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昨日、ついに草なぎツヨポン主演の「日本沈没」を観てしまった。そう、観てしまった、のだ。この手のリメイク作品によくある改悪パターンとまず記しておこう。もしこれから観に行かれる方には、オリジナル(小説&70年代の映画版)、あるいはテレビ版を完全に払拭して観ることをオススメする。なんたってなぁ、田所博士がトヨエツだもんなぁ。逆に、彼が小野寺さん役をやればよかったのに。あの「科学者に必要なのは直感とイマジネーション」の言葉も出てくるけど、それを提唱してるはずの田所博士がPCにかじりつきじゃマズイっての。玲子さん役の柴崎コウは、第二の瀬戸朝香だな。でも玲子さんって、令嬢でないとおかしいゾ?彼女を含め、主役のツヨポン他の演技のマズさ、それと構成の弱さなどは各サイトの映画レビューで多くの人が指摘している通りなので省略。それより観ていて感じたことだが、この手の映画がいかにケレン味を必要とするか。CGの多用もいいだろう。実際ちょっとしたシーンでドキッとさせられたところが二ヶ所ほどあった。けれど。“日本沈没”という、科学的に裏づけされた仰々しいまでのハッタリ映画には、その売りのひとつであろう特撮シーンにおいて、もっと大切なものがあるだろう。天変地異が起こる前の、来るぞ、来るぞ、と思わせるシーンがあるなしで、その後のカタストロフの重みがエラく変わってくる。たとえば我が愛するTV版を例にとれば、以前にも書いたけどオーロラの出現や山の呻り音、謎の発光現象…災害が発生する直前にこれらのアクセントがあったからこそ、その後発生する大地の揺れや大津波に「来たーーー!」という背徳のカタルシスが味わえるし、それが特撮ドラマの醍醐味ではないのか?この辺は科学考証も不要。特撮がイマジネーションの世界なら、それに対する演出は必要不可欠なはずだ。いつの間にか津波。いつのまにか大地震。いつのまにか大地が沈没…これじゃつまんないっての。怖さが全然ないじゃん。キュラソ星人のエピソードでの、脱出するだけに変身したセブンを観るよりむなしいぞ(考えようによってはその“いつの間にか”なシーンが多いのって、かつての特撮ドラマを継承してると言えなくもないが…)。それにしてもなぁ、小松左京、原作をあれだけアレンジされて怒らないのかなぁ。妙に気になるぞ?かつて昭和30年代に公開された超ハッタリ映画「妖星ゴラス」を髣髴とさせる、今回の「日本沈没」。その超絶なクライマックスには思わず目が点。これが「日本沈没」という作品のファーストコンタクト、という人ならともかく、私のように旧作を知る者からすれば、10人中12人、こう叫ぶだろう。「○○しない『日本沈没』なんて、『日本沈没』じゃないやい!!!」小松左京に哀悼を評して、次回アニソン・特ソン列伝はあの2曲について書くことに決めた。ちなみに、8月の終わりに筒井康隆原作の「日本以外全部沈没」が上映されるそうな。予告を見たけど、なんだこれ!藤岡弘と村野武範が出てんじゃん!おーい、あなたたちがオマージュで出演するなら本来こっち(リメイク版)でしょー!でも、ちょっとそそられたな…。
2006.07.31
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私が堀江美都子さんの歌に惹かれる理由のひとつに、カッコよさがある。70年代当時、スーパーロボットアニメのテーマソングをあれだけキメて歌えるの、彼女しかいなかった…。それまでのロボットソングの主題歌といえば、水木一郎、ささきいさお、子門真人、の各氏か、○○男性合唱団のみなさんが勤める、ってのが定番だった。ま、そりゃそ~だ。いわゆる男の子向けの極みであるこの手の歌って、女性がうたっても締まらない。力強く主人公やロボット、必殺武器の名を連呼し、勇ましさと勇壮さと強さを醸し出すのは、やはり前記の巨匠たちの独壇場…。そこへ飛び出してきたのが、堀江さんの歌う「ボルテスVの歌」だった。もともと堀江さん、アニソンデビュー作「紅三四郎」からしてヒーロー物を歌う基礎ができていたかもしれない。その後「ジムボタン」のパンチあるボーカルや、それまでのロボット物の挿入歌(「ミチルのテーマ」「ビューナスAの歌」など)、あるいはデュエットとしての「秘密戦隊ゴレンジャー」、「今日も戦う仮面ライダーストロンガー」を経て、確実にヒーローソングボイス&歌唱を身につけ、そしてついにこの歌で開花したと言えよう。ミディアムテンポでスタイリッシュなイントロにつづいて、いきなりこの詞。♪たとえ嵐が吹こうとも たとえ大波荒れるとも 漕ぎ出そう戦いの海へ 飛び込もう戦いの渦へ♪(1番)♪たとえいかづち降ろうとも たとえ大地が揺れるとも 飛び出そう戦いの空へ 守ろうよ戦いの庭を♪(2番)♪たとえ獣が吠えるとも たとえ行く手をふさぐとも うたおうよ戦いの歌を 語ろうよ戦いの道を♪(3番)ど~だ、この力強さ!韻の踏み方が立派にヒーローソングしてる。特にグッとくるのが3番の“うたおうよ戦いの歌を 語ろうよ戦いの道を”。これ、それまでのヒーローに敬意を表してるとしか思えんぞ。こんな詞を、堀江さんのキレのあるボーカルで“語られ”たら、そりゃもうイチコロにまいってしまうではないか。バックコーラスを勤めるこおろぎ73もいいムードを出してる。(以下、1番の詞)♪見つめあう瞳と瞳 ぬくもりを信じあう五人の仲間♪堀江さんのカッコよさがひと際光るのがこのパート。男装の麗人もかくやの、つややかでハリのある歌声が、より一層、聴き手に深い印象づける。また、ここでのこおろぎ73の控えめなコーラスも実はひそかな聴き所だ(“見つめあう~信じあう”までは♪Un~♪と静かな静かなハミング、そして“五人の仲間”で詞に参加する、この造り!)。♪ボルテスVにすべてをかけて やるぞ力の尽きるまで♪ボルテスチームの戦いへの決意。ここで静かな盛り上がりを見せ、そしてすばらしいサビへと突入する。♪地球の夜明けは もう近い♪堀江さんとこおろぎの掛け合いが最高潮に達し、最後のフレーズ“もう近い”でピシャリと締める、絶妙な終わり方!とにかく、全編を通じて堀江さんボイスの魅力を最高に生かした構成が見事で、水木、ささき、子門に一歩も引けをとらない迫力と、女性ボーカルならではのやわらかさも兼ね備えた、実に奥深い1曲だ。やっぱりこの歌、堀江さんしか歌えないよな~。ってか、堀江さんだからこそ光る歌になってるんだよな~。作詞は八手三郎、作曲が小林亜星と、アニソン王道コンビのひと組。亜星さん、「私は沙織と申します」で堀江さんを鍛えた甲斐があったね。かくて昭和52年、堀江さんの代表曲が、それも伝説的な1曲が、アニソンの歴史に刻まれたのであった…。
2006.07.30
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スポ根マンガの代名詞とも言える「巨人の星」シリーズの挿入歌の中に、実はラブソングが1曲あるのをご存知だろうか?それが、今回ご紹介する「想い出よ今は」だ。ドラマの中で飛雄馬は熱烈な恋愛を経験する。日本遠征に来たメジャーリーグの球団、カージナルスの秘密兵器オズマに「おまえはオレと同じ野球ロボットだ」と指摘され、「オレは違う!」とばかりにヤングな遊びへと明け暮れるようになった飛雄馬(ムキになってゴーゴーを踊ったり、「よし、オフになったら教習所に通うぞ」と力んだりするのがおかしくも悲しい。またこのあたりの回で「巨人の星」ソング史上、最強にして最狂の「クールな恋」が登場するのだが、今回は割愛)がキャンプ地で知り合った女性、日高美奈。命がけの信念を持つ彼女のおかげで飛雄馬はつまらない青春ごっこを卒業することができたものの、同時にもっと激しい青春の泥沼に落ちることになる。美奈さんを好きになってしまったのだ。そのため野球の練習にも身が入らず、ついに二軍行きを告げられる。こんなことじゃいかんと、美奈さんとの恋を終わらせるため夜の浜辺で想いを打ち明ける飛雄馬。「オレはどうしようもなく美奈さんのことを好きになってしまった。しかしオレは、あの星へと駆け上らなければならない」いかにも飛雄馬らしい告白に、美奈さんは答えた。「美奈も飛雄馬さんと同じです」相思相愛だったのだ。だが同時に、飛雄馬は美奈さんの命がけの信念の秘密も知ってしまう…。結局ふたりの恋は美奈さんの死という究極の悲劇によって幕を閉じ、飛雄馬は失意のどん底、生きる屍となってしまうが、花形の叱咤、そしてあの知る人ぞ知る名場面「沈む月、昇る朝日」の光景によって復活!やがて彼女と同じ名を持つ少女の毬つきから、あのすさまじい大リーグボール2号を編み出すのだった…。♪一度だけ命を懸けて愛した人よ あなたへ送り届けよう この潮騒とオレの涙をもう二度と泣くこともない もう二度と泣くこともないただ一筋駆けてゆくだけ 巨人の星へ♪ひとり今あなたのいない海にたたずむ 寄せては返す面影に浸りきれない俺を許して やりかけたことがある今 やりかけたことがある今 夜空から見守ってほしい 愛する人よ ♪いつの日か駆け上るだろう いつの日か駆け上るだろう あなたのいる夜空の星へ 巨人の星へ飛雄馬ってホント、不器用なんだよなぁ。何をするにも全霊を傾けて一途に取り組む。肩の力が入りすぎというか、それこそあの有名な主題歌にあるように“思い込んだら試練の道を行くが男のど根性”なヤツだ。しかし、だからこそ“一度だけ命を懸けて愛した人”という表現が大ゲサでなく、ストレートに伝わってくるんだろう。そして美奈さんも同じように、ひたすら自分の信条を裏切ることなく、診療所の看護員としてまっすぐに生き、殉じた。その瞬間、飛雄馬にとって美奈さんは、己が向かう巨人の星へと旅立って行った存在になったのだ。詩のなかにある“やりかけたこと”。それは巨人の星を目指し、巨人の星へ駆け上ること。だから美奈さん、そこから見守ってほしい。必ずオレはそこまでたどり着くから…。「新巨人の星」において、右投げピッチャーとして復活後に飛雄馬は二度目の恋愛をする。女優ながら一本芯の通ったその女性、鷹の羽圭子に美奈さんと同じ匂いを感じたのか、またしても無粋に、一途に恋をする飛雄馬。あろうことか親友、伴忠太とも彼女をめぐって恋敵、ついには彼との絆も危うくなり悩む飛雄馬に、父、一徹は言う。「おまえが惚れた女性だ。その辺の浮ついた娘ではなかろう。しかしワシなら、恋愛より男と男の友情をとる。美奈という娘を心の中に住まわせて」最終的にはその言葉通り、飛雄馬は伴との友情を取り戻し、鷹の羽圭子の許から去っていく…。このような展開、今の風潮ではナンセンスのひとことで片付けられてしまうかもしれない。しかし、この梶原理論に満ちた展開を、私は愛してやまない。そして、美奈さんを心に住まわせるというストイックなまでの純愛さと、友情のために恋愛をも振り切り、再び巨人の星へ向かっていくその精神、そんな飛雄馬をいとしく思い、あこがれる。♪いつの日か駆け上るだろう あなたのいる夜空の星へ 巨人の星へ♪ささきいさおの、思い入れたっぷりの熱唱が胸を打つ。イントロから聴かれるオカリナの音は飛雄馬の純朴さと美奈さんへの想いを奏で、それにかぶる幾重の弦楽器の調べは夜の砂浜に打ち寄せる波の音だ。終奏、それまで終始マイナー調だったメロディが飛雄馬の決意を称えるかのように明るく変わり、なんともいえない清楚な印象を残して終わる。「想い出よ今は」は、「巨人の星」に感動できる人にとって珠玉のバラードなのだ。
2006.07.29
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今この季節、いっぱい汗をかく。で、冷たい水を一気に飲む。美味い!生きてる実感。その瞬間、他に何もいらなくなる。とてもとても満たされたあの感覚は、汗をかいたその報酬。たとえそれが洗車や掃除などの、ほんの些細なことによる汗であっても。で、その冷水がノドを通るとき、いつも頭の中に流れる歌がある。それがこの「心に汗を」(新巨人の星パート2主題歌)だ。♪乾いたノドに冷たい水が 染み込むような生きる手ごたえ♪…そのまんまじゃん、と、おぬし言うなかれ。このフレーズが活きるのは、その前の詞があってこそなのだ。♪君ならどうする どう生きる 短い生命のあの夏の日を♪♪眠っていたって明日は来るけど流してみないか 心の汗を♪長いようで短い人生ン十年。ならばただ生きるのではなく、心を燃やして生きてみないか?“生きる”という感触、手ごたえを感じたいなら…。なんとすばらしい人生訓が、このわずか数行に凝縮されているではないか!では、何に対して心を燃やすのか?それは次の詞で判明する。♪夢のボールを放り続けろ 青春のゲームセットまで♪そう、夢だよ、夢。ちなみに、ここで言う“青春”とは俗に言う“若い時”ではなく、人生と捉えるべし。こんなステキなフレーズを水木一郎の声で諭されたら、そりゃ自然に背筋も伸びてくるというものだ。♪君にはあるかい迷わずに 愛する誰かに渡せるものが♪♪男が一番美しい時は 自分に勝とうと戦う姿♪♪苦しみのない喜びなんて 明日になれば忘れてしまう♪先に紹介した詞が1番、そしてこれが2番の詞だ。もういちいち思い当たる節があるというか、おぉ、そうか!と思わず唸ってしまう詞がなんたってすばらしい。“苦しみのない喜びなんて…”の一節など、うなずくことしきりだ。このあたり、むしろ大人になってからの方がより深く味わえるものだな(ちなみに作詞は山川啓介。作曲は渡辺岳夫…さすがだね)。まったくアニソン特ソンをバカにしながら世の凡庸な流行り歌にうつつを抜かす輩はこの歌を聴いて考えを改めてほしいぞ。高尚な表現も翻訳せねば意味のわからない英単語もいらない。誰でもわかる言葉を使ってシンプルにしかしピシャリと語る、だからこの歌は(ひいてはアニソン、特ソンは)すばらしい…。この崇高な歌の結びはこう綴られている。♪夢のフィールド走り続けろ まだ遠いホームベースまで♪ストイックに、そして己の目指す星にあまりにも正直に生きた星飛雄馬からの、これは“人生のメッセージ”なのだ。
