのはざわとでしょうか?やはり私はオネーギンは鉄板でイルジ・イェリネクなんですよ~ごめんなさい。
2013年08月18日
福田祥子 ソプラノリサイタル ~ヴェルディ・ワーグナー生誕200年に寄せて~9月7日(土)15:00開演(14:30開場)灘区民ホール5階 大ホールソプラノ: 福田祥子 テノール(ゲスト):片寄純也ピアノ:松浦紫陽期待のワグネリアン・ソプラノとヘルデンテノール片寄純也のオール・ヴェルディ&ワーグナープログラム!*福田祥子さんは9月1日(日)の新宿区民オペラ「ドン・カルロ」Day2にエリザベッタ役で出演されます!それはすごい!
2013年08月18日
Tetsuya Mochizuki, tenor activity軽井沢芸術祭 藤田美奈子・望月哲也デュオコンサート涙する大人の為のオペラ軽井沢大賀ホール2013年08月21日[水] 開場13:30、開演14:00、終演予定16:00 出演藤田美奈子(ソプラノ)望月哲也(テノール)瀧田亮子(ピアノ)曲目シューベルト: ます(Die Forelle) ガニュメートマスカーニ:アヴェマリアヴェルディ:オペラ「椿姫」より デュエット~乾杯の歌~ アリア~ああ、そは彼の人か・・・花から花へ~、他Aria "Salut! demeure chaste et pure" de la ópera Faust de Charles Gounod
2013年08月18日
NBS オペラフェスティバル2014~2016 が発表されました。ローマ歌劇場の配役には今のところ期待通りフランチェスコ・メーリさんが入っております!!問題はどっちの役を歌うかなのですが、アントニオ・ポーリがイズマエーレでメーリさんがガブリエーレ・アドルノなのではないかと思っています。だとしたら最高!!ですね。シモン・ボッカネグラがゲオルク・ペテアン、ナブッコがルーカ・サールシなのではないでしょうかね。リッカルド・ザネッラートがザッカリーアですかね。フリットリがアメーリア、セルジャンがアビガイッレでしょうかね。ガナッシがフェネーナですかね。ロイヤルオペラの方はドンジョヴァンニがダルカンジェロで従者のレポレッロがアレックス・エスポージト、マクベスがサイモン・キーンリーサイドモナスティルスカがレディ・マクベスビリャゾンがマクダフ→ドン・オッターヴィオ(※コメント欄参照。KGさま、いつもありがとうございます。)ディドナートがドンナエルヴィーラでしょうか?単なる推測です!いずれにせよ超強力です。前回のキャストよりすごいです。前回は椿姫の大はずしがあったんでネトレプコの一点豪華主義になってしまっていたんですよね。雪辱してもらいたいですね。ウィーンのシュターツオーパー、演目はガチ過ぎでしょう~ばらとワルキューレ。行かないと言いつつ終わってみたらけっこう行ってしまう外来オペラ。キャストに期待しましょう!
2013年08月17日
Oe1Salzburger FestspieleGiuseppe Verdi: "Giovanna d'Arco"Samstag17. August 201319:30 現地時間日本時間日曜2時半~Anna Netrebko (Giovanna d'Arco), Francesco Meli (Carlo VII), Placido Domingo (Giacomo), Roberto Tagliavini (Talbot) und Mitglied des Young Singers Project (Delil) Philharmonia Chor Wien, Münchner Rundfunkorchester, Dirigent: Paolo CarignaniAufgenommen am 6. August in der Felsenreitschule im Rahmen der Salzburger Festspiele 2013聴かれましたでしょうか?いやいやこれは…すごすぎる!メーリさん、もうほんとすごい!一時期心配したけどもう今や順調に世界のTopに登りつめている感じですね~~高音のパワーと伸ばしったらないですよ!あれ音程は何だったんだ!?開演後18分ごろ シbいやいやまじもってかれました~これがイタリアだったら熱狂でそこでショウストッパーになっちゃうんだけどザルツですからね~客もおとなしいなあ…映像収録していないのでしょうかねぜひ見たいものです。ドミンゴさんはこの年にしては驚異的なパワーに声の美しさなんですけど肝心の低い音ができってない!これだとbaritone role はきついですが十分にすばらしい!!声が甘くてうっとりします。ドミンゴとカウフマンは何をやっても許されるんで!オペラ歌手とはそういうものです!!しかも病後の公演なので奇蹟的ともいえる!
