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月末の残業を終えて家に帰り、今さっきPCを立ち上げたらネットに実相寺昭雄監督が亡くなった、とのニュースが。69歳。まだ若いのになぁ…。ハヤタ隊員にスプーンを握らせたのも、ダンとメトロン星人を卓袱台の前に座らせたのも、ウルトラマンティガに劇中で能を舞わせたのも、シルバー仮面の第1話冒頭、テレビの故障かと思ってしまうほどひたすら暗いくらい照明で撮ったのも、怪奇大作戦の二大傑作「呪いの壺」「京都買います」を撮ったのも、帰ってきたウルトラマンのエピソード中最高にくだらなく、それゆえ妙なおかしさとペーソスを醸しだした「ウルトラ特攻大作戦」を撮ったのも(「世はすべて事もなし」)、み~んな彼だった。作品の本流からは外れても、アクの強い独特な映像で強烈なインパクトを残した監督さん。あ~、またひとりウルトラの星へ旅立ってしまったんだなぁ。久しぶりに彼の著「星の林に月の舟」でも読み返してみようか。ともあれ実相寺さん、安らかに。それにしても今年は、私たちの世代が慣れ親しんだサブカルチャーの巨匠たちの訃報を聞くなぁ。それだけみんな、歳を取ったってことか…。
2006.11.30
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みなさんは「恐竜大戦争アイゼンボーグ」ってな作品をご存知だろうか?恐竜軍団とD戦隊の、地球の平和をかけた戦いを描く、円谷プロ製アニメ+特撮合成もの(人物=アニメ、敵・メカ・その他=特撮)。1978年、静岡では日曜の朝に放送されていたものだ。ちなみにその30分後には「忍法カムイ外伝」の再放送。ったく、よくわからんカップリングの放送…。で、その主題歌が、今回ご紹介する「戦え!アイゼンボーグ」だ。♪山が火を吹き大地が割れて 剣竜ツノ竜攻めてくる ステゴサウルス トリケラトプス モノクロニウス ステラコサウルス スーパーパワーの恐竜軍団 岩を蹴散らし木を倒し村を襲い人を狙う アイゼンボーグ急げ!燃える火の山へ アイゼンボーグ(×6回) 地球を守れ!♪この歌自体、別段どうってこたぁないのだ。歌中出てくる恐竜の名前がもう少し何とかならんもんだったのか、とか、この詞じゃ恐竜じゃなく怪獣だ(スーパーパワーで徒党を組み、村(!)を襲い人を狙う恐竜なんざ、怪獣としか思えんじゃん!)とか、最後の“アイゼンボーグ”の連呼がやたらしつこい!とか、なんかやけに暗い曲調そして歌い方がヒーローソングらしからないぜ、とか、ウダウダ難癖つけるところはあるけどさ、まぁ許容範囲。では、何故この歌が怪伝として語られるか?それは簡単、作品自体が怪しい光を放つものだったからさ。どこが?ほとんど全部!まず、D戦隊、という仰々しい名前のワリには、隊長的役割の鳥居博士を除けばメンバーは4人。サイボーグ兄妹の主人公“善”と“愛”はともかく、あとのふたり。どう見たって中小企業のさえない中間管理職としか思えない“バラさん”と、こいつの体を輪切りにしたら完璧な霜降り肉だよなぁ(あんた太りすぎ!)の“一平”。もうちょっとマトモな人物設定にできなかったもんかなぁ。とてもふたりとも恐竜と戦うスペシャルチームのメンバーには見えん。彼らD戦隊の、対恐竜軍団スーパーウエポンは、巨大な装甲車の風貌を持つアイゼン号。キャリーボーエンという運搬戦闘機によって空輸され、1号・2号に分離する。1号はスーパー戦闘機に、2号は救助を目的としたジャイロ機に変形、ということで、この2号にはバラさんと一平、そして1号には愛と善が乗り組むのだけど…。サイボーグである善、愛は「アイゼンクロス」と叫び腕を交わすとアイゼンボーグマンってなキャラに変身、同時にアイゼン1号もより戦闘に特化したアイゼンボーグ号にチェンジする。必殺技は、アイゼンクロスカッターやアイゼンドリラー、あ、あとアイゼン号の先端から打ち出される鎖つきの鉄球アイゼンボールも強力な武器だ…って、な~んでそれぞれのネーミング、そこまで“アイゼン”に拘るよ?クドイったらありゃしない。製作スタッフのみなさん、せめてもうひとひねりほしかったゾ?なかでも忘れられないのがアイゼンドリラー。機体の先からニョキッと生えた大きなドリルで敵のどてっ腹をぶち抜く荒業武器。のはずなのだが、第何話かで衝撃のシーンを見た。ドリルが刺さった瞬間、ドリルじゃなく機体がグルグル回ってる!おーい、これはそういう技なのか?だったら先がドリルじゃなくても構わないじゃんよ!物理学、なんて難しい言葉を出すまでもなく、そりゃ支えるものがなきゃ抵抗ある部分は固定され、可動するところが回っちゃうってのはわかるけどさ(サンダーバードのジェットモグラで砂山をもぐらせようとして失敗した経験のある人なら身をもって経験しているハズだ)、でもとりあえずそれを武器としている以上、少しでも格好良く見せる必要はあるわけで、天下の円谷プロたるもの特撮その他で上手く見せられなかったんだろうか?(ったく、マグマライザーは偉大だった!)横たわり、いちおう苦しがっている(演技を見せる)恐竜の腹の上で、ドリルを食い込ませたままユルく回転を続けるアイゼンボーグ号。ある意味恐竜に対する拷問か?とまで思わせる迷シーンであった…。物語の後半、作品は大きく変貌を遂げる。あるきっかけから、愛と善は、そんなイカすアイゼンボーグ号を額に貼り付けた、アイゼンボーというウルトラマン型の巨大ヒーローに二段変身できるようになったのだ…これって露骨なテコ入れだな。人造人間キカイダーは青と赤の縦二分割のカラーリング。この青を緑色に変えたのがアイゼンボーだ。なんだよ、ボーって。しまりのない名前。みんなも一度口にしてみよう、“アイゼンボー”…なんとも情けなさがクチと心に蔓延したことだろう。ったく、うまか棒じゃないっての!そしてこの後半は敵側にも変化が。恐竜の帝王ウルルが前半のボスだが、そいつを操っていたとされる魔王ゴッテスってやつが登場。さらに魔女ゾンビーナも彼の相方として登場するようになってからはもう、物語が壊れた。これでいいのか円谷プロ?って感じで、あきれてものも言えん状態に。まったくさ、怪獣(もうこの頃になると恐竜ではなく名実共に怪獣が現れるようになる)にピンクレディを躍らせるなっての。まぁさ、ウルトラマンタロウだって坂口良子とバレーボールするたわけた怪獣も出たけどさ、ウルトラマンガイアにだって、今は亡き橋本真也とプロレスする宇宙人も現れたけどさ、でもピンクレディはないだろうっての…。しかし。中学生の頃、私はそんなふうに散々バカにしながらも、けっこう喜んで見ていたんだよなぁ。度を過ぎた悪ふざけ。この感じ、ジャッカー電撃隊の後半に通じるものがあって。もっともジャッカー、いやさ宮内洋演じる行動隊長・番場壮吉ことビッグワンは、夢にまで見る悪ふざけをする一方でピシリと画面を引き締めるところもあり(ヒーロー役の第一人者、宮内さんの力は偉大だ!)、単なるおちゃらけ戦隊ではなかったけど。そう、ジャッカーついでに例えれば、作品全体に漂う大地文太くん(ことクローバーキング)の香りというべきか(あいかわらずわかりにくい例えだ)…。そんなところに惹かれてたんだなぁ。今、この歌を思い出すと(聴くと、でないのがミソだが)、あの“悪ノリ見ていてハニワ顔”的雰囲気がまざまざと蘇る。もう一度見てやってもいいドラマだな。中学生にもなってこんなアホなものを見て喜んでいたのか!?とがっかりするかもしれないが、それもまた良し、だ。中学生時代、私自身が悪ノリしていたし…。
2006.11.29
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♪緑の地球に現れた 宇宙の帝王 怪人ゴア 不敗を誇る快腕だ ゴアの力を見るがいい 「地球諜報部員第1号モグネス行け!」 私はゴアだ ゴア様だ おれたちゃモドキだ人間モドキ 手足もあれば口もきく だけどおれたちゃ人間モドキ ゴアの指令で動くんだ 「首が飛んでも血は出ない 溶けてしまえばおしまいさ」 おれたちゃモドキだ 人間モドキ 地球の征服企てる 宇宙の帝王 怪人ゴア 人間モドキだ怪獣だ ゴアの力を見るがいい 「地球諜報部員第3号ドロックス行け!」 私はゴアだ ゴア様だ♪ということで、マグマ大使の挿入歌にして隠れた珍曲「怪人ゴアの歌」。まずは歌詞に注目してほしい。ふとひとつの曲が思い出されないだろうか?そう、Pプロ発稀代の名悪役にして、私が今でも愛してやまない宇宙猿人ゴリ様を称えるあの歌(詳しくは列伝29を参照してください)にそっくりなテイストなのだ。“モグネス行け!”“ドロックス行け!”は、まんま“ラーよ、攻撃のときが来た”と同じなら(なんたってここ、セリフだし)、己の自己顕欲PR“私はゴアだ ゴア様だ”は“私は科学者 宇宙猿人ゴリなのだ”と結ぶところも同じ。しかも、“地球の征服企てる”(3番)に対する“人類征服企てる”(2番)や、自らを“帝王”と称するところまでも。