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秋山を彩る紅葉の美しさは格別である。しかし、すっかり落葉したあとの林には陽が差し込んで明るいし今まで葉っぱで見えなかった景色が見られていいもんだ!そんな晩秋の気分を味わおうと久しぶりに山ヒルのいなくなった篠井山へ山サイしてきた。道の駅とみざわから登山口に向かう途中で目指す篠井山を仰ぐ。10時に奥山登山口をスタート。風はなかったが空気がキーンと冷たかった!巨岩を滑る沢音を聞きながら明源の滝までやってきた。紫色の実が美しいムラサキシキブ(クマツヅラ科)が目をひく。ここは私の好きな1回目の休憩ポイントだ!秋の深まりと共に落ち葉に射す日影も長くなってきたようだ~渡り場の頭を過ぎ、つづら折の登りが続く。MTBでの下りが楽しいところだ。11時50分、篠井山(1394m)山頂着。今日は空気が澄んで遠くまで見渡せた。山頂には、5~6人のハイカーさんが休憩中。話したら袖師小学校の同級生仲間で昭和17年生まれだという。。小学校からの付き合いが今も山を通して続いていることが羨ましかった。山頂から北岳を遠望する。赤石岳軽めのランチタイムの後、ダウンヒル開始!寒さで手がかじかんでくるので時々止まっては息をふきかけ暖めながら走り下る。先に下った先客の皆さんを途中で追い越して登山口にゴールした。いまグリーンロッジ周辺の紅葉が美しい!奥山温泉で冷えた体を温めて癒す。この日帰り温泉はいつも空いているのでゆったり気分で浸かれるのがいい!こんなところにも中部横断自動車道の工事が着々と進んでいた。夜は、「南アルプス高山植物保護ボランティアネットワーク」の忘年会に参加。紺屋町の「酒菜の隠れ家 月あかり」で気心の知れた仲間同士の宴会は大いに盛り上がり二次会まで付き合ったがさすが三次会までは体力が持たなかった。
Nov 29, 2013
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今日は、箱根外輪山のロングトレイル!金時山から明神ケ岳、明星ケ岳までを歩く予定だ。空は雲ひとつない快晴!紅葉真っ盛りの国道139号を走り抜けて宮城野の明星ケ岳登山口に回収車をデポ、金時神社からスタートした。気温は4℃。寒いが皆元気だ!今日のメンバーは、女房とO野さん、T浪クンと私の4名である。駐車場から溢れたクルマが路肩にズラッと並ぶ金時神社登山口を出発。今、この辺の紅葉が盛りだった!高度を上げるにつれ箱庭のような仙石原が眼下に見えてくる。遠く芦ノ湖が青く光る。ちょうど1時間で金時山(1213m)に到着。景色も凄いが人出も凄かった!矢倉沢峠からの登りは笹のトンネルのなか、途切れた場所から金時山を振り返った。真ん中に富士山の頭がちょこんと覗く。山道は所々で霜柱が融けハイカーに踏まれぬかるみになっていた。この稜線はMTB向きで何度か来ているがこんな状態での山サイはハネがあがるしMTBは重くなるしで最悪である。火打石岳の山腹を巻く。やっぱり自然林はいいなあ!今日は、どこを歩いてもリンドウが多く見られた。丹沢山塊が連なる。楽しい気分の稜線漫歩青空をヒコーキ雲が幾筋も流れている!広い明星ケ岳(1169m)の山頂も大勢のハイカーで賑わっていた。西面の眺望が得られる。箱根の最高峰、神山と左隣に駒ヶ岳。大涌谷から白い噴煙が上がっている。明神ケ岳からの富士山は手前に特徴的な山容の金時山が重なる。あそこからよくぞ歩いてきたもんだ~宮城野への分岐の先が明星ケ岳(924m)の山頂。展望はまったくない。旧盆に大文字焼の行なわれる斜面を右に見ながら宮城野へ下る。紅葉が良かった!宮城野の明星ケ岳登山口へ出る。下山後は、御殿場市温泉会館で暖まって帰路に着いた。
Nov 24, 2013