2013年08月17日
リマインダーです!ザルツブルク音楽祭 カウフマンのドンカルロ 中継!8月17日 Medici TVOn Medici TVBroadcast date : Aug. 17, 2013, 12:30 a.m. Antonio PappanoconductorPeter Stein stage director Ferdinand Wögerbauer set designer Annamaria Heinreich costume designer Joachim Barth lightings Lia Tsolaki choreography Jörn Hinnerk Andresen chorus master Matti Salminen (Flilppo II) Jonas Kaufmann (Don Carlo) Anja Harteros (Elisabetta di Valois) Thomas Hampson (Rodrigo, Marchese di Posa) Ekaterina Semenchuk (La Principessa Eboli) Eric Halfvarson (Il Grande Inquisitore) Robert Lloyd (Un frate) Maria Celeng (Tebaldo) Sen Guo (Una voce dal cielo) Benjamin Bernheim (Il Conte di Lerma/Un Araldo reale) Members of the Young Singers Project (Sei deputati fiamminghi) Concert Association of the Vienna State Opera ChorusWiener PhilharmonikerLocation : Grosses Festspielhaus (Salzburg, Austriaベンジャミン(バンジャマン)・ベルンハイムは日本での大野指揮コンサート形式ウェルテルに出演されたテノールです。すばらしいお声だったのですがやっぱりという感じです!楽しみ!***やっぱりベルンハイムさんけっこう出ずっぱりで楽しかったです!注目の爺バス3人、ロイドさんすばらしいハーフヴァーソンさん。うん、だよね肝心のフィリッポ、マッティ・サルミネン、相当劣化なさっておられてう~んでしたけどそういう役なんでまあ…役作りということで!ハンプソンは美しいハイバリトンですばらしい。しかしカウフマンより声が高くて美しくめっちゃかぶるのでどっちがバリトン!?でした。歌唱的に及第点の主役クラスはハンプソンとセメンチュクぐらいですけど今回の公演は大スターしか出てないという公演なので歌唱云々するのは野暮、というもの。出ることが大事(笑)。演出は言うまでもなくペーター・シュタインなので…初心者にもわかりやすい伝統版!台本に書いてないことはやってない感じ、ですかね~あの夜の迷路の庭園、ぐらいですかね…セットぐらいちゃんと作ろうよ!という感じですがいつもこうなんでね…衣装は実にすばらしい!男性のブラウスの刺繍とかUPになるのでがん見しちゃいます。女性のドレスとかストールとかヴェールとか、超すばらしいです。音楽的ヴァージョンとしてはこれまで聴いた中で一番長いヴァージョン。1幕に民衆の歌唱やソリストの歌唱が入っていてこれはMETの来日公演にもあったがロドリーゴ死後のラクリモーサもあって、非常に長いです!今までの5幕版の中でも最長?初めて聞く部分も多数!さすがヴェルディイヤーには完全版を最高の形でというパッパーノの熱意を感じる。聴く方は大変かもしれません!
2013年08月16日
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Don Carlo in SAPPOROLCアルモーニカ 10周年記念オペラ「ドン・カルロ」2013年8月10日(土)16:00開場 16:30開演 札幌市教育文化会館大ホールG.ヴェルディ「ドン・カルロ」 イタリア語4幕版 字幕付き指揮:杉原 直基演出:三浦 安浩管弦楽:札幌シアターオーケストラ合唱:L.C.A.coro<キャスト>フィリッポ二世:大塚 博章(客演・東京二期会)ドン・カルロ:所谷 直生(客演・藤原歌劇団)ロドリーゴ:今野 博之大審問官:則竹 正人(客演・札幌大谷大学教授)エリザベッタ:南出 薫エボリ:斉藤 みゆきテバルド:山本 愛子修道士:ダブコスキ・ヴァルデマーレルマ伯爵/布告者:山本 秀樹天の声:亀谷 泰子アレンベルグ伯爵夫人:一戸 美斎子Do you have any news to tell?
2013年08月11日
本日、まさに今札幌で大塚博章さんがフィリッポのドンカルロが上演されています。Toi, toi, toi, fur alle!とっても気になります。そして今夜は!ザルツブルクのマイスタージンガーの放送日です(生中継ではありません)日本時間の日曜朝02:05~です。楽しみですね!!演出はそーとーおもしろそうです。写真しか見てませんがファンタスティック!さすがヘアハイムさんですわ!!Salzburger Festspiele 2013Richard WagnerDIE MEISTERSINGER VON NÜRNBERGAnna Gabler /EvaMonika Bohinec /MagdaleneMichael Volle /Hans SachsRoberto Saccà /Walther von StolzingGeorg Zeppenfeld /Veit PognerMarkus Werba /Sixtus BeckmesserSonn /DavidThomas Ebenstein /Kunz VogelsangGuido Jentjens /Konrad NachtigallOliver Zwarg /Fritz KothnerBenedikt Kobel /Balthasar ZornFranz Supper /Ulrich EißlingerThorsten Scharnke /Augustin MoserKarl Huml /Hermann OrtelDirk Aleschus /Hans SchwarzRoman Astakhov /Hans FoltzTobias Kehrer /Ein NachtwächterAusführende: "Akademie Meistersinger" de YSP /LehrbubenChor: Konzertvereinigung Wiener StaatsopernchorOrchester: Wiener PhilharmonikerLeitung: Daniele GattiLänge: 266:35 minAufgenommen am 2. August im Großen Festspielhaus im Rahmen der Salzburger Festspiele聴いた感じではフォッレとヴェルバがすばらしい!