この2曲、作詞が瀬戸口智昭(ゴア)と雨宮雄児(ゴリ)とで、まったく別人であることも特筆もの。よくもまぁここまで似ている詞を…と思うのだが、雨宮さん、もしやこのゴアソングを参考に書いたんじゃないだろうな?しかし、2曲を比べるとゴアとゴリのキャラクター性の違いが浮き彫りにもなるな。同じナルシスト悪役でありながら、どこか気品を感じさせるゴリ様と、もう子供の論理的“俺は強い、俺の力を見ろ!”の主張を最前列に打ち出したゴア様。たとえるなら、死神博士=ゴリと、地獄大使(おぉ、大使!)=ゴアの差、みたいなもの?ゴアって、ストレートにヒステリックだったからなぁ。それにしても感慨深いな。ゴアの操る怪獣たちって、「地球諜報部員」だったのか。ただの怪獣じゃなく、エスピオナージだったんだ。宇宙の帝王おばさんゴアに使われるという悲しきさだめを持ち、最後は異国(地球)の土になったんだなぁ。マグマにやられたその断末魔、仮面の下で泣いてたのかどうかはしらねども、意外なことにゴア一派って一応組織立ってたんだな。けど、ビルや街を破壊することに従事していた彼ら、もっと諜報部員らしい活動をしろって!第1号がモグネス、第3号がドロックス…あれ、第2号は?この歌はしかし、2番の詞にも捨てがたい魅力がある。い~な~これ。個人的には一番好きだ。“首が飛んでも血は出ない 溶けてしまえばおしまいさ”この人間くさいなげやりな態度。“おしまいさ”のところの、力なき言い結び方がいい。ゴアにこき使われる下っ端の哀愁すら漂わせる。言ってみれば、俗に言う“戦闘員”を語った詞なんだよなぁ。“人間モドキ”をその言葉に変換してみれば、ほら…。ちなみに曲調だけど、なんとも表現しがたい。軍歌調であり(ここも「宇宙猿人ゴリなのだ」に通じるところ)妖怪人間ベム、らしいおどろおどろしさもあり、40年代初頭のアニソンっぽくもあり…。まぁ総じて言えるのは、一度聴いたら数年は充分ってことかな?やはりPプロの悪役って、他社製のそれとは一線を画す魅力がある。それを認識させてくれるという意味で、この「怪人ゴアの歌」はあなどり難い、まさに怪作の1曲だ。
2006.11.28
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前々回の列伝で取り上げた「マグマ大使」にも、実は挿入歌が存在する。ひとつは、もう詞を見ただけでツッコミどころ満載の「怪人ゴアのうた」(←次回、久しぶりの怪伝で取り上げよう)、そしてもうひとつが今回ご紹介する、主題歌と同等の知名度を誇る、といっても過言じゃない「ガムのマーチ」だ。♪宇宙のちびっ子ガム ガム かわいいロケットガム ガム 風を切り雲を越え ぐんぐんスピードガム ガム マグマのちびっ子ガム ガム かわいいロケットガム ガム 笛がなる星が飛ぶ キーンと空行くガム ガム ガム「行くぞ~!」 マモル「よし、ガム、熱線砲だ!」 ガム「それ~!」チュイーン! 戦いすんで日が暮れりゃ かわいいガムも眠くなる やさしいママに抱かれて 夢は宇宙をゆらゆら 1番~2番くりかえし♪つくづくガムっていいキャラクターだなぁ。マモル君とは名コンビ(2番のあと、ふたりのセリフが入る。歌詞カードに表記は無いものの、たぶん本人たちの声だ。最後の“チュイーン”は、あの熱線砲の音)、しかもただの愛らしい子供キャラでは済まない、なかなかの実力派。怪獣フレニックスをやっつけられたのも彼の機転によるものだし、ゴアの戦闘員と言うべき人間モドキもよく倒していた。ガムのロケット体に乗るマモルくんがいつも羨ましかったな…。彼を演じた二宮秀樹くんの演技力もすばらしい。彼だったからこそ、ガムのキャラ立ちが成し得たと思うのは私だけではあるまい(途中役者が変わったときがあったけど…二代目キレンジャー同様、あえて記憶に蓋をしよう)。そんなガムの活躍するシーンによくかかっていたのが、この歌のメロオケ。歌以上に印象深かったような気がする。仮面の忍者赤影での「青影のテーマ」にも通じる、陽気で軽快、いかにも活劇音楽然とした名BGMと言えるな(そういやマグマ大使のBGM集っての、発売されてないんだよなぁ。あったら欲しいもんだ)。とはいえ歌自体も悪くない。ガムの活発な姿が目に浮かぶ、シンプルにして充分な歌詞(どことなく鉄腕アトムにイメージがダブるのは手塚先生つながりのせいか?)。また曲としての構成もおもしろく、1~2番の軽快な曲調から先にも挙げた寸劇的セリフ、そして3番になると突然スローテンポ、詞に合わせたような子守唄調のアレンジになり、最後に再び元のテンポで1、2番が歌われる…。なんか、通して聴くと、「ガムの1日」とでも名付けたくなるな。ちなみに、ガムって、マグマ夫妻(…違和感あるなぁ)が、マモルくんを見ているうちに自分たちにも子供が欲しくなり、アース様に頼んで作ってもらったんだな(だから、白いシャツに赤いチョッキと、マモルくんと同じ格好をしてるのも、マグマ夫妻の趣味なんだろう)。…ってことは、ガムのおとうさんって、マグマじゃなくアース様じゃん!すごいなぁ、アース様って、上原謙?(苦笑)さらに、ロッテ提供だったから“ガム”(これホント)…明治だったら“チョコ”だったかも?まぁそんなチャチャはともかく、この「ガムのマーチ」、主題歌同様に印象深く、忘れられない歌なのだ。しかし、その理由は他にもあって、小学生の頃、よくこれの替え歌をうたってたせい、ってのもあるかもしれない。♪お店で売ってるガム ガム♪♪トイレに行かなきゃモル モル♪(モル=マグマの奥さん)…さすが小学生的発想!でも、この替え歌、全国区だったのかな?
2006.11.27
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今朝、出勤途中に見た富士山って、異様に綺麗だったなぁ。曇天の向こうに朝日を浴びてジャンボフェニックス、じゃない、朝日を浴びてそびえる、書割か松竹映画のオープニングテロップのような、普段あまり見覚えのない光景。運転中でなかったら写真撮ってたところだ。けどまぁ、ちょっといいもの見て得した気分…。得した、といえば…。今日は11月24日。あと1ヶ月でクリスマスイブ(…もうそんな季節!早いもんだよ1年ってば…)だけど、その日のメインイベントはケーキ!ではなく、サンタさんのプレゼント!子供のころ、楽しみだったなぁ。今でも覚えているけど、帰ってきたウルトラマンの空飛ぶプラモデル(今でもおもちゃ屋さんの天井に吊るされた彼の後輩が、足から生えたプロペラでブンブン円を描いて飛んでいる、あれ)や、ダブルマシン(キカイダー01)のポピニカ、オセロゲーム…。さすが、親という名のサンタさん。息子の趣味を知ってる。クリスマスケーキとこんなプレゼント、長屋式木造平屋の薄暗い家でも、今思えばその時ばかりは明るかったなぁ…(しみじみ)そういえば、何年生の時だったか、クラスでクリスマスのプレゼント交換会なんてやった。机をみんな壁や窓際に寄せ、教室の中央に全員輪になってすわって。で、各自持ち寄ったプレゼントを歌か何かに合わせ、となりの人、またとなりの人へとグルグル渡していき、ストップがかかったときに手にしていた物がもらえるっての。私は、自分が何をもらえるかよりも、自分の持ってきたものが誰の手に渡るかが気になっていた。だって貧相もいいとこだったから。いや、それだけウチが貧しかったってことじゃなく、すべては私のズボラな仕業。そんなプレゼント交換会をやるってことを、親に伝えたのが前日のしかも夜だったのである。最悪だね、小僧の私。準備もへったくれもないじゃん。急遽折り紙で何か(やっこさん…だったかな?)をつくり、その辺の紙袋につっこんだだけの、超お手軽…いや手抜きプレゼント、完成!…ホント最悪。結局そんな私のやつが当たった女の子、すごく不思議そうな顔をして袋からつまみあげてたっけ…(○野さん、あんときはスマン!)ちょっと話を戻して、そんなクリスマス、あるいは誕生日など、ある程度「もらえる!」ってわかっている日のプレゼントももちろんうれしいけど、突然もらえるプレゼントってのもまた、思わぬ喜びを感じるもので…。よくこのブログに遊びに来てくれる、そしてご自身もステキなブログを作っていらっしゃる愛羅さんから、“やったー!キリ番踏んだぜ記念プレゼント”を先日送っていただいたときは、久しぶりにワクワクしたなぁ。何をいただいたかはヒ・ミ・ツ。実に、愛羅さんらしいものだった、とだけ言っておこう。改めて、ありがとうございました!さっそく○○してますよ。特に気に入ったのは香り。妻ともども、これでさらに磨きをかけますー!(以上、ちょっと自慢気な私信)とにかく、いくつになってもプレゼントをもらうのって、うれしいもんだね。ってか、ずっと“もらえる”ときのワクワクドキドキって、失いたくないやね。と、ここまで書いててふと思った。自分のブログに寄せられるコメントってのも、ステキなプレゼント、なんだよね!感謝!
