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はっきりと日付は覚えていないのですが、このブログを開始したのは2003年の4月なのです。きょうは2013年3月31日。早いものでもう丸10年が経ちました。当時8歳だったこどもが18になり、高校を卒業しました。ネットの世界の動きは激しく、開始当時は大流行りだったいわゆる「ブログ」ももう過去の遺物になりつつあると痛感しています。自分ですら今はFacebookとTwitterしかほとんどアクセスしていないのが実情です。この先どうなって行くのかは分かりませんが、今後も形は変わって行くとは思いますが発信していくことは変わりないと思います。「公開」の形であるブログをやっていくうえにおいてはいろいろ制限もあり、書けること書けないこともあるわけですが、自分に嘘をつくことだけはしてこなかったつもりです。自分と同じ趣味を有する見ず知らずの方々とお知り合いになれて助言をいただけるなんて、こんなに幸せな経験は今までありませんでした。最近娘に言われました「おねえはパラレルワールドを生きてる」娘は私のことを「おねえ」と言うんですがまさにそのとおりで私の現実に生きている社会と、現実の家族と、この夢の世界(=ここ)は決して交わることのない世界です。ワーグナーではないですが、永遠の憧れ Sehnsucht でしかないのです。憧ればこがれるほど現実の世界が危うくなり、破滅に導かれる…。その破滅の世界と現実の世界をつなぐのがこのブログを読んでいただける現実の人間の方なのかなという気がするのです。私が尾根の稜線を歩きながら片方に墜ちていかないように見守ってくれる方々。ブログは過去の遺物とは言いながら、勝手なことばかり書いているのに、読んでくださる方もいてくださるということは、本当に私の生きる力になっています!!ありがたいことで感謝しております!今からまた新たな10年ということになります。できるだけ自分を見失わず、緊張感も持ってやっていかなくてはと自戒しております。またおつきあいいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2013年03月31日
きょうのWebradioのオペラ放送、まじすごいことになっておりますわ~Metがダムラウの椿姫、ジェルモンがドミンゴ。RAI3が冗談のようにこれも椿姫!フィレンツェの椿姫!レベカ、マチャド、ストヤノフ!これまじ聴きたいんですけど~スカラのナブッコ(ヌッチ、モナスティルスカ、アントネンコ!)もちろん私はOe1のParsifal Kochさんを聴くつもりですけどね…ほかにもドニゼッティの"La Favorite" にコロンバーラ、テジエ、アリス・クーテ、グロイスベックのボリス・ゴドゥノフとか枚挙にいとまがありません。+++Oe1Richard Wagner: "Parsifal"Samstag30. März 201319:30 現地時間日本時間3月31日3時半~Johan Botha (Parsifal), Wolfgang Koch (Amfortas), Michaela Schuster (Kundry), Stephen Milling (Gurnemanz), Milcho Borovinov (Titurel)Sächsischer Staatsopernchor Dresden, Salzburger Festspiele und Theater Kinderchor, Sächsische Staatskapelle Dresden; Dirigent: Christian Thielemannaufgenommen am 23. März im Großen Festspielhaus im Rahmen der Osterfestspiele Salzburg***Richard WagnerPARSIFAL Bühnenweihfestspiel in drei Akten Text von Richard Wagner Musikalische Leitung Christian Thielemann Inszenierung Michael Schulz Bühnenbild & Kostüme Alexander Polzin Licht Urs Schönebaum Choreographie Annett Göhre Chöre Pablo Assante Dramaturgie Sophie Becker Amfortas Wolfgang Koch Titurel Milcho Borovinov Gurnemanz Stephen Milling Parsifal Johan Botha Klingsor Wolfgang Koch Kundry Michaela Schuster Blumenmädchen Eva Liebau, Annika Sophie Ritlewski, Theresa Holzhauser, Bele Kumberger, Chiara Skerath, Carolin Neukamm Zwei Gralsritter Thomas Ebenstein, Derek Welton Vier Knappen Annika Sophie Ritlewski, Carolin Neukamm, Mauro Peter, Attilio Glaser Stimme aus der Höhe Rachel FrenkelSächsische Staatskapelle Dresden Sächsischer Staatsopernchor Dresden Chor der Bayerischen Staatsoper Salzburger Festspiele und Theater Kinderchor Neuinszenierung Koproduktion mit der Sächsischen Staatsoper Dresden, dem Beijing Music Festival und dem Teatro Real, Madrid23. März/1. April, 17.00 Uhr Großes FestspielhausMauro Peter!Gioconda さまおすすめのマウロ・ペーター、小姓3です。目立ってました~~初めて1幕後の拍手(ほとんど)なしを体験!拍手しかける人々をShhhhhと黙らせた。さすがイースターです!ティトゥレルのMilcho Borovinov ミルコ・ボロヴィノフ ブルガリア人のバス、すばらしく美しい声です!硬質でありながら透き通るような声。これはこれから大注目。ライプツィヒのアンサンブルなんでしょうね。グラールリッター2なんかも歌っていますね。パルジファルのボータを聴くのはもしかして初めて?彼にはテッシトゥーラが低過ぎるような気もするが気のせいでしょうか最後の最後はゆっくり歌ったよティーレマンはガッティの向こうを張ったわけではないだろうけど、終始王道のテンポ。遅過ぎるということはいっさいない。はずむように楽しいいつもの彼のワーグナーです!!ミヒャエラ・シュスターは忘れもしない私が初めて生鑑賞したシルマー指揮のオペラの森パルジファルのクンドリー。歌うところを叫ぶようにしたりしてああめっちゃ演技入ってるわ~と思うseine mutter ist tot! のところ。KUNDRY seine Mutter ist tot. PARSIFAL Tot? - Meine Mutter? Wer sagt's?コッホさん、アンフォルタスとクリングゾル、声も歌い方もまったく違う。まあそりゃそうだろうと思っていましたけどやっぱすごい~宝物です♪でもコッホさんティーレマンがいつも鳴らすのでなかなか聴こえてこないようなシーンもある。繊細なの。でか声タイプではないのでMETとかあんまし行かない方がいいと思う。NHKホールもダメよ(笑)***なんとなんと!このパルジファル、クラシカジャパンで5月末に放送されます![出演]ヨハン・ボータ(パルジファル)ヴォルフガング・コッホ(アンフォルタス、クリングゾル)ミヒャエラ・シュスター(クンドリ)スティーブン・ミリング(グルネマンツ)ミルコ・ボロヴィノフ(ティトゥレル)他演出]ミヒャエル・シュルツ 指揮]クリスティアン・ティーレマンシュターツカペレ・ドレスデン及び同合唱団、ザルツブルク音楽祭及び劇場児童合唱団収録]2013年3月23日ザルツブルク祝祭大劇場「ザルツブルク・イースター音楽祭2013
2013年03月30日
いつのまにかできていたヨナス・カウフマンの公式サイトJonas Kaufmann 今までは熱狂的、献身的ファンの非公式サイトを頼りにしていましたけど、やはり公式ができるのはありがたいことです。彼は現在上演中のウィーンのパルジファルをお休みしているので、世界各地から悲鳴(呪詛)が聞こえてきます(笑)。でも代役も相当いいじゃないか!ぷんぷん!ヴェントリスとかなんですよ~~でもお気持ちはお察ししますPerformance of "Parsifal" cancelledDue to illness Jonas Kaufmann had to cancel today's performance of "Parsifal" in Vienna.***NYTSavage Versus Sumptuous in a Season of Viennese Opera By ZACHARY WOOLFEPublished: March 29, 2013
2013年03月30日
フェニーチェ・ガラにシャルバ・ムケリア登場!お知らせが遅くなってすみません。「特別コンサート」キャスト変更のお知らせ 「特別コンサート」(大阪4/13、東京4/18)に出演を予定しておりましたジュゼッペ・ジパリ(テノール)は本人の都合により、来日が中止となりました。代わりましてシャルヴァ・ムケリア(テノール)が出演いたします。 彼のドゥカ・ディ・マーントヴァ、NNTTで聴きましたよ~すばらしかった。楽しみ~Related links過去記事フェニーチェ歌劇場特別コンサートの出演歌手決定
2013年03月30日
METホフマンアラン・ヘルドの声を聴いておこうと家事の傍ら流していたら、もうがん見です(笑やっぱりおもしろいんだも~~ん。春祭から脱線すみません!Offenbach: Les Contes d'HoffmannThe Metropolitan Opera December 2009今やミュンヘンの主役を務めるまでになった(2014年の夏フェスでJDFの相手役のロジーナ!)美形のケイト・リンジーがニクラウス&ミューズです。二期会のキャストの配役と照らし合わせながら聴いているとめっちゃ楽しいす~このオペラって登場人物が多いから二役、三役当たり前なんですね~これもきっとABキャストがちで見ることになりそうですが…こちらはNNTTのホフマンキャスト。こちらもものすご~く豪華です。注目はチャコンクルス。日本人キャストは全員超大好きな歌手ばっかりです。もっと細かい役まで知りたいです。
2013年03月30日
東京のオペラの森でハンスザックスを歌うアラン・ヘルドさん。なかなかおもしろい人みたいですね本人の公式サイトにブログのようなページがあるんですがこれがおもしろいです!日本に来てからのこともちょっと書いてあるのでおもしろいです。彼はバスケットボールの、出身地のウイチタのチームの大ファンで敬虔なカトリックのようです。きょうは聖金曜日で、あすからの土日はそういう宗教的な日にあたるらしいですザックスは初役というようなことが書いてあるんですがほんとなんでしょうかだとしたらちょっとどきどきですね当然譜面台はありでしょうね。他の歌手がドイツ人(ドイツ語系)だらけで百戦錬磨な方々ばかりなのでプレッシャーは相当なものと推察されます彼は2014年夏のミュンヘンでオランダ人です。こちらも期待大です。最近ではシカゴリリックのエレクトラでオレストです!HDになったホフマンの悪役4人衆は有名ですよね。声質はバスバリトンと言ってますがそれほど低くなく美しいバリトンボイスです。ハンス・ザックスに映えること間違いなし!Alan Held, bass baritoneBIO excerpt Alan Held was born in Washburn, Illinois, and received his vocal training at Millikin and Wichita State universities.he has appeared from the Metropolitan Opera and Lyric Opera of Chicago in the US to the Royal Opera Covent Garden, La Scala, Vienna State Opera, Paris Opera, and Bavarian State Opera in Europe. His many roles include Wotan in Wagner's Ring cycle, the title role in The Flying Dutchman, Kurwenal in Tristan und Isolde, Leporello in Don Giovanni, Jochanaan in Salome, Orestes in Elektra, Balstrode in Peter Grimes, and the title role in Wozzeck. Mr. Held has also appeared at the Salzburg, Tanglewood, and Saito Kinen festivals, as well as the BBC Proms. He opened the Washington National Opera’s season as Scarpia in Tosca. he also made his debut at the Canadian Opera Company in A Florentine Tragedy and Gianni Schicchi, he opened the Lyric Opera of Chicago’s calendar in a new production of Elektra, sings Hans Sachs in Die Meistersinger von Nürnberg at the Tokyo Opera Nomori Festival, and returns to the Canadian Opera in Tristan und Isolde and Salome. Alan Held recently appeared as the Four Villains in the Metropolitan Opera’s HD broadcast of Les Contes d’Hoffman, and he appears as Donner in that company’s DVD of Das Rheingold. He performs the title role in Cardillac in the DVD of the Paris Opera production, and he recorded the role of Don Pizarro in Fidelio with Simon Rattle and the Berlin Philharmonic. Mr. Held also gives regular master classes at Yale University.