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もう、紅葉も終わっているだろうと思いつつ、女房を誘ってワサビ沢~ワサビ沢の頭~バラの段~安倍峠を一回り!前日の雲取山の賑やかさと打って変わって人ひとり会わない静かな山歩きが楽しめた。安倍川支流・サカサ川のさらに支流のワサビ沢は林道梅ヶ島豊岡線から下降して入渓する。サカサ川とワサビ沢の合流点。以前架かっていた丸木橋は台風で流失していた。苔むした岩を流れる清流が美しい!かっての面影を残すワサビ田跡やっと沢に陽が射してきた!暖かい日差しがうれしいなぁ~すっかり葉を落とした林はどこまでも明るく心癒される空間だ!今日は、沢の源頭からまっすぐ伸びる直接尾根を見送って左方向の空沢に入る。上部には、親切なフィックスロープが張られていた。低い笹原に立つシロヤシオはすでに落葉。ここで安倍東山稜の稜線に出た。今日は、冬景色の富士山が神々しい!ワサビ沢の頭でたまにはと言って撮った珍しい夫婦の写真だったが、さて女房はいったいどこを見てるのだ~?ダケカンバの先は七面山方向。時折湧くガスが視界をさえぎった。白峰南峰の笊ケ岳と布引山を遠望。バラの段を目指す。その背後には八紘峰が見えていた。光がスポット的に当たる紅葉の山腹オオイタヤメイゲツの古木が立つ安倍峠でワンショット!サカサ川の源流沿いを歩いて間もなく林道梅ヶ島豊岡線に出る。林道沿いに見たこの種子はさてなんだろう?スタートした地点に戻る。紅葉前線はぐっと下がり今は、車道沿いの紅葉がいちばん美しい!下山後、いつもならお決まりの温泉だが今日はほとんど汗もかかなかったので「経費節減」かわりに梅ヶ島温泉の最奥にある「湯元館」で好物の田舎こんにゃくとわさび漬けを買って家路に着いた。
Nov 17, 2013
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今日は奥多摩・雲取山への山サイ。午前2時に静岡市を出た。予定では、三条の湯から山頂を経由して奥多摩駅まで石尾根を走破するつもりだったが、ちょっとしたトラブルが発生してコースを変更した。雲取山は22年前に初めてMTBで走った。一時期は憑りつかれて足しげく通ったものである。今日の仲間は富士宮に住む旧友のK岱さん、ここしばらく会ってなかったのでこれもまた楽しみのひとつだった!早朝の奥多摩湖の湖面に立つ川霧、留浦(とずら)の太子堂付近から~峰集落のはずれのゲート前でMTBを降ろした。赤指尾根の中腹は、カラマツの黄葉がたいへん美しい!千本ツツジで主稜線に出る。いかにも晩秋を思わせる景色だ~ニホンジカの忌避植物、マルバダケブキの種子が多く目立つ!七ツ石山(1757m)山頂で二人ジイジーライダーの記念写真。右は古くからの友、相変わらずタフネスを誇るK岱さん。ブナ坂を下る!今日のコースのなかでは最も難しいセクションだった!彼は、老いと共に衰えるどころかそのテクニックは進化していた!七ツ石山を振り返る。羊の護衛犬グレイトピレニアンマウンテンドッグを2頭従えた女性ハイカーが見える。この日はラブラドルレトリバーやなんと子牛ほどもある超大型のグレイトデンを引き連れたハイカーがいたり、、どうも犬連れ山行が流行っているらしい?1820mのピークから再び七ツ石山を振り返る。ヘリポート、奥多摩小屋を過ぎれば目指す山頂は近い!木陰には数日前の雪が残っていた。登山口から押しと担ぎで4時間50分かかって東京都の最高峰、雲取山(2017m)に到着。かって中高年が独占していた山頂も今は山ガール、山ボーイなど若者も多く賑わっている。山頂の避難小屋も変わっていない!水代わりの缶ビールをいっきに飲み干す!これぞ至福の瞬間というものだ!小休止のあとは、ハイカーがいないことを確認してダウンヒル開始。赤指尾根の下り始めが中級レベルで面白かった。帰りは、往きとコースを変え、赤指山(1332m)を越えて林道終点に降りた後ゲートに戻った。林道沿いの紅葉のなかゲートまでいっきに走り下った!下山後は、丹波山温泉「のめこいの湯」でいい湯に浸かって疲れを癒し、館内の食事処で空腹を満たして帰途に着いた。峰ゲート7:25ー10:05千本ツツジー10:35七ツ石山ー12:15雲取山13:10ー14:10七ツ石山ー14:30千本ツツジー15:00赤指山ー15:40峰ゲート
