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その1こないだ、朝のワイドショーを見ていたら司会者がこんなこと言ってた。近々はじまるサッカーワールドカップのこと。予選で日本とあたる各国チームの監督が日本のマスコミにインタビューされる際、必ず聞かれるのが「日本のチームをどう思いますか?」ってことで、日本人にマイクを向けられるたびにこの質問が飛んでくるため、どの国の監督もいい加減うんざりしてるんだって。中でもオーストラリアだかクロアチアだかの監督なんて激怒しているそうだ。「おまえらは何回同じことを聴けば気が済むんだ!」って。はぁ~、なるほどねぇ。そりゃそうだわ。横のつながりがまったくない。ってか、これじゃ何のために報道(インタビュー)してるのかわからんもんなぁ。それ以上に、この話を聞いて思ったのが、日本のマスコミ、もうちょっとマシなこと聞けんのかなぁ…ってことだ。いったい相手から何を引き出そうとして、こんなこと聞くんだろう?たとえばブラジルの監督がこのインタビューに答えて「日本のチームは、非常に高いレベルでサッカーをする選手が多く、とても警戒している」なんて言ったとして、あなた、どう感じます?「おぉ、それほど日本のチームは高く評価されてるのか!」と、満足げにうなずけますか?なんかこの手の質問って、卑しく感じるのは私だけ?学芸会を見ているとき、周りの父兄から「今のウチの子の演技、どうでした?」なんて立て続けに問われるようなもんで、そりゃ各国の監督もうんざりするわな。まさに島田荘司の名著「悪平等型日本人論」的現象!こういうスタンスのインタビュー、ホントに何とかならんもんだろうか…。その2こないだ、遅まきながらニンテンドーDSを買った。未だにこれ、中古でも値が崩れてないんだね。定価とたいして変わらなかった。で、お目当てのソフトも同日購入。あれだ、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」。10日ほど前、チャフィーさんのお店でやらせてもらったときにはいきなり“40歳”と出た。年相応なので普通ならこんなもんか、と納得するところだろうが、そこはヤエモンジと書いて“天邪鬼”と読む私のこと。悔しかったなぁ。これで、以前から欲しかったこのソフト、欲しさ倍率ドン、さらに倍!さっそくその翌日、本体ともどもGETだぜ!以来、毎日トレーニングに励んでいる。しかし…。私の血液型がB型であることを、実に証明される結果となった。買ってきた初日は、いきなり20歳。どんなもんだ!これが実力なのさ!と、胸を張ったのも1日だけ。その後の記録は、21、27、23、31、33、24、27、20、そしてさっきやったら22歳…。実年齢こそ超えてないけど、どうだいこのムラっ気。これこそB型の証。わっはっは。さらにトレーニング欲は増大。一昨日の月曜日、まだ「脳を鍛える…」も完全制覇(?)してないうちから、「もっと脳を鍛える…」を買ってしまったのだ。わっはっは。これも最初の日の成績は“40歳”。ヘコんだ。どうもこの第2弾の方が、難し目の問題、多くないか?しかし、昨日は29歳。そしてさっきは27歳と、着実に若返ってるのだわっはっは。さて、明日は両方のトレーニングで25歳以下をめざすぞ、オー!このDS、やっていてふと懐かしのゲームウォッチを思い出してしまった。あの単純明快な液晶ゲームが出てから早20年あまり。ゲーム機の進歩って、すごいよなぁ…。
2006.05.31
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特別公演「仮面ライダー全員集合!1号からカブトまで勢揃い!(全2幕)」第2幕ナレーション「平和なこの街に、秘密結社ゴーストショッカーが現れた!我らが仮面ライダークウガ、アギトたちは勇敢に戦ったが善戦むなしく力尽き、今まさに、最大のピンチを迎えていた。この平和な街が、そして世界が、悪の手に落ちようとしている…」再びジリジリとにじり寄る怪人たち。ライダー、危うし!ゴースト将軍「ハッハッハ、ライダーどもよ、観念したか。お前たちを倒せば、世界を手中に収めたも同然。さぁ、怪人たちよ、ライダーの息の根を止めよ!」一斉に襲い掛かろうとする怪人。そのとき!男の声「おのれ、フン、変身、V3!とぅ!」(変身音、かぶる)仮面ライダーV3、舞台に颯爽と登場(同時にかかるBGM:戦え!仮面ライダーV3)ゴースト将軍「きさま…。こやつらの他にも仮面ライダーがいたのか!」V3「ハッハッハッハ。仮面ライダーは、私や彼らだけではない。見ろ!」舞台袖から次々に登場するライダーマン、X~ブラックRX。X「残念だったなゴースト将軍。おまえがさらっていった子供たちも、無事に救出させてもらったぞ」ゴースト将軍「な、なに!確かあの子供らは我が戦闘員たちが…、ま、まさか!?」アマゾン「その通り。我々が変装した姿だったのだ」ゴースト将軍「き、きさまらぁ~! こうなったら、怪人軍団よ、このこしゃくなライダーどもも血祭りに上げてしまえ!」V3「みんな、いくぞ!」オウッ!の掛け声と共に、ライダーと怪人軍団の激しい戦闘がはじまる!と、同時にRXとゼクロスが、平成ライダーたちを舞台袖まで誘導。一旦掃けたあと、戦闘に加わる(BGM:仮面ライダー讃歌メロオケ)(しばらく殺陣が続いたあと)V3「トゥ!V3キック!」ライダーマン「パワーアーム!」Xライダー「Xキック!」アマゾン「キャウゥゥ、大切断!」ストロンガー「ストロンガー、電キック!」スカイライダー「スカイ、キック!」スーパー1「スーパーライダー、月面キック!」ゼクロス「ゼクロスキック!」ブラックRX「リボルケイン!」怪人たち、ライダーの攻撃にたじたじ。我先に舞台から掃ける。ゴースト将軍「くそう、ライダーめ、こんなにも強かったのか!だが、我がゴーストショッカーは負けない。なぜなら!この私がいるからだ!仮面ライダーよ、今度は私が相手だ!」(BGM:ショッカーのテーマ)生身のまま次々にV3やX、ストロンガーを蹴散らすゴースト将軍。スーパー1やライダーマンがキック、パンチを浴びせてもビクともしない。ゴースト将軍(パンチを喰らいながら)「ふっふっふ、効かんなぁライダーよ。おまえたちの力はそんなものか!相手にならんぞ。いや、この私が強すぎるのかな、ハァッハッハッハ!」ジリジリと後ずさるライダーたち。V3「みんな怯むな!私たちには、まだあの先輩がついているぞ!」ゴースト将軍「むっ、そういえば、仮面ライダーには1号2号がいると聞いたことがあるな。フン、ばかばかしい。そんなものは所詮伝説だ!V3よ、ついに血迷ったようだな」男の太い声「伝説ではない!」もう一人の男の声「おれたちは、ここだ!」(セリフと同時にかかるBGM:レッツゴーライダーキック)客席の後ろから、満を持してライダー1号2号登場!スポットライトを受けて、ライダーポーズを決めると、そのまま一気に舞台まで駆け上がる。キッとゴースト将軍のまえに立ちはだかるWライダー。1号「仮面ライダーがいる限り、この世を悪に染めることは許さない!」2号「V3、X、ここは俺たち二人に任せ、みんな、逃げた怪人たちを追跡してくれ!」V3「わかった。みんな、行くぞ!」V3以下、舞台袖に掃ける。同時に何体かの怪人、戦闘員が登場。ゴースト将軍「よかろう、相手にとって不足はない。かかれっ!」Wライダー対怪人、戦闘員の、よりいっそう激しいバトル。ゴースト将軍も参加し、Wライダーと対等の戦いを見せる。が、1体、また1体と怪人、戦闘員が倒され(掃け)、ついにゴースト将軍との決戦。殴り殴られ、蹴り、投げ飛ばされ、一進一退の攻防。しかし、1発のパンチをきっかけに、徐々にWライダーが優勢に圧していく。1号「とう!」2号「とう!」ついに交互にパンチを繰り出し、ゴースト将軍を追い詰める。そして!1号「今だ!」1号2号「ライダー、ダブル、キーーーック!!」ふたりのキックを浴びて悲鳴をあげるゴースト将軍。Wライダーの勝利だ!ゴースト将軍が掃けたあと、ガッチリ握手を交わすWライダー。V3以下、全ライダーたちが舞台に登場し、Wライダーを取り囲む。しばしお互いの健闘を称え合うかのように。すると、不意に1号とカブトが、その輪から外れ、舞台の前の方に進む。1号「カブトよ、戦いは厳しい。これからも強力な敵が次々に現れるだろう。しかし、負けてはいけない。俺たち仮面ライダーには、平和を守る使命があるのだ。俺たちは、また世界各国に渡り、悪の組織と戦ってゆく。カブトもひるまず、この日本の平和のために戦ってくれ!」カブト「はい!先輩!」力強いふたりの握手!舞台に整列した歴代ライダーたち(BGM:仮面ライダーの歌アレンジ曲)ナレーション「こうして、仮面ライダーの活躍によって再び日本に平和が訪れた。これからも、悪の組織は誕生するだろう。しかし、仮面ライダーがいる限り、私たちは負けない。だから、私たちも恐れず、共に立ち向かおうではないか。この日本を、もっともっと平和にするために。強いぞライダー!頼むぞライダー!戦え、仮面ライダー!!」客席に向かい手を振る全ライダー。拍手の中、緞帳が下りる…。(全幕、終了)※あとがきに代えてえっと、そんなわけで私のブログも、途中3ヶ月ほどの冬眠をはさみながらなんとか1年続けることができました。単に思い入れだけで(それは誰にも負けないつもりですが)書いてるこのブログ、果たしてブログと呼んでいいのか我ながら疑問に思いながら、それでも嬉々揚々と毎回書けるのも、やっぱり見に来てくれる人がいるから続けられるわけで、本当にありがたいです。すばらしい友人にもめぐり合えたし、もうこれってうれしいうれしい財産ですね。これからも、脱線しまくりながらさらにアニメ、特撮を中心に重箱の隅をつついてみたいと思いますんで、宜しくお願いしますm(__)mではでは、また次回!
2006.05.30
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特別公演「仮面ライダー全員集合!1号からカブトまで勢揃い!(全2幕)」第1幕舞台上は白いスクリーンが掲げられているのみ。ナレーション(中江真司の声で)「君たちは知っているだろうか?世界征服をたくらんだ悪の秘密結社と勇敢に戦い、そして世界を救った戦士たちの名前を!そう、彼らはこう呼ばれた。仮面ライダー!」スクリーンに映し出される歴代ライダーたちのバトルシーン(ライブ映像)BGM:戦え!七人ライダー メロオケ ~ 輝け!8人ライダー メロオケナレーション「こうして、仮面ライダーの活躍によって世界に平和が訪れた。しかし今、再び悪の組織が台頭してきたのである。その名は、ゴーストショッカー!」十数体の怪人たちが舞台袖から登場。ショッカーからジンドグマ、クライシス帝国のヤツラまでの、混成怪人軍団だ。(BGM:オー!ショッカー メロオケ)整列した怪人たち。その横を、軍服姿(ブラック将軍風)の男がツカツカと歩く。舞台中央へ。軍服姿の男「ワッハッハッハ!私の名はゴースト将軍と覚えていただきたい。私は、かつて忌々しい仮面ライダーに倒された怪人たちの、再生に成功したのだ。この者たちを使い、これまでどの組織も成し得なかった世界征服の野望を、私はかならず達成してみせる!ハッハッハッハ!」ゴースト将軍が笑うと同時に、勝ちどきのように雄たけびをあげる怪人たち。ゴースト将軍「よし、ではまず手始めに、この会場にいる子供たちをさらい、戦闘員に改造してしまうのだ。ゆけ!怪人どもよ」再び雄たけびをあげ観客席に踊りこむ怪人たち(5~6体くらい)。任意にひとりずつ選び、舞台上まで連れてくる。ゴースト将軍「(怪人に向かって)おまえたちよくやった。では、(怪人を指差しながら)おまえとおまえはここに残れ。あとの者はアジトにもどってトレーニングしておれ!」2体を残し、怪人が舞台袖に掃ける。ゴースト将軍「よし、(子供たちに向かって)今からおまえたちを、我がゴーストショッカーの一員にふさわしいかどうか、テストをしてやろう」簡単なクイズ、体操など、アトラクション風に。怪人もアシスタントにつきながら。(BGM:ライダー数え歌 ワッハッハ作るぞ恐怖の国を 等)ゴースト将軍「よしよし、なかなかおまえたちは優秀のようだな。テストは合格だ。(子供たちにうやうやしく頭を下げて)ようこそ、我がゴーストショッカーへ!私の言うことを聞けば、おまえたちにも褒美をやろう。よく働いた者は、改造人間に再改造してもよいぞ。ワッハッハ!ではさっそく、改造手術に取りかかるとするか。(怪人に向かって)この者たちを手術室に連れてゆけ!」男の声「待て!」ゴースト将軍「だ、だれだ!私の邪魔をするのは!」周囲を見回す将軍と怪人。男の声「おれだ!」さっそうと登場する仮面ライダークウガ、アギト~カブトまでの平成ライダーたち。ひとりずつ名乗りを揚げる。クウガ、一歩前に出て「おまえたちゴーストショッカーのたくらみは、俺たちがゆるさない!」ゴースト将軍「フン、おまえたちが仮面ライダーか。ちょうどよい、我が怪人たちのトレーニング相手にでもなってもらおうか。いでよ、怪人軍団!」再び怪人部隊、数人の戦闘員を従え、舞台に現れる。戦闘員たち「では、この子供たちは私たちが連れて行きます」ゴースト将軍「よし、連れて行け!」数人の戦闘員、子供たちを部隊袖に連れて行く(そのまま客席に誘導)ゴースト将軍「怪人部隊、おまえたちの強さを教えてやるのだ!ゆけぃ!」号令と共に、舞台上で激しく展開するライダーと怪人の戦い。(BGM:仮面ライダークウガ メロオケ)ライダーはそれぞれの武器を手に、白熱のバトル。しかし、徐々に怪人たちに圧されていく。肩で大きく息をするライダー、手足をかばいながら戦うライダー、何人かは舞台袖に掃ける。残った平成ライダー、舞台中央にだんだん追い詰められる。みな一様に荒い息をついている。そのまわりを怪人軍団が取り囲む。ゴースト将軍「なんだなんだ、仮面ライダーとやらもたいしたことないヤツらだな。こんなヤツらなど、恐るるに足らん。赤子の手をひねるよりたやすいわ。さぁ、そろそろ年貢の納め時だ。怪人ども、とどめを刺すのだ!」ジリジリと包囲の輪を狭めていく怪人たち。(BGM:ショッカーのテーマ)ナレーション「怪人たちの攻撃で、ライダーは傷ついてしまった。このままではライダーが危ない!彼らが倒されれば、世界は暗黒の闇に包まれてしまうだろう!がんばれライダー!立ち上がれ、仮面ライダー!」ナレーションにかぶって、緞帳しまってゆく…。(第1幕、終了。次回、第2幕完結)
2006.05.29
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な~んかこの世の中、疑問に思うことが多い。ま、今の時代、ネットで調べりゃなんでもわかるんだけど、あえていくつかここに挙げてみよう。1 天気予報でよく聞く「静岡県中部の降水確率は30%」この30%って、どういう確率なんだろう?中部地方の30%の地域で雨が降るってこと?それともある特定の場所(観測地点)で降る確率が30%ってこと?2 どんな汚れも雑菌も落とす強力な石鹸で手をこすり、そのあと浄化してない水で洗い流したら、手はきれいになる?それとも汚れる?3 ギリシャ文明の頃から壁に落書きされていたという“今時の若いやつらは…”という言葉。これ最初に言い出したのはどんな人だろう?4 最近のJ-POP(あ~ヤな括りだ)。辞書を引かなきゃわけわからん英単語&英文が歌詞に乱用されてるけど、みんなこれ、意味をちゃんと理解して聴いてるのか?(んなわきゃない!)5 J-POPからもうひとつ。な~んで最近のアーティストやバンドの名前は横文字ばっかりなんだ?これじゃランキング表等見てもどっちが曲名なのか歌手名なのかわからん!!6 犬のダルメシアンとポメラニアンを掛け合わせることって可能だろうか?もし可能とすれば、どんな子犬が産まれるんだろう?7 ロケットに積み込んだバケツ一杯の水を宇宙空間で思いっきりぶちまけたら、水はどうなるんだろう?(むかし読んだ星新一の本にこの疑問が載っていた。以来、ずっと疑問に思ってる)8 著作からの引用ついでに、コブラ(寺沢武一)に出てきたワンシーン。視覚と聴覚が逆転した世界(音が目に見えて物体が音に変換している世界)って、どんな感じ?(…頭おかしくなること必須だろうな)9 最初にカツカレーを生み出した人って、どんな人だろう?(いや、あんな人類最高料理を生み出した人の発想がすごいなぁと思って)私は、日頃こんなことに首をかしげながら生活しているのであった…(だからなんだっての!)最後に、ひとつ私からクイズ。とんちとかじゃないよ。マジメな問題。車とオートバイと自転車と馬と人間が10メートル競走をした。もちろん、車もバイクも馬も人がちゃんと乗っている。車とバイクはアイドリング状態、自転車は人がまたがっている。人間はクラウチングスタートの姿勢。ヨーイ、ドン!さて、見事1位になったのは、だれ?