2013年03月29日
2014年のラインナップ続々UPKametaro 様のとこをのぞいたらもう大変!もう2014年の予定を考えないといけないんですか?いや私はもう2014年からは参戦しませんからといろんなところで言いつつ、2013年11月の影のない女キリルペトレンコ、コッホさんだし、フェスであるなら行きたいですよね~~と思ってたらフェスはコッホさんじゃない~~ミュンヘンの目玉はマクベスなんですねネトレプコ、アブドラザコフ、キーンリーサイドとスターそろい踏みですそうだコッホさんはバイロイトの2年目がありますからそっち主軸なのかしらねいずれにせよザルツが出ない限り決められないし。いやいやもう行きません。(汗また雑談になっちゃいますけどクラウスのリサイタルまるでミュンヘン・リングの同窓会でしたね。ほぼ皆さま来ていらっしゃいましたよねミュンヘン組になりたいのはやまやまながらスケジュールが合わないんですよ。いやいやもう行きません。(汗2014年7月のミュンヘンのフェスの「ばらの騎士」、イタリアの歌手役にセルソ・アルベロです。聴きたいわ~~~運命の力にカウフマンなんだ~ドンカルロディヴァルガスがテジエなのね~ルチッチさんはどこ!?ザルツかなあ~そんでもってセビリアの理髪師がJDFかやっぱすごいわミュンヘンに集結するわけだわよいや、行きませんからとにかく2013年の夏まで5か月もあるのに来年の話なんてまだ早い、といいつつもう頭の中はクラウドがもやもやと。
2013年03月29日
以前にもお伝えしました4月5,6日の横浜の椿姫おもしろビデオが続々とUPされてすごいな~と思っていたんですがフラッシュモブというのまでUPされました。日本ではなかなかいままでなかったものだと思うのですよぜひご覧くださいオペラ好きではない人も楽しめます!!カフェで突然!?(1) 「花から花へ 篇」 横浜 フラッシュモブカフェで突然!!(2) 「乾杯の歌 篇」 横浜 フラッシュモブ出演:佐藤 篤子大川 信之新津 耕平ほか +++気軽にオペラ!「恐怖のリサイタル 篇」気軽にオペラ!「心の友よ 篇」 出演:大川 信之泉 良平***Related linksテノール新津耕平ブログ
2013年03月29日
Recital Adrian Eroed28 Mar. 2013Tokyo Bunka kaikanSchumannLiederkreis op.24I. Morgens steh' ich auf und frageII. Es treibt mich hin, es treibt mich herIII. Ich wandelte unter den BaumenIV. Lieb' Liebchen, leg's Handchen auf Herze meinV. Schone Wiege meiner LeidenVI. Warte, warte, wilder SchiffsmannVII. Berg' und Burgen schaun herunterVIII. Anfangs wollt' ich fast verzagenIX. Mit Myrten und Rosen, lieblich und hold ***BRITTENOp. 61 - 6 Hölderlin- Fragmente***SchumannDie beiden Grenadiere : op. 49-1***Wagner 5. 'Träume' from Wesendonck Lieder***Dutilleux月の光のなかの妖精、檻***Wagner "Tout n'est qu'images fugitives"なんとサプライズが!アンコールで夕星の歌を歌ってくれました。ありがたいです。彼のヴォルフラム初めて聴きました。前半ドイツ語、後半フランス語で彼の魅力を堪能しました。SchumannLiederkreis op.24I. Morgens steh' ich auf und frageII. Es treibt mich hin, es treibt mich herIII. Ich wandelte unter den Baumen私は木陰をさまよい小鳥の声のシーンではがらっと声と表情を変える。彼ならでは。IV. Lieb' Liebchen, leg's Handchen auf Herze meinV. Schone Wiege meiner Leiden私の悲しみの美しいゆりかごすばらしい。強く歌ったり弱く歌ったり、ダイナミックLebe wohl!VI. Warte, warte, wilder Schiffsmann待て、たくましい船乗りよ激しく歌う。ピアノもすばらしい。ピアノとの一体感もすばらしかった今回のリサイタル非常に後半オペラティックで、声を張っていたやっぱりオペラ歌手って声の大きさのコントロール自由自在ですね。VII. Berg' und Burgen schaun herunter山と城が見下ろしている抒情的に歌うVIII. Anfangs wollt' ich fast verzagen初めから、私はほとんど生きる気をなくしてほぼ切れ目なく次の曲に突入するIX. Mit Myrten und Rosen, lieblich und holdにこっと笑い表情を変えて歌い出すピアノもとてもドラマチック拍手BRITTENOp. 61 - 6 Hölderlin- Fragmente1.人類の賛同ものすごく崩して歌うのかと思っていたが彼は端正に歌うエレートはテノールもできるぐらいのハイバリトンなのでブリテンもお得意でしかもお好きらしい。アンコールでも歌いましたからね。2.故郷ここは音程を上下する特徴的なブリテン節が出ます!3.ソクラテスとアルキメデス音程が激しくオクターブレベルで上下する難しい曲エレートはたっしゃです4.若者5。人生のなかば6.人生の輪郭拍手 第一部了第2部シューマンSchumannDie beiden Grenadiere : op. 49-1これはすばらしかった!!!ドラマチック!最後の方はマックスで歌ってました。浜辺の夕暮れに歌うなあ。後半激しいWagner 5. 'Träume' from Wesendonck Liederそしていよいよ!ヴァーグナーです!これを聴くために来たので。すてきでしたああDutilleux月の光のなかの妖精一転してここからフランス語ですエレートさん、フランス語が似合います。手を拡げながら歌う急に饒舌になりますフランス語になると性格まで変わるみたい。ここでいったん退場します。拍手檻これはものすごくすばらしかったです!!Wagner "Tout n'est qu'images fugitives"いやああ、美し過ぎますヴァーグナーのフランス語なんて、すてきすぎるLes deux grenadiersワーグナーでしかも、さきほどのハイネの詩に仏訳をつけているものです。こういうセットで来るとは、エレート、おしゃれすぎます!ヴァーグナーのフランス語、しかもドイツ語とフランス語の同じ歌詞の曲の別ヴァージョン!両方ラ・マルセイエーズセンスの良さに感心します。アンコール1.ブリテン:春が過ぎていくBenjamin Britten : Voici le printempsフランス語です2、シューマン:君は花のようにDu bist wie eine Blume Heinrich Heine ドイツ語です3、ワーグナー:夕星の歌Wie Todesahnung Dämmrung deckt die Lande, umhüllt das Tal mit schwärzlichem Gewande; der Seele, die nach jenen Höhn verlangt, vor ihrem Flug durch Nacht und Grausen bangt: - da scheinest du, o lieblichster der Sterne, dein sanftes Licht entsendest du der Ferne; die nächt'ge Dämmrung teilt dein lieber Strahl, und freundlich zeigst den Weg du aus dem Tal. - O du, mein holder Abendstern, wohl grüsst' ich immer dich so gern: vom Herzen, das sie nie verriet, grüss sie, wenn sie vorbei dir zieht, wenn sie entschwebt dem Tal der Erden, ein sel'ger Engel dort zu werden! エレートはハイバリトン、期待通りda scheinest du, o lieblichster der Sterneのあたりが非常に美しかったです!感動しました一番最後にすてきなサプライズプレゼントをくれました大感謝です!
2013年03月28日
水車小屋の娘クラウスは体調不良かジェットラグか、終始辛そうな表情。声は相変わらず天使の声だが、見ていて気の毒なほどいつもの彼と違っていた。途中で歌詞を間違えて演奏を止めるというシーンもあり、収録カメラが入っていたが、これは絶対オンエアされないだろうなと思う。しかし見た目はそんなでも彼の声は神が遣わしたとしかおもえない美しさ!!1."Das Wandern" ("Wandering Miller"; B-flat major) 2."Wohin?" ("Where to?"; G major) 3."Halt!" ("Stop!"; C major) 4."Danksagung an den Bach" ("A Song of Thanks to the Brook"; G major) 5."Am Feierabend" ("Rest at the End of the Day"; A minor) 6."Der Neugierige" ("The Inquisitive One"; B major) 7."Ungeduld" ("Impatience"; A major) 8."Morgengruß" ("Good morning"; C major) 9."Des Müllers Blumen" ("The miller's flowers"; A major) 10."Tränenregen" ("Shower of tears"; A major) 11."Mein!" ("Mine!"; D major) 12."Pause" ("Interlude"; B-flat major) 13."Mit dem grünen Lautenbande" ("With the green lute-riband"; B-flat major) 14."Der Jäger" ("The hunter"; C minor) 15."Eifersucht und Stolz" ("Jealousy and pride"; G minor) 16."Die liebe Farbe" ("The Beloved colour"; B minor) 17."Die böse Farbe" ("The Evil colour"; B major) 18."Trockne Blumen" ("Withered flowers"; E minor) 19."Der Müller und der Bach" ("The miller and the brook"; G minor) 20."Des Baches Wiegenlied" ("The brook's lullaby"; E major)***1."Das Wandern" ("Wandering Miller"; B-flat major)さすらいDie Steine で声を張る 2."Wohin?" ("Where to?"; G major)どこへ?最後で高音を美しくひそやかに伸ばす 3."Halt!" ("Stop!"; C major) 4."Danksagung an den Bach" (A Song of Thanks to the Brook"; G major) 5."Am Feierabend" ("Rest at the End of the Day"; A minor)夕べの集いでgute Nacht 激しく歌う 6."Der Neugierige" ("The Inquisitive One"; B major)知りたがりIch frage keine Blume速い! 7."Ungeduld" ("Impatience"; A major)いらだちDein ist mein Herz Dein ist mein Herz音が高い!すばらしい! 8."Morgengruß" ("Good morning"; C major)朝のあいさつGuten MorgenDie Liebe Leid und Sorgen 9."Des Müllers Blumen" ("The miller's flowers"; A major)Ihr zu: Vergiß, Vergiß mein nicht 10."Tränenregen" ("Shower of tears"; A major)ここでは幽玄の域に達している。夢見るように歌う別の世界に私たちはいた。彼方をじっと見つめている 11."Mein!" ("Mine!"; D major)Groß und klein, endet eure MelodeinDie geliebte Müllerin ist meinMein!僕のものだ! 12."Pause" ("Interlude"; B-flat major)Soll es das Vorspiel neuer Lieder sein?とてもとても悲しいここで休憩 Pause 13."Mit dem grünen Lautenbande" ("With the green lute-riband"; B-flat major)Dann hab ich's Grün erst gern 14."Der Jäger" ("The hunter"; C minor)激しい! 15."Eifersucht und Stolz" ("Jealousy and pride"; G minor) 16."Die liebe Farbe" ("The Beloved colour"; B minor)Mein Schatz hat's Grün so gern注目曲悲痛の極みすばらしかった 17."Die böse Farbe" ("The Evil colour"; B major)Ade, ade!まるでヘルデンの響きですばらしく歌うここ最高でした! 18."Trockne Blumen" ("Withered flowers"; E minor)多分前の曲に傾注しすぎたのか、突如途中でやめてしまう。ピアノを制止する氷のような沈黙が流れるHeraus, heraus! Der Mai ist kommen, 、 Der Winter ist aus. しかし素晴らしく持ちなおす 19."Der Müller und der Bach" ("The miller and the brook"; G minor)So singe nur zu抒情的に歌う。すばらしい。 20."Des Baches Wiegenlied" ("The brook's lullaby"; E major)Heran, heran,Hinweg, hinwegGute Nacht, gute Nacht!Und der Himmel da droben, wie ist er so weit!ほんとにすばらしい!!おつかれさまでした。不調でも真摯に真剣に妥協なく取り組む彼の姿勢に感銘を受けました。歌手は機械じゃない。機械じゃないから気持ちと身体がついていかないことはある。それでもクラウスは極限まで頑張る人。涙…また聴きたい。彼の天国からの声 der Himmel
2013年03月27日
美しき水車小屋の娘ちょっとびっくり~~ヨナス・カウフマン の 美しき水車小屋の娘 瞠目のすばらしさですね。すごくドラマチックで感情表現がもう~はんぱない。やはりヨナスは実はすごい人だったのかもしれません。かすれ声とか 駆使しオペラでのあの表現力はやはりどんな歌においても可能なのだ。
2013年03月27日
バリトン佐藤望が "Ich habe genug" を歌います。これは聴きたい!!Bach - Cantata "Ich habe genug" BWV 82 ***第66回横浜バロック室内合奏団定期演奏会日 付: 5月24日(金)時 間: 18時30開場 19時00開演場 所: 横浜みなとみらい小ホール(みなとみらい駅徒歩3分)入 場 料: 一般3000円 学生2000円(全席指定) 主 催: 横浜バロック室内合奏団協 力: 横浜みなとみらいホール出 演: バリトン 佐藤 望 ヴァイオリン 小笠原 伸子 ヴァイオリン 有馬 希和子 ヴァイオリン 志摩 かなえ ヴァイオリン 吉田 篤貴 ヴァイオリン 永井 みどり ヴィオラ 安達 いづみ チェロ 中垣 文子 チェロ 村中 俊之 コントラバス 大西 雄二 フルート 高野 成之 ピアノ 大瀧 郁彦 チェンバロ 大村 千秋曲 目: バッハ カンタータ82番「我は満ち足りて」 他***佐藤望さんのブログからの情報です。みなとみらい、横浜バロック室内合奏団のサイトにはまだ出ておりません。Related links狩野賢一出演バロックのコンサート
2013年03月26日
アラン・ヘルドさん、日本時間の土曜日に来日されたようです。ハンス・ザックス、楽しみですねっ!
2013年03月26日
RecitalKlaus Florian VogtSchubert/Müller - Die Schöne Müllerin D.795+++Recital Adrian EroedSchumannLiederkreis op.24I. Morgens steh' ich auf und frageII. Es treibt mich hin, es treibt mich herIII. Ich wandelte unter den BaumenIV. Lieb' Liebchen, leg's Handchen auf Herze meinV. Schone Wiege meiner LeidenVI. Warte, warte, wilder SchiffsmannVII. Berg' und Burgen schaun herunterVIII. Anfangs wollt' ich fast verzagenIX. Mit Myrten und Rosen, lieblich und hold ***BRITTENOp. 61 - 6 Hölderlin- Fragmente***SchumannDie beiden Grenadiere : op. 49-1Hans Hotter sings Schumann: Die Beiden Grenadiere***Wagner 5. 'Träume' from Wesendonck LiederSag, welch wunderbare TräumeHalten meinen Sinn umfangen,Daß sie nicht wie leere SchäumeSind in ödes Nichts vergangen?Träume, die in jeder Stunde,Jedem Tage schöner blühn,Und mit ihrer HimmelskundeSelig durchs Gemüte ziehn!Träume, die wie hehre StrahlenIn die Seele sich versenken,Dort ein ewig Bild zu malen:Allvergessen, Eingedenken!Träume, wie wenn FrühlingssonneAus dem Schnee die Blüten küßt,Daß zu nie geahnter WonneSie der neue Tag begrüßt,Daß sie wachsen, daß sie blühen,Träumed spenden ihren Duft,Sanft an deiner Brust verglühen,Und dann sinken in die Gruft.トリスタンのオ、ジンクヘアニーダーのメロディ"O sink hernieder" - Tristan und Isolde ***Dutilleux月の光のなかの妖精、檻***Wagner "Tout n'est qu'images fugitives"Tout n'est qu'images fugitives; coupe d'amertume ou de miel, chansons joyeuses ou plaintives abusent des lèvres fictives; il n'est rien de vrai, que le ciel! Tout soleil nait, s'élève et tombe; tout trône est artificiel, la plus haute gloire succombe, tout s'épanouit pour la tombe, et rien n'est brillant que le ciel! Navigateur d'un jour d'orage, jouet des vagues, le mortel, repoussé de chaque rivage, ne voit qu'écueils sur son passage, et rien n'est calme que le ciel!
