全3件 (3件中 1-3件目)
1

“D'abord Dis-Moi Ton Nom (名前を教えて)” by Chantal Goya 1964 9月13日、ゴダールが亡くなりました。享年91。 僕らには懐かしくて涙の出そうな名前の人たちがどんどん亡くなって行く。仕方のない現実ですが、ゴダールの最期は自殺幇助という若干衝撃的なものでした。ご冥福をお祈りします。 ゴダール関連の手持ちの音源では、シャンタル・ゴヤのベスト盤 (Les Années 60) の中に、1966年のゴダール作品『男性・女性』のサントラ盤の6曲が全部収録されているので、ラジオではこの中から4曲選んでかけました。タイトル曲『男性・女性 (Laisse-Moi)』は以前に放送したこともあるので、敢えて今回はそのほかの5曲の中から選びました (曲目については下記のオンエア曲を参照)。サントラ盤といっても、ここに入っている6曲は全てEP盤ですでに出ている中からの抜粋で、これ自体が当時のシャンタル・ゴヤ・ベストのような感じでしょうか。 この中で一番気に入っているのは『名前を教えて (D'abord Dis-Moi Ton Nom)』なんですが、これは’64年のデビューEP盤収録曲です。この時すでにシャンタル・ゴヤ、22歳。絶対10代だと思っていた。 また、9月24日はサガンの命日でした。「悲しみよこんにちは」のフランソワーズ・サガンですよ。2004.9.24没,享年69ですから、まだ若かったんですね。 「悲しみよこんにちは」は、1954年の小説も’58年の映画も相当流行ったので、まだ幼かった僕らでもその存在は誰もが知っていました。ジーン・セバーグのセシル・カットなんて、今となってはどうってことないですけど、50年代にはなかなか勇気が要ったでしょう。’65年にミニスカートを穿くような感じかしらね。 シャンタル・ゴヤの歌でも聴きながら、古き良き時代に想いを馳せるとしましょうか。画像は'66年の『男性・女性』ですよ。↓ “D'abord Dis-Moi Ton Nom (名前を教えて)” by Chantal Goya 1964 ********** ついにバナナの花が咲きました (28日撮影)。 ********** 9月24日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Tossing and Turning (The Ivy League) 2. Ce soir on danse 3. 名前を教えて (以上、シャンタル・ゴヤ) 4. Ecoute le temps (ブリジット・バルドー) 5. 悲しみよこんにちは (ジュリエット・グレコ) 6. June Is As Cold As December (The Everly Brothers) 7. 大人になりたい (コニー・フランシス) 8. Do You Wanna Dance (ママズ・アンド・パパス) 9. Kingston Town (Lord Creator) 10. 乙女の願い 11. やさしくネ (以上、シャンタル・ゴヤ) リクエスト曲は、6.酋長Kobaさん。7.みんみんさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲です。先日(9/13)亡くなったゴダール氏の追悼で、彼の監督した「男性・女性」のサントラから、シャンタル・ゴヤの歌を4曲(2.&3.と10.&11.)と、2.のオリジナル1.と「男性・女性」に出ていたブリジット・バルドーの4.をお届けしました。また5.は、この日がフランソワーズ・サガンの命日(2004.9.24没,享年69)で。8.は「今月の歌 踊ろよベイビー」。9.は前週にかけたUB40のオリジナル。 以上です。次回もよろしく。
2022.09.30
コメント(0)

“Kingston Town” by UB40 1989 (Original; by Lord Creator 1970) 10月10日 (土) はちょうど十五夜で、これに合わせてラジオは「月の歌特集」をやろうと張り切っていたのですが、直前に特番が入り、このタイムリーな企画は17日に持ち越しになってしまいました。一週間後、月は半月になってしまうし、無理にずらす意味はあるのかと思いながら、ほかに名案も浮かばず、結局は「ちょっと間抜けな半月の日の月の歌特集」をやってしまいました。 やっておきながら今更言っても仕方ないけれど、まだなんとなくスッキリしない感じが残ってしまっています。 振り返ってみると、今まで随分「月の歌」は取り上げてきて、それなりに特集もしましたが、タイトルに “moon” や “moonlight” が使われていなくても、歌詞の中で大切な役割を果たしていたり、物語の名脇役になっているような歌がいくつもあるので、ちょっと集めてみたくなりました。 今回は下記のオンエア曲(8.~11.)の4曲を選びましたが、選んでみたらどれもお馴染みの曲ばかり。僕の番組でしょっちゅうかけている曲になってしまいました (因みに7.の「今月の歌 Do You Wanna Dance」もこの範疇に入るので、正確には5曲でしたね)。 では、それぞれの歌の “moon” の部分を抜粋してみましょう。 7.は二番の “♪ Do you wanna dance under the moonlight...” 8.は冒頭の “♪ The night seems to fade but the moonlight lingers on...” 9.も冒頭の “♪ Till the moon deserts the sky...” 10.は最後の “♪ ...I’ll be looking at the moon but I’ll be seeing you” 11.は二行目の “♪ And the moon is the only light we’ll see…” と、書いてはみたものの、これじゃあわかりませんわな。また、機会があったらそれぞれじっくり取り上げて歌詞を一緒に読みましょうかね。 で、今回も UB40 の “Kingston Town” の時に、Honeydrippers の時と同様、思わず「来週はオリジナルを」と言ってしまった。やっぱり言ってしまったからには、かけないわけにはいきませんよね。はい、わかりました。では、そういうことで。 “Kingston Town” by UB40 1989 “Kingston Town” by Lord Creator 1970 ↓UB40がカヴァーしたおかげで Torojan が素晴らしいコンピを出してくれた。 ********** 9月17日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Moonlight Swim (エルビス・プレスリー) 2. Carolina Moon (コニー・フランシス) 3. Half Moon (Janis Joplin) 4. 月光値千金 (ナット・キング・コール) 5. Allegheny Moon (Patti Page) 6. The Moon Is Mine (Fairground Attraction) 7. Do You Wanna Dance (Bobby Freeman) 8. Kingston Town (UB40) 9. Till (The Angels) 10. I’ll Be Seeing You (The Crescendos) 11. Stand by Me (John Lennon) リクエスト曲は、4.酋長Kobaさん。5.座波ソーメンさん。6.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲ですが、リクエスト曲も含めて全曲「月 (moon) の歌」をお届けしました。 本来ならば9月10日の十五夜に合わせて放送予定でしたが、特番のため放送がお休みになり、一週間後の半月の日になってしまいました。ちょいと間が抜けた感じになりましたけど、お許しを。 1.~3.はタイトルに Moon の入った曲。7.は「今月の歌 踊ろよベイビー」のオリジナル。8.~11.は “moon” が歌詞の中で重要な役割を果たしている歌。 以上、次回もよろしく。
2022.09.23
コメント(0)