2006.05.28
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いついかなる時に聴いても励まされ、明日に向かう力の湧く曲って、ある。「Zのテーマ」しかり、「鉄也のテーマ」しかり、「ロンリー仮面ライダー」しかり、「永遠の胸」(尾崎豊)しかり。王道中の王道、まさに超王道ともいえる楽曲だが、アントニオ猪木のテーマ曲「炎のファイター ~INOKI BON-BA-YE~」もまたそのうちの1曲だ。遠くから聴こえてくる♪猪木、ボンバイエ♪の合唱とタムタム。それが徐々にボリュームアップして、溜めに溜めてからバーン!(というより気分的にはドカーン!だな)とファンファーレのごとく鳴り響くブラスセクション。猪木の「ファイッ!」が、なぜかさわやか。で、あの♪チャ~ラ~ラ~ チャ~ チャ~ラ~ラ~♪おなじみのメロディをブラスが奏でる。猛々しさと哀愁が同居した、シンプルなれど極上のメロディだ。そこに被さるフルートの音色にも注目!一見ミスマッチなれど、このフルートが戦う男の優しさを表現すると共に、アレンジに幅と厚みを持たせている(余談だが、私はこのフルートを聴くと、変身忍者嵐の名曲「われらは忍者」を思い出す…って、わかる人しかわからない説明になってしまった。が、とにかくこのボンバイエの魅力の一端を担っているのは間違いない)。そして間奏(?)部分。シャープなエレキとブラスの掛け合い、それに淡々とした猪木の「ファイッ!」が織りなす色模様の鮮やかさ!さらにそれが8小節続いた後の、ベースのひと声「クーン!」が、ホレボレするほどカッコイイ!再びあのおなじみのメロディがヒートアップして流れ、強烈な余韻を残したまま♪猪木、ボンバイエ♪の合唱が祭りのあとの淋しさすら思わせながら、静かにフェードアウトしていく…。世にプロレスラーのテーマ曲は数あれど、これほどまでにストレートでパワフルな曲を私は他に知らない。ミル・マスカラスの「スカイハイ」、長州力の「パワーホール」スタンハンセンの「サンライズ」、ブルーザ・ブロディの「移民の歌」、ザ・ファンクスの「スピニングトゥホールド」などなど、すばらしい曲は多いけど、もう次元が違う。違いすぎるのだ。三沢光晴の「スパルタンX」は、ジャッキー映画のテーマ曲のカッチョよさを世に知らしめた点で評価が高い(私も好きな曲だ)が、やはりあれはジャッキーのものだろう。むしろ、「ロッキーのテーマ」の方がボンバイエに近い位置にあると思う。またその“猪木ボンバイエ”の合唱は、「MATのテーマ」のワンダバコーラスに通じるものがある。レスラーとしての猪木が空前絶後なら、このボンバイエもまた、比類なき傑作なのだ…。“猪木、ガンバレ!”よく聴き間違えてこう歌っている輩もいるが、ノープロブレム。この曲は猪木へ、そして猪木から私たちへ送られた、ずばらしき応援歌なのだから!
2006.05.27
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「ミスター味っ子」や「包丁人味平」など、料理対決マンガ(あれっ違ったっけ?)で毎回のように登場するシーンとして、何日も寝ずに主題となる素材を煮たり焼いたり蒸したり揚げたりと試行錯誤の末、ついに対戦当日の朝「できた!」と喜ぶ主人公、ってのがある。完成途中で「こんなんじゃダメだ!」と流し台から蹴散らした大量の食材はその後どうすんだ?店の損益に響かないのか?なんて野暮なツッコミはおいといて(ちょっと気になってるけどね)、その対戦の場で披露される渾身の料理は、どれも一度は食べてみたいと思わせるばかりだ(ただし、味平に登場のブラックカレーだけは勘弁だけど)。考えてみれば、料理人ってスゴイ人たちだなぁ、と、あらためて思う。無数にある食材を、産地や大きさ、収穫の時期、そしてその料理法も、切り方や火の通し方まですべて自分の好み、主張に合わせて選び、頭に描いた料理となるように(イメージとの戦いだなこりゃ)作り上げていく。しかもそれは、自分だけじゃない、他の人(つまりお客さん)が食べても美味い!と感じるような料理を、だ。料理人の仕事って、生き物すべてについて回る業「食」を扱うものでありながら、その一方で技術とセンスが物言うアートなものでもあり、食材や料理法はもちろん、調理器具に至るまでもが持つ長い歴史(まさに文化だ)を背負い、そしてそれを打破する開拓のものでもあったりと、とてもひと口では言い表せない、大変な商売なんだなぁ。しかし、お客さんは残酷、というか、正直だ。そんなお店の苦労も思うことなく、美味いかどうか(そしてそれに見合うだけの料金か)だけでジャッジを下し、ひとたび不味い!と思ったら二度とその店には近寄らない、またまぁまぁだ、って評価ですらも、大型チェーン店やジャンクフードの店ならともかく個人のお店にしてみれば合格にはならない。まぁ、どんな商売でもそれは言えることなんだけど(お客様は神様、実に美味い、いや巧いひと言だな)、特に味覚という得体の知れないだけど人の感情を大きく左右する感覚に訴える商売、やっぱり大変だと思う。さて、そこでこの店である。何度食べに行っても、いつも満ち足りた気分で帰れる店って、そうそう無い。ドアを開ければ「いらっしゃいませー!」と元気のよい挨拶が飛んできて、それだけでうれしくなってしまう。出てくる料理はどれも、『これが本物の○○って料理か!』と納得できるほど、本格的に“美味い!”盛り付けだって、目を楽しませてくれることはあっても決して手を抜いてない。それこそ、どこかの料理マンガに出てきそうな至福の味が、舌をお腹を、心を満たしていく。で、ついついあれもこれもと注文し、気がつけば腹八分目どころか十二分目になっていた、なんてこともしょっちゅうだ。お酒だって、厳選された蔵所のものを取り揃え、好きな人も満足間違いなし!店内の雰囲気もよく、ひとりで行っても家族で行っても、恋人、友人、夫婦で行っても、会社の同僚や上司と行っても、つまりどんなシチュエーションでも合う、稀代なお店。まだ行ったことが無い人は、ぜひ一度足を運んでみるといいと思う。本当に美味しいものを食べたとき、人がどんな顔をするかわかるから…。そんなお店を、私は一軒知っている。そのお店の名前は「橋亭」。静岡市は北安東三丁目、バス停のすぐそば。食べ過ぎに注意!で、その「橋亭」さんが、この木曜日から1週間の限定で、静岡伊勢丹の8階にて出店を開いている。ガッツカレーとハヤシライス、食べなきゃ損、って言葉は、まさにこの二品のためにあるようなもの。今度の週末に、ぜひお試しください。幸せな週末、いつもと違う1日を過ごせますよ!
2006.05.25
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この写真は、私が会社で使っている湯飲み代わりのマグカップ。ちゃんとセトモノで出来ていて、落とせば割れちゃうもの。これのおかげで私が社内でもウルトラマン好きってのが一部で知れ渡っているらしいが(そりゃそうだわなぁ)、それはともかく最近のこの手のグッズってスゴイなぁと思う、ってのが今日の話。オイルライターの代名詞ともいえるZIPPO。ちょっとした売り場に行けば、ウルトラマンやライダー、Zをはじめ、あしたのジョー、デビルマン、鉄人28号、ルパン三世(←一番お似合いのキャラだな)などなど、けっこうな数が並んでいる。東京はアメ横なんて、しばらく前からエラいことになってるもんなぁ。これらの様々な図案のZIPPOがずらりと並んでいて壮観。見てるだけでも楽しい。私も2,3個持ってるぞ。使ってないけどさ(いや、使うのが勿体無い)。コンビニで売られてる食玩の(造形の)出来のよさはもうご存知の通りなんだけど、たとえばト○ザラスなどでも売られてる怪獣のフィギュアなんかも、そら恐ろしいほどの出来栄えだね。以前登場してくれたメタリノームくん(我が家では何故かイカ星人と呼ばれている。妻が命名)もそこで買った。アゴン(赤影)と迷った末、コイツが勝ったので家に連れてきたのダ。また、ホビーでいえば、数年前から発売され大好評!今でもシリーズが続いている超合金魂なんて、超絶モノ。こだわり方も造りも文句なし!これって、完全に子供より大人向けだよなぁ。ちょいと値段が高くて家にいるのはZとグレートだけだけど、財政が許せば欲しいものばっかりだもんなぁ。フィギュアついでに、バン○イから出ている(これもシリーズ化してる)700円くらいの70年代ヒーローフィギュアもすばらしいのひと言。今でも“おぉっ!”と感動してしまうくらいだから(こんなに安くていいのか?って驚きと共に)、子供の頃あんなもんが発売されてたらお年玉と毎月のこずかいの使い道、決まったようなもんだ。くっそ~、今の子供たちがウラヤマシイぜ、と言いたいが、や~いや~い子供たち、キミたちにはライダーやイナズマンなんてリアルタイムで見てないだろう?ただフィギュアを持ってたって、それだけじゃそのキャラを語れないのさ。ワッハッハッハ(って、勝ち誇ってどうする)。あっ、しかし今はビデオやDVDって手があったか!私の小さい頃と同じように、ちゃんと子供の目であれらの作品を見ることができるのか!ちっ、やっぱりうらやましいぜ…。たとえば好き、嫌いは別にして、キティちゃん仕様の携帯を大人が持ってもおかしくない時代。その携帯が着信したとき♪お~れたちワンパクトリオだぞ♪のメロディが鳴り響いても周りが変に思わない時代(私じゃないよ。私の最近の着メロは「マジンガー応援歌」…って、こんな曲も着メロサイトにあること自体がスゴイ)。 ドラえもんやアトムのネクタイを締めて出勤しても、上司から咎められない時代。今って、こんな時代になったんだなぁ…。これって、この手のサブカルチャーが市民権を得た、ってこと?それとも、大人の子供化?
2006.05.25
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財布に残った最後の10円玉は、昭和29年のものだった。すごいなぁ、おまえ。ゴジラが初上映された年に生まれたのか。私がこの世に生を受ける10年も前からおまえは10円玉をやってるんだな。手垢で汚れ、とっくに元の輝きは失われてるけど、その分50年余り、ずっと全国を回ってきた歴史が積み重ねられた色になってるんだな。今までおまえ、どんな旅をしてきたんだ?私が生まれた頃は?私が高校に入学した頃は?私が今の会社へ面接受けに行った頃は?そして、私が結婚した頃は、おまえどこにいたんだ?もしかして、テレビに出たことがあるのか?それともどこかの絵描きの元でイラストのモデルになったことがあるのか?おまえ、今までの旅はどうだった?人から人へ居場所を移るとき、相手はおまえを手にして喜んだ?それとも辛そうな顔してた?きっとおまえが生まれたばっかりの頃は、喜ぶ人のほうが多かったんだろうな。私が子供の頃ですら、おまえと同輩の使い道、けっこうあったもんな。今はどうだろう?おまえを見て目を輝かせる人って、いなくなっちゃったんだろうなぁ。大人はもちろん、子供ですらも。さみしいね。おまえ自身は何も変わっていないのに、周りの環境が勝手におまえの価値を変えちゃうんだもんな。でもりっぱだよ。ずっとずっと、いつまでもおまえはおまえの役割をちゃんと果たしてきたんだから。考えてみれば、おまえとめぐり合ったというこの確率、すごいもんだよな。「今までこの世に生まれたおまえの同輩の数」分の1の確率だ。一期一会、かどうかはわからないよ。もしかしたら、今までにもどこかで私と出会ってたかもしれないもんな。もしそうなら、すごい確率どころか、奇跡に近いね。でまた、おまえはいつか-きっと近いうちに-私の元から旅立っていくんだな。風のように、いつのまにか。でも、それがおまえの仕事だもんな。私がもしここでおまえを、記念だからと机の引き出しにしまいこんだら、おまえはその瞬間、死んでしまうもんな。いいよ、私が寝たふりしてる間に財布から出て行ってくれ、あぁ…。そして、いつまでも現役でがんばってくれ、人生の先輩!ギザ10(要は古いお金だね)を使うとき、私がちょっとためらってしまうのは、こんなこと考えちゃうからなのだ。荒木とよひささんも、こんなこと考えながら「1円玉の旅ガラス」を作ったのかな?最後に一句。“財布はね 旅するお金の 止まり宿”かしこ。
2006.05.24
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和田アキ子の代表曲のひとつに「あの鐘を鳴らすのはあなた」ってのがある。今でも彼女がTV出演すると(特に紅白など)うたわれるもので、私も好きな歌のひとつでもある。…が、昔から疑問に思ってた。この歌にうたわれている“あなた”って、誰のことだ?詞の内容からすると、単に恋人や旦那さんじゃないだろうな。自分の彼氏に“街は今 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは○○クン”な~んて、言わない。よくあるラブソングのように男女間の仲を語った歌ではない、とは、詞のほかの部分を見てもわかるけど、それじゃいったい誰に向けた歌なのか?最近、聴いていてふと気がついた。そうだ、それに違いない!ここで、私の大胆な説をご披露しよう。この歌の“あなた”それは、マジンガーZだ!いや、これ、単なる思いつきじゃないぞ。何故そう思ったのか?詞の“あなた”を、“Z”に換えて読んでみよう。“Zに逢えてよかった Zには希望の匂いがする”“街は今眠りの中 あの鐘を鳴らすのはZ”“人はみな悩みの中 あの鐘を…(略)”“Zに逢えてよかった 愛し合う心が戻ってくる”“街は今砂漠の中 あの鐘を鳴らすのはZ”“人はみな孤独の中 あの鐘を…(略)”どうだろう?こう置き換えてみると、ある歌が連想されるのではないだろうか?そう、マジンガーZ最大の名曲にして、幾多のアニソンの中でも群を抜いてカッコイイ(すばらしい、燃える、力がわく、等どんな賛辞もあてはまる)「Zのテーマ」である。♪人の命は尽きるとも 不滅の力マジンガーZ♪当時、こんなにもシブイ詞のアニソンが他にあるか?しかもこの歌、どこにも“Drヘルを倒せ”“地球の平和を守るのだ”“食らえ!ロケットパンチ!”等の定番センテンスが入らない。それでいてZのすばらしさをガッチリ表現している、奇跡の名曲だ。争い耐えない、黒い霧巻くこの世の中に、幸せと平和を求めて悪を討つ…。なんて高尚な詞であることか。で、こうしてみると、ふたつの曲の世界観がそっくりなんだな。というか、「あの鐘を…」が「Zのテーマ」のアンサーソング、いや、視点を変えてつくられた「Zのテーマ」のように聴こえるのだ。そして「Zのテーマ」のサビ“マジンガーZ お前こそ未来もたらす”の後ろで鳴る鐘…。あれこそが、“あの鐘”だったのだ!つまり、「あの鐘を鳴らすのはあなた」は、十何曲かあるZの挿入歌のひとつ、なのである!!