2013年03月25日
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フォーレを歌う会特別演奏会2013年3月24日(日)武蔵野市民文化会館 小ホール第1部ラシーヌの雅歌(オルガン独奏)夢のあとに(女声合唱)リディア(男声合唱)パヴァーヌ(混声合唱)パピヨン(チェロ独奏)エレジー(チェロ独奏)第2部死者のためのミサ曲指揮:小津準策ソプラノ:森川郁子バス:狩野賢一オルガン:浅尾直子チェロ:高城晶一ピアノ:山口真未合唱:フォーレを歌う会三鷹まで行ってきました。桜が満開で陶然となりました。いろいろ盛り沢山で楽しめました。チェロのエレジーにしびれました。フォーレのレクイエムは名曲です。バリトンの音域なのでバスバリの狩野さん的には本意ではなかったかもしれませんが、高い音域も美しくパワフルで、ホールを酔わせました。異次元の世界でした。武蔵野市民会館小ホールには初めて足を踏み入れました。パイプオルガンつきの、まるで教会みたいな、宗教曲にはぴったりの会場です。音響もすばらしく大満足でした。狩野さんのような美声の歌手には非常に音響が重要です。響き渡って一種異次元に連れて行かれる感じを味わいました。第1部オルガン演奏、女声合唱、男声合唱、混声合唱、そしてチェロ独奏といろいろ多岐にわたっていて楽しめました。特にチェロ!すばらしかったです。フォーレの世界を堪能しました。冒頭、指揮者の小津準策さんからフォーレについての説明がありました。男声合唱に、年配の方なのですが非常に美しい高い声のテノールがいてびっくりでした。素人さんとはとても思えない声でした。その方はレクイエムではセンターの1列目でした。パヴァーヌは不思議な曲で男女の会話になっています。おもしろかったです。しかし女声にはやや低い音域で大変だったかもしれません。この合唱団素人さんとしては男声合唱はなかなかでした。パヴァーヌが終わったらさきほどの人とは違う、めっちゃトークの下手なMCが出てきてフォーレについて詳しく解説してくれました。するとその方はなんとチェロ奏者だったのです!高城晶一さんすばらしかったです。1曲目は運指の練習のようなパピヨン。おお~あのしゃべりに比べてこの指の饒舌さはなに?と思っていたら次のエレジーでやられました!チェロのリサイタルはマリオ・ブルネロに2回行ったぐらいなのですけど思いだしました!すばらしい響きチェリストは入りこんで弾いていましたBravo!でした。またぜひ演奏を聴いてみたいです。第2部いよいよレクイエムです。I. Introït et Kyrie (Ré mineur) II. Offertoire (Si mineur) III. Sanctus (Mi bémol majeur) IV. Pie Jesu (Si bémol majeur) V. Agnus Dei et Lux Aeterna (Fa majeur) VI. Libera me (Ré mineur) VII. In Paradisum (Ré majeur)伴奏はパイプオルガンです!なんて豪華なことでしょう。I. Introït et Kyrie (Ré mineur)合唱。レクイエムドンナエーイスドミネーキリエ・エレイゾンクリステ・エレイゾンII. Offertoire (Si mineur)合唱がアカペラで入る伴奏が入りまたアカペラで歌う。そしていよいよバリトン・ソリストの登場です。ホスティアーーーーース美声がホールに響き渡ります。めっちゃいい音響でした。高い音域に終始している曲です。長く長く美しいビロードのような声を伸ばしますパワー全開の時にはホールが震えます残響がすばらしいです狩野さんの超低い音を聴けないのは残念でしたがフォーレがこう書いたので仕方ありません(笑狩野さんの声は宗教曲にぴったりです!III. Sanctus (Mi bémol majeur)IV. Pie Jesu (Si bémol majeur)ソプラノの登場です!この方は三軒茶屋のバロックのコンサートで一度聴かせていただいた方です。森川郁子さん。背が高く美人で、美しい声ですV. Agnus Dei et Lux Aeterna ハモリ部分が美しかったです。VI. Libera me いよいよリベラ・メです。まず合唱から入りますバリトンソリストが歌い出します。ここは低い入りですパワフルに歌います名曲なので酔いますホール中に響き渡りました。合唱にまた戻り最後にソリストと合唱が歌います。狩野さんの声は宗教曲にピッタリの「審判者の響き」、声の怖ろしさも持ち合わせていますバスは、悪魔とか王様とか神様の役ばっかりですから非常に合っています♪VII. In Paradisum お疲れさまでした~~!!カーテンコールでさっさと指揮者が出て行ってしまい皆さんきょとんとしてましたが指揮者戻ってきて盛大に大喝采でした。
2013年03月24日
ヴェルディ生誕200年記念 リッカルド・ムーティ指揮/東京春祭特別オーケストラ ヴェルディの夕べ(仮題) 【日時】2013年10月30日(水)19:00開演 / 10月31日(木)19:00開演 【会場】すみだトリフォニーホール 【出演】 指揮:リッカルド・ムーティ 管弦楽:東京春祭特別オーケストラ 合唱:東京オペラシンガーズ 【曲目】 ヴェルディ: 歌劇《シチリア島の夕べの祈り》第3幕より バレエ「四季」 歌劇《運命の力》序曲 歌劇《運命の力》第2幕より「天使の中の聖処女」 歌劇《マクベス》第4幕より「虐げられた祖国」 歌劇《ナブッコ》第3幕より「行け、わか想いよ、黄金の翼にのって」 歌劇《ナブッコ》序曲
2013年03月24日
In a few hoursWGBH Classical Music for Boston, New EnglandbroadcastingGatti's Wagnerwith BSOLIVE!Broadcast ScheduleSaturday, Mar. 23, and Sunday, Mar. 31Mezzo-soprano Michelle DeYoung joins the BSO and conductor Daniele Gatti for a celebration of the bicentennial of the birth of Richard Wagner, with highlights from Parsifal, Lohengrin, Tristan und Isolde, and Götterdämmerung.よくわかりませんが…日本時間11:05終了しました。Gatti神です!すごい演奏でした。ザルツブルクでさらなる邂逅を!!
2013年03月24日
今晩のWebradioRTSA l'opéra le samedi de 20h à minuit.samedi 23 mars 2013"Die Meistersinger von Nürnberg" de Richard Wagner Un opéra en 3 actes du compositeur Richard Wagner interprété par les Choeurs et Orchestre de la Staatsoper de Vienne, placés sous la direction de Simone Young. Un enregistrement du 24 novembre 2012 à la Staatsoper de Vienne, avec Johan Botha, James Rutherford, Norbert Ernst, Christina Carvin, Ain AngerAdrian Eeröd最強メンバー?+++Oe1 放送時のデータaufgenommen im November 2012 an der Wiener Staatsoper)James Rutherford /Hans SachsAin Anger /Veit PognerBenjamin Bruns /Kunz Vogelsang Nikolay Borchev /Konrad Nachtigall Adrian Eröd /Sixtus BeckmesserBoaz Daniel /Fritz KothnerPavel Kolgatin /Balthasar ZornMichael Roider /Ulrich EißlingerPeter Jelosits /Augustin MoserMarcus Pelz /Hermann OrtelAlfred Sramek /Hans SchwarzAndreas Hörl /Hans FoltzJohan Botha /Walther von StolzingNorbert Ernst /DavidChristina Carvin /EvaZoryana Kushpler /Magdalena, Evas AmmeAlexandru Moisiuc /Ein NachtwächterChor: Chor der Wiener StaatsoperChoreinstudierung: Thomas LangOrchester: Orchester der Wiener StaatsoperLeitung: Simone Youngすっごいキャスト!!
2013年03月23日
望月哲也出演情報「名歌手たちの夢の饗宴」(第23回くにたち兼松講堂音楽の森コンサート) 二期会・藤原歌劇団等のスター歌手が集いヴェルディの名作を競演。 開催日 2013年5月19日(日) 開催時間 14:00~16:15 開場時間 13:30 会 場 一橋大学兼松講堂 主 催 ボランティアチーム如水コンサート企画 問合せ コンセール・プルミエ :042-662-6203 イタリア・オペラ界の巨匠G.ヴェルディの生誕200年を記念して、二期会・藤原歌劇団などのトップスター歌手たちが集い、お得意の歌を披露し、ヴェルディの名作を競演する華麗なステージ!ご出演の8人のうち5人の皆さんが、新春恒例の「第56回NHKニューイヤーオペラコンサート(2013)」に出演しています。“コンサートホール・兼松講堂”のオペラ・ガラ・コンサート、豊かな響きの中でお楽しみ下さい。 プログラム・「トラヴィアータ」(椿姫)より “ああ、そはかの人か~花から花へ”“プロヴァンスの海と陸” ほか・「リゴレット」より “女心の歌” ほか二重唱・三重唱・四重唱など 前売券:S(指定)席 3,500円 A(自由)席 2,500円
2013年03月23日
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Suginami Kokaido hall東京ルフトアンサンブル モーツァルト(レクイエム ニ短調-モーンダー版)/他 2013/3/23(土)杉並公会堂 大ホール指揮:清水敬一幸田浩子(S) 日野妙果(Ms) 望月哲也(T) 伊藤純(Bs)合唱 松原混声合唱団1.ブラームス:悲劇的序曲杉並公会堂のモツレク、行ってきました。今回アマオケにアマ合唱団?ふーん、それにしてはソリストが豪華過ぎじゃん?とぶっちゃけ思っていたらいや~オケ、良かったです。最初のブラームスの入りでもう~驚愕。しかも指揮者いないんですよ。指揮者が入ってくるまで待っていたらいきなりばっちり始まったのでえ?指揮者が透明人間になった?と探しちゃいました(笑)みんな学生みたいな年なんですけど異様に危機迫ってました。わたしはブラームスとかマーラーとかもう~大好物なんで…ひどいブラームスだったら正直聴いてられないですがいやほんとすばらしかったです2.ブラームス:哀悼歌(ネーニエ)2曲目で指揮台が搬入されます。(笑)合唱団も若いです。2曲目の合唱団も瞠目の出来であ、もうこの2曲でけっこう来てるなと思いましたやはりブラームスはすばらしいです。合唱に大感動でした。3.モーツァルト:レクイエム(モーンダー版)構成はこちらを参照ください。逆にレクイエムではモーツァルトなのでオケ的にはブラームスの方が楽しめたかな。モーツァルトに求められるものは究極の美しさ、透明感、そして悲哀です。まあまた予習病というのもあるんですけどソリストの歌唱を本人で予習しちゃあかんね=と思いました。これはオリンピック記録保持者が次のオリンピックで自分の記録に挑戦するのとイコールですからね…あのムジークフェラインが耳に焼き付いていて…あの時の激しさ、ノリノリ感はなかった気がしますまあベネディクトゥスなかったのが淋しかったですよねモーツァルトが書いていないとはいえ…楽しい曲なのに。しかし高い音の美しさと言ったらやはり格別でこんなテノールはほかにいないと思いました。多分望月さんは例のもっちー節はモツレクでは封印しているんですよね宗教曲ですからアルトの日野さんがすばらしくて!もっと聴きたいと思いました。ソリストが全員ほんとにすばらしいので安心して聴いていられる公演でした。きっとタミーノも軽く美しく歌えちゃうんだろうなあ~と今から妄想してますけど本当にモーツァルトの望月さんは余裕ぶっこいていらっしゃいます。楽しそうです。歌う前から楽しそうでした。望月さんのモツレクは生でぜひ聴きたかったので堪能させていただきました。次はVerdiのRequiemインジェミスコお願いします~~Rossiniの小荘厳ミサ曲も聴きたいです!