2006.07.28
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「新巨人の星」の第1話を観た。前作のラスト、巨人-中日戦で親子対決に終止符を打ち、父、一徹に背負われマウンドを降りた星飛雄馬(アニメ版ね)は数年後、草野球の代打屋として(たぶん)生計を立てていた。本物のジャイアンツ帽をかぶり、サングラスでその正体を隠しながら。「オレがあんたのチームを勝たせてやるから3万円出しな」と、劣勢チームの監督に交渉。そして特大の逆転サヨナラホームランで勝利をもたらすと、ベースを1週してスッと手を差し出し、「約束通り勝たせてやったぞ」と報酬を要求する飛雄馬。お金を手にすると、そそくさと土手を駆け上がっていずことなく去ってゆく…。「新巨人の星」の第1話はこうして始まるのだけど、辛いなぁ飛雄馬。かつては大リーグボールで一世を風靡した男がドサ回りに近いことしてんだもんなぁ。ま、その後いろいろあって、ついにどこかの河川敷(たぶん多摩川だろう)の草野球に舞台を移し、再び親子対決がはじまる!といったところで1話終了。そしてエンディングテーマ「よみがえれ飛雄馬」が流れたところで、私は不覚にも感動してしまったのである。♪夕陽に消えたあのヒーローが 朝日を浴びて帰ってきたぞ 男だったら帰ってくるさ 巨人の星の輝くかぎり 夢にかけた血真っ赤なかぎり よみがえれ よみがえれ飛雄馬 …よみがえれ…♪口笛の音も印象深いこの歌。帝王ささきいさおとこおろぎ73の、さわやかさと哀愁と力強さが同居した、傑作バラードだ。今は(第1話の時点では)まだくすぶっている飛雄馬。かつての地位も名声も無縁の世界で、ただ野球との縁だけは切らせずに黙々とバットを振る飛雄馬。しかしサングラスの奥で光る瞳は、低迷するジャイアンツとバッシングを浴び続ける長島監督の下へはせ参じる自分を見つめていた。そして後にその長島監督から栄光の背番号3を譲り受け、当初は代走屋、やがてとあるきっかけから右投げのピッチャーとして(これぞ!恐怖の大どんでん返し!)見事に復活する。ふたたび野球地獄へ突入した、とも言えるけど…。♪炎に落ちて灰になろうが またなお強く羽ばたくという 男の生き様不死鳥こそが 王者の星に誓ったからは 左手折れたら右手でつかめ よみがえれ よみがえれ飛雄馬 …よみがえれ…♪大リーグボール3号(前作)の影響で左ひじを壊し、選手生命を絶たれた(かに見えた)飛雄馬はしかし、まだよみがえる夢を捨ててはいなかったのである!この生き様、この強い想い。あの夜空にひときわ輝く星、巨人の星への誓いを、飛雄馬は心にまだ抱いていたのだ。代打屋なんぞにその身を落としても!そんな飛雄馬を想いながらこの歌を聴くとき、なにか自分も励まされているように力がわいてくるのを感じる。激しく落ち込んだとき、心が迷走して自暴自棄になりそうなとき、ぜひこの歌を聴いてほしいと思う。なぜなら、飛雄馬=ヒューマン(人間)だから。
2006.07.27
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♪ポンキャン ポンキャン ポンキャン ポンキャン…♪人を食ったような、だけどどこか格調高さも感じさせるイントロからはじまる「どろろの歌」。手塚治虫原作の妖怪時代劇アニメ「どろろ」(後に「どろろと百鬼丸」に改題)の主題歌だ。これ、私がはじめてハマったアニソンだった。昭和44年、私が5歳のときのこと。当時はレコード、いやソノシートが全盛の頃で、この主題歌とショートストーリー(「万代の巻」のダイジェスト版。あの金小僧が出る話だ…って、何人のひとがわかるんだろう?)が入ったやつ、何度も何度も夢中で聴いたもんだった…。そんなイントロに続いて、いきなり藤田淑子さん(一休さんというか、トムとジェリーのジェリーというか)の声で、さらに人を食った歌詞がとびだしてくる。“ホゲホゲタラタラホゲタラポン ホゲホゲタラタラホゲタラピィ”(←ここ、「おちゃらかホイ」のメロディだ)ホゲタラ…いい言葉だなぁ。語感の響きと、どっから生まれたんだその文句、的な訳のわからなさ。だけど、しょ~もなさを如実に表す、スゴイ言葉(ホゲタラなヤツ=しょうがねぇヤツ)だ。それに続くのはこの詞。“ポケポケ侍 ヘ~ラヘラ トロトロ侍 ヘ~ラヘラヘロヘロ侍 ヘ~ラヘラ メロメロ侍 ヘ~ラヘラ”うむ、訳のわからんことこの上ないが、ますますしょうもなさが色濃く表れたナイスな詞だ。しかし、5歳の私がグッときたのは次の詞。“赤い夕陽に照り映えて 燃える鎧に燃える馬 天下目指して突き進む”いきなりシリアスなメロディと、この詞を歌い上げる藤田さんのボーカルが実に、実にカッコイイ!ここにヤラれたのだ。それまでのおちゃらけムードとの落差が快感!で、そんなカッコよさを次の詞がまたころっとひっくり返してしまう。“とぼけちゃいけねぇ知ってるぜ おまえらみんなホゲタラだ ホゲホゲタラタラ ホゲタラポン”実は「どろろの歌」ここがキモなのである。詞にある“おまえら”はいったい誰を指すのか?それは前の詞“天下めざして突き進む”と大義名分を掲げた“ポケポケ侍”のこと。「おまえら、そんな大層なこと言ってるけど、とぼけちゃいけねぇ!おいらはおまえらの本性がホゲタラなことを知ってるぜ!」と、主人公のどろろが欺瞞を一刀両断しているのだ。ここで、「どろろ」の物語をさわりだけ簡単に紹介。「天下を取らせてもらうかわりに、これから生まれてくるおまえの子供の体を俺たちによこせ」という48匹の魔物と取引を結んだ醍醐景光。自分の境遇を知った彼の息子、百鬼丸は己の体を取り戻すため魔物退治の旅にでるが、その途中どろろと出会う。どろろは、侍たちに散々虐げられついには夜盗となって復讐しまくる火袋(父)とおじや(母)の子供であり、そこからふたりの波乱に満ちた旅が始まる…、ってなものだ。少年サンデーに連載された漫画も、またアニメでも、ラストにどろろの秘密が明かされるが、これがけっこうビックリだった…。そんな物語だから、どろろの権力やカッコつけてる輩への糾弾は(特に漫画において)顕著であり、そして詞のどこにも「おいらどろろさ」なんてひと言も出てこないながら、しっかりピッタリこの歌はタイトル通り“どろろ”の歌になっている。作詞:鈴木良武、作曲:冨田勲のコンビが放つこの歌。私にアニソンのすばらしさを教えてくれた、言い換えれば私をこの世界に(どの世界じゃ?)導いてくれた、水先案内ソング。昭和44年当時の郷愁と、40年近くも経て今なおサビのカッコよさにまいってしまう、私のアニソン・特ソンの中でもベスト5に入る曲なのである。最後にひとつ疑問。この歌、フルコーラスは3番まであるのに、一時期(というよりけっこう長い間)、なぜか1番と3番のみのツーコーラスしか収録されてないバージョンばっかりが商品化され、後年買って聴くたびに幻滅したもんだった。数年前やっとフルコーラスバージョンの音源を手に入れて溜飲が下がったけど、あれ、なんだったんだろ…?(オリジナルの音源が見つからなかったとか?)
2006.07.26
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その昔、そう仮面ライダーやマジンガーZの放送当時、作品をテーマにした歌10~12曲を「ヒット曲集」なんてタイトルで括ったLPレコードが発売された。そしてそれを機に、現在まで続くアニソン・特ソンの黄金期が幕を開けたのである。実際、一気に増えたもんなぁあの頃から。このジャンルの、名曲の数々…。ヒット曲集10曲、たとえばヒーローものを例にとると、こんな感じの構成になる。1. 主題歌 2. 副主題歌3. アクション曲 4. あそび歌(しりとり・数え歌、等)5.悪のテーマ 6.マシン、メカの歌 7.主人公のテーマ 8.サブキャラの歌9.バラード曲 10.讃歌、応援歌 10.の讃歌がときに3と融合したり、7.の主人公のテーマがイメージソングに替わったり、と、もちろんいろんなパターンがあるけど、大体こんな感じだな。子供がたいてい飛びつくのは3,6,7の曲。いわゆるカッコイイ!ってな曲だな。でまた、このカテゴリーに名曲が実に多いんだ。4のあそび歌は、いかにも大人が考える子供向け(そういやレコードによくこの“子供向け”って書いてあって憮然としたもんだった。子ども扱いすんな~って!)の歌。別に、これ聴いて子供が喜んだかというと…。で、もっと必要か?と首を傾げてしまうのが、5.の悪のテーマ。はっきり言って、いらん!(一部を除いて)こんなの作るくらいなら、もっとカッコイイヒーローソングを増やせ!と、いつも思っていた(いや、今でも)。「ハカイダーのテーマ」「三郎のテーマ」(ともにキカイダーの挿入歌)は、悪というより8のサブキャラのテーマだな。9のバラードにもこれまた名曲が目白押し。宇宙刑事ギャバンの傑作「父よ」は、この9と7との合体だ…。さて。これまでにもアニソン・特ソンについては何度も書いてきたけど、これからは「アニソン・特ソン列伝」と銘打って、さらに多くの名曲や迷曲、私がいろんな意味で魂を揺さぶられた歌の数々を紹介していこうと思う。(とはいえ今まで同様、重箱の隅を突っつくこともしていくけどね)次回、列伝第一回は「○○○の歌」…って、予告になってないやん!(これで何の歌かわかったら恐ろしいよなぁ…)
2006.07.25
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その1その昔「行儀が悪い」とされていたことでも、最近は平気で公共の電波を使い、その素行を茶の間(完全に、死語)へと流されるのだなぁ。最近の子供は躾がなっとらん!とお嘆きのあなた、それを助長しているのはまぎれもなくあなたたち大人なのだよ。日本にテレビが誕生して50年近くがすぎ、その“人に与える影響”がどれほど大きいかなんて、とっくにあちこちで論じられてるってのに、あぁ…。おまえだおまえ!「ヘルシアウォーター」のCMで、ソファだかに寝転びながら飲んでいるそこの男!行儀悪いっての。別に、腰に手をあて胸を張って元気よく飲め、とは言わぬ。せめて普通の格好、姿勢で飲め!見苦しいったらありゃしねぇ!(同意見多数、と思うぞ、あれ)その2たぶん何らかのメッセージが込められているであろうその映像を見て、しかし思わずハニワ顔のなってしまうCMって、ある。私にとって「貼るは・・・サロンパス!」もそのうちのひとつだ。疲れたように横たわる女性の足元にかがみ込む唐沢寿明。画面がスライドすると、いつのまにか軽装に変わりリラックスして寝ているその女性の向こう、ツカツカと歩きながらサロンパスを貼った手のひらを前に伸ばしながら中途半端なポーズを決める唐沢くん…。な、なんだこのポーズ?カッコつけてんのかそれとも笑わせたいのか、どっちなんだ?唐沢くん。数々の三谷幸喜ムービーでも好演している唐沢くん。それでいいのか?唐沢くん…。仰々しい音楽により効果倍増。わずか15秒の間に様々なことを考えさせられる、シュール極まるCM、それが、唐沢くんのサロンパス!その3♪食ってみなけりゃわからない~♪以前クセになってる、と書いた「ヤマザキの煮豆」。実はこれ以外にも、前からクセになってるCMがある。「漢方薬のニイヤ」じゃないよ(しっかしこのCMも長いよな~。日本最長じゃないか?「河童の三平」を見ていた頃からやってたような気がするぞ?)「お弁当DONDON」そう、あの河川敷みたいなところでチープなウルトラクイズをやってる、あれ。特にクセになるってか気になるのがメインのおねーちゃん、の横で体を揺らしてるパンクな兄ぃちゃん。不気味だー!でも気になるぞー!もう、ひと言でいいから彼にはなにかセリフを言ってほしかった(もし30秒のロングバージョン版CMがあったら、なんかしゃべってるんだろうか?)ピンクのかつらをつけ、白塗りの顔で終始、薄笑み浮かべるアイツ、どことなくムッシュかまやつを思わせるアイツ、正解に歓喜するおねーちゃんもそっちのけで、ついつい見入ってしまうアイツ。もしDONDONの新作CMを作るときは、ぜひ彼をメインに!(ってか、彼はいったい何者だ?いや、そもそも彼は役者なのか…?)
