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1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
26歳から社会保険料で毎月2万2千円
ひかれてたら、
将来月いくらくらい年金もらえるんですか?
給料あがらないとして。
※おバカさんです。
社会保険料の金額から、
将来の年金額が分かることはありません。
社会保険料として 給与天引きされるのは、
健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、
そして
40歳からは介護保険料も加わります。
なので、社会保険料の総額から
将来の年金額を計算する事はできません。
年金額を知りたくて質問するなら、
単純に
「月給〇十万円なら 年金はいくら?」
と質問すれば、回答者から
それなりの回答が得られることになります。
当時事務所では、
月給と勤務期間から 将来の年金額が
分かるよう、資料を作成しています。
ご参考にどうぞ。
( 月給は手取りではなく 総額です )
※たとえば、月給35万円で43年勤務の場合、
自分の場合 どうか? 確認してみて下さい。
A
社会保険料は、
①厚生年金保険
②健康保険
③雇用保険
の合計です。
毎月2.2万円は①だけですか?
将来の年金額は、①だけで決まります。
また、年金は
㋑老齢基礎年金
㋺老齢厚生年金
の合計(㋑+㋺)です。
㋑は加入月数だけで決まり、
㋺は支払った保険料で決まります。
㋑は1ヵ月加入に付き
およそ1、656円(≒795、000÷480)です。
㋺は、
1)①だけで2.2万円なら、
・1ヵ月加入に付き
およそ1、310円(≒22、000×0.0599)です。
2)①~③で2.2万円なら、
①だけならたぶん1.37万円ですから、
・1ヵ月加入に付き
およそ821円(≒13、700×0.0599)です。
合計は、
1)の場合
・1ヵ月加入に付き、およそ2、966円
(≒1、656+1、310)
2)の場合
・1ヵ月加入に付き、およそ2、477円
(≒1、656+821)
です。
なので、ちなみに、
60歳まで34年間、同じ保険料だった場合
1)の場合の年金額は、
およそ121万円(≒0.2966×34×12)
2)の場合の年金額は、
およそ101万円(≒0.2477×34×12)
ではないでしょうか。
※年金に興味がある方へ。
本ブログ トップ画面の右帯に、
「ギャラリー 自分で年金計算して生活設計」
という事例集がありますので、
そちらで内容を確認してください。
( 大きな画面で 鮮明に見えます )
その①「条件を設定した事例」
その②「顧問会員の生活設計の事例」
社会保険料ではなく、
月給から年金額が分かるべ。
・・っと。
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1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
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