2013年03月23日
あしたはお花見でしょうか?今週末はなぜだかレクイエム2連続となりそうです。それぞれ最高のテノールと最高のバスが登場するので、なんというゴージャスな週末になることでしょうか?3大レクイエムのうちの2つモツレクとフォーレです♪3大レクイエムはいずれも名曲でそれぞれまったく違うテイストなのですごいです。きょうはニュースがたくさん飛び込んできました。春祭のリングのミーメ、シュペルハッケですね!!彼はもんのすごいです!!ランス・ライアン食っちゃいますからね今から楽しみです!!それ以外はちょっとウラとってから出したいと思います。***東京ルフトアンサンブル モーツァルト(レクイエム ニ短調-モーンダー版)/他公演 2013/3/23(土)15:00~ 会場 杉並公会堂 大ホールモーンダー版の解説を読んでも、音楽学者でもない限りさっぱりわかりません。望月哲也さんの公式ブログにご本人がわかりやすく簡潔に解説してくれています。助かります~I. Introitus 1.Requiem aeternam (coro e soprano solo) II. Kyrie (coro) III. Sequentia 1.Dies irae (coro) 2.Tuba mirum (soli) 3.Rex tremendae (coro) 4.Recordare (soli) 5.Confutatis (coro) 6.Lacrimosa (coro) Amen (coro)IV. Offertorium 1.Domine Jesu (soli e coro) 2.Hostias (coro) V. Sanctus (coro) VI. Benedictus (soli e coro) VII. Agnus Dei (coro) VIII. Communio (soprano e coro) 1.Lux aeternaテノール独唱はトゥーバ・ミルム 奇しきラッパの響き(バス、テノール、アルト、ソプラノ独唱・四重唱)にあります~Sequentia - Tuba mirum テノール(四重唱)Sequentia - Recordare, Jesu pie (soprano, contralto, tenor and bass solo)Offertorium - Domine Jesu Christe (choir with solo quartet望月さんの解説によるとジュスマイヤーが付け加えたサンクトゥスとベネディクトスがMaunder版ではないので、ベネディクトスでのテノールのソロはありません。参考ルツェルン・フェス モーツァルトのレクイエム 生中継フランツ・バイヤー、ロバート・レヴィン校訂版Wiener Singverein Japan tour版の記載なし?世界最高のモーツァルト・テノール、楽しみです~~***フォーレを歌う会特別演奏会 2013年3月24日(日) 13:30開場 14:00開演 武蔵野市民文化会館 小ホール 第1部 ラシーヌの雅歌(オルガン独奏) 夢のあとに(女声合唱) リディア(男声合唱) パヴァーヌ(混声合唱) パピヨン(チェロ独奏) エレジー(チェロ独奏) 第2部 死者のためのミサ曲 指揮:小津準策 ソプラノ:森川郁子 バス:狩野賢一 オルガン:浅尾直子 チェロ:高城晶一 ピアノ:山口真未 合唱:フォーレを歌う会 入場料:1,000円(全自由席) バリトン独唱はホスティアスとリベラ・メソプラノ独唱は ピエ・イェズ
2013年03月22日
ミヒャエル・シャーデ フロレスタンに挑戦しています。シアターアンデアウィーン。ヘルデンロールへの挑戦です。Theatre an der WienFidelioBesetzungMusikalische Leitung Nikolaus HarnoncourtInszenierung Herbert FöttingerLeonore Juliane BanseDon Pizarro Martin GantnerFlorestan Michael SchadeRocco Lars WoldtMarzelline Anna ProhaskaJaquino Johannes ChumDon Fernando Garry Magee 1. Gefangener Andrew Owens2. Gefangener Ben ConnorOrchester Concentus Musicus WienChor Arnold Schoenberg Chor (Ltg. Erwin Ortner)**Die PresseMichael Schade als Florestan: „Abfahrtslauf?“15.03.2013WILHELM SINKOVICZ (Die Presse)Ein lyrischer Tenor auf dem Weg ins Heldenfach? Wer mit Nikolaus Harnoncourt arbeitet, weiß, dass Beethoven Zeitgenosse Schuberts, nicht Wagners war.Before the premiere: Michael Schade in the interview conversation with Wilhelm Sinkovicz of the press.* Nikolaus Harnoncourt conducts "Fidelio" at the Theater an der Wien: with Juliane Banse as Leonora and Michael Schade as Florestan, two artists famous for their achievements in the lyric repertoire, which is what is commonly called a risky occupation: "all tell me now: keep your ears stiff", Michael Schade brings his encounters during the rehearsals to the point: "it is a bit like, all in front of the TV would sit and wait, as this is when the Schade now shuts down the Streif. The spectacle is perfect anyway, because either the later half-dead lying on the ground and is taken away by helicopter, or all say: bravo
2013年03月22日
2024年7月31日 削除6
2013年03月20日
やっと出ました~~~!正式発表です。+++神奈川県民ホール・びわ湖ホール共同制作公演 ワーグナー生誕200年記念 「ワルキューレ」全3幕(新制作/ドイツ語上演・日本語字幕付) 指揮】沼尻 竜典演出】ジョエル・ローウェルスVenue:神奈川県民ホール(9/14,15)Date: 9月14日(土) 開 演 14:00 [13:15開場] ジークムント:福井敬フンディング:斉木健詞ヴォータン:青山貴ジークリンデ:大村博美ブリュンヒルデ:横山恵子フリッカ:小山由美Date: 9月15日(日) 開演 14:00 [13:15開場] ジークムント:望月哲也フンディング:山下浩司ヴォータン:グリア・グリムズレイジークリンデ:橋爪ゆかブリュンヒルデ:エヴァ・ヨハンソン フリッカ:加納悦子管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団&日本センチュリー交響楽団による合同オーケストラ4月6日発売 チケットかながわ ***しかし Il Devu 全員、ワルキューレとは!しかも日にちが9/14, 15,16と連続!Il Devu っていまさらながらすごいユニットなんですね!この3日間は Il Devu Walkuere days と名付けよう!スカラをなんとかはずすべく!
2013年03月20日
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おはようございます。日々進化するネットの時代、すごいことになっていますね。先日二期会の「こうもり」の時に、「Yahooのリアルタイム検索」の存在を初めて知りました。これは直近の何日間か(?)にtwitter か Facebook で更新された内容が検索できるのです。これは便利です!もちろん「公開」記事のみの検索ですが。私は今まで検索はGoogle一辺倒だったのですが、ちょっと反省しました。今までFacebookやtwitter は検索できないと思ってました。ある意味、タラー(汗)なんですけど。twitter は twitter 自体の検索機能で引っ掛けられるのですがやや不完全。Yahooの検索は完璧で、さすがにすごいです。Googleの検索にもそういう機能はあるんでしょうか?どうでもいい話ですみません。あとこの楽天ブログもiPhone で入力、修正ができるようになりました。これは私のような鶏頭にはとってもありがたいです~~。+++ムジカチェレステの「フィガロの結婚」こぼればなしバルトロを歌ったバスバリトンの佐原壮也さん(写真上)、まことにすばらしい歌唱でびっくりしたのですが、まだなんと28歳なのです。若い!老けメイクをしていたので年齢がわからなかったのです(笑)(写真下)。二期会準会員ということです。今後も活躍が期待できそうです!ほんと今の若い人ってすごい~~!!オフィシャルブログ佐原壮也の徒然日記佐原壮也応援ページPhoto Courtesy of Takeshi Sahara
2013年03月20日
Tokyo Opera Nomori 公演情報 2013/03/19 東京春祭ワーグナー・シリーズvol.4《ニュルンベルクのマイスタージンガー》出演者変更のお知らせエファ役で出演を予定しておりましたガル・ジェイムズは、妊娠初期であるため、医師から今後一ヶ 月の飛行機での移動を禁止され、来日ができず出演ができなくなりました。 代わりまして、今回の公演はアンナ・ガブラーが出演いたします。 お客様には出演者変更に至りましたことを、心よりお詫び申し上げます。何卒ご了承賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
2013年03月19日
渋谷のフィガロの結婚 Part 2第3幕コンテの独壇場ですスザンナが気つけ薬をもらいにきますスザンナはコンテになびくように見せかけますコンテは策略とも知らず大喜びしますこの演技がおもしろいのなんの!コンテの美しい歌唱Mi sento dal contentoPieno di gioia il corここ大好きなとこです。美しいコンテは騙されましたがスザンナとフィガロのひそひそ話を聴いてしまいますもう訴訟に勝っただと!?ここからコンテの怒りのアリアになりますオケがここ一際高くなりますちょっと鳴らし過ぎだったかな…?大拍手コンテッサのアリアDove sono i bei momentiすばらしかったですマルチェッリーナ達がやってきてフィガロに結婚を迫ります進退窮まったフィガロが叫びます私は貴族です!皆大笑い私は貴族です!だから結婚には親の承認がいります子供の頃誘拐されて腕にあざが…そのあざは右手に?どうして知ってるんですか?これ字幕が「右手」だったのにフィガロは左手の袖をまくっていました(笑)あの子よ!おまえの母さんだよ乳母?Sua madre!いつ見てもこのSua madre シーンはおもしろいですスザンナがお金を持って戻ってきてマルチェリーナと抱き合っているフィガロを見て勘違い、平手打ちしますこんなに幸せな人っているかしら僕だよ!このシーンも大好きですコンテたちは悔しがっていますスザンナとコンテッサの企み手紙を書く二重唱のすばらしいこと!拍手。ピンを刺すのよ!辞令よりおもしろいわ!合唱バルバリーナが混じっているアントーニオが見つけて捕まえるコンテはバルバリーナに脅迫され、結婚を許すここの演技も見事なコンテ!抱腹絶倒ですいよいよ結婚式ヴェールを授けるコンテスザンナはコンテに逢引の手紙を渡しますコンテは手紙を読む時、ピンを手に刺します。イタッ!それをかみてから見ていたフィガロは笑っていますコンテは機嫌よく皆にふるまいます第4幕バルバリーナが落したピンを探していますフィガロはそのピンがスザンナが渡したものだと気づき暗澹としますお前は子供のくせにそんなことまで!怒ってるの?ふざけてるだけさ!だまっててね!もちろんさあなたに関係ないものねないともさ!悲しい顔バルバリーナが去ると母に抱きつくフィガロ母さん!(泣死にそうだよ!マルチェリーナとバジーリオのアリアはありませんそしてフィガロのアリアこれがまた瞠目の素晴らしさでした!ドラマチックで、パワフルで、もう佐藤望にアリアを歌わせたら右に出るものはいないでしょうというぐらいの素晴らしさです。彼の悲しさ悔しさも伝わってきます。そしてスザンナのアリアこれもすてきでした~~~!美しいです。フィガロはそでで観察していますスザンナの服を着たコンテッサを勘違いしたケルビーノがべたべたさわりますコンテはケルビーノを平手打ちしようとしてフィガロを叩いてしまいます。イタタ!コンテはスザンナに化けたコンテッサを追いかけてしもてへ。今度はコンテッサに化けたスザンナ。でもフィガロはすぐそれが自分のいとしい人だと見破りますスザンナをからかうフィガロ怒ってぽかすかフィガロを殴るスザンナいつ見てもいいシーンですコンテが見つけて騒ぎ出しますあずま屋から人々が次々に出てきて最後に出てきたのは、コンテッサに化けたスザンナコンテは怒りますがその時しもてからコンテッサが出てきて皆が驚きます。Contessa, perdonoここ、すごくゆっくり歌いましたすばらしかったですはいと申しますわ大団円モーツァルトって本当にすばらしいです何度聞いても美しい重唱におもしろい展開すばらしかった!幸せになれました。モーツァルトはこのくらいの規模の劇場がいいような気がしますすごく18世紀にタイムスリップした気できょうは聴けました。本当にお疲れさまでした。
2013年03月17日