2006.07.24
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またしても破天荒なドラマを見てしまった。メチャクチャやってんのになぜか血が熱くなる、梶原一騎原作の不思議な特撮ドラマ。それは「柔道一直線」だ!見たのは第9話「直也 破門車」。一条直也(主人公)と私闘を果たしたいと望む、大山倍達に破門された(劇中本人がそう言ってる!)空手使いの鬼丸が、直也も同じ目に合わせてしまおう(師匠の車周作に破門されれば私闘ができるため)と、暗闇の中で何人もの人を襲う。手口も巧妙で、直也の得意な「二段投げ」を模造した技(これが投げ飛ばした相手の腹に正拳を叩き込むっていう超絶ワザ。あの当時の極真はそんなのも教えてたのか?)を使うことで直也に罪をなすりつけよう、というものだ。被害者のひとりに、直也のライバル赤月(金持ちでボンボンの、花形みたいなヤツ)の雇われ人タツマがいて、直也を呼び出し糾弾する。「一条!俺を襲ったのはおまえだろう!」俺は知らん、と言う直也に、この野郎トボケやがって!と、ますます怒りを露わにするタツマは、引き連れてきた手下の不良学生をけしかける(この辺、怪人と戦闘員だね)。降りかかる火の粉は払わねば、と直也がやむなく戦い、次々に手下どもを投げ飛ばす(この辺、ライダーと戦闘員の戦いだね)。と。業を煮やしたタツマ、ついに隠し持っていた猟銃を直也に向け構える!(えっ?)そして、撃つ!(えぇっ?)とっさに側転だかバク転だかで弾から逃れる直也!(えぇぇっ?)しかしやはり銃には勝てず、追い込つめられる。すると、自然薯を取りに山へ登った車周作がたまたまその場に現れ、とっさにタツマを地獄車でやっつける。かけつけた秋月が「なぜ素人に地獄車なんて荒業を使うんだ!」と責めると(赤月クン、その前に銃を持ち出したタツマを責めにゃイカンだろう)、車先生少しも騒がず「ライオンはウサギを倒すのにも全力を尽くすと言いますからな。まして鉄砲を持ったウサギでは、なおのことだ」と言ってのける(カァッコイイ!でも、そういうことなのか?)一連の事件を知った車先生、わざと直也を破門する。鬼丸の思惑通りの展開。満を持して鬼丸、直也の家に出向き、本人が留守とわかると果たし状を直也の母親に預けて去る。ここでの、あるエピソードによって、後の対決にケリがつくのだけど、んまぁこれがいかにも「柔道一直線」らしいというか、梶原イズムな決着というか、お~っ!と思わせるところ…。しかしなぁやっぱりこの話、インパクト大なのが突然出てきた猟銃だ。いくら自分が闇討ちに遭ったからって、大のおとなが中学生に銃口を向けるか?さらに、撃つか?(まして、それを避けられるのか?ってのは言わないお約束)劇中いきなり車先生がマス大山の山篭りの逸話を披露したりして、梶原=極真の図式がけっこう色濃く出てるのも驚き。鬼丸の一連の犯行による誤解から、破門直也は中学での部活も謹慎させられてしまうわ、クラスメイトには陰口叩かれるわと散々な目に遭ってるってのに、鬼丸との決着がついたら、もうそれまでの諸問題はすべてノーサイド…。この辺、父母をショッカー怪人に殺された子供が、物語の最後、怪人を倒して去っていく本郷猛にむかって明るく手を振る…って感覚に良く似てる…。とにかく、あの当時(昭和40年代半ば)の東映が持つ“いきなり”感と、梶原一騎の熱すぎる“男”感が合わさった、恐るべきドラマなのだ、柔道一直線ってヤツは!
2006.07.23
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以前書いた、マッハバロンの入ったビデオテープ。実はその後、ガッチャマンも録画されていたのであった。で、先日、見た。おもしろかった!見たのは第42話「大脱走トリック作戦」って話。これ、ガッチャマンエピソードの中でもとりたてて重要というほどのものじゃない。だけどね…見て驚いたけど、ガッチャマン(というか、科学忍者隊の諸君だな)が、ルパン三世してるのだ。『囚人たちを戦闘員に改造するため拉致しようとたくらんだギャラクターの作戦を阻止しようとひそかに手を打って阻止しようとする科学忍者隊…』ってのが大まかなストーリーなんだけど、G1号、大鷲の健はギャラクターの隊長に変装するわ、ギャラクターや囚人たちをだまそうと大掛かりなトリックも仕掛けるわ、まさにやることがルパンファミリー。そこに、マヌケだけど憎めないG5号ミミヅクの竜がからみ、いっそう味わい深い話になってる。思えばガッチャマン、そのメカのリアルな描き方や確かなSF考証もすばらしいが、毎回のエピソードの懐深さが秀逸!この回以外にも、マカロニウエスタンか渡り鳥か、といった話や、マシンハヤブサかマッハGOGOGOか、と思わせるG2号コンドルのジョー主役のレースものの回…、だいたい第1話(タートルキング)からして怪獣ものの話だし、G3号白鳥のジュンちゃんのミスでガッチャマンたちの変身ブレスレットの秘密が暴かれそうになる、なんて話もあり(スパイものだね)、単にSFチックなだけじゃない、バラエティに富んだストーリーがすばらしい(ちなみに、G5号がほとんど戦闘に携わらずゴッドフェニックスに滞在するのは、メカに強いからだけでなく唯一、彼に家族があるからなんだって)ストーリーはシリアスだが、登場人物や地名・国名などのモジリがふざけてる、ってのも特長のひとつ。ナカモーラ博士(中村博士?)、ゴクラクエン球場(後楽園球場?)、ホントワール国(本当はある国?)、カエナイン原石(買えないん原石?)…のちのタイムボカンにも継承されたとおぼしきこれらのネーミングが、あのホリの深い健やジョーの口から語られるんだからたまらない。マジ?冗談?う~ん、タツノコプロだね。また、科学忍者隊の5人が乗るマシンの使い方も魅力。ちゃんとなぁ、それぞれのメカがストーリーに絡んで活躍するんだもんなぁ。おもちゃを売るだけに登場するような、放送が終わったらみんな忘れちゃうような、今どきの特撮ドラマは見習え!っての。G1号とレッドインパルス隊長(実は父親)の関係って、これダンガードA(一文字タクマとキャプテン・ダン)の先取りだもんなぁ。スポ根というには安易だが、このつかず離れず、だけどガッチリ親子を描いた一連のエピソードは、ガッチャマン前半のヤマ場だな。それに対し、後半の主役はもちろん(?)ジョー。いや、前半のとあるエピソードでしっかり種まきはされているが、そうとは悟られずに(ってか、視聴者も忘れ去られた頃)、いきなりズババババ~ンとあらわにするところがニクいね。とにかく、おいしいところは全部ジョーが持ってっちゃう。特に最終回までの5部作はジョーのストーリー。結局ギャラクターの最終作戦を阻止したのも彼だし。♪俺のことちょっと 思い出してくれよ♪(←ジョーの最後をささきいさおがしっかり歌い上げる、ガッチャマンソングの金字塔「さらば友よ」より)い~や、ちょっとどころじゃない、あなたの功績は未来永劫語り継いでいくよ…。と、思わずこう言ってあげたくなるほどだ。グレートマジンガーの最終4部作に勝るとも劣らない(ストーリーの確かさではこちらの方が上かも)、重厚にして劇的な最終エピソード、さすがガッチャマンならでは、だ。総裁Xの捉えどころのないゆえの怖さ、ベルクカッツェのいかがわしさ、妙に人間くさいところが魅力の戦闘員たち(あの緑色を基調にしたコスチュームがオシャレ)、そしてこれもタイムボカンに通じるだろう生物をモチーフにしたメカの数々、と、敵ギャラクターの魅力もいっぱい。とにかく、あのタツノコアニメ独特なアクの強ささえクリアできれば誰もが感動できる、やっぱりガッチャマンって日本アニメ史上でも傑作なんだなぁ、と改めて実感した次第…。
2006.07.21
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それにしても、アニメや特撮ヒーローものの集団で行動する人たちって、な~んで5人と3人ってのが多いんだろ?以前書いたゴレンジャーをはじめ、バンキッド、コンバトラーV、ボルテスV、ゴライオン…。どれにも共通するのが性格分け。熱血漢+ニヒル+デブ(力持ち)+子供(チビ)+女性。もうみごとなくらいの、黄金のフォーマット。地球を守る精鋭部隊だぜ、肥満系や子供が入ってちゃマズイだろう、っての、昔からファンの間でよく話題になったことだ。たとえば戦隊モノ。バトルフィーバーJからはその色分けも少々不明確になり、というかバリエーションだろうなぁ、やがて女性が2人になったりと黄金のフォーマットは変形していくのだけど、でもやっぱり5人。ライブマンも、はじめは3人だったのが後から増えて結局5人。我らがジャッカー電撃隊も、テコ入れによるビッグワンの加入によって5人、やっとおさまりがよくなった。結局、最後まで3人で通したのは太陽戦隊サンバルカンだけだったな…。で、その3人ってパターンも、けっこうある。歴史も古いし。アクマイザー3、超神ビビューン、赤影(青・白)、キャプテンウルトラ(ハック・ジョー)、マグマ大使(モル・ガム)…。アニメでも、ゲッターロボ、えん魔くん、エヴァンゲリオン…。そして3人のトリオといえば…。我らがウルトラ、ライダー、宇宙刑事、マジンガー…のみなさんも、そう。『ウルトラマン、セブン、帰ってきたウルトラマン』『ライダー1号、2号、V3』『宇宙刑事ギャバン、シャリバン、シャイダー』『マジンガーZ、グレート、グレンダイザー』…ね、なんとも力強いおさまり方でしょ?Aやタロウ無しでもこの3人のウルトラ兄弟がいれば無敵という感じがするし、X以降のライダー抜きだって、3人のライダーが戦えば怖いもの無し。Zとグレートとグレンダイザーが並んで立てば、他のどのロボットが束になってかかってきても負けやしない!という力強さが感じられるし(やっぱりゲッターじゃだめなんだ)、宇宙刑事の3人がレーザーブレードをそろって構えれば、もうパワフルすぎる!(早く「宇宙刑事魂」やってみたいぞぉ!)実際にはライダー以外、3人での共闘ってエピソードはない。宇宙刑事はスペシャル番組でただ並んだだけだし、ウルトラの3人で共通の敵に立ち向かったこともない。だから余計に、同一画面でぜひ見たいトリオでもあるんだけど…。