音だけで芝居が目に浮かぶ感じ。しかしフォッレさん Verachtet mir die Meister nicht では相当疲れていました~サッカはいったいいつの間にヘルデンになったのかと驚く。小柄でスキニーだから馬力はどうなんだろうと思うが。NNTTでアルフレード、ドレスデン来日でばらの騎士のイタリアの歌手などを生で聴いているがとてもヘルデンに移行するvoice サイズじゃなかったんですけど。トレーニングなんでしょうか。ガッティさんの指揮はやはり悠々で、すごくテンポがゆっくり!それがすばらしい!さすがガッティだわ~楽器の音もすべてが意味あるように立って聴こえるゆっくりだと。さすがガッティ。巨匠です。 +++Verachtet mir die Meister nicht (Die Meistersinger von Nürnberg)by Hiroaki Otsuka, bass baritoneRelated linksTokyo Opera Nomori Meistersinger Apr. 2013 INDEX2011年のバイロイトのマイスタージンガー CAST
2013年08月10日
霧島国際音楽祭東京公演「ワルキューレ」第1幕コンサート形式第34回霧島国際音楽祭 2013 東京公演 キリシマ祝祭管弦楽団2013年08月06日(火) 19時開演 東京オペラシティ コンサートホール7:00p.m. Tuesday, August 6 Tokyo Opera City Concert Hall 出演者 下野 竜也 Tatsuya Shimono (指揮 / Condctor)エカテリーナ・シマノヴィチ Yekaterina Shimanovich (Soprano), ジークリンデ Sieglindeアレクセイ・ステブリアンコ Alexei Steblianko(Tenore), ジークムント Siegmundパーヴェル・シムレーヴィチ Pavel Shmulevich(Bass), フンディング Hundingキリシマ祝祭管弦楽団 Kirishima Festival Orchestra ベートーヴェン:交響曲第1番 ハ長調 作品21 L.v.Beethoven: Symphony No. 1 in C major, Op. 21《ワーグナー生誕200年》 ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」第1夜“ワルキューレ”より 第1幕 (演奏会形式・日本語字幕付) R.Wagner: Der Ring des Nibelungen [Die Walkure], Act I (Concert Style, with Japanese supertitles) ジークリンデ:エカテリーナ・シマノヴィチ ジークムント:アレクセイ・ステブリアンコ フンディング:パーヴェル・シムレーヴィチやっぱりねと言われそうだが、きょうのワルキューレのフンディング、めっちゃめちゃよかった~~~真正バス声で、剣呑な声なんです~ペトレンコを思い出させるようなでももっと違う声劣化してない美しい悪役の声です。すばらしい表現力。声量もある。おまけに超がつくほどのイケメンです!♪小柄でスレンダーなのになんであんな声が出るの~?と驚きます彼はこのあとひっぱりだこになるでしょうね!なにしろまだ30か31なので。その次に良かったのは第1部のベト1です!ものすごかったですこれは大歓声大ブラヴォ納得ですよ!演奏もオケも指揮もすっごくすばらしかったんです。でも私の感覚ではワルキューレのテンポ、遅過ぎ。歌手が3人ともゆっくり歌うので下野さんは合わせたのかもしれないけどサスペンス感が薄れてしまう。あまり遅いと。歌手では女性はまあまあだったがジークムントが最悪!カウフマンもびっくりのバスに近いバリトン声のジークムント。響き過ぎな小屋だからというのもあるけどしゃきしゃきしたドイツ語の発音ではなくまったりしているえーっとドイツ語しゃべってる?と聞きたくなるよ。声がでかいのだけが取り柄。日本のお客さんは寛容すぎるよこのお口直しに猛烈にサイモンオニール聴きたくなったぞまだチケットあるのかなあ~~?序曲はめっちゃよかった~日本最高クラスの音響のホールのド正面一番後ろで聴いたのでこれで音がよくないわけがない!幸せだった~オケはすばらしかった!歌手が歌い出すとオケがおとなしくなるじゃない。でも歌手はみんな声量十分歌手なのでぜんぜんOK.途中でからんからんと何か落ちる音がしたんです下野さんが指揮棒を落したとは気付きませんでした。マエストロ沼尻さんもいらしてましたよ!この日本人の阿鼻叫喚絶叫陶酔歓声をどんな気持ちで聴いたんでしょう?沼尻さんの死の都気になる。聞けば良かった!
2013年08月06日
あしたのワルキューレのバスがめちゃんこイケメソな件について…Pavel ShmulevichbassCountry: Russiaborn: 1982第34回霧島国際音楽祭 2013 東京公演 キリシマ祝祭管弦楽団2013年08月06日(火) 19時開演 東京オペラシティ コンサートホール7:00p.m. Tuesday, August 6 Tokyo Opera City Concert Hall 出演者 下野 竜也 Tatsuya Shimono (指揮 / Condctor)エカテリーナ・シマノヴィチ Yekaterina Shimanovich (Soprano), ジークリンデ Sieglindeアレクセイ・ステブリアンコ Alexei Steblianko(Tenore), ジークムント Siegmundパーヴェル・シムレーヴィチ Pavel Shmulevich(Bass), フンディング Hunding キリシマ祝祭管弦楽団 Kirishima Festival Orchestra