2006.11.24
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♪青い月の夜は そよ風の歌う子守唄 おやすみなさいよい子たち あなたに夢をあげましょう ムーンライトリング ムーンライトリング 赤い月の夜は 群雲の歌う子守唄 おやすみなさい黒い猫 あなたに罰をあげましょう ムーンライトリング ムーンライトリング 白い月の夜は 星空の歌う子守唄 おやすみなさい恋人よ あなたに愛をあげましょう ムーンライトリング ムーンライトリング♪タイトルは“げっこう”ではなく“つきひかる(の子守唄)”と読む。と、これでピンときた人は、りっぱな東映特撮ファン。この歌、「好き好き 魔女先生」のエンディングテーマなんである。わが永遠のアイドル、堀江美都子さん14才のときの作品だ。機会あるごとに書いてる気がするけど、ホンっとに堀江さんってばこの頃から風格がある。初々しさを香らせながらもしっかり安定した歌唱力。イントロや終奏で入るスキャットも実に、実にたおやかですばらしい。ったく、今どきのアイドル(いるのか、今?)が束になってかかってきても負けやしないぜ!それにしても、堀江さんの歌う子守唄ソング(←ヘンな言葉)には名曲が多い。この歌を筆頭に、「とろろん」(山ねずみロッキーチャック)「夢ならさめないで」(キャンディ・キャンディ)「夢であなたと」(花の子ルンルン)「夢のララバイ」(大恐竜時代)、そして「宇宙に抱かれて眠りましょう」…。続けて聴けば、どんな酒より睡眠薬より、自然に眠りにつけること請け合いだ。もっとも私の場合、その歌声に聴き惚れて逆に眠れなくなるのだが…。さて、「好き好き 魔女先生」ってドラマ。昭和46年の作品だ。ある小学校の先生、月光(つきひかる)は、実は宇宙から来た平和の監視員。指輪型の万能アイテム、ムーンライトリングで子供たちの悩みや問題に取り組んでいく…ってのが前半のストーリー。下条アトムが同僚の先生役で出演していたっけ。それが…世の変身ブームにあおられて、後半は吸血魔人・クモンデス(キカカコクカウワー!…クモンデスの鳴き声、なんと表現したらいいんだろ?)との戦いが中心となった。「ムーンライト、パワー!」のかけ声ひとつで体が高速回転。月ひかる先生は、仮面の忍者赤影のようなマスクとラメの入った青い服を身にまとい、アンドロ仮面に変身するのであった…。わずか数ヶ月とはいえ、変身忍者嵐や超人バロム1よりも早い放映。さらには電波人間タックル(仮面ライダーストロンガー)やベルスター(ザ・カゲスター)など、仮面をつけて戦うヒロインの奔りだね。まったく思い切った路線変更だけど、「…魔女先生」と言えばこの後半の印象が圧倒的に強かったのだから、少なくとも当時の男の子からすれば正解だったかも?ただ惜しいのは、そんな変身ものに変貌を遂げたドラマに、主題歌&副主題歌が似合わなくなってしまったこと。だってなぁ~、聴いててとても穏やかな気分になれるのだ。特にこのエンディング!知らずに聴けば、とてもヒーローもの(いや、ヒロインもの)の歌とは思われないほどだ(もっとも、最初から変身ものとして作られたらもっと激しい曲になってただろうしなぁ)。この歌、言葉の使い方がなんといってもいい。番組当初の魔女“先生”の設定が実に活きている詞だ。よい子には夢を、黒い猫(きっとイタズラばっかりしてるんだろうな)には罰を、そして恋人たちには愛を…。世の道理をこんな風にシンプルでわかりやすく表現できるのだからいいよなぁ。また番組のエンディング映像では、曲に合わせて作詞を手がけた(なんたって原作者)石ノ森章太郎の繊細なタッチで描かれた月ひかる先生のイラストが次々と映しだされる…。い~ね~!ヘタなプロモーション映像など足元にも及ばない一体感、情感。やっぱりクモンデス、いらなかった…?ムード歌謡の調べに乗せてしっとりと歌う堀江さん。月の光の妖しくもやすらかな雰囲気が、なにか心の琴線をふるわせる名曲だ。これから夜空が澄み渡り、月が美しく見える季節。この歌とともに仰ぎ見るのもいいだろう。ただ…風邪ひかないでね。
2006.11.22
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♪アースが生んだ正義はマグマ 地球の平和を守るため ジェット気流だ新兵器 SOS SOS カシン カシン カシン ※ 飛び出せゆくぞ大地をけって 今日もマグマは空を飛ぶ ※ アースが生んだ正義はマグマ 宇宙の悪者倒すため 星も砕けよ四次元 SOS SOS カシン カシン カシン ※~※ アースが生んだ正義はマグマ 世界の子供とママのため パパはマグマだ笛を吹け SOS SOS カシン カシン カシン ※~※ ♪ウルトラマンの放送に先駆けること約2週間。日本初、特撮巨大ヒーロー(カラー作品)がこのマグマ大使だ。でもって、その主題歌なんだけど…。1~3番までありながら、異なる部分はわずか2フレーズという、キャプテンウルトラばりの技(?)を使っている。う~ん、実に覚えやすい。で、ここで注目すべきは、1~3番共通の歌い出し。♪アースが生んだ 正義はマグマ♪あくまでも“正義の”ではなく“正義は”であるのがポイントだ。…ということは、この地球(と、人類)を創造したとされる(作品世界での話)アース様の倫理観“正義”を形にしたものがマグマ“大使”なのか…。そりゃ地球の平和も守らにゃならんわなぁ。そして、だとすれば冒頭の詞は♪アース様が生んでくださった♪とせねばならんだろう。“アース”なんて呼び捨てにしちゃ、イカンぞ。この歌のそんな乱暴さを表してるのは他の部分にもあって、♪ジェット気流だ新兵器♪♪星も砕けよ四次元(←よんじげん、と読む)♪いや、主題歌でいきなり新兵器と歌われてもなぁ。それに、宇宙の悪者を倒すためとはいえ、星も砕いちゃったらこれまたイカンだろって。いや~この辺、Pプロですなぁ…。さて、主題歌にオープニング映像がシンクロして、っての、マグマ大使にも見られる。歌の前半で散々飛び回ってた金色のロケットが垂直に着陸して(しかし、考えてみればロケットというよりシンプルな戦闘機のスタイルなのに、垂直着陸ってのもすごいな)♪カシン カシン カシン♪(←エコーがかかるのがいいね)で人間体のマグマにトランスフォームしていくところは印象深い。最後に顔の部分がカシャッと開くのが、その効果音とも相俟ってカッコイイ!そして、♪今日もマグマは空を飛ぶ♪のところで、ゴア!行くぞ!」とマグマが正義の雄たけび一発、ミサイルパンチ(byマジンガーZ)の元祖、“(腹から)ロケット弾”を乱射し、ゴアの円盤に叩き込むが、ことごとくカキーンカキーンとはね返される(円盤の上に、なぜかゴアが乗ってるんだよなぁ。一見、ゴアさんもそんなところに立たなくても、と思うが、こういうところがケレン味いっぱいで楽しいんだな。マントもしっかり翻ってるし。曲はこの辺から終奏へ)。やるな?といった様相のマグマと、どうだ!といった顔のゴアの顔アップにつづいて、ついにマグマの熱線砲が炸裂!苦しむように震えながら伸縮を繰り返すゴアの円盤。とうとうドカーンと爆発!その爆煙の向こうから浮かび上がるのは…「提供 ロッテ」の文字!「この番組は、お口の恋人ロッテの提供でお送りします」いつのまにか終奏がフェードアウトしたと思ったら、こんなナレーションまで入ってやんの!すごいなぁ、オープニング映像と提供テロップの地続きだ。ちなみに、こうした提供テロップの地続き演出ってやつ、後番組の「怪獣王子」ではさらに粋な演出がなされていた。どんな映像だったか、って?昔金鳥リキッドだかのCMでジャッキーチェンがやってた「カードッキリ リキッドカー」を思い出していただければよろしいかと(わかりにくい例えでスマン!)ところでこのマグマ大使、原作はご存知、手塚治虫。で、手塚さんらしいなぁと感じるのが、この主題歌の3番の詞だ。♪世界の子供と“ママ”のため “パパ”はマグマだ笛を吹け♪そういや劇中、マモルくんも両親をパパ、ママと呼んでいた。江木俊夫や岡田真澄のハンサムぶりがこの呼称によく似合ってたっけ。おもしろいのは、マグマ大使やその妻(!)モルのことを、息子(!)のガムは、おとうさん・おかあさんと呼んでいたんだよな。さすがはアース様、よく躾けていらっしゃる。やはりあの時代の日本人たるもの、パパ・ママじゃいかんよなぁ(ところでマグマ親子って、日本人?ずいぶん流暢に日本語しゃべってたけど…)それで、だ。冒頭でも少々触れたとおり、マグマ大使とウルトラマンは同時期に放映されていた。で、マグマとウルトラ、どうかすると比較されることがあり、私も以前そんな部分を書いた気もするが、このパパ・ママに代表される“家族”の描写の有無も、違いのひとつに挙げられよう。マグマ一家と村上一家、くしくも構成が同じふたつの家族を主軸に描かれたマグマに大使、いや対し(失礼!)、まったくファミリーの匂いが感じられない科特隊の諸君とウルトラマン。科特隊基地で寝泊りしているくらいだから実家からの通勤ではなさそうだし(ムラマツキャップくらいは奥さんがいてもおかしくないと思うが、すると単身赴任か?)、この辺、深くツッコミ入れられそうな気もするがあえて話を戻して、マグマ=ファミリーってのを感じさせるのが、詞ばかりでなく山本直純(♪大きいことはいいことだ~50円!♪…森永エールチョコレートって50円だったんだよな)作曲のメロディにもあると思う。ちょっと唱歌っぽい部分もあるしね。イントロこそブルージーなれど、実はマーチ。こんなところも、なにかアットホームな感じを受けるのは私だけだろうか?(それこそ、ウルトラマンの主題歌と比較してみよう)そう、マグマ大使って、家族VS個人の地球を賭けた攻防だったんだな。ということで、この主題歌ってしっかり作品を語っているという気がしてならない。たとえゴアが主役も何もみんな食っちゃう強烈キャラ(この点、Pプロのお家芸?)だったとしても…。