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Nozomu Satoh as Figaro, Chiemi Terada as Susanna and Mitsuhiro Nomura as Conte d'Almaviva in Le nozze di Figaro 17 Mar. 2013Musica Celeste 第6回公演フィガロの結婚Day2Heute指揮 大浦智弘 演出 藤間健 演出助手 星野安奈 オーケストラ 国立オペラ研究会・Musica Celeste管弦楽団 合同メンバー 合唱 国立オペラ研究会・Musica Celeste合唱団 合同メンバー ゲスト出演 志村文彦 制作 佐藤智恵キャスト17日コンテッサ 尾形志織スザンナ 寺田 千絵美コンテ 野村光洋フィガロ 佐藤望ケルビーノ 神田沙央理マルチェッリーナ 奥野恵子バルバリーナ 福原 悠理亜(スザンナアンダー)バジリオ 小沼俊太郎バルトロ 佐原壮也クルツイオ 中尾遊アントーニオ 志村文彦終了しました。 素晴らしかったです。フィガロを演じた佐藤望めっちゃ可愛い!それでいて声はすごい!!昨年代官山のガラで見て以来、全幕を待望しておりました。生まれながらのスターです。彼はバリトンなのでフィガロはどうかと思っていましたが低い声も出してました。フィガロのアリアはすべて圧巻でした!コンテの野村さんもすばらしかったです。彼はコンテの音域にぴったりで美しいバリトンでした。演技もすばらしく、コミカルな悪役を造形していました。スザンナの寺田 千絵美さんもすばらしい歌唱にコミカルな演技が可愛らしく魅力的でした。音楽もテンポが良く、モーツァルトの素晴らしさを存分に味わえました。***第1幕フィガロの部屋Cinque, dieci, ---ベッドのサイズを測っているフィガロ。少し伸びた髪をカールさせて後ろになでつけてまとめている髪形のフィガロ佐藤望さん、すごく魅力的なフィガロ!アーウィン・シュロットはいい男のセクシーオーラが炸裂していましたけど彼はもっとピュアな感じの魅力です。とても優しそうな笑顔を随所に見せるまさに女殺し!の笑顔です。フィガロのカヴァティーナ♪もしも踊りをなさりたければRovesciero, si! rovescieroはけるバルトロとマルチェリーナもすばらしい歌唱力と声量でした。バルトロのアリア、すばらしかったです!マルチェリーナとスザンナケルビーノケルビーノの神田沙央理さんは多分踊り(バレエ)も習っている方でしょう。身のこなしがもうバレエでした。ダンスが上手!ケルビーノのアリアいよいよコンテの野村さんの登場かみてから佐藤望さんがすっかりスレンダーになってるのに対し野村さんは逆?恰幅が良くなっている、去年に比べて?すばらしい声、美しいバリトンですイタリア語もうまい芝居もうまい!常にコンテの変顔を貫いている片目を釣り上げて口をへの字にしています。これは徹底してました。すごい!スザンナに迫るがバジーリオに邪魔されるコンテはケルビーノが隠れていたのに気付き怒ります。フィガロが農民たちを連れてきます農民たちが去るとコンテはケルビーノに軍隊に入るように言いますさあいよいよです。フィガロのアリア♪もう飛ぶまいぞこの蝶々すっばらしかったです!ただ歌うだけでなくケルビーノの回りをぐるぐる回ってからかいながら動き回って歌います。さきほども書いたように佐藤望さんはすばらしいバリトンです。ですから高い声が特に美しいフィガロです。パワーを炸裂させるアリアでは彼の魅力が弾けます。そしてなんとなんと最後のAlla gloria militarを3度(?)上げて高くして歌いました。自分もその方が歌いやすいのでしょうがまことにすばらしかったです~~!感動的でした。欲を言えば彼のロドリーゴとかレナートとかリッカルドとか全幕で聴きたいです!さぞすばらしいことでしょう。大拍手!第2幕伯爵夫人の部屋コンテッサのカヴァティーナフィガロは半ばふざけながらコンテッサに窮状とそれを打開する企みを伝えますスザンナはふざけていると怒りますがフィガロは冗談めかさずにいられないのですシリアスになってはいけないケルビーノとコンテッサとスザンナケルビーノ♪恋とはどんなものかしらこれすばらしかったです!美しかった!大拍手スザンナのアリア拍手コンテがやってきてなんで鍵が?とそででどなっているケルビーノはかみての部屋に隠れるここの野村さんの演技、すばらしかったです!尊大で怖い伯爵を演じ切っていました!うまい、うますぎる~道具をコンテが取りにいくあいだ、スザンナがケルビーノを逃がしますそうとも知らずにコンテはコンテッサを侮辱し放題しかし部屋から出てきたのがスザンナで形勢が逆転しますこのプロダクションは日本語字幕をプロジェクターで左右に映し出しておりましたがこれが4行あるんです。通常の電光盤だと2行でなかなか意味が通りにくいのですが4行だと非常にわかりやすかったです翻訳もすごくわかりやすく現代語になっていましたフィガロが来ますアントーニオがベランダから飛び降りた男がいたと言ってきたものだから大変フィガロはとっさに飛び降りたのは自分だと言い出します足をくじいたふりケルビーノが落した辞令にハンコがないことを見破るくだりとかスリリングにおもしろく展開します皆さん芝居上手でおもしろくてしょうがありませんマルチェリーナとバジーリオとバルトロが来て、フィガロをマルチェリーナと結婚させようとします。ここで休憩Part2に続く
2013年03月17日
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第九回藤沢オペラコンクール本選2013年3月16日藤沢市民会館まずは結果から1位 小林大祐(だいすけ)(バリトン) 2位 伊藤晴(はれ)(ソプラノ) 3位 吉村華織(ソプラノ)奨励賞(歌唱順) 狩野賢一(バスバリトン) 三戸大久(さんのへ・ひろひさ)(バス) 杉山由紀(メゾソプラノ)入選(歌唱順) 青木エマ(ソプラノ) 岡昭宏(バリトン) 古瀬まきを(ソプラノ) 相田麻純(ますみ)(メゾソプラノ) 山本悠尋(ゆきひろ)(バリトン) 本松三和(ソプラノ) 石井藍(アルト)本選出場者は13人。まず出場歌手のプログラムを見て思ったことテノールがいない!!!やはりテノールというのは希少生物らしいです…そしてやっぱソプラノ多し?ですコンクールは軽い気持ちで見に行ったんですが、いざ始まったらものすごい緊張感で、こっちまで胃が痛くなりそうでした。そしてエキサイティング!始まったのが14時ぴったり。1分の遅れもなしです。そして審査終了が17時半、結果発表終了が19時です。一日仕事ですね…しかもこれって歌唱順がすごく重要ですよねえフィギュアスケートもそうですけどやはりトップの方を歌った方は緊張もすごいだろうと思うのですよ。皆さんすばらしい歌手ばかりで、ほんと今の若い歌手ってすごいな~とまた思ってしまいました。この緊張感の中で自分の力を100%出し切れるんだからすごいです!オリンピック選手並みです。青木エマ(ソプラノ)グノー「ファウスト」宝石の歌ドボルザーク《ルサルカ》月に寄せる愛トップバッターはタレント並みの美女、青木エマさん。背が高くスタイルが良く、美しい青のドレス。宝石の歌は他にも歌った方がいらっしゃいました。ルサルカ良かったです!岡昭宏(バリトン)ベッリーニ「清教徒」ああ、私は永遠に君を失ったヴェルディ「ドンカルロ」終わりの日は来たやはり清教徒のリッカルドのアリアは美しい曲なのでもう一人の方も歌っていました~美しいですがとても難しい曲だと思います。後半の抒情的な部分では声を揺らす回数を増やしていく技巧的な側面もあります。ロドリーゴのアリアも超有名曲ですよね。狩野賢一(バスバリトン)ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」引き裂かれた心にはゴメス「サルヴァトール・ローザ」夫としての…父としての…穏やかな喜びKen-ichi Kanou singsVerdi "Simon Boccanegra" Arie des Fiesco ~Il lacerato spiritoCarlos Gomes "Salvator Rosa" ~ Di sposo, di padre le gioie serene 私としてはいきなり3番目に狩野さんなのでものすごく緊張してしまいました。すらっと背が高くて立ち姿が美しい。今回の登場歌手の中で一番の長身だったのではないでしょうか。マイスタージンガーでも立ち姿が映えると思います。しかも1曲目がフィエスコ!プロローグの場面で歌われるアリア。自分の娘を屋敷に幽閉したものの娘は死亡。それを嘆くアリアです。狩野さんのフィエスコはすでに昨年の代官山のガラで、シモーネとの二重唱を聴いています。このアリアはすごく難しい曲だと思うのですが、狩野さんらしく美しい声で歌います。最後が最低音を長く伸ばすのです。Prega, Maria, per meもう~こっちまで心臓バクバクでした。低い声から高い声まで美しくノーブルな声です。最初の声を発した時に空気が変わるほどの声です。フィエスコも全幕で早く聴きたい役です。狩野さんのフィエスコはフェルッチョ・フルラネットのような「演歌」ではなく、ギャウロフさんのように端正に歌います。2曲目はあまりなじみのない曲ですが、シエピなどが歌っておりますね。とてもドラマチックに歌います。こないだ書き忘れたんですが狩野さんにはグレーミンのアリアもはまると思います。ザラストロも…美声のバス歌手でゲオルク・ツェッペンフェルドという方がいますが、ちょっと美声ぶりが狩野さんと似ているかもしれません。吉村華織さんドニゼッティ「アンナボレーナ」私の生まれたあのお城マスネ「ル・シッド」泣け、泣け、わが目この方すばらしかったです!やはり3位入賞となりました。小柄な方です。すごいドレスでした。小林大祐(だいすけ)(バリトン) 1984年生まれ 芸大ヴェルディ「ファルスタッフ」おい小姓、名誉だと?この泥棒めがヴェルディ「オテロ」から 無慈悲な神の命じるままにそして今回第1位の小林さんです。まさに体型もファルスタッフ!しかし資料を見ると年齢はなんと28歳です(OR29)!びっくりですまさにヴェルディ・バリトンで、すごい声です。歌い方も20代とはとても思えないほど芝居がかっていてまるで舞台で演じているようでした。ファルスタッフの最高音も完璧に決めました~歌い終わってはーっはっはっ!と哄笑します。いやすごいです。がらっと変えてヤーゴです。この2曲の構成も見事でしたねヤーゴのクレドは超有名曲です。ドラマチックな曲で映えますよね~E poi? E poi? La Morte è il Nulla. è vecchia fola il Cielでもやはり彼はファルスタッフでしたね!まるでアンブロージオ・マエストリのようでした。ここで1回目の休憩三戸大久(バス)ヴェルディ「アッティラ」ローマの前で私の魂がロッシーニ「セビリアの理髪師」陰口はそよ風のようにこの方もすでに有名な方です 二期会のこうもりにも出てらしたんですよねロッシーニがすばらしかったですブラヴォー出てました古瀬まきを(ソプラノ)グノー「ファウスト」宝石の歌ベッリーニ「夢遊病の女」ああ、信じられない夢遊病の女でコロラトゥーラ炸裂で楽しませてくれました。すばらしかったです。High F 出してたような気がします相田麻純(ますみ)(メゾソプラノ)ベッリーニ「カプレッティとモンテッキ家」たとえロメオがご子息を死に至らしめたとしてもロッシーニ「セビリアの理髪師」今の歌声はこの方すばらしかったです。豊かな声です。1曲目ではガランチャのようで2曲めではディドナートのようでした。Bellissima!山本悠尋(バリトン)ベッリーニ「清教徒」ああ、私は永遠に君を失ったヴェルディ「マクベス」憐れみも誉も愛も有名な曲2連発です~この方はまだ25歳か26歳です。ここで2回目の休憩本松三和(ソプラノ)モーツァルト『魔笛』わが心は地獄のように燃えベッリーニ「夢遊病の女」気も晴れ晴れと1曲目が超有名曲杉山由紀(メゾソプラノ)ワーグナー「パルジファル」からクンドリ「いいえ、パルジファル!愚かで清らかな人よ!」サンサーンス「サムソンとデリラ」愛の神よ!私を助けにきておくれParsifal KUNDRY "Nein, Parsifal, du tör'ger Reiner!"Ich sah das Kind"個人的にはこの人大好きだったので、奨励賞に入ってよかったです。美声です。この声でワーグナーを歌われるとうっとりとします。中音域はとてもすばらしかったです。und – Herzeleide starb--伊藤晴(はれ)(ソプラノ) マスネ「マノン」私はまだぼうっとしているのプーランク「ティレジアの乳房」いいえ、だんな様そしてこの方、堂々の2位です。もう~すごくプロでした。歌いだした瞬間、うまい!!とうなりました会場にも受けておりました表現力が並じゃなく、オペラを演じているようでした。マスネ「マノン」はまるでネトレプコの雰囲気でした。芝居っけがあります石井藍(アルト)「サムソンとデリラ」私の心はあなたの声に花開く「ワルキューレ」あなたが山に隠れようとDie Walcuere Fricka"Wo in den Bergen du dich birgstSo ist es denn aus mit den ewigen Göttern"独特の声のアルトで、超重量級のワグネリアン歌手です。強靭な声で、私は好きでした。フリッカ最高でした~審査終了このあと約1時間後に表彰式となりました。皆さん本当にすばらしく、レンジも違うのでどうやって順位をつけるのかほんと難しいと思います。皆さま本当にお疲れさまでした。藤沢オペラコンクールは1992年に始まり、今回で第9回を数える。今回のコンクールは114名がエントリーし、8日からの第一次審査で50名に絞られました。13,14日の第二次審査で本選出場者13名が選ばれました。審査委員会委員長の音楽評論家岩井宏之さんのあいさつ。(抜粋)「今回は選ぶのが楽だった楽というのは声とか声量だけでなくオペラの物語を一つの事件として展開していく、主役を演じる人たち、という意味でほとんど堂に入ったという方がいたので楽しかった苦労しなかった。審査の時間が短く感じた。(日本のオペラの状況について)日本のオペラ事情はまだヨーロッパやアメリカに劣る新国立劇場ができたときに一つ進歩したがまだ専属のオケがない。オケは外注だ。専属の合唱団はありますけど。専属のオケがいないのでまだまだ歌と音楽がぴったり来ない(予算も)必要な資金の何分の1しか投与されていない。そんな中、オペラ歌手という仕事を選んだ皆さんは大変だと思う。新人の皆さんは日本のオペラのために努力してほしい」とても感動的なスピーチでした!あと審査員の中に腰越満美さんがいらっしゃいました。ゴージャスな美人です。おまけですが入賞者の(奨励賞まで)記念演奏会が6月8日土曜午後3時から同会場であります。ゲストシンガーは谷原めぐみさんと大沼徹さんです。チケット発売日は4月13日(土)です。行きたいけど藤沢、遠いわ~~
2013年03月16日
望月哲也ウェルテルを歌う Part 2第3幕 ノエルもうここからめっちゃすごかったです!シャルロッテの独壇場が続きますこの方本当にすばらしいです!Werther... Werther... つぶやいていますヴェルテルの手紙を読むシャルロッテCharlotte‘Je vous écris de ma petite chambre:シャルロッテは別の手紙を取り出す手紙には死を仄めかすようなことが書いてあり、シャルロッテは動揺してるソフィーが来るSophieBonjour, grande sœur!ソフィーは明るく美しく無邪気に歌う。一方姉は苦しんでいる妹去るウェルテル、いったいどこから出てくるのかしら?と思っていたしもての客席のドアだった。Oui! c'est moi!僕だよウェルテルは悲痛な切羽詰まった表情でしもての通路に立って歌うシャルロッテはウェルテルの気持ちを変えようと懐かしい家のものを彼に示す本があるわ。あなたが訳していたオシアンの僕が訳してた?WertherToute mon âme est là!Pourquoi me réveiller, ô souffle du printemps,春風よ、なぜ私を目覚めさせるのかピアノのそばで歌いますもう~めっちゃすばらしかったです!!気持ちが入ってました世界最高のPourquoi me réveiller聴いちゃいました~~Tu m'aimes! tu m'aimes! tu m'aimes! 君は僕を愛しているはずだウェルテルはシャルロッテに近づきキスしようとするがシャルロッテはヴェルテルを突き飛ばして出ていくma tombe peut s’ouvrir! ヴェルテルは机の上にあったピストルを取り上げるそこにシャルロッテが来て、ヴェルテルは後ろ手にピストルを隠し、しもてから走るように出ていくアルベールが戻り、アルベールがヴェルテルに渡すようにとピストルをシャルロッテに渡すシーンはありません。第3幕了すばらしいピアノ!第4幕Charlotte:Werther! Werther! Rien! ヴェルテルはソファーに血だらけで腰かけている首を撃ったらしい誰も来させないでCharlotte:Et moi, Werther, et moi je t’aime! シャルロッテは瀕死のヴェルテルに口づけするTout, oublions tout!すべて忘れるのよ!La Voix des Enfants:Noël! Noël! Noël!子供たちのクリスマスの歌La Voix de Sophieヴェルテルはいったん立ちあがったが椅子に倒れ気を失う自分のお墓について歌うヴェルテルは死ぬ絶望するシャルロッテ全幕了おつかれさまでした~会場は大喝采で何度もカーテンコールが繰り返されました。すばらしかったです。***おまけ終了後サイン会があったので今、日本のオペラ界で話題沸騰中のあのことについて聞いてみた。望月さんは今年9月のびわ湖と神奈川の共同制作、沼尻竜典指揮新演出「ワルキューレ」でジークムントを歌う。ジークムントだったんですね!?はい!♪そうです。僕は日本人歌手として美しく歌うことを、美しいジークムントを心がけます。(望月さんの歌う日はヴォータンとブリュンヒルデが超大音量の外人部隊だからである。)Toi,toi,toi!!大期待!!