2013年08月05日
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東京二期会ホフマン物語 INDEX二期会「ホフマン物語」出演者インタビュー動画キャスト・メッセージ ルーテル狩野賢一Les Contes d'Hoffmann vocal range and the castsバリトン佐藤望さんビデオメッセージUP!二期会ホフマン物語 Day 2 Part 1 二期会ホフマン物語 Day 2 Part 2 東京二期会ホフマン物語 Day 3 Part 1 東京二期会ホフマン物語 Day 3 Part 2 Related linkバリトン大沼徹さんの公式サイト大川信之 佐藤望 in 二期会WEEK 体育会系ドン・パスクワーレ(笑Yasuhito Shinkai 新海 康仁 in 町屋の「こうもり」アメージングなおもしろさ新津耕平 大川信之 in 山田香作曲スノーホワイトSNOW☆WHITE 二期会のホフマン、配役でました~~~
2013年08月04日
Bayreuther FestspieleTannhäuserDonnerstag 01. August, 16:00 UhrBesetzung 2013Musikalische Leitung Axel KoberRegie Sebastian BaumgartenBühnenbild Joep van LieshoutKostüme Nina von MechowLicht Franck EvinVideo Christopher KondekLandgraf Hermann Günther GroissböckTannhäuser Torsten KerlWolfram von Eschenbach Michael NagyWalther von der Vogelweide Lothar OdiniusBiterolf Thomas JesatkoHeinrich der Schreiber Stefan HeibachReinmar von Zweter Martin SnellElisabeth, Nichte des Landgrafen Camilla NylundVenus Michelle BreedtEin junger Hirt Katja Stuberトーステン、まことにすばらしいです!!ほんとにタンホイザーって難役中の難役ですけど見事でした。しかし巡礼の合唱は新国立劇場合唱団の方が上だ!***バイロイトのファーストウィーク、すべてフォローできたので幸せなことこのうえないです!そしてこのあとはいよいよザルツブルクフェスティバルのラジオ放送チェックですね!Oe1さまさまです。
2013年08月04日
東京二期会ホフマン物語 Day 3 Part 2第3幕クレスペルの家さきほどの鏡には深い赤色のカーテンがかけられています。しもてには大きなアントニアの亡くなった母の肖像画かみてには家財がありますがごみのように見えますアントニアのキジバトの歌木下さんすばらしいですかみてからクレスペル。斉木さん、声も声量も演技も存在感も何もかもすばらしいです。クレスペルはアントニアに歌わないように命じますそしていよいよ~大川さんのフランツです!これを見に来たと言っても過言ではありません。あの体育会系ドンパスクワーレでエルネストなのに死ぬほどおもしろかった大川さんフランツだったらどんだけ~~?と思ってました。予想通り大笑いでした。これはまたテレビで見られるんだったら堪能したいです!おもしろすぎです!!しかも締めがものすごかったですなんと!オペラ歌手なのに地上回転してそのままジャンプして床に転がる!いまだかつて見たことないです。こんなオペラ歌手(笑フランツ!ホフマンがニクラウスときますフランツはとぼけますアントニアとホフマンホフマンは自分よりもアントニアが音楽を愛しているのではないかと思っています。結婚しよう!すばらしい二重唱クレスペルが帰ってきますホフマンはものかげに隠れます。クレスペルはホフマンが気にいりません彼から逃れるためミュンヘンまで落ちてきたのに!お客さまです鍵を閉めろ!でもお医者さまですよ?あいつは医者なんかじゃない。悪魔だあいつが薬の瓶を打ち鳴らす音が聴こえるようだ!(そういう音楽がこのあと登場するのですミラクル博士が登場しますさあお嬢さんの治療をしましょうミラクルが手をあげると…座ってください座ってるが…?おいくつですか?おれか?あなたじゃない!お嬢さんです!20ですか 花も盛りの年ですねでは歌ってください切り裂くような悲鳴さあ調子がよくなってきたでしょう?顔色も良くなった 脈も正常ですミラクル博士は薬瓶をかざしながらクレスペルを追い立てて消えるホフマンが出てくるなんということだ…!とても言えない彼女に歌ってはいけないなんて…!アントニアはホフマンもお父様の味方になってしまったのねと嘆く。わかってるわ歌はもうやめたのその年ですべてをあきらめるのか?おまえへの喝さいをあきらめるのか?ガキどもの世話で容色を衰えさせるのか?ホフマンが惚れているのはおまえの美貌だけだ!何?この悪魔のような声は?おまえの母親が歌っているのだ。聴け!お母様?すばらしい三重唱ここはクライマックスですアントニアは歌って歌って、倒れますクレスペルが来ますアントニアは息を引き取ります死なないでくれ!アントニア!目を開けてくれ!クレスペルの懇願にも関わらずアントニアは逝ってしまったホフマンのせいだ!ホフマンは叫ぶ 医者は?アントニア達の載ったセットが遠ざかり始めるミラクル博士が告げる「お亡くなりになりましたアントニア!ミラクル博士(リンドルフ)はホフマンにコートをかける立ち直れないホフマン学生たちの酒場に戻っているGrand succès, on acclame Notre prima donna.ルーテルがステッラの舞台がはねたことを告げる狩野さん、すばらしい声です!ノーブルやね~~ステッラがマイフェアレディのようなかっこうで背後の高台に歩いてくる学生たちは盛り上がって歌いますテーブルの上を歩いてくるステッラ恭しく口づけし、リンドルフは宝石のブレスを渡します。ステッラは宝飾品を見つめる何もかも失ったと知るホフマンルーテルはホフマンに酒を渡す(冒頭かも…?)ルーテルはリンドルフにコートを着せる舞台が変わり、最初のシーンです奥にピアノニクラウス(ミューズ)はついにホフマンを得るステッラが声をかけますホフマン、寝ているの?いや、酔い潰れてるのさ!遅かったねステッラ!(もう彼は僕のものさ!)全幕了お疲れさまでした~~