2006.05.23
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どうも私は、普通の人より遅れてアイドルのファンになるようで、引退や解散、もしくは人気のピークを過ぎたころ、ハタとその魅力に気付き、追いかけたりしている。松田聖子もなぁ、ファンになったのって「赤いスイートピー」のころだったしなぁ。それ以前の「青い珊瑚礁」や「白いパラソル」「風立ちぬ」を歌ってたときは見向きもしなかったもんなぁ。で、その最たる例が、山口百恵であった!(って、イバるこっちゃないね)初めて百恵ちゃんの歌でグッときたのは「ひと夏の経験」。とはいえ、詞の内容うんぬんではなく、あのイントロ、あのメロディにしびれちゃったのだ。しかしそのときは歌に惹かれただけで、彼女自身にはあまり関心がなかった(ちょっとウソか。でも、ファンというよりキレイなお姉さんって感じで見ていたな)。次に彼女の歌でおぉっ!と注目したのは、アルバム「COSMOS」の中の1曲、「銀色のジプシー」。中3のとき、FMでエアチェックしていてこの歌を知り、しっかり心を奪われた。以来、私の中では今に至るまでずっと百恵ソングのベスト1に輝いているけれど、当時はこれまた歌そのもののファン。百恵ちゃんもこんな歌をうたうんだなぁ、とは思ったけど、それっきり、それっきり。で、2年後になるのかな、その歌、というよりそのアルバムがほしいばっかりに、レコードショップを探し回り、やっと見つけた頃にはもう、あの伝説の引退コンサート。やっぱりあの頃から私の感性はズレていた。でねぇ、見事にその「COSMOS」ってアルバム、ハマったんだな。百恵ちゃんって、いい歌うたうじゃん!それから、彼女のほかのアルバムも集めるようになった。といっても、就職してからだけど(当時の高校生は今ほどこずかいもらってなかったんだよ!って、誰に怒鳴ってんの?)。もう、買いあさったなぁ。で、聴きまくった。シングルカットされたヤツよりもアルバム収録曲の方に好きな歌が多かったなぁ。と、それはともかく。今ではその存在そのものが伝説と化してしまった百恵ちゃん。これ、一度も芸能界に復帰しなかったせいだろうけど(安易に復活宣言した他の芸能人の“その後”を見るにつけ、百恵ちゃん復活しなくてよかったなぁと思ってしまう)、考えてみれば彼女、無冠の帝王ならぬ女王なんだな。レコード大賞も新人賞も取ってない。TBS以外の○○大賞はあったかもしれないけど。で、一世を風靡したこともなかったよなぁ。数多くの映画やテレビドラマで主演も務めたけれど、大ヒット、高視聴率ではあったものの、たとえばピンクレディや、今なら浜崎あゆみか?のような、カリスマ的な存在にもならなかったように思う。それでいて、日本の歌謡史に確実な足跡を残している…。以前百恵ちゃんの著「蒼い時」を読んで、その生い立ちやらヒット曲を飛ばした裏側事情など、内容的にけっこう生々しかったけど、なんかさらにファンの度合いが増してしまった覚えがある。今でも時々彼女の曲を聴くけど、やっぱり百恵ちゃん、いいわ!しっかり聴ける。しっとりも聴ける。メッセージがちゃんと伝わってくる。艶のある声になんともいえない色気を感じる。いや、貫禄すらも漂ってる。「ロックンロール・ウィドゥ」の凄みを聴け!「美・サイレント」の巫女のごとき神秘さと、「いい日旅立ち」のまさに彼女しか生み出せない抒情を感じとれ!「しなやかに歌って」の清涼感と、「絶体絶命」の女の情念(さぁさぁ、はっきりカタをつけてよ)に酔いしれろ!そして、「愛の嵐」の“ストーム ストームストムストムトムトムトム…”に合わせてストンピングをしろ!(いや、高校の時こういうの流行ったもんで)…はっ、つい興奮してしまった。ともかく、百恵ちゃんの歌は、いいぞぉ~!!彼女のような雰囲気を醸しだすアーティスト、もう現れないだろうなぁ…。だから、だから。年齢にも度重なるケガにも負けず、もっともっと活躍してくれ、番長・清原!(いや、彼と百恵ちゃんって、イメージがダブるもんで…)
2006.05.22
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では、休憩時間もすぎたようなので、引き続き「次回予告」についてその魅力を語っていきたいと思います。申し遅れましたが、ワタクシはヤエモンジの甥の、コルフ教授です。えっ、もうご存知いただけておるのですか?いや、かたじけない。では、前置きはこの辺にして…。「次回予告」の大きなポイントのひとつに、ナレーションや映像にかぶる音楽、BGMも挙げられるかと思います。日曜の夜、アットホームな雰囲気が和やかさを演出すると同時に、「あぁもう日曜日も終わりかぁ」と視聴者を失意のどん底に叩き落す、愛しき憎っくき「サザエさん」の次回予告。週替わりでサザエさん一家の誰かがナレーションを担当します。たとえばこんな感じ。「フネです。早いものでもう入梅になりましたが、みなさんは衣替えお済になりましたか?(略)…さて次回は『カツオ傘を忘れる』『タラちゃん雨合羽』『アジサイの咲く頃』の、三本です」「来週もまた、見てくださいねぇ。ジャン、ケン、ポン!ウフフフフフ」私どもの世代ですと、ラストはジャンケンよりも、サザエさんがコロッケか何かをのどに詰まらせた「ンガクク…」を思い出しますなぁ。あっ、ちなみに三本のタイトルはまったくの架空ですのでお間違いなく。で、それはさておき。先のナレーションを読むとき、あなたはあの音楽が頭に流れませんでしたか?挿入歌の「レッツゴー!サザエさん」のアレンジBGM。あれだけヒトを憂鬱にさせる音楽でありながら、そして普段はほとんど思い出すこともない音楽でもありながら、サザエさんの予告、と聞いた瞬間、つい条件反射的に♪チャーラッ チャラッラァ チャチャチャチャチャラッラー♪が脳内に響き渡るあのメロディ。考えてみますと、次回予告のBGMというのは主題歌と共に毎回必ず流れるものなわけでありまして、これはもう刷り込み現象そのものといってもよろしいでしょう。この予告BGMも、大きく分けて二種類に分類できますな。ひとつは、先に挙げたサザエさんのような、主題歌や挿入歌をアレンジしたもの。まぁ、これが一般的でしょうな。このパターンの中で、ワタクシ個人的にはキカイダーの「戦え!人造人間キカイダー」をモチーフにした曲がお気に入りです。そしてもうひとつが、それ専用にメロディがつくられた曲、であります。これにも名曲がありますな。新しいところでエヴァンゲリオンを例にとれば、ミサト役、三石琴乃のはじけたナレーションと、ゴージャスな感じが印象深いアップテンポなあの曲は、数ある「予告」のなかでもベストマッチに挙げられるでしょう。本編の難解さを補って余りある、実に秀逸なデキと思いますがいかがでしょう?また、ダイターン3の予告BGM。正確に言えばこれ、主題歌アレンジパターンではありますが、ウエスタン調の軽快なメロディと、主人公の波瀾万丈役・鈴置洋孝のハリのある声、そしてラストに「カ~ム、ヒア~!」と締める王道さの妙。もはや予告編の鏡、とすら感じるつくりには脱帽です。そういえば、ここで特例を挙げなければなりません。「マジンガーZ」です。不思議なことにこの作品の予告BGMは、Zがピンチになっている際によくかかる「機械獣の猛攻」とでも名づけたいあの曲がかかります。ナレーションもまた、週刊誌の見出し並みに主人公の危機をあおるものでありましたが、このパターンの「次回予告」、考えようによっては斬新かつ適切なつくりと申せますな。また、デビルマンやえん魔くんでは「次回予告」の流れている時間が異様に長かった、という印象があります。キー局とネット局の違いでしょうか、ほとんどこの予告を見れば1話のストーリーがほとんどわかる、といった感じでした…。ともかく、今回取り上げた「次回予告」。番組を構成する上での“裏の顔”とも申せる重要なファクターであります。無くても番組は成立するけれど、無いと何かちょっと寂しい、それが「次回予告」ですね。なんでも、作品によってはこの予告編でしか見られない映像も、中にはあるとか。ビデオやDVDなどで繰り返し見ることのできる今、それがどんな映像なのか、探ってみるのもおもしろいかもしれません。みなさんも、今度アニメや特撮ドラマを見るときにはこんな点にも注目してはいかがでょうか?いやぁ、「次回予告」って奥が深いものですねぇ!では、この辺で幕といたしましょうか。今回もおつきあいいただき、誠にありがとうございました。また再会できる日を、楽しみにしておりますぞ!
2006.05.21
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みなさんこんにちは、ヤエモンジの伯父のコルフ教授です。調子にのってまたしゃしゃり出てしまいました。今回から2回に渡り、アニメ・特撮の「次回予告」について語りたいと思います。少々長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。では、さっそくまいりましょうか。この「次回予告」というやつ、なかなか侮れないものがありますな。たいていそのドラマのナレーター、主人公、あるいはサブキャラクターが30秒間、次回の映像をバックに持ち味を生かした語りかけをする。ま、言葉にしてみればごく当たり前のことではありますが、そこはそれ、サービス精神に満ちあふれた、日本の誇るサブカルチャーですから、見せ方、語り方が番組ごとに表れていて実におもしろい。特に顕著なのが、劇中の定番のセリフや作品のテーマを取り込むナレーション、というパターン。映像を見なくても、そのひと言で瞬時に作品名がわかってしまうという、予告の王道があるとしたら、これを言うんでしょうな。少々、例を挙げてみましょうか?「(タイトルコールの後)フェード、イン!」(勇者ライディーン)「(タイトルコールの後)カ~ム、ヒア~!」(ダイターン3)「(タイトルコールの後)レ~ッツ、コンバイン!」(コンバトラーV)「チェンネル、スイッチオン!」(ゲッターロボ)「さ~て、どう戦い抜くかな?」(ザンボット3)「約束よ、ギッチョンパッ!」(小さなバイキング ビッケ)「来週も、ゴレンジャーで会お~っ」「ゴレンジャー見てナゾナゾ博士になろ~!」(ゴレンジャー)「みんな、絶対見るべス」(キョーダイン)「来週も、サービス サービス!」(エヴァンゲリオン)「明日はどっちだ!」(あしたのジョー)「お前はもう、死んでいる」(北斗の拳)どうですかな?声優諸氏のあの叫びが蘇りましたかな?この文脈を正当に継承しているのが、現在も放映している「ワンピース」の「海賊王に、おれは、なる!」でありましょう。さすが少年マンガの王道、抜かりはないですなぁ。変わったところでは怪傑ズバット。必ず予告の最後に入るひと言があります。「ズバットのマネは、危険ですから絶対にマネしないでね」劇中の殺伐とした雰囲気とは打って変わって、ていねいなご挨拶いたみいります、といった感じですな。しかし、ズバットのマネとは、どのアクションのことを指すのですかな?鞭で敵をしばくこと?回転しながらキックを放つこと?それとも、変身前の早川健になりきって、用心棒と腕試しをすることなのでしょうかな?予告といえば、見ていて得をした気分にさせてくれる「次回予告」もありますね。ワタクシ、その線で忘れられないのが「柔道一直線」であります。元々この作品の「予告編」と言えば、本編のナレーターも務める田中信夫が、作品の風合いにまったくそぐわない脳天気な語りで「次回はね、友情というものについて考えちゃうよ。おもしろいから、絶対見てね~」と、まるでNHK教育の子供番組のような語りでナレーション、というのが定番でした。ところが一度だけ、一条直也役の桜木健一が演技の途中で、たぶん監督の声でしょうな、「はい、カット!」の声で素にもどり、「監督、次回の見どころは?」なんてインタビューする、という予告パターンがあったんですよ。なにか普段見られないテレビカメラの外側を目撃した、という感じでちょっと興奮しました。そういえば仮面ライダーにも同じようなパターンの予告がありましたね。ライダーといえば、ちょうどショッカーからゲルショッカーに替わる頃のナレーションもおもしろい。なんと、次回登場の怪人が、あ、いやいや正確には怪人の声を担当する声優が、でありますが、ナレーションを読み上げるのです。これ、暗に「次回は私がやっつけられます」と宣言しているようなもので、不条理というか理不尽というか、怪人のうら淋しさすら思ってしまいますが、これも製作スタッフのサービス精神の賜物ですな。特に、この不条理さをうまく消化したのがイソギンジャガーの回の予告です。この回だけ特別にゲルショッカーの幹部、ブラック将軍がナレーションを担当しておりますが、セリフが実に絶品です。「(略)我々ゲルショッカーとしてはチトしゃくだが、おもしろいぞぉ」原作の石森章太郎が監督を務めたイベントストーリーゆえの、ブラック将軍の起用と思われますが、彼にこんなこと言われたら子供は強烈に次回を見たくなるわけで、波に乗ってるドラマの余裕と風格が感じられます。では、この辺で一旦休憩にいたしましょうか。明日は「予告編の音楽」あたりからお話しするつもりです。と、ワタクシも次回予告をしましたところで、本日、これまで。
2006.05.20
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最近、「小・中学生に見せたくない番組」(日本PTA全国協議会調べ)の最新ランキングが発表されたようで。どれどれ、と確認してみたら、アニメのワースト1が「クレヨンしんちゃん」だった。はぁ~、いかんなぁ~。しんちゃんで泣いたことのある私としては、ひとこといちゃもんつけようぞ!ワースト1の理由が「下品」とか「教育上よろしくない」って、もう定番になっているけど、しんちゃんのど~こ~が下品なんだ?いや、下品か。そんじゃ開き直って、下品で何が悪いんだ?たしかにアレを見てしんちゃんのマネをする子供もいるだろう。ま、大人からすれば、子供があんなこと(ぞ~さん ぞ~さん)してるの見たら叱りたくなるよなぁ(叱ってもいい)。しかし。しんちゃんを見なくても、子供ってあ~ゆ~ことしたがるもんだぞ?で、成長すれば自然にやらなくなるの。大人になってもぞ~さんしてるヤツぁただの変態。ふつう恥ずかしくなって、やれったってやんなくなるの。内容が下らない、という人には、映画版のしんちゃんを見なさい!と言っておこう。特に「嵐を呼ぶ モーレツ大人帝国の逆襲」は、何をさておいても見るべし!私はこれ見て泣いたのだワッハッハ。ついでに言えば、これ見て私はしんちゃんのファンになってしまったのだ。小林幸子のうたうエンディングテーマ「元気でいてね」も名曲。ともあれ、今三十代から四十代半ばのおと~さんおか~さん(そして、大きなお兄さんお姉さんたち)には絶対のオススメだ!「8時だヨ全員集合!」「ハレンチ学園」といえば、ワースト番組の元祖ともいえる作品(マンガ)だった。「うんこちんちん」「ど~もすんずれぃしました」「な~んだバカ野郎」(荒井注)「ちょっとだけよ」「1234やったぜカトちゃん」「いや~まいったまいった」「いかりやに、あっ怒られた」往年の名フレーズ(あえて志村けんの時代のヤツは外した)は、みんなこぞってマネしたもんだった。親に咎められてもね。「ハレンチ学園」のオー!モーレツスカートめくりも、私の周りでプチ流行った。しかしこれ、あくまでも目的は「ハレンチ学園ごっこ」といったところで(山岸くんやイキドマリごっこ、と言ってもいいか)、スカートめくりそのものが目的、ではなかったぞ?(いや、どっちにしても女の子にとっちゃハタ迷惑なんだけどさ)「うんこちんちん」だって、そうだ。この、子供の心をつかんで離さない(?)二大単語(…「うんこ」と「ちんちん」だもんなぁ…)も、別になぁ、言葉のおもしろさとカトちゃんのマネってことでやってただけだもんなぁ。で、すぐにやらなくなったしなぁ。しんちゃんの「ぞ~さん」だって、同じことだと思うけどなぁ。かわいいもんじゃん。マネさせてやんなよ。それでなくても、今の「週刊少年○○○○」には、それこそ私たちが読んでたころとは比べ物にならないくらいエゲつないマンガがけっこう載ってるぞ?とまぁ、親の心子知らずのまんま書き連ねてきたけど、世のおとうさんおかあさんの意見も聞いてみたい気がする。実際、“大人”と“親”の見方って違うと思うしね。ただなぁ、せっかくドラえもんに次ぐ長寿アニメ(もう15年も放映しているそうな)だし、それだけ続くってのはやっぱり支持されてるってことなんだろうし。そろそろワーストの冠、外してあげたら?少なくとも、「大人帝国の逆襲」は、未見の人には是非!特に、大人にね!