四角い画面に3人や5人が並ぶとき、すごく締まって見える。Vの字というか、三角形を描くようにというか、いいバランスなんだよな。それが…ふたりならまだいい。ダブルライダーもダブルマジンガーもダブル宇宙刑事も、充分絵になる。しかし4人は…。ブロッカー軍団マシンブラスター、ギンガイザー、ビッグワン抜きのジャッカー、みんなどこか抜けた感じ。誰がリーダー?誰が中心?わかんないもんな~。と、ここで気がついた。結局ここなんだな。誰かが中心に立っていないと(それがリーダーでもルーキーでも)、その集団をひと目で捉えづらいもんなぁ。全国を行脚する水○黄門様ご一行。ご隠居の脇に、助さん格さん、矢七に八ベェ…。実にご一行だ(なんだそりゃ?)ご隠居が端を歩いたり、右から2番目を歩いたりしたことって、無かったと思う。やっぱり真ん中を歩くのが基本。帰ってきたウルトラマンが真ん中で左右にセブンと初代マン(V3が真ん中、左右に1号2号)だったら、ルーキーとそれを見守る先輩だし、ギャバン(グレンダイザー)がセンター、シャリバンとシャイダー(Zとグレート)が両脇なら、これまさに黄門様ご一行のパターンか。最近の戦隊シリーズって5人より6人編成が主流(ってか、みんなそうじゃん)みたいだけど、並んだとき誰がリーダーかわからんぞ?やっぱり基本は奇数だね!(キャプターは多すぎるけどさ)さて。そんな中で5人構成のヒーローといえば、特撮ではゴレンジャー、そしてアニメではまず科学忍者隊ガッチャマンだろう。ということで、次回は“ガッチャマンはスゴイぞ~!”な話をば…。
2006.07.20
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たとえば「あなたが好きなジャッキー映画」なんてアンケートがあると、たいてい挙げられるのが「酔拳」「プロジェクトA」「ポリスストーリー」シリーズあたりだろう。あるいは「笑拳」か「スパルタンX」か。ちょっと通ならアジアの鷹シリーズとか(「サンダーアーム」「プロジェクトイーグル」等)。「サイクロンZ」もいいなぁ。横山やすし風の敵のボス、いい味出してるもんな~。「酔拳」だったら、「酔拳2」も魅力的。いやいや、「レッドブロンクス」や「デッドヒート」(加山雄三の怪演!)も忘れちゃいけない。先日見た「香港国際警察」は、やっぱり1ヶ月たってもジャッキー映画の最高傑作!ついでに、「ゴージャス」に出てきたヒロインは上戸彩テイストだ…。…なんて言いながら、ほとんど誰もその名を挙げないのが「シティハンター」。そう、北条司・原作のマンガをジャッキーの主役で実写化した、あの映画…といって、ピンとくる人って今どのくらいいるんだろ?実はこれ、ジャッキー映画の中でも5本の指に入るくらい大好きなんである。ジャッキーチェンの「シティハンター」、はっきり言っておバカ映画だ。冴羽リョウ(何であの字が使えないんだ?)と香の名前や100tハンマー以外、あの原作を匂わせるものはない。ジャッキーも悪ノリしすぎで、あれはリョウさんの軽さを曲解してるな。ジャン・アレジと結婚する前の後藤久美子がヒロインとして出演する意味もわからんし、突然はじまる♪ガラガラハッピー♪ダンス(もう「ガラガラヘビがやってくる」の完全パクリだ、…って、年代がわかるね)もなんでシティハンターに関係あるの?と見ていて情けないことこの上なし。これまたなんで?の「ストリートファイター2」(「昇龍拳!」でおなじみの、あの格ゲームだ!…って、さらに年代がわかるね)のパロディも稚拙な特撮(なのか?)で、アクションというよりコミック的な映像。しつこいくらいに出てくるおふざけシーンも、何度見たって笑えない(いや、“苦笑”という笑いは出るか)だいたいな~、リョウさんが「ワンタン麺食べさせて~」なんて、言うか?阿部ちゃんがケンシロウ役をやってるとき、いきなり壁の向こうでジャンプしながら「見ってみったい!」と叫ぶようなもんだぞ?(こりゃちがうか…)胸を打つ感動の嵐も、頬を伝う悲しみの涙も、この映画には無縁だ。しかし…。なんかな~。ニクめないんだ。駄作とひと言で片付けるにはもったいない。こんなおバカ映画でもジャッキーのアクションに手抜きなし。爆発をくぐり抜けての側転飛び降りや、豪華客船の外壁を駆け下りるシーンは、いや~さすがジャッキー映画だなぁと思わせるところ(いや~シティハンターだなぁとは思わせないところがミソだけど)。クライマックスでの敵ボスとの戦いも、コミカルすぎるというか、ジャッキーいったいどうしちゃったの?的ハジけ方の中にもきっちり見せ場をつくってる。トンファーやステージの装飾を棍がわりにしてのバトルが、ちょっとだけジャッキーの「○○拳」映画を見ているみたいで楽しい。もちろんリョウさんがそれらを使いこなせるわきゃないんだけどさ。とにかくこのシーンでのジャッキーの顔は、他のどの映画でも見せたことない“イっちゃってる”表情に満ちあふれていて、それを見るだけでも貴重だ(そうなのか?)また、「燃えよドラゴン」以来のブルースリーとの競演も、そういう見せ方があったのか~!と感心。劇中でも私が特に好きなシーンのひとつだ。他の俳優陣では、ゴクミの綱渡り(当然、吹き替え)も魅せるが、なんといっても客船のデーラー、コウタツくんがいいキャラしてる。華麗なるカードさばきによる大活躍がよい。しかしホントの見どころは、彼の定番のクセ(どんなのかはあえて書かない。これはぜひ見て欲しいぞ)だな。本人はカッコつけてやってるんだろうけど、ハタから見りゃもうおかしくてたまらんパフォーマンス!それに顔も、ジャイアンツの現二軍監督、吉村に似てるし(関係ないっての)。彼がいなかったらこの映画の魅力も半減したにちがいない…。エンディング、お約束(?)の100tハンマーでジャッキーがふっ飛ばされると、なぜかプールにドボン。水着のおねぇちゃんに囲まれて歓喜のVサインを連発するジャッキー…。最後の最後までトコトンおバカなシーンで終わるが、もう“デキの悪い子ほどかわいい”的な魅力がクセになるこの映画。もっともっと評価が高くてもいいのに…(ムリか…)
2006.07.19
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昨日、7月17日は海の日だった。あれぇ?海の日って、7月20日じゃなかったっけ?いやいや、月曜日に移ったのは知ってるけどさ、そんなに都合よく変えられるんだったら記念日でもなんでもないじゃん、ってことを言いたかったのだ。そう、この記念日って、いったい何なんだ?先日、会社でノベルティグッズのカタログ雑誌を見ていたら、裏表紙に「秋のプロモーションカレンダー」ってなものが載っていた。これ、7月から10月末までの「○○の日」「○○記念日」一覧カレンダーなんだけど、スゴイ!のひとこと。この4ヶ月あまり、記念日のない日が、無い!(きっと年間を通じてそうなんだろうなぁ…)中には“それちょっと無理やりじゃないか?”的なものもあって、なんだかな~って気分にさせられるのだけど、この感覚をぜひみなさんにも味わっていただきたく、ちょっとおもしろい記念日を紹介しよう。ちなみにこの記念日。カタログ雑誌の独自調べによるもので、日本記念日協会が認定したものとは限らないのでご注意!・7月 5日 ビキニスタイルの日 (ワオッ!) 6日 サラダ記念日15日 ファミコンの日16日 外国人力士の日 駅弁記念日17日 漫画の日19日 女性大臣の日 (こんなもんに記念日つくるかぁ?)20日 修学旅行の日24日 劇画の日 (しっかり漫画の日の1週間後ってのがミソだな)25日 最高気温記念日26日 幽霊の日 (この日が一番出現するのか?)27日 政治を考える日 (年一度考えればいいのか?)30日 プロレスの日 (…この日くらいは試合を盛り上げろよ~)・8月 8日 笑いの日 親孝行の日 (父の日母の日だけじゃないのか?)10日 トイレの日 宿の日13日 左利きの日 (アリスの歌に因んでか?♪あの夏の日がなかったら…)16日 女子大生の日 (終戦記念日の翌日だってのに、いいのか?)22日 チンチン電車の日23日 踏み切りの日 (どうせなら前日とくっつければいいのに…)24日 愛酒の日 大噴火の日(スゴイ記念日が並んだなぁ)27日 男はつらいよの日 (寅さんの誕生日?)30日 冒険家の日 (ガンバの誕生日?)・9月 3日 ホームラン記念日 5日 国民栄誉賞の日 (授賞式にまで記念日つくるのって、どうよ?) 6日 妹の日 (設定基準がわからん…)10日 車点検の日 (そんな日があるの、知らんかったぞ…)13日 世界の法の日 (どの法?)19日 苗字の日 (名前の日は?)23日 不動産の日 (この日に家立てると縁起がいいとか?)25日 歯ぐきの日 (なんだそりゃ?)26日 ワープロの日27日 女性ドライバーの日 (…逆差別じゃないのか?)28日 パソコンの日 (ワープロの日とどう違うっての?) プライバシーデー (この日は公にしてもよいと?)・10月 4日 天使の日 (語呂合わせ以外の何物でもないな…) 6日 国際協力の日 8日 足袋の日 木の日 (なんだそりゃ?パート2)10日 目の愛護デー11日 ウインクの日 (前日の記念日はこの日のために?)14日 世界標準の日 (だから、何に対する標準なんだ?)15日 助け合いの日 (私は毎日でも助けて欲しいぞ)18日 ミニスカートの日 (ワオ!パート2)19日 バーゲンの日 海外旅行の日 (両方ともちっとは安くなるのか?)24日 ツーバイフォーの日 (ピンポイントな記念日だな~)27日 読書の日28日 速記の日29日 ホームビデオの日 (これも設定基準がわからん…)30日 初恋の日 (甘酸っぱい日だね…)…ど~だ、おそれいったか!といった感じで、もうなんでも有りだね。それぞれの日の検証は不要。というより、そんな気にもなれんな。残りの8ヶ月も、きっとこんな調子で「○○の日」が設定されてんだろうな。ってか、こんなにいっぱい記念日つくってど~すんの?だ。ホント、記念日の設定が無い日なんてあるんだろうか?いや、ない!もしあったら、“記念日のない日”という記念日がつくられるだろうから!