2013年08月04日
荒川区民オペラ 第15回公演シモン・ボッカネグラ2013年8月3日サンパール荒川荒川区民オペラ 第15回公演~ヴェルディ生誕200年~ オペラ『シモン・ボッカネグラ』(プロローグ付き全3幕/全幕字幕付き原語上演/ダブルキャスト)2013年8月3日(土)18:00開演、2013年8月4日(日)14:00開演 会場 サンパール荒川大ホール出演者キャスト 8月3日(土) シモン・ボッカネグラ 井上雅人 アメーリア 田中宏子 フィエスコ 熊谷幸宏 ガブリエーレ・アドルノ: 田代 誠パオロ・アルビアーニ:香月健ピエトロ:浜田広志射手隊長:稲垣啓輔侍女:山村望実8月4日(日) シモン・ボッカネグラ 佐野正一 アメーリア 金見美佳 フィエスコ 伊藤 純 ガブリエーレ 川久保博史パオロ・アルビアーニ:細岡雅哉ピエトロ:照屋睦射手隊長:金井龍彦侍女:山村望実全指定席 A席:¥5000 B席:¥3500指 揮:小崎雅弘演 出:澤田康子(ザ・スタッフ)舞台監督:大仁田雅彦(ザ・スタッフ)合 唱:荒川オペラ合唱団 管弦楽:荒川区民交響楽団今回はあるまじきオペラダブルヘッダーを強行!ほかならぬ今一番愛しているVerdiの作品、シモン・ボッカネグラですので。開幕に間に合いませんでしたがプロローグのシモンとフィエスコの押し問答からすべりこみました。往きも帰りも最寄駅からタクシーを使ってしまいました。会場は横にバカでかいものの2階はなく奥行きもそんなにないので音がよく聴こえました。お客さんもぎっしりというわけではないので音はますますよく聴こえます。横に幅が広い会場では歌手の正面に座ることが肝要です。NHKホールや神奈川県民ホールでそれを痛感しましたので。そういうわけで昨日は各方面の皆さまにもお会いできてうれしかったです。アマチュアのオケ、合唱とはいえ練習を重ねたらしくとてもよかったです。やはり作品自体がすばらしいので多少のことは気になりません。シモンは見る機会が今までなかったのでありがたかったです。主役の2人が圧倒的な歌唱でした。アメーリアの田中宏子さんとガブリエーレ・アドルノの田代誠さん。日本人離れした大声量で、すごかったです。やっぱりVerdiは馬力だよね!と痛感しました。注目の題名役シモンの井上雅人さん、よかったです!!めっちゃ好みの声です。低い声に重いヴィブラートがかかるVerdi baritone で美声。表現が実に繊細です。シモンの苦悩を一貫して声の表現含めて演じ切っておりすばらしかったです。驚いたことにまだ34歳でいらっしゃるんですね!!これから楽しみな逸材です。フィエスコの熊谷幸宏さんもまさにフィエスコだよね!という外人っぽい見た目と演技力。声も好みのバス声でした。うっとりです。そしてパオロ役の香月健さん、大声量で大迫力、パオロになりきった迫真の演技力が秀逸でした。このように歌手の実力が揃っていたのでまったくアマチュア公演とは思えないできで、すごい感動を観客にもたらしました。やっぱりオペラってこれだよね!皆さまありがとうございました。
2013年08月04日
《二期会創立60周年記念公演》 東京二期会オペラ劇場ホフマン物語オペラ全4幕 日本語字幕付き原語(フランス語)上演 台本:ジュール・バルビエ、ミシェル・カレ作曲:ジャック・オッフェンバック 会場:新国立劇場 オペラパレス公演日:8月 3日(土)指揮:ミシェル・プラッソン演出 粟國 淳 装置:横田あつみ衣裳:アレッサンドロ・チャンマルーギ照明:笠原俊幸 ホフマン 福井 敬ミューズ/ニクラウス 加納悦子リンドルフ/コッペリウス/ ミラクル博士/ダペルトゥット 小森輝彦オランピア 安井陽子アントニア 木下美穂子ジュリエッタ 佐々木典子スパランツァーニ 吉田伸昭クレスペル 斉木健詞シュレーミル/ヘルマン 門間信樹アンドレ/フランツ 大川信之ルーテル 狩野賢一ナタナエル 新海康仁 コシュニーユ/ピティキナッチョ 坂本貴輝アントニアの母の声 与田朝子合唱:二期会合唱団管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団Day 3のAキャスト終了。ナタナエル新海さん 素晴らしかった。来年は主役だね。フランツ 大川さん予想どおりの抱腹絶倒パフォーマンスでした。やってくれました。なんと地上回転まで!狩野賢一さんAキャストデビューおめでとうございます。最後の一声 素晴らしく美しかったです。女性では何と言ってもオランピアの安井さん!すばらしいという言葉がいくつあっても足りないぐらい。佐々木さんのジュリエッタも圧巻だった。クレスペル斉木さんも素晴らしかった。悪役4人衆の小森さん、ノーブルな美しい声で酔わせた。ディアマンは圧巻のでき。歌がうまいです。二重唱とかも福井さんが重いスピント系テノールなので逆のコントラストが楽しめた。***昨日は走り書きで失礼しました。Day 3 Aキャストはやはりいかにも二期会!という雰囲気の公演でBキャストとはまったくイメージが変わりました。おとなの世界…というんでしょうか。今回の公演にテレビカメラの収録が入っていました。いずれ放送されるのではないでしょうか。冒頭のプロローグで出てくるホフマンの親友、ナタナエル。この役はテノールでBキャスもAキャスも二期会の次代を担うテノールをキャスティングしているんだと思います。新海さんは前の二期会公演マクベスではBキャスのマルコム、今回は二期会オペラ公演Aキャスデビューです。おめでとうございます。演技もはじけていて彼らしさが出てましたがやはりそのお声です!サイズが大きいし、ダイナミック。リリックテノールの王道でHuge voice。艶があり色がある美しいヒロイックな声です。意外とこういう人っていないんですよね~!