2006.05.19
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昨日に引き続いて、マジンガーZの話題。ってか、これ、前から疑問に思ってたこと。私にはどうも天邪鬼のところがあるらしい。って、これまでのツッコミを見りゃわかるか。そこで、このタイトルである。世のマジンガーファンの大半を挑発したことになるかもしれない。が、私にはこのエピソード、どうも世に言うところの“名作”とは思えないんである。まずは、ざっとストーリーを紹介。兜博士がZのパートナーロボットとして設計してあったミネルバXを、ドクターヘルが機械獣として製造、光子力研究所を襲わせようとするが、Zに会ったとたん体内のパートナー回路が作動し、ミネルバはヘルの命令を聞かなくなってしまう(ヘルも、設計図通りに作らなきゃよかったのに)。で、仕方ないから裏切り者は抹殺だ!とばかりにヘルが送り込んだ新たな機械獣がパートナー回路をついに破壊、狂ったミネルバが原子力発電所を襲おうとしたため、やむなくアフロダイAのおっぱいミサイルがミネルバを倒してしまう…。悲劇である。Drヘルによって運命をもてあそばれ、儚く命(?)を失ったミネルバXが悲しい。アニキ・水木一郎も歌うわけだ。♪ミネルバ ミネルバX 誰に話そうお前の涙♪だが、な~んか気に入らない。燃えるZらしさがないのだ。もっと言えば、ミネルバXに感情移入できないんである(私は冷たい人間なんだろうか?)たとえばもしも、もともとZにアフロダイAという設定がなかったとしたら、やっとみつけたパートナーを自分の手で破壊しなけりゃならないZの悲劇…なんて話になっていただろう(終幕、夕日を浴びたZのコクピットで甲児くんが叫ぶ。「Drヘル、貴様は絶対に許せない!」BGMにそれこそミネルバXの歌なんて流れたら、きっと燃えたに違いない)。または、このミネルバのエピソードを1話だけで終わらせず、サブレギュラー的に何話か登場させる。はじめは敵対していたさやかさん(とアフロダイA)ともやっと打ち解けてきた頃に、悪辣極まりない機械獣に倒されたとしたら…。これも燃える!宇宙刑事シャリバンにおけるイガ星の戦士ヘレンのエピソードばりに、熱くなる!(私は残酷な人間なんだろうか?)モリモリ博士やアフロダイAの最後など、Zのストーリー展開における要所々々の残酷さっての、ある。どれもかなり強いインパクトを残すエピソードだったが、ミネルバも扱い方によっちゃ傑作になっただろうになぁ、と思うのだ。さやかさんとアフロダイAの体育座り(Zとミネルバが仲良いんでさやかさんが拗ねちゃうって、はっきり倒錯の世界なんだけど、またZだからOK!な世界でもある。で、このときの、さやかさんに対する甲児くんのおちょくり方も最高にやりすぎで、実に良い!)や、後のダイアナンAの造形に少なからず影響を与えたと思われるミネルバの顔、プロポーションなど、たしかに見どころもあると思う。見ていてつまんないわけじゃないしね。でも、や~っぱりこのエピソードって、ウルトラマンにおけるスカイドンの回、だよなぁ。結論!ミネルバXの話は、名作じゃなくて異色作!…と、本来ならこれで終わるハズだけど。ここからはZと全然違うテーマで、緊急!どうしても今すぐ言いたいことがある!あの、ゴッドイグアナの!ベルバラの!ヘドリアン女王の!女王バンドラの!トット(カバトット)の!マメゾウ(ミクロイドS)の!そしてご存知!初代オバQの!曽我町子さんが亡くなっていた!!(みなさん知ってました?)私は、ネットのニュースを見ていて今日知った。5月8日のことだって。なんてこった!…あのね、この手のニュースを聞く(読む)たびに思うのだけど、かつての声優、あるいは子供番組(あぁ、これもヤな括りだ!)でおなじみの俳優さんが亡くなった時の、ニュースの扱い、軽すぎないか?新聞全紙1面で扱え、って言うんじゃない。だけどね、芸能人によっちゃ、本人の両親とかが亡くなってもけっこう大きなニュースになったりするのに(それが悪いってわけじゃないぞ)、この手の人たちの訃報の、なんと小さな取り上げ方か!山田康雄さんが亡くなった時を見ろ!富山敬さんが亡くなった時を見ろ!緊急追悼番組ひとつ、やったか?哀悼と敬意を表して、ヤマトやルパンの再放送、やったか?子供たちの、そして昔子供だった大人たちのアイドル、ヒーロー、お兄さんお姉さん、なんでもいいや、とにかく慣れ親しんだ、あるいは憧れた俳優、声優さんたち、もっと、もっと大切に扱えーーー!!!!!!!!!永遠の魔女、曽我町子さん、安らかに…。
2006.05.18
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しかしなぁ、と、唐突にはじまるが、作品の数だけサブキャラはいるけれど、マジンガーZに登場のボスほどキャラが立ってるヤツぁいないと思う。だいたい、マジンンガーZの設定自体がふざけてて、弓博士やさやかさんはともかく、モリモリ、セワシ、ノッソリ博士って、なにその名前?本名?アダ名?甲児くんの弟シロー(だいたいこの“シロー”ってのもどんな漢字を宛てればいいんだ?)にさえその名で呼ばれている、世界でも有数の(と、言ってもいいだろう。あれだけの新兵器を開発できるくらいだし)科学者たちの名前とはとても思えないよなぁ。そして、彼らを上回るふざけた名前が、ボス、ヌケ、ムチャの三人。これじゃまるで魔女っ子○○ちゃんのたぐいの登場人物だな。しかしこのボス、実に存在感があるのだ。彼がいなければ、Zの魅力の30%はダウンしていたこと間違いない、ってくらいに。最初は、ホントに甲児くんのクラスメイトというか、いわゆる学園物の番長的なキャラにしか過ぎなかった。それが「おれ様にもロボットを!」と、先の三博士を脅して(このエピソード、あきらかに悪ノリしすぎなんだけど、そこがいいんだな)廃物利用のボスボロット(ジャンジャジャ~ン!)を作らせたあたりから、魅力的なキャラに変身!したのであった。このボスボロットがまたいいんだ。けっして強くない。鉄仮面軍団を蹴散らすくらいは出来ても(力だけはZと同じレベルってのが劇中語られる)機械獣にはかなわない。それどころか、時として機械獣の強さを知らしめるためのかませ犬になることすら、ある。だってなぁ、武器ひとつ持ってないしなぁ。よく頭外れるしなぁ。表情もあるしなぁ。しかも、ボスとシンクロしてるしなぁ。そのやられっぷりも、見事のひと言に尽きる。パンチを撃てば自分の腕の方が吹っ飛ぶし、どてっ腹に風穴開けられたことも何回もある。ロボパー(byロボコン)のごとく、体がバラバラになったことも数知れず、だ。そして、その様子の残酷に見えないところが、ボロットの見せ方とボスのキャラゆえだろう。そう、ここがキモなのだ。ボスはやられてもやられても、悩まない。常に前向き。常にZ(と甲児くん)を出し抜いて手柄を立てようと、キャノピーもない畳敷きのコクピット(あぐらをかいてナベのヘルメットかぶって…あぁこのセンス!)でボスは叫ぶ。「今度こそ甲児の野郎をギャフンと言わせてやるわよ!」ボス、といえばオネェ言葉が即、思い出されるが、マジでこんなキャラ、他にいるか?ボスは努力の人でもある。グレートマジンガーに登場したときのボス&ボロットは、空を飛ぶことに命を懸けて(?)いた。で、あの手この手を試行錯誤の結果、とうとう飛んじゃうんだ。鉄也君にバカにされながらもあきらめず、何度失敗を繰り返してもへこたれず。空を飛べたからって、戦力アップにつながらないのがまたいい(いや、ボスにとっちゃ大問題だけどさ)。あくまでもボスの立ち位置を変えない、それでいて、時に大活躍するボス。つくづく光ってるなぁ、ボス。さらには、グレート、ビューナス、そしてボスボロットの絶妙な位置関係がいいんだ。ボスなかりせば、あのグレートがとんでもなく冷たいロボット戦闘アニメになってしまったところだろう。しかもこのボス、友情にも厚い。グレンダイザーにゲスト出演した時のエピソードで、物語終盤(グレンダイザーが円盤獣を葬り去った後)のひと言「おい甲児!あんな野郎(デュークフリード)には負けんなよ!」は、全甲児ファンの的確な心情の代弁であり、またグレンダイザー全話中、視聴者を最も熱くさせるセリフであった。ボスって、いいやつだな!(この回の話は、もう彼が主役と言っていいくらいの存在感。ボスファンにとっては隠れた名作だ!)その後、多くのスーパーロボット作品が作られたが、ついにボスを越えるサブキャラは登場しなかった。声優、大竹宏(声優)渾身のアフレコが、ボスをいっそう魅力あふれるキャラに育て上げたのだ。「ジャンジャジャ~ン! やいやいやい機械獣、このボスボロット様が相手になってやるわよ!」ボス、あなたも間違いなく、ヒーローだったよ!ふと思うが今の時代、もしかして必要なのは、こんな彼のバイタリティかもしれない。とにかく見ていて元気になれるナイスガイ、それがボスなのだ!