2006.07.18
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・ふろしき出勤デー東京銀座の某デパートで、社員を対象にした「ふろしき出勤デー」なる日が設定されたそうな。その日は社員全員が、バッグやカバンの替わりに風呂敷を持って出勤する(…って、そのまんまだね)とのことで、ちゃんとその使い方も研修があったとか。意向としては、よくスーパーでも張り紙が見かけられる「マイ買い物袋持参促進運動」の延長線みたいなもので、風呂敷の持参を呼びかける、その前段として、まずは社員がその便利さを体感して、よりお客様への訴求力を…らしい。…風呂敷といえば、唐草模様のそれにほっかむり、口の周りに無精ひげと、実にある特定の人物像を連想してしまうのだが(発想の貧困さを証明してるな)、実際風呂敷って、けっこう使い勝手がいいと聞いたこともあるし(一時期、永六輔が絶賛していたなぁ)、これ、おもしろい発想だと思う。スーツ姿に似合う風呂敷なんてあったら、粋だね!・地デジ…突然ここで、「気になる言葉シリーズ」。今テレビを見ても電気店に行ってもよく耳にする言葉にこの“地デジ”があるけど、な~んかヤな響きだね。なんでも略しゃ良いってもんじゃねぇだろ~!的な、実に単純、実にまんまな略語(通称か)だな。他に略し方ないんかよぉ?地デジ…血で痔?(失礼!)・脳の隙間にひっかかってるフレーズここ最近、ず~っとず~っとタイトルの思い出せない歌がある。それも2曲。ひとつは(たぶん)フォーリーブスの、♪ダンダンズビズビズダンダン(ズバンバン、かもしれない)♪で始まる歌。「ブルドッグ」か?とも思ったが、なんかリズムが違うような…。もうひとつは、これ歌手も発売された年代もまったく思い出せないが、♪ど~こ~へ帰る~ ど~こ~へ帰る~♪ってコーラスで始まる歌。演歌?フォーク?いわゆる歌謡曲?あぁ、ジャンルすら不明だ!「北へ帰ろう」でもなきゃ、「帰ろかな」でもないと思うが…。時おり、この2曲が何の脈絡もなくいきなり頭の中に流れる。んが~~~、わからん!!(私の頭、ヤバくね?)・おまけちょっと前までやってたCM(今でもやってる?)で、あややのパピコ♪チューチューチュルリラ チュルリララー♪ ←これ、まんま「うなずきマーチ」だよなぁ…。
2006.07.17
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そもそもウルトラ怪獣ってなぁ、やっぱり数あるモンスターの中でも別格なところ、あるんだよなぁ。ホントは20でも30でも好きな怪獣の名を挙げられるのだが、厳選を重ねて選んだ、これが私のウルトラ怪獣10体だ(←エラそう)ちなみに、1位以外は順不同。これがまた、その日によって変わるのさ…。あと、カッコ内は登場エピソードのタイトル。1位 プリズ魔 (帰ってきたウルトラマン「残酷!光怪獣プリズ魔」)文句なしのマイフェイバリット・ウルトラ怪獣。どれほど好きかは以前のブログを読まれたし。とにかくイメージと脚本の勝利だ!2.バルタン星人 (ウルトラマン「侵略者を撃て!」)やはりコイツは外せない。あの姿、どう見ても怪獣としか思えないフォルムを宇宙人と言い切ってしまうところもいい。しかし、バルタンといえば初代だけ!二代目以降はバルタンじゃないやい!3.ビーコン (帰ってきたウルトラマン「怪獣チャンネル」)コイツもイメージの勝利。雲の切れ間からヌッと顔を出すシーンは、センスオブワンダーに満ちあふれてる。つかみどころの無い、だけど怪獣としか言いようもないその姿がGood!4.アントラー (ウルトラマン「バラージの青い石」)まず、強い!そしていかにも“そそる”その姿。ツノの曲がり具合が見事に美しい!ウルトラマンがこのツノをつかんでチョップを浴びせようとしているスチール写真は、バランスという点でベストショット!5.ゼットン (ウルトラマン「さらばウルトラマン」)ウルトラマンを破ったあの圧倒的な強さもさることながら、モノトーンタッチな体の美しさ。ちなみにゼットンって、あんがい短足だね。6.アイロス星人 (ウルトラセブン「V3から来た男」)抜けるような青空の下、崖に立つアイロス星人の絵が、実に清涼感あふれていて大好きだ。はじめてセブンに、最強の武器と言われるワイドショットを使わせるほどの実力の持ち主でもある。「おいモグラ」「この悪党!」7.バルンガ (ウルトラQ「バルンガ」)ブルトンも好きだが、あの気色の悪さとスケールのデカさでコイツがランクイン。今空で輝いてるのは、もしかしたら太陽ではなくバルンガかもしれない…。8.パンドン (ウルトラセブン「史上最大の侵略」)その姿は、あまり面白みのないものではあるが(手足の付いた赤いカツレツ)、コイツを見るとセブンの最終回、一連の名シーンを思い出す、ということで、そこに敬意を表して。9.ネロンガ (ウルトラマン「科特隊出撃せよ」)首から下はバルゴンやパゴスの流用だし、それ以降もガボラなどに改造されてしまうという、ある意味「再生怪獣」の一匹とも言える(言い換えれば独創性に欠ける?)かもしれないが、正統派“怪獣”らしさがいい。ウルトラマンとの戦いは、これぞ怪獣ドラマ!といった感がある。10.ベムスター (帰ってきたウルトラマン「ウルトラセブン参上」)あの五角形のシルエットがいい。いかにも宇宙怪獣といった様相。ボディからくちばしにかけてのアールも絶妙だ。ちなみにこの回のストーリー、セブンの客演初登場ばかりが話題になるけど、実は熱い男の復讐譚なのである…。以上、私のウルトラ怪獣ベスト10でした!ちなみにふと思ったけど、ベムスターってアイロス星人が送り込んだ生物兵器じゃないだろうか?U-警備隊の解散後も宇宙ステーションでの監視員を勤めていたクラタ隊長(結婚して梶に改名)が、ふたたび地球侵略をもくろむアイロス星人の刺客、ベムスターにやられて、っての。そしてベムスターを倒した後、MATの加藤隊長が彼の後任につく…。おぉ、これで世界観がつながったじゃん。ベムスターもアイロス星人も鳥のフォルムが共通してるし。赤星さん、ウルトラマンメビウスの裏設定のひとつに、どう?
2006.07.16
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ウルトラマン誕生40周年を記念しての、オリコン調べによる『ウルトラシリーズであなたが一番好きな怪獣』ランキングが発表された。ネットでのニュースにも載っていたから、ご覧になった方も多いだろう。順位はこうだった。<総合ベスト10>1位 バルタン星人 2位 ピグモン 3位 カネゴン 4位 ゼットン 5位 レッドキング 6位 ジャミラ 7位 エレキング 8位 キングジョー 9位 ダダ 10位 メトロン星人・男女別の順位<男性>1位 バルタン星人 2位 ゼットン 3位 ピグモン 4位 カネゴン 5位レッドキング<女性>1位 バルタン星人 2位 ピグモン 3位 カネゴン 4位 ジャミラ 5位 ゼットンもう、「ウルトラシリーズ」って銘打ってるのに、見事なくらい第1期(Q~セブン)の怪獣で占められてるな。新マン~メビウスまで、完全にランク外。我が愛しのプリズ魔くんですら入ってない!(あたりまえだっての)1位のバルタン星人は順当だね。誰もが認めるウルトラ怪獣No1ってとこか(…お~い、星人も怪獣かぁ?)あの時代(昭和41年~42年)にして、それまでの特撮映画、テレビに登場した宇宙人の造形、設定、すべてを凌駕してる。ウルトラシリーズ最多の登場回数も、人気の証明だね。ピグモンは、見た目のかわいさ(…そうか?)と、二度に渡る悲劇の死の印象深さから。またカネゴンは、そのスタイルのコミカルさによる人気だろう。最近の円谷プロの売り方をみても、わかる気がする。私も昔、ソフビ人形を持ってたぞ(ストーリーのシュールさは一見の価値あり)。ゼットン、レッドキングのランクインも当然だわな。ダダは…顔のひょうきんさから?いやいや、ストーリーの怖さも手伝っているに違いない。メトロン星人(だから、星人も怪獣か?っての)エレキング、キングジョーも納得。セブンの怪獣と聞いて、真っ先に挙げられるヤツらだもんな。意外なのは、ウルトラマン怪獣(シリーズじゃないよ)の中でもマイナーっぽいと思っていたジャミラが総合6位にランキングされてたこと。初代ウルトラマンのストーリーって、案外シリアスに問題提起されてるものが多いけど、ジャミラの話もそのひとつ。で、そんなところからの6位なんだろう。それ以上に意外だったのはゴモラの選外。これはヘェ~って感じだ。カッコイイし強いのにね。まぁ、たぶん極めて10位に近いところにいるとは思うけど…。有名=人気と考えれば、もうまともすぎるくらいのランキング結果。天邪鬼の私としては、ある意味まともすぎてツマラン!と思ってしまうが、でもまぁ納得できる結果だな。みなさんはどう思いますか?よしそれでは、ということで、次回!『私が選ぶウルトラ怪獣ベスト10』を発表!(って、聞きたい人いるのか?)
2006.07.15
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実はこのタイトル、大ゲサでもなんでもなく、事実なのだ。なんたって私は、ミーちゃんケイちゃんの通った中学の○年後輩にあたる。ミーちゃんと同じ町内に住んでいた。ついでに言えば、ミーちゃんの弟とは、小~高校までまったく同じ学歴なのだワッハッハ!(以上、スネ夫的論理による自慢話、おしまい)そのせいもあってか、“ピンクレディ”と聞くと、昭和50年代前半に一世風靡したビッグスターでありながら、今でもやたらと親近感がわいてしまう。ちなみにどちらが好きだったかと言えば…弟の顔がちらつきながらも(苦笑-でも、いい先輩だった)ミーちゃん!当時はあまり意識していなかったけど、後年数々のヒット曲を聴いて気付いた(って、遅いよ)。ピンクレディ・ソングに登場する人たち、まともな人間っていないのな。だってなぁ、ペッパー警部にカルメンにシンドバッドに“私の胸の鍵をこわして逃げて行った”犯罪者に宇宙人にモンスターに透明人間にカメレオン軍団に…。お~い、♪地球の男に飽きたところよ♪なんて歌ってる場合じゃないっての。しかしこの詞、スゴイものがあるな。当時人気絶頂のこの二人でなければ様にならないフレーズ!…てなこと言いながら、ピンクレディの歌、けっこう好きだった。妹がファンで「カメレオンアーミー」あたりまでのシングルレコードが家にあり、なんとはなしに聴いていたもんな。メッセージ色は皆無だったけど、その耳ざわりのよさが気持ちよかった。「サウスポー」なんて、あの緊張感と伸びのあるイントロが絶品!勢いだけであれだけ聴かせちゃうって、もう力技以外の何物でもないもんな(この歌、ピンクレディ版「野球狂の歌」といえば聞こえは良いけど、それでいてまったく野球を感じさせないところが返ってすばらしい?)。メッセージ色といえば、むしろその振り付けにあったような気がする。ダンスと言うにはあまりにも衝撃的だった、あの振り付け。もし、そこらの歌い手のように、ふたりが体でリズムを取るだけのパフォーマンスをもって「ウォンテッド」を歌っていたら…。ダメだ!ちっとも凄みがない。あのふたり(特にミーちゃん)が、射るような目であのポーズを繰り出して♪ウ~ウォンテッド!♪とやるからいいんだよな。そしてそれでこそ曲の途中、ミーちゃんの素っ頓狂な歌い方(♪あるときニヒルな渡り鳥♪)とケイちゃんの無理やりドスを効かせた歌い方♪あるときアラブの大富豪♪)が生きてくる。このように、完全に計算しつくされた(?)1曲だったからこそ、ハートクイーンもクライムの戦闘員も、戦闘中にマネしたくなっちゃったんだろう(って、そりゃ別の話だ)不思議なのはその振り付け。特に練習したわけでもないのに、どれもなんとなく(そう、なんとなく)みんな踊れるってこと。それだけインパクト強かったんだな…。そういえば昔、一度だけナマでピンクレディを見たことがあった。静岡の、今は無き夏の風物イベント「フェスタ静岡」でのこと。遠くから人の頭越しに、だったため、あんまりよくは見えなかった気もするが、その時私は心の中で思ったもんだ。「おーい、ミーちゃん!○○○町に帰ってきたら、弟抜きでぜひ会いたいぞ~」その心の叫びは当然かなわなかった(あたりまえっての!)けど、よき思い出だった…。「Kiss In The Dark」以降、ピンクレディの人気って下降線を描いてったけど、実はむしろこの頃からの方が音楽的に“聴ける”ヤツが多くなった気がする。「マンデーモナリザクラブ」「DO YOUR BEST」「うたかた」「ラストプリテンダー」etc…。けっこうイケる曲が多いのだ。ただし、これらの歌にどんな振り付けがあったのか(あるいはなかったのか)は忘れてしまったけど…(「ピンクタイフーン」の♪やっちゃいな やっちゃいな やりたくなったらやっちゃいな♪って詞が、投げやりってかなんというか…。渋谷哲平くんの「ヤングセーラーマン」とのカブりといい、もうピンク・ノープロブレムだったな)彼女らをフィーチャーしたテレビ番組や、キャラクターに起用したCMも数知れず、まさにアイドルという名を極めた感があるピンクレディ。それだけに解散コンサートが淋しくて…。満席とはいえない雨の後楽園球場で、白いピグモンのような衣装でラストシングル「OH!」を熱唱するミーちゃんとケイちゃん。解散、とは別な意味で、その様子が悲しかったな。マスコミに、彼女らの先輩とも言うべきキャンディーズの伝説的なファイナルコンサートと比較されたりして…。で、そのピンクレディの解散後、あたりから、アイドルというものが変わってきた気がする。それまでのアイドルとファンとの距離が一気に縮まったというか、身近になったというか、その分カリスマ性の薄れたアイドルが出始めたというか。それが良いか悪いかはわからないけど、たしかにひとつの時代が終わったのだなぁ…。「ウォンテッド」を歌っていた頃だろうか、何かのバラエティ番組でミーちゃんケイちゃんがアナウンサーに連れられてどこかの相撲部屋にお邪魔するってシーンがあった。ドッカリと座った関取(誰かは忘れた)にアナウンサーのヤツがマイクを向けて「あなたはミーちゃんとケイちゃん、どちらがお好きですか?」なんて聞いてやんの。本人たちの目の前で。ヒドイやつだねまったく。その関取も関取で「う~ん、ケイちゃん!」なんてしっかり答えてたし。そのときのふたりの苦笑いが今でも忘れられない。こんな無礼な扱いを彼女らは受けてたんだよな。一世を風靡したとはいえ、やっぱりピンクレディって、“おもちゃ”的アイドルだったんだなぁ。最近の復活コンサートのニュースや、バラエティ番組でのミーちゃんの活躍を見ると、あぁ、よかったね、なんて思ってしまう。やっぱりピンクレディは私の先輩だから、ね。
2006.07.13