2013年03月14日
望月哲也 Wanderer Vol.42013年3月14日(木) 19:00開演望月哲也 (テノール)富岡明子 (メゾ・ソプラノ)盛田麻央 (ソプラノ)河原忠之 (ピアノ) 望月哲也のシリーズ第4弾。ジュール・マスネ:「ウェルテル」 ハイライト上演 第一幕より ここが大法官の家ですか?~おお、恵みに満ちた自然よ!(ウェルテル) さようなら、お別れです~けれど、あなたは私について何も知りません!(ウェルテル、シャルロッテ) おお、夢か!なんという幸せだ!(ウェルテル、シャルロッテ) 第二幕より 他の男が彼女の夫なのだ!(ウェルテル) お兄様、見て!この綺麗な花束を!(ソフィー、ウェルテル、アルベール) 僕は真実を語ったのだろうか?~そうだ、あの人が、あの人の心の平和の為に(ウェルテル、シャルロッテ) さぁ、いらっしゃい!行列がきますわ(ソフィー、ウェルテル、シャルロッテ、アルベール) 第三幕より 僕は、自分の小さな部屋であなたに手紙を書いています 「手紙の歌」(シャルロッテ) ごきげんよう、お姉さま!(ソフィー、シャルロッテ) 僕の心の全てがそこにあるのです!~春風よ、なぜ私を目ざめさすのか? 「オシアンの歌」(ウェルテル) ああ!私は!私は、あの人の腕に!(シャルロッテ、ウェルテル) 第四幕より ウェルテル!... 誰もいない!(シャルロッテ、ウェルテル) 私も、ウェルテル、そして私も、あなたを愛しています!(シャルロッテ、ウェルテル、ソフィー) ああ!目を閉じる!(シャルロッテ、ウェルテル) ***きょうは伝説と言うか語り草と言うか、一期一会と言うかそういう思いを持ったリサイタルになった。これはリサイタルではなく、ほぼセミ・ステージ形式のオペラだった!日本語の語りもいっさいなく、トークもアンコールもなくマスネの「ウェルテル」をハイライトで上演した。河原さんのピアノがまさにフルオーケストラだった。シャルロッテの富岡明子さん瞠目でした。ワグネリアンシンガーかと思って聞いてみたら、いいえ私はロッシーニとモーツァルト主に歌っておりますということでぶっ飛びました!!ソプラノの盛田さんもすばらしかった。望月哲也さんには驚かされてばかりだが、今回は企画、構成、プログラム、主演、全部やられたのではないでしょうか一人何役?彼のウェルテルはやはり彼だけの世界でした。この役はリリックテノールの役だと思いますが彼の声は高い音を歌う時に独特のヴィブラートがかかります(かけています)もうそこが望月さんしかできない世界でこういうウェルテルは唯一無二だと思いました。モーツァルトとも違う、声の出し方。それでもイタリアではなく望月さん流でした。休憩後の後半はのどが温まったらしくそれはそれはすばらしかったです。高音のきらめきがすばらしく、ホールを酔わせるマックスパワー、でも美しい!これが望月さんです!中音域は一貫して安定してヒロイックですばらしかった。出役は全員常に芝居していましたし、音楽も切れ目なく、マスネの狙い通り演奏され拍手で中断されることはありませんでした。河原さんが大法官の声とアルベールの声を一言ずつ演じていました。ピストルの使い方が原作とは違って演出していました。+++ピアノの序曲がすばらしい!第1幕一転してウェルテルの登場シーンになる子供たちのシーンやシュミットや大法官やソフィーが出てくるシーンはない。Werther:Alors, c’est bien ici la maison du Bailli?O nature, pleine de grâce,ヴェルテルの登場シーン。ヴェルテルはかみてから入ってくる。ここが大法官の家ですか?さわやかな笑顔で歌う開け放ったドアにMerciと言い、案内してくれた人に礼を言う。O nature! 自然の美しさを感じ胸いっぱいに歌う。しもての開け放ったドアから子供たちのクリスマスの歌を練習する声が聞こえる「子供たちの声だ!シャルロッテとの出会い。2人はかみてにはけるしばらくして戻ってくる。Charlotte:Il faut nous séparer.Werther:Les étoiles et le soleil peuvent bien dans le ciel tour à tour reparaître, j’ignore s’il est jour... j’ignore s’il est nuit! Charlotte:Mais, vous ne savez rien de moi.ヴェルテルとシャルロッテの愛の語らいシャルロッテは母の死から立ち直れていないWerther:Rêve! Extase! Bonheur!2人がいいムードになった時、大法官の声がする(河原さんのフランス語)「シャルロッテ!アルベールが戻ったよ!」シャルロッテはしもてに出ていく Werther:Un autre! son époux! ヴェルテル:アルベール!彼女の夫だ!ウェルテルはショックを受ける第2幕ヨハンとシュミット、アルベールのシーンカット時が経過し、シャルロッテはすでにアルベールと結婚しているウェルテルが戻ってくるヴェルテルが歌うWerther:Un autre est son époux!C’est moi! c’est moi... qu’elle pouvait aimer!ヴェルテルは愛を確信しているのに彼女は人のものなのだアルベールとウェルテルのシーンカットSophie:Frère! voyez! Voyez le beau bouquet!ソフィーが花束を持ってやってくるが、ウェルテルは落ち込んだ気分である木のベンチのようなものに座っているWerther:Ai-je dit vrai?Werther:un suprême rayon qui semblait un sourire...sur notre émoi silencieux!僕は真実を語ったのか?もうここから立ち去りたい。Partir? Non! いや無理だWerther:un suprême rayon qui semblait un sourire...sur notre émoi silencieux!シャルロットはクリスマスに会いましょうと言って去る。A la Noël! Werther:Oui! ce qu’elle m’ordonne... pour son repos... je le ferai! ヴェルテルは絶望感を強め、自殺の暗示を歌う。ピアノにもたれて歌う Werther:Père! Père! Père悲痛な叫びAppelle-moi! 僕を召してくださいSophie:Mais venez donc! le cortège s’approche, 唐突に去ったヴェルテルしもて側の通路におりて客席のしもて側のドアから出ていく悲しむソフィー。動揺するシャルロッテIl l'aime! アルベール:あいつは妻を愛してるんだ…(河原さんのフランス語)歌わずに語りました。第2幕終わり休憩 後半に続くPart 2 に続く。
2013年03月14日
新国立劇場「アイーダ」 Part2まだまだ続く。こぼればなし何カ国語も話せるという若きドイツ人指揮者のミヒャエル・ギュットラー氏に聞いてみた。「いったい何カ国語しゃべれるんですか?」Maestro:All! …except Japanese.ジョークも達者である。でもあながちジョークでもないのである。彼は本当にどんな言語でもものにしてしまう才能を有しているらしい。ドイツ語イタリア語英語フランス語ギリシャ語ロシア語日本語韓国語などなど…前から思っていたけど楽譜っていっしゅの言語なのですよね。楽譜を読めるというのは一つの言語を習得するのに似ている。ピアノで楽譜を弾くのはキーボードで言語を入力することにすごく似ている。***ところでアイーダ復習編。はまっちゃった~こんなすごいキャストないですよね。Giuseppe VerdiAidaRuggero Raimondi (baritone) [King of Egypt]Elena Obraztsova (mezzo-soprano) [Amneris]Katia Ricciarelli (soprano) [Aida]Placido Domingo (tenor) [Radames]Nicolai Ghiaurov (bass) [Ramfis]Leo Nucci (baritone) [Amonasro]Piero de Palma (tenor) [Messenger]Coro e Orchestra del Teatro alla ScalaClaudio Abbado (conductor)ギャウロフさんがランフィスなのです~~
2013年03月12日
神奈川県民ホールで珍しいトマの「アムレット」上演があるんですね!びっくりです。アムレットと言えばサイモン・キーンリーサイドの当たり役です。8月31日 9月1日神奈川県民ホールA.トマ作曲 オペラ「Hamlet」全5幕(原語上演字幕付) 指 揮:岩村力演 出:佐藤美晴オーケストラ:神奈川フィルハーモニー管弦楽団合 唱:首都オペラ合唱団総監督:永田優美子 神奈川県民ホール大ホール首都オペラ25周年記念 公演トマ作曲オペラ「ハムレット」全5幕 フランス語上演(日本語字幕付き)指揮 岩村力演出 佐藤美晴照明 奥畑康夫ハムレット 森口賢二/バリトンオフィーリア 森朱美/ソプラノ国王 矢田部一弘/バリトン王女 相馬百合恵/メゾレアティーズ 大野光彦/テノールマーセラス 根岸一郎/テノール亡霊 岩本貴文/バス
2013年03月12日
新国立劇場「アイーダ」初日行ってきました!!やっぱり合唱が世界一だった!!第1幕第2場のテンプルの男性の超弱音合唱!!またあの巡礼の歌を思い出してぞわぞわ~となりました!!そして歌手がまたすごいこと!全員声がでかすぎ(笑)これぞヴェルディ!という超弩級歌手の競演みんながすごいぞ!日本人もほんとすごい~~イルメッサジェーロの樋口さん、主役の声だった!ラトニア・ムーア型破りの大型新人アンコントロールなすごい自分の世界!これ大好き!客も熱狂してたあのものすごいコルネッティ・アムネリスに負けてないどころか、独自性において凌駕していた!ヴェントレも最終幕、テノールの美しいひっくり返る裏声、出ました~堪能!コルネッティも圧巻!ラトニアの第3幕のアリア最高音がマックスで出るってすごいね~劇場が震撼しておった。ヴラヴィッシーミな宵でした。もちろん若くてハンサムで才能ある指揮者ギュットラーさん、がん見です。音楽がとても新鮮だった!聴かせどころとかテンポとか!若き才能!続きは明日で!***※内容にふれますのでご注意ください。序曲若きマルチリンガル指揮者のミヒャエル・ギュットラーすらっと背の高い「青年」、まだ35歳ぐらいのはずだ。序曲の出だし、美しい弦。テンポ遅めで聴かす。とんでもなく美しい。これはきょうは違ったアイーダが聴けそうだと思った。第1幕第1場 メンフィスの王宮神官ランフィス、いきなり美しい声をパワフルに聴かせる妻屋さん。この方はいつもすばらしい。ラダメスのヴェントレ、私は生で初めて聴くかもしれない。もろスピントだ!重いテノール。むむ清きアイーダ大丈夫かな?と思ったが最後の高音も決める。さすがですねえ本人もやった!と会心の表情。客席もわく。パワフルなアムネリスの登場。コルネッティもいつもすばらしい歌手。さあいよいよ期待の新人、ラトニア・ムーアの登場だ。METに電撃的に現れてすっかり有名になった。噂通りのすごい声でした。そして彼女独特の表現と言うか世界があって、尋常ならざる…好き嫌いは分かれるかもしれないが世界に連れて行かれるもう~入り込んで歌うのだ。三重唱、いやすごいわ~この方々。国王は平野さん。ドンジョヴァンニのレポレッロで拝聴して以来の登場です。美しいバスバリトン。伝令が呼び出される。これがものすごかったです。樋口さん。なんてパワーなんだ。重唱、合唱マックスになると、指揮者がジャンプしながら指揮している。さすが若い。何回ジャンプしたことか!アイーダがリトルナヴィンチトーレを歌った後、照明がどんどん暗くなって夜になるのだがまさに歌もそのまま幽玄の世界に突入していくゆっくり歌う指揮者は合わせて上げている。彼女が歌うたびにどんどん音楽がゆっくりになって行く傾向。まさにアイーダの悲痛な叫びのようで言いようもなく胸を打たれる。第2場 神殿巫女バレエ神官たちが現われ弱音の男声合唱。これがものすごかった~ぞくぞく来ました中央にテノールの寺田宗永さん発見しました~ランフィスの歌唱、すばらしい~~~美しくパワフル!いやすごいわ~第1幕了第2幕湯あみアムネリスの衣装替え子供たちの乱入最近の子役って本当うまいよねえ芝居しまくりだもんねえ(おとなよりアイーダとアムネリスの対決、アイーダの声はメゾかと思うぐらい中間部がパワフルなので不思議な感じです重量級マックスの2人。こんな耳のぜいたく、ないですよ~凱旋の知らせアムネリスは退場しアイーダは泣き崩れるさあいよいよです!!第2場 テーベの城門凱旋行進の始まりです!アイーダトランペットはける王が輿に乗って登場するアムネリスもおっと馬が2頭も全速力で走ってくる。しかも一頭は舞台中央で1回転する。すごい~~!出だしの行進、マエストロはなぜかものすごく速く振った早歩きになっちゃうよ!と心配したが、いったん曲が終わると通常テンポに戻るバレエこのバレエもすごくよい振付で見せる!クライマックスでラダメスがなんと○○で登場する。かっこいい~奴隷たちが引き出されるアイーダは父アモナズロと再会する。ラダメスは奴隷に恩赦を要求する神官たちは抗議するここの重唱!大好きなシーンです酔いました~アモナズロの歌もすばらしい!パワフル!!外人に負けてないパワー!第2幕が終わった時、客は熱狂!!拍手が鳴りやまなかったカーテンコールも大喝采の嵐だった!これほどの新国立劇場の熱狂はトリスタンとイゾルデ以来かな?第3幕ナイル河畔アムネリスが河を下ってくるランフィスが出迎えるアイーダ。アイーダのアリアオ・パトリア・ミーアマイ・ピュウ マイ・ピュウこれがものすごかったです!!!こんなすごいの聴いたことないっす。感情入ってるし。最高音でマックスを出しましたから。すげええ~もうびっくりですアモナズロが来るアモナズロ本当に素晴らしいです!!アモナズロ、アイーダに容赦しません。2回も床に叩きつけました。心配になるぐらい激しかった。それだけ芝居も入っていたということです。真剣勝負!ラダメスが来ますもうヴェントレがどんどん上げてきていて、もうこのへんではすばらしかったです!逃げようとして見つかってしまうラダメスは捉えられる休憩第4幕王宮苦しんでいるアムネリスラダメスを呼びだすが、彼の心はここにはないつらいよねえ…アムネリスは泣く愛する人の死を神官ランフィスがラダメスを尋問するこの歌唱がまたすばらしい!ラダメス~ラダメス~~ラダメスは裏切り者として生きながら墓に入れられることになったアムネリスは泣くランフィスを糾弾するランフィスは手を上げて抗議する態度で出ていくコルネッティほんとにすさまじくすばらしかった!圧巻だった!ブラヴァ。第2場 地下牢ここの2人歌唱がホントにすごかった特にラダメス!高音が華麗に裏声になるすばらしいスピント歌唱で、もうかっこいいのなんの~~アイーダもSo パワフル かつ 美しく 打たれる~型にはまらないアイーダなのでほんと退屈しないです全幕了ブラヴィ~~もう開始から4時間超たっているのに、客は熱狂しまくりだった!遅い時間のためか合唱のカーテンコールがなかったのが残念!!マチネではやってくださいませね!おつかれさまでした~舞台も歌手もものすごいアイーダ、堪能しました~~!
