ラテンな駐在妻日記

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Apr 20, 2008

モラ･グランデ

テーマ：海外生活(7776)

カテゴリ：パナマ　モラのある風景

先日 モラ･グランデ Mola Grande を紹介します。

Mola Glande2

このモチーフは、 オハ・デ・ピーニャ Oja de Pin~a パイナップルの葉 、
だそうです。
うーん、抽象的すぎてどこがどう、オハ・デ・ピーニャなのか？？？？？？
それでもなんだか惹きつけられるこのモチーフ、
そして意図的なのかどうか、太陽が笑っているような４つのモチーフも、
見ていて楽しく幸せになる、そんなところが気に入っています。

モラ広場
ここの売り子さんの サンブラス （→サンブラス旅行記はこちら。） に住む７０歳をすぎたお母さん が、
３ヶ月かけて縫い上げた大作 だそう。
因みにクナ族は普通のモラは１ヶ月もあれば完成させるようです。

大きさは約１ヤード（約９０ｃｍ）四方。

モラというのは、元々パナマの先住民族クナ族の女性が着る民族衣装のブラウス。
だからこんな大きいのはありえないので、
現在売られている大きなモラはだいたいお土産用のアップリケモラ（→ こちら）。

まさにアップリケのように縫い付けていくので、その違いは一目瞭然。

が、今回買ったこちらのモラは、 全くの正統派のモラの技法 。
そこがすごい！！この大きさのモラでは珍しい！！
最近の流行りである刺繍も全く使われていないところも、立派。
４枚モラ 。
実際は白の下にもう一枚力布に使っているので、５枚重ねでけっこうズッシリ。
もちろん「手」もとてもきれい。
こんなにきれいに揃えて、そしてこんなに大きなものを延々と、よく根気が続くなぁ～。

さてと、こんなとっておきのモラをどうするか。
額に入れて飾りたいなぁ～、と、とりあえず先ほど洗いました。
アイロンかけて、早めに額屋さんに持って行かなくちゃ！　

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