“Help Me Rhonda” by The Beach Boys 1965 ニューヨークとの時差に半ば諦めていた全米オープンのいくつかの試合ですが、ナイトセッションのおかげで、昨日と今日連続で4回戦の好カードを2試合見ることができました。 男子シングルス、キリオス対メドベージェフとチリッチ対アルカラス。 結果はご承知の通り、キリオスとアルカラスの勝利でしたが、どちらも実に見ていて面白い試合で、しかも今回応援している二人が揃って勝ったので、明日からの準々決勝が楽しみです。 できることなら、キリオス対アルカラスの決勝を見てみたいと思うのですが、こればかりはねぇ。 女子では勝ち残ったベスト8の中でいうと、ガウフに期待したいです。 それにしても、ナイトセッションってすごい。今日なんかは現地時間で夜中の2時過ぎまでですよ。試合をする選手も大変だけど、結構たくさんの人が最後まで残って観戦しているっていうのもニューヨークならではですかね。 ********** 9月3日はビーチ・ボーイズのアル・ジャーディンの誕生日でした。ついに80歳の大台に乗りました。このまま何年も生きてもらいたいですね。 高校生の時にNHKテレビのアンディ・ウィリアムズ・ショーで見たビーチ・ボーイズの『ヘルプ・ミー・ロンダ』がかっこよくて忘れられないなぁ。もしかするとこんな時代だから YouTube にアップされてたりするのかしらと思って覗いてみたら、なんと!・・・ありました。 ↓これこれ。リードヴォーカルは、アル・ジャーディンですよ。 “Help Me Rhonda” by The Beach Boys 1965 ミュージック・ライフ 1965年11月号より (高校時代に買ったやつ。よくぞとっておいてくださった、母上に感謝)↓ アルの誕生日に合わせて、ラジオでは「丸ごとビーチ・ボーイズ特集」を敢行。 といっても、実はこの企画、スペイン在住のイギリス人の友人が、ブライアン・ウィルソン特集をラジオでやらないかと持ちかけてくれたのがきっかけだったんです。実のところ僕はソロ活動に入ってからのブライアン・ウィルソンの音源を持ち合わせていなくて、ビーチ・ボーイズ特集でも良いかと打診して、了解を得たという経緯があったんですわ。 おかげさまで、偶然アル・ジャーディンの誕生日とも重なった9月3日に特集ができました。感謝。 しかし、7月の頭にやったビートルズの時にも感じたんですが、選曲が難しい。とにかく数多ある中から少数精鋭で曲選びをするのは大変なので、とりあえずリクエスト曲があるのは実に助かりますね。次に、今回はアル・ジャーディンの誕生日に当たったので、彼のリード・ヴォーカルの曲をかける。 こんな感じで残り時間を埋めるように選んで、結果12曲をかけることができました。 以下は、9月3日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。当然ですが、全曲ビーチ・ボーイズです。( [ ] 内は邦題)1. Help Me Rhonda 2. Then I Kissed Her [あの娘にキッス] 3. Cotton Fields 4. Cindy, Oh Cindy 5. Kiss Me Baby 6. The Surfer Moon 7. Darlin’ 8. Farmer’s Daughter 9. Sloop John B. 10. Do You Wanna Dance [踊ろよベイビー] 11. Hushabye 12. Summer Means New Love [恋の夏] リクエスト曲は、5.元字糸満のシンディさん。6.尻焼原人さん。7.座波ソーメンさん。8.酋長Kobaさん。9.Steveくん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲。1.~3.はアル・ジャーディンがリードヴォーカルの曲。4.は後に 2 in 1 の CD化されたアルバム “Surfin’ Safari/Surfin’ USA”に収められた未発表曲('62録音)。10.は「今月の歌」。11.コーラス・グループとしてのビーチ・ボーイズの真骨頂はこれ。12.は当番組の後テーマに使っていた大好きなインストルメンタル曲。フルコーラス流したかったのですが、なんと、ぴったり時間内に収まったのです。 では、次回もよろしく。
2022.09.07
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1
![]()