2006.11.21
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いや~、3日間も空けてしまったなぁ。久しぶりにPCを立ち上げて、ネットを見て知ったけど、先週マンガ家の石川賢が亡くなってたんだなぁ。ある種カルト的な存在でありながら、私と同世代の男性ならたぶん一度は彼の作品を目にしたことがあるだろう、稀有なマンガ家。一般的に“原作:永井豪”と括られている合体ロボットの元祖「ゲッターロボ」。しかし実は彼が生み出したといっても過言じゃない。雑誌「冒険王」に載っていた彼の「変身忍者嵐」も、失礼ながら本来の原作者、石ノ森章太郎のマンガよりヒーロー然としていた。今でこそ石ノ森版も面白いと思うものの、やはり少年時代にどちらに夢中になっていたかと言えば、石川賢の方だった。「魔獣戦線」は彼なりのデビルマンと言えるし、山田風太郎原作の「魔界転生」は、小説、映画よりも彼のマンガ版こそ一番にお奨めしたい。ウルトラマンタロウのコミカライズは、よく円谷プロが許したなぁと思わせるくらいのバイオレンスさだけど、実はテレビよりも彼のマンガの方が面白かったりする。同様に、バトルホーク、アステカイザーも。永井豪をして「私の一番の親友」とまで言わしめた石川賢。トラウマになるほど面白いたくさんの作品を、ありがとう!で、ウルトラついでに先週のメビウスだけど…。正直なぁ、蛇足だったんじゃないだろうか?「帰ってきたウルトラマン」の全エピソード中、一番の問題作「怪獣使いと少年」の、一応正当な続編みたいだけど、単なるメイツ星人の復讐未遂劇にしかすぎないじゃん。いや、今あの続編を作るならそういう結末にしか成り得ないのはわかるけど、それにしてもキャスティングに問題あり、だ。もしMATの伊吹隊長と同じセリフ「○○、街が大変なことになってるんだぞ!?」を言わせるなら、リュウじゃなくサコミズ隊長だろうっての。メイツ星人を撃ったリュウに言わせたらダメだっての。わざわざ前作と同じ、雨の中でのウルトラマンとムルチの戦いを再現するなら、せめてMATのワンダバくらい流せっての。いや根本的に、「怪獣使いと少年」の続編など、いらんと思うのだ。救いの無い前作だったからこそ未だにファンの中で語り継がれるエピソードとなった、ってのに…。中途半端な続編らしきものを作るくらいなら、いっそ今からでもプリズ魔を出せー!さて次回は、放送当時ウルトラマンと人気を二分した、あのロケット人間の主題歌を列伝にて…。
2006.11.20
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♪ダ ダ ダ ダ ダ … ダッダッダッダ (フィン!) 輝く太陽 背に受けて 鉄の巨人の叫び声 (ガキン!)(ガキン!)(ガーンガーン!)(ドゴーン) 勝利の凱歌だ 正義の旗だ (クーン) (ゴーッ!) ※進めジャイアントロボ 立てジャイアントロボ 進めジャイアントロボ 立てジャイアントロボ 進めジャイアントロボ 立てジャイアントロボ 進めジャイアントロボ 立てジャイアントロボ♪ テレビで散々聴いて(観て)いた曲をレコードやCDで改めて聴いたとき、な~んか物足りないって感じることがある。このジャイアントロボの主題歌もそのうちの1曲。どこが物足りないか?それは効果音!ということで、今回はテレビでの音源を再現してみた。最初の♪ダ ダ ダ …♪は、格納庫に佇むロボの足からカメラがパンアップ。で、最初の(フィン!)は、ロボの顔がアップになったとき、タイトルが映されると同時に目が光る音。♪鉄の巨人の~♪では、ロボの全体像が映される。そして独特なアームアクション。最初の(ガキン!)で両腕を胸の高さに、次の(ガキン!)でその腕を上に、そのまま(ガーンガーン!)でロボが右向け右、背中のロケットが火を吹く(ドゴーン)♪勝利の凱歌だ~♪で、格納庫の上部ゲートが左右に開き(クーン)、♪正義の旗だ~♪で、横向いたままゆっくり上昇するロボ。♪進め~ジャイアントロボ~♪で空を飛び続けるロボの上半身が映り、三回目の♪進め~…♪からは、エピソードごとにその回登場する怪獣とのバトルシーンが流れ(ここでも効果音、ロボの声、怪獣の声がインサートされながら)そしてフィニッシュ!…みなさん、思い出せましたか?ところでこれ、作曲が山下毅雄なんだけど、そういう意識で聴いてみるとこの曲、「大岡越前」や、もっと渋いのを挙げれば「佐武と市 捕物控」、はたまた“世界中で一番面白い番組”とフランキー堺が毎回ヌケヌケ言ってのけるクイズ番組「霊感・ヤマ勘・第六感」のテーマ曲のテイストがあるな。彼(山下毅雄)のテレビ音楽の特長に“口笛”ってのがひとつ挙げられる。これがもう、なんともハードボイルドタッチなのだな(その極めつけが、旧・ルパン三世のエンディングテーマ♪足元にからみつく~♪だろう)。ジャイアントロボの劇中、大作くんや南さんが出動する際、よくこの主題歌の口笛入りメロオケが流れ、実にカッコよかった。クールで哀愁をも感じさせる(そう、往年のマカロニウエスタンのような)名曲、名BGMと言えるな。で、山下毅雄の音楽といえば、なんといっても粋な軽快さが良いのだが、この歌においてはそれがスポイルされ(むしろ挿入歌の「ジャイアントロボ・ソング」にそのエッセンスが凝縮されている。この曲もまた、口笛がキマってる)、替わりに重厚さが醸し出されている。またロボの重さにジャストフィットなのだ。あのジャイアントロボにはロック、ポップスがまったく似合わない。どこかジャズの香りも織り込んだ、厚いコーラス、厚いバックミュージックがピッタリなのだ。ロボって重いもんなぁ。色も、顔も、着ぐるみも、アクションも…。もうひとつ、この主題歌で述べるところがある。それは詞の渋さだ。私はこの歌で“凱歌”って言葉を知った。以下に、2,3番の詞を記してみるのでその渋さを味わっていただけたらと思う。♪広がる海原波を立て ジェットの音をとどろかす ねらうは怪物 逃がしはしない ※~※ 胸のバッチはU7 ロボと一緒に大空を 飛んでゆくのは ぼくらの仲間 ※~※♪私が特に好きなのは、2番の♪ねらうは怪物 逃がしはしない♪ってところ。あのロボの顔を思い浮かべながら聴くと、わおっ!ロボ、キミはゴルゴ13か?ってな気分になってしまうのだ…。ということでこの主題歌、曲全体でロボをいかんなく表現した、名曲なのであった。ちなみにジャイアントロボの姿って、無数のリベット留めの跡も魅力のにひとつだよね?
2006.11.16
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♪目を閉じて思い出す母さんの面影 遠く離れた青い地球よ安らかに眠れ メーテルまたひとつ星が消えるよ 赤く赤く燃えて銀河を流れるように 銀河を流れるように 寂しげな微笑が母さんに似てるよ 遠く宇宙に散らばる星に話しかけてるの メーテルいつの日にか幸せつかむよ 熱く熱く燃えた生命が輝くように 生命が輝くように メーテル母さんを見てるみたいだ 青く青く澄んだ瞳に勇気がわくよ 瞳に勇気がわくよ♪数ある持ち歌の中で「この曲が一番好きだ」とささきいさおが語った、銀河鉄道999のエンディングテーマ。世界の車窓ならぬ銀河の車窓然とした、思わずメーテルと鉄郎がスリーナインの座席に対面で座っている光景を思い浮かべてしまう歌だ。杉並児童合唱団のコーラス(Bメロ~サビにかけて)が秀逸。楽曲として印象深いのが、あの口笛だ。まるでスーパージェッターの歌を思わせる、甲高く効果的なそれは、希望と不安に満ちた“旅”というものを上手く表現していると思う。全編に渡って切なさを感じさせるバラードのメロディは、本編のエピソードで何度となく見られた、ゲストキャラ(人物に限らず、あるときは星そのものまで)の儚い運命とそれでも生き抜こうとする懸命さを明確に語っている。ちなみに、ささきがこの歌を一番気に入っている理由も、その部分があるからなんだそうだ…。鉄郎にとって、メーテルってどんな存在だったんだろう?その視点で歌詞を見てみると、母であり憧れの女性であり…といったところだろうか。そりゃま、あこがれるわなぁ。母親似で、綺麗で強くてやさしくて何でも知っていて、けれども謎めいていて…。メーテルまたひとつ星が消えるよメーテルいつの日にか幸せつかむよメーテル母さんを見てるみたいだ…んも~、鉄郎ったら、メーテルに首ったけ。わかるぞその気持ち。しかし物語の終盤、メーテルは鉄郎にこう言った。「私は(あなたの)青春の幻影」と。母でも恋人でもない、鉄郎の心の中に存在するまぼろし。青春という名の、甘美で切ない世界にのみ存在する、形の無い女性。だから、幾多の星をめぐり、その数だけの人生、生き様を見て(時には糧として)成長した鉄郎が、物語の最後、限りある命をもった生身の人間として生きていこうと決意し、機械化母星を滅ぼしたとき、メーテルは彼の元から去っていったんだな。彼の成長を助ける役目から、見守る立場として…。スリーナインの主題歌、副主題歌って、父母が子供に伝えるメッセージなんだなぁとつくづく思う。主題歌の、“人生=幸せを追い続ける旅”と諭すところは父の、そしてこの歌に見られる慈愛の瞳で語られるやさしさを語るのが母の属性。ほら、あれだ。♪父さんが残した熱い想い 母さんがくれたあの眼差し♪(by「君をのせて」)に通じるもの。鉄郎(そして視聴者)が成長していくにあたり、この父母の瞳が必要、と括ると言いすぎかもしれないが、2曲が互いを補完しあうという意味でも、理想の形になってるんだよなぁ。(とすれば、劇場版のテーマソング「GALAXY EXPRESS 999」は兄や先輩の視点ということになろうか?この曲もいずれ取り上げてみたいもんだ…)作詞:橋本淳、作曲:平尾昌章、編曲:青木望、のトリオが贈る、SFでありながら日本人の琴線にふれる、どこか懐かしさを伴ったこの歌、やはり名曲!