2013年03月11日
Sheva です。おかげさまで引き取っていただける方が見つかりました。皆様ご協力本当にありがとうございました!
2013年03月10日
やっぱりこれでしょ!Vienna State Opera, 2008 Richard WagnerDIE MEISTERSINGER VON NUERNBERGOtto Schenk, stage director of original production (1975)J?rgen Rose, set and costume designRecorded live at the Wiener Staatsoper, Vienna, 19 and 23 January 2008Hans Sachs Falk StruckmannVeit Pogner Ain AngerKunz Vogelgesang Alexander KaimbacherKonrad Nachtigall Marcus PelzSixtus Beckmesser Adrian EroedFritz Kothner Wolfgang KochBalthasar Zorn Cosmin IfrimUlrich Eisslinger Michael RoiderAugustin Moser Peter JelositsHermann Ortel Clemens UnterreinerHans Schwarz Alfred ?ramekHans Foltz Janusz MonarchaWalther von Stolzing Johan BothaDavid Michael SchadeEva Ricarda MerbethMagdalene Michaela SelingerEin Nachtwaechter Wolfgang BanklVienna State Opera Ballet School 11th-Grade StudentsVienna State Opera Chorus and OrchestraChristian Thielemann, conductor
2013年03月09日
本日のWebradioニコラ・アライモのウィリアム・テルかカルメン・ジャンナッタージオの椿姫かバイエルンのイェヌーファ、ライブストリーミングか、悩み中です。NRK P219.03 現地時間日本時間3月10日3時~Musikk i P2 - Operaen La TraviataLa TraviataFra Teatro San Carlo, Napoli 5. desember 2012Violetta Valéry: Carmen Giannattasio, sopran.Alfredo Germont: Saimir Pirgu, tenor.Giorgio Germont: Vladimir Stojanov, baryton.Flora Bervoix: Giuseppina Bridelli, mezzosopran.Annina: Michela Antenucci, sopran.Gastone: Feferico Lepre, tenor.Baron Douphol: Nicolo Ceriani, baryton.Marchese d?Obigny: Alessandro Battiato, bass.Doktor Grenvil: Gianlica Breda, bass.Teatro San Carlo kor og orkester.Dirigent: Michele Mariotti. ジャンナッタージオさん、すごい演技力です。声だけでそれがわかります。歌い方はフォルテとピアノを繰り返す手法をたびたび使う。弱音効かせます。来日が楽しみマリオッティの創り出す音楽はすばらしい!美しく詩情豊か。テンポが新鮮Singer's Conductor!ウラディーミル・ストヤノフもすばらしいバリトン!美声でパワーがある。
2013年03月09日
N響 2013/14定期公演 がとっくに発表されていたんですね。このページからリンクがあります。いやはや~充実しておりますな~シモン・ボッカネグラのコンサート形式(11月8,10日)綱渡りの11月にまたまた追加です!カルミナ・ブラナマティアス・ゲルネのワーグナー!これもレアですな。おとなを感じさせるラインナップですがな!!どっぷり浸りたい…可能ならば…続報!2013/14定期公演 演奏曲目
2013年03月09日
Greer Grimsley, an American bass-baritone9月にびわ湖と横浜でヴォータンを歌うバスバリトン、グリー・グリムズリー。エキゾチックな風貌、長い黒髪がトレードマークのアメリカ人。現在55歳。娘もオペラ歌手です。Emma Grimsleyさん。 ***インタビュー記事ExaminerGreer Grimsley force of nature ***音源がありました~シカゴリリック、ローエングリンのテルラムント。Lyric Opera of Chicago“Lohengrin***情報メトで5月にルパージュのリングチクルスに出ます。ヴォータンです!!Greer Grimsley will perform the role of Wotan in The Metropolitan Opera’s spring 2013 production of Wagner’s complete Ring Cycle, May 4 (Das Rheingold), 6 (Die Walküre), and 8 (Siegfried), 2013Greer Grimsley Official Site
2013年03月09日
Parsifalrecorded liveat the Zurich Opera Housein March, 2007Bernard Haitink's in the pitThe production by Hans HollmannHans Hoffer's designsChristopher Ventris in the title roleYvonne Naef :KundryMatti Salminen : GurnemanzMichael Volle : Amfortasチューリヒ歌劇場2007リヒャルト・ワーグナー:舞台神聖祝祭劇『パルジファル』クリストファー・ヴェントリス(パルジファル/テノール)イヴォンヌ・ネフ(クンドリ/メゾ・ソプラノ)ミヒャエル・フォレ(アンフォルタス/バリトン)マッティ・サルミネン(グルネマンツ/バス)ロルフ・ハウシュテイン(クリングゾル/バス)演出]ハンス・ホルマン装置]ハンス・ホッファー衣装]ディルク・フォン・ボディスコ指揮]ベルナルト・ハイティンク演奏]チューリヒ歌劇場管弦楽団及び同合唱団収録]2007年3月チューリヒ歌劇場クラシカジャパンで放送中。(2013年3月放送開始?)2007年、ペレイラ政権下のチューリヒ歌劇場、パルジファル!ハイティンクさまがとにかくすばらしい~今来日中でいらっしゃるのですよね~~聴きたいですが自粛中ですこれは演出がミニマルという手法なのかよくわかりませんが非常につまんないです。グラールリッターの2をギュンター・グロイスベックが存在感ありありで演じています。彼は舞台に出てこないティトレルとのダブルキャストです。もうパルジファルと言えばこの人でしょ!というクリストファー・ヴェントリス、すばらしいです。演技がうまいんですよね~ 声もいかにもというヘルデンテナーの金属的な高音を有しているし。でもそれがサイモン・オニールみたいに強引ではなく、コントロールされている。私の好みのパルジファルの声です。トーステン・ケール、ブルクハルト・フリッツと並んで。パルジファルの声はいっしゅ聖性も帯びなくてはいけないからですね。ランス・ライアンのジークフリートタイプの声とはまた違う感じですよね。生で一度聴かせていただきたい方です。サルミネンも存在感ある歌と演技で、この2人がいるだけでもうパルジ、完成形ですか?という雰囲気を醸し出す。イボンヌ・ネフのクンドリは初めて見ました。アンフォルタスがくせもののミヒャエル・フォレ、彼も自分の役とはどういうものなのかわかっている人ですから、きちんと準主役に徹していたかな。彼の声は大沼徹さんに似ているかな~と思いました。重いダークなバリトン。存在感があるんですよね。もちろん大沼さんの方がもっと明るいバリトンですけど。とにかく演出がひどいんでそれを書きたくて書いているんですが(笑※中身にふれますのでご注意ください。アンフォルタスは垂直よりちょっと斜めになっているストレッチャーに乗って出てきます。あ、これは脊髄損傷患者というパターン?と思って見ていたら、降りて動いたりしてるし。え、じゃああの垂直の寝台の意味は?と思ってしまう。聖杯は出てこず「光」で表される。長い板が普段は床に伏せられているのだが聖杯をアンフォルタスが呼び出すとぐい~んと板が上がり、背後の聖杯を光で暗示する、という演出。幕ごとに言葉が背景に映し出される。第1幕は Wasser 水 なんですけど、なんで水なのかわけわからん第3幕はそれが Quell 泉 になるわけです。泉は一応説教台の上の聖水盤みたいなものを意味していると思うんですけど、余計な演出ですよね。ワーグナーの台本に書かれているならともかく。第3幕でパルジ登場の後に出てくるクンドリは尼さんになっている!早いでしょ!パルジファルに洗礼受けてからなるならともかくですよ!あの洗礼の前後のシーンはやはり2人にひりひりしたものがほしいから(いわばドンカルロスの最終幕ですよ)尼さんになってたら、あれ? じゃないですか。考え過ぎ?最後に黙役の俳優を出しますけど、あれも意味不明。スカラのローエングリンの白鳥男(=ゴットフリート)ほどの意味もないのに出さんでほしい。こういう意味のない余計な演出をする演出家は評価できません。意味があるならいいんですよ。最後に腑に落ちるとか。いっさいありません。
2013年03月09日
びわ湖ホール プロデュースオペラワーグナー作曲『ワルキューレ』(全3幕) びわ湖ホール・神奈川県民ホール共同制作公演<新演出> 開催日/2013. 9.21&22指揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督) 演出:ジョエル・ローウェルス 出演: ジークムント/福井 敬(21日)、望月哲也(22日) フンディング/斉木健詞(21日)、山下浩司(22日) ヴォータン/青山 貴(21日)、グリア・グリムズレイ(22日) ジークリンデ/大村博美(21日)、橋爪ゆか(22日) ブリュンヒルデ/横山恵子(21日)、エヴァ・ヨハンソン(22日) フリッカ/小山由美(21日)、加納悦子(22日) ほか 管弦楽:日本センチュリー交響楽団と神奈川フィルハーモニー管弦楽団による合同オーケストラ 神奈川県民ホール公演:9月14日(土)・15日(日)ついにびわ湖公演のキャストが発表になりました。チケット発売の一日前です(汗Wキャストだったとは恐れ入りました。豪華感も倍ですね!日本のトップの歌手が揃い踏みです!これは両キャスト見ないといけないでしょうね予想外の展開に嬉しい悲鳴です。外人キャストもさることながら日本人キャストの豪華なこと!山下さんがフンディングというのがうれしいです!あのすばらしいグルネマンツ以来、(イル・デーヴはありましたが)ワグネリアン・ロールを待望しておりました。エーファ・ヨハンソンはラトル指揮ベルリンフィルのエクサンでブリュンヒルデ、その後のウィーンのブリュンヒルデで大ブーイングを食らっていたのが懐かしい思い出です(汗しかし何よりも大きな驚き、そして期待なのは、望月哲也さんのヘルデンテナー・ロールへの挑戦です。ペーター・マッティがアンフォルタスを歌うと聞いたときにも驚きましたけどジークムントはぶっちゃけバリトンでも歌えるぐらい低いレンジのヘルデンテナーです。ただし1幕と2幕だけの出演なので負担はジークフリートやトリスタンの比ではありませんが…。そしてジークムントは私の中で5本の指に入るぐらい好きな役です~~すごくすごくいい役です~~~!!!びわ湖まで行っちゃうのはなしよね。ともう早くも自分をなだめております。
2013年03月08日
ついにすごいのが発表になりました。NHK音楽祭2013 輝くオペラの巨星たちスカラのコンサートのうち一つは、ガラ・コンサートでトロヴァトーレとアイーダから!9月16日 開演16時・終演18時もろかぶりのワーグナー協会ワルキューレは19時から。サントリーホールは近いので楽々回れますね(汗コンサート形式・アイーダではアモナズロがアンブロージオ・マエストリという至福!9月19日(木)開演18時 は、はやっ!ドゥダメルですからやらかしてくれるでしょう~~
2013年03月08日
NNTT Cast Change Announcement:Così fan tutte As regards to the opera performances of Così fan tutte to be staged from 3 to 15 June 2013, Alexey Kudrya, who originally was to perform the role of Ferrando is unable to perform due to his physical condition.Alternatively, Paolo Fanale is going to take his place.新国立劇場『コジ・ファン・トゥッテ』 出演者変更のお知らせ 2012/2013シーズンオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』(2013年6月3日初日)に、フェルランド役で出演を予定していたアレクセイ・クドリャは、健康上の理由により出演できなくなりました。代わりまして、パオロ・ファナーレが 出演いたします。なお、この変更に伴う払い戻しはありません。パオロ・ファナーレ (フェルランド役) Paolo Fanale イタリア・パレルモ出身。キ~~~~~タ~~~~~!なんと1982年生まれの30歳(or 31) ヴィットリオ・グリゴーロのむこうをはれるハンサムで、アメリカのTVドラマの俳優のような若者!これは大期待!!!声もすごいわ~~~~Cosi fan tutteReprésentation du 16 novembre 2008Théâtre des Champs ElyséesPaolo Fanale Tenore Paris 2008このすばらしいポートレートを撮っているのは、ピエトロ・スパニョーリ!!