また大きな会場で聴きたいです!(小さい会場だと鼓膜が破れます(笑学生たちはホフマンを待っています。ヒマなので酒場のおやじをからかってます。酒場のおやじルーテルは、白髪のかつらに髭でたいそう老け作りです。ルーテルは何を言われてもVoilà, messieurs, voilà! お好きにしてくださいと鷹揚です。ホフマンとリンドルフは長いテーブルの上を歩いて近づき、一触即発となります。そこにニクラウスが割って入ります。ホフマンは友達の恋人をそれぞれこき下ろします。憤然とするヘルマン(バリトン門間さん、イケメンです)そっぽを向きテーブルに座りこみます。ナタナエルはあっけにとられて怒ることもできずホフマンを見つめています。ホフマンの話を学生たちは聴きたがります。すでに歌姫ステッラのドンジョヴァンニはどうでもよくなってますオランピア…小高い丘のように高くなっている研究所歯車がテーブルのようになっていて回ります演者たちはこのぐるぐる回る歯車の上で歌いながら演技しなくてはいけませんドールの箱のような細い筒がオランピアの収納BOXです赤いジャケットに着替えたホフマンホフマンはスパランツァーニの弟子です。ホフマンは商売人のコッペリウスから赤いハート型のメガネを買います。3ドウヵーティです。オランピアの最初の歌唱、もうすごいです!これは言葉では言い表せません。この歌だけでもきょう来た価値があったというぐらいのものでした。ブラッソンがメロメロなだけあります。オランピアはホフマンの胸をなであげますが機械の操作でそう動いているのです電源が落ちてオランピアはホフマンにキスする寸前で停止してしまいますスパランツァーニがねじを巻くと再び動き出します2人だけになり喜ぶホフマンしかしオランピアは操作されています情熱的に愛を歌うホフマン振り向くとオランピアは自分から離れてベンチに座って止まっていますオランピアはなぜかホフマンから逃げ出しますスパランツァーニが連れて行きますホフマンは夢中ですニクラウスが忠告します彼女は死んでるって噂だよ!エリアスが破産していたと知って怒るコッペリウス小森さんはNNTTタンホイザー2013のビテロルフの時も椅子を蹴っ飛ばして大暴れ、前回の二期会オペラ公演マクベスの時も椅子を蹴り飛ばして怒っていました(冒頭のシーンそして今回も…!椅子を二脚両手に持って同時に投げ飛ばします。すごい~オランピアはホフマンとダンスを踊ります例の歯車の上のお人形チックなダンス。オランピアは制御不能になりホフマンをすっ飛ばしていますホフマンは倒れて気を失いますようやくオランピアをケースに収納しますしかしコシニーニュが叫びます。眼鏡屋が!コッペリウスが壊れたオランピアを抱えて現れます上半身だけになったオランピアをホフマンに投げつけます自動人形だったのか!ホフマンは人形を下に投げ落としますオランピアはますます分解されてしまいます第2幕ホフマンは壊れたオランピアの体を抱いてとぼとぼ歩いています有名な舟歌すばらしいです!もううっとり!ホフマンが歌います彼は黒い衣装に変わっていますいよいよディアマンですアラブのパシャのような大きい黄色い帽子をかぶって現われたダペルトゥット、耳の上の飾りから大きなダイアモンドを手に取りますすばらしい歌唱ですダペルトゥットはジュリエッタを炊きつけますとぼとぼ通り過ぎるホフマンを呼びとめますあいさつもなしなの?散財してしまったホフマンはジュリエッタと愛し合いますシュレミルが現われ、人々を呼び出します僕は 姿をなくしてしまった!ホフマンは叫びますここの大合唱、まことにすばらしいです。台の上に載っているダペルトゥットがホフマンに刀を渡しますホフマンはシュレミルを殺しますジュリエッタはなぜだかうれしそうに笑いますダペルトゥットは手を差し出し、ホフマンの奪った鍵を受け取ります裏切られたホフマン第3幕Part 2 に続く。
2013年08月03日
Bayreuther Festspiele LohengrinFreitag 02. August, 16:00 Uhr 現地時間日本時間 金曜23時~Besetzung 2013Musikalische Leitung Andris NelsonsRegie Hans NeuenfelsBühnenbild Reinhard von der ThannenKostüme Reinhard von der ThannenHeinrich der Vogler Wilhelm SchwinghammerLohengrin Klaus Florian VogtElsa von Brabant Annette DaschFriedrich von Telramund Thomas J. MayerOrtrud Petra LangDer Heerrufer des Königs Samuel Youn1. Edler Stefan Heibach2. Edler Willem Van der Heyden3. Edler Rainer Zaun4. Edler Christian Tschelebiew シュヴィングハンマーさん、すごくいいですよ~高い声が出るバスですね~~キャストに穴がないよ~すごいキャスト!クラウス絶好調!1幕のアンサンブル しびれまくったよ~~フツーのヘルデンじゃこう美しくは合わせられないよ~ネルソンス鳴らしとる!金管が呼吸困難で倒れるんじゃないかっつーぐらい!すごい!!!
2013年08月02日