2006.11.15
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それにしても、こないだのウルトラマンメビウスに出てきたロベルガーってヤツ。ギララ+ゼイラム+ガイガン(の目と口)みたいな風貌で、あんな足短いのにメビウスとキックの応酬やっちゃうんだもんなぁ。ドキュメントにインプットされていない新たな円盤生物…んっ?これってレオ登場への布石か?物語の中盤でミライ隊員がメビウスであるとチームのメンバーに明かしてしまうという、これまでのパターン破りを決行してしまい、さぁこれからウルトラファンはますます目が離せませんな。サコミズ隊長の正体って、キングかそれともウルトラマン80か?(どちらもまだ姿を見せてないしなぁ)ということで、今でもヒーロー物には熱中している私であるが、そんな中でも今イチ食指の動かんものがある。彼らウルトラや、北斗の拳、エヴァンゲリオン、デビルマンetcのパチンコ&スロットマシンだ。あっ、これでも20代の頃はパチンコ(特にハネもの)にハマっていたんである。今はまったくやらない。これらキャラクター物のパチンコの台頭が盛んでも、どうもやる気にならないのだ。興味は少しあるけど。商売としての目の付けどころはおもしろい、ってか、もっと早くから出てもよかったのにね。30代~40代をメインターゲットとした集客を、という中で、それまでパチンコに興味の無かった人、あるいは私のように昔やってて今やめちゃった人を、会館に足運ばせる、って点では、うまいこと考えたもんだ。ただ、それらヒーロー物のディープなファンの私としては、どうもデビルマンとパチンコが結びつかんのだな。もしセブンに会いたくなったら自宅のビデオの山をひっくり返して探すか、レンタルショップに行くか、そっと瞳を閉じればそこで会えるしなぁ。あっ、セブンと言えば、最近メトロン星人とダンの、有名な卓袱台シーンを用いた新台のCM、ありゃウケた。メトロンのあの飄々とした語りが再現されてて、もう最高!ダンも、キリヤマ隊長ばりの「なにっ?」とひと言。おもしろかったなぁ。昨日見たやつは新たなパターンのCMに変わってたのが残念というかなんというか…。で、こういうキャラクター物の宿命として、最初のうちはメジャーどころ、徐々にマイナー作品が使われる…ってのが常だけどさ、よもやそのうちサンダーマスクのフィーバー台なぞ出やせんだろうな?(出ない!)フィーバーすると店内に♪ババーン バリーンバリーンサンダー♪なんて流れんの…なんかシュールだね。もしそんなのできたら見てみたいぞ?やらんけど。フランダースの犬の台なんてできたらどーしよ?絵柄が並ぶとパトラッシュがワンワンと吼え、フィーバーの間中、天使にかこまれたネロたちがパチンコ台中央の液晶スクリーンを飛びまわり、打ってる人がみんな涙を浮かべながら出玉をかき出してんの…これもシュールだ。ってか、ごめんねネロ。ゲッターロボのスロットマシンなんておもしろいかも。横かななめ、3つのゲットマシンが揃った順に、ゲッター1~3にチェンジ。ゲッター1なら並みの大当たり。本編にも登場回数の少ないゲッター3が出たら超大当たりとか、ね。でもやっぱりこういったキャラ物とパチンコって、違和感あるな~。プレステとかのゲームと同列で捉えればいいのかもしれんが。いつまで続くんだろうこのブーム。そうだ、いっそのこと、ディズニーキャラのフィーバー台っての作ったら?版権高そう、ってか、その前にディズニーから許可でないだろうけど。もし作ったら女性客も増えるぞきっと…?どっちにしても私はやらんが…。さて最後に、前回のクイズの答えです。みなさんのご回答の通り、正解は「A ヤエモンジ」でした。理由は、お手元のPCのキーボードをかな入力モードにして、ローマ字入力するようにYAEMONZIと打ってみてください。すると…ねっ?
2006.11.13
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以前にも書いたことがあるけど、それにしても今のクイズ番組って昔と変わったよな~その様相。かつては「アメリカ横断ウルトラクイズ」に代表されるように、回答者の博識ぶりを競うものが多かった。今もやってる「パネルアタック25」はその名残りだな。それに対して最近は、知識よりも知力。IQやらPQやらサルぢえやらヘキサゴンやらネプチューンやら、ひらめきやトンチ(おっと一休さんじゃん)、あるいは常識なんかも確かめるものが主流。なんかこうなると、クイズというより教育番組だね。しかしな~今の回答者諸君、いくら芸能人だからって「佇む」(たたずむ)を読めたからってガッツポーズすな!“GDP”を「国内総生産」と答えて周りから流石!なんて言われて得意げな顔すんなよ~。芸能人がみんな、いやヘタすりゃ大人がみんなおバカに見えてしまうぞ?もっと子供がグウの音も出ないほど「大人ってスゲェ~!」と思われることをしなさいって。なんて、たかがクイズ番組に文句言ってる私も大人気ないけどさ。そういえば、はらたいらさんが亡くなったんだなぁ。まだ若いのに、って、それは不幸なことと思うけど、それ以上に自作の漫画よりもクイズダービーの名回答者として紹介されるのが…きっと本人も辛いだろうね。あ~、惜しい人を亡くしたもんだ。大人になった猫目小僧(ロジック的におかしいけど)の役ができるのはあなたしかいなかったのに…あの目が。合掌。クイズダービーといえば、それぞれの回答者に対し、点数を賭けて…その賭けるときの「篠沢教授、よろしくお願いします、全部!」「いつまでもお美しい竹下景子さんに5千点」…なんで賭ける側が回答者にコビ売るんだ?見ていて少々見苦しかったゼ?しかしあのヌルい草競馬の音楽は今でも耳に残っている。土曜夜、7時半からの番組だった…。そして今、土曜夜のクイズ番組がIQサプリ。これ、けっこう好きで、見られるときは毎回見てる。7時からってのがネックだけど(おまけに、その後の「世界一受けたい授業」もこれまたおもしろい)。で、これ見てて思い出すのは、多湖輝さんの名クイズ本「頭の体操」シリーズだな。「ある50人乗りの船に49人が乗船したにもかかわらず、出航と同時にブクブク沈んでしまいました。何故でしょう?」「答え:○○○だから」(わかるかな?)特に物サプリ、カモン!なんて、マッチ棒を何本動かして…とか、「頭の体操」そのまんまじゃん。でもおもしろいからいいや。しかし、問題が始まる前のお約束「この問題のIQは…なんと120相当!」古川登志夫の名調子で言われるこれ、ホントか?以前、古館伊知郎の司会で「あなたのIQを測る」ってな番組を見ていたとき試しに問題を解いていってみたら、私のIQは134だったぞ?なのに、な~んで答えがわからんのだ!?でも、おもしろいからいいや。(毎回、番組の最後にモヤっとボールのシャワーを浴びる伊東四郎、あれ、ホントに痛いのか?)で、このIQサプリ的なクイズをひとつ思いついた。もしかしたら似たような問題、番組内でやってるかもしれないけど、よろしかったらやってみてください。問題:ある日、上司の命令で取引業者宛の書簡を、社員共用のパソコンで作ろうとしていたゲソ男くんが、何者かに殺されていました。駆けつけた警察官が現場で見たものは、キーボードの上に突っ伏したゲソ男くん。そしてパソコンの電源が入りっぱなしで、画面に怪しい文字が…。その文字とは“んちいもらみつに”どうやらこれはダイイングメッセージのようです。その後の調べで、三名の容疑者が挙げられました。刑事のひとりが容疑者たちの名前を見ていたときに、突然さけびました。「わかった、こいつが犯人だ!」さて問題。ゲソ男くんを殺害した犯人は、次の三人のうち誰だったでしょう?A ヤエモンジ氏 B コルフ教授 C マット氏答えはCMのあと、いやいや次回に!