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こないだバラエティ番組を見ていて妻が言った。「最近の若い女性タレントって、みんなあんなお団子頭してんだね。なんだっけホラ、ムーミンに出てきたキャラの…」画面を見て私が答えた。「んっ?ありゃミィだな。いや、ミムラ姉さんだ」そう、そんな話をしながらふと他のテレビ番組を見てみると、ミムラ姉さん風お団子頭の女性タレント、けっこういるのな。夏だからか…?それにしてもアニメキャラのヘアスタイルって、独特なものがあるな。個性的というか、「おい、それどんな髪型なんだよ!?」って聞きたくなっちゃうような人たちばっかりだ。サイボーグ009の島村ジョーや、同じジョーつながりで矢吹ジョー、あるいは花形満のように、3D化したらモデラーを悩ませること間違いなし!なもの(花形くん、あの髪型でよくボールが見えたな)。「オッス!オラ悟空!」の悟空も同様だ。甲児くんの、しっかり前に跳ね上がった(しかもヘルメットや光子力研究所のてっぺんと同じく尖がってる!)両のもみあげと、毛の量が部分的に多すぎない?の頭髪(後に、ダイターン3の波瀾万丈が継承したっけ)。小さい頃、誰もがやったと思われる、サリーちゃんのパパのとんがり頭。そのとんがりを前後にズラせば鉄腕アトム、頭のてっぺんに集めれば極太の妖気アンテナ(by鬼太郎)。イガグリくんからの系譜を持つゴマシオ短髪頭は、いわゆるデブキャラ御用達(筆頭、左門豊作)。グレンダイザーの宇門大介さんは、今時のロン毛を先取りだ。女性キャラも負けていない。なんでか知らんが、あのカチューシャの使用頻度たるやスゴイものがある。如月ハニー、さやかさん、牧村ミキちゃん、早乙女ミチルさん(みんな永井豪キャラじゃん)、サイボーグ003ことフランソワーズ、さるとびエッちゃん、月美ねえちゃん(てんとう虫のうた)、エリカ(闘将ダイモス)、他にもいっぱい。そのカチューシャと同じくらい多いのが、キャンディやお蝶夫人、キキ(魔女の宅急便)に代表されるリボン。まったく、このふたつは女性キャラのマストアイテム?(次点は雪子姫やシャルロットなどの髪飾りか)メーテルの、あの膝までありそうな超ロン毛は、洗うのも乾かすのも実に大変そうだ(その前に重くないか?)メルモちゃんの、頭の前で一掴みの毛がUターンしてるの、よく崩れないよなぁ。花の子ルンルンのあの髪型。クセ毛?それとも、セット…?アニメ、二次元キャラだからこそ、成立してるんだよなぁ、みんな。その毛の色といい、型といい、現実にいたら目立っちゃってしょ~がないもんなぁ。で、不思議なことに、彼ら、彼女らが、一度として床屋や美容院に行ったシーン、見たことない。いつ行ってんだ、みんな?(いや、そんな場面があっても、それこそしょ~がないけどさ)
2006.07.12
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ところで私は未だにカセット派、ってのは前回も書いたけど、カセットといえば、それを聴く(録る)レコーダーにも触れねばならぬ…。あの当時(今から20年ほど前)、カセットをステレオで聴くことって、まだ主流じゃなかった。たいていはデッキ+ラジオの一体型モデル(モノラル)がほとんど。もちろん、オーディオコンポ(今でもこういう言い方するのかな?)は別だけど。で、そのオーディオカセットも、ツイン式(ふたつカセットがセットできるやつ)なんてめったにお目にかからなかった…。当時、「マックは18cm!」(byこまわりくん)のCMが話題になったナショナルマックロード(だったっけ?ちなみに“18cm”はスピーカーの直径)や、「私は奈々、僕、ヘイハチロウ!」の語呂もイカす(?)、日立パディスコもよかったけど(そういやパラボラ付きのパディスコなんてのもあったなぁ)、やっぱり私が一番あこがれたのは、SONYのスタジオ19※※シリーズだった。小学校時代からの友人ヤマ○○が、あの頃スタジオ1970だか1980だかを持っていた。で、音を聴かせてもらったけど、さすがに違う!断然良い!ボタンやスイッチの感触、キュー&レビュー(←わからない人は30~40代の先輩に聞いてみよう)やミキシング機能などの装備もGood!実に、実に欲しかったなぁ~(後年なんとか買えたけど-後述)。ただ、前回書いた私にとってのカセットデッキ初号機(サンヨー製19800円)も、捨てたもんじゃなかった。けっこうあっちこっち持ち歩いたもんなぁ。家族で民宿や旅館に行ったときも、児童会館で「○○○○○○対○○○○○」を上映した時も、A4サイズの紙ほどの大きさだったにもかかわらずしっかりバッグに入れて持ってったっけ。自転車のカゴに入れてカーオーディオのようにガンガンかけながら走ったりと、まったくウォークマン状態でも使ってたもんな。よく4年も5年も壊れなかったもんだ…。(今思えば、な~んで中学の頃、前○塾に持っていかなかったんだろう?不思議でならん。高校3年最後の登校日ですら持ってったってのに。授業というより、その教室でのみんなとの会話の様子、テープに残しとけばよかった。きっと理不尽極まりない会話の乱れ飛びは今聴いても愉快だっただろうに…)その後、先のカセット弐号機(ソニーのスタジオ1990。三重キシング機能が優れものだった)、参号機(パナソニックのコンポ。はじめてステレオ録音&再生できたのがやたらうれしかった)、そしてウォークマンと、私のカセット遍歴は続くのだけど、どれも買うとき(いや訂正、買ってもらうとき)、電気屋でもらってきたカタログを、もう食い入るように見つめていたもんだった。ヘタすりゃ風呂やトイレの中まで持ち込んで、それを使っている自分を想像しながら…(妄想小僧!)。ま~カセットおよびカセットテープについて書くと歯止めが利かなくなりそうなのでこの辺で自重しておこう(またいつか改めて書きたいと思う)。ただ、私にとってカセットは、長く付き合っている相棒のような気がして仕方ない。今の時代、仮に万一、復刻はあったとしても再び主流にはならないとは思うが、できればこれからも電気屋の店先から消えないでいてほしいもんだ。カセットは確実に、私の歴史の一部分だから…。
2006.07.11
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ところでMP3もIpodもウォークマン携帯も差し置いて(ってか、持ってないし)、私は未だにカセットテープ派だ。MDもあるけどカーオーディオには対応してない。よって、車中で音楽を聴く時はカセットかCD。ホントはCDよりレコードと言いたいところだが、残念ながら今も昔もカーレコードプレイヤーなんてものはなく、仕方ないかとあきらめている(ウソウソ。万一あっても車の中でレコードは聴かないって)。我ながらアナクロだなとは思うが、馴染んでしまっているものはしょーがない…。我が家にはじめてカセットテープレコーダーがやってきたのはかなり遅く、小学校6年生の夏。サンヨー製で、当時19800円というほとんどベーシックなヤツ。もちろんモノラルだ。こいつが来てからというもの、いろんなものを録りまくった。主にテレビやラジオから。たいていの人に経験があるだろう、テレビのスピーカーにデッキのマイクを押しつけての録音、っての。当然というかなんというか、私もそれ、基本だった。テレビの横のタンス、下から3段目を少し引いてそこを台代わりにして(高さがジャストポイント!だった)、家族に「シーッ!今から録音するからみんな声出さないで」と、録る方からすれば当然の、だけど家族からすれば傍若無人な主張をしながら。で、今思えばそれだけでも困ったことなのに、さらに輪をかけて迷惑千万だったのが、録る対象。それがアニメやアイドルの歌とかならまだしも、なんてこたぁないドラマのナレーション(だけ)だったり、なんてこたぁないCMだったり、なんてこたぁないアニメの次回予告(だけ)だったりと、「おまえ、録る対象おかしくないか?」的なものをやたら録ってた。周囲を黙らせて。誰かがくしゃみなどしようものなら、んも~目の色変えて抗議してたっけ…。「オールスター水泳大会」なんてのも録った。そんなもん録ってどーすんだ?と、その頃の私に言ってやりたいぞ!画面には盛り上がる、男子平泳ぎ決勝戦。なみいる強豪(?)を打ち破り、ついに西城秀樹が優勝!プールサイドに上がったヒデキに、すかさずレポーターのアンルイスがオメデトウ!なんて言いながらマイクを向ける。と、息遣いも荒いまま、ひと言「ヒデキ、感激~!」それを受けてアンルイスがポツリ「言うと思ったんだよね…」こんな、ヌルくも無理やり盛り上がる画面を、じっと声を押し殺して見つめている五人の家族…。あぁ、とうちゃん、かぁちゃん、妹にばぁちゃん、申し訳ない。そんなものを録って喜んでいたのはクソ生意気な私ひとりでした…。(ちなみにその水泳大会。最後の締めのひと言は、司会の井上順の、これ。「プールに向かって、Go!」出演者全員がこの号令でいっせいにプールに飛び込んで、幕…。なんとも時代を感じるな…)この、私にとって初めてのカセットテープ。たぶんまだ実家にある。で、たぶん聴ける。今度聴いてみようかな。きっと赤面になりっぱなしと思うけど…。(カセット話は次回にも続くのであった)
2006.07.10
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中学3年のころ。日曜日(時間帯は忘れてしまった)に「Oh!サンデー ミッチとアキラの底抜け日曜拳銃」ってなラジオ番組をやってた。これ、けっこう楽しみだった。だってな~、我が永遠の歌姫ミッチこと堀江美都子さんと、「アイブレッサーライポン!」「パルサ~~~、カノンヌ」独特の叫びが魅力な、ロボットアニメの主人公の声をやらせたらピカイチのアキラ=神谷明の、アニメ好きにはたまらないふたりがDJやるんだもんな。そりゃ興奮するってもの。第一回放送を録音したテープ、まだ持ってるぞ。番組のテーマソングは「Oh!サンデー 青春は日曜日」という、も~脳天気極まるタイトルの、青春&日曜日讃歌。歌うはもちろん、ミッチとアキラ。主題歌にふさわしく、明るいノリのいい歌で、好きだったな~。で、それよりもっと好きだったのが、そのB面(あの頃はCDなんてまだなかったのさ)の「日曜の翼」って歌。ミッチ&アキラのボーカル。これ、しっとりとした良い歌なんだ。イントロの、「アンデス少年ペペロの冒険」や「コンドルは飛んでいく」を匂わせるアレンジもさることながら、なんといっても詞がいい。♪日曜日には翼があるの 誰にも見えない翼があるの だからしっかりつかまえないと たちまちどこかへ飛んでゆく 幸せな日にしたいから 逃したくない日曜日 いつもと違う一日をつくりたい あなたと私で 日曜日の翼にのって 日曜日の翼にのって ランラララランラン…♪おっと、ついワンコーラス全部書いてしまった。今と違って週休二日なんてシステムが確立されてなかった頃。もちろん学校だって週一の休みのあの頃、日曜日ってすごく特別な日だった。なんか起きそうな、なにか良いことありそうな、根拠のないウズウズワクワクした感じ。そんなものが、日曜日がくるたびに胸の中で渦を巻いていた。堀江さんの、つややかな歌声(このボーカルひとつ、歌のランクをひとつもふたつも押し上げている気がする)が、思いっきりそんな気分に拍車をかけていた…。今でもこの歌を聴くと、あの頃のワクワクした感じが蘇ってくる。むやみに良いことを期待はしないけど、というか、身の回りの雑務でなかなか休日を満喫できなくなっちゃったけど、それでも日曜日が翼をはためかせて飛んで行っちゃう前に、なにか“つくりたい”って気になってしまうのだ…。ちなみに、この「~底抜け日曜拳銃」って番組自体は、どんなコーナーがあったかあんまり覚えてない。堀江さんと神谷明の声優という特性を生かしたショートラジオドラマや、おしゃべりの合間にゴジラくん(そう、あの東宝のゴシラくん-もちろん声だけ)が登場した、ってことくらいかな。仕事うんぬん、は別にして、この日曜日(というか、休日)に対するワクワク感は、できるだけ忘れたくないなぁと思う。「行くとこもないし、お金もないから休みばっかりあってもつまんない。これならまだ仕事していた方がマシだ」なんて救いのない言葉、言いたくないもんなぁ(仕事していた方がマシだ、っての、仕事にも失礼だ)。今日という日曜日も残すところあと半日。大切にしよう…。
2006.07.09
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♪断崖の絶壁に立つように夜空を見上げる…♪ (永遠の胸-尾崎豊)♪窓を開け星空を見つめてみても…♪ (星空のバラード-真夏竜)♪悲しみの重さにうつむく夜は瞳を上げるのさ銀河の彼方へ♪ (星空のメッセージ-串田アキラ)星空を見上げてそこに想いをはせる歌、っていうのもたくさんある。そこで、彼らやそんな歌の数々にならって、漆黒の空を仰いでみよう。んっ?曇ってる?では、瞳を閉じてまぶたの裏に満天の星を思い浮かべてみよう。今日は七夕だしね…。星の瞬き。そう、あの光は今現在、生まれた光じゃない。地球とその星の距離分だけ、遠いとおい昔に生まれた光。この太陽系に一番近い星ってのが、アルファケンタウルス座にあるアルファ星というヤツで、近くといっても4.2光年離れてる。つまり、夜空に瞬く星の光って、太陽系外のヤツは少なくとも4.2年前のものってことになる…。なんとなく不思議な気分だね。隣り合って瞬く星も、実はすっっごく離れた位置に存在してる。しかもその光は、それぞれが何年も何十年も違うときに生まれたもので…。なんかこう、つい「時」というものを意識してしまうな。宇宙の広さって130億光年だとか。ためしにこれを、直線距離に計算してみよう。光の速さは秒速30万Km、これを元にすると、計算式はこうなる。30万Km×60秒×60分×24時間×365日×130億年…。チンッ!出た。答えは『122,990,400,000,000,000,000,000Km』でした!ふだん、御目にかかれない桁数だね。読み方はこうだ。『1229垓(がい)9040京(けい)Km』…もう、すごいですな。しかしさらに言えば、宇宙を立方体と考えた上でこの距離を1辺としたその容積を計算してみよう。つまり、1229垓×1229垓×1229垓、イコール…『1,860,431,318,806,150,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000立方km』もう気が遠くなるというか、素直に無限大って言っちゃった方が早いじゃん!的単位だな。もうひとつ気の遠くなる話。もしや前にもどこかで書いた気もするけど、えい、この際だ、書いちゃえ。そんな広大、という言葉じゃとても追いつかない広さを持つ宇宙空間には、地球上に存在するすべての砂粒よりはるかに多い数の星が存在してるそうな。これも試しに、海に行ったらひと握り砂をつかんでその粒を数えてみよう。…0.5秒でイヤになるけどね。そしたら次に、その海の砂浜を見渡してみよう…。今つかんだ砂の何倍どころじゃない数の砂粒が実感できただろうか?そして想像してみよう。たったひとつの浜辺ですら、無限と言っていいほどの砂粒がある。では、全世界の浜辺、その広さといえば…。で、それより多い星の数…。なんか、驚異というか、脅威だね。そんな無数の星の中で、たったひとつの星の、ほんの小さな島国で、同じときを生きている私たち。すごい、すごい確率だよな。こんなステキな偶然、無駄にしたら罪づくり、だ。(byイマジネーション-八神純子)人の結びつきを、大切にしよう!かの帝王、ささきいさおも高らかに歌っているではないか。♪宇宙全体よりも広くて深いもの それはひとりの人間の心♪広大な宇宙に負けぬほど、人は尊いものなんである。非現実的な(それこそ天文学的な…って、まんまじゃん)広さの宇宙に想いを馳せることもできれば、細胞単位のミクロの世界をも思い浮かべられる。そして、他人はもちろん、生物から自然から、すべてのものに対して思いやれる心をもっている生き物って、人間だけだもんね。キナくさいにおいをさせながらつまんないミサイルなど打ち上げてる場合じゃないっての!!七夕といえば短冊。あなたはこの一年一度のこの日に、何を願うだろうか…?