2006.05.17
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「ロック・ウルトラマン」なるCDを買った。前に妻がプレゼントしてくれた「ウクレレ・ウルトラマン」のライナーノートに告知されてたやつで、「ウクレレ…」の出来があまりにすばらしかったため、大きな期待(と、小さな不安)をもって、買ったその日にさっそくカーステレオで聴いてみた。…やっちゃったね、製作スタッフ…まぁ、最初から難癖つけるのもなんだから、先にホメるとこ挙げとこう。実際、気に入ったのも入ってたし。東京スカパラ「ULTRA SEVEN」は、ボーカルさえ入ってなければ(…これがなんたってミソ。ふつう、歌のアレンジバージョンでこんな評価、あるか?)素直にGood!巧いアレンジだと思う。「MATのテーマ」は、ワンダバがあの名作「ゼイラム」のBGMのごとき様相。いい雰囲気だ。「マイティジャックの歌」は、このCD中ベストの出来。今、もしMJをリメイクしたらこんなアレンジになるんだろうなぁ、と思わせる。しかし、収録曲中、最も原曲を崩してないこれがベストってのも…(あぁ、イカンイカン。まだホメてる途中だった)「MACのテーマ」(MACの歌、ではないよ)は、メロディがいい。妻いわく「ちょっと小室が入ってる」たしかに。映画音楽、然とした感じ。「死神の子守唄」…あの~、こんな弩マイナーな歌もロックにしちゃうの?元は怪奇大作戦から、同じタイトルのエピソード(第5話)だけに使われた、ペーソスあふれるしかし怖い1曲(まるで「ヒルダの子守唄」のよう)だが、これ、普通のロックとしてなら聴ける。案外、佳作なのかも。まるでドリフじゃんこの合いの手、みたいな「怪獣音頭」(ちょっと気に入ってしまった)や、劇中のSE をインサートした、全篇トレモロ状態の「ウルトラ警備隊のうた」も、SEのボリュームさえ大きくなければ、いい感じだ。さて、このくらいホメたから、そろそろエグっていい?本音でズバリ言うわよ?いい?それ以外の曲、ぜ~んぶダメ!製作者!ミュージシャン!あんたら、ウルトラスピリット、ゼロ!だいたいなぁ、ウルトラとロックって、どんなもんよ?新たなウルトラソングをロックで作るならまだしも(「ULTRA HI」みたいなヤツ)、元のあのヒーロースタンダードな歌をパンクロックでアレンジしたって合うわきゃないじゃん!山崎まさよし風のアコギ弾き語りではじまる「ウルトラマン80」。はじめは「おっ?」と思わせときながら、ロックビートに変わってからのあの崩し方はなんなんだ?“武闘派ウルトラマン”であるレオの雰囲気ばっちりだったハズの「ウルトラマンレオの歌」も、オリジナルに失礼千万!あれじゃヒデ夕木が泣いてるぜ!「ウルトラQ」も「ウルトラマンの歌」も、ただ原曲をロックアレンジにしただけじゃん。宮内国郎さんに、これも失礼だ!あの放牧歌的ノホホンな感じや、神秘的な雰囲気が皆無。持ち味殺してアレンジなど気取るんじゃねぇ!「MATの歌」(♪基地は海底~)にしたって、あんた長渕の出来損ない?ってな、ダルさ爆発のボーカル。せめて団時朗に歌わせんかい!(ムリか)そしてそして、このCD最大の力作にして最悪の愚作「ウルトラセブンのうた」。これじゃセブンに失礼どころか、冒涜だ!!セブンならびにセブンの楽曲がもつ格調高さが微塵もない!ってか、妻も私も、聴いててめまいと頭痛に襲われたっての!いや、マジで。元々ハードロックのたぐいをほとんど聴かないため、異様に疲れる1枚であった。ってか、このアルバム、ウルトラファン、ロックマニア、いったい誰に向けて作られたものなんだ?(私の様なお人よしの特撮マニア向けってか?)原曲のアレンジバージョンを聴いて、元歌を聴きたくなるパターンって二通りあると思う。ひとつは、アレンジバージョンの創りの良さに思わずブラボー!と手をたたきながら原曲の良さに思いをはせるってパターン。前作のウクレレバージョンが、これにあたる。そしてもうひとつ。あまりの変わり果てたアレンジについてゆけず、思わず「こんなの○○のうたじゃないやい!」と否定のもとに、「あぁ、やっぱりオリジナルは良いなぁ…」とホッとしたくなるパターンだ。このロックCDはまさに後者。どうせアレンジするならもっとオリジナルに敬意をはらわなきゃ、ダメダメよ!ハァ~ッ、あのウクレレバージョン、つくづく思うが奇跡の一枚だよなぁ…。ここで尾崎豊の、ライブでの名言から。「ロックンロールを好きになると、ふたつ気がつかなきゃいけないことがあるのを知ってるかい?ひとつは、ロックンロールを好きになると、とても淋しがりやになってしまうということ。そしてもうひとつ、ロックンロールは、その淋しい気持ちをすべて消し去ってくれるということさ」尾崎ぃ~、このCD、聴いてて淋しくなっちまったけど、その淋しい気持ち、消し去ってくれなかったよぉ。こんなの、ロックンロールじゃないよなぁ~!そういえば、このCDを買って得られたものがひとつあった。それは今回のブログネタ!トホホ…。
2006.05.16
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ワタクシ、コルフ教授と申す者であります。前回に引き続いて、マンガ・特撮などにおけるすばらしい効果音をご紹介いたしましょう。前回はヒーローや怪獣に関するほんの一例を挙げ講義しましたが、なになに魅力的な効果音はそればかりではありませんでな。まずはマンガの世界から、これ。とあるマンガに使われた表現でありますが、何の音だと思われますかな?“ザカザン ザカザン”地中から大判小判がザクザク、といった、なんとも景気のよい音のように感じますが、実はこれ、本宮ひろ志の「硬派銀次郎」から、野球対決の際に降った雨の音であります。そう、土砂降りの雨がマウンドをたたく、そんな光景を想像しながら、もう一度。“ザカザン ザカザン”実にリアルに聞こえるではありませんか。つづいて、これ。“カランコロン”これは有名ですな。「ゲゲゲの鬼太郎」のゲタの音。鬼太郎のなんとも風情あふれる姿にピッタリです。あと、彼をたたえる虫たちの声を“ゲゲゲのゲ”と表現した、水木しげるの非凡なセンスがすばらしい。“メラメラメラ”ただの炎ではございません。浦見魔太郎くんが放つ、怨みの炎が燃え盛る音であります。“コ・ノ・ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ…”これもりっぱな効果音、ですね。カタカナ表示が実に怖い。“シュルルルル”の後に“フッ”、アニメでは“ピヨョョオン”と続けば大リーグボール2号、“フワッ”とくれば3号。いずれも魔球の名に恥じぬ、あやしい効果音ですな。雰囲気が実によろしい。それに引き換え、“ウガアアアアッ”“ジャキィィィン”“ズオロー”“グカッ”実に仰々しいと申しますか、さっぱり訳のわからない効果音ですが、「アストロ球団」の球一クンが投げるスカイラブ投法なのです。やはり、作品自体が野球マンガらしからぬ展開ゆえに、そこにあてがわれる音の表現もまた…ですな。さてここで、アニメ作品にも目を向けてみましょう。“チュィィィィン”チェンソーの音ではございませんぞ。タイガーマスクおよび虎の穴の刺客レスラーたちが頭上高くジャンプした時の音。イチイチこんな音出してジャンプしてたら、会場もうるさくてかないません。“シュバ~オン ドゴォーーーーーー!”はい、またなにやらわからない音ですが、宇宙戦艦ヤマトの波動砲発射音です。最初の“シュバ~オン”は、発射直前のヤマトの咆哮といった感じですね。同じく咆哮でも、“キェ~エ!”は科学忍法・火の鳥の、怪鳥音と申しましょうか、あの音。これも、必殺技の重みとフェニックスの優雅さを兼ね備えた印象深い音ですね。そういえば、今ワタクシ思い出しましたが、イナズマンの乗るライジンゴーが口を開く時の“ギュオァ~オン”。ジョイント部分のグリスでも切れてるのですかな?イナズマンも乗っていて恥ずかしくないのか、チト心配になります。“ピポッピポッピポッ”鉄腕アトムの歩く音。ロボットらしからぬかわいらしい音で、かつ、アトムの住む21世紀というイメージにピッタリの、まさにSFチックな音のつけ方ですね。ロボットといえば、これは特撮ですがキカイダー。彼が戦闘員やダークロボットと戦う場面、特にパンチを叩き込むときの“カーン カーン”は、いかにも鋼鉄のぶつかり合う乾いた雰囲気がリアルさに拍車をかけてます。また、足音といえば、これを外すわけにはいきますまい。永遠の24歳サザエさんのご子息タラちゃんが「ママー!」の声と共に駆け寄る際の“○※△☆□”。これはとうてい、文字では表わせません。さすが、この親にして、この子あり。この音に対するグローバルスタンダードな文字表現を見つけ出すのが、目下のワタクシの研究課題であります…。さて前回今回と、さまざまな効果音をご紹介してまいりましたが、まだまだこの世界、奥深いものでございます。また私の研究の発表できます機会がございましたら、ふたたび登場させていただきたく存じる所存であります。ご静聴ありがとうございました。最後にひとつ、ワタクシが発見した「あなたもできる効果音の一発芸」をご披露しましょう。本当にだれでもできますので、よろしかったらどうぞお試しください。やり方は簡単。声を殺し、歯のすき間から息を出す感じで“チプシー!”と言うだけ。ポイントは最初の“チ”にアクセントを置き、歯切れよく、すばやく、そして勢いよく言うこと。すると…。ライダー1号のパンチの音が表現できますぞ!
2006.05.15
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あー、コホン。みなさまはじめまして。ワタクシ、ヤエモンジの伯父で、コルフ教授と申す者であります。どうぞ、以後お見知りおきくだされ。実はこのたび、ヤエモンジの盟友、チャフィーさんからのリクエストにより、マンガや特撮の効果音について取り上げることと相成りました。しかしながら、現在ヤエモンジがヨロとタルトの世話で手が離せない、とのことで、ワタクシめが代わって講義させていただこうと、しゃしゃり出てまいった次第。では、さっそくはじめましょうかな。まずですな、この世界での効果音とは何を指すか?これはもう、声以外のすべての音を言うのでありまして、あっいやいやその“声”すらも時にはその役目をする場合だってあるのですな。たとえば、荒木飛呂彦のマンガに登場する怪物、バケモノ、みなすべて“ギャース”と吠えるのですが、これ、鳴き声というよりりっぱな効果音として読めるのです。加えて申せば、一般的に表現される“ガオーッ”…今あなた、何を連想しましたかな?そう、怪獣ですね。特に御大、一峰大二マンガの怪獣は、おしなべてこう表現されているのでありまして、逆に見ればもっとも怪獣らしい効果音の代表がこれ、とも言えるわけで、いやこれはもう、日本人の常識とさえ定義付けられましょう。ま、たまに“ガオガオ”という情けなくも愛らしい表現も彼のマンガでは出てまいりますが、これは、彼の怪獣に対するシンパシー、と思われますな。さて。怪獣が登場したならば、それに立ち向かうヒーローもご紹介せねばなりません。みなさん、ウルトラマンの登場シーンを思い浮かべていただきたい。ハヤタ隊員がベータカプセルを掲げると、閃光と共にマッチョなポーズを決めたウルトラマンが、画面の奥からググッ、ググッとアップになる。このときの、音。“シー シュワン シュワン シュワン シュワン シュワンワンワンワンワンゴンゴンゴンゴン…”これじゃなんだかわかりませんな。しかし、覚えてる人ならばご理解いただけましょう。あの音こそ、変身音の代名詞、ならぬ代名音と言えますまいか?ワタクシも、この音を聴く時がもっとも、ウルトラマンを感じる時、でありますよ。ウルトラセブンもまた、魅力的な変身音を奏でますね。“ブリュリュリュリュリュリュゥオンゥオンゥオンオンオンオン”なんだこれ?息つきを起こしたキャブレターエンジンか?いやいや、口や文字で表現しにくいからこそ魅力的、なんでありますよ。一方、等身大ヒーローに眼を向けてみますと、これまたすばらしい効果音がございますな。今度は、子供の頃だれもがマネをした、仮面ライダー2号の一連の変身ポーズを思い出してください。両手を水平に伸ばし“キュイン”、それを大きく回すときの“ドリャリャリャリャリャ”、そして、決めの力こぶポーズで“ガション!”「シンクロとは、こういうことさ」と、思わず公害Gメンの加賀先輩になってしまうほど、適切極まりない効果音ではありませんか?しかしこの音、体の中から発してるとすれば、いったいどの装置がどう作動してのものなのか、なんて想像するのも楽しいものですな。そういえば、ライダーがジャンプするときの“ヒーイヨイヨイヨイヨ”という音も、うまいアテ方とワタクシ思います。みなさんはどうお感じでしょうかな?続きましては、アニメロボットの雄、マジンガーZであります。これも思い出していただきましょう。甲児くんの乗るパイルダー号が、今まさにZの頭部に向け降下します。「パイルダー、オーン」甲高い声の叫びが蘇りますな。で、合体と同時にZの目が輝き、次いで、腕を曲げ胸を張る際の“ンガォ~ン ギャオォォォン!”これはまさしく、Zの雄たけび以外の何物でもありませんな。毎回こんなシーンが出た、ということは、パイルダーオンがスイッチとなって、このポーズ、この音が出るようプログラミングされてると考えられるわけで、兜博士、なかなかイキな計らいですな。ヒーロー像の何たるかを知ってらっしゃる。さて、ヒーローといえば必殺技。これまた赴き深い音がいたします。八つ裂き光輪がバリアに防がれて砕かれる“カチャリン”いかにも、な音色ですな。アイスラッガーが怪獣の首をはねる“ドヒュン”。やられた方が実に痛そうだ。カッターというより、ナタで一気に切り裂かれるようなイメージ、と申しましょうか。Zの瞳から放たれる光子力ビームの“ビーブルァブルァブラブラブラァ”。ただの“ビーッ”ではなく、ビブラートのかかるところがよろしい。怪人めがけて蹴りこむライダーキックがヒットしたときの音は“チプシュアァアア”。改造人間を蹴っ飛ばした音ってこういうものか、と感心することしきりでございますね。すばらしいイマジネーションの世界と思います。おっと、怪獣とヒーローの効果音だけでここまで時間を取ってしまいました。続きは次回ということにいたしましょう。まだまだご紹介したい効果音はたくさんありますのでな。では、また。(続く)
2006.05.14