2013年03月07日
Oe1 broadcastRichard Wagner: "Parsifal"Samstag 30. März 2013 19:30 現地時間Johan Botha (Parsifal), Wolfgang Koch (Amfortas), Michaela Schuster (Kundry), Stephen Milling (Gurnemanz), Milcho Borovinov (Titurel) Sächsischer Staatsopernchor Dresden, Salzburger Festspiele und Theater Kinderchor, Sächsische Staatskapelle Dresden; Dirigent: Christian Thielemannaufgenommen am 23. März im Großen Festspielhaus im Rahmen der Osterfestspiele Salzburgやった~放送があります!ありがたいです。めっちゃ楽しみですぅ~~
2013年03月06日
RAI Radio 3 broadcastsgiovedì 7 marzo 2013 20.30 現地時間LocandinaIL CARTELLONEin diretta dall’Auditorium di Torino ORCHESTRA SINFONICA NAZIONALE DELLA RAIConcerto n. 14direttore, Kirill Petrenkosoprano, Evelyn Herlitzius (Brünnhilde)tenore, Lance Ryan (Siegfried)Richard Wagnerda Götterdämmerung (Il crepuscolo degli dèi): Aurora – Sigfrido e Brunilde – Viaggio di Sigfrido sul Reno (dal Prologo)Brunilde e Sigfrido (Atto I, Scena III) Narrazione e Morte di Sigfrido – Marcia funebre (Atto III, Scena II) Olocausto di Brunilde (Atto III, Scena III)キリル・ペトレンコのリング、ラジオ生中継
2013年03月06日
METThe Magic Flute by MozartCast includes:Sarastro, Priest of the Sun: Hans-Peter Koenig, bassTamino, a Javanese Prince: Matthew Polenzani, tenorThe Queen of the Night: Albina Shagimuratova, coloratura sopranoPamina: Julia Kleiter, sopranoPapagena: Monica Yunus, sopranoPapageno: Nathan Gunn, baritoneSpeaker: David Pittsinger, bassMetropolitan Opera Chorus and OrchestraConductor: Adam Fischer2010年4月の公演 ドイツ語~~なんで予習編をこうやってしつこく書いてるかというとiPhone で出先でリブレットを予習する時にキャストが常に知りたいからです。自分のブログで『魔笛』で検索したら200件引っかかった望月さんのヨーロッパデビューはタミーノですからあ~~2008年3月。もう自家薬籠中の物ですよね!
2013年03月06日
「グレの歌」が放送されます!これはすごいですね!!東フィル メディアページクラシック音楽館Eテレ(旧NHK教育)2013年4月21日(日曜日)21:00-23:00東京フィル特別演奏会 「グレの歌」 指揮 : 尾高 忠明 テノール : 望月 哲也 ソプラノ : 佐々木 典子 アルト : 加納 悦子 テノール : 吉田 浩之 バス/語り : 妻屋 秀和 合唱 : 新国立劇場 管弦楽 : 東京フィルハーモニー交響楽団 2013年2月23日(土)東京・オーチャードホールにて収録 復活公演 「グレの歌」***プレミアムシアターBSプレミアム2013年3月11日(月曜日)0:15-4:15プレミアムシアター 新国立劇場バレエ公演 ビントレーのバレエ「シルヴィア」0:15~2:00 <演 目> バレエ「シルヴィア」(全3幕)(レオ・ドリーブ) <出 演> 伯爵家の家庭教師/妖精シルヴィア:小野絢子 伯爵家の召し使い/羊飼いアミンタ:福岡雄大 伯爵夫人/狩りの女神ダイアナ:湯川麻美子 グイッチオーリ伯爵/狩人オライオン:古川和則 老庭師/愛の神エロス:吉本泰久 指揮:ポール・マーフィー 新国立劇場バレエ団 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 美術:スー・ブレイン 照明:マーク・ジョナサン 振付:デヴィッド・ビントレー 収録:2012年11月1日 新国立劇場(オペラパレス) BSプレミアムシアター.
2013年03月06日
DVDJules Massenet - Werther Marcelo Alvarez, Elina Garanca, Adrian EroedIleana ToncaVienna State Opera conducted by Philippe Jordan2005年2月収録だいぶ前購入したDVD。やっぱこれでしょ~誰もが美声で良いです~M・アルヴァレスのヴェルテル、なんかイタリアオペラっぽい~~この演出はほんと救いがない~残酷ですらあるアルベールのエレートの演技が光る!+++第1幕Werther:Alors, c’est bien ici la maison du Bailli?O nature, pleine de grâce,ヴェルテルの登場シーン。Charlotte:Il faut nous séparer.Werther:Les étoiles et le soleil peuvent bien dans le ciel tour à tour reparaître, j’ignore s’il est jour... j’ignore s’il est nuit! Charlotte:Mais, vous ne savez rien de moi.ヴェルテルとシャルロッテの愛の語らいシャルロッテは母の死から立ち直れていないWerther:Rêve! Extase! Bonheur! Werther:Un autre! son époux! ヴェルテル:アルベール!彼女の夫だ!第1幕終わり第2幕Werther:Un autre est son époux!C’est moi! c’est moi... qu’elle pouvait aimer! (アルベールはヴェルテルに釘をさす)Sophie:Frère! voyez! Voyez le beau bouquet!Werther:Ai-je dit vrai?Werther:un suprême rayon qui semblait un sourire...sur notre émoi silencieux!シャルロットはクリスマスに会いましょうと言って去る。Werther:Oui! ce qu’elle m’ordonne... pour son repos... je le ferai! ヴェルテルは絶望感を強め、自殺の暗示を歌う。 Werther:Appelle-moi! 僕を召してくださいSophie:Mais venez donc! le cortège s’approche, 唐突に去ったヴェルテル、悲しむソフィー。(アルベール:あいつは妻を愛してるんだ…)第2幕終わり第3幕ノエルヴェルテルの手紙を読むシャルロッテCharlotte‘Je vous écris de ma petite chambre:SophieBonjour, grande sœur!妹去る本があるわ。あなたが訳していたオシアンの僕が訳してた?WertherToute mon âme est là!Pourquoi me réveiller, ô souffle du printemps,春風よ、なぜ私を目覚めさせるのかma tombe peut s’ouvrir! ヴェルテル去るアルベール戻るアルベールはヴェルテルに渡すようにとピストルをシャルロッテに渡す第3幕了第4幕Charlotte:Werther! Werther! Rien! ヴェルテルは血だらけで横たわっている誰も来させないでCharlotte:Et moi, Werther, et moi je t’aime! シャルロッテは瀕死のヴェルテルに口づけするTout, oublions tout!La Voix des Enfants:Noël! Noël! Noël!La Voix de Sophie
2013年03月04日
新日本フィル"Conductor in Residence" 就任披露はワーグナー―インゴ・メッツマッハー Conductor in Residence 就任披露公演2013年9月6日(金)19:15開演 会場:すみだトリフォニーホール9月7日(土)14:00開演 会場:すみだトリフォニーホール ■プログラムR.シュトラウス作曲 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 op.30ワーグナー作曲 楽劇『ワルキューレ』 第1幕 (演奏会形式) ■出演者指揮:インゴ・メッツマッハー ジークリンデ:ミヒャエラ・カウネ ジークムント:ヴィル・ハルトマンフンディング:リアン・リ +++日本フィル第653回】東京定期演奏会<秋季> 2013年 9月 6日 (金) 午後7時開演 7日 (土) 午後4時開演 サントリーホール 指揮>ピエタリ・インキネン[首席客演指揮者] ソプラノ:エディス・ハーラー テノール:サイモン・オニール バリトン:マーティン・スネル <ワーグナー・プログラム>ジークフリート牧歌楽劇《トリスタンとイゾルデ》より前奏曲と愛の死楽劇《ワルキューレ》より第1幕***dito さま、ありがとうございます。そうですね、新日本フィルを忘れておりました。これはスルーしようと思っていたので…日本フィルとまったく日程が同じとは…しかも同じワルキューレ第1幕…笑うしかない展開ですね。私が書いていた3プロダクションは他にワーグナー協会の飯守リング(9月16日)のことですそして正解、びわ湖とかなフィルの共同制作のワルキューレ(横浜公演9月14、15日)。ワルキューレが関東で9月に4つ。これにスカラが入ってくるのでもうどうしようもないことになっています。とにかくびわ湖プロダクションの予定を出してくれないと3月後半発売のスカラが仕込めませんがな…。そのスカラもいろいろまだ展開がありそうで…なさそうで…。あとは11月後半から12月にかけてのトリノとフィデリオ祭り近辺もすごいことになっていてええ~ということになっています。(ヤルヴィ・フィデリオにトリノの仮面、NNTTホフマン、あとひとつコンサート追加予定)ここにはすごいキャスト(予定)のトリスタン(11月23日15時 東フィル)が…!しかも同日に日生劇場・フィデリオが重なっています(11月23,24日各日14時~)。むき~(怒なんでなにごとも均一にばらけないで集中するのかわけがわかりません。少なくとも3週連続土日がつぶれます。
2013年03月03日
FESTIVAL DI BAYREUTHDIE MEISTERSINGER VON NURNBERGLibretto e musica di Richard Wagner26 luglio 2011Hans Sachs, James RutherfordVeit Pogner, Georg ZeppenfeldKunz Vogelgesang, Charles ReidKonrad Nachtigall, Rainer ZaunSixtus Beckmesser, Adrian EroedFritz Kothner, Markus EicheBalthasar Zorn, Edward RandallUlrich Eisslinger, Florian HoffmannAugustin Moser, Stefan HeibachHermann Ortel, Martin SnellHans Schwarz, Mario KleinHans Foltz, Diogenes RandesWalther von Stolzing, Burkhard FritzDavid, Norbert ErnstEva, Michaela KauneMagdalena, Carola GuberUn guardiano notturno, Friedemann RuhligOrchestra e Coro del Festival di Bayreuthdirettore, Sebastian Weiglemaestro del coro, Eberhard Friedrichregia, Katharina Wagner2011年のバイロイトのマイスタージンガーがたまたまあったので聴いているのですが、ハンス・ザックスのジェームズ・ラザフォードがすばらしいんですよ~深く豊かなプロフォンド、バスだとばっかり思っていたらバスバリトンらしいんですよ~彼がバスバリトンだったら相当バスバリトンのレンジは広いということになる。難しいわあ~わかんない…若いイギリス人。彼はWotanも行けますね…フリッツはとてもノーブルなシュトゥルツィンク。好みの声です。指揮はセバスチャン・ヴァイグレ、日本で振る人です~♪とても音楽的で弾むような部分も存分に!すばらしい演奏が期待できそうです。
2013年03月02日
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