二期会ホフマン物語 Day 2 Part 2※内容にふれますのでご注意ください。第3幕いよいよです!アントニア。ピアノと母の肖像画。キジバトは…歌い出すがやめてしまうああなんてすばらしい声!?もううううっとりです!高橋絵理さん瞠目です!個性のある声です。鈴を振るような声?かみてから父のクレスペルが登場します。大好きな大塚博章さんです。すばらしい声!強靭で大音量のバスに近いバスバリトンです。彼は心配していますアントニアまで妻と同じ病で死んでしまったらどうしようとミュンヘンまで逃げてきたんですホフマンに歌わされないように召使のフランツによくいってきかせますが都合よく耳が聴こえなくなるのです フランツは。聴こえてますよ、だんなさま!まったく金持ちのくせにケチで…言いたい放題ですここのフランツの歌唱はホフマン物語の中でももっともすばらしい曲の中の一つですコミカルで美しい!大好きな曲です。田中健晴さん、すごくキャラが立っていて良かったですよ。歌もうまいつもり…なんだけど 口から出てくるのは叫び声ダンスもうまいつもり…なんでけど ぎっくり腰!楽しいシーンです!フランツ!ホフマンが声をかけますこれはこれはアントニアは?だんなさまなら…耳が遠いのかい?アントニアが来る二重唱クレスペルが帰ってくるアントニアはいなくなるここからいよいよですだんなさま お医者様がいらしてますあいつを入れるな!あいつは悪魔だ入ってくるドクターミラクル。クレスペルとの押し問答しもてで隠れて聴いているホフマン。ホフマン、ミラクル、クレスペルの三重唱まことにすごい!聴いていて一気に血が燃えたぎった。これは…これは…そう。昨年9月の二期会のパルジファル。大塚さんがティトゥレルで大沼さんがアンフォルタスで聖杯を出せ出さないで2人が押し問答してという図まさにその再現!!2人の立場が逆転してるけど。前回は大沼さんを大塚さんがいじめてるの図で今回は大塚さんを大沼さんがいじめてるの図。最高です!ホフマンはアントニアが歌ったら死んでしまうことを知る。ミラクルは勝手にお嬢さんの治療を始めましょう!と椅子を配置する。ミラクルはまるで悪魔払いの魔術師のように…ぞわぞわかみてで座りこんでいるクレスペル金縛りにあったように座ってください座ってるが…!?あなたじゃない!お嬢さんです!!椅子にはアントニアの生霊が!?年は?わしか?お嬢さんです!!そうですか!20ですか!花も盛りというわけですな可哀そうにさあ歌ってくださいだめだ!歌え!悲鳴のような声が切り裂く。クレスペルの絶望アントニアホフマンはアントニアに結婚を申し込むが彼女を歌わせないホフマンが去り、アントニアはまるで悪魔にあやつられるように歌うように命じられるおまえの母親がおまえに歌ってるのだ聴け!ここも瞠目のシーンです。アントニアの母の魂がどこで歌ってるかも注目。すごい、すばらしすぎる!アントニア!もう遅いクレスペルの腕の中でアントニアは息絶える大塚さんの演技もすばらしすぎるホフマンのせいだ!ホフマンは叫ぶ「医者を呼べ!」ミラクル博士「亡くなりました!」ホフマンは絶望するアントニア!!!そして元の酒場に戻る学生たちは酔っ払ってステッラの舞台はどうでもよくなってるもうこのへんの樋口さん最高でしたね~悲痛な響きが彼の声に合ってるんですよねそういえばベチャワもそうですね悲劇であればあるほど似合うテノール声ってありますよねステッラはホフマンに目もくれず、リンドルフから宝石のブレスを受け取るもう~このへんの大沼の存在感たらないね!もう歩いているだけで怖いもん。怖ろしい悪魔!学生たちも最高の合唱です!!すごいすごい!!エピローグのエピローグそして…全幕了お疲れさまでした~~~いや~最後魂持ってかれましたよ~すばらしかったです。また一期一会の舞台に出会った感じです。進化してるよ~日本のオペラシーン!
2013年08月02日
Tokyo Nikikai Les Contes d'HoffmannDay 21 Aug 2013Venue: New National Theatre, TokyoHoffmann HIGUCHI, TatsuyaLa Muse / Nicklausse KOBAYASHI, YukaLindorf / Coppélius / Le docteur Miracle / Le capitaine Dapertutto ÔNUMA, TôruOlympia SATÔ, YûkoAntonia TAKAHASHI, EriGiulietta KIKUCHI, MinaSpalanzani HAYAMA, KôseiCrespel ÔTSUKA, HiroakiPeter Schlemil / Hermann SATÔ, NozomuAndrès / Frantz TANAKA, TakeharuLuther KURAMOTO, ShinjiNathanaël YAMAMOTO, KôheiCochenille / Pitichinaccio Niitsu, KôheiVoix de la mère d'Antonia KOBAYASHI, Sakiko東京二期会オッフェンバック:ホフマン物語 Day 2 Part 1Bキャスト指揮:ミシェル・プラッソン演出:粟國 淳装置:横田あつみ衣裳:アレッサンドロ・チャンマルーギホフマン 樋口達哉ミューズ/ニクラウス 小林由佳リンドルフ/コッペリウス/ ミラクル博士/ダペルトゥット 大沼 徹オランピア 佐藤優子アントニア 高橋絵理ジュリエッタ 菊地美奈スパランツァーニ 羽山晃生クレスペル 大塚博章シュレーミル/ヘルマン 佐藤 望アンドレ/フランツ 田中健晴ルーテル 倉本晋児ナタナエル 山本耕平コシュニーユ/ピティキナッチョ 新津耕平アントニアの母の声 小林紗季子合唱:二期会合唱団管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団大沼徹 やるやるとは思っていましたがここまでとは!終始圧倒的な存在感で舞台を牽引。こんなに素晴らしい大沼徹はあのアンフォルタス以来です。ようやく来た〜!と合点のいく大沼徹でした。とにかく最後の3幕が瞠目だった。個人的には大塚さんのクレスペルと大沼ミラクルと樋口ホフマンの三重唱で鳥肌立ちました。すごすぎる。そしてアントニアと死んだ母親の霊とミラクル博士の三重唱もものすごく良かった!注目のホフマン樋口さんも圧巻。第2幕からの歌唱が本当に素晴らしく美しく、3幕の絶唱 感動的だった。ソリストも合唱もすべてが素晴らしく二期会の若々しい躍動を感じた。アントニア クレスペル ニクラウス オランピア 素晴らしい新津さんコシニーニュ ナタナエル 佐藤望のシュレミル ルーテル 羽山さん よかったですお疲れ様でした。Day 3も楽しみです!***※内容に触れますのでご注意ください。まず言いたいのは、、美術がすごいです!美しい怪奇な味わいのセット、ホフマンにぴったりシーンごとに回転するは変化するはせり上がるは離れてくはとまるで新国立劇場のすべての機能を見せ付けるようなセットでまじすごいです。お金かかってます!衣装も豪華絢爛ジュリエッタは着物の柄を意識した衣装でしかも脱ぐとすごいんです、、というエロさもありすばらしい。