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今回は、ちょっと自説を披露してみたい。これ、前からなんとなく“歌”について思っていたことで、たぶんに観念的だけど、少々お付き合いを。まず、新しい歌が生まれたとする。その中には、ほんのわずかな電気量が蓄えられている。そう、購入した車が登録処理を終え、手元に届けられたときの燃料タンクに入ってる10リットル、みたいな感じだな。で、あなたが何かのきっかけで初めてその歌を聞いたとき、「おっ、これいいじゃん!」と思った瞬間、その人から歌に電気が注入される。なんとも思わなかったらスルー。何も注入できなくて終わり。その歌の気に入り度に比例して、蓄えられる電気量は多かったり少なかったり。そして、気に入ったから繰り返し、聴く。すると、一度聴くたびに電気が消耗される。(電気=パワーと置き換えてもらってもいい。その歌を聴いて励まされたり慰められたりすると、その分蓄えられたエネルギーが減っていく、ってイメージ)そのエネルギーなり蓄電量がゼロになった瞬間…あなたはその歌に対して興味、関心、聴きたい意欲、がなくなるのだ。で、しばらくその歌とお別れ。1週間でも1ヶ月でも1年でも何年でもいいや、インターバルが空く。そしてそのときその歌はというと…また充電しているのである。日常生活の中で、あなたが誰かとの会話で話題に挙げたり、ふとした拍子に思い出したりすると、それが充電になる。これも、思い出した回数や、その歌に対するあなたの基本ベースでの思い入れ度などによって充電される速度が変わる。でもって、満タンになると…CDなりレコードなりテープなりMDなりを引っ張り出してきて、また聴くようになるのだ。再び電気(パワー)が空になるまで。つまり、何度も繰り返して聴きたくなる歌ってのは、それだけあなたにとっての蓄電量が多いってことになり、逆になんとも思わない曲はエネルギーの充てん量が少ないか、またはあなたの“気に入ったパワー”注入ホースの形状がその歌の注入口に合わないんだなきっと…。なんでこんなこと考えたか、というと、40年前のウルトラセブンの歌、35年前の仮面ライダーの歌。今でもよく聴くってのに、なんでこうも飽きないんだろう、と、ふと疑問に思ったから、なのだ。それに。最近テレビとかで聴く歌って、私のホースの形状に合う歌が少なくて…。
2006.05.13
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何を隠そう今日5月12日は、ヨロの1歳の誕生日なのであった!おめでと~、ヨロ!(ファンファーレと拍手を脳内BGMにぜひ!)去年の8月、家に来たときにはあんなに小さかったのになぁ。いつのまにか、いっちょまえの声でワンワンと吠えるようになって。尻尾の毛も竹ぼうきのようにモサモサ生えて。おとーちゃんもおかーちゃんも、おまえが無事に(?)成長してくれてうれしいぞ!誕生日プレゼントは、前々回写真に登場してくれたバルタン星人だ。と、いうことで、最近のヨロ状況をばご報告!・ハウスに飛び乗る最近のヨロのお気に入りの場所は、ハウスの上だ。まるでネコのようにしなやかなジャンプ(一線、赤い風!)で軽やかに飛び乗り、つぶらな瞳でこっちを見るヨロは、もう比類なくかわいい(犬バカ親バカ、全開!!)時々ハウスに寝そべり前足を入り口にだらりと垂らしながら、中で伏せてる妹のタルトを見てる。そのときのしぐさがもう、ほとんど“小僧”だ。もちろんカワイイ(犬バカ再び!)・多彩な鳴き声最近、ヨロはよくしゃべる。ワンワン、ウーウーと犬らしい鳴き声はもちろんだが、「フニャー」「ウニャ~オ」などの、まさしくネコ!(の、モノマネをする様な)声で鳴くことも。しばしば。こないだなど、テレビを見ていたら突然「ハァーッ」と九官鳥みたいな声で鳴いたのにはおどろいた。マジで。以前流行した、犬と話せる“バウリンガル”をもってしても、ヨロの声は翻訳不能だろう、きっと。・ヒトの頭をなめる!なぜか知らないが、別に良い匂いを放ってるわけでもないのに、私が居間で寝転がっていると、トコトコやってきて頭を舐める。舐めまくる(妻に言わせると、そのときヨロは至福の表情になっているらしい…)。あのな~、手や足や顔ならわかるぞ、けど、な~んで頭を舐めるのヨロ?異様な感触にたまらずあっち行け!と追いやっても、すぐにトコトコ、ペロペロ…。あ~~~~、うざい!!!・子供を怖がるしばらく前から、ヨロは子供の甲高い声を聞くとワンワン吠えるようになった。原因はあれだ、○○さん宅の○○ちゃん。彼女から虐待まであと2,3歩くらいの扱いを受けて、ガラスのハートに傷を負ったようだ(当の○○ちゃんはかわいがってるだけで、イジメてる意識がまったくないのが見ていてわかるため、こちらも強く言えないのがツラい…)。まぁ実際には、ドッグランや散歩の途中で子供を見ても吠えるだけで、その子が近づいても咬んだりはしないし(今のところはね)、頭をなでさせてやればとりあえずおとなしいから、重傷、というほどにはまだ至ってないけど、このまま症状がヒドくならなければいいがとチト心配だ。できれば、子供さんからエサを与えるなどして、警戒心を解きたいなぁと思ってる。ここで子供たちにお願い。ダックスフンドを抱くときは、首を持って持ち上げちゃダメダメよ!(どの犬種もそうだっての!)あいかわらずトイレを外してオシッコしちゃうし(これは飼い主の責任だな)、タルトにはしつこくケンカを吹っかけるし(遊びで、だけどね)、そのくせタルトがいないとワンワンさみしがるし、と、甘えんぼう将軍のヨロトラマンだが、いつまでも愛らしくいてほしいもんだ。では、誕生日記念に私がお気に入りのヨロの写真を載せて、今日の、そしてヨロ三部作の、締め!(明日からは別の話題で…)
2006.05.12
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前回に引き続いてヨロのこと。その活躍で街に平和とアンモニア臭をもたらしたヨロトラマンのふるさとはM46星雲だが、彼のスーツアクター、我が家のヨロのふるさとは、静岡は弥生町にある「ペット屋たま」だ。昨年の8月、犬を飼うことに決めた妻と私は、インターネットで市内のペット屋を検索していた、と思いねぇ。何件かHPがヒットし、検索結果を上から順番に見ていった私たち。えっ?犬の販売なのに、店の名前が“たま”?興味をそそられた私は子犬情報の欄をクリック。すると、目に飛び込んできたのがヨロの写真だった。その瞬間、ビビッときたね。なんとも言えない愛くるしい顔。中途半端に片足を上げたそのポーズ。元々はクリーム(体色ね)がほしかったのだが、そのつぶらな瞳が気になって気になって。で、妻と話した。こいつ、見に行ってみようか?私たち夫婦は、物事を決めると次のアクションが早い。お店の場所を確認し、ほとんどそれから10分後に、All right Let’s go!「すみません、ネットで見たんですけど、ミニチュアダックスのレッド、見せてもらえますか?」店員さんに声をかけた。はい、少々お待ちください、と言って店員さんが店の奥から抱いてきた彼。おっと、写真で見る以上にかわいいじゃん!テーブルにつき、話をうかがう。なにしろ、犬を飼うなど妻は初めて。私も室内犬は未経験。注意事項やダックスの特長、事前に準備する事など、もう根堀り葉堀りと言っていいほどいろいろ聞いたなぁ。で、そんなしつこい(あきらかに初心者まる出しの)質問攻めにも、時々ヨロをあやしながら、その店員さんはていねいに答えてくれた。思えばヨロをこの店で買う動機のひとつが、この対応にあったような気がする。で、その説明を受けてるあいだ…ヨロはテーブルの上をウロウロ。実に落ち着きがない(まぁ、見知らぬ人間ふたりが目の前にいれば仕方ないけどね)。足を滑らせ落ちかけた回数も数知れず。ペタッと伏せたかと思うと、人の指をガジガジ咬むし。でも、その間に私たち夫婦の中では決まったね。こいつ、飼おうって。妻と顔を見合わせて、うなづく。「すみません、この犬、飼います!」余談だけど、この店「ペット屋たま」。はっきり言って、お勧めのお店だ。簡単に言えば、オーナーをはじめ店員さんがみんなとてもフレンドリー。まるで、かかりつけの医者のようになんでも気軽に話せる(相談できる)ところが“飼い犬若葉マーク”の私たちにはとてもありがたい。この店のウリのひとつ、ドッグラン(ノーリードで放せる犬の遊び場ってとこかな)も、ヨロやタルトを思いっきり遊ばせるには最適だし、他の犬(や、飼い主さん)との交流もできるのもうれしい。ヨロタルも、よく車に乗せて買い物とかドライブに行くんだけど、他の店では車に置き去りにしてもワリとおとなしいのにこの「たま」に行く時は別。私たちが先に買い物(エサとかおもちゃとか)を済ませてしまおうと車から降りると、とたんにワンワンキャンキャン、「早く出せ~!」「あたしも連れてって~!」という青年の主張がうるさいったら。このドッグランで遊びたいってのと、やっぱりここが彼らのふるさとだっての覚えてるんだろうなぁ、なんて思う(タルトもここ出身)。HPアドレスはこちら。興味があったら覗いてみては?http://www.bannbi.co.jp話を戻すと、そんないきさつからヨロは我が家に来た。早いもんだね、もう9ヶ月か。ヨロやタルがいなかった頃の生活、ちょっと忘れかけてるぞ?(ということで、下の写真はヨロが我が家に来て4,5日たった頃のヤツ)早いもんだ、といえば、明日はヨロの…(気を持たせながら、次回に続く)
2006.05.11
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5月の、とある夜。夕食を済ませた人々が今日の出来事を家族と語り合ったり、テレビのバラエティ番組に無邪気な笑いをあげている、午後9時。そんな平和なひとときを送る街に、戦慄が走った。フォッフォッフォッフォッ。不気味な、そしてどこか人をくったような笑い声が響く。街灯りがまたたくその闇の隙間から、まるで昆虫のようなシルエットが浮かび上がる。おぉ、あれはバルタン星人ではないか!幾度となくこの地球に飛来し暴れまわったバルタン星人が、今また姿を現したのだ。フォッフォッフォッフォッ。再び不気味な声をあげると、バルタンは街を破壊し始めた。あちこちで火柱が上がる。このままでは街が、地球があぶない!しかし、人々は逃げ惑うしかなかった。人間の力ではとてもヤツにはかなわない。火の粉をはらい、足をもつれさせながらも懸命に駆ける街の人々。と、そのとき。「フンニャ~」どこかでふぬけたネコの鳴くような声がしたかと思うと、まばゆいばかりの閃光が走った!それに気付いた人々が指さし、叫ぶ。「あっ、ヨロトラマンだ!」そう、閃光から現れたのは、M46星雲の彼方から地球を守るためにやってきた(実は円盤の故障で偶然この地球に不時着した)ヨロトラマンだったのである。それゆけ、我らのヒーロー!四足のヨロトラマンは、じっとバルタン星人の様子をうかがう。そして静かに腰を、胸を落とした。なんと彼は、登場したばかりだというのにもう舌を出し、ハァハァと息を荒くしている。どうしたヨロトラマン、もうヘバったのか?しかし、彼の尻尾が最速のメトロノームのように激しく振れていた。次いで、スッと腰が持ち上がる。前足が細かなステップを踏み、息づかいもさらに荒くなる。ヨロトラマン得意の攻撃態勢だ。ダッと駆け出し一気に間合いをつめると、グゥッとうなり声いっぱつ、ヨロトラマンがバルタンに咬みついた。すごい顎の力。まさしくキラーバイト!突然の攻撃におどろいたバルタンを容赦なく咬む!ついには猛獣が肉を食いちぎるかのごとく、バルタンを口にくわえたまま左右に振りまわす。強いぞヨロトラマン!ようやくバルタンも必死になって反撃を試みるが、接近戦のため自慢の破壊光線が放てない。両の腕から生えているハサミのパンチを繰り出すも、石頭のヨロトラマンには効果がない。ヨロトラマンの執拗な攻撃が続く。頭を、胸を、ひたすら咬み続ける。とうとうバルタンは戦意を喪失した。弾力性のある体こそ食いちぎられはしなかったが、ヨロトラマンの唾液にまみれながら、バルタンは思った。こ、この液体、我々の苦手なスペシウム鉱石以上の脅威だ。ふっとヨロトラマンの攻撃が緩んだ瞬間を見逃さず、バルタンが逃げ出した。全速力で宙に舞うと、母船の待つ方向へ一気に飛んでいった。やはりウルトラ一族にはかなワンな、とつぶやきながら…。ワゥゥゥゥゥ!勝ち誇ったヨロトラマンの雄たけびが街中に響いた。そしてスッと空を向き、腰を落とす。シャーッ。ウルトラ水流並みの小水が彼の股間からほとばしった。あたりに漂うアンモニア臭。戦いを見守っていた人々がたまらず鼻をつまむ。満足そうに腰を上げると、軽やかなステップでいずこともなく走り去るヨロトラマン。ありがとう、ヨロトラマン。おかげで街は救われた。唯一の注文は、この次に現れるときはちゃんとトイレを済ませてからにしろ~!この写真は、偶然近くにいたカメラマンが撮影した、ヨロトラマンとバルタン星人との、激しいバトルの様子(?)
2006.05.10
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タイトルは八神純子のファーストアルバム収録曲から。これ、ボサノバ調のしっとりした曲で、ホント雨の日に聴くといい感じなのだ(ちなみに、私は今でもヤガマニア。←ニヤリとした人、あなたもファンでしょ?)。仕事がら、土曜、日曜のイベント等では客足が鈍ったりと、あまり歓迎できることではないが、実は雨の日って、なんか好きなんである。昔からそうだけど、窓からポーッと雨が街を濡らしているのを見てると、なんとも心が落ち着いてくる。で、いろんなこと思ったり考えたりしちゃうのだ。雨の日に聴きたい曲って、他にもいくつかあるけどマイケルジャクソンの「ストレンジャー イン モスクワ」が特にいいなぁ。五月雨なんかのときに聴くと、窓の外の風景がいっぺんに絵画と化してしまう感じ(たぶんに、プロモーションビデオのせいだけど)。あと、長渕剛の「サンキュー ウーマン」、子門真人の「Wind&Rain」もいい。帰ってきたウルトラマンのファンならばP.Y.Gの「花・太陽・雨」は必聴だろう。三善英二の「雨」や藤正樹の「忍ぶ雨」なんかも渋くていいかもしれん(←ただ知ってる曲を並べただけじゃん)。それにしても、タイトルに“雨”のつく歌のなんと多いこと(カラオケボックスで確認されたし)。不思議だね。“晴れ”の歌なんてそうそうないのに。ま、それだけ雨が歌になりやすいってことか。なんたって雨は、一番身近な非現実だからね…。そういえば、と、話はとんで。自動車のワイパーってあるでしょ。これ、自動車の歴史が始まって以来、材質とかは別にしてほとんど変わっていないんだって。というのも、これに代わる「雨天時視界確保装置」ってのが未だに開発できないからなんだそうだ。いやそれどころか、自動車が今の形、構造をしている限り、この先もずっと代わるものはできないんだとか。たしかになぁ。今流行のガラスコートも、永久に撥水効果が続くわけじゃないし、その撥水効果も、中速以上のスピードでないと威力を発揮できないし。まさか雨避けのひさしか何かをフロントガラスの上につけるわけにもいかないしなぁ。誰か考えてみませんか?ワイパーに代わる視界確保装置。もし完成したら、あなたは確実に、世界自動車史にその名を残せますよ。有史以来変わらないといえば、もっと身近なところで傘も変わらないね。自動とか、何段式折りたたみとかはあっても、あのしくみ、あの傘の形(山いだれにJ)、まったくと言っていいほど変わらない。これも誰か考えてみる?傘に代わる、画期的な雨よけ器具(カッパは除外ね)。そういえば、と、また話はとんで。ライダーって、雨の日に戦ったこと、あったっけ?(平成ライダーは除外ね)。バトルフィールドは、ひとたびジャンプすれば海から山、市街地から工事現場と縦横無尽に移り変わるけど、雨の日のライダーキックって、見た記憶ないよなぁ。ど忘れしてるだけか?でも、ストロンガーあたりじゃ雨天時のバトルには不向きだな。だって、電気技がみんなそこら中に放電しまくり。エレクトロファイヤーだって、ほとんど当たらない拡散波動砲。むしろ後ろで難を逃れてる藤兵衛さんが感電しそうだ…。今ふっと想像した風景。シトシト雨の降る森に、じっとたたずむアマゾンライダー…なんか絵になるな…(何故にアマゾン?)小学生の頃、近所の友達とよくカラーボール(駄菓子屋で売ってた塩ビ製で一番安い、赤や青のボール)で野球をやってたんだけど、途中雨が降ると「おぉ、雨の日の甲子園!」なんて言いながらいっそう燃えてバットを振った記憶がある(そして、そんなときはいつも巨人の星のBGMが頭の中に鳴り響いていた)。まぁ一番ドラマチックに見える甲子園大会のシチュエーションだからなんだけど、あの頃ってバイタリティあったなぁ(単純におバカなだけかもしれないが)雨の日って、記憶の探求や物思いにふけるのに最適だね。