2006.07.07
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みなさんこんにちは、コルフ教授です。今日はワタクシ、ひとつ提言したいことがございます。何かと申せば表題にもありますとおり、BGM、特にアニメ・特撮のBGMに関することであります。単刀直入に申しましょう。「主要なBGMに、公式タイトルをつけてほしい」のです。たとえば、それがアニメ映画ならば、まだその辺はしっかりしている。上映当時発売された「さらば宇宙戦艦ヤマト・音楽集」を例に挙げれば、「白色彗星のテーマ」「アンドロメダ」「英雄の丘」「大いなる愛」そして私が作品中最も好きな曲「想人」など、映画をご覧になった方ならば、「あっ、あのメロディ!」とそれぞれの曲に、即座に思い出せる名前が付けられております。まぁ厳密に言えば、劇中そのアルバムに収録されている曲がそのまま使用されたわけではないのですが、それでも友人たちと語り合う際の共通認識として、有効でありましょう。では、テレビアニメや特撮番組ではどうか?最近の作品などでは、それ自体が商売になるせいもあるのか、CD発売時にちゃんと曲目がついているようです。私が言いたいのは、黄金の70年代作品のこと。主題歌のメロオケやアレンジ曲はまぁ良しとしましょう。MATのテーマのように、ワンダバのひとことで相手に通じるのも、これも、例外として“有り”でしょう。同様に、“チクチクチッチー”と言えばテンタクルズのあの曲というのも…あ、いや、こりゃ失敬。あとは、ある特定の場面で必ず流れる音楽も、曲名抜きでOK、ですな。以前お話しした次回予告のテーマや、ヒーローが戦う時かならずと言っていいほど流れる曲。たとえば帰ってきたウルトラマンの、変身直後、怪獣との序盤戦に流れるアレ、ですね。これならタイトル無しでも相手に伝えることはできます。宇宙刑事シリーズの決戦時にかかるあの曲、そう、レーザーブレードのテーマとでも申しましょうか、これも、伝えやすい。しかし、であります。仮面ライダーで、怪人が暗躍するときのBGM、と言われたとき、あなたはどの曲を思い浮かべますかな?♪ジャージャッジャッジャー♪なのか、♪ピロリーロリロリロ…ジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャン…♪なのか、♪プワ~アオォン ジャージャージャージャー♪なのか、♪タラララララララ タラララララララ♪なのか…。あぁ、もどかしい。こうして文字を並べても、私がどの曲を挙げているのかご理解いただける方はほとんどいらっしゃらないと思います。これがもし、「ショッカー暗躍」「ショッカーの猛攻」「ハチ女のテーマ」「怪奇現象」などと名前が付けられていれば、多少でもお分かりになる方がいらっしゃるでしょう。また同じくライダーで、物語の前半、アイキャッチ間際にライダーと怪人、戦闘員が戦う時の音楽、といっても、これまた複数存在するためどれを言うのか判断できません。直接会話のなかでのことならば、メロディを口ずさむことで理解もできましょうが、文章の中でそれを示すのはたいへんむずかしいと言わざるを得ません。♪ファ~ パッパッパヤッパパヤッパ~ ファ~♪ ♪シャバダ シャバダ シャバダ シャバダ シャッバ~♪このふたつの表記で、みなさん何のBGMかお分かりになりますか?どちらもキューティーハニーの、前者がハニーフラッシュの際にかかる曲、後者はシスタージルがパンサークローに指令を出すときに流れた怪しいスキャットであります。これも、なかなかお伝えしにくいBGMですね。だから、です。タイトルを付けてください。よくあるMナンバーでなく、公式なものを。これらの曲、新たに商品化されるたびその都度変わったりして非常に辛いものがあります。赤影の、よく怪忍獣や敵の幹部と我らの影チームが戦うシーンに良く流れていた、赤影音楽のなかでも最も“燃える”あの曲など、最初にBGM集が出たときは「白影のテーマ」というタイトルだったのに、数年後構成を変えて発売されたときには「六大怪獣包囲網」と、まるで正反対な名前になっておりました…。混乱の元ですな。とにかくそんなわけで、ぜひあの頃の主要BGMだけでもけっこうです、公式タイトルをつけていただきたいと、ここでもう一度提言させていただきます。サブカルチャーのなかで確固たる地位を築いているこのジャンルだからこそ、また、語らずにはいられない名曲が星の数ほどもあるこの世界だからこそ、ぜひお願いしたいものです…。では、今回はこの辺で。またお会いいたしましょう!
2006.07.06
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「魔女っ子メグちゃん」ってアニメがある。たぶん私と同じ世代の人なら誰もが知っているアニメだ。メグちゃんの登場は鮮烈だった。「宇宙刑事ギャバン」が従来の特撮ヒーローのレベルを一気に超えてしまったように(♪俺はここだぜ一足お先 光の速さで明日へダッシュさ~ フィ~!)、メグちゃんもまた、それまでの魔女っ子アニメのカラをぶち破った感がある。それまでの魔女っ子アニメ…。男の子が「これってホントは女の子が見るマンガだよなぁ」(そう、まさにアニメがマンガと呼ばれていた頃だ)なんて心の片隅で思いながら、「他に見るものないからしょうがないじゃん」ってな顔して(だけどしっかり)見てたけれど、このメグちゃんって…。絶対、男の子のための入り口がちゃんと設置されてたよなぁ。言い換えれば、男の子がヒーロー物と同じ感覚で見られる初めての魔女っ子、か。そう考えると、メグちゃんってキューティーハニーと同列の作品と言えるかも。だいたい、メグちゃんのパンチラやハニーフラッシュを女の子が喜ぶわきゃないし(爆)あの主題歌だってそうだ。これ聴いてズッキンドッキン(by小泉今日子)こないマセガキはいないだろう、ってくらい、んも~メグちゃん挑発しまくり。前川陽子のはじけた(そして時に色っぽい)歌い方がそれに拍車をかける。加えてあの巨大なトランプからそろりと現れるメグちゃんにはじまる、テンポとキレのいいオープニングの映像(これもハニーに通じるところ。オシャレでちょっとエッチくて)。これねぇ、アニメ・オープニング史上屈指の出来だな。一転してエンディングでは、タンゴの調べに乗せ、メグちゃんの心情がしっとりと歌い上げられた名曲。主題歌の♪なんでもできる 証拠なの♪に対して♪なんでもできると人は言うけれど 魔女っ子メグはひとりぼっち♪と、しっかりカウンターソングになっているところがすばらしい!そしてあの映像。夕焼けとメグちゃんの、なんとマッチすること!転がる子犬(昔見ていて、コイツ怪我しないのか?と不思議に思っていたが、最近ヨロを見ていて納得。あれくらいじゃ問題なし!)を抱きかかえた後、顔をなめられるメグちゃんの、なんとカワイイこと!(このエンディング中ベストシーンだな。…ってか、こんなところもハニーと共通)この、男の子が普通に見られる(?)魔女っ子アニメが、後にどこへたどり着いたかというと、あのセーラームーンではないか、って気がする。だってな~、あれ、セーラー戦隊セーラーマン(いや、セーラーウーマン)だもんなぁ。本来の対象であるちっちゃな女の子以上に、大きな大きなお兄さんたちが飛びついたもんなぁ。幸いなことに、私の場合彼らよりもっと大きなお兄さんの歳になっていたため、セーラームーンに“萌え~”にはならなかったけど(いや、時々見てはいたけど…。それにしてもこの“萌え~”っての、なんかキモいぞ?)、きっとメグちゃんとセーラームーンって、同じ文脈で語れるところがあると思う。メグちゃんと、ライバルのノンちゃんのキャラクター。ラビ、アポの、無機質だけど不思議な語感のネーミング、劇中もっとも人間くさいチョーさんなど、あのパステル調の街並み(これまたハニーだね)と合わせて、やっぱりそれまでの魔女っ子を突き抜けてる。もしかしたら、今見てもおもしろいんじゃないか?と思わせる、そんなアニメだった…(そういえば、ハニーは何度もリメイクやら続編が作られるのに、メグちゃんってそういうのやんないんだろう?)ところでこのメグちゃん。ここまでは完璧に男の子の見方で書いてきたけど、実際女の子はどう見てたんだろ?あの名曲たる主題歌と副主題歌(と括るのは私が男だから?)、女の子って、聴いてどういう感想だったんだろう…?