和のテイスト=ジュリエッタは日本のヤクザの姉さん?的な雰囲気を醸し出している。そしてこれ言っちゃっていいのかな?オランピアは日本が誇るあの文化遺産的○○ちゃん人形!しかも人形なのに挑発的衣装ですごくJapanese Culture萌え的目線でいいです今回のホフマンは版が通常のものと違い、非常に長いです。セリフもしっかり入っているのでとてもわかりやすい。それだけフランス語も要求されるものが厳しくはなるわけですけど。通常の版ではジュリエッタが最後なのですけど今回の版はジュリエッタが真ん中で最後がアントニアです。そこはどうなんだろうという気はしました。やはりソリストの重唱的に一番すばらしいのはアントニアの部分なので、そこで2幕で盛り上げて、3幕のただれた世界、合唱の迫力の世界に持っていくべきではと思うんですが…なんといってもアントニアとホフマンのLOVEが一番中心の作品ですからそこが3幕まで出てこないとちと淋しい…カスパー・ホールテンのコペンハーゲンでのタンホイザーでホールテンはVenusがとりもなおさずタンホイザー自身の芸術的な破滅的な性格を体現した分身のような存在に描いていたんですけどこの作品も、ホフマンに恋するミューズも、悪魔の4人もホフマン自身の分身です。結局芸術家は現実の世界ではうまくいかない。その部分を自分の芸術性に昇華してこそ初めて本当の芸術家として大成できる、それがホフマンなのです。ホフマンが恋を失えば失うほど彼の芸術性は高まっていくのです。ミューズとホフマンミューズはホフマンに寄り添うため、男装し親友のニクラウスに化けるそして悪魔最初の悪魔はリンドルフ。金持ちで社会的地位の高い人物。彼は歌手のステッラにご執心でステッラの恋人ホフマンをなんとか放逐したいと思っている。リンドルフはステッラの召使アンドレから恋文を買う。このオペラがおもしろいのは合計4つのエピソード(4人の恋人)が出てくるのに基本ホフマンとミューズ、悪魔、恋人、その召使と基本的に5人が形を変えて現れるだけなのであるだから演出家はいじりがいがあってその4つをすべてたった5人で演じたっていいのだ。そういう力量があれば(特に恋人に)でも現実問題なかなか声の音域の問題で多分そうはいかずオランピアには絶頂のコロラトゥーラソプラノアントーニーアーーには当代最高のリリック・ソプラノジュリエッタにはおとなっぽいソプラノ(メゾ)という配役になるのが通常…なのかな?もし声楽的に完璧を求めるならそれぞれ別の歌手をマエストロは当てるだろうしなんでも歌える絶頂のソプラノがいれば(グルベローバのように)全部歌っちゃうし。リンドルフの大沼はすでに悪魔的な雰囲気を漂わせている彼の目的はまるでステッラを奪うことではなくホフマンを破滅させることのようだ。彼は酒場でホフマンを待つことにするテーブルで騒ぐ学生たち合唱すごいね~!ド迫力でほんとにすばらしい。まずはヘルマンが口火を切る。佐藤望さん、優しい顔なのに声は低い!酒場のおやじにがんつけるかみてから現われた酒場のおやじ、ルーテル、倉本晋児すばらしい声です!すごい老けメイクで別人だ!ナタナエル(テノール)の山本耕平もすばらしい声。高く、よく通る声。ホフマンの樋口さんよりやや高い声なので違いが際立つ。ようやくホフマンが来る。親友のニクラウス小林由佳さんもすばらしい!声量もある。ホフマンは過去の恋人の話をしだす最初はオランピア。この作品のセットは回り舞台も活躍するがせり上がりの四角いステージの前面背面というのもあって、なかなかすごい。ホフマンはオランピアという機械人形に恋している今でいえばSiriに恋するようなものでしょうかかみての階段からやってくるのは2人目の悪魔コッペリウスです。コッペリウスは商売人です。出た~大沼徹七変化。まったく別人になってます。コミカル演技の連発でもうすごい!コッペリウスはコミカルにホフマンに目の玉を売りつけますここのやりとりが最高です。コッペリウスはスパランツァーニという理系の学者に目の玉を供給しているのです。オランピアのいるところは小高い丘の上の筒のような部屋から下に下がるドールのおうちなのか?ここでピエロのかっこをした男が現われるコシニーニュきょうは新津さんの声も楽しみにしていたんですけど声もすごいわ、演技もはじけまくりだわで最高でした。頭のてっぺんから出るようなものすごく高い声なのです。それでいてパワフルな声です。彼がオランピアを歌わせるんですがすごくおもしろい。そしてスパランツァーニの羽山晃生さんもすばらしい声です!なんて贅沢な舞台なんでしょう。ものすごい才能の歌手ぞろいです。コッペリウスはスパランツァーニの言うまま投資をします。人々がオランピアのお披露目をねだります。佐藤優子さん、最高でした。すばらしい歌唱、可憐なお人形!最高におもしろいシーンです。ホフマンは近づきますがお約束の張り倒し2人きりになったと思いますがかみてでオランピアは操作されていますこれもおもしろい!ホフマンは熱くなりますがオランピアは逃げ出しますスパランツァーニのせいで大金を失ったコッペリウスが変身しています怖ろしい悪魔に戻っています彼は怒りに燃えて…ホフマンの嘆き。第2幕ジュリエッタです。妖しい世界です。酔ってください!舟歌舟歌に次いで、もっとも有名なディアマンの歌があります大沼徹さん、すばらしかったです!Gis(As)もばっちりでしたよお~~ダペルトゥットはホフマンの影を奪おうと、高級娼婦のジュリエッタを炊きつけますここであっと驚く仕掛けがありますよ!ジュリエッタはシュレミルという恋人がいますがホフマンはなぜだか彼と決闘することになってしまいます恋人が死んでもジュリエッタはあわてないなぜなら…今度は裏切られてしまったホフマンこの幕では樋口さんが絶好調に達しておりまして誠にすばらしい歌唱でした!やはりテノールののどは温めるのに多少時間がかかるようです。イズマエーレの時なんかいきなり出てきていきなりテンション高く歌いだして絶好調だったなあ…と思い出す。フランチェスコ・メーリはマオメット2世のエリッソの時、幕が開く前から幕裏で歌っているテノールの声がびんびん聴こえてきてお客さんに受けていたもんね~と唐突に思い出す。あれも大事なのど馴らしですよね。第3幕Part 2 に続く。
2013年08月01日
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