2006.05.09
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「秘密戦隊ゴレンジャー」の魅力をひと言で表わすとすれば、「おふざけとマジメが溶け合う空間」だろうか。今なお続くスーパー戦隊シリーズでも、こんな言葉で括れるの、他に無いもんなぁ(ジャッカー電撃隊は“おふざけ”というより“悪ふざけ”。で、それがまたいいんだけど)。で、その魅力の源と言えば、やはり五色の戦士たちにある。どこまでも一本気でマジメな、だから時おり見せるお茶目さが光る海城剛アカレンジャー。主役級の存在感がありながらアカ以上にでしゃばらない、絶妙なスタンスがさすが!な新命明アオレンジャー。気は優しくて力持ち、まさに愛すべきキャラの“おどば阿蘇山たい~!”大岩大太キレンジャー歌にも語られている、ナゾナゾが得意な若き戦士、明日香健二ミドレンジャー。そしてこの4人の男たちに負けず、強くてすてきなお姉さん、ペギー松山モモレンジャー。前回も書いたが、色と性格、そしてそれぞれを演じた誠直也、宮内洋、畠山麦、伊藤幸雄、小牧リサ、各氏のキャラがピッタリで、このマッチング感は他のどの戦隊シリーズにもないものだ。彼らの、それまでのヒーロー像にない軽くてオシャレな会話、スタンス、だけどマジメに世界平和のために戦う姿…これらが一体となって繰り広げる活劇。おもしろくないわけがない。彼らの必殺武器、ゴレンジャーハリケーンにしたって、そうだ。仮にも世界を守る防衛隊の、よりすぐりの戦士たちがここぞという時に使う武器が、あんなんだもんなぁ。な~んでフットボール型の爆弾(しかも、みんなしてそれをどつき、そして蹴ってる!暴発せんのか?)が、あんなもん(缶詰やらガイコツやらタマゴやら入れ歯やら…あぁ…)に変形すんの?緊張感まるで無し!だが、しかし、それでも彼ら5人の戦士たちはマジメにパスし、蹴りまくり、多くの怪人たちを葬り去った。ちゃんと必殺技だけが持つかっこよさを漂わせながら…。ゴレンジャーのネーミング、これもマジメ不真面目ギリギリな落としどころがすばらしい。ファイブレンジャーでなく5レンジャー。レッドレンジャーでなく“アカ”レンジャー。このセンス!語感の響きもよく、シンプルにして明確。“秘密”戦隊のはずなのに、体(スーツ)もメカも、み~んな派手!このステキな矛盾!そして彼らの敵、黒十字軍もまた、マジメとおふざけの融合集団。全85話(なんと2年近くも放映してたんだね)のうち、前半はまだ良しとしよう。中盤以降に登場した、たわけてるにも程がある怪人たち。だってさ、普通考えられないぜ。野球(のボール)にストーブにスケート靴に落ち葉にパイナップルに缶切に蛇口にメガネに牛革の靴に…(以下、多すぎるので略)の、怪人。もう、そのものズバリっていうか、目に付いたものを片っ端から取り込んだっていうか、いや、岩鬼(明訓の、彼)のバッティングほどにも豪快で潔い仮面たち。しかも、みんな雄弁。雄弁すぎて、黒十字総統や幹部仮面たちにたしなめられるひと幕も(で、この雄弁さがまた、ゴレンジャー諸君との、言葉の応酬のおもしろさにつながってる。声優さんたちの、ノリにのった演技がいいのだ)。そんな、普通なら子供だましにしかならない彼らだが、やることはけっこう怖い。例えるなら、悪の組織の代名詞とも言えるショッカーが暗躍を主とする怪しい宗教団体なら、黒十字軍はゲリラや過激派に位置づけられよう。そう、過激なんだな。面白過激。また、同じくショッカーとの比較で言えば怪人たちの性格の差があきらかで、ショッカー怪人があくまでも製造過程が明確、改造人間=クローンなどで同じ固体の複製が可能なら、黒十字軍の怪人は、強力な性格・個性ゆえか、あくまでもひとり。再生怪人などありえない。いや、そもそも誕生までのプロセスがまったく見えないのだ。機関車仮面なんて、生まれたときから機関車仮面をやってる感じ(考えてみれば、ゴレンジャーって再生怪人が出なかったなぁ)。さらに。ヒーロー物の定番キャラ、戦闘員。これまたショッカーとは違うんだなぁ。だって、ショッカーの戦闘員がさ、背番号をつけて声高らかに「俺は、補欠だー!」(by野球仮面の際)とはぜ~ったい叫ばないもんなぁ。しかも、うれしそうに両手を突き上げて…。そんな彼らが、あくまでもマジメに世界征服に挑むのだ。戦闘力は強い。アカやアオレンジャーですら、ひとりでは彼ら怪人にかなわなかったし、黒十字軍そのものの攻撃力もかなり強大。バットラーやコンドラー、移動要塞ナバローンや黒十字城など、武器戦力の充実ぶりは、それまでの悪の組織をはるかに超えている(で、この戦力構成が後の宇宙刑事シリーズでさらに強力になるんだな)。だいたい、黒十字総統の姿かたちですら、たわけてる。あんなの、普通どう見たって悪の親分らしくないよなぁ。まさにゴレンジャーワールドならではの造形。でまた、この総統が強いんだから…。不真面目な顔してシビアにおそいかかる黒十字軍。それを時に熱く、時に軽妙なタッチで打ち向かう五人の戦士。マジメな戦いと、たわけた怪人の断末魔。ゴレンジャーって、やっぱりおもしろい!!五つの力をひとつに集め、世界を守れ、ゴレンジャー!!(最後は、大平透さんの名調子で)
2006.05.08
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私の場合、家にカラーテレビが入ったのは小学5年生の頃。かなり遅かった。それまでは、ウルトラマンもライダーもマジンガーZもみ~んなモノクロ。ウルトラマンのオープニング、切り絵のシルエットの背景が、青や赤に着色されていたと知ったのは、かなり後年になってからだった(このオープニング、今でも好きだなぁ)。しかし、赤とシルバーの配色も、サイクロン号のカラーリングも、ジェットスクランダーのボディと翼の色が違うのもみんな、本放送当時から知っていた。なぜかと言えば、テレビマガジンや冒険王などの雑誌、駄菓子屋で売ってたブロマイド、あの一世を風靡したライダーカード(そして、時に連れて行ってもらった東映マンガ祭り)、などからの情報によるものだ。おかげで、あの頃たしかにモノクロで見ていたはずなのに、今その頃を思い出すとみんな色付きの記憶になってる。不思議だなぁ記憶って。と、ここからが本題。では、ヒーローの色といえば、何色?この問い、私なら迷わず「赤」と答えよう。だってさ、かつてのヒーロー像を思い描いた時、どこかしらに赤が使われてんじゃん。ウルトラ一族のみなさん、仮面ライダーの諸君は元より、キカイダー、変身忍者嵐、イナズマン、ロボット刑事、アクマイザーにビビューン、その名もズバリの赤影にレッドバロン、ズバットもファイヤーマンもマッハバロンもキャプテンウルトラも…赤。アニメヒーローにしたってそうだ。Zにグレートにグレンダイザー、ゲッター1にゲッタードラゴン、デビルマン、コンバトラーにボルテス、意表をついて赤胴鈴之助やガンバ…昭和40年代特撮・アニメヒーローの名を挙げていくと、赤色の使用率、かなり高いのだ。いや、さ。もちろん例外もあるってば。体色その他にまったく赤が使われていないヒーローだって、いっぱいいる(真っ先にスペクトルマンを思い出してしまった私は…スペ・フリークだ)ただね、思うのだ。たとえば、「ゲッターロボ」といえば、やはりメインはゲッター1でありドラゴンだろう。その彼ら(?)のメインカラーが赤でなく青や黄色だったら、違和感ありありだ。Zもブレストファイヤーの発射板が赤だからこそ、ヒーローとしての収まりがいい(甲児くんの戦闘服もね)。デビルマンの“悪魔の力身につけた正義のヒーロー”たるアイデンティティーを体で表わした部分といえば、やっぱりあのデビルウィングの赤だろう。ひとつ間違えば悪の尖兵だったはずのライダー1号2号。彼らが正義の味方として見えるのも赤いマフラーあってこそ(このマフラーひとつ、すごい効果だな。改造人間でありながら怪人でないその象徴だ)。ウルトラ一族の赤とシルバー、この色の使い方が彼らをセクシーに(あぁ、倒錯の世界もウルトラファン故のこと)見せるのだ。逆にセブン、タロウ(?)、レオ(??)のように、基本が赤の場合の(レッド族、だっけ?)なんと戦闘的に格好良く見えることか…。まぁ、熱血=血=赤って図式からも、ヒーローには赤が似合うんだろうな。しかし不思議だね。小学生のランドセルの色は女子が赤、つまり女子=赤ってイメージもあったのに(余談だけど、今時のランドセルってあんなにも様々な色があるんだなぁ。スゴイ!)。そしてそして、ヒーロー=赤と決定付けたのが、秘密戦隊ゴレンジャーということになりますまいか?えっ?五色の戦士なのに、なぜそうなるかって?だって、アカレンジャーって、リーダーかつ常にセンターポジションなんだもん。このゴレンジャー、よく考えてるなぁ。色のイメージと各○レンジャー諸氏の性格がどんピシャリ!赤=直球ど真ん中、熱血のリーダー青=クールでシャープ、ちょっとキザ(イキ、とも言う)黄=気が優しくて力持ち桃=しなやかさとやさしさ緑=若い(もしくは未熟)、さわやかどうだろう?色と各氏のイメージ分けがこれほどマッチしたヒーロー、他にいるだろうか?ためしにこれをちょっとシャッフルしてみよう。スピードに長けるクールガイの 赤力持ちの 桃熱いリーダーの 青しなやかな 緑一番若い 黄…なんか違う。色が合わない!やはり、あの5人の色と性格分けがうまいからこそ、ゴレンジャーって名作なんだろう。おっと、ゴレンジャーについては次回も語っちゃうつもりだ(←♪コクヨの予告)あえてここでひとつ例外を取り上げよう。70年代末期の奇跡のヒーロー、宇宙刑事ギャバン。シルバーとブラックのジャープな色使いで、その姿は今もなお光り輝いているが、これ、逆説的に従来のヒーロー像の概念を打ち破る心意気の表れじゃないだろうか?“コンバットスーツ”や“宇宙刑事”という設定、数々の特殊武器(電子星獣ドルギラン!)など、それまでにない斬新な仕掛け。だからこそのシルバーだと思う(で、その下地が巧くできたからこそシャリバンの赤、シャイダーの青がより生きてくる)。見方を変えれば、従来からのパターン(ヒーロー=赤)という図式があったからこその発想。やはり、基本は赤なのだ(ちょっと妄想入ってるけどね)。そのせいかどうか。今でも私は赤いTシャツを着ると、当社比15%増しくらい、ヒーローになった気分になる。感化されやすいヤツだまったく…。
2006.05.06
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貧乏性なんだか食い意地が張ってるんだかわからないけど、食べ物を残すのが嫌いだ。幸いなことに、普段あまりマズいと感じることがないため、この性分で苦労した覚えがあまりない。これって味覚オンチなのかなぁと思うこともあるけど(いや、違う。断じて違う!その証拠に、過去に一度、とんでもなくステキにまずいラーメン屋に入ったことがある!同席した会社の先輩も-この人もけっこう出されたものは平らげる性格-私と同じようにひと口食べてひと言「マズい!」とつぶやき、金縛りにあったかの様にぴたりと箸が止まったもんなぁ。だから!とりあえず私の舌はおかしかない!…って、そんなにリキむこっちゃないか)、熱が40度近くあってもどんぶり一杯ご飯を食べられる程だから、やっぱり食い意地が張ってんのかな?まぁいいや、だから、ってわけでもないけどテレビを見ていて気になるんである。全国うまいもの食べ歩き番組のたぐいで、レポーターが店に入り、魅惑の料理をひと口食べて「ん~、うまいですね~!」役得だなぁ、と思うと同時に、いつも気になる。おまえさん、その料理全部食べるんだろうな?番組の宣伝になるとはいえ、店の自慢の品をひと口食べただけで、しかもまがりなりにも美味いと評価しているその料理を、その方、よもや残すわきゃないだろうなぁ、えぇ?あと、これも最近の流行かな、箸やフォークで器からすくってたところがアップになる映像。これもねぇ、無性に腹立たしくなる。ほらほら、美味そうだろ?この湯気もたまらんだろう?どうだ、ほしいか?でもやらないよ~…なんて言われてる気分。あぁもう、挑発以外の何物でもないじゃん!おまえ、一度それ掴んだからにゃ、ちゃんと食べろよなぁ!けっ、そんなもん食いたか…あるわ!(この辺、やっぱり食い意地が張ってる証拠だな)テレビの制作事情など知らないから勝手な推測で物申しているのは承知の上で、なにか最近(に、はじまったことじゃないけど)、この手の食べ歩き番組がやけに目に付く。うまい、おいしい、マイウ~、なんでもいいけど、目を輝かせて歓喜の叫びを上げるレポーター。あなたたち、なんとも、お下品に見えるでございますわよ?極めつけは「どっちの○理ショー」。あれほどむなしさ全開の番組もないよなぁ。厳選された素材を目の前で調理、その一部始終を見せられて(きっと香りも受信できるテレビがあったらもっと視聴率上がるだろうな、なんて思ってしまうゾ)、挙句の果てに食べたいと思った人が多い方の料理しか食べられない…。な~んか、料理人と素材を提供した人に対する扱い、ひどくない?それは承知の上で彼らも登場してるんだろうし、そのひどさも番組の味に一役買ってるのもわかるけど、ね。ともかく、食べられなかった料理が勿体無さすぎるぜ…と思いながら時々おもしろがって見てる(なんだ、見てるんかい!)やれやれ。この手の文句を言っても野暮なだけ、なのは承知してるけどさ、健康や栄養学、その大切さを啓蒙しているテレビ局が、一方でこんな“料理粗末に扱い番組”を流してたら矛盾でないかい?どうも、どう見ても、食べ物を粗末にしてるとしか思えないんだがなぁ。考えすぎかなぁ。秘密戦隊ゴレンジャーを見ていて、キレンジャーこと大岩大太がスナック・ゴンでカレーをパクつくシーンを見るたびに、自分もそれ、食べたくなっちゃったもんだった。どっちの○理ショーよりも、料○の達人よりも、多くの食べ歩き番組よりも、ストレートに、強力に、“それ食べたい!!”と思ったのは、大チャンのそのワンシーン。実に美味そうに食べてたもんなぁ、カレー。もっとさ、食べ物を大切にしようよ、ってのが今回のぼやきのまとめなんだけどさ、なんかなぁ、これってテレビ局の術中にハマってる気もしてしゃくなんだけどさ、でも、ホント、そう思うのさ。げっ!しまった!こんなんボヤいてたらゴールデンウィークが終わってしまったぁぁぁぁ!