2006.11.11
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♪汽車は闇を抜けて光の海へ 夢が散らばる無限の宇宙さ 星の架け橋渡ってゆこう※人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの 希望の星に巡り合うまで歩き続けるだろう きっといつかは君も出会うさ 青い小鳥に※ 汽車は銀河を越え最果てめざす 星は宇宙の停車駅なんだ 君を招くよ夢の軌道が さすらい人の澄んだ瞳に生命が燃えているよ 心の歌を口ずさむよに歩き続けるだろう 泣いてるような星の彼方に 青い小鳥が ※~※ ♪木曜の午後7時、テレビからポーンと時報が聞こえると、それがまるで出発の合図であるかのように間髪をいれずに汽笛が鳴り、機械のきしむ音、そして、空に伸びた線路をゆっくりと走り出す…。さぁ、新たな星への旅立ちの時間だ…とばかりの、「銀河鉄道999」(以下、「銀鉄」)の名オープニングだ。作品のテーマとメッセージを端的に伝えるのが主題歌ならば、この歌は完全にその役目を果たしている。「銀鉄」の主題が、「銀河鉄道の夜」のロマンと「青い鳥」の幸せ探し&生命の讃歌を訴えるものであれば(アニメキャラの中で最も神秘的かつ母性を感じさせる女性メーテル。ドラマの主人公、星野鉄郎を星の海へいざなう、実は裏の主人公メーテルの名が、「青い鳥」の作者メーテルリンクから取られたのは周知の通り)、その主題がフレーズのひとつひとつにしっかり込められている。Aメロでの淡々とした進行は、イントロから続く交響詩のような厚い弦楽器、金管楽器がまさに星へと誘う水先案内。ささきいさおのボーカルも抑え気味だ。それが一転、Bメロからサビにかけてがこの歌の真骨頂。旅愁すら漂わせるメロディも美しいが、なんといっても詞がすばらしい。大人になればなるほど、しかし実は子供にもしっかり聴かせたいメッセージだ。“人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの 希望の星に巡り合うまで歩き続けるだろう”“さすらい人の澄んだ瞳に生命が燃えているよ 心の歌を口ずさむよに歩き続けるだろう”ここで言う“心の歌”とは、もしや「さすらいの太陽」(おぉっ“さすらい”!)の傑作エンディングソングのことか?そういや、のぞみちゃんも、プロ歌手デビュー、そしてスターをめざして(まさに“希望の星”だ)歩き続けたもんな。そう、人間って、歩き続けていくものなんだよね。何かを求めて。たとえ今は挫折を覚えても、絶望に打ちのめされていても、途中下車せず星々を渡り、自分の人生を作ってゆく。希望を胸に、生命を燃やして。自分だけの“青い小鳥”に、いつかきっと出会えると信じて…。ということで、簡単に言ってのけるほど軽くたやすい問題ではないのを承知のうえで、ふと思う。もしも、何かの理由で今、心が打ちひしがれ、もう逃げ場がない!と自分を追い込んでしまっている人がいたら、この歌を聴いて(思い出して)ほしい。もしかしたら、あなたのその悩みや辛い気持ちが、少しだけ軽くなるかもしれないから。アニソン・特ソンに限らず、多くの名曲が持つポテンシャルが、この歌にも秘められているし、私も何度となく勇気付けられた。幸せを求めて歩き続ける旅の途中、つまづいて一旦は膝をついても、ずっとその先まで道は続いている。そしてその道は、あなたが再び立ち上がり、また踏み出すその一歩を待っていてくれるから。この歌は暗に、そんなことを語っていると思うから…。こういう歌こそ、特に子供たちに聴かせたいなぁ。明日に向かう力の源になるように。
2006.11.10
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♪スーパーモンキー スーパーモンキー スーパーモンキー 孫悟空 ランボルギーニの おにいさん 俺らとレースを してみるかい これから流行はこいつだぜ 空とぶ雲だよ きんと雲 メタメタメタ集まる女の子 うるさい うるさい どいてくれ 俺らはまだまだ忙しい ※スーパーモンキー あっ 孫悟空(×2) 冒険 冒険 また冒険(×3) 冒険 ※ スーパーモンキー スーパーモンキー スーパーモンキー 孫悟空 ドロンにしびれる おにいさん 遅れた人ねと ふられるぜ 二枚目なんかじゃもてないよ 個性の時代を知らないか キャッキャッキャアキャア騒ぐな女の子 しずまれ しずまれ 消えてくれ 俺らにゃ俺らの夢がある ※(くり返し) スーパーモンキー スーパーモンキー♪ということで、列伝50に引き続いて「飛べ!孫悟空」の、今回はピンクレディが歌う主題歌を。しかし、「8時だヨ全員集合」ではドリフとキャンディーズ、この番組ではドリフとピンクレディか。のっけから余談だけど、キャンディーズとピンクレディって、クレイジーキャッツとドリフの雰囲気に通じるところがあるなぁ。クレイジー&キャンディーズの大人のムードに対して、さらにそれを大衆化させた感がある(けっして子供向きということではないぞよ)ドリフとピンク。クレイジーもキャンディーズもモチロン大好きだけど、親しみという点でより近い存在に感じるところが魅力だね(実際にはみんなスーパースターだけど)さて、話を歌に戻して。それにしても時代がわかる詞だね。“ランボルギーニのお兄さん”は当時(1978年)のスーパーカーブームから。“ドロンにしびれる…”の“ドロン”は、かつて大人気だった俳優アラン・ドロンのこと。今ならさしずめトム・クルーズかジョニー・ディップかそれともブラピか(まぁ、好きな男優の名前を思い浮かべてくださいな)といったところだな。ピンクレディのシングル曲に共通する“タイトルを歌詞の重要ポイントに織り込み”現象(いや、歌というもの大抵はそうなんだけどさ、ピンクの場合そのタイトルコールの部分が特にインパクト大きいもんで…)がこの歌にも見られる。最初の♪スーパーモンキー孫悟空!♪の、細かく刻んだカッティング(ジャン ジャ~ジャン!…タン!)、またワンコーラス終盤での♪スーパーモンキー あっ 孫悟空~♪の、“あっ”が、ピンクらしくていいな~。力と勢いのあるアーティストがささいな部分でも大きな魅力にしてしまうという好例だね。ところでこの歌、「透明人間」のB面(レコードね)に収録されていた。で、二曲ともどうも似ているのだ、曲調が。先に挙げた曲の最初の♪スーパーモンキー孫悟空♪に続くメロディと、「透明人間」の♪あ~ショック~ ショック!♪の後の部分。もしマッドテープ(ふたつの違う曲をフレーズごとに合体させてひとつの曲にしてしまうという、ある意味歌に対する高貴な遊びというか、邪道中の邪道というか)を作ったらけっこうスムーズな「透明人間孫悟空」なんて曲ができそうだ。といってこれ、似てる=手抜き、と言いたいんじゃない。その逆で、二曲ともシングルA面に成り得るポテンシャルがあるんだなぁ、ってことなのだ。いや、むしろよくぞこの「スーパーモンキー孫悟空」をB面に持ってきたとすら思う。だってなぁ、ピンクが歌う、テレビ主題歌だよ?普通こっちがA面になってもおかしくないじゃん。いや、なって然るべきだ。今の時代なら2枚同時リリースは間違いないところ。しかしそれを1枚のシングルで発売してしまうところが豪華というか贅沢なんだよなぁ。で、な~んでこんな贅沢な1枚が発売されたのか、これ私の得意の「勝手に推測」だけど。「ペッパー警部」でのっけから大ブレイクし、人気絶頂!1977年の暮れ、「UFO」で日本レコード大賞を受賞し(今と違ってあの頃のレコード大賞は実に重く、名誉ある賞だったのだ)、続く「サウスポー」「モンスター」と勢いは続いていくんだけど、そんなピンク・ソングのターニングポイントになったのが「透明人間/スーパーモンキ孫悟空」だと思う。それまでのピンク・ソングって、表現は様々だけどどこかに恋愛色を織り込んだ歌が続いていたけど(穿った見方をすれば「サウスポー」も、背番号1のすごいヤツに対する、歌の通り魔球並みに変化球的なラブソング、と受け取れるし)、このカップリングで一旦、完全なキャラクターソングに変わったんだな。そしてその上での、ヒットチャートへのランクイン、いや連続1位を取るという大命題に、ピンクレディとスタッフが正攻法で挑んだ結果、こんな豪華で素敵な1枚が発売されたんじゃないかと思うのだ。で、結果は…もちろん1位を獲得!お見事!何度も「ザ・ベストテン」で♪消えますよ~♪を聴いたもんなぁ…。ちなみに、続く「カメレオンアーミー」はピンクレディの親衛隊への応援歌、そして「ジパング」ではファンタジー桃源郷ソング…。そしてピンクレディは歌謡曲から徐々に洋楽テイストを取り入れた音楽性のシフトチェンジをしていくのであった…。以上、勝手な推測、終わり!以前に書いたとおり、塾の都合でほとんど満足に番組を見られなかった私でさえこの「スーパーモンキー孫悟空」を聴くと、スタジオでのピンクレディ、そして志村けんに似せたあの孫悟空の顔(続けて三蔵法師御一行)をすぐに思い出してしまうほどなのだから、やっぱり印象深いものがあったんだよな。番組にも歌にも。で、その根元のひとつがやっぱりミーちゃんケイちゃんの功績っての、間違いなくあるはずだ。ドリフのテレビ人形劇だけの番組だったら、果たしてどのくらい視聴率を取れたか、また今でも覚えてる人がどのくらいあっただろうか?やっぱりスーパーアイドルとスーパーコメディアン(兼ミュージシャン)集団とのステキなコラボがあったからこそ、あれだけの作品になったんだと思う。ヘタすりゃドリフの本編よりピンクレディを見たいがためにチャンネルを合わせていた人、きっと多かったんじゃないかな?そういった面でも彼女らのすごさが垣間見れるこの番組は記憶に留めておきたい作品だし(あ~、ちゃんと最初から最後まで観たいぞこれ!)、その顔たるこの歌もまた、主題歌としての役割を充分果たした(いやそれ以上だ)名曲だ。結びに。今回の列伝は、いつも楽しいピンクレディのお話を読ませてくださるpinkapple0902さんにご協力いただきました。ありがとうございましたm(__)m
2006.11.08
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最近、レオ・ソングを続けて書いてたせいか、ウルトラの星の住人のことが頭から離れないのだけど…(って、いつもやん!)初代ウルトラマンは、ベムラーを追って地球に来た。セブンは、恒星観測員として地球に飛来した。レオは、マグマ星人を倒すために地球へやってきた。まぁここまではいい。新マン、A、タロウはなぜ地球に来たんだろう?郷秀樹、北斗&南、東光太郎、の各氏が怪獣の襲撃で命を落とした、それを救うために合体して…。ちょっと待った!地球人の各氏が勇敢で、彼らの行動に感動して、という理由は理解できる。けど、ヤな見方をすれば、誰か(何か)を守るためにその身を犠牲にした人間は、みんなウルトラ一族のみなさんが合体して助けてやりゃいいじゃん。しかし、ここでふと気付くのだけど、他の星にだってそうした人たちは絶対いるに違いないが(宇宙怪獣の存在がその証明といえる)、その星の同じ境遇の人を合体によって助けた、なんて話は聞いたことがない。まるで、双子星であるかのように地球ばかりVIP待遇。“惜しい人を亡くした率”は、ウルトラ兄弟の手によって他の星に比べ何%か低くなっている、はずだ。ウルトラのみなさんは、何故こうも地球(人)にやさしいんだろう…?恐ろしいことを考えた。もしや彼らは、感動やら救命やらにかこつけて、地球に移住したがってたのではあるまいな?上層部のほんのひと握りしか知らない機密事項で、プラズマスパークのトラブルその他の影響で、ウルトラの星の寿命が算出された。必然的に、他の星への避難を考える。そんなとき、たまたまベムラーの追跡から地球の生物と衝突事故を起こし、しばらくそこに在住するはめになったウルトラマンが、んっ?ここは?と注目する。帰還後に報告を受け、次に観測員340号ことセブンが、地球という星が移住に適した環境かどうかを“観測”しに飛来する。他星からの侵略も激しいが、自分たちの力、戦闘力を持ってすれば防げるレベルと判断。新マン~タロウは、地球移住計画を進行させるための、いわば先発隊。調査は綿密に。その結果、どうやらこの星は怪獣も多数潜んでいるようだ。あいかわらず宇宙からの侵略者も後を絶たない。再び検討会。本当に地球は大丈夫か?もう一度観測のため地球に来たセブン。しかし、不覚にもアクシデント発生、動けなくなる。しかし、彼を救った獅子座L77星人レオが、彼の代わりに地球を守る。しかし、戦闘能力は高いものの、まだ戦いに不慣れ。セブンは自分が動けない代わりにレオを鍛える。そりゃそうだ。自分たちの前に地球が他の宇宙人に征服されてしまったら元も子もない。レオの度重なる功績に、長老のキングが腹案を出す。彼も我々の仲間に加えよう。セブンのおかげで戦闘力もアップし地球を守ってくれているが、もし彼の刃が我々に向かってきたらやっかいだ。ならばいっそ、我々の仲間に加えてしまおうではないか。彼の故郷ももう失われたようだし、きっと申し出を受け入れるはずだ。そして、思惑通り仲間入りを果たす…。かくて地球には続々とウルトラマンと名乗る宇宙人がやってくるようになった。次々に現れる侵略者たちを撃退しながら、さらに調査を進めるために。定期的に来るときもあれば、しばらく間を空けることもあった。そのときは何をしているか?そりゃ会議に決まってる。これだけ小さな星地球なのに、あれだけの異種巨大生物が潜んでいるなら、うかつに移住を決定するわけにはいかないから。いつのまにか、地球に現れたウルトラマンを名乗るものは30人を超えるまでになった。もしかしたら、現在は調査ではなく、怪獣の根絶を目的にやってきているのかもしれない。確かにその方が手っ取り早いだろう。それにしても、人類の味方というフリでその実移住を計画するとは、なんと恐ろしい計画でしょう。しかしご安心ください、彼らが完全に怪獣を根絶できるのは、遠い、遠い未来のお話です。えっ、何故ですって?人類が生存する限り、怪獣の種は消えませんから…(って、何の話だこりゃ?)