2006.07.05
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収録タイトルの書いてないビデオテープを「これ、なに入ってたっけ?」と思ってデッキにセットしたら、それは以前スカパーを録りまくっていたときの1本で、その中にマッハバロンが入ってた。で、観てみた(第8話「恐るべき自爆の軍団」)。スゲ~変なの、マッハバロンって!! ネタばれ(してもいいよね、この際)になるが、ご紹介しよう。冒頭、どこかの防波堤で主人公の嵐田陽くんと警視庁の花倉警部(こいつがクセモノ)、そして小杉健一くん(国際救助隊KSS-キス-の、小杉隊員の弟)の三人が釣りをしていると、突然、海面から緑の蔓のようなものが現れた。ワカメだ!ワカメに襲われる三人。なんとか陽くんが難を逃れると、「はやく警察(?)に連絡するんだ!」と言い残してどこかへ走って行ってしまう(お~い、警部と健一くんを残してどこ行っちゃうんだ~?まだワカメはワラワラ漂ってるぞ?)KSS本部で「オレはワカメに襲われた!」「いや、そんなバカなことがあるか!」と言い争い、ついには胸倉をつかむまでに発展してしまう陽くんと白坂譲司隊員。そのとき、船が座礁したとかの通報が入り、譲司隊員がわだかまりを残したまま、キスマリン(KSSの潜水艇)に乗り込み調査と救助に。現場に駆けつけるキスマリン。なんと船は、先ほどのワカメによって沈没させられていたのだった。からみつかれて海底に横たわる船へと近づくキスマリンの映像を、基地のモニターで見ているKSSのメンバーたち(その映像、誰がどうやって録ってるの?)。と、キスマリンも捕獲され、ピ~ンチ!ついに陽くんがマッハバロンで出動する。長く伸びたワカメ(いったい何十メートルあるんだあのワカメ?)の向こうから、敵ロボット、デスマルクWOが出現。マッハバロンはゆ~っくりゆ~っくり飛んでいく“フライングナックル”(ロケットパンチ、みたいなもの)や、“アイアンタイフーン”(名前のわりに、口の部分からいびつなニードルが何本か飛び出すだけ。しかもすべてまっすぐ飛んでかない)で攻撃するも、効き目なし(そりゃそうだわな、海中じゃ推進力も弱まるし効くわけないじゃん!と思って見ていたら、案の定、敵の幹部にそれ指摘されてるんでやんの。陽くん戦い方、ヘタ!)。そうこうしているうちに、キスマリンがデスマルクにやられる。負傷しながらも、かろうじて脱出ポッドで逃げる譲司隊員。マッハバロンとともに一時撤退。その後いろいろあって、アメフト姿の敵戦闘員(サイボーグ)が花倉警部に捕獲される。と、またデスマルクWOが、今度は陸地に出現。再び出動したマッハバロンと激しい(だけど一本調子な)戦いを繰り広げる。その様子をモニターで見ていた村野博士(KSSの隊長。演じるは団時朗…って、だからそのモニターの映像、誰がどこで録ってるんだっての!?)がつぶやく。「おかしい。あの敵ロボットは、マッハバロンに闇雲に近づこうとしている…何故だ?」すると突然、花倉警部が言った。「健坊、カツ丼をひとつ取ってくれ!」なんでこんなときにカツ丼なんて?といぶかしげに見る健一くんに、警部はいいから早く!と促す(さてここからがヘンの真骨頂)たぶん基地内の取調室。小さな机をはさんで向かい合う警部とサイボーグ戦闘員。警部が激しく尋問する。「あのロボットの秘密を吐け!おまえらはいったい、何をたくらんでいるんだ!」しかし、頑として口を割らない戦闘員。すると…。「カツ丼が届いたよ」取調室にカツ丼が運ばれる(しかもホントにひとつだけ)。と、それを戦闘員の前に置く警部。そして…。「食え!」(!)「そりゃムリだよ、だってコイツはサイボーグなんだよ?」と、至極当然の指摘をする健一くん。しかし!サイボーグ戦闘員、なんと目に涙を浮かべ(!)、ぽつりと言った。「できれば、私はあなたたちのように人間に生まれて、このカツ丼を食べたかった。しかし、私が最後に口にするのは、口の奥に仕込まれた爆弾だけです」そして、ふたりの目の前で自爆する!その様子を静かに見守る警部と健一くん(そんな近くで爆発したってのに、ケガひとつないんかい!)。ふと、警部が気付く。「自爆した…自爆…そうか!敵ロボットはマッハバロンとともに自爆するつもりだったのか!そしてそれを、このサイボーグは身をもって教えてくれたのか!」(スゴイ推理力!さすが警部!)結局これがきっかけで敵の作戦を看破し、マッハバロンは無事、デスマルクWOを倒し、めでたしめでたし。クロージング。すっかり初めのいさかいも忘れ、浜辺でお互いの健闘を称えあい、そして抱き合う陽くんと譲司隊員。♪ダバダバダ~ダバダバ♪ネスカフェのCMのような女性スキャットのBGMをバックに…。やっぱりヘンでしょ?マッハバロンって。<追記> その髪の毛が顔の三倍以上の高さまで逆立っているのがなんとも笑える、敵の首領・ララーシュタインって、ジャッキー初期映画の傑作「笑拳」のボス(ジェームス・テイエン)にチト似てる…。
2006.07.04
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先日、ヨロタルのふるさとのオーナー(あえて今回はお店の名前を出さない)と話していたときのこと。たまたま子犬の値段の話題が出た際、オーナー、苦笑しながらふとこぼしていた。「お客さんの中には、子犬をほしいと言ってお店に来てるはずなのに、実際にお見せすると『え~っ、こんなちっちゃな犬が、こんなに(値段が)高いの!?』と驚く人がいて困ってしまう。買うときよりも飼ってからの方がずっとお金かかるのに。そういうことを考えなくてただ子犬の大きさだけで高い、と言われてしまうと、ホントにこのお客さんに売っても大丈夫かな?ちゃんと育てられるのかな?と、心配になってしまう…」犬にまったく興味のない人ならともかく、また他のお店との比較で高い!と言う人も理解できるけど、その大きさだけで物申してしまうお客さんの発想、軽々しさに、私もちょっと驚いた。まぁさ、そのお客さん、大きいつづらと小さなつづら、どっちを選ぶかと言ったら迷わず…なんだろうな…。物の値段ってむずかしいね。この子犬の話ひとつだって、そんじゃ○万円で売ってたら買うか?と言われれば、私ならあまりの安すぎる値段に、「どっか病気でも持ってるんじゃ?」なんて勘ぐって、むしろ買わないかも。けれど、高いけりゃ高いほどいい、ってわけでもなく、市場相場などからそれでも適正と思えるような値段がやっぱり安心。ただ、子犬の価格もけっこう時価みたいなところがあって、犬種や血統書の有無、人気や買い手が見つかるまでの手間ひまのかけ方でも値段がエラく違ってくる。少し前に世間をにぎわせたあの事件のおかげで、今チワワの人気がガックリ下がってしまったそうな。クーちゃんをはじめチワワ一族には何の責任もないところでの下落とはいえ、ある面仕方ないことかもしれないなぁ。商売上、利益を求めるのは当然。まぁ中には利益度外視、あえて原価割れまで値を落としての商品もあるけれど、あくまでも先を見越しての対策。やはり突き詰めれば、モノの価格って最終的には利益を求めるために付けられるものだね。で、その中で買ったお客さんに「これは安い!」(言い換えればこれは得した!)と思わせるところが、お店の腕の見せどころだったり、魅力あふれる商品ってことになるだろう。身近な例で言えば、チャフィーさんのお店。美味くて満腹食べられて、それであの値段っての、絶対安いと思う。また、愛羅さんのお店。思いっきりボディケアできて、しかも様々な目からウロコの落ちまくりなケアの知識も得られながらあの値段、ってのも然り。お二人のお店、きっと同じような感想を持つお客さんって多いのではないだろうか?(それだけ、おふたりとも商品の値段を決めるのに気を配ってるんだろうなぁ)日本の車が売れるのも、実はそんなところにある。今のF1レースを見ていても顕著だけど、参戦している日本のチームのマシンって、ここ一発の加速や最高速、力強さでは他チームに負けるけど、壊れないでしょ?(今年のレースではチト当てはまらないけど)そう、国産車って、壊れない、造りもしっかりしてる、アフターケアも過保護すぎるほど(失言!)充実、それなりに加速もいい、で、不必要なまでにいろいろな装備がついてくる(失言その2!)…で、あの値段となれば、よほどこだわりのない人なら“買い”ってことになるもんなぁ。もしかして日本の自動車メーカーが勉強してきたのは、車の性能うんぬん以上に「お得感」をいかにもたせるか?といったところではないか?“そりゃ余計なお世話だろう”的装備や“○○風”(いわゆる“なんちゃって”)の内装など、未だに多いもんなぁ。なに、本皮風って?木目調のハンドルだって、実際木じゃないし…(あぁ、失言その3,4,5…)そんな中で、最近高いなぁと思うのが、本の値段と映画館。今書店に行けば、文庫本ですら七百円、八百円はあたりまえ。ノベルズと変わんないんでやんの。単行本に至っては二千円近くもするヤツがごろごろ。高い。高すぎる!で、内容がそれに伴えばまだしも、あぁ…。映画館の入場料だってそうだ。大人ひとり千八百円っての、やっぱり高いと思う。で、それ以上に疑問なのが、「○○サービスデー」なる、1ヶ月に何度となく有る、特別料金システム。毎月1日は千円?毎週○曜日(何曜日か忘れた)は千三百円?50歳以上のカップルだったら千円?…なんなんだ、この料金。これじゃどれにも該当しない人がアホらしくなるばっかりじゃん。それに、50歳以上の人が観たくなるような映画なんて、ほとんどやってないじゃん。ビデオで300円も出せば半年前に上映されたばかりの新作映画が家庭で観られる今、もう少し見直してほしいものだ…。映画も本も、どっちも大好きなだけに、強く、強く希望するなり!(って、オチはそれかい)
2006.07.03
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前回に引き続き、レインボーマンのこと。レインボーマンの敵、死ね死ね団。あの、人をおちょくったとしか思えないマスクの戦闘員と、ヒゲとサングラス、そしてパイプがダンディな生身のボス・ミスターKが、ショッカーとは別なベクトルの怖さをもつ。怪人も、文字通り怪しい人たちばっかりだし。で、そんな彼らを如実に表しているのが、言わずと知れた悪の名曲「死ね死ね団のテーマ」だな。私は一時期、狂ったようにこの歌を聴きまくったことがあった。だってスゲェんだもん。日本を敵対視する諸外国はこの歌を国家にするよろし。『黄色いブタ(猿)めをやっつけろ カネで心を汚してしまえ 日本人は邪魔っけだ世界の地図から消しちまえ 夢も希望も奪ってしまえ 地球の外に放り出せ』…って、もうそのまんま。せっかくイントロでクライムチックな雰囲気を出してるのに、ボーカルの出番がきたとたん♪死ね死ね死ね…♪のオンパレード。で、詞らしきものが出てきたと思ったら上記の言葉。さらに、後半の部分ではボーカルと演奏のテンポがちょっとズレるし…。この異様なテンションのボーカルを務めたキャッツアイズとヤングフレッシュは、どんな気分でテイクを重ねたんだろう?もしも心がエアポケットに落ち込んだときにこれを聴くと洗脳されること間違いなし、ってほど徹底してる反日感情。あくまでも死ね死ね団って日本を滅ぼすだけのために結成された組織なんだなぁ。実際、劇中で彼らがとった日本壊滅作戦の数々は、他に例を見ないほどリアルでしかも確実なものばかりだ。日本人の、いや人間の弱いところを見事なほど的確に突いてる。とあるダムに毒薬を流しただけで世界征服できると思い込んでる、どこかの世界的規模な悪の秘密結社とは大違いだ。そしてもう1曲、「あいつの名前はレインボーマン」という、これまた死ね死ね団の視点で歌われた佳作曲もあるが、きっとミスターKが“あいつ”の登場以降、死ね死ね団・文化部につくらせたものだな。♪あいつの名前は~レインボーマン 愛の戦士のレインボーマン♪敵をも美化して歌うその度量の大きさに感服仕る。それに対し、レインボーマンことヤマトタケシが自分の心情を赤裸々に歌い上げているのが、その名もズバリ「ヤマトタケシの歌」だ。いや、タケシくん、選ばれし者の孤独と「ふつうの男の子に戻りたい!」宣言したくなるその気持ちは理解できる。だけど、それ言っちゃイカンだろう?的な(とどめは♪わかってほしいこの気持ち~♪…切ないねぇ)、なんというか、まぁリアルって言えばリアルには違いないが、ヒーローソングにあるまじき意気地の無さだ。ちったぁ「みなしごのバラード」を見習えっての。若い頃の水島裕のパンチあるボーカルが、逆にいっそう悲しく響くぜ。後年、タケシくんが中年になってからの歌「ヤマトタケシの歌2」なんてものがもしあったとしたら、きっと「昭和枯れすすき」並みの、涙なくして聴けない超絶演歌になってるだろうなぁ。♪インドの山奥でんでんかたつむり…♪ブルーコメッツの♪森とんかつ 泉ニンニク♪同様、どこから広まったかは知らないけれど誰もがみんな知っている替え歌(?)としても有名な主題歌。皮肉抜きにこっちではタケシくん(いや、この場合はレインボーマンか)、立派なこと述べている。「人間誰でもみな同じ」「たとえこの身がどうなろうと 愛と正義の命ずるままに…」妹の足の障害を治療するその費用を稼ぐため、プロレスラーになろうとインドまではるばるやってきた“下町の黒豹”ことヤマトタケシくんが師匠ダイバダッタの下で修行して、ついには彼の魂を体に宿しレインボーマンとして目覚め、人類愛と正義に殉じようとした、大いなる決意表明の歌、言い換えればヒーローソングとしてたいへん王道的な詞であることに異論はない。だけど…。あのレインボーマンの露出した瞳。その瞳の奥では、「僕だって遊びたい!」と思っていたんだなぁ。死ね死ね団の恐ろしい作戦や、差し向けられた怪しい刺客と戦い、日本の平和と人々の安全、愛情を、身を挺して守ろうとひとり奮闘したその彼の心の中では、己に課せられた重すぎる使命に「僕だってただの人間なんだ!」と声なき叫びをあげていたんだね。うむ、「レインボーマンの歌」と「ヤマトタケシの歌」は、“人間”というものをこの二曲の中に表した、すばらしくもシビアなものだったのだなぁ。陰と陽。裏と表。公と私。深い。深すぎる!で、そうかと思えば片や♪死ね死ね…死んじまえ~♪だもんな。原作者でありすべての曲を作詞した川内康範さん、やっぱりあなたはスゴイ人だ…。ここまで書いて、ふいに気がついた。レインボーマンがその瞳を覆面の間から出しているのは、彼が“人間”だからなんだなぁ。
2006.07.01
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