2006.05.05
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突然だけど、その昔私は大場久美子の写真集を買ったことがある(ホントに突然だ)。いつ頃だったかな?コメットさんをやってた頃だから、中学3年生くらい?別にエッチな本を買うわけでもないのに、レジに向かうときやたらドキドキしたな。うれしはずかし、初めて女の子の部屋に通された時のようなあの妙な感覚、今でも覚えてる。ま、中身は普通のアイドル写真集。ヨーロッパとかの街並みをバックに、ブランド物(たぶん)を身につけた彼女がアイドルスマイル&ポーズをキメて、ってな画のオンパレードだった…様な。あれ、もう一度見てみたいなぁ。思えば大場版コメットさんって、よく見た気がする。不思議なドラマだったな。なんでか知らんがウルトラ一族の方々(たしかタロウとかセブンとかレオとか)が、恋人やら親友やらと言いながらゲスト出演したりして。ま、ファンタジーの世界だから何でもあり、なんだけど。白いシャツと黄色のホットパンツがやけにインパクト強かった…。な~んで今いきなり大場久美子ネタなのかというとたいした理由はないけれど、こないだコメットさんの主題歌を聴いていて、ふいに先に挙げた「写真集購入事件」(事件か?)を思い出してしまったんである。実に不思議だ。今までポッカリしっかり忘れてたってのに…。で、ここんとこ以前に書いた「ウクレレウルトラマン」とともに、また繰り返し聴くようになった次第…。昔むかし、大場久美子って歌が下手でとても聴けない!なんて思ってて、いや今聴いても確かに下手だなぁとは感じるけど、その下手さ加減がけっこう、ツボにはまってるのだった。例えて言うなら藤岡弘版「レッツゴー!ライダーキック」や、永遠のヒーロー宮内洋がボーカルを務める諸曲、的ないとしさを感じるんである。♪わたしの星をあーげるー キラキラ星(ヴォシ、と読んでほしい。実際こういう歌い方してるのだ)をあーげるー あなーたがー 好きだーからー♪ふつう語尾の延ばすところって波線“~”で表現したいのだが、彼女の場合直線がピッタリ。けなげなんだよなぁこの歌い方…。そんで、アレンジがまたいい。間奏や終奏がちょっといい感じだ。この歌、星つながりで八神純子の名曲「ポーラースター」に通じるかもしれない。いや、メロディが似てるとかじゃないけど、なにか雰囲気がこう、ね(こんなこと思うの、私だけだろうか?)。ちなみに、この主題歌のカップリング「愛をみつけて」も気に入ってる。♪どこにあるの ラヴー(LOVE)わたしだーけのラヴー♪基本的に大場久美子って、歌うときバ行の発音がBじゃなくVになるんだなぁ(あっ、この詞の場合はそれで正解か)。この曲、車窓から知らない土地をのんびり眺めるのにもってこいのBGMになること請け合いだ。そういやまた書いてて思い出した。あれは高1のとき。部活の練習(なんと卓球部なのであった。関係ないが、愛ちゃんの“サー”は、みんなおちょくっちゃダメダメよ。アレで自分のリズムとペースと意気を保ってるんだから)が終わったあと、3年の先輩から突然「おまえ、大場久美子と相本久美子のどっちがかわいいと思う?」なんて訊かれた。胸はって「そりゃ大場久美子でしょう!」と答えたら、「おまえもセンスないなぁ」などと頭をはたかれたっけ。い~じゃん、正直に答えただけだもん…。ちなみに今どっちを選ぶかと言えば…初心貫徹!コメットさん!で、もっかの悩みといえば、彼女のベストアルバムを買おうかどうしようか迷ってるってこと。「スプリングサンバ」聴きたいなぁ~。「ディスコドリーム」も聴きたい~。でも、今の購買意欲ってひとときの気の迷いかもしれんしな~。ど~しよっ…?(つくづく、平和なヤツだ私も)
2006.05.04
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21世紀後半、というから、あと何十年後なのか。えっ、何がって?キャプテン・ウルトラ(本名:本郷武彦25歳!)が宇宙を駆け巡るのが。考えてみればキャプテンウルトラという作品、後の特撮ドラマにけっこう影響を及ぼしてるフシがある。空飛ぶ瓦せんべいシュピーゲル号の三機分離はウルトラホークにつながるし、ピンチの際にキャプテンを呼ぶ合図は“ウルトラサイン”。キャプテンとキケロ星人ジョー、そしてロボットのトリオは、アクマイザー3のザビタン、イビル、ガブラの前身だし(別な見方をすれば、ジョーは滝和也、ハックは戦闘モード完備のロボコンとも言える。なんたってホンニョゴニョン=ウララァー)、特撮シーンはその後の東映ヒーロー番組で何度使い回しされたことか…。後半2クール目の怪獣続々シリーズでは、最終回近くのエピソードでそれまでキャプテンに倒された怪獣が一挙に再登場。同時期放映されていた赤影、ジャイアントロボも同じようなストーリーの回があったけど、これってライダーにおける再生怪人のルーツ、みたいだ。いかにも東映的、豪華絢爛スター競演の宴といった様相…。考えてみればキャプテンウルトラという作品、地球が一度として登場しない。これって、ある意味画期的だよなぁ。まぁ、スペースオペラだからなのかもしれないけど。それにしてもあの、物語前半を盛り上げたバンデル星人…好きだった。子供の落書きのごとき単純なデザインの中に、グロさも備えてる。造形は少々しょっぱいものの、昔はあれで充分不気味だったな。このバンデル星人、「光速エスパー」のギロン星人とイメージがダブる。ま、あれより数段、出来はよかったけど。あと、彼らバンデルくんの戦闘円盤ギンダーって、どう見てもこうもり傘だよなぁ。後半の主題歌「宇宙マーチ」(←後編にて後で触れよう)にも歌われているように、青い宇宙(ホントに青い!)もまた、キャプテンウルトラの世界だな。で、そのバンデル星人編が終わりジョーが自分の星に帰還すると、先に述べた怪獣続々シリーズになるんだけど、いや、ここで登場した怪獣たち、けっこうイケてる。筆頭は、なんといっても金属人間メタリノームだ。これ、キャプテンウルトラ中、一番の傑作と思う。バルタン星人にも引けをとらぬほどすばらしいデザイン(どんな姿かは下の写真を参照してほしい)で、キャプテンといえば真っ先にこいつを思い出す人が多いんじゃないだろうか?他にも、そのまんまやんけ!ってなネーミングの雷雨怪獣アメゴン、シャモラーにウルゴン(ウルフのゴンだ)、バクトンにゴースラー、ジャイアン(剛田○じゃないよ)に吸血怪獣キュドラー(余談だけど、子供の頃このキュドラーが出没するとのウワサが流れた家の近所の空きアパートに、友達何人かと潜入したことがあったっけ。何かの物音にびっくりしてみんなでそのアパートを飛び出たけど、今考えるにそんなおバカなウワサを流したやつぁ誰だ!?)、その目はミジンコか?のラジゴン星人なんてのもいた。カラーリングはどいつもシンプルなヤツだったけど、円谷怪獣にはない潔さ、みたいなものがあり、インパクトは大きかった。そういやバンデル星人編で出てきた磁石怪獣ガルバンも、傑作なデザインだったなぁ。キャプテンウルトラ、といえば、これに触れねば片手落ちだろう。そう、テーマソング。まず、前半の主題歌「キャプテンウルトラ」“21世紀後半、人類はついに宇宙開拓時代を迎えたが…”と高らかにナレーションが流れると、間髪を入れずに緊張感を伴うスクランブルなイントロが響き渡る。冨田勲の、ジャズを主題としたモダンかつスピード感あふれるメロディ&アレンジに、ボーカル・ショップと東京マイスタージンガーの男性コーラスが実にしぶい味を出しながら、かぶる。あぁそして、そして!そんな三位一体でのすばらしいスピード感を一気にぶち壊す、上高田少年合唱団の、約一名のボーカル“そ~らゆ~けキャ~プテ~ンウル~トラ~”…お、おまえ、目立ち過ぎだっての!ま、そんなマイナスポイント(いやいや、これはこれでキャプテンらしいゾ)を割り引いても、この曲、名曲だ。なんたって、詞もシンプル…というか、短い。ワンコーラスがわずかふたつの文章で構成されている。“月も火星もはるかに超えて宇宙に飛び出すシュピーゲル そら行けキャプテンウルトラ”たったこれだけの詞を、もう胸やけするほどかっこよく聴かせてしまうのだから、スゴイよなぁ冨田勲って。また、この歌にエレキギターとトランペットの主旋律をかぶせたメロオケが、よくBGMとして劇中キャプテンと怪獣のバトルシーンにかかったけど、まさに宇宙大活劇!といった感じで実に血がたぎるのだ!(この辺、元祖ウルトラのマン、セブンを超えてるかもしれない)そして後半の「宇宙マーチ」この頃の特撮番組って、実にマーチ曲が多い。が、この「宇宙マーチ」は白眉だろう。あくまでも明るいメロディの中に、勇壮さとスケール感が同居した、奇跡のマーチ。思わず大きく腕を振って足を上げて、休まないで歩きたくなってしまう。しかも、男性コーラスだけでボーカルを占めているのがポイント大きい。あの声張り上げぶち壊しボーイは、この歌には不要だもんな、やっぱり。“宇宙を呼ぼう 宇宙をつかもう 宇宙のマーチを歌うんだ”この、宇宙=未来=バラ色、って感じのイメージ。ノー天気さ、さえも漂う(あくまでも平成の今の目で感じることだけど)、まったくもって元気になれる名曲だ!この、後半のオープニングにもナレーションが入るが、前半と違って軽いタッチ。ただなぁ、やっぱりジョーが出てこないってのは、子供心に淋しかったぞ。アカネ隊員ですらナレーションで紹介されてるってのに…。そのアカネ隊員。アンヌよりもフジ隊員よりも、好きだったなぁ。なんちゅ~か、当時にしてはアカ抜けてる(ヘアスタイルは別にして)って感じ&知的で、美人に見えたもんなぁ。城野ゆきさん、今頃なにをしてるんだろう…?キャプテンウルトラって、ウルトラマンの後番組にして、ウルトラセブンの前番組。これ、不遇だね。タイトルに同じ“ウルトラ”って冠を頂いてるのに、今やその知名度ったら…(まるで東京、横浜と名古屋に挟まれた静岡、だな…)。まぁ、円谷作品に比べ特撮が稚拙だとか、怪獣がフキダシ入りでしゃべるのは噴飯ものだとか、やっぱり“ウルトラ”は巨大ヒーローでないと…なんて意見もあるけど(で、それは一面では正論ではあるけれど)、でも反対に、円谷作品にはない独創性も感じるのだ。あぁ、諸事情があったとはいえ、半年2クールで終わってしまったのが実にもったいない。おっとそういや、彼のことを取り上げるの忘れてた。主人公、キャプテンウルトラその人である。かっこよくて強かった。以上!…だって、他に何を語ればいいノダ?あっ、そうか!日本初、悪役顔のヒーローってか!(でも子供の頃は好きだったけどね。ってか、今でも好きだけど…ライダーの怪人役や、水戸黄門での悪代官役が、その後の彼への評価を変えた!)では最後に、メタリノームさんに登場していただいて、この項、終了!
2006.05.03
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たまには、ブログらしいことを。夕べ、2週間早い母の日の花を届けに、実家へ行った。そこで、父に進められて「大石」という焼酎を飲んだら、実に美味かった。40度のやつ、25度のやつ、両方とも。下戸ではないがたいして酒も飲めない(弱い)私がうまい!と思うくらいだから、まぁめずらしい。ロックで2杯、3杯。父と酌み交わしながら、な~んか飲めたなぁ。いつもならひと口飲んで、あとは飯をかっ食らうのに、昨日はな~んか食い気より飲み気。気がつきゃ妻や母が心配するほど顔が真っ赤になっていた(らしい)。機嫌がいいとき、父は饒舌になる。特に酒が入っていればなおさら。夕べはそれがハイパーモード。よくしゃべった。堰を切ったように。なんか、うれしかった。「この酒(「大石」)、おまえが前に来たとき飲ませたら『美味い』と言ってたから今夜も勧めたんだぞ。そうでなきゃ出さない」とうちゃんごめんな。前回も美味いと思ったのは間違いないけれど、それがこの焼酎だったとは、言われるまで気がつかなかった。でもうれしかったよ。そうして前のことを覚えててくれて、今またニコニコしながらグラスに注いでくれるんだもんな。酒が美味かったのは、味そのものよりも、そんなとうちゃんの顔を見られたからかもしれないよ。以前母から聞いたことだが、私が生まれたとき、父は「こいつが大きくなったら親子で酒を飲むぞ!」なんて宣言していたらしい。ここでひと言注釈。父はいわゆる、飲んべぇではない。年中赤ら顔でいるわけじゃない、ただ酒が好きなだけだ。以上、注釈終わり。で、夕べも母が言ってた。自分の勧めた酒を息子が美味いうまいと飲んでくれたから、父も気分が良いんだよ、って。そうか。だとしたら、今まで私は、親不孝者だったかもしれない。2,3ヶ月に一度くらい、つまりたまに実家に帰ってたときに、毎回「お前も飲むか?」と父に勧められながら「今日は飲むより食べたいなぁ」と、ほとんど断ってたもんなぁ。もちろん、父と一緒に飲むのがイヤだったわけじゃなく、ホントに食い気最優先、酒で酔っ払うよりも腹いっぱい食いたい、が、先に立ってただけである。たまには付き合って飲んだけど、ほとんど缶ビール1本くらい…。きっと父も淋しかったに違いない。そういえば、私が結婚する前、一人暮らしをしていたときに、一度だけ父とふたりで飲みに出たことがあった。先の、母の言葉(親子で酒を)を聞いたのがきっかけで。そのときも、父は饒舌だった。そして、ふたりで酔っ払った。後日、母から「あの時みたいに上機嫌な父を見たことがない」と言われ、複雑だった。うれしいのはもちろんだけど、今までそんな機会をつくらなかった自分が、なにか情けなくなって。で、また今度飲みに行こう、なんて言いながら、二度目の飲み会、まだやれてないんだよなぁ…。正直言えば、酒が弱いことを引け目に感じてたところはある。私程度の強さじゃ、とても父の酒の相手はできない。私なんかじゃ一緒に酒飲んだってつまんないんじゃないか?と。義理の弟がまた酒好きで、正月などでふたりで一緒に飲んでる様子を見ると、うらやましさと、そんな引け目とが混濁してなんとも言えない気分になった。ただ。強い弱いで酒飲むんじゃないよなぁ。父は、息子の私と酒を飲みたがってるんだ。最近、やっと、そう思えるようになってきた。まだ父親になってない私からすると、その気持ちって実感としてはわからないけれど、でもそうでなけりゃ、たいして飲めないことを知りながら、あんなにうれしそうに酒、勧めないもんなぁ(こう書くとなんてことない話だが、これに気付くまでに、いったい私は何年かかったんだろう?)夕べは私も気持ちよく飲めたし、酔えた。やっぱりそれは、父に喜んでもらえたうれしさから、だろう。自分の歳、父の歳を考えるに、これからはもっと積極的に杯を酌み交わそう、と思う。一度ソフトボール(野球)で父を裏切っている私が今、それでもできることだから。いや、私しかできないことだから。みやげに「大石」を小さなビンにもらい、帰宅した。しばらくは妻とふたり、晩酌の日が続きそうだ。これがなくなった頃、また行こう。今度はつまみでも手に持って…。
2006.05.02
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“ブーメラン”と聞くと、あなたは何を想像するだろうか?マセラッティ・ブーメラン?あ~、そういう車もあったねぇ。マセラッティって、ボラだけじゃないんだよねぇ。で、どんなスタイルしてたっけ?(不覚にも忘れてしまった)ブーメランストリート?い~ね~西城秀樹。私も今でも秀樹の曲は聴いているが、これ、けっこうお気に入り。特に間奏の部分が絶品!(ところでこの曲、冒頭の♪ブーメラン ブーメラン きっと~♪の部分が、榊原郁恵の「めざめのカーニバル」にチト似てる、と思うのは私だけ?♪カーニバル カーニバル …めざめの~カーニバル~♪)でもやっぱり、男子たるもの、武器としてのそれを想像するべきであろう!(断言すなっ!)我が愛するヒーローたちも、グレートブーメラン、ミドメラン、ショルダーブーメラン等をはじめ、起用頻度の高い武器。で、だ。ブーメラン=ヒーローの武器って図式を作ったのは…「怪獣王子」だな。すごいな~怪獣王子。その名前の仰々しさ。“怪獣”というわりに、相手は恐竜だし。恐竜のわりに、口から火を吹くし。で、王子の味方は“ブロントザウルス”の“ネッシー”だし(草食恐竜が肉食恐竜に勝っちゃうし)。そのネッシーの頭に♪ま~たが~って♪は良しとして、あんな高い所から飛び降りても平気な強靭さを持つ王子の武器がブーメランなのだ。万能ブーメラン。なんせ、これひとつで恐竜や宇宙人(昆虫指令に鳥人指令…このすごいネーミングセンスはさすがピープロ)と対等に戦ってしまうのだから、カァッコイイ~。ここまで無謀なヤツに対抗できるのは、アイアンキングの主人公(だよね)、巨大ロボットや怪獣相手に鞭ひとつで立ち向かったナイスガイ、静弦太郎くらいのものだ。で、そのブーメラン。子供の頃あこがれた。駄菓子屋に行って、よく買ったよ20円くらいの塩ビ製のヤツ。たいてい、マーベラー(by東映版スパイダーマン)のマークターンなみにしか飛ばなかったけど。ワンサイズ大きくて厚い、50円か100円くらいのも、たまに買った。しっかりパッケージングされていて、高級感あふれる一品だったが(絶対言いすぎ!)、問題なのはこのパッケージの袋に描かれていた、遊び方の挿絵。見れば、橋の下から投げればグルリと(橋を)回って手元に返ってくる、なんて絵が。スゲェ~!やっぱり高いヤツは違うなぁ~、こんなに良く飛ぶのか!やったよ、安倍川の河川敷で。思いっきり橋に向かって「オーラー!」(←怪獣王子の口癖)と叫び、振りかぶって、飛ばしたよ。なんのこっちゃない、橋に届きもしない。何度やってもダメ、手元に戻っても来やしない。なんだったんだ、あの挿絵。いたいけな子供をだましやがって…。こうして少年は、だまされるということを覚えたのであった…。いや、こないだヨロタルと海に行ったとき、への字型の太目の棒切れが落ちていて、ふと思って海に向かって投げてみたのさ。ヘンな特撮ドラマのようにヨタヨタ回転しながら何秒間か飛んだけど、その軌跡を見ていて思い出してしまったのさ、若気の至りってヤツを。でも、今でも飛ばしてみたいぞ。橋を回りこんで手元に戻ってくるブーメラン…。
2006.05.01
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