2006.11.07
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♪レオ ウルトラマン! レオ 君の番! レオ 戦え! レオはそこまで来ている レオは怒りに燃えてる 赤い炎をくぐってやがて現れる 平和を壊す敵はこの手でたたき伏せる それがレオの使命 それがレオの願い 獅子の瞳が燃えて 嵐たちまち起こり 戦う 戦う ウルトラマンレオ レオを呼ぶ声響けば レオは今すぐ応える 空の果てからマッハですぐに飛んでくる きたえた技を捧げ 威力の武器を持って そんなレオを見たか? そんなレオが好きか? 獅子の瞳が燃えて 嵐たちまち起こり 戦う 戦う ウルトラマンレオ レオ ウルトラマン! レオ 君の番! レオ 戦え!♪正直に白状しよう。私は初め、この歌が好きではなかった。たとえ名ボーカリスト、ヒデ夕樹(トリトン、怪傑ライオン丸などその持ち歌には名曲ぞろいだが、一番の知名度を誇るのは「この木なんの木」)が熱唱しようと、だ。だってな~、“レオ、君の番!”だよ。A、タロウ、さあレオ次はおまえの番だ、さぁ戦え、早く平和を守れ…って言ってるみたいじゃん。「行け!ゴッドマン」の歌詞♪お~いゴッドマン時間がない お~いゴッドマン急いで“来い!”」に通じる、ヒーロー軽んじすぎ的安易さというか、「ウルトラマンをそんな風にぞんざいに言っていいのか?」と、情けなく思えたのだ。今でこそ、この部分がダンのセリフと取れば素直に納得できるというものだけど…。曲調もA、Cメロの脳天気なマーチがなんともしまりなく、今イチのりきれない。で、そんな曲調に“レオはそこまで来ている”“やがて現れる”と歌われても違和感しか生まれない。あぁ、前主題歌の緊張感、シビアさはどこへ消えた…と、主題歌のあまりな変貌に落胆したのだ。こりゃヒデ夕樹に歌わすのはもったいない、池田鴻くんで充分だとすら思うほど…(失礼!けど実は今でもちょっとそう思ってる)いつの頃か、そんな抵抗感が薄れはじめ、これはこれでいい歌じゃんと思えるようになった。やっぱりあそこだな、Bメロとその詞。“平和を壊す敵はこの手でたたき伏せる”“鍛えた技を捧げ威力の武器を持って”俗に「武闘派ウルトラマン」と呼ばれるレオに一番しっくりくる詞。時に、ブルース・リー(バイオマンじゃないよ)の「燃えよドラゴン」をきっかけとしたカンフーブームの影響で、キック、手刀を多用し、光線技・飛び道具ではなく“技”で敵を倒すウルトラマン。それまでにも、特訓のすえ流星キックをあみ出しキングザウルス三世を葬った新マン、もっと言えば首投げでレッドキングを倒した初代マンや脳天逆落としでバド星人をやっつけたセブンなど、技できめた先輩たちはいたけどさ、ここまで手技足技にこだわったウルトラヒーローってレオだけだもんな。セブン以上に戦闘的なその顔(関係ないけど、レオのモミアゲ部分ってゲンに通じるね)、ほとんど全身赤というそのスタイル、そして物語の前半よく見られた特訓(あのムチャクチャな特訓は柔道一直線なみ)…こりゃ光線技に頼っちゃいられない、ってなもの。第11話で使った、煙突2本を用いてのヌンチャク技なぞ、レオに限っては(無論抵抗感はあるものの)まぁ許せる。ちなみに、私はもうひとりの煙突使い巨大ヒーローを知っているが、必殺光線を武器に持ちながら懸命に巨大ゴキブリ怪獣を殴打するその姿は涙なくしてはいられない…(おもしろすぎて)そこで、もう一度抽出した詞を見てみよう。う~む、見事にレオを表現しているではないか。(それだけに、いくらウルトラマンキングからもらったマントだからってそれを変形させた“レオブレラ”などという装飾も何もないただの傘を手にしてるレオは情けない限り。まさかあれ見て「雨の日は傘を持とう」なんて教訓を得た子供はいないだろうし…)ところで、最終回までのエピソードを通して見てみると、なんかこう殺伐としたイメージがあるのな、レオって。ゲンの特訓の傍らで殉職者続出のMAC隊員。ウルトラキーをめぐるウルトラ兄弟たちとの戦い。その直後のMACの全滅=円盤生物の出現とレオのやられ方…。第29話でのアンヌらしい女性の登場や、第34話での、カプセル怪獣の代わりに登場したセブンガーのユルさ(せっかく新マンが命をかけて届けたってのにその後まったくダンは使わないんでやんの。さすがにあのスタイルでは使用が恥ずかしかったんだろうな)など、なんとも一貫性に欠ける展開。その創りも含め、なんとも粗くざらついた感じが、レオの特長、雰囲気なんだな。「戦え!ウルトラマンレオ」がせっかく明るいマーチなのにどこかのりきれず爽快感に欠けるのは、そうしたざらつきがあったからかもしれない。そうした意味では、「名は体を表す」的役割を持つテーマソング、レオの混迷をしっかり表現してるとは言える。そして“そんなレオが好きか?”と問われれば、ためらいながらも首を縦に振ってしまう自分がいるのだけど…。
2006.11.06
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♪窓を開け星空をみつめてみても 帰る故郷はもう見えない 今はもう思い出にすぎないことが 俺の心ではまだ生きている 青い夜空にうたうこの歌 届け届けよ愛した人に ただひとりさすらう男の頬を 濡らす寂しい星空のバラード 明け方の流れ星見つめて思う あれは故郷へ届く便り 美しいあの星は二度とは見えぬ 暗い彼方へと消えていった 青い夜空にうたうこの歌 届け届けよ愛した人に できるならあの頃あの日のように 歌いたいのさ星空のバラード♪今回はウルトラマンレオから挿入歌「星空のバラード」を。以前、妻がこの歌を聴いていて言った。「これ、ビリーバンバンの“白いなんとか”って曲みたい」そりゃ白いブランコだっての。しかしまぁ、頷けるところはある。星空の彼方、獅子座L77星と、白い、白いブランコ。昔の幸せな記憶に想いをおよがせ偲ぶ、甘美で懐古なフォークソング。ただ決定的に違うのは、もしかしたらあの白いブランコは昔と同じところで今も風に揺れているかもしれないのに対し、ウルトラマンレオの故郷はもう失われてしまったことだ。にっくきマグマ星人によって…。夜空を見上げて物思いにふける。よくあるシチュエーションと言えばそれまでだが、そこで今は無き故郷に想いを、とくれば、これは切ないもので。ゲン=真夏竜の声がまた拍車をかける。甘い歌声とソフトなエコー、そして淡々と歌うそのスタイルが、曲によくマッチしているのだ。しんねりとしたハーモニカの音色もまた、ゲンの想いをうまく表現している。劇中、ゲンがギターを抱えて歌うシーンがあったけど、できればハーモニカもくわえながらやってほしかったぞ?それにしても、ポエムな詞だなぁ。むずかしい言葉を一切使わずしっかりゲンの望郷を記している。2番での♪二度とは見えぬ♪の“ぬ”が、なんかこう高貴な雰囲気で良いね。で、1、2番共通の詞“青い夜空にうたうこの歌 届け届けよ愛した人に”…う~切ないなぁやっぱり。感情のうねりが高ぶる部分。この歌、“バラード”より“レクイエム”と言った方がいいかもしれない。“愛した人”ってのは単純に恋人うんぬんに留まらず、父母兄弟、友人ひいては同郷の仲間全員を指すのだな(アストラのこととか…ゲンちゃん良かったね、弟だけでも生きていて)ただ、ひとつ付け加えるなら、この歌の“故郷”を“恋人”などに置き換えると、別れてしまった人を偲ぶラブソング(というのかこの場合?)に変身する。シンプルな詞って、奥が深いね…。前期主題歌の猛々しさとこの歌の弱さ(やさしさとも言える)、ふたつの心をもって戦いに挑むゲン。彼の師でありMACの隊長でもあるモロボシダンも、かつてウルトラ警備隊に所属していた頃は宇宙と地球、ふたつの正義の間で迷い悩む孤高の戦士だった。そんな平和を守る宇宙人同士、ダンはゲンの悲しみを充分理解していたと思う。それをふまえて、しかし彼に叱咤するのだ「そんなことで地球が守れるのか!立ち上がれ、ゲン!」地球警備隊であるはずのMACをダンがほとんどアテにしていなかった、というのは、攻めてきた宇宙人を倒すのを、ゲンの特訓に賭けていたことからうかがえる。地球を守るのは、今それができるのは、ゲン、おまえだけなんだ。だからダンは、自分が変身できなくなった=まだ若いゲンにそれを引き継がせざるを得なかった苦悩を抱えながら、特訓の影でメッセージを送っていたんだろう。悲しい気持ちに捉われず、勇気を出して立ち向かい、勝つのだ!と。そしてゲンも、ダンに反発しながらその想いをかっちり受け止め、厳しい特訓をこなし、凶悪な宇宙人に打ち勝っていった…。「星空のバラード」は、やさしさと厳しさ、このふたつがあってこそ“ヒーロー”ということを改めて私に気づかせてくれた曲なんである。星がキレイに見える初冬の夜空。ふと見えない星に想いを馳せてみるのもいいかもしれない。もしかしたら何通、何十通めかの、ゲンからの“便り”が見えるかも…。