Nov 16, 2013
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貴重な日曜日、午後から雨の予報なので降り出す前にひとっ走りと近場の満観峰へ向かう。雨が来ないことを祈りつつ道の駅宇津ノ谷峠でMTBを下ろした。道端に目立つクサギ(クマツヅラ科)の実 蔦の細道から山頂~朝鮮岩~丸子(二軒屋)を回るつもりだったが峠についたと同時に早くも雨が降り出した。満観峰をあきらめ、以前来たとき気になっていた西方向への尾根を辿ってみた。薮っぽいながらもかすかについた細い山道を、担ぎで登り下りした2つ目の小広いピークに飯間山への登路を示す標識を見た。もう少し行ってみようとシダの繁る檜林を快適に走行すると、、頭上に送電線が通るその先にあったのは宇津ノ谷トンネルの送風機。たぶんこの下にトンネルが通っているのだろう。雨脚が強くなってきたのでここまでとして峠へ戻った。岡部側への下りは木和田川沿いのよく整備された公園になっている。国道1号線に出てすぐ宇津ノ谷トンネルのなかをMTBを引いてスタートした道の駅に向かう。クルマがバンバン行き交うなか、その音も去ることながら50cmほどの狭い歩道をMTBを引いて歩くのは、クルマの風圧につい引き込まれそうで恐怖を感じた。里山を探索しながらの山サイも面白い!地図読みの練習にもなりそうだし次回は飯間山へ行って見よう~
Nov 10, 2013
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息子たち夫婦と一緒に山梨県北杜市の日向山へ行ってきた。7月、鞍掛山に行く際に通過して以来の日向山だ。朝7時30分に自宅を出発。2時間少々で道の駅はくしゅうに到着。予期したとはいえ矢立石登山口のかなり手前から路肩に駐車のクルマが多い。とりあえず登山口まで走ってみたが奥にある林道ゲートまで超満車。あの狭い林道で戻ってくるクルマと登ってクルマが鉢合わせ状態でどうにもならない。なんとか駐車スペースを確保して出発したが3連休の中日、紅葉を求めて来たクルマは50台以上は入っていたようだ。初めて日向山を訪れたのは当時入会していた山の会の山行で35年まえの11月だった。四季折々なんど行ってもいい山だが、ちょうど登山ブームに乗ったこともあるのだろうがこれほどの混みようは初めてのことで驚いた!10時50分に矢立石登山口をスタート。このあたり広葉樹が多く紅葉もいま真っ盛りといったところか!登山道はよく整備されて歩きやすい。樹間からのぞく富士山。うっすらと新雪が載っている~鳳凰三山・地蔵岳のオベリスクが凛と立つカラマツ林に入れば山頂は近い~アメダス自動雨量計、三角点を過ぎ12時30分に日向山1659m(雁ケ原)に着いた。遠く八ヶ岳の中腹がよく紅葉している。甲斐駒ヶ岳の勇姿をバックにハイ・ポーズ!花崗岩が風化してできた山頂部から紅葉の目立つ雨乞岳を見る。去年の秋、MTBを担いで平久保池から北東尾根を登り、山頂から石尊神社までをトレイルライドしたときのすばらしい紅葉が印象深い。風もなくついまどろんでしまう暖かさでのランチタイム後、下山にかかる。錦滝への下りは、甲斐駒ヶ岳を正面に見ながらザレ場下りから始まった。沢沿いの樹林帯も美しく紅葉している。所々で出てくる急坂を慎重に下り、鉄製の赤いハシゴを降りればじきに錦滝に着く。水量はやや少ない。尾白川林道をのんびり歩く~黒戸尾根もよく色づいて秋深しを思わせた。15時50分、登山口に戻る。下山後は、市川三郷町の「つむぎの湯」に入湯、帰路についた。
Nov 3, 2013
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