2006.11.05
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♪宇宙にきらめくエメラルド 地球の最後が来るという 誰かが立たねばならぬとき 誰かが行かねばならぬとき 今この平和を壊しちゃいけない みんなの未来を壊しちゃいけない 獅子の瞳が輝いて ウルトラマンレオ! レオ レオ レオ レオ レオ 燃えろレオ 燃えろよ 突然嵐が巻き起こり 突然炎が吹き上がり 何かの予言が当たるとき 何かが終わりを告げるとき 誰もが勇気を忘れちゃいけない 優しい心を忘れちゃいけない 獅子の瞳が輝いて ウルトラマンレオ! レオ レオ レオ レオ レオ 燃えろレオ 燃えろよ レオ!♪数あるウルトラ・ソングのなかで、最もスタイリッシュでモダンなのが「ULTRA SEVEN」、勢いに乗ってるのが「ウルトラマンタロウ」なら、最も燃えるのが「ウルトラ六兄弟の歌」とこの「ウルトラマンレオ」だろう(平成以降の作品は除く)。レオといえば“曇天”。1~2話でのインパクトが、それまでのウルトラシリーズとは違うイメージを植えつけることに成功した。その象徴がこの曇天と言える。思い返せば初代マン~タロウまでの第1話、みんな晴天のなかでのバトルだったもんなぁ。ま、普通そりゃそうだ。記念すべきオープニングエピソード、ましてそれが“ウルトラ”なら、尚のこと明るく爽快に、といきたいもんだ。ひるがえってレオはどうか?のっけからウルトラセブンはハンディ戦とはいえコテンパンにやられるわ、満を持して登場のレオも敗退、まったく良いとこなし。この辺、詳しくはレオ・フリークのGEN 1977さんのブログを参照いただければと思うが、とにかくそれまでのシリーズを全否定するかのような、重く、憂鬱なファーストエピソードなのだ。で、この救われないムード全開がどこから来ているかといえば、あの「日本沈没」そして「ノストラダムスの大予言」をきっかけとした世紀末ブーム。それはこの歌のAメロ部分の詞を見れば一目瞭然。宇宙から地底から異次元からやってくる敵をやっつけろ!的主張が定番なはずの本来のヒーローソングに、ここまで悲観的になってしまう曲ってなかった。加えてこの歌が流れるオープニング映像。1、2話と同時撮影(劇中のシーンか?)と思われる、これも曇天、水びだしのカタストロフ…。だからこそ。誰かが立たねばならぬときだからこそ、“燃えろ!”と叫ぶのだ。そんな世紀末荒廃ムードに流されちゃいけない、と。勇気を、優しい心を忘れちゃいけない、と。このスピリット、まさしく王道の証だ。作詞の阿久悠さん、やっぱり上手いわ…。この歌、レオ=おおとりゲン=真夏竜(←凄い芸名だね)本人が歌っているけど、味があるなぁ。歌い方こそ朴訥で、当時のアニソン四天王(子門、ささき、水木、堀江さん)と比べるのは酷だが、聴いていて違和感、ない。これは彼のボーカルでないとダメなんだと思わせるところ(作品自体を考えれば、まさに…)。さらに、掛け合いで入る少年少女合唱団みずうみがGood!ゲンちゃんとみずうみの織りなすグルーブ感が曲の緊張感とマッチして、シャープさ、力強さを倍増させているんだな。演奏に耳を向けてみれば、ドラムと平行してかすかに聴こえるアコースティックギターのシャリシャリがニクイ。そしてティンバニの連打(♪レオ レオ …燃えろレオ♪の部分)がもう、ここはそれしかない!的アレンジで極まりすぎ!やっぱり熱くて厚いわ、この曲!つくづく思うが、「ウルトラマンレオ」という歌、ウルトラソングに東映ヒーローソングのエッセンスを振りまいたような力強さがある。大きなスケールとパワフルさを兼ね備えた、極上のウルトラソング、それがこの歌なのだ。(レオ・ソングは次回も続く…)
2006.11.03
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♪ニンニキニキニキ ニンニキニキニキ ニニンが三蔵 ニンニキニキニキ ニンニキニキニキ ニシんが悟空 西へ向かうぞ ニンニキニキニキニン 西にはあるんだ夢の国ンニキニン ゴー!ゴー!ウエスト!ニンニキニキニキニンニンニン ニニンが三蔵ニシンが悟空も西へ向かうぞニンニキニキニキニン♪ということで、前回からの続きでもあるドリフ・ソングお奨めの3曲目は、みなさんの予想通り「飛べ!孫悟空」の挿入歌「ゴー・ウエスト」。1977年10月、私が中2の頃の作品だ。この頃、毎週火・木・土曜日に英語の塾へ通っていた。勉強は元より、その塾のメンバーに会いに行けるのが何より楽しみで(♪あなた動機が不純なんだわぁ♪by山口百恵「ロックンロール・ウィドゥ」)、火曜日夜7時からのこの番組、正直言ってあまりよく見ていない。いや、見られなかった。ちなみに余談だけど、その私が行ってた塾は基本的に1学年1クラス。で、上記の他に月・水・金曜のコースというのも選択できたのだが、私と盟友たちの「水曜は(アニメの)ドカベンをやるからダメだ!」の一喝から、他の人の意見をまったく無視して強引に火・木・土に決めてしまったのであった。あぁすばらしきかな中学生の強引パワー!あのときの他のメンバーに、ゴメンな!なんて詫びる気が今でもまったく起きないのは、私がほとんど成長していない証拠…?話を戻すと、そのあまり見ていないはずの「飛べ!孫悟空」、ドリフのベスト盤CDを買うまでもなく、やたらこの「ゴー!ウエスト」を覚えてるってのは、それだけ印象深かったからってことだろう。あっ、一応この番組自体をご存じない方のために少々解説すると、「西遊記」のドリフ人形劇版、というか、悟空…志村けん、三蔵…長さん、猪八戒…ブー、沙悟浄…仲本工事、加藤…カトちゃん、馬…すわしんじ、といったキャスト…加藤?そう加藤。三蔵法師御一行に、なぜかカトちゃんがカトちゃんとして加わり天竺までの旅をするんである。ま~ね、まさかあのカトちゃんを馬役にするわけにもいかんしなぁ(もし放送があと2年早かったら、悟空…カトちゃん、馬…志村、だっただろうなぁ)、というか、こんな力技が許されたんだねぇあの頃のドリフには。さてそこでこの歌。実はドリフソングとして挙げるには、ドリフらしさが少々薄い。往年のパターンである「メンバーひとりずつワンコーラス」ってのもないし(唯一、3番で長さんがソロで歌ってるくらい)。しかし、だ。詞を改めて見てみよう。もう、まんべんなくちりばめられた“ニンニキニキニキ…”の言葉。意味もなにもさっぱりわからんが、雰囲気が充分伝わるぞ!という点で、超人バロム1の“ブロロロロー”、鋼鉄ジーグの“バンバンバンバン”と同様の効果を上げている。それと、なんといってもアジアを舞台にした物語(まあ、西遊記だからねぇ)にコテコテのカントリーウエスタンって曲調がおもしろい。イントロのバイオリンや、“ニンニキニキニキ”と同じくらい全編に渡って響くバンジョーの音色など、陽気&軽快なことこの上ない。また余談だが、「スターシップ・トルーパーズ」って映画で主要キャラのひとりがバイオリンを弾きまくるシーンがあるけど、思わずこの歌を思い出してしまった…。そして特筆すべきはもう一点。ドリフ6人目のメンバー、すわしんじの好演というか、あの素っ頓狂な声が光る。ホントは荒井注が抜けたあと、正式なメンバーになるはずだったんだよなぁ、すわしんじ。ドリフ・ソングで他に彼の参加した曲がない(と思われる)ことを考えても、貴重な1曲と言える。ファハハハハハ!って、あの甲高い(まさに馬のいななき)声が今聴くとやたら懐かしい。今頃何してんのかなぁすわしんじ…。長さん亡き今、もうドリフの新曲が誕生することは無いけど、これまでに語ってきた、そしてまだ触れていないものも含めた既存の曲、どれもちょっと捨てがたい魅力にあふれている。やっぱり一度、聴いてほしいなぁ。ぜひ機会を見つけて…。さて、本来の流れなら次回はピンクレディの名主題歌に触れるところだけど、ここはあえて変えて、とあるシリーズ第二期の最後を飾ったあのヒーローの歌について書こうと思う、と予告して、締め!
2006.11.02
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